JP7179248B2 - 組成物、特に多重エマルジョン型の組成物及びその製造方法 - Google Patents

組成物、特に多重エマルジョン型の組成物及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、組成物、特に多重エマルジョン、ならびにエマルジョンの調製方法及び特に化粧品及び衛生の分野におけるその使用に関する。
エマルジョンは、粒子又はドロップレットの形態の液体の別の液体中の懸濁液であり、これら2つの液体は互いに不混和性である。エマルジョンの2つの不混和性液体は一般に「水相」及び「油相」と呼ばれる。しかしながら、二相より多くの相を乳化することは可能である。これは多重エマルジョンの総称で表される。本多重エマルジョンは、「水中油中水型」又は「W/O/W」三重エマルジョンであり、したがって2つの水相(W)及び1つの油相(O)の3つの相を含む。そのようなWinner/O/Wouterエマルジョンにおいて、内側水相(Winner)のドロップレットは油相(O)に分散されて一次エマルジョンを形成し、前記一次エマルジョンはそれ自体が外側水相(Wouter)に分散されている。2つの水相(Winner及びWouter)は同一であっても又は異なっていてもよい。
そのような多重エマルジョンは衛生製品及び化粧品の分野において特に有利である。実際、それはエマルジョンが適用された動物(そしてより特定的にはヒト)の体の表層部分に油膜を形成させることを可能にし、そして油相中に分散されている内側水相に含まれる活性成分を経時にわたる持続的効果のために漸進的に放出させる。
しかしながら、これらのW/O/W三重エマルジョンは調製しそして経時的に安定化させるのが困難である。
実際、それらは一般に、1種以上の親水性界面活性剤を含有する水相に、一次「油中水型」エマルジョンを分散させることによって得られる。
この方法はかなり不安定であり、そしてエマルジョンの安定性の持続時間をかなり減少させる可能性がある相分離現象を制限するために増粘剤の添加をしばしば必要とする。
さらに、これらの化合物のいくつかは、安定化するのが困難であるカチオン性分子であるいくつかの化粧品活性成分、特にキャピラリーコンディショナーと不適合性を有する可能性がある。
さらに、攪拌に対するその高い感受性のために、多重エマルジョンの製造方法の工業的アプローチは現在も複雑なままである。実際、これには多数の安定化工程を使用する必要があり、例えば、さらなる界面活性剤の添加及び/又は高価な適応工業プラントの使用である。
それゆえ、改良された安定性、調製の容易性を有し、及び/又は、多数の活性成分と適合性がある組成物を含む多重エマルジョンを得ることを可能にする組成物の必要性がある。
本願の発明者の研究は、界面活性剤の所与の組み合わせをもたらす特定の組成物により、単一の乳化工程(すなわち、事前に一次エマルジョンを形成しない)で多重エマルジョンを得ることができることを実証することができた。
従って、本発明は、互いに不混和性の2つの相を含む組成物であって、前記組成物は、
-ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤、
-組成物の合計質量に対して少なくとも0.5質量%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル、及び、
-PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤、
を含み、ここで、PGPRの合計量/PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~9/1に含まれ、
2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は[0.5/1, 2/1[の範囲内に含まれる、組成物に関する。
別段断らない限り、本出願の枠内で、示されている値の範囲は包括的であると理解されることに留意されたい。特に、記載[X, Y[(X及びYは2つの数を表す)は、限度値Xはその範囲に含まれる一方、限度値Yはそこから除外されることを意味することに留意されたい。
互いに不混和性である相は、有利には、水相と油相である。
本発明による組成物は、ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤を含む。2~6に含まれるHLBを有するPGPRは疎水性である。それは油相に分散可能である。
HLB(親水性-親油性バランス)とは、界面活性剤の親水性基のサイズ及び力と、親油性基のサイズ及び力との間のバランスを意味する。グリフィンによるHLB値は、J. Soc. Cosm. Chem. 1954 (第5巻)、249~256頁に定義されている。
PGPRとは、1つのPGPR分子又は異なるPGPR分子の混合物を意味する。実際、グリセロール及びポリグリセロールに存在するヒドロキシル官能基の多様性のために、そしてPGPRが得られるプロセスに依存して、多くの反応生成物が形成される可能性があり、そして一般に、いくつかのPGPRの混合物が形成され、それらは互いに以下の点で異なり得る。
-ポリグリセロールを形成するグリセロール単位の数及びこれらの単位の配置、
-エステル化度(すなわち、ポリグリセロール上のエステル化されたヒドロキシル官能基の数)、及び/又は、
-ポリリシノレエートを形成するリシノール酸単位の数。
好ましくは、2~6に含まれるHLBを有するPGPRは、少なくとも1つの非エステル化ヒドロキシルを含む。
好ましくは、2~6に含まれるHLBを有するPGPRは、主として(PGPRの合計質量に対して少なくとも50質量%)、ポリグリセロール-3ポリリシノレエート(PG-3-PR)、ポリグリセロール-4ポリリシノレエート(PG-4-PR)、ポリグリセロール-6ポリリシノレエート(PG-6-PR)及びポリグリセロール-7ポリリシノレエート(PG-7- PR)を含む。より優先的には、PGPRは主としてPG-3-PR又はPG-4-PRを含む。
ポリグリセロール(又はPG)の後に続く整数は、ポリグリセロールを形成するグリセロール単位の数を表す。
好ましくは、2~6に含まれるHLBを有するPGPRは、2~12、より優先的には3~10、さらにより優先的には4~6に含まれる数のポリリシノレエート(PR)を形成するリシノール酸単位を含み、特に、リシノール酸単位の数は5である。
