JP7184057B2 - 燃料電池セルの製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、燃料電池セルの技術に関する。
従来、燃料電池を構成する燃料電池セルにおいて、膜電極接合体の乾燥収縮による膜電極接合体の裂けの発生を抑制するために、膜電極接合体を常湿で撓んだ状態で配置する技術が知られている(特許文献1)。従来の技術では、膜電極ガス拡散層接合体を製造した後に、相対湿度0%、つまり乾燥した状態でシール部やセパレータを積層配置する。そして、積層配置した対象物を加熱プレスすることでセル化し、その後に相対湿度を常湿にすることで膜電極接合体を伸ばすことで撓ませている。
特許第5825238号公報
従来の技術では、膜電極接合体を乾燥させる工程が必要であり、また乾燥した状態でセル化する必要があるため、湿度管理などの製造工程上の管理が煩雑になる虞が生じる。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、燃料電池セルの製造方法が提供される。この燃料電池セルの製造方法は、(a)第1面と前記第1面とは反対側の第2面とを有する膜電極接合体と、前記第1面の外縁部に接合された枠状のシール部と、平面視において前記膜電極接合体よりも外形が小さく、前記シール部と隙間を介して前記第1面に配置された第1ガス拡散層と、前記第2面に配置された第2ガス拡散層とを備える積層体と、前記積層体を挟むように配置された一対のセパレータと、を準備する工程と、(b)前記一対のセパレータを加熱することで、前記一対のセパレータを熱膨張させることで前記一対のセパレータが前記シール部に対して外方に移動した後に、前記一対のセパレータと前記シール部とを接合して、セパレータ接合積層体を形成する工程と、(c)前記工程(b)の後に、前記セパレータ接合積層体の温度の低下による前記一対のセパレータの熱収縮によって、前記一対のセパレータが接合された前記シール部が内方に移動することで、前記シール部が接合された前記膜電極接合体を、前記隙間内で撓ませる工程と、を備える。
この形態によれば、膜電極接合体を撓ませるために、予め乾燥させる必要が無いので、燃料電池セルの製造工程の管理が煩雑になることを抑制できる。これにより、燃料電池セルの生産性が低下することを抑制できる。
(2)上記形態において、前記工程(b)は、前記一対のセパレータのうち、平面視において、前記シール部と重なる第1領域と、前記積層体において前記シール部よりも内側の部分と少なくとも一部が重なる第2領域と、を加熱することで、前記一対のセパレータを熱膨張させる工程を含んでもよい。
この形態によれば、第1領域と第2領域とを加熱することで一対のセパレータを熱膨張させることができる。
(3)上記形態において、前記熱膨張させる工程は、前記一対のセパレータの全面を加熱してもよい。
この形態によれば、一対のセパレータの全面を加熱することで、一対のセパレータの熱膨張の程度をより大きくできる。これにより、工程(c)において膜電極接合体をより大きく撓ませることができる。
(4)上記形態において、前記工程(b)は、製造装置を用いて前記一対のセパレータを加熱し、前記製造装置は、前記一対のセパレータのうち、前記第1面側に位置する第1セパレータを加熱する第1製造装置を有し、前記第1製造装置は、前記第1セパレータのうち前記第1領域と対向し、前記第1領域を加熱するための第1部材と、前記第1部材とは別体であり、前記第1セパレータのうち前記第2領域を加熱するための第2部材とを有し、前記工程(b)は、前記第1部材によって前記第1セパレータの前記第1領域を加熱し、前記第2部材によって前記第1セパレータの前記第2領域を加熱してもよい。
この形態によれば、第1部材と第2部材とを用いて第1セパレータを加熱できる。
(5)上記形態において、前記製造装置は、前記第2部材を前記第1セパレータに向けて押圧する弾性体を有し、前記工程(b)は、前記弾性体の力によって前記第2部材が前記第1セパレータを押圧した状態で実行されてもよい。
この形態によれば、弾性体の力によって第2部材が第1セパレータを押圧することで、第2部材から第1セパレータに対してより効率良く熱を伝導させることでできる。
