JP7174587B2 - 断熱基礎の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の基礎及び前記基礎に設けられた断熱材を具備する断熱基礎の施工方法の技術に関する。
従来、建物の基礎及び前記基礎に設けられた断熱材を具備する断熱基礎の施工方法の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、木造住宅の基礎の型枠内に発泡性防蟻断熱板を設置してコンクリートを打設した後、型枠を取り外した後に、発泡性防蟻断熱板の表面にモルタルを塗布して、発泡性防蟻断熱板の表面を保護することが記載されている。このように、基礎の屋外側に断熱材を設置することによって、基礎は外気温の影響を受け難くなるため、基礎によって囲まれた床下空間の温度変化が少なくなり、ひいては室内の冷暖房効果を向上させることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術において、断熱基礎が完成するには、コンクリートが硬化し、型枠を取り外した後に、モルタルを塗布し、さらにモルタルの硬化を待つ必要がある。したがって、断熱基礎が完成するまでに比較的長い時間を要するという問題があった。
特開2006-183267号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、完成までに要する時間を低減することができる断熱基礎の施工方法を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、建物の基礎及び前記基礎に設けられた断熱材を具備する断熱基礎の施工方法であって、前記基礎を構成するコンクリートを内側に打設するための、第一の型枠及び前記第一の型枠よりも上方に配置される第二の型枠を設置する型枠設置工程と、前記第一の型枠内に前記基礎を構成するコンクリートの一部であるベース部を構成するコンクリートを打設する第一コンクリート打設工程と、前記断熱材の一面及び当該一面の反対側の面である他面をそれぞれ屋外側及び屋内側に向けて、かつ、前記断熱材の前記一面及び前記他面が前記第二の型枠と直接当接しないように前記断熱材を保持した状態で、前記第二の型枠内に前記断熱材を配置する断熱材配置工程と、前記第二の型枠と前記断熱材の前記他面との間の隙間に、前記基礎を構成するコンクリートのうち、前記ベース部とは異なる部分を構成するコンクリートを打設する第二コンクリート打設工程と、前記第二の型枠と前記断熱材の前記一面との間の隙間に、前記断熱材の前記一面を保護するための外被材を構成する材料を供給することによって、前記断熱材の前記一面に前記外被材を施工する外被材施工工程と、を具備し、前記断熱材配置工程において、前記断熱材は、前記ベース部に一部が埋設され、当該断熱材を屋外側及び屋内側から挟み込むように形成され、上下方向において前記第一の型枠と前記第二の型枠との間に介在するように配置され、前記第一の型枠に載置されると共に前記第二の型枠を載置した第一保持部材によって保持されているものである。
請求項2においては、前記外被材を構成する材料は、コンクリートであって、前記外被材施工工程は、前記第二コンクリート打設工程と同時に行われるものである。
請求項3においては、前記断熱材配置工程において、前記断熱材は、当該断熱材の前記一面と当該一面に対向する前記第二の型枠との間に30mm以上の間隔があくように配置されるものである。
請求項4においては、前記断熱材配置工程において、前記断熱材は、前記第二の型枠と前記断熱材の前記一面との間に亘るように形成された第二保持部材によって保持されているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、完成までに要する時間を低減することができる。また請求項1においては、断熱材が屋外側及び屋内側に移動してしまうのを抑制することができる。
請求項2においては、完成までに要する時間をさらに低減することができるとともに、作業の手間をより軽減することができる。
請求項3においては、外被材を構成する材料を供給し易くすることができる。
請求項においては、型枠と断熱材の一面との間の隙間を確保することができ、このため外被材を構成する材料を供給し易くすることができる。
