JP7190391B2 - 親綱用仮設支柱 - Google Patents

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Description

本発明は、建築作業現場等の作業現場で下部がH形鋼等の取付部材に取り付けられることでこの取付部材に立設されて、作業者の安全確保のための親綱が連結される親綱用仮設支柱に関し、建築作業現場や解体作業現場、土木作業現場等において利用されるものである。
下記の特許文献1には、建築作業現場等の作業現場で下部がH形鋼等の取付部材に取り付けられることでこの取付部材に立設されて、作業者の安全確保のための親綱が連結される親綱用仮設支柱が示されている。この親綱用仮設支柱は、左右両側の2つの側面部と前側の前面部と後側の後面部との4つの面部を有する角筒材により形成された支柱本体と、この支柱本体の上部に親綱を連結するために設けられた親綱連結部材と、支柱本体の下部に、前記取付部材を挟着するために設けられた挟着手段と、支柱本体の内部に、この支柱本体を補強するために配置された支柱本体用補強部材と、を含んで構成され、この支柱本体用補強部材は、支柱本体の内側から順に長さ寸法が大きくなっている複数の角柱体によって形成されたものとなっている。
特開2004-211402号公報
親綱用仮設支柱は、建築作業現場等の作業現場で下部がH形鋼等の取付部材に取り付けられることでこの取付部材に立設されるものであるため、取付部材に取り付ける以前、及び取付部材から取り外された後は、作業者によって持ち運ばれるものである。このため、持ち運び等の取り扱いを容易に行えるようにするために、必要とされる強度を確保しながら、軽量化することが求められる。
本発明の目的は、必要とされる強度を確保しながら、軽量化することができようになる親綱用仮設支柱を提供するところにある。
本発明に係る親綱用仮設支柱は、下部が取付部材に取り付けられることでこの取付部材に立設される親綱用仮設支柱であって、左右両側の2つの側面部と前側の前面部と後側の後面部との4つの面部を有する角筒材により形成された支柱本体と、この支柱本体の上部に親綱を連結するために設けられた親綱連結部材と、前記支柱本体の下部に、前記取付部材を挟着するために設けられた挟着手段と、前記支柱本体の内部に、この支柱本体を補強するために配置された支柱本体用補強部材と、を含んで構成された親綱用仮設支柱において、前記支柱本体用補強部材は、板状となっているベース部と、このベース部の幅方向両側から平行に延び、それぞれが板状となっている一対のフランジ部とからなる平面視でコ字形状の部材となっていることを特徴とするものである。
このように本発明に係る親綱用仮設支柱では、支柱本体用補強部材が、板状となっているベース部と、このベース部の幅方向両側から平行に延び、それぞれが板状となっている一対のフランジ部とからなる平面視でコ字形状の部材となっているため、支柱本体を補強するための補強部材を、平面視で閉じた形状となっている角柱体により形成した場合よりも、必要とされる強度を確保しながら、使用する材料の削減により軽量化を図ることができ、これにより、持ち運び等の取り扱いを容易に行えるようになる。
以上の本発明に係る親綱用仮設支柱において、支柱本体の上下方向の途中部には、支柱本体に荷重が作用したときに支柱本体を変形させるための応力集中部が設けられていてもよく、あるいは、このような応力集中部が設けられていなくてもよい。支柱本体の上下方向の途中部に応力集中部が設けられていると、作業者が前記取付部材等から足を踏み外したときなどに親綱から支柱本体に荷重が作用することにより、支柱本体が応力集中部で変形するため、作業者が受ける衝撃を小さくすることができる。
このように支柱本体の上下方向の途中部に、支柱本体に荷重が作用したときに支柱本体を変形させるための応力集中部が設けられる場合には、支柱本体用補強部材を、応力集中部から離れた箇所において、支柱本体の内部に配置することが好ましい。
これによると、支柱本体における強度低下部となっている応力集中部の強度が支柱本体用補強部材によって大きくならず、応力集中部において支柱本体を変形させることができる。
また、本発明に係る親綱用仮設支柱において、支柱本体の前記2つの側面部が前記取付部材の長さ方向に向いている面となっていて、支柱本体が、上側へ延びるにしたがって支柱本体の前記前面部及び前記後面部が前記取付部材から遠ざかる後側へ傾斜している傾斜下部と、この傾斜下部から上方へ直立状態又は略直立状態で延びている直立上部とを有し、これらの傾斜下部と直立上部との境界箇所に前記応力集中部が設けられている場合には、支柱本体用補強部材を傾斜下部の内部に配置する。