本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、上記の燃料電池セルの製造方法の他に、例えば、燃料電池セルの製造装置、燃料電池セル、燃料電池セルを有する燃料電池、燃料電池の製造方法などの形態で実現することができる。
単セルの構成の概略を表わす分解斜視図。 単セルの平面図。 図2の3-3断面図。 単セルの製造装置を説明するための図。 製造装置と接合前単セルとの位置関係を示す模式図。 単セルの製造工程を示すフローチャート。 製造工程を説明するための第1の図。 製造工程を説明するための第2の図。 製造工程を説明するための第3の図。
A.実施形態:
図1は、本開示の第1実施形態としての燃料電池が備える燃料電池セル(単セル)100の構成の概略を表わす分解斜視図である。図2は、単セル100の平面図である。図3は、図2の3-3断面図である。なお、図1、図2、図3、および後述する各図は、本実施形態の単セル10の各部の様子を模式的に示しているため、図に示された各部のサイズは、具体的なサイズを表わすものではない。
本実施形態の燃料電池は、図1に示す単セル100を複数積層したスタック構造を有している。本実施形態の燃料電池は、固体高分子形燃料電池であるが、固体酸化物形燃料電池などの他の種類の燃料電池であってもよい。
図3に示すように、単セル100は、膜電極接合体10(Membrane Electrode Assembly10、以後、MEA10とも呼ぶ)と、第1ガス拡散層15と、第2ガス拡散層17と、シール部25と、一対のセパレータ40,50とを備える。膜電極接合体10と第1ガス拡散層15と第2ガス拡散層17と一対のセパレータ40,50が積層される方向を積層方向とも呼ぶ。図3において積層方向は上下方向である。
MEA10は、第1ガス拡散層15と第2ガス拡散層17によって挟まれている。MEA10に第1ガス拡散層15よび第2ガス拡散層17が積層された構造を、膜電極ガス拡散層接合体(Membrane Electrode Gas diffusion layer Assembly:MEGA)18とも呼ぶ。MEA10の外縁部には、シール部25が接合されている。MEGA18にシール部25が接合された構造を、シール付きMEA20とも呼ぶ。本実施形態では、シール付きMEGA20は、一対のセパレータ40,50の間に配置されている。第1セパレータ40において、シール付きMEGA20に接する面とは反対側の面には、ガスケット62(図2)が配置されている。ガスケット62は、隣り合う単セル100間の流体流路をシールする。ガスケット62は、弾性体により構成することができる。弾性体としては、例えば、ゴム、や熱可塑性エラストマを挙げることができる。ガスケット62は、例えば接着剤によって第1セパレータ40に接合されている。
膜電極接合体10は、矩形状の外形を有する。図3に示すように、膜電極接合体10は、第1面10faと、第1面10faとは反対側の第2面10fbとを有する。第1面10faと第2面10fbとは、膜電極接合体10の2つの主面を構成する。膜電極接合体10は、電解質膜13と、カソード14と、アノード16とを備える。電解質膜13は、高分子電解質材料、例えばフッ素樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示す。カソード14は、触媒電極層であり、電解質膜13の一方の面に形成されている。アノード16は、触媒電極層であり、電解質膜13の一方の面とは反対側の他方の面に形成されている。カソード14およびアノード16は、気孔を有する多孔質体であり、例えば白金、あるいは白金合金等の触媒を担持した導電性粒子、例えばカーボン粒子を、プロトン伝導性を有する高分子電解質で被覆して形成される。カソード14およびアノード16が備える高分子電解質は、電解質膜13を構成する高分子電解質と同種のポリマであっても良く、異種のポリマであっても良い。
図1に示すように、シール部25は、枠状の部材である。シール部25は、熱可塑性樹脂等の樹脂を用いて形成されている。シール部25の中央の開口部25aは、MEA10(MEGA18)の保持領域である。また、シール部25には酸化ガスや燃料ガスを流通させるための複数のスリット部39が設けられている。スリット部39については、後に詳しく説明する。
