JPH063880Y2 - 建築物の基礎構造 - Google Patents
建築物の基礎構造Info
- Publication number
- JPH063880Y2 JPH063880Y2 JP13497388U JP13497388U JPH063880Y2 JP H063880 Y2 JPH063880 Y2 JP H063880Y2 JP 13497388 U JP13497388 U JP 13497388U JP 13497388 U JP13497388 U JP 13497388U JP H063880 Y2 JPH063880 Y2 JP H063880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- foundation
- insulating material
- floor
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 24
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 2
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 235000001674 Agaricus brunnescens Nutrition 0.000 description 1
- 241000233866 Fungi Species 0.000 description 1
- 206010034568 Peripheral coldness Diseases 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000004794 expanded polystyrene Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Foundations (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は主に住宅建築における断熱効果を考慮した建
築物の基礎構造に関するものである。
築物の基礎構造に関するものである。
(従来の技術) 従来より1階床と外周基礎の断熱には種々の構造が採用
されている。例えば、基礎に床下換気口を設け、床部分
に断熱材を取付けたもの(第2図(A))、基礎内側面に
断熱材を取付けたもの(第2図(B))、基礎外側面に断
熱材を取付けたもの(第2図(c))等がみられる。
されている。例えば、基礎に床下換気口を設け、床部分
に断熱材を取付けたもの(第2図(A))、基礎内側面に
断熱材を取付けたもの(第2図(B))、基礎外側面に断
熱材を取付けたもの(第2図(c))等がみられる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら何れも床の断熱材や、立上り基礎の断熱材
等と壁の断熱材との連続性が悪いことによる熱的弱点、
あるいは隙間風等で高い断熱効果を得ることができなか
った。また第2図(A)の構造では冬季の間、寒いので換
気口を閉じたり、あるいは換気が不充分だったりすると
床下の温湿度が上昇して、なみだ茸、かび等が発生する
恐れがあった。第2図(A)の構造ではさらにスキップフ
ロア、地下室、一部半地下等一階の床高が複雑になると
断熱旋工もあいまいになり、足元に寒さが残ったり結露
を招いたりする難点があった。さらには第2図(B)の構
造では間仕切基礎部分の冷橋によるコンクリート表面に
結露を生ずる等の難点があった。
等と壁の断熱材との連続性が悪いことによる熱的弱点、
あるいは隙間風等で高い断熱効果を得ることができなか
った。また第2図(A)の構造では冬季の間、寒いので換
気口を閉じたり、あるいは換気が不充分だったりすると
床下の温湿度が上昇して、なみだ茸、かび等が発生する
恐れがあった。第2図(A)の構造ではさらにスキップフ
ロア、地下室、一部半地下等一階の床高が複雑になると
断熱旋工もあいまいになり、足元に寒さが残ったり結露
を招いたりする難点があった。さらには第2図(B)の構
造では間仕切基礎部分の冷橋によるコンクリート表面に
結露を生ずる等の難点があった。
この考案は前記従来の難点を解消するために創案したも
のであり、断熱性に優れた建物の基礎構造を提供するこ
とを目的とする。
のであり、断熱性に優れた建物の基礎構造を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案においては基礎の
内部に断熱材を配設し、この断熱材が外壁の内部に配設
した断熱材と連続してなるよう形成してある。
内部に断熱材を配設し、この断熱材が外壁の内部に配設
した断熱材と連続してなるよう形成してある。
(実施例) 以下図示した実施例に基づいて説明する。1は基礎を示
すものであり、この基礎1は外周を囲む布基礎であり、
基礎1の上部に外壁2が設けてあり、外壁3の内部には
断熱材3が配設してある。また基礎1の内側面上端から
は水平方向に土間コンクリート4が打設してある。
すものであり、この基礎1は外周を囲む布基礎であり、
基礎1の上部に外壁2が設けてあり、外壁3の内部には
断熱材3が配設してある。また基礎1の内側面上端から
は水平方向に土間コンクリート4が打設してある。
基礎1はその内部には高さ方向に発泡ポリスチレン等の
断熱材5が基礎コンクリートにより挟持されてあり、こ
の断熱材5は基礎1の上端面において前記外壁2内の断
熱材3と連続した構成からなるものである。
断熱材5が基礎コンクリートにより挟持されてあり、こ
の断熱材5は基礎1の上端面において前記外壁2内の断
熱材3と連続した構成からなるものである。
(考案の効果) 以上この考案は基礎の内部に断熱材を配設しこの断熱材
が外壁の内部に配設した断熱材と連続するよう形成して
あるので、次の通り優れた断熱効果を有するものであ
る。
が外壁の内部に配設した断熱材と連続するよう形成して
あるので、次の通り優れた断熱効果を有するものであ
る。
(1)土間コンクリート、基礎のコンクリート、床下地盤
の熱容量がすべて蓋熱として利用できる。
の熱容量がすべて蓋熱として利用できる。
(2)外壁の断熱材と基礎の断熱材が確実に連続している
ため、断熱のウィークポイントが生じない。
ため、断熱のウィークポイントが生じない。
(3)外周で完全に断熱されているので、内側の間仕切基
礎、束などを凍上ラインまで下げる必要がなく、寒冷地
ではきわめて経済的である。
礎、束などを凍上ラインまで下げる必要がなく、寒冷地
