JP7193996B2 - タイヤ加硫金型および空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

タイヤ加硫金型および空気入りタイヤの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、タイヤ加硫金型およびこのタイヤ加硫金型を使用したタイヤ製造方法に関する。
タイヤ加硫金型には、加硫成型時に成型面とタイヤ表面との間に介在する空気を抜くためのベントホールが設けられている。ベントホールは、タイヤ加硫金型のタイヤ表面を形成する成型面と、タイヤ加硫金型の反成型面側とを連通させている。これにより、加硫成型時に成型面とタイヤ表面との間に介在する空気がベントホールにより排出される。
ベントホールを有するタイヤ加硫金型でタイヤを加硫すると、ベントホールにゴムが流れ込み、タイヤ表面にはベントスピューが形成される。ベントスピューは、加硫成型後にタイヤ加硫金型を開くときにベントスピューが切れて(破断して)、ベントホールにベントスピューが残留する場合がある。この場合、ベントホールが詰まり、次のタイヤを加硫成型する際にゴム流れ不良が発生し得る。一方、ベントスピューが切れることにより、残留したベントスピューがタイヤ加硫金型内に落ちる場合がある。この場合、次に加硫成型されたタイヤ表面に、残留したベントスピューが付着して製造不良となり得る。
これに対して、特許文献1には、型開きの際にベントホールからベントスピューが抜け出しやすい形状となるベントホール形状を有する空気入りタイヤおよび空気入りタイヤ用の加硫金型が開示されている。具体的には、特許文献1の空気入りタイヤ用の加硫金型で成型されるベントスピューは、該ベントスピューの直径が根元側から先端側に向けて漸減する形状を有している。
特開2004-98815号公報
しかしながら、特許文献1の空気入りタイヤおよび空気入りタイヤ用の加硫金型では、例えば、加硫金型の型開きの方向によっては、意図しない部位でのベントスピュー切れが発生する場合がある。すなわち、意図しない部位でのベントスピュー切れを抑制する観点で、改善の余地がある。
本発明は、ベントホールを備えたタイヤ加硫金型において、意図しない部位でのベントスピュー切れを抑制し得るタイヤ加硫金型および空気入りタイヤの製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、タイヤ表面を成型する成型面と、前記成型面と反成型面とを連通するベントホールを備えたタイヤ加硫金型であって、前記ベントホールは、前記タイヤ加硫金型の反成型面側に設けられた拡径部と、前記拡径部よりも成型面側に設けられるとともに前記拡径部よりも縮径された縮径部とを有し、前記ベントホールは、前記タイヤ加硫金型の成型面と反成型面とを連通する連通孔と、該連通孔に嵌挿される筒状部材とで形成され、前記拡径部は、前記連通孔における前記筒状部材よりも反成型面側の部位によって形成され、前記縮径部は、前記筒状部材の内側の円筒面で形成され、前記連通孔は、前記タイヤ加硫金型の成型面と反成型面との間で一定の径を有し、前記拡径部は、加硫成型後であって型開き前のタイヤにベントスピュー拡径部が形成されるように構成され、前記縮径部は、加硫成型後であって型開き前のタイヤにベントスピュー縮径部が形成されるように構成されている、タイヤ加硫金型を提供する。
本発明によれば、上記のタイヤ加硫金型のタイヤ加硫金型の縮径部と拡径部との境界の部位には、段部が形成される。タイヤ加硫金型で成型された後であって、型開き前のベントスピューには、成型面側のベントスピュー縮径部と反成型面側のベントスピュー拡径部とが形成される。型開きの際にタイヤ加硫金型は、成型面側から反成型面側に変位される。このとき、タイヤ加硫金型の段部によって、ベントスピュー拡径部をベントスピュー縮径部から積極的に引き切ることができる。さらに、タイヤ加硫金型の縮径部の拡径部に対する位置を適切に設定することで、段部を意図した位置に設けることができる。これにより、意図しない部位でのベントスピュー切れを抑制することができる。したがって、異物混入による製造不良を抑制することができる。また、ベントスピュー拡径部は、タイヤ加硫金型の縮径部よりも大きな径を有しているので、ベントスピュー拡径部が成型面内に落下することが防止される。
また、タイヤ加硫金型の成型面と反成型面とを連通する連通孔に筒状部材を嵌挿するだけの簡素な構造で、ベントホールを形成することができる。また、タイヤ加硫金型の拡径部を形成する連通孔と、タイヤ加硫金型の縮径部を形成する筒状部材との相対的な位置を容易に変更できるので、ベントスピューを引き切るための所定の位置を意図した位置に設けやすい。筒状部材を変更するだけで、ベントスピューの縮径部の形状変更が容易にできる。
好ましくは、前記ベントホールの縮径部には、該ベントホールによって形成されるベントスピューを引き切るための切断促進部が設けられている。