本発明の一実施形態に係る施工方法で施工された断熱基礎を示した縦断面図。 本発明の一実施形態に係る断熱基礎の施工方法のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る施工方法で施工される断熱基礎の施工途中の状態を示した縦断面図。 下側保持部材を示した上方斜視図。 上側保持部材を示した上方斜視図。 本発明の一実施形態に係る施工方法で施工される断熱基礎の施工途中の状態を示した縦断面図。 (a)中間保持部材を示した上方斜視図。(b)別例に係る中間保持部材を示した上方斜視図。
以下では、図1を用いて、第一実施形態に係る施工方法で施工された断熱基礎1の構成について説明する。なお、図1において、右方は屋内側を示し、左方は屋外側を示している。
断熱基礎1は、住宅等の建物Hの基礎(後述する基礎コンクリート20)に断熱材(後述する断熱材40)が設けられたものである。断熱基礎1は、主として捨てコンクリート10、基礎コンクリート20、鉄筋30、断熱材40、外被材50、第一型枠110及び下側保持部材130を具備する。
捨てコンクリート10は、断熱基礎1の底面を平らにし、かつ、断熱基礎1を構成するコンクリート(後述する基礎コンクリート20の立上がり部23)やその型枠の位置を決めるために敷くコンクリートである。捨てコンクリート10は、パワーショベルなどの重機で地盤Eの土を掘り起こして形成された面の上に、全体に敷き締め固められた砕石を介して、形成される。捨てコンクリート10は、断熱基礎1の外周部分、及びその他適宜の箇所(基礎コンクリート20の立上がり部23やその型枠が設けられる箇所)に形成される。捨てコンクリート10は、コンクリートを流し平らに均すことで形成される。
基礎コンクリート20は、断熱基礎1の主たる構造体を構成するものである。また、基礎コンクリート20は、建物Hからの力を地盤Eに伝え、建物Hを安全に支えるためのものである。基礎コンクリート20は、ベース部21、スラブ部22及び立上がり部23を具備する。
ベース部21は、基礎コンクリート20の下部を構成するものである。ベース部21は、その全ての部分がグラインドラインGLよりも下方に位置するように形成される。つまり、ベース部21は、その全ての部分が地盤Eに埋設されている。ベース部21は、縦断面視において矩形状に形成される。ベース部21は、捨てコンクリート10の上に形成される。
スラブ部22は、基礎コンクリート20の屋内側部分を構成するものである。スラブ部22は、ベース部21の上面(後述する立上がり部23の屋内側の面)から屋内側(図1において右方)に張り出すように形成される。スラブ部22は、平面視において、断熱基礎1(より詳細には、後述する立上がり部23)で囲まれた部分に、全域に亘って形成される。スラブ部22は、その一部がグラインドラインGLよりも下方に位置するように形成される。
立上がり部23は、基礎コンクリート20の屋外側部分を構成する部分である。立上がり部23は、ベース部21の上部中央から上方へ延びるように形成される。立上がり部23は、その一部(下部)が地盤Eに埋設され、他部(上部)が地盤Eの上方(地上)へ突出するように形成される。立上がり部23の上面には、建物Hの土台Haがアンカーボルト(不図示)を介して固定される。
このようにして、基礎コンクリート20は、べた基礎として形成される。
鉄筋30は、断熱基礎1の強度を高めるためのものである。鉄筋30は、基礎コンクリート20の内部に、当該基礎コンクリート20全体に亘って設けられる。具体的には、鉄筋30の一部は、ベース部21の内部において、左右方向(屋外側から屋内側)に延びるように形成される。また、鉄筋30の一部は、ベース部21及びスラブ部22の内部において、上下方向に延びるように形成される。また、鉄筋30の一部は、スラブ部22及び立上がり部23の内部において、左右方向(屋外側から屋内側)に延びるように形成される。
断熱材40は、断熱基礎1(立上がり部23)によって囲まれた部分に設けられた床下空間Sと外部との断熱を行うためのものである。断熱材40は、基礎コンクリート20の立上がり部23の屋外側の面に、全面に亘って設けられる。
外被材50は、断熱材40の表面(屋外側の面)を保護するためのものである。外被材50は、断熱材40の表面に、全面に亘って設けられる。外被材50は、基礎コンクリート20を構成する材料と同じコンクリートによって形成される。
第一型枠110は、断熱基礎1を施工する際に、基礎コンクリート20のベース部21を形成するためのものである。第一型枠110の詳細については後述する。
下側保持部材130は、断熱基礎1を施工する際に、断熱材40を保持(固定)するものである。下側保持部材130の詳細については後述する。
