JP7172454B2 - リフィル - Google Patents

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Description

本発明は、ステープルを収容するリフィルに関する。
従来から、ステープル処理を自動で行う電動ステープラが広く利用されている。電動ステープラとしては、例えば、複写機やプリンタ等の画像形成装置の下流工程に設置される後処理装置に内蔵されるものや、卓上型(単体)のものが知られている。
一般的な電動ステープラは、ステープルを打ち出す打出部を有するカートリッジと、カートリッジが装着されるステープラ本体とを備えている。カートリッジには、略真直状のステープルを複数並列してシート状に連結した連結ステープルを積層して収容するリフィルが交換可能に装填(装着)される(例えば、特許文献1~3参照)。
電動ステープラは、綴じ処理の開始に伴い、リフィルに収容された連結ステープルを打出部に順次送り出し、連結ステープルの先端部のステープルをフォーミングプレートで略コ字状に成形する。その後、成形されたステープルをドライバプレートによって用紙に打ち込み、用紙を貫通したステープルをクリンチする。
ここで、上述した電動ステープラにおいては、ステープルの寸法や形状が規定から外れていたり、ステープルに反りや曲がり等の変形が生じていたりすると、送り不良や綴じ不良の原因となる。そのため、規定から外れたステープルや変形したステープルは、リフィルに収容される前の検査段階で排除される。なお、本明細書において「ステープル」というときには、特に断らない限り「連結ステープル」も含むものとする。
特許第4042156号 特許第4042159号 特開2016-182829号公報
ところで、上述したように、ステープルの検査を事前に実施した場合でも、ごく稀にではあるが、規定から外れたステープルや変形したステープルが事前検査を通過してしまう場合がある。また、検査段階では正常であったものの、リフィルに収容する際、又はリフィルに収容した後、何らかの理由でステープルが変形等してしまう場合がある。しかしながら、上記特許文献1~3等に記載される従来のリフィルでは、ステープルが一旦リフィルに収容されてしまうと、ステープルの変形等の異常を発見することが困難であった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ステープルを収容した後でもステープルの寸法や形状、変形等を確認することが可能なリフィルを提供することにある。
本発明に係るリフィルは、ステープルを収容可能な空間を画定する周壁を備え、前記周壁は、第1の辺と、前記第1の辺と対向する第2の辺と、前記第1の辺と前記第2の辺の端部同士を結ぶ第3の辺とを有する底壁と、前記第1の辺から立設する第1側壁と、前記第2の辺から立設し、前記第1側壁と対向する第2側壁と、前記第3の辺の上方に位置し、前記第1側壁と前記第2側壁とを結ぶ前壁とを有し、前記第1側壁と前記前壁には、前記第1側壁と前記前壁との境界を跨ぐ第1開口部が形成され、前記第2側壁と前記前壁には、前記第2側壁と前記前壁との境界を跨ぐ第2開口部が形成されるものである。
本発明によれば、第1側壁と前壁との境界に第1開口部を設けたので、リフィルに収容されたステープルの針足先端部が第1開口部から露出する。したがって、リフィルにステープルを収容した後でも第1開口部からステープルの状態を確認したり、第1開口部から露出したステープルの針足先端部に計測器を当てるなどしてステープルの寸法を測定したりすることができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成システムの概略図である。 本発明の一実施の形態に係るリフィルを右側前方から見た斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るリフィルを左側前方から見た斜視図である。 Aはリフィルの正面図であり、Bはその要部を示す拡大図である。 Aはリフィルの側面図であり、Bはその要部を示す拡大図である。 リフィルの上面図である。 リフィルの底面図である。 図4Aに示すリフィルのA-A線に沿った断面図である。 Aは本発明に係るリフィルが装填されるカートリッジを右外面側から見た斜視図であり、Bはそのカートリッジを右内面側から見た斜視図である。 Aは本発明に係るリフィルが装填されるカートリッジを左外面側から見た斜視図であり、Bはそのカートリッジを左内面側から見た斜視図である。 カートリッジをステープラ本体のカートリッジ収容部に収容した状態を示す斜視図である。 カートリッジをステープラ本体のカートリッジ収容部に収容する前の状態を示す斜視図である。 連結ステープルの寸法(長さ)をリフィルの第1及び第2開口部を利用して計測した例を示した図である。 A及びBは、従来における連結ステープルをリフィルへ挿入する場合を説明した図である。 A及びBは、連結ステープルをリフィルに挿入する際、連結ステープルが崩れないように治具で押さえている状態を示す図である。 連結ステープルをリフィルに挿入する際、連結ステープルが崩れないように治具で押さえている状態を示す図である。 連結ステープルの反りや曲がり等の変形をリフィルの第1及び第2開口部を利用して確認する例を示した図である。 リフィルの他の構成例を示す斜視図である(変形例1)。 リフィルの他の構成例を示す斜視図である(変形例2)。 リフィルの他の構成例を示す斜視図である(変形例3)。 リフィルの他の構成例を示す斜視図である(変形例4)。 Aはリフィルの他の構成例を示す斜視図であり、Bはその正面図である(変形例5)。 リフィルの他の構成例を示す斜視図である(変形例6)。 リフィルの他の構成例を示す斜視図である(変形例7)。 リフィルの他の構成例を示す斜視図である(変形例8)。 変形例8に係るリフィルの側面図である。 係合部の要部拡大図である。 変形例8に係るカートリッジの押圧部材の斜視図である。 変形例8に係るリフィルがカートリッジに装填された状態を示す図である。 リフィルをカートリッジに装填する前のリフィル及びカートリッジの斜視図である。 リフィルをカートリッジに装填した後のリフィル及びカートリッジの斜視図である。 カートリッジ及び係止軸の側面図である。 カートリッジ及び係止軸の背面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上拡張され、実際の比率と異なる場合がある。また、本実施の形態及び各図面において、説明の便宜上、連結ステープルのリフィルに対する送り出し方向(又は挿入方向、連結ステープルの1シートにおける連結方向)をリフィルの前後方向と規定し、リフィルの連結ステープルの排出口が設けられる側を前とし、その反対側を後とする。また、連結ステープルの積層方向をリフィルの上下方向と規定し、前記前後方向及び上下方向に直交する方向をリフィルの左右方向と規定する。
[画像形成システム600Aの構成例]
図1は、本実施の形態の画像形成システム600Aの概要を示す構成図である。本実施の形態の画像形成システム600Aは、画像形成装置601Aと、少なくとも1種類の処理が可能な後処理装置602Aを備える。画像形成装置601Aは、装置内または外部の図示しない給紙部から繰り出した用紙Pに画像を形成して出力する。画像形成装置601Aは、本例では、走査露光による静電潜像の形成、トナーによる静電潜像の現像、トナーの用紙への転写及び定着により用紙Pに画像を形成する。後処理装置602Aは、綴じ部603Aにステープラ301を備える。ステープラ301には、後述するように、リフィル10Aが装填されたカートリッジ100が着脱可能に取り付けられる。
[リフィル10Aの構成例]
図2は、本発明に係るリフィル10Aの一例を右側前方から見た斜視図であり、図3は、本発明に係るリフィル10Aの一例を左側前方から見た斜視図である。図4Aはリフィル10Aの正面図であり、図4Bはその要部Xの拡大図である。図5Aはリフィル10Aの右面側の側面図であり、図5Bはその要部Yの拡大図である。図6は、リフィル10Aの上面図であり、図7は、リフィル10Aの底面図である。図8は、図4Aに示すリフィル10AのA-A線に沿った断面図である。
図2~図8に示すように、ステープル用のリフィル10Aは、積層された連結ステープルSを収容するリフィル本体12と、リフィル本体12に収容された連結ステープルSを上方から覆う蓋部材50とを備えている。
