JP7172513B2 - 給シート装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、画像形成装置に記録媒体を送り出して供給する(給送する)ための給シート装置に関するものである。本発明に係る給シート装置は、画像形成装置本体に搭載可能なものであって、シート状の記録媒体を保持する記録媒体収納部に記録媒体を補充するときなどにおいて、画像形成装置の筐体、または給シート装置の筐体から引き出し可能な構造を備えている。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の実施形態であるプリンタ100の構成を示す概略図である。図1に示すように、プリンタ100は、給紙コロ101、中継ローラ102、レジストローラ103、感光体104、帯電装置105、LED106、転写ローラ107、定着ローラ108、定排ローラ109、排紙ローラ110を備えている。
次に、本発明に係る給シート装置の実施形態である給紙装置200について詳細に説明する。図2は、給紙装置200を側方から見た断面図である。図2に示すように、給紙装置200は、媒体収納部の実施形態である用紙収納部210と、収納領域を拡張する収納拡張部の実施形態である領域拡張部220とを組み合わせた構造物を備える。この構造物が、記録媒体収納部に相当する。
次に、プリンタ100に装着されている給紙装置200の引き出し動作の例について図3を用いて説明する。図3(a)は、プリンタ100に給紙装置200が装着され、用紙収納部210と領域拡張部220がプリンタ100の本体底部に収納されている様子を例示している。プリンタ100の使用によって、用紙収納部210に収納されている用紙Pが消費されて、用紙Pの補充が必要になったとき、用紙収納部210の前方に設けられている引き出し取っ手250を操作者が把持して矢印A方向に引き出す。
続いて、給紙装置200が備える用紙収納部210を、筐体に対してスライドさせるスライド構造について、より詳細に説明する。図4は、プリンタ100に給紙装置200が収納されている状態の断面を引き出し方向(前面方向)から見た例である。なお、図4は、用紙収納部210を引き出し方向から見て右側の断面を例示している。したがって、給紙装置200は、幅方向において対向する位置に同様に構造を備えている。
上記のように、用紙収納部210をプリンタ100から引き出すときの摩擦係数と、領域拡張部220をプリンタ100から引き出すときの摩擦係数に差を設ける方法について説明する。例えば、領域拡張部220に対する用紙収納部210の摺動が、プリンタ100に対する領域拡張部220の摺動よりも、摺動しやすくなるように、拡張部側面凸部220aと側面凹み部160aとの摺動箇所に外力を与えればよい。また、例えば、用紙収納部210と領域拡張部220の摺接面(裏面リブ210aと底板120の接触部分、及び、収納部摺動部210bと収納部遊嵌部220bの接触部分)の摩擦係数抵をより下げるようにし、または、拡張部側面凸部220aと側面凹み部160aの摺接面の摩擦係数をより上げるようにすればよい。
次に、用紙収納部210に対して領域拡張部220を固定するための固定部を構成するロック機構の実施形態について図5を用いて説明する。図5は、用紙収納部210の底面の一部であって領域拡張部220との固定状態を切り替える機構を説明するための一部拡大図である。図5(a)に示す様に、用紙収納部210の底面の裏面側に設けられている裏面リブ210aの側面の一部を凹ませた端部嵌合部であるレバー嵌合部210cが形成されている。
次に、給紙装置200における記録媒体(用紙P)の収納態様について図6を用いて説明する。図6に示すように、給紙装置200は、用紙収納部210において、用紙Pの幅方向の動きを規制するサイドフェンス211を有している。また、領域拡張部220において、用紙Pの奥行き方向の動きを規制するエンドフェンス212を有している。サイドフェンス211は、用紙収納部210の底面部230に設置されていて、収納される用紙Pの幅方向の寸法に合うように、位置を可変できる。エンドフェンス212は、用紙収納部210の底面部230に対してスライドして位置を可変できるスライド部材に設置されている。
次に、プリンタ100に給紙装置200を収納するときの一連の動きについて、図7~図11を用いて説明する。図7は給紙装置200をプリンタ100にセットする前の様子を例示している。
図7~図11を用いて説明した給紙装置200の収納操作時における、ロックレバー260の動作の様子について、図12を用いて説明する。図12は、図7~図11における用紙収納部210と領域拡張部220をロックするロックレバー260を正面から見た図である。すでに説明したとおり、ロックレバー260は領域拡張部220に回転可能な状態で固定されているレバー部材である。また、図12に示す様に、ロックレバー260の裏面にはボス260dが設けられている。ボス260dとプリンタ100の底板120上に設けられている底面ガイドレール122は、接触できる位置関係になっている。したがって、底面ガイドレール122に沿ってボス260dの位置は変わる。ボス260dの位置が変わると、これに応じてロックレバー260が動く。このロックレバー260の動きは、付勢に抗う方向への動きを含む。
次に、プリンタ100に給紙装置200を収納するときの一連の動きについて、図13~図17を用いて説明する。図13は給紙装置200がプリンタ100にセットされている様子を例示している。
ここで、給紙装置200をプリンタ100から最大限に引き出した状態において、給紙装置200がプリンタ100から脱落することを防止する効果、及び撓み量を低減させる効果の要因について、これまで説明に用いた図を参照しつつ説明する。
101 :給紙コロ
102 :中継ローラ
103 :レジストローラ
104 :感光体