より特定的には、2~6に含まれるHLBを有するポリグリセロールポリリシノレエートは線形であり、以下の式(I):
Figure 0007179248000001
により表され、上式中、
-Rは水素原子又は式(II):
Figure 0007179248000002
の基であり、ここで、mは、2~12、優先的には3~10、より優先的には4~6に含まれる整数を表し、そして
-nは3~7、優先的には3~4に含まれる整数を表す。
本発明による組成物はまた、クエン酸エステル及び脂肪酸のモノグリセリド及びジグリセリドである、モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルも含む。
このようなエステルの混合物は、一般的にCITREMと呼ばれる。CITREMは食用植物油から慣用的に調製される。
有利には、モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルのモノグリセリド及びジグリセリドはアシル基を含み、その炭化水素含有鎖は12~18個の炭素原子、好ましくは14~18個の炭素原子、優先的には16~18個の炭素原子を含む。
優先的には、CITREMはステアリン酸グリセロールクエン酸エステル、すなわちクエン酸とモノグリセリド及びジグリセリドのエステルであり、該モノグリセリド及びジグリセリドはアシル基を含み、その炭化水素含有鎖は18個の炭素原子を含む。
通常、CITREMは疎水性であり、したがって油相中に可溶性及び/又は分散性である。CITREMは中和された形、すなわち塩の形で存在することもでき、それはまたそれらを水相に可溶性及び/又は分散性にする。
有利には、CITREMは95%を超える、好ましくは99%を超える、優先的には100%の純度(エステル混合物の純度)を有する。
本発明による組成物は、PGPRとは別に、2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の他の乳化界面活性剤を含む。このため、組成物は2~6に含まれるHLBを有する少なくとも2種の乳化界面活性剤を含み、すなわち1種以上のPGPR及び1種以上のPGPR以外の2~6に含まれるHLBを含む乳化界面活性剤を含む。
PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有するこの乳化界面活性剤は、有利には、PGPR以外のポリグリセロールエステル、ソルビタンエステル、スクロエステル及びそれらの混合物からなる群より選ばれる。
このような界面活性剤は、本発明による組成物から調製されたエマルジョンの安定性を延長させる効果を有する。
2~6に含まれるHLBを有する(PGPR以外の)ポリグリセロールエステルの例として、ポリグリセロール-3ジイソステアレート、ポリグリセロール-4イソステアレート、ポリグリセロール-2-ジイソステアレート、ポリグリセロール-3オレエート及びポリグリセロール-2イソステアレートを挙げることができる。
2~6に含まれるHLBを有するソルビタンエステルの例としては、ソルビタンジイソステアレート、ソルビタンイソステアレート、ソルビタンオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート及びソルビタンジオレエートを挙げることができる。
2~6に含まれるHLBを有するスクロエステルの例としては、スクロースポリステアレート及びスクロースジステアレートを挙げることができる。
好ましくは、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤は、(PGPR以外の)ポリグリセロールエステル、ソルビタンエステル及びそれらの混合物からなる群より選ばれる。
有利には、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤は、例えば特許出願FR1556521(その内容を本出願に取り込む)に記載の製造方法によって得られるポリグリセロール-4イソステアレートであることができる。
したがって、ポリグリセロール-4イソステアレートの製造方法は、イソステアリン酸をグリセロールカーボネートと反応させることを含み、ここで、
-反応中に使用されるグリセロールカーボネート/イソステアリン酸のモル比は少なくとも2であり、そして
-反応は、ポリグリセロールエステルである相溶化剤の存在下で開始される。
このようなポリグリセロール-4イソステアレートは水中に分散可能である。この界面活性剤を含有する本発明による多重エマルジョンは水で容易に除去される。実際、水に不溶性である他のポリグリセロールエステルとは異なり、この界面活性剤は水に分散可能であるので、このようにして調製されたポリグリセロール-4-イソステアレートは一層容易に水に同伴される。
より優先的に、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤はソルビタンエステルからなる群より選ばれる。
特に、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化性界面活性剤はソルビタンイソステアレートである。
好ましくは、PGPRの合計量/PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~6/1に含まれ、より優先的には3/1~5/1に含まれる。
有利には、この質量比は3/1である。
本発明による組成物は、特に単純な攪拌によって、1回の乳化工程で多重エマルジョンを得ることを可能にする。したがって、それは、例えば攪拌工程の終わりに、エマルジョンの形で有利に存在する。
組成物は、特に、1カ月、優先的には3カ月を超えて、4~50℃の範囲の温度及び大気圧、特に4℃±5℃、20℃±5℃、42℃±5℃又は50℃±5℃の範囲の温度で安定性を有する「水中油中水型」三重エマルジョンなどの多重エマルジョンを得ることを可能にする。
好ましくは、本発明による組成物は、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比が0.5~1.99、より優先的には0.7~1.8、さらにより優先的には0.8~1.5に含まれる。
有利には、本発明による組成物は、2~6に含まれるHLBを有する界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比が1/1である。