シール部25を構成する材料としては、例えば、官能基の導入により接着性が付与された変成ポリプロピレン等の変成ポリオレフィン(例えば、三井化学株式会社製のアドマー;アドマーは登録商標)を用いることができる。図3に示すように、シール部25と第1セパレータ40、および、シール部25と第2セパレータ50とは、加熱プレスによって接着される。シール部25を、特段の接着性を有しない樹脂により形成する場合には、例えば、シール部25の表面に、加熱プレスにより接着性を発揮する接着剤の層を設ければよい。この場合には、シール部25は、例えば、ポリプロピレン(PP)、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)から選択される樹脂を用いることができる。シール部25の表面に設ける接着剤の層は、例えば、シランカップリング剤を含むこととすればよい。本実施形態において、シール部25とセパレータ40,50との間が接着されているとは、加熱プレスにより、熱溶着することである。つまり、シール部25とセパレータ40,50との間が接着されているとは、シール部25の表面とセパレータ40,50の表面との間で化学反応が進行した結果、水素結合や共有結合が形成されることをいう。また図3に示すように、シール部25は、第1面10faの外縁部に接着剤26によって接合されている。
第1ガス拡散層15と第2ガス拡散層17とは、ガス透過性および電子伝導性を有する部材によって構成されている。例えば、第1ガス拡散層15と第2ガス拡散層17とは、発泡金属や金属メッシュなどの金属製部材、あるいは、カーボンクロスやカーボンペーパなどのカーボン製部材により形成することができる。図3に示すように、第1ガス拡散層15と第2ガス拡散層17とは大きさが異なる。具体的には、平面視において、第1ガス拡散層15の外形は第2ガス拡散層17の外形よりも小さい。また平面視において、第1ガス拡散層15の外形は、膜電極接合体10の外形よりも小さい。平面視において、第2ガス拡散層17の外形は、膜電極接合体10の外形と概ね同じである。本実施形態において、平面視とは、第1面10faに垂直な方向から単セル100を見ることを示す。
第1ガス拡散層15は、シール部25と隙間70を介して第1面10faに配置されている。つまり、第1ガス拡散層15は、シール部25の開口部25a内に配置されている。第2ガス拡散層17は、第2面10fbに配置されている。隙間70は、膜電極接合体10の撓み部分12を収容できる程度の大きさであることが好ましい。例えば、隙間70の大きさであるシール部25と第1ガス拡散層15との間隔は0.5mmである。ここで、膜電極接合体10は、少なくとも常湿において、隙間70内に配置された撓み部分12を有する。常湿とは、相対湿度が65%±20%である(JIS規格 JIS Z 8703)。単セル100のうちで、電極であるアノード16およびカソード14が配置された領域が、発電に寄与する発電部27として機能する。本実施形態では、発電部27は、単セル100を平面視した場合において、隙間70よりも内方側の領域である。
図1に示すように、第1セパレータ40と第2セパレータ50とは、矩形の板状部材である。第1セパレータ40と第2セパレータ50とは、シール付きMEGA20を挟むように配置されている。第1セパレータ40と第2セパレータ50のそれぞれの線膨張係数は、膜電極接合体10や第1ガス拡散層15や第2ガス拡散層17のそれぞれの線膨張係数よりも高い。図3に示すように、第1セパレータ40は、第1面10fa側に位置し、第1ガス拡散層15とシール部25とに接するように配置されている。第2セパレータ50は、第2面10fb側に位置し、第2ガス拡散層17とシール部25とに接するように配置されている。第1セパレータ40と第2セパレータ50とは、ガス不透過な導電性部材、例えば、カーボンを圧縮してガス不透過とした緻密質カーボン等のカーボン製部材や、プレス成形したステンレス鋼やチタンなどの金属製部材により形成されている。本実施形態では、第1セパレータ40と第2セパレータ50とは、チタンをプレス成形することで形成されている。第1セパレータ40と第2セパレータ50において、MEGA18と対向する面には、電気化学反応に供される反応ガスが流れる流路溝が形成されている。この流路溝は、第1セパレータ40と第2セパレータ50の表面に形成される凹凸によって形成される。なお、図1にはこの凹凸は省略している。図3に示すように、第1セパレータ40のうち、シール部25が接する部分を外周部分43とも呼び、外周部分43よりも内方側、つまり平面視において第1セパレータ40の外周部分43よりも中央側を中央部分44とも呼ぶ。