本構成によれば、ベントホールの切断促進部によって、ベントスピューをより積極的に引き切ることができる。
また、好ましくは、前記縮径部と前記拡径部との境界には、段部が形成され、前記切断促進部は、前記縮径部の円筒面と、前記段部とでなる角部で形成され、前記角部は、90度未満で形成されている。
本構成によれば、型抜きの際に、鋭角な角部がベントスピュー拡径部に食い込み、該ベントスピュー拡径部を引き切るための切れ刃のように機能する。これにより、ベントスピューを意図した部位で確実に引き切ることができる。
また、好ましくは、前記タイヤ加硫金型の前記反成型面側には、負圧源が接続されている。
本構成によれば、タイヤ加硫金型の反成型面側に接続された負圧源によって、ベントホールの拡径部に残留するベントスピューを回収することができる。これにより、タイヤ加硫金型に残留するベントスピューによるベントホールの詰まりを防止することができ、ゴム流れ不良および異物混入による製造不良を抑制できる。負圧源には、例えば、加硫時に使用する真空ポンプを用いてもよく、この場合、残留するベントスピューを回収するための負圧源を別途設ける必要がない。
また、好ましくは、前記拡径部は、前記成型面側の直径よりも前記反成型面側の直径が大きく形成されている。
本構成によれば、型開き後に拡径部に残留するベントスピューを反成型面側(タイヤ加硫金型の外側)から除去しやすいので、タイヤ加硫金型に残留するベントスピューによるベントホールの詰まりを抑制することができる。したがって、ゴム流れ不良を抑制できる。
また、好ましくは、前記拡径部は、前記縮径部に比して面粗度が粗く設定されている。
本構成によれば、タイヤ加硫金型の拡径部は、面粗度が粗く設定されているので、加硫時に流れ込むゴムの拡径部への張り付きを抑制できる。これにより、型開き後に拡径部に残留するベントスピューを反成型面側(タイヤ加硫金型の外側)から除去しやすいので、金型に残留するベントスピューによるベントホールの詰まりを抑制することができる。したがって、ゴム流れ不良を抑制できる。
また、好ましくは、前記タイヤ加硫金型の前記成型面には、タイヤ表面に複数のサイプを成型するための複数のサイプブレードが設けられ、前記拡径部の直径は、前記複数のサイプブレードのうち隣接するサイプブレード間の寸法よりも小さく形成されている。
本構成によれば、間隔の狭い隣接するサイプブレード間であっても、必要に応じてベントホールを設けることができる。
また、好ましくは、前記縮径部の直径は、2~3mmで形成されている。
本構成によれば、縮径部においてベントスピューの切れが生じない直径で形成されているので、意図しない縮径部でのベントスピュー切れを抑制できる。
また、好ましくは、前記成型面から前記縮径部の反成型面側の端部までの長さは、前記成型面から1~2mmに設定されている。
本構成によれば、成型後のタイヤ側に残るベントスピューの長さが、ベントスピューを除去する必要のない長さに設定されている。これにより、成型後のタイヤ側に残るベントスピューを除去するトリミング工程を省くことができる。
また、本発明の他の態様は、
上述のタイヤ加硫金型を用いてグリーンタイヤを加硫成型することによって、空気入りタイヤを製造する方法を提供する。
本発明によれば、加硫成型時における空気排出性を確保しつつ、この金型により製造される空気入りタイヤの型開きの際に意図しない部位でのベントスピュー切れを抑制し得る空気入りタイヤを製造することができる。
本発明に係るタイヤ加硫金型および空気入りタイヤの製造方法によれば、ベントホールを備えたタイヤ加硫金型により製造される空気入りタイヤの型開きの際に、意図しない部位でのベントスピュー切れを抑制し得る。
本発明の実施形態に係るタイヤ加硫金型の断面図。 図1のA矢視におけるタイヤ加硫金型の成型面の複数のサイプブレードとベントホールとの関係を示す要部拡大図。 図1におけるタイヤ加硫金型のベントホールの拡大断面図。 タイヤ加硫金型の加硫成型時の図3と同様のベントホールの断面図。 タイヤ加硫金型の型開き時の図3と同様のベントホールの断面図。 タイヤ加硫金型の第1変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。 タイヤ加硫金型の第2変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。 タイヤ加硫金型の第3変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。 タイヤ加硫金型の第4変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。 タイヤ加硫金型の第5変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。 