リフィル本体12は、樹脂材料からなり、連結ステープルSを収容可能な空間を画定するステープル収容部14を有している。ステープル収容部14は、周壁、すなわち複数の壁によって囲まれた箱体からなる。ステープル収容部14を構成する周壁は、第1の辺L1、第1の辺L1と対向する第2の辺L2及び第1の辺L1と第2の辺L2の端部同士を結ぶ第3の辺L3とを有する底壁20と、底壁20の第1の辺L1から立設する第1側壁24と、底壁20の第2の辺L2から立設すると共に第1側壁24に対向する第2側壁26と、底壁20の第3の辺L3の上方に位置すると共に第1側壁24と第2側壁26とを結ぶ前壁22とを有している。なお、「第3の辺」は、例えば図7に示すように、第3の辺に相当する部分が切り欠かれて実際の辺が存在しない、すなわち辺に相当する部分が空間になっている場合には、第1の辺L1と第2の辺L2の端部同士を結ぶ空間上の仮想辺を意味するものとする。
また、ステープル収容部14は、底壁20の第3の辺L3と対向する第4の辺L4から立設し、第1側壁24と第2側壁26とを結ぶ後壁28を有する。後壁28は必ずしも底壁20と一体的に形成されていなくてもよい。後壁28は、第1側壁24と第2側壁26に回動可能に取り付けられている。具体的には、後壁28の上縁の一方側の端部が第1側壁24の上縁後方側端部から内側に突出した第1ヒンジ部29aに、後壁28の上縁の他方側の端部が第2側壁26の上縁後方側端部から内側に突出した第2ヒンジ部29bにそれぞれに回動可能に取り付けられている。したがって、後壁28が第1及び第2ヒンジ部29a,29bを支点に上方に回動すると、ステープル収容部14の後方部分が開口し、開口部13を形成する。一方、後壁28が第1及び第2ヒンジ部29a,29bを支点に下方に回動すると、ステープル収容部14の後方部分が後壁28によって閉じられる。
後壁28の第1側壁24側側部と第2側壁26側側部には、それぞれ後壁28に対して垂直方向に折り曲げられた板状の第1及び第2ロック部28a,28bが形成されており、ステープル収容部14の後方部分を後壁28によって閉じた後、第1及び第2ロック部28a,28bを第1側壁24と第2側壁26に形成された被ロック部26bに嵌合することで、後壁28が第1側壁24と第2側壁26に固定される。
底壁20は、第1の辺L1、第2の辺L2、第3の辺L3及び第4の辺L4により構成された平面視矩形状の板状部材である。底壁20上には、積層された連結ステープルSが載置される。
前壁22と第1側壁24との接続部であって、リフィル本体12の角部を構成する第1境界32cには、第1境界32cを跨ぐようにして第1開口部32が形成されている。第1開口部32は、ステープル収容部14に収容された連結ステープルSの一方の針足先端部を露出させるための開口である。第1開口部32は、前壁22側に形成される第1前壁側開口部32aと、第1側壁24側に形成される第1側壁側開口部32bとから構成されている。第1前壁側開口部32a及び第1側壁側開口部32bは、それぞれ平面視矩形状からなり、第1境界32cを挟んで連続した1つの開口を構成している。
前壁22と第2側壁26との接続部であって、リフィル本体12の角部を構成する第2境界34cにも、第1開口部32と略同形状の第2開口部34が形成されている。第2開口部34は、第1開口部32と略同一の高さに形成され、第2境界34cを跨ぐように形成されている。第2開口部34は、ステープル収容部14に収容された連結ステープルSの他方の針足先端部を露出させるための開口である。第2開口部34は、前壁22側に形成される第2前壁側開口部34aと、第2側壁26側に形成される第2側壁側開口部34bとから構成されている。第2前壁側開口部34a及び第2側壁側開口部34bは、それぞれ平面視矩形状からなり、第2境界34cを挟んで連続した1つの開口を構成している。なお、本実施の形態では、第2開口部34の開口形状を第1開口部32の開口形状と同一としているが、これに限定されることはなく、互いに異なる開口形状としてもよい。
前壁22の第1前壁側開口部32aと第2前壁側開口部34aの間には第3開口部22aが形成されている。第3開口部22aは、前壁22の左右方向の略中央部に形成されている。第3開口部22aは、前壁22の上端縁から上下方向の略中央部に亘って切り欠かれた凹形状からなり、上方側が開放された構成となっている。第3開口部22aの左右方向の長さは、前壁22の左右方向の長さの1/3程度に構成される。これにより、ステープル収容部14内に積層された連結ステープルSの左右方向の略中央部を第3開口部22aを介して露出させることができる。なお、第3開口部22aの形状は、連結ステープルSの左右方向の中央部が露出可能な形状であればよく、平面視矩形状に限定されない。また、上方側が開放されていなくてもよい。
前壁22の下端部には、ステープル収容部14内に収容された連結ステープルSを排出するための排出口22bが形成されている。
排出口22bの前方であって、第3の辺L3に沿う方向において前壁22の中央部よりも第2側壁26側には、非使用時(リフィル10Aがカートリッジ100に装填されていないとき)に連結ステープルSが排出口22bから外部に排出されるのを防止するための脱落防止部40が設けられている。脱落防止部40は、図4Aに示すように、前壁22から突出するヒンジ部42と、ヒンジ部42に連結し、ヒンジ部42に対して回動可能な係止片44とを有している。係止片44は、回動に伴って排出口22bの一部を閉塞又は開放するように構成される。連結ステープルSの排出時には、係止片44が排出口22bの前方の位置から退避する方向、すなわち排出口22bを開放する方向に回動する。一方、連結ステープルSの非排出時には、係止片44が排出口22bの前方に位置することで排出口22bを閉塞する。係止片44は、リフィル10Aがカートリッジ100に装填されると、カートリッジ100に設けられた突部122aに当接して排出口22bを開放する方向に回動する。
係止片44が突部122aに当接して押されると、その力はヒンジ部42を介して前壁22にも伝わる。このため、前壁22の剛性が低いと突部122aからの押圧力によって前壁22が変形する可能性がある。例えば第3開口部22aが形成されているために剛性の低い前壁22の中央部付近に脱落防止部40を設けると、係止片44に突部122aが当接する際、前壁22が変形して突部122aの押圧力が係止片44にうまく伝わらない場合がある。突部122aの押圧力が係止片44にうまく伝わらないと、係止片44が十分に回動せず、排出口22bを開放することができない。そこで、本実施の形態では、前壁22a中央部よりも剛性の高い第2側壁26寄り、より具体的には第3開口部34aと第2境界34cとの間にヒンジ部42が位置するように脱落防止部40を配置した。なお、脱落防止部40は、前壁22の第2側壁26側ではなく、第1側壁24側に配置してもよい。
第1側壁24及び第2側壁26の前後方向の略中央部には、それぞれ上下方向に沿って延びる第1ガイド孔25及び第2ガイド孔27が形成されている。第1及び第2ガイド孔25,27は、蓋部材50が取付け可能に構成され、ステープル収容部14内で連結ステープルSの積載量に応じて移動する蓋部材50を案内する。第1及び第2ガイド孔25、27は、それぞれ第1側壁24及び第2側壁26の上端部付近に設けられる水平ガイド孔25a、27aと、水平ガイド孔25a、27aから下方に延びる垂直ガイド孔25b、27bとから構成されている。水平ガイド孔25a、27aは、後述する蓋部材50の第1及び第2係合部54、56の幅広部54b、56bが挿脱可能な大きさからなる。垂直ガイド孔25b、27bは、蓋部材50の第1及び第2係合部54、56の幅広部54b、56bの前後方向の長さよりも幅狭で形成される。これにより、蓋部材50をリフィル本体12から脱落させずにステープル収容部14において上下方向に移動させることが可能となる。
底壁20の後部であって左右方向の一端側には、底壁20から下方に突出する第1凸部70が形成されている。第1凸部70は、第1側壁24と略同一厚みを有する平面視略三角形状をなす板状部材であり、その平面が第1側壁24と略面一となるよう、第1側壁24に一体形成されている。第1凸部70は、一辺が底壁20の第1の辺L1に沿うと共に、他の2辺で構成される角部が下方を向くように底壁20に形成されている。
底壁20の後部であって左右方向の他端側には、底壁20から下方に突出する第2凸部72が、第1凸部70と左右方向において対向するように設けられている。第2凸部72は、第2側壁26と略同一厚みを有する平面視略三角形状をなす板状部材であり、その平面が第2側壁26と略面一となるよう、第2側壁26に一体形成されている。第2凸部72は、一辺が底壁20の第2の辺L2に沿うと共に、他の2辺で構成される角部が下方を向くように底壁20に形成されている。なお、第1及び第2凸部70,72の形状は、三角形状に限定されることはなく、例えば矩形状であってもよい。