実際、1/1の比は、本発明による組成物からエマルジョンを調製するために特に有利であり、そこで、前記エマルジョンは質感を有し、べたつかない。
本発明による組成物は、組成物の総質量に対して、少なくとも0.5質量%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル(CITREM)を含有する。
好ましくは、本発明による組成物は、組成物の合計質量に対して少なくとも0.8質量%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル(CITREM)を含有する。
有利には、本発明による組成物は、組成物の合計質量に対して、少なくとも1.5質量%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル(CITREM)を含有する。実際、1.5質量%のCITREMから出発して、組成物の粘度は指数関数的に増加する。このため、配合者は組成物の所望の粘度に応じて、モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの量を選ぶであろう。
実際、組成物は、組成物の合計質量に対して0.5~5質量%で含まれる量のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル(CITREM)を含む。好ましくは、モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの量は組成物の合計質量に対して0.8~4質量%で含まれ、さらにより優先的には、1.5~4質量%で含まれる。
同様に、そのようなCITREM含有量では、エマルジョンの安定性を増すことができる。
有利には、モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルは、食用植物油、より特定的にはパーム油又はヒマワリ油をベースとするものから得られる。
好ましくは、CITREMはヒマワリ油から得られる。
得られる方法及びその組成により、CITREMの粘度は変化し得る。例えば、パーム油から調製されたCITREMは、一般的に固体であり、例えば、粉末形態である。この場合には、CITREMをその融点で、一般的に50℃~100℃で、それを液化するために加熱することが必要である場合がある。このようにして液化したCITREMは、他のCITREM又は他の成分と液体形態で混合することができる。
モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルは中和された形態でも又はそうでなくてもよい。有利には、それは中和された形態である。
組成物はまた、活性成分及び/又は添加剤をも含むことができる。それは特に、1種以上の活性成分及び/又は1種以上の添加剤を含みうる。
より特定的には、本発明による組成物は、1種以上の添加剤及び/又は1種以上の活性成分を含むことができ、それらは水相及び/又は油相中に可溶性又は分散可能である。
好ましくは、添加成分及び/又は活性成分は、動物の体、特に人体の表層的な表面と接触するように配置されることが意図された物質から選ばれ、特に動物及びヒトの衛生製品及び化粧品の分野で通常に使用されるものから選ばれる。
より一般的には、本発明による組成物を構成する全ての成分は、動物の体、より特定的には人体に対する高い安全性を有する成分から選ばれる。
実際、本発明による組成物は、衛生製品及び/又は化粧品として使用することができ、したがって優先的に化粧品添加剤及び/又は化粧品活性成分を含有するエマルジョンを得ることを可能にする。
化粧品添加剤は、好ましくは、防腐剤、保湿剤、安定剤、香料、金属イオン封鎖剤(EDTA)、顔料、充填剤からなる群より選ばれ、特に、角質除去剤、可溶性着色剤、日焼け止め剤及びそれらの混合物から選ばれる。
本発明による組成物は日焼け止め剤の容易な可溶化を行える。特に、それは組成物の合計質量に対して少なくとも5質量%、優先的に少なくとも10質量%、より優先的に少なくとも15質量%の日焼け止め剤を含有することができ、さらには20質量%を超える含有量であることができる。より特定的には、それは、組成物の合計質量に対して少なくとも5質量%、優先的には少なくとも8質量%の固体有機日焼け止め剤を含有することができる。
有利には、日焼け止め剤は、有機及び/又は無機日焼け止め剤から、優先的には固体及び/又は液体の有機日焼け止め剤から選ばれる。
固体有機日焼け止め剤の例としては、ジエチルアミノヒドロキシベンジルヘキシルベンゾエート、ブチルメトキシジベンゾイルメタン(BMDBM)、ベンゾフェノン-3、エチルヘキシルトリアゾン、4-メチルベンジリデンカンファー、フェニルサリチレート、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、ベンゾフェノン-8及びビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンを挙げることができる。
液体有機日焼け止め剤の例としては、オクチルメトキシシンナメート、オクトクリレン、ホモサレート及びポリシリコーン15を挙げることができる。
化粧品活性成分は、好ましくは、ヒアルロン酸などの保湿剤、セラミド、水溶性ビタミン、消毒剤、抗脂漏剤、過酸化ベンゾイル、サリチル酸、トリクロサン及びアゼライン酸などの抗微生物剤、蛍光増白剤及びそれらの混合物からなる群より選ばれる。
各添加剤又は活性成分の量は、当該分野で従来から使用されている量であり、例えば組成物の質量に対して0.01~10質量%である。
本発明はまた、エマルジョン用の界面活性剤の組み合わせに関し、
-ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤と、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の第二の乳化界面活性剤との混合物であり、PGPRの合計量/PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~9/1に含まれる、界面活性剤、及び、
-モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル(CITREM)
を含み、ここで、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は、[0.5/1, 2/1]の範囲内に含まれる。
PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化性界面活性剤は上記の通りである。
有利には、本発明による界面活性剤の組み合わせは、トリグリセリドなどの疎水性物質との混合物中にあることができる。この疎水性物質は、実際には、取扱いが容易であることができる、ペースト状均質混合物を得ることを可能にする。
好ましくは、疎水性物質はトリグリセリドである。
好ましくは、トリグリセリドはトリグリセリドの混合物の形態であってよく、そしてベ植物油、植物バター、動物油及び脂肪からなる群より選ばれる物質、前述の物質のうちの1つの特定の画分又はそれらの混合物を介して界面活性剤の組み合わせに導入される。物質又は特定の画分は、当該物質又は特定の画分の質量に対して少なくとも90質量%のトリグリセリドからなる。前述の物質のうちの1つの特定の画分は、当業者に公知の任意の方法、特に蒸留によって得られる。
より優先的には、トリグリセリドは、植物油、植物バター、その特定の画分又はそれらの混合物を介して界面活性剤の組み合わせに導入される。さらにより優先的には、トリグリセリドは、植物油又は植物油の特定の画分を介して界面活性剤の組み合わせに導入される。
植物油の例としては、ココナッツ油、パーム核油、パーム油、オリーブ油、クルミ油、ナタネ油、コーン油、ダイズ油、ヒマワリ油、グレープシード油、アマニ油、樟脳油、アプリコット核油、アボカド油、マカデミアナッツ油及びスイートアーモンド油を挙げることができる。
植物バターの例としては、シアバター、ココアバター、マンゴーバター、オリーブバター及びコクムバター(kokum butter)を挙げることができる。
動物性油及び脂肪の例としては、魚油及び獣脂を挙げることができる。
あるいは、トリグリセリドは、例えば、2-エチルヘキサン酸、カプリル酸又はカプリン酸などの1種以上の特定の酸を使用するエステル化又はエステル交換によって合成することができる。
好ましくは、トリグリセリドはアシル基を含有し、その炭化水素含有鎖は飽和であり、そして8~16個の炭素原子、より特に8~14個の炭素原子、さらに一層特には、8~10個の炭素原子を含有する。
より特定的には、トリグリセリドはアシル基を含有し、その炭化水素含有鎖は枝分かれ鎖である。特に、トリグリセリドはトリエチルヘキサノインである。
本発明による界面活性剤の組み合わせは、エマルジョンを得るために水相に又は本発明による組成物を得るために2つの不混和相中に添加するために使用準備ができている。本発明による界面活性剤のこの組み合わせは、他の化合物、特に上述のような1種以上の活性成分及び/又は添加剤を含むことができる。
本発明はまた、本発明による組成物を含むエマルジョン又は本発明による界面活性剤の組み合わせに関する。より特定的には、本発明は、エマルジョンの形態の本発明による組成物に関する。
エマルジョンは、有利には多重エマルジョン、好ましくは「水中油中水型」三重エマルジョンである。
有利には、多重エマルジョンは、同一又は異なる2つの水相と1つの油相とを含有する。
多重エマルジョンはまた、2つの同一の水相と1つの油相とを含むことができる。
油相は、一般に、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤及びCITREM以外に、1種以上の疎水性物質を含む。
好ましくは、疎水性物質は、極性dPに関するハンセン溶解度パラメータが25℃で3(J/cm31/2以下である。
ハンセン溶解度パラメータの計算は、Solubility Parameters, Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology, Suppl. Vol., 2nd ed., Standen, A., Ed., Interscience, New York, 1971, 889-910に記述されている。
この疎水性物質は、鉱油、シリコーン、脂肪酸、脂肪族アルコール、エステル(CITREM及び2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤以外)、エトキシル化誘導体及びそれらの混合物からなる群より選ぶことができる。
より特定的には、鉱油は液体パラフィンである。
より特定的には、シリコーンは、ジメチコン及びシクロペンタシロキサンから選ばれる。
より特定的には、脂肪酸はステアリン酸、セチル酸及びセテアリル酸(cetearylic acid)から選ばれる。
より特定的には、脂肪族アルコールは、ステアリルアルコール、セチルアルコール及びセテアリルアルコール(cetearylic alcohol)から選ばれる。
より特定的には、CITREM及び2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤以外のエステルは下記のものからなる群より選ばれる。
-ブタノール、イソプロパノール、オクタノール、ヘプタノール、エチルヘキサノール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ドデカノール、イソデカノール、イソノナノール、イソオクタノールなどのモノアルコール、及び、カプリル酸、カプリン酸、ヘプタン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸及びイソステアリン酸などもモノカルボン酸から得られるモノエステル、
-上記のとおりのモノアルコール、及び、フマル酸、アジピン酸、コハク酸及びセバシン酸などのジカルボン酸から得られるジエステル、
-上記のとおりのモノプロピレングリコール及び上記のとおりのモノカルボン酸から得られるジエステル、
-トリメチロールプロパン及びグリセロールなどのトリアルコール及び脂肪酸から得られるトリエステル、特にトリグリセリド、
-ペンタエリスリトールなどのテトラアルコール、及び、上記のとおりのモノカルボン酸から得られるテトラエステル、
及びそれらの混合物。
好ましくは、トリグリセリドは上記のとおりである。
好ましくは、本発明によるエマルジョンは、エマルジョンの合計質量に対して、少なくとも5質量%、より優先的には少なくとも6質量%、さらにより優先的には少なくとも8質量%のトリグリセリドを含有する。