タイヤ加硫金型の第6変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。 タイヤ加硫金型の第7変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。 タイヤ加硫金型の第8変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。 タイヤ加硫金型の第9変形例におけるベントホールの図3と同様の断面図。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は、本発明の実施形態に係るタイヤ加硫金型10の概略構成を示す断面図であり、タイヤ径方向の一方側(図1において右側)のみ示している。なお、図1には、タイヤ加硫金型10において加硫成型される空気入りタイヤ1が、仮想線(二点鎖線)で併せて示されている。空気入りタイヤ1は、グリーンタイヤをタイヤ軸線が上下方向に向くようにタイヤ加硫金型10にセットして加硫成型することによって製造される。
図1に示すように、タイヤ加硫金型10は、環状のセクターモールド11と、この内径側に位置する上下一対のサイドプレート12、13と、この更に内径側に位置する上下一対のビードリング14、15とを有し、これらの内側に空気入りタイヤ1が加硫成型されるキャビティ16が画定された、所謂セグメンテッドモールドとして構成されている。
セクターモールド11、サイドプレート12、13、およびビードリング14、15のキャビティ16を画定する内壁面はそれぞれ、空気入りタイヤ1のトレッド部2、サイドウォール部3およびビード部4をそれぞれ加硫成型する成型面17として構成されている。
タイヤ加硫金型10は、型締め時には、複数のセクターモールド11…11が、タイヤ周方向に連なって環状のトレッドリングを構成する。一方、型開き時には、ビードリング14、15とサイドプレート12、13とが上昇するとともに、各セクターモールド11が放射状に広がるようにしてタイヤ径方向で外側に変位する。
各セクターモールド11には、該セクターモールド11の成型面(セクターモールド11のキャビティ16側の面)11aと反成型面(セクターモールド11の外側の面)11bとを連通する複数のベントホール20…20が形成されている。
各ベントホール20は、成型面11a側に開口する成型面側開口部21と、反成型面11b側に開口する反成型面側開口部22とを有している。反成型面側開口部22は、負圧源としての真空ポンプ30に接続されている。例えば、セクターモールド11の反成型面11b側には図示しない負圧空間が形成されており、該負圧空間は負圧源に連通されて構成されている。
グリーンタイヤ1の加硫時に、タイヤ表面とセクターモールド11の成型面11aとの間に介在する空気が、ベントホール20…20を介して負圧空間に吸引されて排出されるようになっている。これにより、グリーンタイヤ1を加硫する際のエア溜まりの発生が抑制されている。
図2に示すように、セクターモールド11…11には、タイヤ表面に複数のサイプ(図示せず)を形成するための複数のサイプブレード18…18が設けられている。複数のサイプブレード18…18は、セクターモールド11の成型面11aからキャビティ16に向けて突設されている。サイプブレード18…18は、セクターモールド11を径方向に見てタイヤの周方向に所定の間隔を空けて並べて配置されている。複数のベントホール20…20は、隣接するサイプブレード18、18間に配置されている。ベントホール20の直径D(詳しくは、後述するベントホール拡径部の直径D)は、隣接するサイプブレード18、18間の寸法Sよりも小さく形成されている。
図3を用いて、各ベントホール20の形状について詳細を説明する。図3では、上下方向がタイヤ径方向であり、下方向が成型面11a側で、上方向が反成型面11b側である。これは、図4以降も同様である。
ベントホール20は、セクターモールド11の成型面11aと反成型面11bとを連通させる連通孔で形成されている。ベントホール20は、成型面側開口部21を備えた縮径部23と、反成型面側開口部22を備えた拡径部24とを有している。
縮径部23は、比較的直径の小さい円筒面で形成され、拡径部24は、縮径部23よりも直径の大きい円筒面で形成されている。縮径部23と拡径部24とは、縮径部23の軸心c1と拡径部24の軸心c2とを一致させて配置されている。縮径部23と拡径部24との境界となる部位には、段部25が形成されている。
縮径部23の直径dは、加硫後の型開きの際に、縮径部23に形成されるベントスピューが引き切られない所定の寸法、例えば、2~3mmで形成されている。拡径部24の直径Dは、隣接するサイプブレード18、18間の寸法Sよりも小さい、例えば4~6mmで形成されている(図2参照)。縮径部23の面粗度は、例えば、Ra0.6~0.8(0.6μm~0.8μm)で形成され、拡径部24の面粗度は、縮径部23の面粗度に比して粗く例えば、Ra2.0~3.0(2.0μm~3.0μm)で形成されている。