底壁20に第1及び第2凸部70,72を設けることで、リフィル10Aを作業台に載置すると、リフィル本体12の後方が持ち上がって傾斜した状態となる。このため、連結ステープルSをリフィル本体12のステープル収容部14に挿入する際、連結ステープルSをステープル収容部14に挿入し易くなる。また、リフィル10Aが落下した場合、底壁20に設けた第1及び第2凸部70,72が衝撃を受ける構造となるので、リフィル本体12等の破損を防止することができる。特に、本実施の形態のように、後壁28が第1及び第2ヒンジ部29a,29bに回動可能に取り付けられている構造では、落下によって後壁28が破損しやすくなるが、後壁28の近傍に第1及び第2凸部70,72を設けることで、落下時、後壁28が直接床などに衝突するのを防ぎ、後壁28を衝撃から守ることができる。
蓋部材50は、図2~図8に示すように、本体52と、第1及び第2係合部54,56とを有している。本体52は、樹脂材料からなる板状部材であり、ステープル収容部14の上方に開口した開口部分15に嵌るように、当該開口部分15の開口面積よりも若干小さい平面視矩形に形成される。蓋部材50は、ステープル収容部14に着脱可能に構成されている。
第1係合部54は、本体52の一方の側部(第1側壁24側に位置する側部)から外側に延びる幅狭部54aと、幅狭部54aの先端に連なり幅狭部54aよりも前後方向の幅が広く形成された幅広部54bとを有している。蓋部材50のリフィル本体12への装着時には、幅狭部54aが第1側壁24のガイド孔25の水平ガイド孔25aに挿通され、第1側壁24から外側に突出した幅広部54bが第1側壁24のガイド孔25の垂直ガイド孔25bを介して外面に係止可能に構成される。
同様に、第2係合部56は、本体52の他方の側部(第2側壁26側に位置する側部)から外側に延びる幅狭部56aと、幅狭部56aの先端に連なり幅狭部56aよりも前後方向の幅が広く形成された幅広部56bとを有している。蓋部材50のリフィル本体12への装着時には、幅狭部56aが第2側壁26のガイド孔27の水平ガイド孔27aに挿通され、第2側壁26から外側に突出した幅広部56bが第2側壁26のガイド孔27の垂直ガイド孔27bを介して外面に係止可能に構成される。
蓋部材50は、本体52の上面前部であって、本体52の左右方向の略中央部に第3凸部58を有する。第3凸部58は、本体52の上面から略直方体状に突出している。第3凸部58の左右方向の長さは、本体52の左右方向の長さの1/3程度であって、前壁22の第3開口部22aの開口幅と略同一の長さにより構成されている。
第3凸部58の頂面は、最大枚数の連結ステープルSがステープル収容部14内に積層された状態において、第1側壁24及び第2側壁26の上縁部(上面)よりも高い位置になるように構成されている。これにより、梱包状態からリフィル10Aを取り出す際に、使用者は第3凸部58を把持することができるので、リフィル10Aを梱包から容易に取り出すことができる。また、蓋部材50が下を向いた状態でリフィル10Aが落下した場合、第3凸部58が最初に衝撃を受ける構造となるので、リフィル本体12やその内部に収容される連結ステープルS等の破損を防止することができる。
[第1前壁側開口部32aの開口寸法例]
本実施の形態では、図4A及び図4Bに示すように、第1開口部32の第1前壁側開口部32aにおいて、底壁20の第3の辺L3に沿う方向の長さW1を0.8mmとしている。より具体的には、第1前壁側開口部32aの第1側壁24の内面24cと第1前壁側開口部32aの内側の開口縁22eとの間における第3の辺L3に沿う長さW1を0.8mmとしている。しかしこの寸法(0.8mm)はあくまで一例であり、本発明者らが第1前壁側開口部32aの開口寸法について鋭意実験を重ねたところによれば、第1前壁側開口部32aから連結ステープルSの針足先端部の状態を視認するためには、長さW1が少なくとも0.3mmであれば(すなわち、長さW1が0.3mm以上であれば)よいことを確認した。したがって、長さW1は少なくとも0.3mmあればよい。
なお、図4に示す例では、第1前壁側開口部32aの開口形状を平面視矩形状としているが、連結ステープルSの針足先端部が視認できるのであれば、開口形状を矩形状に限定する必要はない。したがって、例えば開口形状を平面視半円弧形状としてもよい。ただしこの場合、長さW1は上下方向のどの位置で測定するかによってその値が異なることになるため、長さW1の最大値(最大箇所)が0.3mm以上となるように開口寸法を設計する。
また、第1開口部32と対称に設けられる第2開口部34の第2前壁側開口部34aについても、第1前壁側開口部32aと同一の寸法を採用することができる。具体的には、第2開口部34の第2前壁側開口部34aにおいて、底壁20の第3の辺L3に沿う方向の長さが少なくとも0.3mm以上となるように設計される。なお、その他の第2前壁側開口部34aの寸法等については、第1前壁側開口部32aと同様であるため、詳細な説明を省略する。
[第1側壁24側開口部32bの開口寸法例]
本実施の形態では、図5A及び図5Bに示すように、第1開口部32の第1側壁側開口部32bにおいて、底壁20の第1の辺L1に沿う方向の長さW2を3.5mmとしている。より具体的には、第1側壁側開口部32bの前壁22の内面22cと第1側壁側開口部32bの後側の開口縁24eとの間における第1の辺L1に沿う長さW2を3.5mmとしている。ここで、本実施の形態では長さW2を3.5mmとしているが、本発明者らは、長さW2が少なくとも0.7mmあれば(すなわち、長さW2が0.7mm以上あれば)、第1側壁側開口部32bから露出した連結ステープルSの針足先端部にノギス等の測定器の測定部(ジョウ)を当てることができることを確認した。また、長さW2が0.7mmあれば、第1側壁側開口部32bから連結ステープルSの針足先端部の状態をステープルの軸方向(横方向)から視認することができる。したがって、長さW2は少なくとも0.7mmあればよい。
なお、第1側壁側開口部32bの開口形状についても、第1前壁側開口部32aの開口形状と同様に平面視矩形状に限定されない。例えば開口形状が半円弧形状の場合には、長さW2の最大値が0.7mm以上となるように、第1側壁側開口部32bの開口寸法を設計する。
また、第1開口部32と対称に設けられる第2開口部34の第2側壁側開口部34bについても、第1側壁側開口部32bと同一の寸法を採用することができる。具体的には、第2開口部34の第2側壁側開口部34bにおいて、底壁20の第2の辺L2沿う方向の長さが0.7mm以上となるように設計される。なお、その他の第2側壁側開口部34bの寸法や形状等については、第1側壁側開口部32bと同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施の形態では、図5Bに示すように、第1側壁側開口部32bの、第1境界32cに沿う方向の長さ(高さ)M1、すなわち上下方向の長さM1を5mmとしている。しかし、長さM1は、ノギス等の測定部の厚みを考慮して定められた値となるため、ノギス等の測定部を第1側壁側開口部32bに挿入するためには、長さM1が少なくとも0.7mmあればよい。換言すれば、長さM1を0.7mm以上とすることで、ノギス等の測定部を挿入して連結ステープルSの寸法を測るのに必要なスペースを確保することができる。また、連結ステープルSの針足先端部を視認するための開口も十分に確保できるので、より多くの連結ステープルSの測定、観察、検査が可能となる。
また、第1開口部32と対称に設けられる第2開口部34の第2側壁側開口部34bについても、第1側壁側開口部32bと同一の寸法を採用することができる。具体的には、第2側壁側開口部34bの第2境界34cに沿う方向の長さは、少なくとも0.7mm以上となるように設計される。なお、その他の第2側壁側開口部34bの寸法等については、第1側壁側開口部32bと同様であるため、詳細な説明を省略する。
[第1前壁側開口部32aから第2前壁側開口部34aの寸法例]
図4Aに示すように、第1前壁側開口部32aから第2前壁側開口部34aまでの長さ、より具体的には、第1前壁側開口部32aの内側の開口縁22e1から第2前壁側開口部34aの内側の開口縁22e2までの長さW3は、ステープル収容部14内に収容された状態の連結ステープルSの底壁20の第3の辺L3に沿う方向の長さW4よりも小さくなるように構成されている。これにより、連結ステープルSがステープル収容部14に収容された状態において、連結ステープルSの針足の両先端部を第1前壁側開口部32a及び第2前壁側開口部34aのそれぞれから露出させることができる。
