JP2006225146A - シートケース、これを用いるシート収容装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シートケースが装置本体内部の収納位置にあるとき、そのケース本体に設けられる係合アーム55とその装置本体に設けられる突起3cとが互いに係合し、シートケースが収納位置に固定される。また、シートケースに対する取手部材50のスライド方向と装置本体に対するシートケースのスライド方向が互いに一致しており、係合アームと突起との係合状態は、ユーザーがシートケースを装置本体から引き出す向きと同じ向きに取手部材を引っ張ることにより、その取手部材がケース本体に対してスライドすることによって解除される。その後、ユーザーがそのままの向きに取手部材を更に引っ張ることで、シートケースが装置本体から引き出される。
【選択図】 図1
Description
また、上記係合部材及び上記被係合部材のいずれか一方を弾性体で形成されたY字状部材とし、他方をそのY字状部材に嵌り込む凸部材とし、ユーザーがシートケースを引き出すときの力によって凸部材がY字状部材から引き抜かれるように構成されたものもある。このシート収容装置によれば、ユーザーが取手部材を掴んでシートケースを装置本体から引き出すという引出操作が同時に係合解除操作でもあるので、ユーザーは取手部材に対する1回の操作で、係合状態を解除し、かつ、シートケースを装置本体から引き出すことができる。しかし、この操作時には、シートケースを装置本体から引き出すための力と凸部材をY字状部材から引き抜くための力とを合算した力でユーザーがシートケースを引き出さなければならない。そのため、このシート収容装置では、シートケースを装置本体から引き出すにあたって、係合状態を解除する際に上記合算した力をユーザーに要求することとなるという不具合がある。なお、Y字状部材で凸部材を係止する力は、弱すぎるとシートケースを収納位置に固定するという本来の機能が失われてしまうので、ある程度強い力とせざるを得ない。よって、Y字状部材で凸部材を係止する力を弱くして、係合状態を解除する際にユーザーに対して要求する力を小さくするにも限界がある。
また、請求項2の発明は、請求項1のシートケースにおいて、上記取手部材は、把持用の握り部を有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2のシートケースにおいて、上記ケース本体が装置本体に対してスライドするときに、該ケース本体と接触する上記取手部材の部分又は該取手部材と接触する該ケース本体の部分を、リブ形状としたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2のシートケースにおいて、上記ケース本体が装置本体に対してスライドするときに、該ケース本体と接触する上記取手部材の部分又は該取手部材と接触する該ケース本体の部分を、回転自在なコロとしたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3又は4のシートケースと、装置本体に設けられ、上記スライド部材と協働して、該シートケースのケース本体を該装置本体内部に収納される収納位置と該装置本体外部に引き出される引出位置との間でスライドさせる被スライド部材と、装置本体に設けられ、該ケース本体が該収納位置にあるときに上記係合部材と係合して該ケース本体を該収納位置に固定する被係合部材とを有することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5のシート収容装置において、上記取手部材を上記ケース本体に対して上記同じ向きにスライドさせるときの負荷が、該ケース本体を上記収納位置から上記引出位置へスライドさせるときの負荷よりも小さくなるように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5又は6のシート収容装置において、上記係合部材は、上記被係合部材と係合する係合姿勢と該被係合部材との係合を解除する係合解除姿勢との間で姿勢変化自在に構成されており、上記連動機構は、該係合部材が該係合姿勢に維持されるように該係合部材を付勢する付勢手段を有し、かつ、上記取手部材が上記ケース本体に対して上記同じ向きにスライドしたときに該係合部材が該係合解除姿勢となるように該係合部材を動作させることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項5、6又は7のシート収容装置において、上記係合部材は、上記被係合部材と係合する係合姿勢と該被係合部材との係合を解除する係合解除姿勢との間で姿勢変化自在に構成されており、上記連動機構は、該係合部材が該係合姿勢に維持されるように該係合部材を付