次に、図2及び図3を用いて、第一実施形態に係る断熱基礎1の施工方法について説明する。
まず、捨てコンクリート10の打設工程が行われる(図2に示すステップS10)。この工程においては、まず、パワーショベルなどの重機で、断熱基礎1の形状に合わせて適宜の深さまで地盤Eの土が掘り起こされる。次に、杭が地中に挿入され、砕石が全体に敷き締め固められる(図3において不図示)。そして、断熱基礎1の外周部分、及びその他適宜の箇所(基礎コンクリート20の立上がり部23やその型枠が設けられる箇所)にコンクリートを流し、平らに均すことで、図3に示す捨てコンクリート10が形成される。
次に、第一型枠110の設置工程が行われる(図2に示すステップS11)。この工程においては、図3に示すように、ステップS10で形成された捨てコンクリート10の上に、ベース部21を形成するための第一型枠110が設置される。第一型枠110は、屋外側に設けられる屋外側第一型枠111と、屋内側に設けられる屋内側第一型枠112とにより形成される。屋外側第一型枠111と屋内側第一型枠112とは、左右方向において所定の間隔をおいて設置される。
次に、鉄筋30の配設工程が行われる(図2に示すステップS12)。この工程においては、図3に示すように、鉄筋30が、前述の構成となるべく、結束線を用いて組み立てられて配設される。なお、鉄筋30の配設工程(ステップS12)は、第一型枠110の設置工程(ステップS11)の前に行うこととしてもよい。
次に、下側保持部材130の設置工程が行われる(図2に示すステップS13)。この工程においては、図3に示すように、断熱材40の下部を保持するための下側保持部材130が設置される。図4に示すように、下側保持部材130は、平板部131、支持部132及び保持部133を具備する。
平板部131は、平板状に形成される部分である。平板部131は、板面を上下方向に向けて平面視矩形板状に形成される。
支持部132は、平板部131を支持する部分である。支持部132は、平板部131の下面から下方に延びるとともに、その下端部が左方向及び右方向に延びるように形成される。このようにして、支持部132は、正面視において逆T字状に形成される。支持部132は、平板部131の前部及び後部に、互いに前後方向に間隔をおいて設けられる。これにより、支持部132は、平板部131を下方から支持する。
保持部133は、断熱材40の下部を保持する部分である。保持部133は、開口側を上方に向けた正面視コの字状に形成される。保持部133は、平板部131の前端部から後端部にかけて形成される。保持部133は、平板部131の右部に載置される。保持部133は、底部133a、左立設部133b及び右立設部133cを具備する。
底部133aは、保持部133の底部を構成する部分である。底部133aは、板面を上下方向に向けて平面視矩形板状に形成される。底部133aは、長手方向を前後方向に向けて設けられる。
左立設部133bは、保持部133の左部を構成する部分である。左立設部133bは、底部133aの左縁部から上方に立ち上がるように形成される。
右立設部133cは、保持部133の右部を構成する部分である。右立設部133cは、底部133aの右縁部から上方に立ち上がるように形成される。左立設部133bと右立設部133cとの間隔は、断熱材40の厚さと略同じとなるように設けられる。
このように形成された平板部131、支持部132及び保持部133は、溶接等により互いに固定されている。
図3に示すように、このように形成された下側保持部材130は、平板部131が屋外側第一型枠111に載置されるように設置される。下側保持部材130は、支持部132及び保持部133が、平面視において屋外側第一型枠111と屋内側第一型枠112との間に位置するように設置される。下側保持部材130は、保持部133の開口部が上方に向くように設けられる。
次に、ベース部21の打設工程が行われる(図2に示すステップS14)。この工程においては、屋外側第一型枠111と屋内側第一型枠112との間にコンクリートが流し込まれる(図3参照)。当該コンクリートが固まることにより、ベース部21が形成される。
次に、第二型枠120の設置工程が行われる(図2に示すステップS15)。この工程においては、図3に示すように、スラブ部22及び立上がり部23を形成するための第二型枠120が設置される。第二型枠120は、屋外側第二型枠121及び屋内側第二型枠122を具備する。