ではきわめて経済的である。
(4)床面に断熱しているのと比べ断熱材の量が少なくて
すむし、床根太による断熱欠損もない。またスキップフ
ロアのように床レベルを自由に変えたり、地下室を作っ
ても断熱旋工が複雑にならない。
すむし、床根太による断熱欠損もない。またスキップフ
ロアのように床レベルを自由に変えたり、地下室を作っ
ても断熱旋工が複雑にならない。
(5)断熱材の外側の基礎部分において、サイディング、
パネル等の自重を支持することができる。
パネル等の自重を支持することができる。
(6)従来の布基礎内側に断熱材を設けた場合には不可能
であった土間コンクリートと布基礎を接合することが差
し筋により可能となり、コンクリートスラブにすること
も可能である。
であった土間コンクリートと布基礎を接合することが差
し筋により可能となり、コンクリートスラブにすること
も可能である。
(7)断熱材はコンクリートで覆われているので、建方工
事中に破損する恐れがなく、立上り部分に施こす化粧モ
ルタルも外側面がコンクリートなので付着がよく、断熱
材に直接モルタルを施こすのに比較して衝撃による割れ
の問題もない。
事中に破損する恐れがなく、立上り部分に施こす化粧モ
ルタルも外側面がコンクリートなので付着がよく、断熱
材に直接モルタルを施こすのに比較して衝撃による割れ
の問題もない。
第1図はこの考案の縦断面図、第2図は従来例の縦断面
図である。 1…基礎、2…外壁、3…断熱材、4…土間コンクリー
ト、5…断熱材。
図である。 1…基礎、2…外壁、3…断熱材、4…土間コンクリー
ト、5…断熱材。
Claims (1)
- 【請求項1】基礎の内部に断熱材を配設し、この断熱材
が外壁の内部に配設した断熱材と連続してなることを特
徴とする建築物の基礎構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13497388U JPH063880Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 建築物の基礎構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13497388U JPH063880Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 建築物の基礎構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0258044U JPH0258044U (ja) | 1990-04-26 |
| JPH063880Y2 true JPH063880Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31394198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13497388U Expired - Lifetime JPH063880Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 建築物の基礎構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063880Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7174587B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2022-11-17 | 大和ハウス工業株式会社 | 断熱基礎の施工方法 |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP13497388U patent/JPH063880Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0258044U (ja) | 1990-04-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US1968045A (en) | Building construction | |
| JPH063880Y2 (ja) | 建築物の基礎構造 | |
| US2013367A (en) | Building construction | |
| JPH03119241A (ja) | デッキプレートとgrcパネルとの合成床及び合成屋根の乾式工法 | |
| JPH038950A (ja) | 断熱壁式構造 | |
| US20050000178A1 (en) | Poured-in-place concrete construction components and method of construction | |
| JP3269044B2 (ja) | 建物の床下断熱構造及び建物の床下断熱方法 | |
| JPH0111876Y2 (ja) | ||
| JPH0230563Y2 (ja) | ||
| JPH0512405Y2 (ja) | ||
| JPH0538167Y2 (ja) | ||
| JP3812811B2 (ja) | 店舗用の床構造 | |
| JPS6117152Y2 (ja) | ||
| JP3381176B2 (ja) | 床下における断熱構造 | |
| JPS625461Y2 (ja) | ||
| JPH0135137B2 (ja) | ||
| JPS6234894B2 (ja) | ||
| JPS6140808Y2 (ja) | ||
| GB2350128A (en) | A method and material for insulating the edge of a floor | |
| JPS5942220B2 (ja) | 断熱壁の施工法 | |
| JPH0717682Y2 (ja) | 建築物の断熱構造 | |
| JPH0538168Y2 (ja) | ||
| JPH072815Y2 (ja) | 建築物の防水換気構造 | |
| SE2150456A1 (en) | A prefabricated construction foundation element, a method for manufacturing said foundation element and a method for building a construction foundation | |
| JPH0717683Y2 (ja) | 建築物の断熱構造 |