JP2004143849A - スペーサーとそれを用いた可変勾配型側溝及びその施工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】可変勾配型側溝や土留兼用可変勾配型側溝の、施工現場でのコンクリート打設を1回で済ませ堅固な構造にするため、補助部材や格子鉄筋を側溝の側壁内の格子鉄筋に接合できるスペーサーと、それを側壁底面に配置した側溝及び、施工方法。
【解決手段】スペーサーの間隔保持部を断面略凹型とし、そのスペーサーを可変勾配型側溝の側壁底面に上部を露出して配置し、その間隔保持部内に鉄筋や補助部材を挿着して、側壁内の格子鉄筋と接合させ、基礎砕石の上に据付てコンクリートを打設する。
【選択図】 図8
【解決手段】スペーサーの間隔保持部を断面略凹型とし、そのスペーサーを可変勾配型側溝の側壁底面に上部を露出して配置し、その間隔保持部内に鉄筋や補助部材を挿着して、側壁内の格子鉄筋と接合させ、基礎砕石の上に据付てコンクリートを打設する。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、可変勾配型側溝の側壁底部に用いられるスペーサーと、そのスペーサーが装着された可変勾配型側溝及び、その施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の可変勾配型側溝の施工方法は図12に示すように、転圧した基礎砕石31の上に基礎コンクリート用型枠35を設置し、基礎コンクリート50を打設し、基礎コンクリート50が硬化するための養生期間をとった後、側溝20を楔ライーナー34で高さ調整しながら据付し、基礎コンクリート50と側壁22間の隙間を外側からモルタル39で目張りをし、インバートコンクリート51を打設し、また養生期間をとった後、埋戻している。
【0003】
そのため、同じ場所に基礎用50とインバート用51とコンクリートを2回打設し、そのたびに養生のための日数が必要となるなど、施工日数が長くなっている。また可変勾配型側溝20の相対する側壁22の内側と、インバートコンクリート51との接触面積が狭く、しかもコンクリートだけの接触なので堅固な箱型構造とはならない。
【0004】
そこで、コンクリートの打設を1回で済ませる技術として、可変勾配型側溝の両端部付近に受台を設置し、その上に側溝を据付してコンクリートを打設する施工方法や、側壁下部を外側に広げ基礎部とする技術が開示されている(例えれば、特許文献1参照)しかし、1回に打設するコンクリートの量が多くなり打設圧力で、側溝が浮き上ったり、ずれたりすことがある。また側壁を外側に広げる技術では、側壁用鉄筋の折り曲げ加工が必要となるほか、製品寸法が高くなるためコスト高となる。
【0005】
堅固な構造にする技術としては、側溝に鉄筋やアングルを露出させ製造し、打設コンクリートと一体化する技術が公開されている(たとえば、特許文献2、実用新案文献1〜2参照)しかし、鉄筋を露出させる方法では保管中に錆が上がる恐れがあり、アングルを露出させる方法では製造時の作業が複雑になる、特に側壁底面にこれらを露出させると、保管や運搬中に台木が必要となるなどの問題点がある。
【0006】
その他に、可変勾配型側溝の側壁下部の内側にインサートを埋設したり、切り欠けや貫通孔を設けたりする技術が公開されている(例えれば、特許文献3〜4、実用新案文献3参照)しかし、インサート埋設する方法ではコストが高くなるし、切り欠けや貫通孔を設ける方法では製造工程が複雑になるほか、側壁と底版用の鉄筋などが接合しないので、あまり堅固な構造とならないなどの問題点がある。
【0007】
可変勾配型側溝の一方の地盤高が低い場合に図13に示すような、相対する側壁22の一方ににつまさき版24が接続する、土留兼用可変勾配型側溝21が用いられる。しかし製造工程の脱型後に側溝を反転するのが難しく、運搬時にも衝撃でつまさき版24に亀裂が入りやすいという問題点がある。
【0008】
そこで、側溝とつまさき版を別体とする土留兼用可変勾配型側溝の技術が開示されている(例えれば、特許文献5参照)しかし、施工現場で重量物である側溝を吊り上げ、つまさき版を取り付ける作業は煩雑であり、ボルトだけで接続しているので強度が劣るほか製造や運搬が複雑になるなどの問題がある。
【0009】