これによると、支柱本体が、上側へ延びるにしたがって支柱本体の前面部及び後面部が前記取付部材から遠ざかる後側へ傾斜している傾斜下部と、この傾斜下部から上方へ直立状態又は略直立状態で延びている直立上部とを有していることにより、この直立上部の内側に作業者のための大きな作業スペース等を確保することができ、また、支柱本体用補強部材が傾斜下部の内部に配置されていることにより、作業者が前記取付部材等から足を踏み外したときなどに親綱から支柱本体に作用する荷重により、支柱本体を応力集中部で変形させることができる。
また、以上のように支柱本体の2つの側面部が前記取付部材の長さ方向に向いている面となっていて、支柱本体が、上側へ延びるにしたがって支柱本体の前面部及び後面部が前記取付部材から遠ざかる後側へ傾斜している傾斜下部と、この傾斜下部から上方へ直立状態又は略直立状態で延びている直立上部とを有し、これらの傾斜下部と直立上部との境界箇所に前記応力集中部が設けられていて、支柱本体用補強部材を支柱本体の傾斜下部の内部に配置する場合には、この支柱本体用補強部材の前記ベース部を、傾斜下部における前記後面部と対面させ、支柱本体用補強部材の前記一対のフランジ部を、傾斜下部における前記2つの側面部と対面させることが好ましい。
これによると、支柱本体用補強部材のベース部は、傾斜下部における後面部を補強するものとなり、この傾斜下部における後面部は、作業者が前記取付部材等から足を踏み外したときなどに大きな荷重が作用する部分となっているため、この大きな荷重によってこの傾斜下部における後面部が変形することを、支柱本体用補強部材のベース部の強度により防止でき、また、支柱本体用補強部材の一対のフランジ部は、傾斜下部における2つの側面部を補強するものとなるため、これらの側面部が変形することを、支柱本体用補強部材の一対のフランジ部の強度により防止できる。
また、以上のように本発明に係る親綱用仮設支柱を構成する場合には、支柱本体用補強部材の一対のフランジ部を、傾斜下部における2つの側面部に溶接により結合するとともに、支柱本体用補強部材のベース部を、傾斜下部における後面部に溶接により結合してもよいが、支柱本体用補強部材の一対のフランジ部を、傾斜下部における2つの側面部に溶接により結合して、支柱本体用補強部材のベース部を、傾斜下部における後面部に結合しなくてもよい。
後者によると、支柱本体用補強部材のベース部は、傾斜下部における後面部に溶接で結合されないため、このベース部の本来の強度が溶接によって損なわれることはなく、これにより、作業者が前記取付部材等から足を踏み外したときなどに大きな荷重が作用する部分となっている傾斜下部における後面部の強度を、支柱本体用補強部材のベース部によって充分に補強することができる。
また、前述したように支柱本体の2つの側面部が前記取付部材の長さ方向に向いている面となっていて、支柱本体が、上側へ延びるにしたがって支柱本体の前面部及び後面部が前記取付部材から遠ざかる後側へ傾斜している傾斜下部と、この傾斜下部から上方へ直立状態又は略直立状態で延びている直立上部とを有し、これらの傾斜下部と直立上部との境界箇所に前記応力集中部が設けられていて、支柱本体用補強部材が傾斜下部の内部に配置される場合であって、この支柱本体用補強部材の前記ベース部を、傾斜下部における支柱本体の後面部と対面させ、支柱本体用補強部材の前記一対のフランジ部を、傾斜下部における2つの側面部と対面させる場合には、この傾斜下部に、前記挟着手段を補強するための挟着手段用補強部材を配置し、この挟着手段用補強部材を、傾斜下部における前記前面部と対面する前面部用補強部を有しているものとすることが好ましい。
これによると、本発明に係る親綱用仮設支柱の支柱本体用補強部材が、傾斜下部における後面部と対面するベース部と、傾斜下部における2つの側面部と対面する一対のフランジ部とからなるコ字形状のものとなっていても、傾斜下部における前面部の強度を、挟着手段用補強部材に設けられている前面部用補強部により補強することができる。
以上説明した本発明に係る親綱用仮設支柱の支柱本体用補強部材は、板金の折り曲げ品でもよく、あるいは、鋳造品でもよく、あるいは、鍛造品でもよく、押し出し品や引き抜き品等でもよい。
本発明に係る親綱用仮設支柱の支柱本体用補強部材を板金の折り曲げ品とすると、この支柱本体用補強部材を安価に製造できる。
また、本発明に係る親綱用仮設支柱は、作業者の安全を確保するための親綱が用いられる各種の作業現場で使用でき、この作業現場は、建築作業現場でもよく、解体作業現場でもよく、塗装作業現場でもよく、土木作業現場等でもよい。