図1に示すように、第1セパレータ40と第2セパレータ50とシール部25には、それぞれ、積層方向に互いに重なる位置にマニホールドを形成するためのマニホールド孔31~36が設けられている。マニホールドは、単セル100が積層された燃料電池を積層方向に貫通し、単セル100内に形成されるセル内ガス流路、あるいは、隣り合う単セル100の間に形成されるセル間冷媒流路に連通し、反応ガスまたは冷媒が流通する流路である。具体的には、マニホールド孔31,36は、セル内酸化ガス流路との間で酸化ガスを供給・排出するための酸化ガスマニホールドを形成する。また、マニホールド孔33,34は、セル内燃料ガス流路との間で燃料ガスを供給・排出するための燃料ガスマニホールドを形成する。また、マニホールド孔32,35は、セル間冷媒流路との間で冷媒を供給・排出するための冷媒マニホールドを形成する。スリット部39は、マニホールド孔31,33,34,36の外周近傍からMEGA18の外周近傍に向かって延びる細長い複数の貫通孔であるスリットを備える。各々のスリットは、シール部25が一対のセパレータ40,50に挟持されたときに、単セル100内において、マニホールド孔31,33,34,36と、対応するセル内ガス流路とを連通させる連通流路を形成する。すなわち、マニホールド孔33,34は、セル内燃料ガス流路と連通され、マニホールド孔31,36は、セル内酸化ガス流路と連通される。
図4は、単セル100の製造装置200を説明するための図である。製造装置200は、接合前単セル100Aを加熱プレスすることによって、シール部25と第1セパレータ40、および、シール部25と第2セパレータ50とを接合するための装置である。接合前単セル100Aは、シール部25と第1セパレータ40、シール部25と第2セパレータ50とが接合される前の単セルである。
製造装置200は、第1セパレータ40を加熱する第1製造装置201と、第2セパレータ50を加熱するための第2製造装置202とを備える。
第1製造装置201は、第1ヒータ部210と、第1部材213と、第2部材214と、シャフト240と、支持部材219と、弾性体212と、を備える。第1製造装置201は、図示しないアクチュエータによって上下に移動可能である。第1ヒータ部210は、鉄やステンレス鋼などの金属で形成された本体211と、本体211内に配置された加熱部218とを備える。本体211は、略直方体形状である。加熱部218は、本体211を加熱するために用いられる。加熱部218は、例えば、電熱線やヒートパイプなどを用いることができる。
第1部材213は、第1ヒータ部210と一体に設けられている。第1部材213は、第1ヒータ部210からの熱伝導によって昇温する。第1部材213は、第1セパレータ40を押圧して加熱する。具体的には、第1部材213は、第1セパレータ40のうちシール部25が接する外周部分43と接触することで熱伝導によって外周部分43を加熱する。第1部材213は、第1ヒータ部210のうち第2製造装置202と対向する面215に取り付けられている。具体的には、第1部材213は、矩形状の面215の周縁部に枠状に配置されている。第1部材213は、鉄やステンレス鋼などの金属で形成されている。
第2部材214は、第1部材213とは別体である。第2部材214は、第1ヒータ部210とは独立して上下に移動できるように第1ヒータ部210に支持されている。第2部材214は、枠状に配置された第1部材213の内方側、すなわち第1部材213の枠内に配置されている。第2部材214は、直方体形状である。第2部材214は、第1ヒータ部210からの熱伝導によって昇温する。第2部材214は、第1セパレータ40の中央部分44と接触することで熱伝導によって中央部分44を加熱する。中央部分44は主に発電部27と重なる部分である。第2部材214は、鉄やステンレス鋼などの金属で形成されている。