可変勾配型側溝の側壁に使用されるスペーサーは、主に円形スペーサーで格子鉄筋の内側に複数配置される。また出願人は特願2001−334933号で主に排水性舗装用側溝に使用する、貫通孔を設けたスペーサーの技術を出願している。このスペーサーを側壁下部に配置しても、貫通孔では棒状鉄筋を使用するには有効であるが、鉄筋を格子状にするには施工現場で縦鉄筋と横鉄筋を結束しなければならない。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−138563号公報
【特許文献2】
特開2000−319976号公報
【特許文献3】
特開平6−146385号公報
【特許文献4】
特開2002−146895号公報
【特許文献5】
特開2002−38576号公報
【実用新案文献1】
実開昭60−36472号公報
【実用新案文献2】
実開昭62−176276号公報
【実用新案文献3】
実開昭58−165078号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明では補助部材や格子鉄筋を挿着できるスペーサーと、これらのスペーサーを配置した可変勾配型側溝と、この側溝に補助部材や格子鉄筋を挿着して1回のコンクリート打設で施工できる施工方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、鉄筋コンクリート内の鉄筋の位置を固定するスペーサーであって、底面と、該底面の両端に接続する側壁と、を備え上部が開放された間隔保持部部と、鉄筋挿着部と、からなるスペーサーである。断面が略凹型の間隔保持部の溝には補助部材が挿着でき、鉄筋挿着部は間隔保持部を格子鉄筋の縦鉄筋と横鉄筋の交差部に固定する。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスペーサーの間隔保持部内の底面に、鉄筋を固定する挿着部を備えたスペーサーである。挿着する鉄筋は底版用の格子または棒状鉄筋で、これらを側壁内の格子鉄筋交差部に接合する。
【0014】
請求項3記載の発明は、横断した梁と、該梁の両端部下面に接続した側壁と、を備え底面が開放された可変勾配型側溝であって、前記側壁の底面に請求項1または、請求項2記載のいずれか、または両方のスペーサーが、間隔保持部の上面を露出して、複数配置された可変勾配型側溝である。請求項1記載のスペーサーには補助部材を挿着し、請求項2記載のスペーサーは両側壁の同じ位置に配置し鉄筋を挿着する。
【0015】
請求項4記載の発明は、底面に補強部材または、底版用鉄筋のいずれか、または両方を挿着した、請求項3記載の可変勾配型側溝を、基礎に据付、コンクリートを打設する、可変勾配型側溝の施工方法である。1回のコンクリート打設で、底版を補強すると共に側溝と一体化させ堅固な構造となる。
【0016】
請求項5記載の発明は、底面に補強部材または、底版用鉄筋のいずれか、または両方を挿着した、請求項3記載の可変勾配型側溝を、基礎の据付、コンクリートを打設する土留兼用可変勾配型側溝の施工方法である。底版と、相対する側壁の一方の外側につまさき版と、を1回のコンクリート打設で形成する。
【0017】
【発明の実施の形態】
図面に基づき実施の形態を説明すれば、図1から図4は請求項1記載のスペーサーに関する図であり、図5から図6は請求項2記載のスペーサーに関する図であり、図7は請求項3記載の可変勾配型側溝に関する図であり、図8から図9は請求項4記載の側溝の施工方法に関する図であり、図10から図11は請求項5記載の土留兼用可変勾配型側溝の施工方法に関する図であり、図12から図13は従来技術に関する図である。
【0018】
可変勾配型側溝の製造方法は、格子鉄筋にスペーサーを挿着し、上下が逆となる形状の型枠に挿入し、コンクリートを投入し、養生後に脱型して反転する。スペーサーは製造時と施工時では上下が逆となるが、本発明ではスペーサーの上下を図1から図3、図5から図6のように、間隔保持部を上、鉄筋挿着部を下とする。スペーサーの素材は、コンクリート投入のとき型枠に振動をかけて締め固めるため、型枠に傷の付かない樹脂製が望ましい。図1は側壁用縦鉄筋S2と横鉄筋S3からなる格子鉄筋S1に請求項1記載のスペーサー10を挿着した斜視図で、図2は型枠40に挿入した状態を示す正面図と側面図である。
【0019】