縮径部23のタイヤ径方向の長さl(成型面11aから縮径部23の反成型面側の端部23aまでの寸法)は、型開き後にベントスピューを除去する必要がない所定の寸法、例えば1~2mmで形成されている。本実施形態における縮径部23のタイヤ径方向の長さlは、成型面11aから段部25までの寸法と一致している。拡径部24のタイヤ径方向の長さは、セクターモールド11の成型面11aと反成型面11bとの寸法から縮径部23の長さlを除いた寸法となる。
上記説明したタイヤ加硫金型10によれば、図4に示すように、グリーンタイヤ1を加硫成型することによって、ベントホール20にゴム5が流れ込み、ベントスピュー50が形成される。ゴム5は、成型面側開口部21からベントホール20に流れ込み、縮径部23を通過し、拡径部24に至る。その結果、加硫後であって型開き前の状態のベントスピュー50は、縮径部23に対応する位置にベントスピュー縮径部51が形成され、拡径部24に対応する位置にベントスピュー拡径部52が形成される。
その後の型開きの際には、図5の矢印Bに示すように、セクターモールド11が反成型面11b側に変位する。このとき、ベントスピュー拡径部52は、段部25によって反成型面11b側に引っ張られ、ベントスピュー縮径部51は、成型面11a側に形成されたタイヤ表面Tに残る。これにより、ベントスピュー縮径部51とベントスピュー拡径部52は引き切られる。
型開き後のタイヤ表面Tには、ベントスピュー縮径部51のみが残り、拡径部24には、引き切られたベントスピュー拡径部52が残留する。残留したベントスピュー拡径部52は、セクターモールド11の反成型面11b側に接続された真空ポンプ30によって回収される(図1参照)。
本実施形態のタイヤ加硫金型10によれば、ベントホール20の段部25によって、ベントスピュー拡径部52をベントスピュー縮径部51から積極的に引き切ることができる。縮径部23の径は、ベントスピュー縮径部51が引き切られないような径で形成されているので、意図しない縮径部23でのベントスピュー切れを抑制できる。
また、型開き後のタイヤ表面Tに残るベントスピュー縮径部51の長さが、トリミングを不要とする長さになるように、セクターモールド11の縮径部23の長さlが設定されているので、ベントスピューのトリミング工程を省くことができる。
さらに、縮径部23の面粗度は、例えば、Ra0.6~0.8(0.6μm~0.8μm)で形成され、拡径部24の面粗度は、縮径部23の面粗度に比して粗く例えば、Ra2.0~3.0(2.0μm~3.0μm)で形成されているので、真空ポンプ30によって容易に回収される。その結果、ゴム流れ不良や異物混入による製造不良を抑制することができる。
図6は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型110(セクターモールド111)のベントホールの第1変形例を示す図である。図6に示すように、ベントホール120は、実施形態と同様に、成型面側開口部121を備えた縮径部123と、反成型面側開口部122を備えた拡径部124とを有している。縮径部123と拡径部124との境界の部位には、段部125が設けられている。
ベントホール120は、セクターモールド11の成型面111aと反成型面111bとを連通する連通孔124aと、連通孔124aに挿通される筒状部材123aとで形成されている。筒状部材123aは、成型面111a側の内端面123bが成型面111aと一致するように連通孔124aに圧入されている。
縮径部123は、筒状部材123aの内側の円筒面123cによって形成され、拡径部124は、連通孔124aにおける筒状部材123aよりも反成型面111b側の部位124bによって形成されている。段部125は、筒状部材123aの反成型面111b側の外端面123dによって形成されている。なお、縮径部123の直径d、拡径部124の直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面111aから縮径部123の外端面123dまでの寸法)は、実施形態と同様である。
第1変形例のタイヤ加硫金型110によれば、実施形態と同様の作用効果が得られる。さらに、連通孔124aに筒状部材123aを挿通するだけの簡素な構造で、ベントホール120を形成することができる。連通孔124aと筒状部材123aの相対的な位置を容易に変更できるので、ベントスピューを引き切るための所定の位置を意図した位置に設けやすい。筒状部材123aを変更するだけで、ベントスピューの縮径部の形状変更が容易にでき得る。また、筒状部材123aは、その外周面にねじ切りをすることによって、連通孔124aにねじ込まれていてもよい。