本発明によると、親綱用仮設支柱を、必要とされる強度を確保しながら、軽量化することができるため、持ち運び等の取り扱いを容易に行えるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る親綱用仮設支柱の下部を取付部材であるH形鋼に取り付けて、このH形鋼に親綱用仮設支柱を立設したときを示す側面図である。 図2は、図1の親綱用仮設支柱を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は背面図である。 図3は、支柱本体を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は背面図である。 図4は、支柱本体の下部に設けられる挟着手段を構成する側面パネルを示し、(A)は側面図、(B)は背面図である。 図5は、挟着手段用下部補強部材を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。 図6は、挟着手段用上部補強部材を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は背面図である。 図7は、支柱本体用補強部材を示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。 図8は、支柱本体用補強部材の斜視図である。 図9は、図3(C)のS9-S9線断面図である。 図10は、親綱用仮設支柱の親綱連結部材に親綱を連結して作業者が作業を行うときを示している正面図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る親綱用仮設支柱10が取付部材に取り付けられることにより、この取付部材に立設されている状態が示されており、この図1では、親綱用仮設支柱10は、建築作業現場での建築物構成部材となっているH形鋼1に取り付けられているため、本実施形態における上記取付部材はH形鋼1である。
親綱用仮設支柱10は、この親綱用仮設支柱10の主要な部材となっている支柱本体11の上部に、図10で示されている親綱2を連結するための親綱連結部材12が設けられているとともに、支柱本体11の下部に、図1及び図10で示されているH形鋼1の上側フランジ1Aを挟着するための挟着手段13が設けられたものとなっており、支柱本体11を示している図3(A)(B)(C)には、支柱本体11の正面図、側面図、背面図が示されている。図9は、図3(B)のS9-S9線断面図であり、この図9に示されているように、支柱本体11は、左右両側の2つの側面部11A,11Bと、前側の前面部11Cと、後側の後面部11Dとの4つの面部を有する金属製の角筒材により形成されている。また、図3に示されているように、支柱本体11には、上下方向の途中箇所において、内側へ窪んだ凹部14による応力集中部が設けられ、支柱本体11の上下全長のうち、応力集中部よりも下側は、支柱本体11の下部15となっており、応力集中部よりも上側は、支柱本体11の上部16となっている。
図1で示されているように、親綱用仮設支柱10が挟着手段13によりH形鋼1に取り付けられることでこのH形鋼1に立設されたときには、支柱本体11の下部15は、H形鋼1から上側へ延びるにしたがって支柱本体11の前面部11Cと後面部11DがH形鋼1から遠ざかる後側へ傾斜しているため、この下部15は、傾斜下部15となっている。また、支柱本体11の上部16は、この傾斜下部15から上方へ直立状態又は略直立状態で延びているため、この上部16は、直立上部16となっており、これらの傾斜下部15と直立上部16との境界箇所に凹部14による応力集中部が設けられている。
なお、応力集中部となっている凹部14は、図3に示されているように、支柱本体11の左右両側の2つの側面部11A,11Bと、前側の前面部11Cと、後側の後面部11Dとに設けられ、これらの凹部14のうち、後面部11Dの凹部14Aは、前面部11Cの凹部14Bよりも上側に形成され、また、2つの側面部11A,11Bのうち、一方の側面部11Aには、上下2個の凹部14Cが設けられているとともに、他方の側面部11Bにも、上下2個の凹部14Dが設けられ、これらの凹部14C,14Dは、後面部11Dの凹部14Aと前面部11Cの凹部14Bとに対応した高さ位置に設けられている。