スペーサー10は間隔保持部11と鉄筋挿着部15から17で構成され、間隔保持部11は底面12の両端に側壁13が接続され上部が開放された略凹型で、図4、図11の補強部材42を内部に挿着すように形成されている。鉄筋挿着部は縦鉄筋挿着部15が、間隔保持部11の側壁13外側に接続し、2箇所ある横鉄筋挿着部16は支柱17の両端に接続し、一方が間隔保持部11の底面12の下に接続して形成されている。本発明の要点は、間隔保持部11にあり鉄筋挿着部の形状や挿着方法は、図に示す以外でも良い。
【0020】
図3は間隔保持部11の他の形状を示す斜視図で、間隔保持部11のみを表示している。図3(a)は突起部26が側壁13の一方の端面上部に接続し、型枠40には間隔保持部11の突起部26を固定する溝41が装備されている。そのため格子鉄筋を型枠内に吊り下げ、左右方向も固定するので、従来では格子鉄筋の下端部と左右端部に挿着していたキャプスペーサーを省略できる、また突起部26は施工現場で底版用格子鉄筋を挿着するときの目印にもなる。
【0021】
図3(b)は上面に薄い皮膜27が装備され、型枠にコンクリートを投入するときに、間隔保持部11内にコンクリートが流入するのを防ぐ。補助部材は皮膜27を破り挿着するが、そのときに破損した皮膜27が補助部材と側壁13との間に挟まり、補助部材の脱着を防止する。
【0022】
施工現場ではコンクリートは水平にしか打設出来ないため、ハンチ23やリブ25(図13参照)が形成されないので、これらの接続部を補強するために補助部材が用いられる。図4は補助部材42を示す斜視図で、補助部材42は挿着部43と補強部44、45からなり平鋼板で形成されている。挿着部43は側壁22底面に配置された間隔保持部11内に挿着される、挿着部43の片側端面に縦補強部44と横補強部45が接続し、挿着されたとき横補強部45は底版用格子鉄筋S4と接触する、図11ではつまさき版38の補強のためリブ47が接続している。補助部材42は必要強度により、他の素材や形状でも良い。
【0023】
図5は請求項2記載のスペーサー19を示す斜視図で、前記請求項1記載のスペーサーの底面12上に鉄筋を挿着できるように、底版用鉄筋挿着部18が装備されている。図6では可変勾配型側溝に配置した状態を示す斜視図で、スペーサー19は側壁22の底面に上面14を露出し配置され、底版用鉄筋挿着部18に底版用格子鉄筋S4を挿着する。
【0024】
図7は請求項3記載の可変勾配型側溝20を示す斜視図で、可変勾配型側溝20の、側壁22底面に請求項2記載のスペーサー19が上面14を露出し、底版用格子鉄筋S4の横鉄筋と同じ間隔で配置され、格子鉄筋S4の挿着を可能としている。また必要に応じて請求項1記載のスペーサー10も配置して格子鉄筋S4と補助部材42を挿着しても良い、また土留兼用型可変勾配側溝のつまさき版のみを補強したい場合など、前記スペーサー10だけを配置しても良い。
【0025】
本発明の可変勾配型側溝とは、図7のように両端部に計2本の梁28を有する側溝以外にも、梁が中央に1本で両端部に蓋掛り部を持つもの、梁が上面の全面を覆うものや、長尺製品で2本以上の梁を有するものなど、いずれも上面を横断した梁の両端部下面に接続した側壁で構成され、底面が開放された門型の側溝が対象となる。
【0026】
図8は請求項4記載の可変勾配型側溝20の施工方法の一例を示す断面図で、転圧した基礎砕石31に受台33を砂または敷モルタル32で水平に固定し、その上に底版用格子鉄筋S4を挿着した側溝20を、楔ライナー34などで高さを調整したがら据付し、鉄筋S4の外側に打設コンクリート用型枠35を設置し、底版用コンクリート36を打設する。打設のとき格子鉄筋S4が抵抗となり、側溝20の浮き上りやずれを防止するほか、型枠35を側壁22の外側に設置することで、かかと版37を設けられ堅固な構造になる。
【0027】
受台33の素材はコンクリートや鉄製または樹脂製などで、各図では可変勾配型側溝20の四隅に設置しているように示しているが、隣り合う側溝20の両方に跨るように設置したり、側溝20の横断方向に長く相対する側壁22が乗るように設置して、受台33の設置数を減らすことも可能である。また側溝20が大型で重量が重いときは、側壁22の接地分もしくは全体に重量を支える程度のコンクリートを打設しても良い。
【0028】