好ましくは、CITREM及び2~6に含まれるHLBを有する乳化性界面活性剤以外の疎水性物質は、エステルから、より優先的には上記のエステルの群から選ばれる。
特に、疎水性物質は、トリメチロールプロパントリイソステアレート、モノプロピレングリコールカプレート/カプリレート、トリエチルヘキサノイン及びそれらの混合物から選ばれる。
有利には、疎水性物質は、動物、より特定的には人体の表層部分と接触するように配置されることが意図された物質から選ばれる。
有利には、疎水性物質は化粧品分野の皮膚軟化剤から選ばれる。
好ましくは、本発明によるエマルジョンにおいて、油相は、多重エマルジョンの合計質量に対して、少なくとも8質量%、優先的に少なくとも10質量%を示す。
好ましくは、油相は、8~50質量%、より優先的には10~40質量%、さらにより優先的には12~35質量%を示し、該質量%は多重エマルジョンの質量に対するものである。
有利には、本発明によるエマルジョンはシリコーン含有物質を含まない。
有利には、本発明による多重エマルジョンにおいて、水相の合計、すなわち内側水相及び外側水相は多重エマルジョンの質量に対して、50~92質量%を示す。
内側水相及び外側水相は、同一であることができ、又は、1種以上の添加剤及び/又は活性成分が特に外側水相に添加される場合には異なることができる。
本発明による多重エマルジョンは、好ましくは4~10のpHを有する。pHは、多重エマルジョンの所望の使用に応じて、例えばクエン酸の添加により調整することができる。
本発明による多重エマルジョンの安定性は、4~50℃の範囲の温度で、2ヶ月を超え、好ましくは3ヶ月を超え、特に4℃±5℃、20℃±5℃、42℃±5℃又は50℃±5℃で、好ましくは3ヶ月を超える。
本発明はまた、本発明によるエマルジョンを含む化粧品組成物及び/又は衛生製品に関する。
衛生製品及び/又は化粧品とは、人体の表層部分(表皮、毛髪及び毛細血管系、爪、唇及び外生殖器など)又は歯及び口腔粘膜と、もっぱら又は主として、その浄化、香り付け、見た目の変更、保護、良好状態の維持又は体臭の克服の観点で、接触して配置されることが意図されたあらゆる混合物を意味する。
したがって、本発明は、場合により、化粧品添加剤及び/又は化粧品活性成分などの添加剤及び/又は活性成分とともに、本発明によるエマルジョンを含む衛生製品及び/又は化粧品製品にも関する。
そのような製品の例として、皮膚、粘膜及び/又は毛髪を洗浄するための製品、シャワージェル又はクリーム、シャンプー、シェービング製品、メイクアップ除去製品、コンディショナー、リンスオフフェイスマスク剤及び角質取り製品を挙げることができる。
本発明によるエマルジョンは、動物用シャンプーなどの動物用の洗浄剤製品としても使用することができる。そのような動物用洗浄剤製品は、毛髪、かぎつめ、粘膜などの動物の体の任意の表層部分に使用することができ、そして上記のとおりの添加剤及び/又は化粧品活性成分、及び/又は、獣医学的活性成分、例えば寄生虫に対する獣医学的活性成分を含有することができる。
本発明はまた、皮膚、頭皮、毛髪、毛皮、睫毛、眉毛、爪、かぎつめ及び粘膜などの動物又は人体の表層部分を洗浄するための方法であって、前記表層部分に本発明による多重エマルジョンを塗布する工程、及び、前記表層部分を濯ぐ工程を含む方法に関する。エマルジョンにより洗浄された動物又は人体の表層部分は清潔に保たれ、また、製品に含まれている化粧品活性成分に応じて、柔らかくそして湿潤状態に保たれる。
好ましくは、動物の体、より特定的には人体の表層部分は皮膚、毛髪及び毛皮である。
しかしながら、本発明によるエマルジョンの使用は多数あり、そして衛生、化粧品及び獣医学の分野に限定されない。
有利には、本発明によるエマルジョンは植物油に由来する成分などの再生可能な起源の成分を含む。
本発明による衛生及び/又は化粧品は、4~50℃の範囲の温度で数ヶ月の安定性を有し、特に4℃±5℃、20℃±5℃、42℃±5℃又は50℃±5℃で好ましくは3ヶ月を超える。
衛生製品及び/又は化粧品に含まれるエマルジョンはまた、ほぐれ及び保護などのいくつかの化粧品活性成分の作用を同時に、長期間、又は互いに逐次に発揮させることを可能にし、それは特に、多重エマルジョンの異なる相にこれらの活性成分が存在することによる。
本発明は、
-ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤、及び、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤を含む油相を、
-水相中で、
乳化する工程を含み、ここで、油相及び/又は水相はエマルジョンの質量に対して少なくとも0.5%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル(CITREM)を含み、そして、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は[0.5/1, 2/1[の範囲内に含まれる、エマルジョンの調製方法にも関する。
PGPR、CITREM、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する界面活性剤、油相及び水相、ならびに、それらの有利で優先的な実施形態は上記のとおりである。
エマルジョンの調製方法において、PGPRの合計量/PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~9/1に含まれる。
PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する1種以上の乳化界面活性剤の添加により、本方法によって調製されたエマルジョンをさらに安定化させることができる。
モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルは中和形態又は非中和形態であることができる。
また、本発明による方法の特定の実施形態によれば、中和形態の1種以上のCITREMは使用される。それは、油相、水相又は油相及び水相に導入される。実際、中和形態では、CITREMは塩の形でありそして油相又は水相に導入されることができる。これらのCITREMは、Radiamuls Citrem 2932 K(中和)及び/又はRadiamuls Citrem 2935 K(中和)であることができる。
好ましくは、CITREMは油相に導入される。