勢する付勢手段を有し、かつ、該係合部材が上記取手部材のスライド動作による力以外の該付勢手段の付勢力に対する抗力によって該係合解除姿勢へ姿勢変化したときに該取手部材がスライドしないように構成されており、上記ケース本体が上記引出位置から上記収納位置へスライドする際に該係合部材と該被係合部材とが互いに接触することで、該係合部材が係合解除姿勢になるように構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8のシート収容装置において、上記連動機構は、上記係合部材が固定されていてケース本体に対して回転自在な回転軸と、上記取手部材に固定された固定部材と、該回転軸に固定されていて該固定部材に連結される連結部材とを有し、該係合部材の上記係合解除姿勢への姿勢変化に伴って該連結部材が回転するときにその回転力が該固定部材に伝達されないように、該連結部材と該固定部材とを連結したことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、シート収容装置から搬送されたシート上に画像を形成する画像形成装置において、上記シート収容装置として、請求項5、6、7、8又は9のシート収容装置を用いることを特徴とするものである。
このように、本発明によれば、係合解除操作と引出操作とを別々のタイミングで行うので、ユーザーに対して要求する力は、最大でも、係合解除操作に必要な力と引出操作に必要な力のうちのいずれか大きい方となる。よって、ユーザーに対して要求する力として、係合解除操作に必要な力と引出操作に必要な力との合算値を要求しないで済む。
また、本発明によれば、ユーザーが取手部材に対して力を加える向きすなわち取手部材に対する操作の向きが、係合解除操作と引出操作とで互いに同じになる。
図2は、本実施形態に係るプリンタの正面図である。図3は、このプリンタの内部構造の概略を示す概略構成図である
本実施形態のプリンタ1は、プリンタエンジン(画像形成部)2、複数のシートケースとしての給紙カセット40、定着部4等が装置本体5内に設けられている。装置本体5の側面部には、用紙反転機構部6と手差し機構部7とが取り付けられている。また、装置本体5内には、給紙カセット40から給紙された記録媒体Sを排紙トレイ8に向けて搬送するための搬送路9が形成され、この搬送路9に沿って搬送ローラ対10、レジストローラ対11、プリンタエンジン2、定着部4等が配置されている。プリンタエンジン2は、ドラム状の感光体12、感光体12の周囲に配置された帯電器13、露光器14、現像器15、転写器16、クリーニング器17等により構成されている。
図4は、給紙カセット40の正面図である。図5は、給紙カセット40の一部を示す斜視図である。
本実施形態における給紙カセット装置は、図2に示したように装置本体5の下部に配置されている。給紙カセット40は、図5に示すように、スライド部材としてのガイドコロ41がカセット本体(ケース本体)43の側面に取り付けられている。このガイドコロ41が装置本体5に設けられた被スライド部材としてのガイドレール3a上を転がることで、給紙カセット40は、装置本体5の内部に収納される収納位置と装置本体5の外部に引き出される引出位置との間で図中矢印Aの示す方向(カセットスライド方向)に略水平面に沿ってスライドすることができる。また、給紙カセット40の正面パネル42には、取手部材50が取り付けられている。この取手部材50は、詳しくは後述するが、給紙カセット40に対し、図中矢印Bの示す方向(取手スライド方向)に略水平面に沿ってスライド自在に取り付けられている。本実施形態において、カセットスライド方向Aと取手スライド方向Bは互いに一致している。
取手部材50は、連動機構を構成する固定部材51と一体的に構成されている。固定部材51は、その上面に2つの長孔51aを有し、これらの長孔51aには、給紙カセット40に固定されている図示しない固定ピンが挿入される。これにより、取手部材50は、固定ピンが長孔51aの長手方向に移動できる範囲内で、給紙カセット40に対するスライド範囲が規制される。なお、図5に示した状態は、固定ピンが長孔51aの正面側縁部に当接するまで、取手部材50が給紙カセット40内へ押し込まれた状態(押込状態)を示すものである。この状態から、ユーザーが取手部材50を正面方向へ引っ張ると、固定ピンが長孔51aの背面側内壁に当接するまで取手部材50が給紙カセット40に対してスライドし、取手部材50が給紙カセット40から引っ張り出された状態(引っ張り状態)となる。
図1(a)〜(c)は、係合解除操作から引出操作までの操作中における取手部材50及び連動機構の側面図である。