屋外側第二型枠121は、第二型枠120のうち屋外側に配置される部分である。屋外側第二型枠121は、断熱基礎1の形状に対応した枠状に形成される。屋外側第二型枠121は、図示せぬ段セパプレートによって支持される。
屋内側第二型枠122は、第二型枠120のうち屋内側に配置される部分である。屋内側第二型枠122は、屋外側第二型枠121と同様に、図示せぬ段セパプレートによって支持される。この段セパプレートにより、屋内側第二型枠122は、屋外側第二型枠121に対して一定の間隔を保つように設けられる。また、屋内側第二型枠122は、ベース部21に対して上下方向に間隔をおいて設けられる。
次に、断熱材40の配置工程が行われる(図2に示すステップS16)。この工程においては、図3に示すように、ベース部21の上方に断熱材40が配置される。断熱材40は、下側保持部材130の保持部133によって保持される。より詳細には、断熱材40は、その下端部が、保持部133の左立設部133bと右立設部133c(図4参照)によって、屋外側及び屋内側から挟み込まれることで、移動不能に保持される。これにより、断熱材40は、その一側の面(以下、表面40aという)が屋外側へ向くように、かつ、表面40aとは反対側の他側の面(以下、裏面40bという)が屋内側へ向くように配置される。
断熱材40が下側保持部材130によって保持されることにより、断熱材40の裏面40bと屋内側第二型枠122との間に、基礎コンクリート20の立上がり部23を形成するのに十分な隙間を生じさせる。
また、断熱材40が下側保持部材130によって保持されることにより、断熱材40の表面40aと屋外側第二型枠121とは当接しない。そして、断熱材40の表面40aと屋外側第二型枠121との間に、外被材50を形成するのに十分な隙間を生じさせる。後述するように、断熱材40の表面40aと屋外側第二型枠121との間の隙間には、コンクリートが流し込まれるのであるが、流し込むコンクリートにはセメント、砂、水、骨材(石)が含まれている。骨材(石)は30mmくらいの長さ(幅)があるため、これを考慮すると、断熱材40の表面40aと屋外側第二型枠121との間の距離は、30mm以上であることが好ましく、50mm以上であることがより好ましい。これにより、断熱材40の表面40aと屋外側第二型枠121との間の隙間に、外被材50を構成する材料であるコンクリートを流し込み易くすることができる。
次に、上側保持部材140の配置工程が行われる(図2に示すステップS17)。この工程においては、断熱材40の上部を保持(固定)するための上側保持部材140が設置される。図5に示すように、上側保持部材140は、被固定部141、中間部142及び保持部143を具備する。
被固定部141は、上側保持部材140が固定される部分である。被固定部141は、任意の方法により、屋外側第二型枠121に固定される。例えば、被固定部141の下面にピンが一体的に設けられており、屋外側第二型枠121の上面に予め形成された穴に当該ピンを挿し込むことにより、被固定部141を屋外側第二型枠121に固定するようにしてもよい。或いは、被固定部141に貫通孔を設け、当該貫通孔と屋外側第二型枠121の上面に予め形成された穴との位置を合わせた状態で、屋外側第二型枠121に被固定部141を載置し、当該貫通孔と屋外側第二型枠121の前記穴にピンを挿し込むことにより、被固定部141を屋外側第二型枠121に固定するようにしてもよい。被固定部141は、板面を上下方向に向けて平面視矩形板状に形成される。被固定部141は、長手方向を前後方向に向けて設けられる。
中間部142は、被固定部141と後述する保持部143との間に構成される部分である。中間部142は、被固定部141の右端部から下方へ延びると共に、その下端部が右方向へ屈曲するように形成される。
保持部143は、断熱材40の上部を保持する部分である。保持部143は、開口側を下方に向けた正面視コの字状に形成される。保持部143は、中間部142の右方に形成される。保持部143は、左側部143a、天井部143b、及び右側部143cを具備する。
左側部143aは、保持部143の左部を構成する部分である。左側部143aは、中間部142の右縁部から上方に立ち上がるように形成される。
天井部143bは、保持部143の上部を構成する部分である。天井部143bは、左側部143aの上縁部から右方に延びるように形成される。