105 :帯電装置
106 :LED
107 :転写ローラ
108 :定着ローラ
109 :定排ローラ
110 :排紙ローラ
120 :底板
121 :側板
122 :底面ガイドレール
122a :斜面部
150 :ストッパ
150 :ストッパ部
160 :側面ガイド部
160a :側面凹み部
200 :給紙装置
201 :分離コロ
210 :用紙収納部
210a :裏面リブ
210b :収納部摺動部
210c :レバー嵌合部
211 :サイドフェンス
212 :エンドフェンス
220 :領域拡張部
220a :拡張部側面凸部
220b :収納部遊嵌部
221 :凸部
230 :底面部
240 :コイルスプリング
250 :引き出し取っ手
260 :ロックレバー
260a :ロック凸部
260c :回転中心
260d :ボス
Claims (8)
- シート状の記録媒体を収納する媒体収納部と、
前記媒体収納部と摺動する収納拡張部と、
前記収納拡張部と摺動する筐体と、を有し、
前記媒体収納部を前記筐体から引き出して、前記収納拡張部との嵌合位置に移動した後、当該媒体収納部を引き出し方向に移動すると前記収納拡張部が前記媒体収納部に追従して前記筐体に対し摺動する、ことを特徴とする給シート装置。 - 前記収納拡張部の前記筐体と摺接する部分の第一摩擦係数は、前記媒体収納部の前記収納拡張部と摺接する部分の第二摩擦係数より大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の給シート装置。
- 前記媒体収納部の前記収納拡張部と摺接する部分に潤滑材が付着している、請求項2に記載の給シート装置。
- 前記媒体収納部に対し前記収納拡張部を固定する固定部を備え、
前記固定部は、前記媒体収納部を前記筐体から引き出して、前記収納拡張部との嵌合位置に移動したとき、当該収納拡張部を当該媒体収納部に固定する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の給シート装置。 - 前記固定部は、前記収納拡張部に固定された支点を中心として回転するレバー部材と、前記レバー部材の回転によって端部が嵌合する端部嵌合部により構成される、請求項4に記載の給シート装置。
- 前記レバー部材は、前記端部が前記端部嵌合部へ嵌合する方向に常に付勢されている、請求項5に記載の給シート装置。
- 前記レバー部材は、前記筐体に対する前記収納拡張部の位置に応じて前記付勢に抗う方向に変位する、請求項6に記載の給シート装置。
- 記録媒体に画像を形成して排出する画像形成部と、
前記画像形成部に前記記録媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送部に対して前記記録媒体を供給する給シート部と、を備える画像形成装置であって、
前記給シート部は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の給シート装置である、ことを特徴とする画像形成装置。
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JP2018224213A JP7172513B2 (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 給シート装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018224213A JP7172513B2 (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 給シート装置及び画像形成装置 |
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JP2020083602A JP2020083602A (ja) | 2020-06-04 |
JP7172513B2 true JP7172513B2 (ja) | 2022-11-16 |
Family
ID=70906336
Family Applications (1)
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JP2018224213A Active JP7172513B2 (ja) | 2018-11-29 | 2018-11-29 | 給シート装置及び画像形成装置 |
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JP2006256782A (ja) | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Canon Inc | シート収納装置と画像形成装置 |
JP2006256809A (ja) | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006298625A (ja) | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Ricoh Co Ltd | 手差し給紙装置、画像形成装置 |
JP2009096558A (ja) | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Kyocera Mita Corp | 給紙カセット及び画像形成装置 |
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2018
- 2018-11-29 JP JP2018224213A patent/JP7172513B2/ja active Active
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