図2(A)(B)(C)には、親綱用仮設支柱10の正面図、側面図、背面図が示されている。この親綱用仮設支柱10の主要部材である支柱本体11の上部に設けられた親綱連結部材12は、棒材の折り曲げによりループ部12Aを有するものとして形成されているとともに、親綱連結部材12の下端基部は、下向きに開口したコ字形状となっているベース部材17に溶接等で結合され、支柱本体11の直立上部16の上端開口部を塞いで配置されているこのベース部材17は、直立上部16にボルト及びナットによる締結具18により支柱本体11に締結され、図3(B)に示されているように、支柱本体11の直立上部16には、この締結具18のボルトを挿通させるための孔19が形成されている。
図1で説明したように支柱本体11の下部には、H形鋼1を挟着するための挟着手段13が設けられ、この挟着手段13は、図2(A)に示されているように、支柱本体11の傾斜下部15において、支柱本体11の左右両側の2つの側面部11A,11Bに結合された2枚の側面パネル20,21を含んで構成されたものとなっている。板金製のこれらの側面パネル20,21は左右対称形状のものとなっているため、図4(A)(B)には、これらの側面パネル20,21のうち、一方の側面パネル21の側面図、背面図が示されている。側面パネル21には、前方に向かって開口した開口部22が形成され、この開口部22の下部は顎部23となっており、また、側面パネル21の後端部には、直角に折り曲げられた折り曲げ部24が設けられている。それぞれの側面パネル20,21は、図2(A)から分かるように、支柱本体11の傾斜下部15における左右両側の2つの側面部11A,11Bに溶接で結合され、また、図2(C)から分かるように、側面パネル20,21における折り曲げ部24は、支柱本体11の傾斜下部15における後面部11Dに溶接で結合されている。
なお、それぞれの側面パネル20,21には、図4に示されているように、これらの側面パネル20,21の強度を大きくするために、エンボス加工による補強部25,26が形成されている。
上述のように支柱本体11の傾斜下部15における左右両側の2つの側面部11A,11Bに結合された2枚の側面パネル20,21の間には、図2(A)に示されているように、厚板によって形成された雌ねじ部材27が配置され、この雌ねじ部材27の左右両側の端部は溶接により側面パネル20,21の内面に結合されている。また、雌ねじ部材27には、2個の雌ねじ孔27Aが左右に形成され、それぞれの雌ねじ孔27Aには、長さ方向が上下方向となっている挟着ボルト28が螺入され、これらの挟着ボルト28の上端には、挟着ボルト28を回転させるための電動レンチ等の工具が係合される六角頭部28Aが設けられているとともに、それぞれの挟着ボルト28の下端には、下方に向かって末広がり形状の座金部材29が取り付けられている。
また、図2(A)(B)に示されているように、2枚の側面パネル20,21の下部には、挟着手段13の下部を補強のための挟着手段用下部補強部材30が取り付けられている。図5(A)(B)(C)には、この挟着手段用下部補強部材30の正面図、側面図、底面図が示されている。板金の折り曲げ品である挟着手段用下部補強部材30は、前方へ水平に延びる第1面部30Aと、この第1面部30Aの前端から鉛直下向きに延びる第2面部30Bと、この第2面部30Bの下端から斜め後方下側へ延びる第3面部30Cとを有するものとなっている。図2(A)(B)に示されているように、第1面部30Aは、2枚の側面パネル20,21の下部に設けられている顎部23の上面に架け渡されてこれらの顎部23の上面に溶接で結合され、第2面部30Bは、2枚の側面パネル20,21の顎部23の前面に架け渡されてこれらの顎部23の前面に溶接で結合され、第3面部30Cは、2枚の側面パネル20,21の顎部23の下面に架け渡されてこれらの顎部23の下面に溶接で結合されている。
なお、図5に示されているように、第2面部30Bと第3面部30Cには、軽量化等のための複数の孔が設けられているが、これらの孔を設けなくてもよい。
以上のように2枚の側面パネル20,21の下部に挟着手段用下部補強部材30を取り付けると、2枚の側面パネル20,21の下部に設けられている顎部23同士は、挟着手段用下部補強部材30により結合されることになるため、挟着手段13の下部の強度は、挟着手段用下部補強部材30によって補強されることになる。
また、図2(A)(B)に示されているように、2枚の側面パネル20,21の上部には、挟着手段13の上部を補強のための挟着手段用上部補強部材31が設けられている。図6(A)(B)(C)(D)には、この挟着手段用上部補強部材31の平面図、正面図、側面図、背面図が示されている。挟着手段用下部補強部材30と同様に板金の折り曲げ品となっている挟着手段用上部補強部材31は、下方へ延びる第1面部31Aと、この第1面部31Aの下端から斜め前方下側へ延びる第2面部31Bと、この第2面部31Bの下端から斜め後方下側へ延びる第3面部31Cとを有し、第1面部31Aの左右両側には、直角に折り曲げられた折り曲げ部31Dが設けられている。