図7は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型210(セクターモールド211)のベントホールの第2変形例を示す図である。図7に示すように、ベントホール220は、成型面211a側に設けられた縮径部223と、反成型面211bに設けられた拡径部224とを有している。縮径部223と拡径部224との境界の部位には、段部225が設けられている。
ベントホール220は、セクターモールド211の成型面211aと反成型面211bとを連通する連通孔224aと、連通孔224aに挿通される筒状部材223aとで形成されている。筒状部材223aは、成型面211a側の内端面223bが成型面211aよりも反成型面211bに位置するように連通孔224aに圧入されている。
縮径部223は、筒状部材223aの内側の円筒面223cによって形成され、拡径部224は、連通孔224aにおける筒状部材223aよりも反成型面211b側の部位224bによって形成されている。段部225は、筒状部材223aの反成型面211b側の外端面223dによって形成されている。縮径部123の直径d、拡径部124の直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面211aから縮径部223の外端面223dまでの寸法)は、実施形態と同様である。
第2変形例のタイヤ加硫金型210によれば、実施形態および第1変形例と同様の作用効果が得られる。さらに、筒状部材223aの内端面223bは、成型面211aよりも反成型面211b側に配置されているので、ベントスピューは、縮径部223よりも成型面211a側に縮径部223よりも径の大きな部位を設けることができる。これにより、型開きの際に、ベントスピュー縮径部におけるベントスピュー切れが抑制される。すなわち、意図しない部位でのベントスピュー切れを抑制することができる。
図8は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型310(セクターモールド311)のベントホールの第3変形例を示す図である。図8に示すように、ベントホール320は、実施形態と同様に、成型面側開口部321を備えた縮径部323と、反成型面側開口部322を備えた拡径部324とを有している。縮径部323と拡径部324との境界の部位には、段部325が設けられ、段部325と縮径部323との間には切断促進部326が設けられている。
ベントホール320は、セクターモールド311の成型面311aと反成型面311bとを連通する連通孔324aと、連通孔324aに挿通される筒状部材323aとで形成されている。筒状部材323aは、成型面311a側の内端面323bが成型面311aと一致するように連通孔324aに圧入されている。筒状部材323aの反成型面311b側の部位には、筒状部材323aの内側の円筒面323cに連続する円錐面部323eが設けられている。円錐面部323eは、筒状部材323aの外端面323dよりも反成型面311b側に頂点を有している。筒状部材323aは、円錐面部323eと筒状部材323aの外端面323dとによって形成される角部323fが設けられている。
縮径部323は、筒状部材323aの内側の円筒面323cと円錐面部323eとによって形成され、拡径部324は、連通孔324aにおける筒状部材323aよりも反成型面311b側の部位324bによって形成されている。段部325は、筒状部材323aの反成型面311b側の外端面323dによって形成されている。切断促進部326は、角部323fによって形成されている。なお、縮径部323の円筒面323cの直径d、拡径部324の直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面311aから縮径部323の外端面323dまでの寸法)は、実施形態と同様である。
第3変形例のタイヤ加硫金型310によれば、実施形態および第1変形例と同様の作用効果が得られる。さらに、型開きの際に、切断促進部326によって、ベントスピュー拡径部52をベントスピュー縮径部51からより積極的に引き切ることができる。また、縮径部323の直径は、切断促進部326に向けて小さく形成されているので、ベントスピュー縮径部のベントスピュー拡径部との境界の部位を脆弱に形成することができる。その結果、型開きの際にベントスピュー拡径部を、ベントスピュー縮径部から切り離しやすくすることができる。
図9は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型410(セクターモールド411)のベントホールの第4変形例を示す図である。図9に示すように、ベントホール420は、実施形態と同様に、成型面側開口部421を備えた縮径部423と、反成型面側開口部422を備えた拡径部424とを有している。縮径部423と拡径部424との境界の部位には、段部425が設けられ、段部425と縮径部423との間には切断促進部426が設けられている。