図9は他の施工方法を示す断面図で、底版用格子鉄筋S4を側壁用格子鉄筋S1と接合するだけの幅とし、基礎砕石31と側壁22の外側を、目張り用モルタル39で覆い底版用コンクリート36を打設しいる。底版用鉄筋は格子状ではなく棒状でも良い、また基礎砕石31が水平で安定し、据付作業や底版コンクリート36の打設作業のとき側溝20が動く心配がないときは、受台33は使用せず直接基礎砕石31の上に据付ても良い。これらの施工方法は資材の軽減と工程の簡素化を目的としている。
【0029】
図10は請求項5記載の土留兼用可変勾配型側溝の施工方法で、標準型と同じ側溝20に幅の広い底版用格子鉄筋S4を、車道側に大きく突き出して挿着して据付し、格子鉄筋S4の外側に打設コンクリート用型枠35を設置し、底版36とつまさき版38のコンクリートを同時に打設する。図11は補助部材42を使用した施工方法の部分断面図で、車道側の側壁22に請求項1記載スペーサー10と請求項2記載のスペーサー19が配置され、スペーサー10に補助部材42を挿着し、スペーサー19に格子鉄筋S4を挿着している。補助部材42のリブ47は格子鉄筋S4の縦鉄筋と接触し、つまさき版38を補強している。つまさき版38のコンクリートは補助部材42のかぶり厚を確保するため、底版36より厚く打設している。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスペーサーを配置した勾配可変型側溝に底版用格子鉄筋を挿着してを用いれば、従来の施工方法では2回行なわれていたコンクリート打設が1回で済み施工期間が短縮される。コンクリート打設時には底版用格子が抵抗となり側溝の浮き上りを防止する。底版が鉄筋コンクリートとなるため薄くできる。側溝の側壁内の格子鉄筋接合部と底版用格子鉄筋を、接合して施工するので堅固な箱型構造となる。その他に側壁の外側にかかと版を設けたり、必要に応じ補助部材を用いれば、より堅固な構造となる。大型の側溝をボックスカルバートと比較しても、製造が簡単であり重量も軽くなる。
【0031】
側壁内の鉄筋が露出しないので保管中に錆びることもなく、従来型と同様の取り扱いができる。型枠にアタッチや中子などを取り付ける必要がなく、従来の型枠で可変勾配型も土留兼用型も製造できるため、新たな設備投資がいらないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1のスペーサーを説明する斜視図。
【図2】請求項1のスペーサーを説明する正面図と側面図。
【図3】請求項1のスペーサーの間隔保持部を説明する斜視図。
【図4】請求項1のスペーサーと補助部材を説明する斜視図。
【図5】請求項2のスペーサーを説明する斜視図。
【図6】請求項2のスペーサーと底版用格子鉄筋を説明する斜視図。
【図7】請求項3の可変勾配型側溝と底版用格子鉄筋を説明する斜視図。
【図8】請求項4の可変勾配型側溝の施工方法を説明する断面図。
【図9】請求項4の可変勾配型側溝の他の施工方法を説明する断面図。
【図10】請求項5の土留兼用可変勾配型側溝の施工方法を説明する断面図。
【図11】請求項5の土留兼用可変勾配型側溝の他の施工方法を説明する一部分の断面図。
【図12】従来の可変勾配型側溝の施工方法を説明する断面図。
【図13】従来の土留兼用可変勾配型側溝を説明する断面図。
【符号の説明】
10 請求項1記載のスペーサー
11 間隔保持部
19 請求項2記載のスペーサー
20 可変勾配型側溝
22 可変勾配型側溝の側壁
31 基礎砕石
32 砂または敷モルタル
33 受台
34 楔
35 打設コンクリート用型枠
36 底版コンクリート
37 かかと版コンクリート
38 つまさき版コンクリート
39 目張り用モルタル
40 側溝用型枠
42 補助部材
S1 側壁用格子鉄筋
S2 側壁用縦鉄筋
S3 側壁用横鉄筋
S4 底版用格子鉄筋
【発明が属する技術分野】
本発明は、可変勾配型側溝の側壁底部に用いられるスペーサーと、そのスペーサーが装着された可変勾配型側溝及び、その施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の可変勾配型側溝の施工方法は図12に示すように、転圧した基礎砕石31の上に基礎コンクリート用型枠35を設置し、基礎コンクリート50を打設し、基礎コンクリート50が硬化するための養生期間をとった後、側溝20を楔ライーナー34で高さ調整しながら据付し、基礎コンクリート50と側壁22間の隙間を外側からモルタル39で目張りをし、インバートコンクリート51を打設し、また養生期間をとった後、埋戻している。