図2(A)(B)に示されているように、第1面部31Aの上端は、2枚の側面パネル20,21よりも上側において、この第1面部31Aが支柱本体11の傾斜下部15における前面部11Cの外面と対面して配置されることにより、この前面部11Cに溶接で結合され、2個の折り曲げ部31Dは、支柱本体11の傾斜下部15における左右両側の2つの側面部11A,11Bに溶接で結合され、第2面部31Bは、2枚の側面パネル20,21の上部の間に挿入されてこれらの側面パネル20,21の内面に溶接で結合され、第3面部31Cも、2枚の側面パネル20,21の上部の間に挿入されてこれらの側面パネル20,21の内面に溶接で結合されているとともに、雌ねじ部材27の後端面にも溶接で結合されている。
なお、図6に示されているように、第2面部31Bには、軽量化等のための複数の孔が設けられているが、これらの孔を設けなくてもよい。
上述したように、挟着手段用上部補強部材31には、2枚の側面パネル20,21の上部の間に挿入されてこれらの側面パネル20,21の内面に溶接で結合された第2面部31Bと第3面部31Cとが設けられているため、2枚の側面パネル20,21の上部同士は、挟着手段用上部補強部材31によっても結合されていることになり、これにより、挟着手段13の上部の強度は、挟着手段用上部補強部材31によって補強されている。
図3に示されているように、支柱本体11の内部には、この支柱本体11の強度を補強するための支柱本体用補強部材35が配置され、この配置は、支柱本体11の傾斜下部15の内部において行われているため、支柱本体用補強部材35は、前述した凹部14による応力集中部から離れた箇所において、支柱本体11の内部に配置されている。図7(A)(B)には、この支柱本体用補強部材35の平面図、側面図が示され、図8には、支柱本体用補強部材35の斜視図が示されている。前述したように支柱本体11は角筒材により形成されており、この角筒材の肉厚寸法よりも大きい厚さ寸法を有する金属板の折り曲げによって形成されている支柱本体用補強部材35は、前述した図9に示されているように、板状のベース部35Aと、このベース部35Aの幅方向両側からベース部35Aと直角をなして互いに平行となって同じ方向に延び、それぞれが板状となっている一対のフランジ部35B,35Cとからなる平面視でコ字形状の部材である。
ベース部35Aは、支柱本体11の前面部11C及び後面部11Dの左右方向の内幅寸法と対応する左右方向の幅寸法を有し、また、それぞれのフランジ部35B,35Cは、支柱本体11の左右両側の2つの側面部11A,11Bの前後方向の内側寸法と対応する前後方向の延出寸法を有する。
また、図2(B)に示されているように、支柱本体11の傾斜下部15の内部における支柱本体用補強部材35についての上下方向の配置位置は、この支柱本体用補強部材35の下部が側面パネル20,21と重複し、挟着手段用上部補強部材31の第1面部31Aの上下方向全体が支柱本体用補強部材35と重複している位置である。
このような上下方向の配置位置にさせて支柱本体用補強部材35を支柱本体11の傾斜下部15の内部に配置することは、図3に示されているように、ベース部35Aを傾斜下部15における支柱本体11の後面部11Dと対面させ、一対のフランジ部35B,35Cを傾斜下部15における支柱本体11の左右両側の2つの側面部11A,11Bと対面させて行われる。本実施形態では、これらのフランジ部35B,35Cを、傾斜下部15における支柱本体11の2つの側面部11A,11Bに、これらの側面部11A,11Bごとに上下二箇所設けたプラグ溶接部33により結合し、このプラグ溶接部33のために、図3(B)に示されているように、傾斜下部15における支柱本体11の2つの側面部11A,11Bのそれぞれに上下2個の孔32が形成されている。
このように本実施形態では、支柱本体用補強部材35を構成しているベース部35Aと一対のフランジ部35B、35Cとのうち、一対のフランジ部35B,35Cが傾斜下部15における支柱本体11の2つの側面部11A,11Bにプラグ溶接部33により結合されているが、ベース部35Aは、傾斜下部15における支柱本体11の後面部11Dにプラグ溶接部を含むいかなる溶接部によっても結合されておらず、このため、このベース部35Aは、この後面部11Dに結合されておらず、後面部11Dと接触して単に対面している又は後面部11Dと僅かなすき間をあけて単に対面しているだけである。