給紙カセット40が収納位置にあるとき、図1(a)に示すように、係合アーム55の凸部55aが上記突起3cに引っ掛かった状態となっている。このとき、取手部材50は、スプリング56の付勢力により押込状態となっている。この状態から、図1(b)に示すように、ユーザーが取手部材50を取手スライド方向Bに沿って図中矢印B1の向きに引っ張るという係合解除操作を行うと、スプリング56の付勢力に抗して取手部材50が矢印B1の向きにスライドする。
また、図7に示すように、取手部材50に一体構成された固定部材51におけるカセット本体43との接触部分51bをリブ形状としている。また、カセット本体43における固定部材51との接触部分44をリブ形状としている。このようなリブ形状とすることで、互いの接触面積を小さくしてスライド時における摩擦抵抗を小さくすることができる。なお、リブ形状とする変わりに、上記接触部分44,51bにコロを設けるようにしてもよい。この場合、リブ形状とする場合に比べて、部品点数や製造工程が複雑化してコストが高くなるが、スライド時における摩擦抵抗を大幅に小さくでき、ユーザーの操作性が大きく向上する。
図8は、係合解除操作中における取手部材50及び連動機構の側面図である。ユーザーが取手部材50を引っ張っていない状態では、その取手部材50は上記スプリング56の付勢力により押込状態になっている。引き出した給紙カセット40を装置本体5の内部へ収納する場合、この押込状態の取手部材50をユーザーは押して、給紙カセット40を図中矢印B2の向きにスライドさせて装置本体5内へ収納する。その途中で、スプリング56の付勢力によって係合姿勢となっている係合アーム55の凸部55aは、装置本体5に設けられた突起3cの正面側壁面に接触する。突起3cの正面側壁面は、図示のように、上ガイド3bの面から突起先端に向かって背面方向に傾斜している。ユーザーの押し込みにより、凸部55aが突起3cの正面側壁面に沿って移動して、係合アーム55がスプリング56の付勢力に抗して係合解除姿勢になるまで回転する。
そして、ユーザーが取手部材50を更に押し込んで、凸部55aが突起3cの正面側壁面を乗り越えると、スプリング56の付勢力により係合アーム55は図中矢印Cの向きに回転し、凸部55aが突起3cに引っ掛かって係合姿勢となる。
次に、上記給紙カセット装置の変形例について説明する。
上記実施形態では、給紙カセット40を装置本体5内の収納位置に固定するために係合部材(係合アーム55)と被係合部材(突起3c)とが係合するのが、給紙カセット装置の正面側における給紙カセット40の側部であるのに対し、本変形例では、給紙カセット40の背面部である。なお、上記実施形態と同様の点については説明を省略する。
給紙カセット140が収納位置にあるとき、係合アーム155のカギ部155aが上記係合ピン103cに引っ掛かった状態となっている。このとき、取手部材50は、スプリング156の付勢力により押込状態となっている。この状態から、ユーザーが取手部材50を取手スライド方向Bに沿って引っ張るという係合解除操作を行うと、スプリング156の付勢力に抗して取手部材50が正面側にスライドする。なお、本変形例でも、上記実施形態と同様に、取手部材50を正面側にスライドさせるときの負荷が、給紙カセット140を装置本体5から引き出すためにスライドさせるときの負荷よりも小さくなるように構成されている。
ユーザーが取手部材50を引っ張っていない状態では、その取手部材50は上記スプリング156の付勢力により押込状態になっている。引き出した給紙カセット140を装置本体5の内部へ収納する場合、この押込状態の取手部材50をユーザーは押して、給紙カセット140をスライドさせて装置本体5内へ収納する。その途中で、スプリング156の付勢力によって係合姿勢となっている係合アーム155のカギ部155aは、装置本体5に設けられた係合ピン103cに接触する。このカギ部155aは、図示のように、係合アーム155の回転軸からアーム先端に向かって先細りになっており、ユーザーの押し込みにより、その側辺部分が係合ピン103cに接触してこれに沿って移動する。これにより、係合アーム155がスプリング156の付勢力に抗して係合解除姿勢になるまで回転する。
また、本実施形態では、上記取手部材50が把持用の握り部を有している。これにより、ユーザーは、順手、逆手のどちらでも、取手部材50を把持してこれを操作することができるので、ユーザーの操作性が向上する。
また、上述したように、カセット本体43が装置本体5に対してスライドするときに、カセット本体43と接触する取手部材50の部分又は取手部材50と接触するカセット本体43の部分を、リブ形状とすることで、簡易な構成でかつ低コストで、取手部材50のスライド時における摩擦抵抗を小さくすることができる。その結果、係合解除操作時にユーザーが要する力を小さくでき、ユーザーの操作性がより向上する。また、上述したように、リブ形状とする代わりに回転自在なコロとすることで、取手部材50のスライド時における摩擦抵抗をより小さくでき、ユーザーの操作性がより向上する。