ベントホール420は、セクターモールド411の成型面411aと反成型面411bとを連通する連通孔424aと、連通孔424aに挿通される筒状部材423aとで形成されている。筒状部材423aは、成型面411a側の内端面423bが成型面411aと一致するように連通孔424aに圧入されている。
筒状部材423aの反成型面411b側の外端面423dは、反成型面411b側に頂点を有する円錐面で形成されている。筒状部材423aの外端面423dは、内側の円筒面423c側が、外側の円筒面423g側の寸法よりも大きく形成されている。筒状部材423aには、内側の円筒面423cと外端面423dとによって形成される角部423fが設けられている。角部423fは、90度未満の鋭角で形成されている。
縮径部423は、筒状部材423aの内側の円筒面423cによって形成され、拡径部424は、連通孔424aにおける筒状部材423aよりも反成型面411b側の部位424bによって形成されている。段部425は、筒状部材423aの外端面423dによって形成されている。切断促進部426は、角部423fによって形成されている。なお、縮径部423の円筒面423cの直径d、拡径部424の直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面411aから縮径部423の外端面423dの角部423fまでの寸法)は、実施形態と同様である。
第4変形例のタイヤ加硫金型410によれば、実施形態および第1変形例と同様の作用効果が得られる。さらに、型開きの際に、縮径部423と拡径部424との間に設けられた切断促進部426がベントスピュー拡径部に食い込み、ベントスピュー拡径部を引き切るための切れ刃のように機能する。これにより、ベントスピュー拡径部52をベントスピュー縮径部51からより積極的に引き切ることができる。
図10は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型510(セクターモールド511)のベントホールの第5変形例を示す図である。図10に示すように、ベントホール520は、実施形態と同様に、成型面側開口部521を備えた縮径部523と、反成型面側開口部522を備えた拡径部524とを有している。縮径部523と拡径部524との境界の部位には、段部525が設けられ、段部525と縮径部523との間には切断促進部526が設けられている。
ベントホール520は、セクターモールド511の成型面511aと反成型面511bとを連通する連通孔524aと、連通孔524aに挿通される筒状部材523aとで形成されている。連通孔524aは、反成型面511b側の直径の大きな第1連通孔524Aと、成型面511a側で第1連通孔524Aよりも直径の小さい第2連通孔524Bとで形成されている。連通孔524aの中間部には、第1連通孔524Aと第2連通孔524Bとによって形成される段付き部524Cが設けられている。
筒状部材523aは、成型面511a側の内端面523bが成型面511aと一致するように第2連通孔524Bに圧入されている。筒状部材523aの反成型面511b側の外端部523dは、段付き部524Cよりも反成型面511b側に突出して配置されている。
縮径部523は、筒状部材523aの内側の円筒面523cによって形成され、拡径部524は、第1連通孔524Aによって形成され、段部525は、段付き部524Cによって形成されている。切断促進部526は、筒状部材523aの外端部523dと、外側の外側円筒面部523eとによって形成されている。なお、縮径部523の円筒面523cの直径d、拡径部524の直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面511aから縮径部523の外端部523dまでの寸法)は、実施形態と同様である。
第5変形例のタイヤ加硫金型510によれば、実施形態および第4変形例と同様の作用効果が得られる。
図11は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型610(セクターモールド611)のベントホールの第6変形例を示す図である。図11に示すように、ベントホール620は成型面611a側に設けられた縮径部623と、反成型面611b側開口部622を備えた拡径部624とを有している。縮径部623と拡径部624との境界の部位には、段部625が設けられている。
ベントホール620は、成型面611aと反成型面611bとを連通する連通孔620Aで形成されている。連通孔620Aは、反成型面611b側の第1連通孔620Bと成型面611a側の第2連通孔620Cと、第1連通孔620Bと第2連通孔620Cとの間に設けられた絞り部620Dとで形成されている。絞り部620Dは、第1連通孔620Bの円筒面に連続する成型面611a側に頂点を有する円錐面620bと、第2連通孔620Cの円筒面に連続する反成型面611b側に頂点を有する円錐面620cとの間に形成されている。