[カートリッジ100の構成例]
図9Aは、本発明に係るリフィル10Aが装着されるカートリッジ100を右外面側から見た斜視図であり、図9Bは、カートリッジ100を左内面側から見た斜視図である。図10Aは、本発明に係るリフィル10Aが装着されるカートリッジ100を左外面側から見た斜視図であり、図10Bは、カートリッジ100を右内面側から見た斜視図である。図11は、カートリッジ100をステープラ本体501のカートリッジ収容部502に収容した状態を示す斜視図である。図12は、カートリッジ100をステープラ本体501のカートリッジ収容部502に収容する前の状態を示す斜視図である。
図9A、図9B、図10A及び図10Bに示すように、カートリッジ100は、カートリッジ本体112と、打出部150と、操作部160と、押圧部材170とを備えている。
カートリッジ本体112は、図示しないステープラ本体に対して着脱可能に構成されると共に、リフィル10Aが装填されるリフィル収容部114を有している。
リフィル収容部114は、カートリッジ本体112の後部に設けられ、リフィル10Aを収容可能な空間(凹部)を有している。リフィル収容部114は、凹部の最も奥(リフィル10Aの挿入方向奥側)に立設し、リフィル10Aが装填されるとき、リフィル10Aの前壁22と対向する位置に設けられる端壁122と、端壁122の下方からカートリッジ本体112の後方に向けて延びる底壁120と、底壁120の、リフィル10Aの挿脱方向に沿う一の辺から立設(端壁122の一の辺からも立設)する第3側壁124と、底壁120の一の辺と対向する他の辺から立設(端壁122の一の辺と対向する他の辺からも立設)し、第3側壁124に対向する第4側壁126と、底壁120に対向すると共に端壁122と第3側壁124と第4側壁126に繋がる天壁128とを有している。リフィル収容部114の後部には、リフィル10Aが挿脱される開口部130が形成されている。
端壁122の内面と第3側壁124の内面との接続部であって、リフィル収容部114の角部を構成する第3境界140aには、第4凸部(突部(第1突部))140が形成されている。第4凸部140は、第3境界140aを跨ぐようにして突出しており、カートリッジ100(リフィル収容部114)に装填されるリフィル10Aの第1開口部32に対向する位置に形成される。第4凸部140は、リフィル10Aがカートリッジ100に装填されるとき、リフィル10Aの第1開口部32に嵌合可能な形状からなる。
端壁122の内面と第4側壁126の内面との接続部であって、リフィル収容部114の角部を構成する第4境界140bには、第5凸部142(第2突部)が形成されている。第5凸部142は、第4境界140bを跨ぐようにして突出しており、カートリッジ100に装填されるリフィル10Aの第2開口部34に対向する位置に形成される。第5凸部142は、リフィル10Aがカートリッジ100に装填されるとき、リフィル10Aの第2開口部34に嵌合可能な形状からなる。
リフィル10Aをカートリッジ100に装填したとき、第4及び第5凸部140,142は第1及び第2開口部32,34に嵌合する。第4及び第5凸部140,142が第1及び第2開口部32,34に嵌合することで、リフィル収容部114内でのリフィル10Aの位置決めが可能になり、リフィル10Aがリフィル収容部114内でガタつくの(特に上下方向のガタつき)を抑制することができる。
打出部150は、リフィル収容部114の前方に設けられ、リフィル10Aから送り出される連結ステープルSの先端部に位置するステープルをフォーミングプレートによりコ字状に成形した後、成形したステープルをドライバプレートにより用紙に打ち出し、用紙を貫通したステープルをクリンチして綴じ処理を行う。
図9、図10及び図30に示すように、リフィル収容部114の開口部130は略矩形状を呈しており、開口部130の一の辺、具体的には開口部130の底辺130a、より具体的には底壁120の開口部130側端縁を構成する開口部130の底辺130aには、両端側にそれぞれ切欠き114a、114bが形成されている。切欠き114a、114bは、リフィル収容部114の奥行き方向に所定深さ(長さ)で切り欠かれている。切欠き114a、114bは、図31に示すように、リフィル10Aがリフィル収容部114に挿入されるとき、リフィル10Aの第1及び第2凸部70,72が嵌合するように形成される。したがって、切欠き114a、114bの深さ(長さ)は、第1及び第2凸部70,72の底辺の長さと同等か、その近傍の長さに形成され、切欠き114a、114bの幅は、第1及び第2凸部70,72の板厚以上に形成される。第1及び第2凸部70,72が切欠き114a、114bに嵌合することで、リフィル10Aはリフィル収容部114内で左右方向の位置決めがなされる。
ステープラ本体501は、図12に示すように、カートリッジ100を収容可能なカートリッジ収容部502を備える。カートリッジ収容部502は、カートリッジ100が挿脱可能な略矩形状の開口部503を有する。開口部503の下方には、開口部503の底辺に沿う(カートリッジ収容部502にカートリッジ100が収容されている場合には、リフィル収容部114の開口部130の底辺130aにも沿う)ように配置された長尺状の係止軸504が設けられている。係止軸504は、カートリッジ100が装着されたときに、少なくとも一方の切欠き114aから他方の切欠き114bまで延びている。係止軸504は、上下方向、すなわち開口部503に近づく方向と離れる方向に移動可能に構成され、弾性部材により上方(開口部503に近づく方向)に付勢されている。係止軸504は、図32及び図33に示すように、カートリッジ100をカートリッジ収容部502に装着する際、リフィル収容部114の切欠き114a、114bから下方に突出したリフィル10Aの第1及び第2凸部70,72が当接する位置に配置される。第1及び第2凸部70,72は、平面視略三角形状をなしているため、第1及び第2凸部70,72が係止軸504に当接した後、カートリッジ100を所定の力でカートリッジ収容部502に押し込むと、略三角形状をなす第1及び第2凸部70,72の斜辺(傾斜面)70b、72bが弾性部材に抗して係止軸504を下方に押しつつ、係止軸504を乗り越える。第1及び第2凸部70,72が係止軸504を乗り越えると、係止軸504は、再び弾性部材により上方に移動させられ、第1及び第2凸部70,72の背面部70a,72aと対向する位置に位置する。これにより、カートリッジ100及びリフィル10Aがカートリッジ収容部502から外れるのを防止する。
操作部160は、カートリッジ本体112よりも上方に設けられ、一対のリンク部材162,162を介してリフィル収容部114の第3側壁124及び第4側壁126の各外面に設けられた軸部164,164に回動可能に取り付けられている。操作部160を連結ステープルSの進行方向とは反対方向(矢印方向A)に引き操作することにより、軸部164,164を支点として操作部160が回動し、カートリッジ100をステープル本体から取り出すことができるようになっている。
押圧部材170は、カートリッジ100に装填されるリフィル10Aの蓋部材50を押圧する(本実施の形態では、蓋部材50の第3凸部58を押圧する)。これにより、リフィル10A内に積層される連結ステープルSを蓋部材50を介して押圧した状態で保持する。押圧部材170は、リフィル収容部114の天壁128から突出するように設けられた略直方体状の部材であり、一端側がリフィル収容部114の天壁128の後部側に回動可能に取り付けられる。押圧部材170の他端側は端壁122側に向かって斜め下方に延在している。押圧部材170の延在方向の略中央部と天壁128との間には図示しないコイルばね等の弾性部材が介挿されており、押圧部材170を底壁120側(矢印方向B)に向かって回動付勢している。
[リフィル10Aをカートリッジ100に装填する際の動作例]
以下、図2~図10を参照してリフィル10Aをカートリッジ100に装填する際の動作例について説明する。まず、リフィル本体12に蓋部材50が取り付けられておらず、後壁28が開いた状態において、リフィル本体12の後方の開口部13から積層された連結ステープルSを挿入する。このとき、リフィル10Aを作業台に載置すると、リフィル本体12の底壁20に設けた第1及び第2凸部70,72によりリフィル本体12の後部が持ち上がって傾斜した状態となるので、連結ステープルSをステープル収容部14内に円滑に挿入することができる。