右側部143cは、保持部133の右部を構成する部分である。右側部143cは、天井部143bの右縁部から下方に延びるように形成される。左側部143aと右側部143cとの間隔は、断熱材40の厚さと略同じとなるように設けられる。
上側保持部材140は、下側保持部材130よりも前後方向の幅が小さくなるように形成される。そして、上側保持部材140は、互いに間隔をあけて複数設けられ、断熱材40の上部を保持する。
次に、コンクリートの打設工程が行われる(図2に示すステップS18)。この工程においては、屋外側第二型枠121と屋内側第二型枠122との間にコンクリートを流し込む。
これにより、屋内側第二型枠122と断熱材40の裏面40bとの間の隙間に、コンクリートが流し込まれる。当該コンクリートが固まることにより、スラブ部22及び立上がり部23が一体的に形成される。
また、屋外側第二型枠121と断熱材40の表面40aとの間の隙間にも、複数の上側保持部材140同士の間から、コンクリートが流し込まれる。当該隙間にコンクリートがある程度流し込まれた時点で、上側保持部材140は取り外される。上側保持部材140が取り外された後も、コンクリートは流し込まれ、当該コンクリートの上面は、断熱材40の上面に対して略面一となるように整えられる。当該コンクリートが固まることにより、外被材50が形成される。なお、上側保持部材140を途中で取り外すことなく、コンクリートを流し込むようにしてもよい。また、上側保持部材140は、コンクリートを流し込んだ後も、屋外側第二型枠121に固定したままとしてもよい。なお、流し込まれたコンクリートの圧力によって断熱材40が押されてしまうことを考慮すると、断熱材40と屋外側第二型枠121との間の隙間、及び断熱材40と屋内側第二型枠122との間の隙間に、同時にコンクリートを打設することが望ましい。
次に、第二型枠120の除去工程が行われる(ステップS19)。この工程においては、ステップS18で流し込んだコンクリートが固まった後、第二型枠120が除去される。
以上の工程を経ることにより、断熱基礎1を施工することができる。
このように本実施形態に係る断熱基礎1の施工方法においては、スラブ部22及び立上がり部23を形成するための型枠(第二型枠120)を設置した状態で、外被材50を施工することができる。よって、従来のように、第二型枠120を取り外した後に、断熱材40の表面にラス金網を取り付け、モルタルを塗布するという作業が必要なくなる。したがって、断熱基礎1が完成するまでに要する時間を低減することができる。
さらに、本実施形態に係る断熱基礎1の施工方法においては、コンクリート打設工程(ステップS18)において、断熱材40と屋内側第二型枠122との間に、スラブ部22及び立上がり部23を形成するためのコンクリートを流し込む際に、断熱材40と屋外側第二型枠121との間にもコンクリートを流し込むことによって、外被材50を断熱材40の表面40aに設けることができる。このように、べた基礎(基礎コンクリート20)を形成すると同時に、外被材50をも形成することができるため、断熱基礎1が完成するまでに要する時間をさらに低減することができるとともに、作業の手間をより軽減することができる。
また、本実施形態に係る断熱基礎1の施工方法においては、断熱材40は、下側保持部材130及び上側保持部材140によって、屋外側及び屋内側への移動が制限されている(ステップS16)。これにより、断熱材40と屋外側第二型枠121との間の隙間を確保することができる。さらに、断熱材40と屋内側第二型枠122との間にコンクリートが流し込まれた際に、当該コンクリートの圧力によって断熱材40が屋外側に押されたとしても、下側保持部材130及び上側保持部材140の保持力により、断熱材40と屋外側第二型枠121との間の隙間を確保することができる。したがって、外被材50を構成するための材料であるコンクリートをこの隙間に供給し易くすることができる。