縮径部623は、絞り部620Dによって形成され、拡径部624は、第1連通孔620Bによって形成され、段部625は、円錐面620bによって形成されている。なお、縮径部623の直径d、拡径部624の代表的な直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面611aから縮径部623までの寸法)は、実施形態と同様である。
第6変形例のタイヤ加硫金型610によれば、実施形態と同様の作用効果が得られる。特に、縮径部623が、第1連通孔620Bおよび第2連通孔620Cの直径より小さいので、ベントスピュー50のベントスピュー縮径部51を他の部位に比べて脆弱に形成することができる。これにより、縮径部623においてベントスピュー拡径部52とベントスピュー縮径部51とを積極的に引き切ることができる。
図12は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型710(セクターモールド711)のベントホールの第7変形例を示す図である。図12に示すように、ベントホール720は、実施形態と同様に、成型面側開口部721を備えた縮径部723と、反成型面側開口部722を備えた拡径部724とを有している。拡径部724の縮径部723との境界の部位には、第1の段部725aと第2の段部725bとが設けられている。
第1の段部725aおよび第2の段部725bは、縮径部723の直径dと拡径部724の直径Dとの間の径を有し、成型面711a側から反成型面711b側に向けて径が大きくなるように形成されている。なお、縮径部723の直径d、拡径部724の直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面711aから縮径部723の反成型面711b側の端部723aまでの寸法)は、実施形態と同様である。
第7変形例のタイヤ加硫金型710によれば、実施形態と同様の作用効果が得られる。さらに、拡径部724の第1の段部725aと第2の段部725bとによって、成型面711a側から反成型面711b側に向けて直径が大きくなるように形成されている。これにより、拡径部724に残留するベントスピュー拡径部52の反成型面711b側からの回収を容易にすることができる。
図13は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型810(セクターモールド811)のベントホールの第8変形例を示す図である。図13に示すように、ベントホール820は、実施形態と同様に、成型面側開口部821を備えた縮径部823と、反成型面側開口部822を備えた拡径部824とを有している。拡径部824の縮径部823との境界の部位には、段部825が設けられている。
拡径部824は、成型面811a側から反成型面811b側に向けて径が大きくなるテーパー面で形成されている。なお、縮径部823の直径d、拡径部824の反成型面811bにおける直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面811aから縮径部823の反成型面811b側の端部823aまでの寸法)は、実施形態と同様である。
第8変形例のタイヤ加硫金型810によれば、実施形態および第7変形例と同様の作用効果が得られる。
図14は、本実施形態におけるタイヤ加硫金型910(セクターモールド911)のベントホールの第9変形例を示す図である。図14に示すように、ベントホール920は、実施形態と同様に、成型面側開口部921を備えた縮径部923と、反成型面側開口部922を備えた拡径部924とを有している。縮径部923と拡径部924との境界の部位には、段部925が設けられ、段部925と縮径部923との間には切断促進部926が設けられている。
ベントホール920は、セクターモールド911の成型面911aと反成型面911bとを連通する連通孔924aと、連通孔924aに挿通される筒状部材923aとで形成されている。筒状部材923aは、成型面911a側の内端面923bが成型面911aと一致するように連通孔924aに圧入されている。連通孔924aは、筒状部材923aが圧入された部位から反成型面911b側に向けて径が大きくなるテーパー面で形成されている。
筒状部材923aの反成型面911b側の外端面923dは、反成型面911b側に頂点を有する円錐面で形成されている。筒状部材923aの外端面923dは、内側の円筒面923c側が、外側の円筒面923g側よりも反成型面911b側に位置するように傾斜している。筒状部材923aには、内側の円筒面923cと外端面923dとによって形成される角部923fが設けられている。角部923fは、90度未満の鋭角で形成されている。