次に、蓋部材50の第1係合部54を第1側壁24の第1ガイド孔25の水平ガイド孔25aから挿入し、第2係合部56を第2側壁26の第2ガイド孔27の水平ガイド孔27aから挿入し、ステープル収容部14内に収容された最上層の連結ステープルS上に蓋部材50を載置することで、ステープル収容部14に蓋部材50を取り付ける。続けて、蓋部材50の突起部60を後壁28の凹部28cに係合させた状態で後壁28を閉じる。これにより、リフィル10Aが完成品となる。
次に、連結ステープルSが装填されたリフィル10Aの前壁22を挿入面として、リフィル10Aをカートリッジ100のリフィル収容部114に挿入する。本実施の形態では、リフィル10Aがリフィル収容部114内を前進していくと、カートリッジ100の押圧部材170が前壁22の第3開口部22aから進入し、蓋部材50の第3凸部58に乗り上げる。押圧部材170は、弾性部材によって蓋部材50を下方に押すように機能するため、連結ステープルSが減少しても、蓋部材50を介して積層された連結ステープルSを押圧し続ける。
リフィル収容部114の第3側壁124と第4側壁126には、内側に突出した略直方体状の第1及び第2ロック機構127,129が形成されている。リフィル10Aをリフィル収容部114に挿入するとき、蓋部材50の第1及び第2係合部54,56がそれぞれ第1及び第2ロック機構127,129の上縁に沿って移動し、リフィル10A全体がリフィル収容部114内に収容されると、第1及び第2係合部54,56がそれぞれ第1及び第2ロック機構127,129の上縁を越えて僅かに下がり、第1及び第2ロック機構127,129の前縁に係止される。これにより、リフィル10Aはカートリッジ100にロックされる。
また、リフィル10Aがリフィル収容部114に挿入されると、リフィル10Aの第1開口部32がリフィル収容部114の第4凸部140に篏合し、リフィル10Aの第2開口部34がリフィル収容部114の第5凸部142に篏合する。これにより、リフィル10Aをリフィル収容部114内の正確な位置に合わせることができる。
綴じ処理の開始に伴い、連結ステープルSが減少してリフィル10Aの蓋部材50が降下していくと、蓋部材50の第1及び第2係合部54,56も第1及び第2ロック機構127,129の前縁に沿って降下する。連結ステープルSがリフィル10Aからすべて排出され、蓋部材50が最下部まで降下すると、第1及び第2係合部54,56が第1及び第2ロック機構127,129の前縁を越える位置まで下がり、リフィル10Aの第1及び第2ロック機構127,129に対するロックが解除される。リフィル10Aのロックが解除されると、リフィル10Aをカートリッジ100から引き出すことができるようになる。
本実施の形態では、連結ステープルSがリフィル10Aからすべて排出され、蓋部材50が最下部まで降下したとき、第3凸部58の頂面の高さ(位置)が、前壁22の第3開口部22aの下端縁22e3(図4A参照)の高さと同等若しくは僅かに高くなるように設定される。蓋部材50が最下部に位置したとき、第3凸部58の頂面を第3開口部22aの下端縁22e3の高さ以上にすることで、カートリッジ100からリフィル10Aを取り外す際、押圧部材170が前壁22の第3開口部22aの下端縁22e3に引っ掛かるのを防止することができる(図10B参照)。よってリフィル10Aをカートリッジ100からスムーズに引き出すことができる。
[リフィル10Aの使用形態例(その1)]
図13は、連結ステープルSの寸法(長さ)をリフィル10Aの第1及び第2開口部32,34を利用して計測した例を示した図である。具体的には、市販されている汎用的なノギスを用いて連結ステープルSの寸法を測定した例を示している。図13に示すように、第1及び第2開口部32,34から露出した連結ステープルSの針足先端部にノギスの測定部210,220を当接させることで、連結ステープルの長さ(幅)を計測することができる。
このように、第1及び第2開口部32,34により、連結ステープルSの針足先端部に測定部210,220を当てる(接触させる)ことができるので、測定器としてはノギスに限定されない様々な接触型センサを用いることができるのは言うまでもない。また、ノギス等の接触型測定器に限らず、第1及び第2開口部32,34から露出した連結ステープルSにレーザー光を照射して、その寸法を計測する非接触型測定器を用いたり、第1及び第2開口部32,34から露出した連結ステープルSを撮像して画像処理によって連結ステープルSの寸法を測定してもよいのはもちろんである。
[リフィル10Aの使用形態例(その2)]
図14A及び図14Bは、連結ステープルをリフィルへ挿入する場合を説明する図であり、図15及び図16は、連結ステープルをリフィルに挿入する際、連結ステープルが崩れないように治具で押さえている状態を示す図である。
まず、リフィル500に連結ステープルSを挿入する場合の従来の問題点について説明する。積層された連結ステープルSをリフィル500に挿入するには、図14Aに示すように、リフィル本体510の後壁520を開いた状態とし、リフィル本体510の後方から積層された連結ステープルSをリフィル本体510に挿入する。リフィル本体510への連結ステープルSの挿入が完了したら、リフィル本体510の後壁520を閉じる。
しかしながら、積層された連結ステープルSをリフィル本体510に挿入する場合、図14Bに示すように、リフィル本体510内で積層された連結ステープルSの積層状態が崩れてしまうことがあった。具体的には、積層された連結ステープルSが前方側に崩れてしまい、積層された連結ステープルSを円滑にリフィル本体510に挿入することができないという問題があった。
本実施の形態によれば、リフィル10Aに第1及び第2開口部32,34を設けたので、この開口部32,34のいずれか、又は両方から連結ステープルSを前方から支持するための治具300を挿入することができる。すなわち、図15A及び図15Bに示すように、リフィル本体12の前方側から第2開口部34を介して棒状の治具300をリフィル本体12内に挿入する。次に、図16に示すように、リフィル本体12内への挿入が開始された積層状態の連結ステープルSの前面Saに治具300の先端面310を押し当てて、積層された連結ステープルSの前面Saを支持しながら、連結ステープルSをリフィル本体12に挿入していく。これにより、積層された連結ステープルSの積層状態が崩れること、例えば積層された連結ステープルSが前方側に崩れることを防止することができる。
なお、本実施の形態では、第2開口部34側に治具300を挿入するようにしたが、これに限定されることはなく、他方側の第1開口部32に治具300を挿入するようにしてもよい。また、2本の治具300を用意し、各治具300を第1開口部32及び第2開口部34のそれぞれに挿入することで、連結ステープルSの挿入時において連結ステープルSの積層状態の崩れを防止するようにしても良い。
[リフィル10Aの使用形態例(その3)]
図17は、連結ステープルSの反りや曲がり等の変形をリフィル10Aの第1及び第2開口部32,34を利用して確認する例を示した図である。図17に示すように、例えば連結ステープルSが湾曲状に反っている場合、第1及び第2開口部32,34から露出する連結ステープルSの端部は下方(もしくは上方)に傾斜した状態になる。したがって、第1及び第2開口部32,34から連結ステープルSの状態を確認することで連結ステープルSの反り等を確認することができる。
第1及び第2開口部32,34に加えて、さらに第3開口部22aを設けることで、連結ステープルSの両端部と中央部を確認することができるので、連結ステープルSの反りや曲がり等の変形がより一層確認しやすくなる。
以上説明したように、本実施の形態のリフィル10Aによれば、リフィル本体12に第1開口部32及び第2開口部34を設けることで、リフィル本体12内に積層して収容された連結ステープルSの左右の針足先端部を露出させることができる。このため、連結ステープルSをリフィル本体12に収容した後であっても、第1及び第2開口部32,34から連結ステープルSの針足先端部の状態を確認することができる。また、第1及び第2開口部32,34は、リフィル本体12の第1及び第2境界32c、34cを跨ぐように前壁22から第1及び第2側壁24,26にかけて形成されるため、第1及び第2開口部32,34から連結ステープルSの針足先端部に計測器の測定部210,220を直接当てることができる。したがって、ノギス200等の汎用的な測定器等を用いて連結ステープルSの寸法を測定することができる。
[リフィル10Bの構成例(変形例1)]