また、本実施形態では、取手部材50を上記同じ向きB1にスライドさせるときの負荷が、カセット本体43を収納位置から引出位置へスライドさせるときの負荷よりも小さくなるように構成している。これにより、図1(a)の状態からユーザーが取手部材50を図中矢印B1の向きに引っ張ったとき、カセット本体43が装置本体5に対してスライドせずに収納位置に位置したまま、取手部材50がカセット本体43に対してスライドする。これにより、係合解除操作をスムーズに行うことができる。
また、本実施形態では、係合アーム55,155が、突起3c又は係合ピン103cに係合する係合姿勢と突起3c又は係合ピン103cへの係合を解除する係合解除姿勢との間で姿勢変化自在に構成されている。また、上記連動機構は、係合アーム55,155が係合姿勢に維持されるように係合アーム55,155を付勢する付勢手段としてのスプリング56,156を有し、かつ、取手部材50が上記同じ向きB1にスライドしたときに係合アーム55,155が係合解除姿勢となるように係合アーム55,155を動作させるように構成されている。これにより、カセット本体43が収納位置にあるとき、係合アーム55,155と突起3c又は係合ピン103cとの係合状態を安定して維持できる。
また、本実施形態では、上記連動機構は、係合アーム55,155が取手部材50のスライド動作による力以外のスプリング56,156の付勢力に対する抗力によって係合解除姿勢へ姿勢変化したときに取手部材50がスライドしないように構成されている。すなわち、係合アーム55,155が係合解除姿勢へ姿勢変化するときの力が取手部材50へ伝達されないように構成されている。これにより、取手部材50を上記同じ向きB1にスライドさせると、これに連動して係合アーム55,155が係合解除姿勢となるが、取手部材50のスライド動作以外の方法で係合アーム55,155を係合解除姿勢としても、取手部材50はスライドしない。具体的には、上記連動機構は、係合アーム55,155が固定されていてカセット本体43に対して回転自在な回転軸としての連動軸53と、取手部材50に固定された固定部材51と、連動軸53に固定されていて固定部材51に連結される連結部材としての連結アーム54とを有し、係合アーム55,155の係合解除姿勢への姿勢変化に伴って連結アーム54が回転するときに、その回転力が固定部材51に伝達されないように、連結アーム54と固定部材51とが連結している。そして、カセット本体43が引出位置から収納位置へスライドする際に係合アーム55,155と突起3c又は係合ピン103cとが互いに接触することで、係合アーム55,155が係合解除姿勢になるように構成されている。このような構成により、係合アーム55,155が突起3c又は係合ピン103cと接触して係合解除姿勢になるときに、取手部材50がスライドすることがなくなる。その結果、ユーザーは取手部材50を押したまま、カセット本体43を引出位置から収納位置へスライドさせ、装置本体5へ収納することができる。すなわち、係合アーム55,155の係合解除姿勢への姿勢変化に伴って連結アーム54が回転するときにその回転力が固定部材51に伝達されると、これに伴って取手部材50が上記同じ方向B1に向けてスライドしてしまう。この場合、ユーザーが取手部材50を押していると、ユーザーの押す力により取手部材50がスライドできず、その結果、係合アーム55,155が係合解除姿勢になることができなくなるという不具合が生じる。本実施形態では、このような不具合がないので、ユーザーは取手部材50を押したまま、カセット本体43を引出位置から収納位置へスライドさせ、装置本体5へ収納することができる。
また、本実施形態では、このような給紙カセット装置を、給紙カセット40,140が頻繁に出し入れされることの多い画像形成装置であるプリンタに適用するので、ユーザーの操作性が向上する本発明を有効利用することができる。なお、本給紙カセット装置を適用可能な画像形成装置は、上記プリンタに限らず、給紙カセット装置から搬送された記録媒体S上に画像を形成するものであればよいので、他の電子写真方式の画像形成装置や、インクジェット方式の画像形成装置などでもよい。
2 プリンタエンジン
3a ガイドレール
3b 上ガイド
3c 突起
5 装置本体
40,140 給紙カセット
41 ガイドコロ
43 カセット本体
50 取手部材
50a 貫通部
51 固定部材
51a 長孔
52 切欠部
53 連動軸
54 連結アーム
55,155 係合アーム
56,156 スプリング
103c 係合ピン
153 ワイヤ
154 プーリ
Claims (10)
- 内部にシートを収容するケース本体と、