なお、図1及び図2に示されているように、親綱用仮設支柱10には、作業者がこの親綱用仮設支柱10の持ち運びを行えるようにするための取手部材36が取り付けられ、この取手部材36は、支柱本体11の前面部11Cにおいて、挟着手段用上部補強部材31よりも上側に溶接で結合されている。
図10には、前述した取付部材となっているH形鋼1の長さ方向に複数本の親綱用仮設支柱10を間隔をあけてこのH形鋼1に取り付け、これらの親綱用仮設支柱10の親綱連結部材12に親綱2の端部を連結した状態が示されている。H形鋼1にそれぞれの親綱用仮設支柱10を取り付けることは、図1に示されているように、親綱用仮設支柱10の下部に前述した挟着手段13を構成するものとして配置されている側面パネル20,21の開口部22にH形鋼1の上側フランジ1Aを挿入し、これらの側面パネル20,21と共に挟着手段13を構成している挟着ボルト28を電動工具等で回転させることにより、挟着ボルト28の下端に取り付けられている末広がり形状の座金部材29と、側面パネル20,21の顎部23の上面に溶接で結合された挟着手段用下部補強部材30の第1面部30Aとにより、H形鋼1の上側フランジ1Aを挟着することによって行われる。
このようにしてそれぞれの親綱用仮設支柱10の下部がH形鋼1に取り付けられて、親綱用仮設支柱10がH形鋼1に立設されたときには、支柱本体11の左右両側の2つの側面部11A,11Bは、H形鋼1の長さ方向に向いている面となっている。また、支柱本体11の傾斜下部15は、H形鋼1等によって骨組みが形成されている建築物の外側へ挟着手段13から斜め上方に延びているため、この傾斜下部15における支柱本体11の前面部11Cと後面部11Dは、H形鋼1から遠ざかる後側へ傾斜しており、そして、傾斜下部15から支柱本体11の直立上部16が直立状態又は略直立状態で上方へ延びている。このため、親綱用仮設支柱10よりも建築物の内側には、傾斜下部15が傾斜している分だけ、H形鋼1の上を歩いたり、H形鋼1の上で作業を行う作業者3にとって充分に大きい作業スペースが確保されている。
なお、図10では、H形鋼1の長さ方向に互いに隣接して配置されている2本の親綱用仮設支柱10には、H形鋼1におけるこれらの親綱用仮設支柱10の左右方向の強度を大きくするために、横架部材37が架け渡されている。それぞれの親綱用仮設支柱10には、この横架部材37を親綱用仮設支柱10に結合するためのクランプ38が、支柱本体11にボルト及びナットによる締結具39で締結されたベース部材40を介して取り付けられている。このため、図1~図3に示されているように、支柱本体11には、締結具39のボルトを挿通させるための孔41が設けられている。
図10に示されているように、作業者3はフルハーネス型墜落制止用安全帯4を装着し、この安全帯4のフック部材5を親綱2をスライド自在に掛け止めすることにより、作業者3は安全に所定の作業を行うことになる。そして、H形鋼1の上を歩いたり、H形鋼1の上で作業を行っている作業者3がH形鋼1から足を踏み外すなどしたときは、親綱2から親綱用仮設支柱10の支柱本体11に作業者3の体重等による曲げ荷重が作用し、これにより、支柱本体11に前述の凹部14として設けられている応力集中部において、支柱本体11が変形することになるため、作業者が受ける衝撃は小さくなる。また、作業者3の体重等による上記曲げ荷重は、挟着手段13により下部がH形鋼1に取り付けられている支柱本体11に、この挟着手段13を中心する曲げモーメントとなるが、この曲げモーメントが作用する支柱本体11の箇所には、支柱本体11の強度を補強するための支柱本体用補強部材35が配置されているため、支柱本体11の下部が曲げモーメントによって変形することは防止され、そして、支柱本体用補強部材35が配置されていない箇所となっている凹部14による応力集中部において、支柱本体11を一層確実に変形させることができる。
また、本実施形態によると、支柱本体用補強部材35は、前述したように、板状となっているベース部35Aと、このベース部35Aの幅方向両側から平行に延び、それぞれが板状となっている一対のフランジ部35B.35Cとからなる平面視でコ字形状の部材となっており、平面視で閉じた形状の角柱体ではないため、それだけ本実施形態の支柱本体用補強部材35の重量は軽量化されており、このため、H形鋼1に取り付ける以前、及びH形鋼1から取り外された後の親綱用仮設支柱10についての持ち運び等の取り扱いを、作業者は容易に行える。