図18は、本発明の変形例に係るリフィル10Bの構成の一例を示している。なお、以下において、上述したリフィル10Aと共通する構成については、同一の符号を付し、簡略化又は省略して説明する。図18に示すように、リフィル10Bのリフィル本体12は、前壁22と第1側壁24との接続部である第1境界32c及び前壁22と第2側壁26との接続部である第2境界34cに、それぞれ第1及び第2開口部32,34を備えている。しかし、上述した実施形態とは異なり、第1開口部32と第2開口部34との間に第3開口部22aに相当する開口部を設けていない。
リフィル10Bによれば、第3開口部22aに相当する開口部を設けていなくても、第1開口部32及び第2開口部34により、連結ステープルSの左右の針足先端部を露出させることができるため、連結ステープルSの針足先端部の確認や測定器を用いた連結ステープルSの寸法測定が可能となる。
[リフィル10Cの構成例(変形例2)]
図19は、本発明の変形例に係るリフィル10Cの構成の一例を示している。なお、以下において、上述したリフィル10Aと共通する構成については、同一の符号を付し、簡略化又は省略して説明する。図19に示すように、リフィル10Cのリフィル本体12は、前壁22と第1側壁24との接続部である第1境界32c及び前壁22と第2側壁26との接続部である第2境界34cに、それぞれ第1及び第2開口部32c1,34c1とを備えている。しかし、上述した実施形態や変形例1に係る第1及び第2開口部32,34とは異なり、第1及び第2開口部32c1,34c1は、第1境界32c、第2境界34cにおける上下方向の略中央部から上縁部に亘って切り欠かれており、上方側に開放された構成となっている。
リフィル10Cの第1及び第2開口部32c1,34c1は、上方側が開放されているため、連結ステープルSの積層方向の開口面積を大きくすることができる。このため、ノギス200等の測定器による測定が容易になる。また、連結ステープルSの視認可能な範囲が広がるので、連結ステープルSの変形等の確認をより精度よく行うことができる。
[リフィル10Dの構成例(変形例3)]
図20は、本発明の変形例に係るリフィル10Dの構成の一例を示している。なお、以下において、上述したリフィル10Aと共通する構成については、同一の符号を付し、簡略化又は省略して説明する。図20に示すように、リフィル10Dのリフィル本体12は、前壁22と第1側壁24との接続部である第1境界32c及び前壁22と第2側壁26との接続部である第2境界34cに、それぞれ第1及び第2開口部32d,34dを備えている。第1及び第2開口部32d,34dは、第1及び第2境界32c、34cにおいて、開口の上縁から第1及び第2境界32c、34cの最下端まで切り欠かれており、下方側に開放された構成となっている。
リフィル10Dの第1及び第2開口部32d,34dは、下方側が開放されているため、連結ステープルSの積層方向の開口面積を大きくすることができる。このため、ノギス200等の測定器による測定が容易になる。また、連結ステープルSの視認可能な範囲が広がるので、連結ステープルSの変形等の確認をより精度よく行うことができる。
[リフィル10Eの構成例(変形例4)]
図21は、本発明の変形例に係るリフィル10Eの構成の一例を示している。なお、以下において、上述したリフィル10Aと共通する構成については、同一の符号を付し、簡略化又は省略して説明する。図21に示すように、リフィル10Eのリフィル本体12は、第1側壁24、前壁22及び第2側壁26に亘って連続して形成される開口部35を備えている。つまり、開口部35は、上述したリフィル10Aにおける第1開口部32、第2開口部34及び第3開口部22aを左右方向に繋げて(貫通して)一つの開口により構成したものである。
リフィル10Eによれば、連結ステープルSの幅方向の開口面積を大きくすることができるので、連結ステープルSの反りや曲がりの検査をより精度よく行うことができる。
[リフィル10Fの構成例(変形例5)]
図22A及び図22Bは、本発明の変形例に係るリフィル10Fの構成の一例を示している。なお、以下において、上述したリフィル10Aと共通する構成については、同一の符号を付し、簡略化又は省略して説明する。図22A及び図22Bに示すように、リフィル10Fのリフィル本体12は、前壁22と第1側壁24との接続部である第1境界32cに形成される第1開口部32fと、前壁22と第2側壁26との接続部である第2境界34cに形成される第1開口部34fとを備えている。
第1開口部32fと第2開口部34fは、図22Bに示すように、前壁22の上下方向において少なくとも一部が幅W5だけ重なるように形成されている。重なり幅W5は、少なくとも連結ステープルSの2枚分の厚みである。重なり幅W5を少なくとも連結ステープルSの2枚分有することで、ノギス200の測定部210,220を連結ステープルSに押し当てることができる。
[リフィル10Gの構成例(変形例6)]
図23は、本発明の変形例に係るリフィル10Gの構成の一例を示している。なお、以下において、上述したリフィル10Aと共通する構成については、同一の符号を付し、簡略化又は省略して説明する。図23に示すように、リフィル10Gのリフィル本体12は、前壁22と第1側壁24との接続部である第1境界32cに第1開口部32gを備えている。リフィル10Gでは、リフィル本体12の前壁22の左右方向の両端部ではなく、一方の境界(第1境界32c)のみに開口を設けている。
この場合でも、例えば、開口部が形成されていない第2側壁26の内面に、積層された連結ステープルSを押し当て、ノギス200の測定部210を第1開口部32gから露出した連結ステープルS針足先端部に押し当てることで、連結ステープルSの寸法測定が可能となる。具体的には、測定値から予め測定されている第2側壁26の厚み分を減算することにより連結ステープルSの実際の幅を算出することができる。
[リフィル10Hの構成例(変形例7)]
図24は、本発明に係るリフィル10Hの構成の一例を示している。なお、以下において、上述したリフィル10Aと共通する構成については、簡略化又は省略して説明する。
リフィルとしては、上述したシート状の連結ステープルSを積層して収容したリフィル10A等だけではなく、長尺のシート状連結ステープルをロール状に巻回した連結ステープルSrが収容されるリフィル10Hを使用することもできる。図24に示すように、リフィル10Hのステープル収容部400は、略矩形状の底壁410と、底壁410の左右方向における一方の辺から立設する略円形状の第1側壁420と、第1側壁420に対向すると共に底壁410の左右方向における他の辺から立設する略円形状の第2側壁430と、底壁410の前側の一の辺から立設し、第1側壁420及び第2側壁430のそれぞれの周縁に沿うように円弧状に形成される壁440とを有している。なお、壁440の前面側は前壁を構成している。
前面側の壁440と第1側壁420との接続部である第1境界32c及び前面側の壁440と第2側壁430との接続部である第2境界34cには、連結ステープルSrの一方の針足先端部と他方の針足先端部を露出させる第1及び第2開口部450,460が形成されている。なお、ステープル収容部400の下方前端部には、連結ステープルSを排出するための排出口470が形成されている。このように、リフィル10Hによれば、第1及び第2開口部450,460から連結ステープルSrの針足先端部を露出させることができ、連結ステープルSrをリフィル10H内に収容した後であっても連結ステープルSrの寸法等を測定することができる。
[リフィル10Iの構成例(変形例8)]
図25~図27は本発明に係るリフィル10Iの構成の一例を示したものであり、図25はリフィル10Iを斜め後ろ方向から見た斜視図、図26はリフィル10Iの側面図、図27は係合部581の要部拡大図である。なお、以下において、上述したリフィル10Aと共通する構成については、簡略化又は省略して説明する。
図25~図27に示すように、リフィル10Iは、リフィル10A等とは異なる形状の蓋部材50の第3凸部58を有するとともに、リフィル10A等にはない一対の第6凸部590,591を蓋部材50の上面後部に備える。
第3凸部58は、蓋部材50の上面から略直方体状に突出しており、頂面58aと、頂面58aと蓋部材50の上面とを結ぶ傾斜面58bとを有する。傾斜面58bには一対の係合部580,581が突出している。係合部580,581は、傾斜面58bの頂面58a側の端部に設けられており、リフィル10Iを左右方向から見たとき(側面視)、図27に示すように、略三角形状をなすように構成されている。係合部581は、頂面58aから連続して延びる平面581aと、この平面581aの後端から傾斜面58b側に延びる係合面581bとを含む。係合部580も係合部581と同様の形状である。
図28はカートリッジ100Aの押圧部材270を下面側から見た斜視図である。