【0003】
そのため、同じ場所に基礎用50とインバート用51とコンクリートを2回打設し、そのたびに養生のための日数が必要となるなど、施工日数が長くなっている。また可変勾配型側溝20の相対する側壁22の内側と、インバートコンクリート51との接触面積が狭く、しかもコンクリートだけの接触なので堅固な箱型構造とはならない。
【0004】
そこで、コンクリートの打設を1回で済ませる技術として、可変勾配型側溝の両端部付近に受台を設置し、その上に側溝を据付してコンクリートを打設する施工方法や、側壁下部を外側に広げ基礎部とする技術が開示されている(例えれば、特許文献1参照)しかし、1回に打設するコンクリートの量が多くなり打設圧力で、側溝が浮き上ったり、ずれたりすことがある。また側壁を外側に広げる技術では、側壁用鉄筋の折り曲げ加工が必要となるほか、製品寸法が高くなるためコスト高となる。
【0005】
堅固な構造にする技術としては、側溝に鉄筋やアングルを露出させ製造し、打設コンクリートと一体化する技術が公開されている(たとえば、特許文献2、実用新案文献1〜2参照)しかし、鉄筋を露出させる方法では保管中に錆が上がる恐れがあり、アングルを露出させる方法では製造時の作業が複雑になる、特に側壁底面にこれらを露出させると、保管や運搬中に台木が必要となるなどの問題点がある。
【0006】
その他に、可変勾配型側溝の側壁下部の内側にインサートを埋設したり、切り欠けや貫通孔を設けたりする技術が公開されている(例えれば、特許文献3〜4、実用新案文献3参照)しかし、インサート埋設する方法ではコストが高くなるし、切り欠けや貫通孔を設ける方法では製造工程が複雑になるほか、側壁と底版用の鉄筋などが接合しないので、あまり堅固な構造とならないなどの問題点がある。
【0007】
可変勾配型側溝の一方の地盤高が低い場合に図13に示すような、相対する側壁22の一方ににつまさき版24が接続する、土留兼用可変勾配型側溝21が用いられる。しかし製造工程の脱型後に側溝を反転するのが難しく、運搬時にも衝撃でつまさき版24に亀裂が入りやすいという問題点がある。
【0008】
そこで、側溝とつまさき版を別体とする土留兼用可変勾配型側溝の技術が開示されている(例えれば、特許文献5参照)しかし、施工現場で重量物である側溝を吊り上げ、つまさき版を取り付ける作業は煩雑であり、ボルトだけで接続しているので強度が劣るほか製造や運搬が複雑になるなどの問題がある。
【0009】
可変勾配型側溝の側壁に使用されるスペーサーは、主に円形スペーサーで格子鉄筋の内側に複数配置される。また出願人は特願2001−334933号で主に排水性舗装用側溝に使用する、貫通孔を設けたスペーサーの技術を出願している。このスペーサーを側壁下部に配置しても、貫通孔では棒状鉄筋を使用するには有効であるが、鉄筋を格子状にするには施工現場で縦鉄筋と横鉄筋を結束しなければならない。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−138563号公報
【特許文献2】
特開2000−319976号公報
【特許文献3】
特開平6−146385号公報
【特許文献4】
特開2002−146895号公報
【特許文献5】
特開2002−38576号公報
【実用新案文献1】
実開昭60−36472号公報
【実用新案文献2】
実開昭62−176276号公報
【実用新案文献3】
実開昭58−165078号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明では補助部材や格子鉄筋を挿着できるスペーサーと、これらのスペーサーを配置した可変勾配型側溝と、この側溝に補助部材や格子鉄筋を挿着して1回のコンクリート打設で施工できる施工方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、鉄筋コンクリート内の鉄筋の位置を固定するスペーサーであって、底面と、該底面の両端に接続する側壁と、を備え上部が開放された間隔保持部部と、鉄筋挿着部と、からなるスペーサーである。断面が略凹型の間隔保持部の溝には補助部材が挿着でき、鉄筋挿着部は間隔保持部を格子鉄筋の縦鉄筋と横鉄筋の交差部に固定する。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスペーサーの間隔保持部内の底面に、鉄筋を固定する挿着部を備えたスペーサーである。挿着する鉄筋は底版用の格子または棒状鉄筋で、これらを側壁内の格子鉄筋交差部に接合する。