シャフト240は、第1ヒータ部210に挿通されている。シャフト240の下側端部は、第2部材214内に配置されている。支持部材219は、シャフト240の下側端部に取り付けられ、第2部材214を支持する。具体的には、支持部材219は、第2部材214が第1ヒータ部210に対してあらかじめ定めた距離以上離れないように、第2部材214の動きを規制する。本実施形態では、支持部材219はボルトであり、ボルトの頭部によって第2部材214の動きが規制される。
弾性体212は、第2部材214を第1セパレータ40に向けて付勢する。つまり、弾性体212は、第2部材214を第1ヒータ部210から離れる方向に付勢する。弾性体212は、例えば、圧縮コイルばねである。弾性体212は、第1ヒータ部210と第2部材214との間に配置されている。弾性体212の力によって第2部材214が第1セパレータ40を押圧する。弾性体212の力によって第2部材214が第1セパレータ40を押圧することで、第1セパレータ40に対して予め定めた範囲内の力を加えることができる。これにより、第2部材214から第1セパレータ40への熱伝導をより効率的に行うことができる。ここで、第2部材214は、第1セパレータ40の中央部分44を押圧する。中央部分44は、膜電極接合体10や第1ガス拡散層15や第2ガス拡散層17が重なって配置されている。弾性体212を用いることで、過度な押圧力が第1セパレータ40に加わることを抑制できるので、膜電極接合体10や第1ガス拡散層15や第2ガス拡散層17が破損することを抑制できる。
第2製造装置202は、接合前単セル100Aの配置領域を挟んで第1製造装置201とは反対側に配置されている。第2製造装置202は、第1製造装置201よりも下側に配置される。第2製造装置202は、第2ヒータ部230と、第3部材232とを備える。
第2ヒータ部230は、鉄やステンレス鋼などの金属で形成された本体231と、本体231内に配置された加熱部238とを備える。本体231は、略直方体形状である。加熱部238は、本体231を加熱するために用いられる。加熱部238は、例えば、電熱線やヒートパイプなどを用いることができる。
第2部材214は、第1ヒータ部210と一体に設けられている。第2部材214は、第1ヒータ部210からの熱伝導によって昇温する。第2部材214は、略直方体形状である。第2部材214は、平面視において、接合前単セル100Aよりも大きい。
製造装置200は、さらに、第1部材213と第3部材232との間隔を予め定めた値以上に維持するためのストッパー部材250を備える。ストッパー部材250は、第1部材213から第3部材232に向かって突出する第1突出部材255と、第3部材232から第1部材213に向かって突出する第2突出部材256とを有する。第1製造装置201が第2製造装置202に向かって移動し、第1部材213と第3部材232との間隔が予め定めた値に到達した場合に、第1突出部材255と第2突出部材256とが当接する。これにより、第1部材213と第3部材232との間隔とが予め定めた値以上に維持される。よって、接合前単セル100Aに過度な荷重が製造装置200から加えられることを抑制できるので、接合前単セル100Aが破損することを抑制できる。
図5は、製造装置200と接合前単セル100Aとの位置関係を示す模式図である。図5に示すように、製造装置200における第1部材213および第2部材214は、平面視において、第1セパレータ40全面と重なる。つまり、第1部材213および第2部材214を用いて、第1セパレータ40の全面が加熱される。また、図示は省略するが、第3部材232は、平面視において、第2セパレータ50の全面と重なる。つまり、第3部材232を用いて、第2セパレータ50の全面が加熱される。
図6は、単セル100の製造工程を示すフローチャートである。図7は、製造工程を説明するための第1の図である。図8は、製造工程を説明するための第2の図である。図9は、製造工程を説明するための第3の図である。