縮径部923は、筒状部材923aの内側の円筒面923cによって形成され、拡径部924は、連通孔924aにおける筒状部材923aよりも反成型面911b側の部位924bによって形成されている。段部925は、筒状部材923aの外端面923dによって形成されている。切断促進部926は、角部923fによって形成されている。なお、縮径部923の円筒面923cの直径d、拡径部924の直径D、ベントスピュー縮径部51の長さl(成型面911aから縮径部923の角部923fまでの寸法)は、実施形態と同様である。
第9変形例のタイヤ加硫金型910によれば、実施形態、第4変形例、および第8変形例と同様の作用効果が得られる。
上記実施形態では、セクターモールドを例に取って説明したが、サイドプレートにベントホールを設ける場合にも適用できる。
上記実施形態では、セグメンテッドモールドを例にあげて説明したが、上下半割の2ピースモールドに適用できる。
なお、本発明は、上記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
10 タイヤ加硫金型
11a 成型面
11b 反成型面
18…18 サイプブレード
20 ベントホール
23 縮径部
24 拡径部
25 段部
30 負圧源
50 ベントスピュー
123a 筒状部材
123c 円筒面
124a 連通孔
326 切断促進部
D 拡径部の直径
d 縮径部の直径
S 隣接するサイプブレード間の寸法
T タイヤ表面

Claims (10)

  1. タイヤ表面を成型する成型面と、
    前記成型面と反成型面とを連通するベントホールを備えたタイヤ加硫金型であって、
    前記ベントホールは、
    前記タイヤ加硫金型の反成型面側に設けられた拡径部と、
    前記拡径部よりも成型面側に設けられるとともに前記拡径部よりも径縮された縮径部とを有し
    前記ベントホールは、前記タイヤ加硫金型の成型面と反成型面とを連通する連通孔と、該連通孔に嵌挿される筒状部材とで形成され、
    前記拡径部は、前記連通孔における前記筒状部材よりも反成型面側の部位によって形成され、
    前記縮径部は、前記筒状部材の内側の円筒面で形成され、
    前記連通孔は、前記タイヤ加硫金型の成型面と反成型面との間で一定の径を有し、
    前記拡径部は、加硫成型後であって型開き前のタイヤにベントスピュー拡径部が形成されるように構成され、
    前記縮径部は、加硫成型後であって型開き前のタイヤにベントスピュー縮径部が形成されるように構成されている、タイヤ加硫金型。
  2. 前記ベントホールの縮径部には、該ベントホールによって形成されるベントスピューを引き切るための切断促進部が設けられている、請求項に記載のタイヤ加硫金型。
  3. 前記縮径部と前記拡径部との境界には、段部が形成され、
    前記切断促進部は、前記縮径部の円筒面と、前記段部とでなる角部で形成され、
    前記角部は、90度未満で形成されている、請求項に記載のタイヤ加硫金型。
  4. 前記タイヤ加硫金型の前記反成型面側には、負圧源が接続されている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のタイヤ加硫金型。
  5. 前記拡径部は、前記成型面側の直径よりも前記反成型面側の直径が大きく形成されている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のタイヤ加硫金型。
  6. 前記拡径部は、前記縮径部に比して面粗度が粗く設定されている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のタイヤ加硫金型。
  7. 前記タイヤ加硫金型の前記成型面には、タイヤ表面に複数のサイプを成型するための複数のサイプブレードが設けられ、
    前記拡径部の直径は、前記複数のサイプブレードのうち隣接するサイプブレード間の寸法よりも小さく形成されている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ加硫金型。
  8. 前記縮径部の直径は、2~3mmで形成されている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のタイヤ加硫金型。
  9. 前記成型面から前記縮径部の反成型面側の端部までの長さは、前記成型面から1~2mmに設定されている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のタイヤ加硫金型。
  10. 請求項1から請求項のうちいずれか1項に記載のタイヤ加硫金型を用いてグリーンタイヤを加硫成型することによって、空気入りタイヤを製造する方法。
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