押圧部材270は、リフィル収容部114の天壁128から突出するように設けられた略直方体状の部材であり、一端側がリフィル収容部114の天壁128の後部側に軸部276を介して回動可能に取り付けられる。押圧部材270の他端側は端壁122側に向かって斜め下方に延在している。本変形例では、押圧部材270の下面270aに保持部274が設けられている。
保持部274は、押圧部材270の下面270aの長手方向略中央部に設けられている。保持部274は、下面270aから底壁120側に段差状、換言すればクランク状に突出する。保持部274は、下面270aから下方(底壁120方向)に延びる当接面274aと、当接面274aに連続する頂面部274bと、頂面部274bから後方に向かって傾斜する傾斜部274cとを有している。
リフィル10Iがリフィル収容部114内を前進していくと、押圧部材270が前壁22の第3開口部22aから進入し、蓋部材50の第3凸部58に乗り上げる。押圧部材270は、弾性部材によって下方に付勢されているため、第3凸部58に乗り上げる際及び乗り上げた後、蓋部材50を押圧する。
リフィル10Iをリフィル収容部114に挿入するとき、蓋部材50の第1及び第2係合部54,56がそれぞれ第1及び第2ロック機構127,129の上縁に沿って移動し、リフィル10I全体がリフィル収容部114内に収容されると、第1及び第2係合部54,56がそれぞれ第1及び第2ロック機構127,129の上縁を越えて僅かに下がり、第1及び第2ロック機構127,129の前縁に係止される。これにより、リフィル10Iはカートリッジ100にロックされる。しかしながら、リフィル10I以外のリフィル10A等が装填されたカートリッジ100を誤って落下させるなどしてカートリッジ100に何らかの衝撃が加わると、その衝撃により蓋部材50が押圧部材270を押し上げ、ロックが外れてしまう可能性がある。ロックが外れてしまうと、リフィル10A等がリフィル収容部114から脱落してしまう。そこで、リフィル10Iでは、蓋部材50、より具体的には第3凸部58が押圧部材270を押し上げたとしても、第3凸部58の係合部580,581が押圧部材270の保持部274に係合するようにし、リフィル10Iがリフィル収容部114から脱落しないようにした。
係合部580,581と保持部274との係合について具体的に説明すると、図29に示すように、第3凸部58が押し上げられると、係合部581(580)の係合面581b(580b)が保持部274の当接面274aに対向する。このため、リフィル10Iにリフィル収容部114から抜けようとする力が加わっても、係合面581bが当接面274aに当接するため、リフィル10Iがリフィル収容部114から抜けることはない。なお、保持部274に傾斜部274cを設けることで、リフィル10Iは押圧部材270に引っ掛かることなく円滑にリフィル収容部114に挿入される。
本変形例では、係合部580,581を第3凸部58の左右方向の両端部の2カ所に設けたが、1カ所でもよく、3カ所以上でもよい。また、係合部580,581を第3凸部58の左右方向に所定の長さを有する単一部材で構成してもよい。すなわち、係合部580,581の形状は、押圧部材270の保持部274と係合できるような形状であればよい。
第6凸部590,591は、図25に示すように、蓋部材50の上面後部から上方に突出するものであり、本変形例では、蓋部材50の左右方向に所定の間隔を空けて設けられている。より具体的には、第6凸部590は、蓋部材50の上面部の第1側壁24寄りの右端側に設けられ、第6凸部591は蓋部材50の上面部の第2側壁26寄りの左端側に設けられている。
第6凸部590,591は、所定の厚みを有する板状部材であって、左右方向(側面)から見た形状が略直角台形状からなり、略直角台形状の鋭角側が前方に向いて配置される。第6凸部590,591の高さは、図26に示すように、その頂部が少なくとも第1側壁24及び第2側壁26の壁部(上縁部)よりも上方に突出する高さで構成される。
蓋部材50の上面後部に第6凸部590,591を設け、しかも第6凸部590,591の高さを第1及び第2側壁24,26の壁部の高さよりも高くすることで、例えば、リフィル10Iが蓋部材50方向から床面に落下する場合でも、側壁24,26や後壁28よりも先に第6凸部590,591が衝撃を受ける可能性が高くなるため、側壁24,26や後壁28への衝撃を和らげることができる。特に、リフィル10Iには連結ステープルSが積層された状態で収納されているため、リフィル10Iが落下した場合、連結ステープルSの質量による衝撃を蓋部材50と後壁28の勘合部や後壁28のヒンジ部29a、29bが受けることになる。しかし、第6凸部590,591を設けることでこれらの衝撃を和らげることができる。また、運搬時などにおける衝撃からも同様の理由で側壁24,26や後壁28を守ることができる。
また、リフィル10Iを装着した状態のカートリッジ100Aを落下させてしまった場合でも、第6凸部590,591がリフィル収容部114内の天壁128(図9B等参照)に当たることで、リフィル10Iの他の部位、特にヒンジで構成される後壁28への衝撃を緩和することができる。これにより、リフィル10Iの後壁28等の破損を防止することができる。また、同様に、カートリッジ100Aが衝撃を受けた際の、リフィル10Iの後部が持ち上がる問題も回避できるので、リフィル10Iがカートリッジ100Aから脱落することも防止できる。
第6凸部590,591の形状は、本変形例にように略直角台形状に限定されない。第6凸部590,591により、リフィル10Iの落下時等における衝撃を吸収できればよいため、その形状は、例えば、円柱状、角柱状、平面視L字状、平面視十字状等であってもよい。また、本変形例では、2個の第6凸部590,591を採用したが、1個又は3個以上の第6凸部で構成してもよい。また、蓋部材50の左右方向に所定の長さを有する単一の第6凸部で構成してもよい。さらに、第6凸部590,591は、蓋部材50と一体形成してもよいし、別部材で構成してもよい。ただし、本変形例にように左右一対の第6凸部590,591を設けることで次の効果が期待できる。
図25に示すように、リフィル10Iの後壁28には、使用者の指が入る程度の孔28aが形成されている。したがって使用者はリフィル10Iをカートリッジ100Aから取り出す際、この孔28aに指を挿入してリフィル10Iを引き抜けばよい。リフィル10Iをカートリッジ100Aから取り出すときは、通常、連結ステープルSが空のときであるから、蓋部材50はステープル収容部14の最も下の位置にある。したがって、もし第6凸590,591部が蓋部材50の左右方向に所定の長さを有する単一部材であるとすると、孔28aに指を挿入する際、第6凸部590,591が指の挿入の邪魔になる。しかし、本変形例のように第6凸部590,591が左右両端側にあれば、指の挿入の邪魔になることはない。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に記載の範囲には限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
なお、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記の如く記載され得る。
[第1凸部70及び第2凸部72について]
(付記1-1)
リフィル10A等は、
積層された連結ステープルSが載置される底壁20と、前記底壁20から立設する後壁28と
を有するステープル収容部14を備え、
底壁20は、後壁28と隣接する(底壁20の)下面後部から下方に突出する凸部(第1凸部、第2凸部)70,72を有する。
(付記1-2)
付記1-1に記載のリフィル10A等において、
前記凸部70,72は、左右方向における前記底壁20の下面両端側に配置される。
(付記1-3)
底辺(長辺)130aの一部が切り欠かれた矩形状の開口部130を有するカートリッジ100と、
前記カートリッジ100を装填可能であり、前記カートリッジ100を装填したとき、前記開口部130の前記底辺130aに沿うようにして前記開口部130の下方に位置し、前記開口部130に近づく方向と離れる方向に移動可能な係止軸504を有するステープラ本体501と
により構成されるステープラ301の前記開口部130に装填可能な付記1-1に記載のリフィル10A等において、
前記凸部70,72は、前記リフィル10A等が前記開口部130に装填されるとき、前記底辺130aの切欠き114a,114bに嵌合するとともに、(前記凸部70,72が)前記切欠き114a,114bに嵌合した状態で、前記係止軸504が前記開口部130に近づく方向に移動したとき、前記係止軸504に当接する背面部70a,72aを有する。