まず、ステップS10およびステップS20において、接合前単セル100Aを準備する。図7に示すように、接合前単セル100Aは、積層体20Aと、一対のセパレータ40,50とを備える。積層体20Aは、膜電極接合体10と、接着剤26によって膜電極接合体10の第1面10faの外縁部に接合された枠状のシール部25と、第1ガス拡散層15と、第2ガス拡散層17とを備える。積層体20Aにおいて、膜電極接合体10は、隙間70内で撓むことなく真っ直ぐに伸びる。
ステップS10では、膜電極接合体10とシール部25とを接合し、シール一体MEAを作成する。具体的には、膜電極接合体10の第1面10faの外縁部に接着剤26によってシール部25を接着する。ステップS10の後に実行されるステップS20では、シール一体MEAと、第1ガス拡散層15と、第2ガス拡散層17と、一対のセパレータ40,50とを積層する。具体的には、図7に示すように、シール部25と隙間70を介して第1面10faに第1ガス拡散層15を配置する。また、第2面10fbに第2ガス拡散層17を配置する。また、積層体20Aを挟むように一対のセパレータ40,50を配置する。ここで、一対のセパレータ40,50のうち、平面視において、シール部25と重なる領域を第1領域FAと呼ぶ。また、一対のセパレータ40,50のうち、積層体20Aにおいてシール部25よりも内方側、シール部25の枠内の領域と重なる領域を第2領域SAと呼ぶ。
次に、ステップS30において、一対のセパレータ40,50とシール部25とを接合して、セパレータ接合積層体100Bを形成する。具体的には、図8に示すように、一対のセパレータ40,50を、製造装置100を用いて加熱することで、一対のセパレータ40,50を熱膨張させることで一対のセパレータ40,50がシール部25に対して外方に移動した後に、一対のセパレータ40,50とシール部25とを接合する。ステップS30では、準備した接合前単セル100Aを製造装置200に設置して、一対のセパレータ40,50とシール部25とを加熱プレスによって接合する。つまり、一対のセパレータ40,50を押圧した状態で加熱して、一対のセパレータ40,50とシール部25とを接合する。加熱プレスの条件としては、シール部25が一対のセパレータ40,50に接合できる範囲で設定できる。例えば、加熱プレスの条件は、160℃(摂氏)で30秒間である。加熱プレスの条件である温度は、例えば、一対のセパレータ40,50の温度である。なお、加熱プレスの条件として、湿度は特に限定されるものではなく、常湿であってもよい。
図4に示すように、平面視において、第1ヒータ部210と第2ヒータ部230は、第1セパレータ40全面と重なるように配置されている。これにより、ステップS30では、第1セパレータ40の全面が加熱される。具体的には、第1部材213によって第1セパレータ40の第1領域FAを加熱し、第2部材214によって第1セパレータ40の第2領域SAを加熱する。また、平面視において、第3部材232は、第2セパレータ50全面と重なるように配置されている。これにより、ステップS30では、第2セパレータ50の全面が加熱される。また、加熱する工程は、製造装置200によって接合前単セル100Aが押圧された状態で実行される。具体的には、加熱する工程は、弾性体212の力によって第2部材214が第1セパレータ40を押圧した状態、および、第1部材213が第1セパレータ40を押圧した状態で実行される。また、加熱する工程は、第3部材232が第2セパレータ50を押圧した状態で実行される。
図8に示すように、ステップS30における一対のセパレータ40,50とシール部25とを接合する工程では、一対のセパレータ40,50の全面が加熱されることで、一対のセパレータ40,50が熱膨張する。つまり、一対のセパレータ40,50は、面内方向に沿って伸びることで、シール部25に対して矢印の向きに示す外方に移動する。また、一対のセパレータ40,50およびシール部25が昇温し、予め定めた温度以上になると一対のセパレータとシール部25とが接合される。つまり、一対のセパレータ40,50の温度上昇に伴って、一対のセパレータ40,50が熱膨張することで、シール部25に対して外方に移動し、さらなる温度上昇によって一対のセパレータ40,50とシール部25とが接合される。