本発明による方法の第二の特定の実施形態によれば、非中和形態の1種以上のCITREMは使用される。それは、次いで、油相に導入される。実際、非中和形態では、CITREMは油相中にのみ導入されうる。これらのCITREMは、Radiamuls Citrem 2931 K(非中和)及び/又はRadiamuls Citrem 2934 K(非中和)であることができる。
本発明による方法の第三の特定の実施形態によれば、少なくとも1種の中和形態のCITREMと少なくとも1種の非中和形態のCITREMとの組み合わせは使用される。
好ましくは、モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル(CITREM)は油相に含まれる。
該方法の乳化工程は、5g/分~40g/分、好ましくは8~20g/分、典型的には10g/分の流速で油相を水相に添加することにより有利に行われる。
有利には、油相の水相への添加は、好ましくは700rpm(毎分回転数)で攪拌下で行われる。
エマルジョンの形成は、少なくとも5000回転/分、優先的には少なくとも6000回転/分、より特定的には8000回転/分の撹拌速度で行われる。
攪拌は少なくとも1分間、優先的には少なくとも5分間、より特定的には10分間行われる。
この方法は周囲温度又は高温で実施することができる。例えば、それは15℃~90℃の範囲の温度で実施することができ、好ましくは、温度感受性成分が導入できるように周囲温度で実施される。
したがって、本方法は、特に、使用される1種以上のCITREMが特定の粘度を有するか又は固体形態であるときに、高温で実施することができる。例えば、この方法は、CITREMがパーム油由来であるときに、特に使用されるCITREMがRadiamuls Citrem 2932 K(登録商標)(中和)という名称で市販されている場合に、高温で行われる。
この方法が高温で行われる場合には、油相の種々の成分は次にレセプタクルに導入され、次いで、必要ならば、最高の融解温度を有する成分の融解温度に対応するような温度で加熱され、それにより液化しそして均質な混合物を得る。次いで、成分を100~600rpm(毎分回転数)の速度で5~15分間混合した後に、例えばこの同じ温度で予め加熱されていた水相に添加する。
エマルジョンが高温で、例えば80℃の温度で形成される場合に、エマルジョンは300rpm(毎分回転数)などの中速攪拌下で周囲温度に戻るように放置されるべきである。
あるいは、特に使用される1種以上のCITREMが周囲温度で液体形態である場合には、本方法は周囲温度で実施することができる。例えば、本方法は、ひまわり油に由来するCITREMを使用する場合に、特にRadiamuls Citrem 2934 K(登録商標)(非中和)の名称で販売されているCITREMが使用される場合に、又は、中和CITREMが使用される場合に、周囲温度で実施される。
本方法が周囲温度(20℃±5℃)で行われる場合には、油相の種々の成分は周囲温度でレセプタクルに導入される。次いで、成分を100~600rpmの速度で5~10分間混合した後に、水相に添加し、該水相自体はこの温度である。
本方法は、活性成分及び/又は添加剤を、その親油性、親油性又は両親媒性の特性に応じて、油相及び/又は水相に添加することを含むことができる。
好ましくは、活性成分及び/又は添加剤は、水相中に取り込まれ、それは、本発明による方法により調製された多重エマルジョンの内側水相及び外側水相の両方になるであろう。
あるいは、各活性成分又は添加剤は、本発明によるエマルジョンの調製方法の乳化工程の後のエマルジョンへのその添加と関係なく、外側水相中に完全に又は部分的に混合されうる。
実際、乳化工程の後に、本方法は、添加剤及び/又は活性成分、特に安定化させるのが困難である保湿剤、増粘剤及び毛髪コンディショナーの添加の1つ以上の後続の工程を含むことができる。
有効成分及び添加剤は、エマルジョンについて上記されたとおりである。
添加剤及び/又は活性成分を添加するこの工程は、撹拌下で、特に300回転/分で実施することができる。
本方法はまた、上記のようにpHを調整する工程を含むことができる。
本発明はまた、
-ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤、及び、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤、ここで、PGPRの合計量/PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~9/1に含まれる、
-モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル(CITREM)、
ここで、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は、[0.5/1, 2/1[の範囲で変化する、
を混合する工程を含む、上記のとおりの本発明によるエマルジョン用の界面活性剤の組み合わせの調製方法に関する。
有利には、本方法によって得られる界面活性剤の組み合わせは、多重エマルジョン、特に「水中油中水型」三重エマルジョンを調製することを可能にする。
界面活性剤の組み合わせは、エマルジョンの質量に対して、少なくとも1.6質量%を示す。優先的には、エマルジョンの質量に対して10質量%以下、典型的には1.66~9質量%である。
最後に、本発明は、衛生製品、化粧品製品及び/又は動物用洗浄剤製品における、本発明によるエマルジョンの使用に関する。
本発明は、例示として示される実施例に照らしてよりよく理解されるであろう。
例1:本発明による「SPF30サンローション」多重エマルジョンの調製
a)使用される製品
Figure 0007179248000003
a)油相Oの調製
油相は、上記の表1及びその指示量で記載された界面活性剤、トリエチルヘキサノイン及び日焼け止め剤をレセプタクルに導入することによって調製される。
透明な液体混合物を得るために油相を80℃に加熱し、次いで300回転/分で撹拌下に置く。
b)水相Wの調製
表1に示される量の水及び増粘剤をレセプタクルに導入することによって水相を調製する。
水相を80℃に加熱し、次いで、700回転/分で1分間撹拌下に置き、透明な液体混合物を得る。
c)多重エマルジョンの調製
油相Oを、300回転/分で攪拌しながら、5分にわたって水相Wに添加する。