【0014】
請求項3記載の発明は、横断した梁と、該梁の両端部下面に接続した側壁と、を備え底面が開放された可変勾配型側溝であって、前記側壁の底面に請求項1または、請求項2記載のいずれか、または両方のスペーサーが、間隔保持部の上面を露出して、複数配置された可変勾配型側溝である。請求項1記載のスペーサーには補助部材を挿着し、請求項2記載のスペーサーは両側壁の同じ位置に配置し鉄筋を挿着する。
【0015】
請求項4記載の発明は、底面に補強部材または、底版用鉄筋のいずれか、または両方を挿着した、請求項3記載の可変勾配型側溝を、基礎に据付、コンクリートを打設する、可変勾配型側溝の施工方法である。1回のコンクリート打設で、底版を補強すると共に側溝と一体化させ堅固な構造となる。
【0016】
請求項5記載の発明は、底面に補強部材または、底版用鉄筋のいずれか、または両方を挿着した、請求項3記載の可変勾配型側溝を、基礎の据付、コンクリートを打設する土留兼用可変勾配型側溝の施工方法である。底版と、相対する側壁の一方の外側につまさき版と、を1回のコンクリート打設で形成する。
【0017】
【発明の実施の形態】
図面に基づき実施の形態を説明すれば、図1から図4は請求項1記載のスペーサーに関する図であり、図5から図6は請求項2記載のスペーサーに関する図であり、図7は請求項3記載の可変勾配型側溝に関する図であり、図8から図9は請求項4記載の側溝の施工方法に関する図であり、図10から図11は請求項5記載の土留兼用可変勾配型側溝の施工方法に関する図であり、図12から図13は従来技術に関する図である。
【0018】
可変勾配型側溝の製造方法は、格子鉄筋にスペーサーを挿着し、上下が逆となる形状の型枠に挿入し、コンクリートを投入し、養生後に脱型して反転する。スペーサーは製造時と施工時では上下が逆となるが、本発明ではスペーサーの上下を図1から図3、図5から図6のように、間隔保持部を上、鉄筋挿着部を下とする。スペーサーの素材は、コンクリート投入のとき型枠に振動をかけて締め固めるため、型枠に傷の付かない樹脂製が望ましい。図1は側壁用縦鉄筋S2と横鉄筋S3からなる格子鉄筋S1に請求項1記載のスペーサー10を挿着した斜視図で、図2は型枠40に挿入した状態を示す正面図と側面図である。
【0019】
スペーサー10は間隔保持部11と鉄筋挿着部15から17で構成され、間隔保持部11は底面12の両端に側壁13が接続され上部が開放された略凹型で、図4、図11の補強部材42を内部に挿着すように形成されている。鉄筋挿着部は縦鉄筋挿着部15が、間隔保持部11の側壁13外側に接続し、2箇所ある横鉄筋挿着部16は支柱17の両端に接続し、一方が間隔保持部11の底面12の下に接続して形成されている。本発明の要点は、間隔保持部11にあり鉄筋挿着部の形状や挿着方法は、図に示す以外でも良い。
【0020】
図3は間隔保持部11の他の形状を示す斜視図で、間隔保持部11のみを表示している。図3(a)は突起部26が側壁13の一方の端面上部に接続し、型枠40には間隔保持部11の突起部26を固定する溝41が装備されている。そのため格子鉄筋を型枠内に吊り下げ、左右方向も固定するので、従来では格子鉄筋の下端部と左右端部に挿着していたキャプスペーサーを省略できる、また突起部26は施工現場で底版用格子鉄筋を挿着するときの目印にもなる。
【0021】
図3(b)は上面に薄い皮膜27が装備され、型枠にコンクリートを投入するときに、間隔保持部11内にコンクリートが流入するのを防ぐ。補助部材は皮膜27を破り挿着するが、そのときに破損した皮膜27が補助部材と側壁13との間に挟まり、補助部材の脱着を防止する。
【0022】
施工現場ではコンクリートは水平にしか打設出来ないため、ハンチ23やリブ25(図13参照)が形成されないので、これらの接続部を補強するために補助部材が用いられる。図4は補助部材42を示す斜視図で、補助部材42は挿着部43と補強部44、45からなり平鋼板で形成されている。挿着部43は側壁22底面に配置された間隔保持部11内に挿着される、挿着部43の片側端面に縦補強部44と横補強部45が接続し、挿着されたとき横補強部45は底版用格子鉄筋S4と接触する、図11ではつまさき版38の補強のためリブ47が接続している。補助部材42は必要強度により、他の素材や形状でも良い。