また、支柱本体用補強部材35のベース部35は、前述したように支柱本体11の後面部11Dと対面して支柱本体11の傾斜下部15の内部に配置され、この後面部11Dは、前述した建築物の外側に向いた面となっているため、作業者3がH形鋼1から建築物の外側へ足を踏み外したときには、後面部11Dに作用する大きな曲げ荷重が、この後面部11Dと、この後面部11Dの強度を補強している支柱本体用補強部材35のベース部35とによって受けられることになり、これにより、応力集中部よりも下側において、後面部11Dが変形することを防止できる。
さらに、平面視でコ字形状の部材となっている支柱本体用補強部材35は、支柱本体11の前面部11C側が開口側となってこの支柱本体11の内部に配置されているため、作業者3がH形鋼1から建築物の外側へ足を踏み外したときに親綱2から支柱本体11に作用する作業者3の体重等による荷重に対して、支柱本体用補強部材35は大きな断面二次モーメントを有することになり、このため、この点でも支柱本体11に曲げ荷重に対する大きな強度を支柱本体用補強部材35によって付与することができる。
また、2本の親綱用仮設支柱10の間において作業者3がH形鋼1から建築物の外側へ足を踏み外したときには、支柱本体11の左右両側の2つの側面部11A,11Bのうち、いずれか一方にも上記大きな曲げ荷重が作用するが、支柱本体用補強部材35の一対のフランジ部35B,35Cが、支柱本体11の側面部11A,11Bと対面して支柱本体11の傾斜下部15の内部に配置されているため、これらの側面部11A,11Bの強度もフランジ部35B,35Cによって補強されており、このため、応力集中部よりも下側において、側面部11A,11Bが変形することも防止できる。
また、前述したように、応力集中部よりも下側において、支柱本体11の前面部11Cには、挟着手段用上部補強部材31の第1面部31Aがこの前面部11Cの外面と対面して結合されており、このため、第1面部31Aは、この前面部11Cの強度を補強するための前面部用補強部となっている。そして、この第1面部31Aは、第1面部31Aの上下方向全体が支柱本体用補強部材35と重複する上下方向の位置において、支柱本体11の前面部11Cに配置されており、このため、前面部11Cの強度を補強するための前面部用補強部となっている第1面部31Aは、少なくとも一部が支柱本体用補強部材35と上下方向に重複して支柱本体11に配置されていることになるため、支柱本体用補強部材35が平面視でコ字形状の部材となっていることにより、支柱本体11の前面部11Cの強度を補強するための部分が支柱本体用補強部材35に設けられていなくても、支柱本体11の下部に設けられている前述の挟着手段13の上部の強度を補強するための挟着手段用上部補強部材31の一部を有効に利用して、支柱本体11の前面部11Cの強度を補強することができる。
このため、作業者3がH形鋼1から建築物の内側へ足を踏み外すなどして親綱用仮設支柱10支柱本体11の前面部11Cの下部に曲げ荷重が作用したときには、この曲げ荷重は、この前面部11Cと、この前面部11Cの強度を補強している挟着手段用上部補強部材31の第1面部31Aとにより受けられることになり、応力集中部よりも下側において、前面部11Cが変形することを防止できる。
また、本実施形態では、前述したように支柱本体用補強部材35の一対のフランジ部35B,35Cは、支柱本体11の左右両側の2つの側面部11A,11Bにプラグ溶接部33により結合されているが、支柱本体用補強部材35のベース部35Aは、支柱本体11の後面部11Dにプラグ溶接部を含むいかなる溶接部によっても結合されておらず、このベース部35Aは後面部11Dに結合されていないため、ベース部35Aには、溶接部による強度低下が生じていない。このため、前述したように作業者3がH形鋼1から建築物の外側へ足を踏み外したときには、後面部11Dに作用する大きな曲げ荷重を、本来の強度を維持しているこのベース部35Aと、支柱本体11の後面部11Dとにより有効に受けることができ、応力集中部よりも下側において、後面部11Dが変形することを一層有効に防止できる。
また、本実施形態の支柱本体用補強部材35は、板状となっているベース部35Aと、このベース部35Aの幅方向両側から平行に延び、それぞれが板状となっている一対のフランジ部35B.35Cとからなる平面視でコ字形状の部材であるため、この支柱本体用補強部材35を板金の折り曲げ品とすることができ、これにより、板金の折り曲げ加工によって多数の支柱本体用補強部材35を、支柱本体用補強部材を鋳造品等とした場合よりも安価に製造できるため、支柱本体用補強部材35のコストダウンを図ることができ、延いては親綱用仮設支柱10のコストダウンも図ることができる。
本発明は、建築作業現場等の作業現場で下部がH形鋼等の取付部材に取り付けられることでこの取付部材に立設されて、作業者の安全確保のための親綱が連結される親綱用仮設支柱に利用することができる。