添加が完了したら、組成物を8000回転/分で10分間撹拌する。得られたW/O/W三重エマルジョンを、300回転/分で撹拌しながら周囲温度に冷却することができる。
温度が約30℃に達したら、上記の表1に記載の量で、400回転/分で撹拌しながら、防腐剤及び香料を添加する。
d)安定性
そのような多重エマルジョンは、4~50℃の範囲の温度、特に4℃±5℃、20℃±5℃、42℃±5℃及び/又は50℃±5℃で少なくとも3ヶ月間安定である。
多重エマルジョンは、油相中に存在する日焼け止め剤の制御された解放を可能にする。したがって、即時かつ長期的な効果があるだろう。
このようにして得られた多重エマルジョンは、大量の日焼け止め剤を可溶化することができる。実際、これらはエマルジョンの質量に対して23.5質量%を示している。
例2:本発明による他の多重エマルジョン「保湿ハンドクリーム」の調製
a)使用される製品
Figure 0007179248000004
a)油相Oの調製
油相は、上記の表2に記載されており、そして示された量で7つの化合物をレセプタクルに導入することによって調製される。この混合は、80℃の温度で200回転/分で撹拌しながら行われる。得られた混合物は均質で透明である。
b)水相Wの調製
水相は、表2に示されており、そして示された量で水及び上記の5つの化合物をレセプタクルに導入することによって調製される。
水相を80℃に加熱し、次いで、8000回転/分で1分間撹拌下に配置し、均質な透明混合物を得る。
c)本発明による多重エマルジョンの調製
300回転/分で撹拌しながら、油相を5分かけて水相に添加する。
添加が完了したら、組成物を8000回転/分で10分間撹拌する。W/O/W三重エマルジョンは得られる。
温度が30℃を超えたら、防腐剤及び香料を、上記の表2に示した量で、400回転/分で撹拌しながら添加する。
d)安定性
そのようなW/O/W多重エマルジョンは、4~50℃の範囲の温度、特に4℃±5℃、20℃±5℃、42℃±5℃及び/又は50℃±5℃で少なくとも3ヶ月間安定である。
この流体エマルジョンは、皮膚上に非常に容易に広がり、そして急速な浸透性を示す。それは肌を新鮮で保湿した状態のままにする。
多重エマルジョンは、内側水相及び外側水相に存在する活性成分によって、即時かつ長期の保湿を可能にする。
本開示は以下も包含する。
[1] 互いに不混和性の2つの相を含む組成物であって、前記組成物は、
-ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤、
-組成物の合計質量に対して少なくとも0.5質量%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル、及び、
-PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤、
を含み、ここで、PGPRの合計量/PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~9/1に含まれ、
2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は[0.5/1, 2/1[の範囲内に含まれる、組成物。
[2] 2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は1/1である、上記態様1記載の組成物。
[3] 前記組成物の合計質量に対して0.5質量%~5質量%で含まれる量のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルを含む、上記態様1又は2記載の組成物。
[4] モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルはパーム油又はヒマワリ油から得られる、上記態様1~3のいずれか記載の組成物。
[5] PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤はポリグリセロールエステル、ソルビタンエステル及び/又はスクロエステルである、上記態様1~4のいずれか記載の組成物。
[6] 活性成分及び/又は添加剤をも含む、上記態様1~5のいずれか記載の組成物。
[7] エマルジョン用の界面活性剤の組み合わせであって、
-ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤の、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の第二の乳化界面活性剤との混合物としての界面活性剤であり、PGPRの合計量/PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~9/1に含まれる、界面活性剤、及び、
-モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル、
を含み、ここで、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は、[0.5/1, 2/1[の範囲内に含まれる、組み合わせ。
[8] エマルジョンの形態の上記態様1~6のいずれか記載の組成物。
[9] 上記態様7記載の界面活性剤の組み合わせを含む、エマルジョン。
[10] -ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤、及び、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤を含む油相を、
-水相中で、
乳化する工程を含み、ここで、油相及び/又は水相はエマルジョンの質量に対して少なくとも0.5%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルを含み、そして、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は[0.5/1, 2/1[の範囲内に含まれる、エマルジョンの調製方法。
[11] -ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤、及び、PGPRの合計量/PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比が2/1~9/1に含まれる、PGPR以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤、を
-モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル、
と混合する工程を含み、
2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は、[0.5/1, 2/1[の範囲にある、上記態様7記載のエマルジョン用の界面活性剤の組み合わせの調製方法。
[12] 上記態様8記載の組成物又は上記態様9記載のエマルジョンを含む、化粧品組成物及び/又は衛生製品。

Claims (11)

  1. 互いに不混和性の2種の相を含む組成物であって、前記組成物は、
    -ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤、
    -組成物の合計質量に対して少なくとも0.5質量%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル、及び、
    -PGPR並びにモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル以外の、2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤、
    を含み、ここで、PGPRの合計量/PGPR並びにモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~9/1に含まれ、
    2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は、少なくとも0.5/1、且つ2/1未満であり、
    水中油中水三重エマルジョンの形態である、組成物。
  2. 2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は1/1である、請求項1記載の組成物。
  3. 前記組成物の合計質量に対して0.5質量%~5質量%で含まれる量のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルを含む、請求項1又は2記載の組成物。
  4. モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルはパーム油又はヒマワリ油から得られる、請求項1~3のいずれか1項記載の組成物。
  5. PGPR並びにモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤はポリグリセロールエステル、ソルビタンエステル及び/又はスクロースエステルである、請求項1~4のいずれか1項記載の組成物。
  6. 活性成分及び/又は添加剤をも含む、請求項1~5のいずれか1項記載の組成物。
  7. 水中油中水三重エマルジョン用の界面活性剤の組み合わせであって、
    -ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤の、PGPR並びにモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル以外の2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の第二の乳化界面活性剤との混合物としての界面活性剤であり、PGPRの合計量/PGPR並びにモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比は2/1~9/1に含まれる、界面活性剤、及び、
    -モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル、
    を含み、ここで、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は、少なくとも0.5/1、且つ2/1未満である、組み合わせ
  8. 請求項7記載の界面活性剤の組み合わせを含む、水中油中水三重エマルジョン。
  9. -ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤、及び、PGPR並びにモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル以外の2~6に含まれるHLBを有する少なくとも1種の乳化界面活性剤を含む油相を、
    -水相中で、
    乳化する工程を含み、ここで、油相及び/又は水相はエマルジョンの質量に対して少なくとも0.5%のモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルを含み、そして、2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は、少なくとも0.5/1、且つ2/1未満である、水中油中水三重エマルジョンの調製方法。
  10. -ポリグリセロールポリリシノレエート(PGPR)である2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤、及び、PGPRの合計量/PGPR並びにモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量の質量比が2/1~9/1に含まれる、PGPR並びにモノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル以外の2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤、を
    -モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステル、
    と混合する工程を含み、
    2~6に含まれるHLBを有する乳化界面活性剤の合計量/モノグリセリド及びジグリセリドのクエン酸エステルの合計量の質量比は、少なくとも0.5/1、且つ2/1未満である、請求項7記載の水中油中水三重エマルジョン用の界面活性剤の組み合わせの調製方法。
  11. 請求項記載の組成物又は請求項記載の水中油中水三重エマルジョンを含む、化粧品組成物及び/又は衛生製品。
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