【0023】
図5は請求項2記載のスペーサー19を示す斜視図で、前記請求項1記載のスペーサーの底面12上に鉄筋を挿着できるように、底版用鉄筋挿着部18が装備されている。図6では可変勾配型側溝に配置した状態を示す斜視図で、スペーサー19は側壁22の底面に上面14を露出し配置され、底版用鉄筋挿着部18に底版用格子鉄筋S4を挿着する。
【0024】
図7は請求項3記載の可変勾配型側溝20を示す斜視図で、可変勾配型側溝20の、側壁22底面に請求項2記載のスペーサー19が上面14を露出し、底版用格子鉄筋S4の横鉄筋と同じ間隔で配置され、格子鉄筋S4の挿着を可能としている。また必要に応じて請求項1記載のスペーサー10も配置して格子鉄筋S4と補助部材42を挿着しても良い、また土留兼用型可変勾配側溝のつまさき版のみを補強したい場合など、前記スペーサー10だけを配置しても良い。
【0025】
本発明の可変勾配型側溝とは、図7のように両端部に計2本の梁28を有する側溝以外にも、梁が中央に1本で両端部に蓋掛り部を持つもの、梁が上面の全面を覆うものや、長尺製品で2本以上の梁を有するものなど、いずれも上面を横断した梁の両端部下面に接続した側壁で構成され、底面が開放された門型の側溝が対象となる。
【0026】
図8は請求項4記載の可変勾配型側溝20の施工方法の一例を示す断面図で、転圧した基礎砕石31に受台33を砂または敷モルタル32で水平に固定し、その上に底版用格子鉄筋S4を挿着した側溝20を、楔ライナー34などで高さを調整したがら据付し、鉄筋S4の外側に打設コンクリート用型枠35を設置し、底版用コンクリート36を打設する。打設のとき格子鉄筋S4が抵抗となり、側溝20の浮き上りやずれを防止するほか、型枠35を側壁22の外側に設置することで、かかと版37を設けられ堅固な構造になる。
【0027】
受台33の素材はコンクリートや鉄製または樹脂製などで、各図では可変勾配型側溝20の四隅に設置しているように示しているが、隣り合う側溝20の両方に跨るように設置したり、側溝20の横断方向に長く相対する側壁22が乗るように設置して、受台33の設置数を減らすことも可能である。また側溝20が大型で重量が重いときは、側壁22の接地分もしくは全体に重量を支える程度のコンクリートを打設しても良い。
【0028】
図9は他の施工方法を示す断面図で、底版用格子鉄筋S4を側壁用格子鉄筋S1と接合するだけの幅とし、基礎砕石31と側壁22の外側を、目張り用モルタル39で覆い底版用コンクリート36を打設しいる。底版用鉄筋は格子状ではなく棒状でも良い、また基礎砕石31が水平で安定し、据付作業や底版コンクリート36の打設作業のとき側溝20が動く心配がないときは、受台33は使用せず直接基礎砕石31の上に据付ても良い。これらの施工方法は資材の軽減と工程の簡素化を目的としている。
【0029】
図10は請求項5記載の土留兼用可変勾配型側溝の施工方法で、標準型と同じ側溝20に幅の広い底版用格子鉄筋S4を、車道側に大きく突き出して挿着して据付し、格子鉄筋S4の外側に打設コンクリート用型枠35を設置し、底版36とつまさき版38のコンクリートを同時に打設する。図11は補助部材42を使用した施工方法の部分断面図で、車道側の側壁22に請求項1記載スペーサー10と請求項2記載のスペーサー19が配置され、スペーサー10に補助部材42を挿着し、スペーサー19に格子鉄筋S4を挿着している。補助部材42のリブ47は格子鉄筋S4の縦鉄筋と接触し、つまさき版38を補強している。つまさき版38のコンクリートは補助部材42のかぶり厚を確保するため、底版36より厚く打設している。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスペーサーを配置した勾配可変型側溝に底版用格子鉄筋を挿着してを用いれば、従来の施工方法では2回行なわれていたコンクリート打設が1回で済み施工期間が短縮される。コンクリート打設時には底版用格子が抵抗となり側溝の浮き上りを防止する。底版が鉄筋コンクリートとなるため薄くできる。側溝の側壁内の格子鉄筋接合部と底版用格子鉄筋を、接合して施工するので堅固な箱型構造となる。その他に側壁の外側にかかと版を設けたり、必要に応じ補助部材を用いれば、より堅固な構造となる。大型の側溝をボックスカルバートと比較しても、製造が簡単であり重量も軽くなる。