図6に示すように、ステップS30の後に、ステップS40において、シール部が接合された膜電極接合体を、前記隙間内で撓ませる。具体的には、セパレータ接合積層体100Bを冷却することで、セパレータ接合積層体100Bの温度を低下させて、この温度の低下による一対の熱収縮によって、図9に示すように、一対のセパレータ40,50が接合されたシール部25が内方に移動する。これにより、シール部25が接合された膜電極接合体100Bを隙間70内で撓ませる。一対のセパレータ40,50が熱収縮することで、一対のセパレータ40,50に接合されたシール部25は、接合前単セル100Aの状態の時よりも小さくなることで、隙間70もステップS30の直後よりも小さくなる。一方で、第1ガス拡散層15、第2ガス拡散層17、膜電極接合体10の大きさの変化は、線膨張係数が小さいために、一対のセパレータ40,50やシール部25に比べて小さい。本実施形態では、第1ガス拡散層15、第2ガス拡散層17、膜電極接合体10の大きさは、ステップS30やステップS40においてほとんど変化しない。これにより、シール部25の形状変化に伴って隙間70内に撓み部分12が形成される。
一対のセパレータプレート40,50の冷却は、例えば、常湿において、セパレータ接合積層体100Bを100℃以下、例えば25℃程度に冷却する。ステップS40では、セパレータ接合積層体100Bを製造装置200から取り外して、自然冷却によって冷却してもよい。また、製造装置200が冷却機構を備える場合には、加熱部218,238の動作を停止して冷却機構を動作させることでセパレータ接合積層体100Bを冷却してもよい。冷却機構としては、冷却水が流通する管を第1ヒータ部210や第2ヒータ部230に設けることで実現できる。
上記実施形態によれば、一対のセパレータ40,50の線膨張係数と、電解質膜13の線膨張係数の差を利用して隙間70内に撓み部分12を生じさせている。つまり、膜電極接合体10を撓ませるために、膜電極接合体10を予め乾燥させる必要が無いので、単セル100の製造工程の管理が煩雑になることを抑制できるので、単セル100の生産性が低下することを抑制できる。また、上記実施形態によれば、一対のセパレータ40,50の全面を加熱することで、一対のセパレータ40,50の熱膨張をより大きくできる。これにより、冷却する工程において、膜電極接合体10をより大きく撓ませることができる。また上記実施形態によれば、加熱する工程において、第1部材213によって第1セパレータ40の第1領域FAを加熱プレスし、第2部材214によって第1セパレータ40の第2領域SAを加熱プレスする。つまり、第1領域FAと第2領域SAに応じた加熱プレスを実行できる。また第1部材213と第2部材214とが別体となっていることで、製造装置200から第2部材214を取り外して第1部材213のみを用いた加熱プレスを行う装置としても利用できる。また、上記実施形態によれば、弾性体212によって第2部材214が第1セパレータ40を押圧することで、第2部材214から第1セパレータ40に対してより効率よく熱を伝導させることができる。
B.他の実施形態:
B-1.第1の他の実施形態:
上記第1実施形態において、ステップS30では、一対のセパレータ40の全面を加熱していたが、これに限定されるものではない。ステップS30では、第1領域FAに加え、第2領域SAを加熱すればよく、第2領域SAは、平面視において、一対のセパレータ40,50のうち、積層体20Aにおいてシール部25よりも内方側の部分の少なくとも一部と重なる領域であってもよい。このようにしても、ステップS30において、第1セパレータ40の第1領域FAに加え第2領域SAも加熱することで熱膨張させることができる。
B-2.第2の他の実施形態:
上記実施形態では、第1部材213と第2部材214とは別体であったが(図4)、これに限定されるものではなく、第1部材213と第2部材214とは一体であってもよい。また、上記実施形態では、第2部材214は、弾性体212によって付勢されていたが、弾性体212は省略してもよい。また、弾性体212を第3部材232側に設けてもよい。つまり、第3部材232を第1領域FAと対向する第1領域部分と第2領域SAと対向する第2領域部分とに分割する。そして、第2領域部分を第2セパレータ50側に付勢する弾性体を設けてもよい。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…膜電極接合体、10fa…第1面、10fb…第2面、12…撓み部分、13…電解質膜、14…カソード、15…第1ガス拡散層、16…カソード、17…第2ガス拡散層、20A…積層体、25…シール部、25a…開口部、26…接着剤、27…発電部、31…マニホールド孔、32…マニホールド孔、33…マニホールド孔、39…スリット部、40…第1セパレータ、43…外周部分、44…中央部分、50…第2セパレータ、62…ガスケット、70…隙間、100…単セル、100A…接合前単セル、100B…セパレータ接合積層体、200…製造装置、201…第1製造装置、202…第2製造装置、210…第1ヒータ部、211…本体、212…弾性体、213…第1部材、214…第2部材、215…面、218…加熱部、219…支持部材、230…第2ヒータ部、231…本体、232…第3部材、238…加熱部、240…シャフト、250…ストッパー部材、255…第1突出部材、256…第2突出部材、FA…第1領域、SA…第2領域

Claims (5)

  1. 燃料電池セルの製造方法であって、
    (a)第1面と前記第1面とは反対側の第2面とを有する膜電極接合体と、前記第1面の外縁部に接合された枠状のシール部と、平面視において前記膜電極接合体よりも外形が小さく、前記シール部と隙間を介して前記第1面に配置された第1ガス拡散層と、前記第2面に配置された第2ガス拡散層とを備える積層体と、前記積層体を挟むように配置された一対のセパレータと、を準備する工程と、
    (b)前記一対のセパレータを加熱することで、前記一対のセパレータを熱膨張させることで前記一対のセパレータが前記シール部に対して外方に移動した後に、前記一対のセパレータと前記シール部とを接合して、セパレータ接合積層体を形成する工程と、
    (c)前記工程(b)の後に、前記セパレータ接合積層体の温度の低下による前記一対のセパレータの熱収縮によって、前記一対のセパレータが接合された前記シール部が内方に移動することで、前記シール部が接合された前記膜電極接合体を、前記隙間内で撓ませる工程と、を備える、燃料電池セルの製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法であって、
    前記工程(b)は、前記一対のセパレータのうち、平面視において、前記シール部と重なる第1領域と、前記積層体において前記シール部よりも内方側の部分と少なくとも一部が重なる第2領域と、を加熱することで、前記一対のセパレータを熱膨張させる工程を含む、製造方法。
  3. 請求項2に記載の製造方法であって、
    前記熱膨張させる工程は、前記一対のセパレータの全面を加熱する、製造方法。
  4. 請求項2または請求項3に記載の製造方法であって、
    前記工程(b)は、製造装置を用いて前記一対のセパレータを加熱し、
    前記製造装置は、前記一対のセパレータのうち、前記第1面側に位置する第1セパレータを加熱する第1製造装置を有し、
    前記第1製造装置は、前記第1セパレータのうち前記第1領域と対向し、前記第1領域を加熱するための第1部材と、前記第1部材とは別体であり、前記第1セパレータのうち前記第2領域を加熱するための第2部材とを有し、
    前記工程(b)は、前記第1部材によって前記第1セパレータの前記第1領域を加熱し、前記第2部材によって前記第1セパレータの前記第2領域を加熱する、製造方法。
  5. 請求項4に記載の製造方法であって、
    前記製造装置は、前記第2部材を前記第1セパレータに向けて押圧する弾性体を有し、
    前記工程(b)は、前記弾性体の力によって前記第2部材が前記第1セパレータを押圧した状態で実行される、製造方法。
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