以上の如く、本実施形態に係る断熱基礎1の施工方法は、建物Hの基礎コンクリート20(基礎)及び前記基礎コンクリート20に設けられた断熱材40を具備する断熱基礎1の施工方法であって、前記基礎コンクリート20を構成するコンクリートを内側に打設するための第二型枠120(型枠)を設置する型枠設置工程(第二型枠120の設置工程:ステップS15)と、前記断熱材40の表面40a(一面)及び当該表面40aの反対側の面である裏面40b(他面)をそれぞれ屋外側及び屋内側に向けて、かつ、前記断熱材40の前記表面40a及び前記裏面40bが前記第二型枠120と直接当接しないように前記断熱材40を保持した状態で、前記第二型枠120内に前記断熱材40を配置する断熱材配置工程(断熱材40の配置工程:ステップS16)と、前記第二型枠120(屋内側第二型枠122)と前記断熱材40の前記裏面40bとの間の隙間にコンクリートを打設するコンクリート打設工程(ステップS18)と、前記第二型枠120(屋外側第二型枠121)と前記断熱材40の前記表面40aとの間の隙間に、前記断熱材40の前記裏面40bを保護するための外被材50を構成するコンクリート(材料)を供給することによって、前記断熱材40の前記表面40aに前記外被材50を施工する外被材施工工程(コンクリート打設工程:ステップS18)と、を具備するものである。
このように構成することにより、完成までに要する時間を低減することができる。
また、前記外被材50を構成する材料は、コンクリートであって、前記外被材施工工程は、前記コンクリート打設工程と同時に行われるものである。
このように構成することにより、完成までに要する時間をさらに低減することができるとともに、作業の手間をより軽減することができる。
また、前記断熱材配置工程(ステップS16)において、前記断熱材40は、当該断熱材40の前記表面40aと当該表面40aに対向する前記屋外側第二型枠121との間に30mm以上の間隔があくように配置されるものである。
このように構成することにより、外被材50を構成するコンクリート(材料)を供給し易くすることができる。
また、前記断熱材配置工程(ステップS16)において、前記断熱材40は、当該断熱材40を屋外側及び屋内側から挟み込むように形成された下側保持部材130及び上側保持部材140(第一保持部材)によって保持されているものである。
このように構成することにより、断熱材40が屋外側及び屋内側に移動してしまうのを抑制することができる。
なお、本実施形態に係る基礎コンクリート20は、基礎の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第二型枠120は、型枠の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る下側保持部材130及び上側保持部材140は、第一保持部材の実施の一形態である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、外被材50を構成する材料はコンクリートであるものとしたが、これに限定されるものではなく、流動性を有し、時間の経過により硬化する任意の材料とすることができる。また、外被材50は、予め板状に形成された部材とすることもできる。
また、本実施形態においては、ベース部21の打設(ステップS14)とスラブ部22及び立上がり部23の打設(ステップS18)とは別々の工程であるものとしたが、ベース部21と、スラブ部22及び立上がり部23とを同じ工程で(同時に)形成するものであってもよい。
また、本実施形態においては、スラブ部22の打設及び立上がり部23の打設を同じ工程(ステップS18)で行うものとしたが、スラブ部22と立上がり部23とを別々の工程で形成するものであってもよい。また、ベース部21とスラブ部22とを同じ工程で形成するものであってもよく、ベース部21と立上がり部23とを同じ工程で形成するものであってもよい。つまり、ベース部21、スラブ部22及び立上がり部23は、それぞれ別々の工程で形成するものであってもよく、同じ工程で形成するものであってもよく、又はベース部21、スラブ部22及び立上がり部23のうちの2つを同じ工程で形成するものであってもよい。
また、本実施形態においては、基礎コンクリート20は、べた基礎として形成されるものとしたが、布基礎として形成されるものであってもよい。
また、本実施形態においては、下側保持部材130及び上側保持部材140によって断熱材40を保持するものとしたが、断熱材40の保持部材は、これに限定されるものではなく、断熱材40の表面40a及び裏面40bが第二型枠120と直接当接しないようにできるものであれば、任意の構成とすることができる。
以下では、図6及び図7を参照して、本発明の第二実施形態に係る断熱基礎1の施工方法について説明する。
第二実施形態に係る断熱基礎1の施工方法が、第一実施形態に係る断熱基礎1の施工方法と異なる主な点は、断熱材40の保持部材として、下側保持部材130及び上側保持部材140に加えて、さらに中間保持部材150を用いる点である。よって以下では、第二実施形態に係る断熱基礎1の施工方法のうち第一実施形態に係る断熱基礎1の施工方法と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