【0031】
側壁内の鉄筋が露出しないので保管中に錆びることもなく、従来型と同様の取り扱いができる。型枠にアタッチや中子などを取り付ける必要がなく、従来の型枠で可変勾配型も土留兼用型も製造できるため、新たな設備投資がいらないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1のスペーサーを説明する斜視図。
【図2】請求項1のスペーサーを説明する正面図と側面図。
【図3】請求項1のスペーサーの間隔保持部を説明する斜視図。
【図4】請求項1のスペーサーと補助部材を説明する斜視図。
【図5】請求項2のスペーサーを説明する斜視図。
【図6】請求項2のスペーサーと底版用格子鉄筋を説明する斜視図。
【図7】請求項3の可変勾配型側溝と底版用格子鉄筋を説明する斜視図。
【図8】請求項4の可変勾配型側溝の施工方法を説明する断面図。
【図9】請求項4の可変勾配型側溝の他の施工方法を説明する断面図。
【図10】請求項5の土留兼用可変勾配型側溝の施工方法を説明する断面図。
【図11】請求項5の土留兼用可変勾配型側溝の他の施工方法を説明する一部分の断面図。
【図12】従来の可変勾配型側溝の施工方法を説明する断面図。
【図13】従来の土留兼用可変勾配型側溝を説明する断面図。
【符号の説明】
10 請求項1記載のスペーサー
11 間隔保持部
19 請求項2記載のスペーサー
20 可変勾配型側溝
22 可変勾配型側溝の側壁
31 基礎砕石
32 砂または敷モルタル
33 受台
34 楔
35 打設コンクリート用型枠
36 底版コンクリート
37 かかと版コンクリート
38 つまさき版コンクリート
39 目張り用モルタル
40 側溝用型枠
42 補助部材
S1 側壁用格子鉄筋
S2 側壁用縦鉄筋
S3 側壁用横鉄筋
S4 底版用格子鉄筋
Claims (5)
- 鉄筋コンクリート内の鉄筋の位置を固定するスペーサーであって、底面と、該底面の両端に接続する側壁と、を備え上部が開放された間隔保持部と、鉄筋挿着部と、からなるスペーサー。
- 請求項1記載のスペーサーの間隔保持部内の底面に、鉄筋を固定する挿着部を備えたスペーサー。
- 横断した梁と、該梁の両端部下面に接続した側壁と、を備え底面が開放された可変勾配型側溝であって、前記側壁の底面に請求項1または、請求項2記載のいずれか、また両方のスペーサーが、間隔保持部の上面を露出して、複数配置された可変勾配型側溝。
- 底面に補助部材または、底版用鉄筋のいずれか、または両方を挿着した、請求項3記載の可変勾配型側溝を、基礎に据付、コンクリートを打設する、可変勾配型側溝の施工方法。
- 底面に補助部材または、底版用鉄筋のいずれか、または両方を挿着した、請求項3記載の可変勾配型側溝を、基礎に据付、コンクリートを打設する、土留兼用可変勾配型側溝の施工方法。
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JP2002311435A JP2004143849A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | スペーサーとそれを用いた可変勾配型側溝及びその施工方法 |
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JP2009167680A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Daimon:Kk | 水道用メーターボックスの底板 |
CN114960903A (zh) * | 2022-07-10 | 2022-08-30 | 中国二十二冶集团有限公司 | 跨越既有市政排水管沟的施工方法 |
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2002
- 2002-10-25 JP JP2002311435A patent/JP2004143849A/ja active Pending
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