1 取付部材であるH形鋼
2 親綱
10 親綱用仮設支柱
11 支柱本体
11A,11B 側面部
11C 前面部
11D 後面部
12 親綱連結部材
13 挟着手段
14 応力集中部となっている凹部
15 傾斜下部
16 直立上部
20,21 側面パネル
28 挟着ボルト
30 挟着手段用下部補強部材
31 挟着手段用上部補強部材
31A 前面部用補強部となっている挟着手段用上部補強部材の第1面部
35 支柱本体用補強部材
35A 板状のベース部
35B,35C 板状のフランジ部



Claims (9)

  1. 下部が取付部材に取り付けられることでこの取付部材に立設される親綱用仮設支柱であって、
    左右両側の2つの側面部と前側の前面部と後側の後面部との4つの面部を有する角筒材により形成された支柱本体と、この支柱本体の上部に親綱を連結するために設けられた親綱連結部材と、前記支柱本体の下部に、前記取付部材を挟着するために設けられた挟着手段と、前記支柱本体の内部に、この支柱本体を補強するために配置された支柱本体用補強部材と、を含んで構成された親綱用仮設支柱において、
    前記支柱本体用補強部材は、板状となっているベース部と、このベース部の幅方向両側から平行に延び、それぞれが板状となっている一対のフランジ部とからなる平面視でコ字形状の部材となっており、
    前記支柱本体の上下方向の途中部には、前記支柱本体に荷重が作用したときに前記支柱本体を変形させるための応力集中部が設けられ、前記支柱本体用補強部材は、前記応力集中部から離れた箇所において、前記支柱本体の内部に配置されており、
    前記2つの側面部は前記取付部材の長さ方向に向いている面であり、前記支柱本体は、上側へ延びるにしたがって前記前面部及び前記後面部が前記取付部材から遠ざかる後側へ傾斜している傾斜下部と、この傾斜下部から上方へ直立状態又は略直立状態で延びている直立上部とを有し、前記傾斜下部と前記直立上部との境界箇所に前記応力集中部が設けられ、前記支柱本体用補強部材は前記傾斜下部の内部に配置されており、
    前記支柱本体用補強部材の前記ベース部は、前記傾斜下部における前記後面部と対面し、前記支柱本体用補強部材の前記一対のフランジ部は、前記傾斜下部における前記2つの側面部と対面していることを特徴とする親綱用仮設支柱。
  2. 請求項1に記載の親綱用仮設支柱において、前記応力集中部は、少なくともに前記前面部と前記後面部とに設けられ、この後面部に設けられた前記応力集中部は、前記前面部に設けられた前記応力集中部よりも上側に形成されていることを特徴とする親綱用仮設支柱。
  3. 請求項1又は2に記載の親綱用仮設支柱において、前記応力集中部は、前記4つの面部に設けられていることを特徴とする親綱用仮設支柱。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の親綱用仮設支柱において、前記支柱本体用補強部材の前記一対のフランジ部は、前記傾斜下部における前記2つの側面部に溶接により結合され、前記支柱本体用補強部材の前記ベース部は、前記傾斜下部における前記後面部に結合されていないことを特徴とする親綱用仮設支柱。
  5. 請求項1~4のいずれかに記載の親綱用仮設支柱において、前記傾斜下部には、前記挟着手段を補強するための挟着手段用補強部材が配置され、この挟着手段用補強部材は、前記傾斜下部における前記前面部と対面している前面部用補強部を有することを特徴とする親綱用仮設支柱。
  6. 請求項5に記載の親綱用仮設支柱において、前記前面部用補強部は、前記支柱本体用補強部材と重複する上下方向の位置に配置されていることを特徴とする親綱用仮設支柱。
  7. 請求項5又は6に記載の親綱用仮設支柱において、前記挟着手段用補強部材には、挟着手段用下部補強部材と挟着手段用上部補強部材とがあり、前記前面部用補強部は前記挟着手段用上部補強部材に設けられていることを特徴とする親綱用仮設支柱。
  8. 請求項5~7のいずれかに記載の親綱用仮設支柱において、2枚の側面パネルが、前記傾斜下部において、前記支柱本体の前記左右両側の2つの側面部に結合され、前記2枚の側面パネルが前記挟着手段用補強部材によって結合されていることを特徴とする親綱用仮設支柱。
  9. 請求項1~8のいずれかに記載の親綱用仮設支柱において、前記支柱本体用補強部材は、板金の折り曲げ品であることを特徴とする親綱用仮設支柱。
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