断熱材40の配置工程(ステップS16)において、断熱材40が配置されるとともに、中間保持部材150が設置される。中間保持部材150は、断熱材40の上下方向中途部を保持(固定)するためのものである。図7(a)に示すように、中間保持部材150は、第一円板部151、第二円板部152及び軸部153を具備する。
第一円板部151は、中間保持部材150の右部を構成する部分であって、断熱材40と当接する部分である。第一円板部151は、板面を左右方向に向けて側面視円板状に形成される。
第二円板部152は、中間保持部材150の左部を構成する部分であって、屋外側第二型枠121と当接する部分である。第二円板部152は、第一円板部151と同様に、板面を左右方向に向けて側面視円板状に形成される。第二円板部152は、第一円板部151に対して左右方向に間隔をあけて形成される。
軸部153は、中間保持部材150の中間部を構成する部分である。軸部153は、軸線を左右方向に向けた円柱状に形成される。軸部153は、第一円板部151と第二円板部152の間に、第一円板部151と第二円板部152とをつなぐように形成される。
このように形成された中間保持部材150は、屋外側第二型枠121と断熱材40の表面40aとの間に亘るように設けられる。つまり、中間保持部材150は、第一円板部151の右面が断熱材40の表面40aに当接し、かつ、第二円板部152の左面が屋外側第二型枠121の屋内側の面に当接するように設けられる。その際、中間保持部材150は、第一円板部151が断熱材40の表面40aに貼付される等の方法により、断熱材40に固定される。中間保持部材150は、複数設けられることが望ましい。
中間保持部材150がこのように設けられることにより、断熱材40の上下方向中途部が屋外側に移動するのを制限することができる。これにより、断熱材40と屋内側第二型枠122との間にコンクリートが流し込まれた際に、当該コンクリートの圧力によって断熱材40が屋外側に押されたとしても、断熱材40の上下方向中途部が中間保持部材150によって保持されているため、断熱材40と屋外側第二型枠121との間の隙間を確保し易くすることができる。したがって、外被材50を構成するための材料であるコンクリートをこの隙間に供給し易くすることができる。
なお、流し込まれたコンクリートの圧力によって断熱材40が押されてしまうことを考慮すると、第一実施形態と同様に、断熱材40と屋外側第二型枠121との間の隙間、及び断熱材40と屋内側第二型枠122との間の隙間に、同時にコンクリートを打設することが望ましい。但し、第二実施形態では、中間保持部材150によって断熱材40の上下方向中途部の屋外側への移動が制限されているため、断熱材40と屋内側第二型枠122との間の隙間から先にコンクリートを打設するようにしてもよい。
以上の如く、第二実施形態に係る断熱基礎1の施工方法は、前記断熱材配置工程(ステップS16)において、前記断熱材40は、前記屋外側第二型枠121(型枠)と前記断熱材40の前記表面40a(一面)との間に亘るように形成された中間保持部材150(第二保持部材)によって保持されているものである。
このように構成することにより、屋外側第二型枠121と断熱材40の表面40aとの間の隙間を確保することができ、このため外被材50を構成する材料であるコンクリートを供給し易くすることができる。
なお、第二実施形態に係る中間保持部材150は、第二保持部材の実施の一形態である。
以上、本発明の第二実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第二実施形態においては、断熱材40の保持部材として、下側保持部材130及び上側保持部材140に加えて、さらに中間保持部材150を用いるものとしたが、中間保持部材150だけを用いるものであってもよく、或いは、下側保持部材130又は上側保持部材140のいずれか一方と中間保持部材150とを用いるものであってもよい。
また、中間保持部材150の形状は、屋外側第二型枠121と断熱材40の表面40aとの間に亘るように形成されたものであれば、任意の形状とすることができ、例えばシート状のパッキンを屋外側第二型枠121と断熱材40の表面40aとの間に挟み込むようなものであってもよい。或いは、予め外被材50を断熱材40の表面40aに貼付しておき、当該外被材50が屋外側第二型枠121と断熱材40の表面40aとの間に挟み込まれるように形成されるものであってもよい。