装置本体に設けられた被スライド部材と協働して、該ケース本体が該装置本体内部に収納される収納位置と該装置本体外部に引き出される引出位置との間で該ケース本体をスライドさせるスライド部材と、
該ケース本体が該収納位置にあるときに該装置本体に設けられた被係合部材と係合して該ケース本体を該収納位置に固定する係合部材とを有するシートケースにおいて、
上記装置本体に対する該ケース本体のスライド方向に平行な方向にスライド自在に、上記ケース本体に取り付けられた取手部材と、
該ケース本体が上記収納位置から上記引出位置へスライドする向きと同じ向きに該取手部材が該ケース本体に対してスライドするときのスライド動作に連動して、上記被係合部材との係合が解除されるように、上記係合部材を動作させる連動機構とを有するシートケース。 - 請求項1のシートケースにおいて、
上記取手部材は、把持用の握り部を有することを特徴とするシートケース。 - 請求項1又は2のシートケースにおいて、
上記ケース本体が装置本体に対してスライドするときに、該ケース本体と接触する上記取手部材の部分又は該取手部材と接触する該ケース本体の部分を、リブ形状としたことを特徴とするシートケース。 - 請求項1又は2のシートケースにおいて、
上記ケース本体が装置本体に対してスライドするときに、該ケース本体と接触する上記取手部材の部分又は該取手部材と接触する該ケース本体の部分を、回転自在なコロとしたことを特徴とするシートケース。 - 請求項1、2、3又は4のシートケースと、
装置本体に設けられ、上記スライド部材と協働して、該シートケースのケース本体を該装置本体内部に収納される収納位置と該装置本体外部に引き出される引出位置との間でスライドさせる被スライド部材と、
装置本体に設けられ、該ケース本体が該収納位置にあるときに上記係合部材と係合して該ケース本体を該収納位置に固定する被係合部材とを有することを特徴とするシート収容装置。 - 請求項5のシート収容装置において、
上記取手部材を上記ケース本体に対して上記同じ向きにスライドさせるときの負荷が、該ケース本体を上記収納位置から上記引出位置へスライドさせるときの負荷よりも小さくなるように構成したことを特徴とするシート収容装置。 - 請求項5又は6のシート収容装置において、
上記係合部材は、上記被係合部材と係合する係合姿勢と該被係合部材との係合を解除する係合解除姿勢との間で姿勢変化自在に構成されており、
上記連動機構は、該係合部材が該係合姿勢に維持されるように該係合部材を付勢する付勢手段を有し、かつ、上記取手部材が上記ケース本体に対して上記同じ向きにスライドしたときに該係合部材が該係合解除姿勢となるように該係合部材を動作させることを特徴とするシート収容装置。 - 請求項5、6又は7のシート収容装置において、
上記係合部材は、上記被係合部材と係合する係合姿勢と該被係合部材との係合を解除する係合解除姿勢との間で姿勢変化自在に構成されており、
上記連動機構は、該係合部材が該係合姿勢に維持されるように該係合部材を付勢する付勢手段を有し、かつ、該係合部材が上記取手部材のスライド動作による力以外の該付勢手段の付勢力に対する抗力によって該係合解除姿勢へ姿勢変化したときに該取手部材がスライドしないように構成されており、
上記ケース本体が上記引出位置から上記収納位置へスライドする際に該係合部材と該被係合部材とが互いに接触することで、該係合部材が係合解除姿勢になるように構成されていることを特徴とするシート収容装置。 - 請求項8のシート収容装置において、
上記連動機構は、上記係合部材が固定されていてケース本体に対して回転自在な回転軸と、上記取手部材に固定された固定部材と、該回転軸に固定されていて該固定部材に連結される連結部材とを有し、
該係合部材の上記係合解除姿勢への姿勢変化に伴って該連結部材が回転するときにその回転力が該固定部材に伝達されないように、該連結部材と該固定部材とを連結したことを特徴とするシート収容装置。 - シート収容装置から搬送されたシート上に画像を形成する画像形成装置において、
上記シート収容装置として、請求項5、6、7、8又は9のシート収容装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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JP2008308333A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-12-25 | Kyocera Mita Corp | 用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
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