また、図7(c)に示すように、中間保持部材150は、さらにピン部154を具備するものであってもよい。ピン部154は、第一円板部151から右方に突出するとともに、右方に向かうに従い先細りとなるように形成される。このように形成された中間保持部材150は、当該ピン部154を断熱材40に挿し込むことにより、当該断熱材40に固定することができる。
また、第二施形態においては、中間保持部材150は、断熱材40の配置工程(ステップS16)において、第二円板部152(の左面)が屋外側第二型枠121(の屋内側の面)に当接するように設けられることにより、屋外側第二型枠121と断熱材40の表面40aとの間に隙間が生じるように断熱材40を保持するものとしたが、これに限定されるものではなく、少なくともコンクリート打設工程(ステップS18)において、当該隙間が生じるように断熱材40を保持するものであればよい。
例えば、中間保持部材150は、断熱材40の配置工程(ステップS16)において、第二円板部152及び屋外側第二型枠121の間に隙間が生じるように配置されるものであってもよい。この場合、コンクリート打設工程(ステップS18)において、屋内側第二型枠122と断熱材40の裏面40bとの間に流し込まれたコンクリートによって、断熱材40が屋外側に押されたとしても、中間保持部材150は、第二円板部152と屋外側第二型枠121とが当接することで、屋外側第二型枠121と断熱材40の表面40aとの間に隙間が生じるように断熱材40を保持することができる。
1 断熱基礎
20 基礎コンクリート
40 断熱材
50 外被材
120 第二型枠
130 下側保持部材
140 上側保持部材
150 中間保持部材

Claims (4)

  1. 建物の基礎及び前記基礎に設けられた断熱材を具備する断熱基礎の施工方法であって、
    前記基礎を構成するコンクリートを内側に打設するための、第一の型枠及び前記第一の型枠よりも上方に配置される第二の型枠を設置する型枠設置工程と、
    前記第一の型枠内に前記基礎を構成するコンクリートの一部であるベース部を構成するコンクリートを打設する第一コンクリート打設工程と、
    前記断熱材の一面及び当該一面の反対側の面である他面をそれぞれ屋外側及び屋内側に向けて、かつ、前記断熱材の前記一面及び前記他面が前記第二の型枠と直接当接しないように前記断熱材を保持した状態で、前記第二の型枠内に前記断熱材を配置する断熱材配置工程と、
    前記第二の型枠と前記断熱材の前記他面との間の隙間に、前記基礎を構成するコンクリートのうち、前記ベース部とは異なる部分を構成するコンクリートを打設する第二コンクリート打設工程と、
    前記第二の型枠と前記断熱材の前記一面との間の隙間に、前記断熱材の前記一面を保護するための外被材を構成する材料を供給することによって、前記断熱材の前記一面に前記外被材を施工する外被材施工工程と、
    を具備し、
    前記断熱材配置工程において、
    前記断熱材は、
    前記ベース部に一部が埋設され、当該断熱材を屋外側及び屋内側から挟み込むように形成され、上下方向において前記第一の型枠と前記第二の型枠との間に介在するように配置され、前記第一の型枠に載置されると共に前記第二の型枠を載置した第一保持部材によって保持されている、
    断熱基礎の施工方法。
  2. 前記外被材を構成する材料は、コンクリートであって、
    前記外被材施工工程は、前記第二コンクリート打設工程と同時に行われる、
    請求項1に記載の断熱基礎の施工方法。
  3. 前記断熱材配置工程において、
    前記断熱材は、当該断熱材の前記一面と当該一面に対向する前記第二の型枠との間に30mm以上の間隔があくように配置される、
    請求項1又は請求項2に記載の断熱基礎の施工方法。
  4. 前記断熱材配置工程において、
    前記断熱材は、
    前記第二の型枠と前記断熱材の前記一面との間に亘るように形成された第二保持部材によって保持されている、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の断熱基礎の施工方法。
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