(付記1-4)
付記1-3に記載のカートリッジ100において、
前記切欠き114a,114bは、前記底辺130aの両端側に設けられる。
(付記1-5)
付記1-3に記載の前記係止軸504は、弾性部材により前記開口部130に近づく方向に付勢されており、
付記1-3に記載のリフィル10A等において、
前記凸部70,72は、前記リフィル10A等が前記開口部130に装填されるとき、前記開口部130に近づく方向に付勢された前記係止軸504に当接後、前記係止軸504を前記弾性部材に抗して下方に押しつつ、前記係止軸504を乗り越える傾斜面70b,72bを含み、
前記背面部70a,72aは、前記傾斜面70b,72bを乗り越えた前記係止軸504が前記弾性部材により再び前記開口部130に近づく方向に移動したとき、前記係止軸504に当接する位置に配置される。
[第3凸部58について]
(付記2-1)
リフィル10A等は、
積層された連結ステープルSが載置される底壁20と、
前記底壁20から立設する第1側壁24と、
前記底壁20から立設し、前記第1側壁24と対向する位置に設けられる第2側壁26と、
前記第1側壁24と前記第2側壁26とを連結するとともに、前記連結ステープルSを排出するための排出口22bを有し、前記排出口22bを介して前記底壁20から立設する前壁22と
を有するとともに、
前記底壁20と対向する位置が開口15するステープル収容部14と、
前記連結ステープルSを上方から覆うようにして前記開口15に嵌り、前記連結ステープルSが前記排出口22bから排出されて前記連結ステープルSが減少するにつれて、前記ステープル収容部14内を前記連結ステープルSの積層方向に降下する蓋部材50と
を備え、
前記蓋部材50は、上面から上方に突出する凸部(第3凸部)58を有し、
前記凸部58は、最大枚数の前記連結ステープルSが前記ステープル収容部14に積層された状態において、頂面58aが前記第1及び第2側壁24,26の上縁部よりも上方に位置する。
(付記2-2)
付記2-1に記載のリフィル10A等において、
前記凸部58は、前記前壁22に隣接する前記蓋部材50の上面前部から突出する。
(付記2-3)
付記2-1又は付記2-2に記載のリフィル10A等において、
前記前壁22は、前記排出口22bの上方に位置し、(前記前壁22の)上縁から前記連結ステープルSの積層方向に沿って切り欠かれた第3開口部22aを有し、
前記凸部58の前記頂面58aは、前記蓋部材50が最下部まで降下したとき、前記第3開口部22aの下端縁と同等又は前記下端縁よりも上方に位置する。
(付記2-4)
付記2-1から付記2-3に記載されたリフィル10A等のうち、
リフィル10Iは、カートリッジ100Aに装填可能であり、
前記凸部58は、前記リフィル10Iが前記カートリッジ100Aに装填されるとき、
前記カートリッジ100Aに設けられた押圧部材270によって前記積層方向に押圧されるように構成されるとともに、前記押圧部材270と係合可能な係合部580、581を有する。
(付記2-5)
付記2-4に記載のリフィル10Iにおいて、
前記凸部58は、前記前壁22に隣接する前面58cと、前記前面58cと連続する頂面58aと、前記頂面58aに連続し、前記頂面58aを介して前記前面58cと反対側に位置する後面58bとを含み、
前記係合部580、581は、前記後面58bに設けられる。
(付記2-6)
付記2-5に記載のリフィル10Iにおいて、
前記係合部580、581は、前記後面58bから突出し、前記押圧部材270の下面から突出する保持部274と係合可能な突部である。
[第6凸部590,591について]
(付記3-1)
リフィル10Iは、
積層された連結ステープルSが載置される底壁20と、
前記底壁20から立設する第1側壁24と、
前記底壁20から立設し、前記第1側壁24と対向する位置に設けられる第2側壁26と、
前記第1側壁24と前記第2側壁26とを連結するとともに、前記連結ステープルSを排出するための排出口22bを有し、前記排出口22bを介して前記底壁20から立設する前壁22と、
前記底壁20から立設し、前記第1側壁24と前記第2側壁26とを連結するとともに、前記前壁22と対向する位置に設けられる後壁28と
を有するとともに、
前記底壁20と対向する位置が開口15するステープル収容部14と、
前記連結ステープルSを上方から覆うようにして前記開口15に嵌り、前記連結ステープルSが前記排出口22bから排出されて前記連結ステープルSが減少するにつれて、前記ステープル収容部14内を積層方向に降下する蓋部材50と
を備え、
前記蓋部材50は、上面から上方に突出する凸部(第6凸部)590,591を有し、
前記凸部590,591は、前記上面50aの、前記連結ステープルSの排出方向における中央部よりも後壁28側に配置され、最大枚数の前記連結ステープルSが前記ステープル収容部14に積層された状態において、(前記凸部590,591の)頂部が前記第1及び第2側壁24,26の上縁部よりも上方に位置する。
10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H,10I リフィル
12 リフィル本体
14 ステープル収容部
20 底壁
22 前壁
22a 第3開口部
24 第1側壁
26 第2側壁
32 第1開口部
32a 第1前壁側開口部
32b 第1側壁側開口部
34 第2開口部
34a 第2前壁側開口部
34b 第2側壁側開口部
100,100A カートリッジ
112 カートリッジ本体
114 リフィル収容部
122 端壁
124 第3側壁
126 第4側壁
140 第4凸部(突部(第1突部))
142 第5凸部(第2突部)
270 押圧部材
274 保持部
580,581 係合部
590,591 第6凸部

Claims (11)

  1. ステープルを収容可能な空間を画定する周壁を備え、
    前記周壁は、
    第1の辺と、前記第1の辺と対向する第2の辺と、前記第1の辺と前記第2の辺の端部同士を結ぶ第3の辺とを有する底壁と、
    前記第1の辺から立設する第1側壁と、
    前記第2の辺から立設し、前記第1側壁と対向する第2側壁と、
    前記第3の辺の上方に位置し、前記第1側壁と前記第2側壁とを結ぶ前壁と
    を有し、
    前記第1側壁と前記前壁には、前記第1側壁と前記前壁との境界を跨ぐ第1開口部が形成され
    前記第2側壁と前記前壁には、前記第2側壁と前記前壁との境界を跨ぐ第2開口部が形成される
    リフィル。
  2. 前記第1開口部は、前記第1側壁と前記前壁との境界を挟んで前記前壁側に形成される第1前壁側開口部と、前記第1側壁と前記前壁との境界を挟んで前記第1側壁側に形成される第1側壁側開口部とからなり、
    前記第1側壁側開口部は、前記底壁の前記第1の辺に沿う方向の長さの最大値が0.7mm以上である
    請求項1に記載のリフィル。
  3. 前記第1前壁側開口部は、前記底壁の前記第3の辺に沿う方向の長さの最大値が0.3mm以上である
    請求項2に記載のリフィル。
  4. 前記第1側壁側開口部は、前記第1側壁と前記前壁との境界に沿う方向の長さが0.7mm以上である
    請求項2又は3に記載のリフィル。
  5. 前記第2開口部は、前記第2側壁と前記前壁との境界を挟んで前記前壁側に形成される第2前壁側開口部と、前記第2側壁と前記前壁との境界を挟んで前記第2側壁側に形成される第2側壁側開口部とからなり、
    前記第2側壁側開口部は、前記底壁の前記第2の辺に沿う方向の長さの最大値が0.7mm以上である
    請求項1から4のいずれか一項に記載のリフィル。
  6. 前記第2前壁側開口部は、前記底壁の前記第3の辺に沿う方向の長さの最大値が0.3mm以上である
    請求項に記載のリフィル。
  7. 前記第2側壁側開口部は、前記第2側壁と前記前壁との境界に沿う方向の長さが0.7mm以上である
    請求項又はに記載のリフィル。
  8. 前記第1開口部は、前記第1側壁と前記前壁との境界を挟んで前記前壁側に形成される第1前壁側開口部と、前記第1側壁と前記前壁との境界を挟んで前記第1側壁側に形成される第1側壁側開口部とからなり
    前記第2開口部は、前記第2側壁と前記前壁との境界を挟んで前記前壁側に形成される第2前壁側開口部と、前記第2側壁と前記前壁との境界を挟んで前記第2側壁側に形成される第2側壁側開口部とからなり、
    前記第1前壁側開口部から前記第2前壁側開口部までの長さが、前記空間内に収容されたステープルの前記底壁の前記第3辺に沿う方向の長さよりも小さく構成される
    請求項に記載のリフィル。
  9. 前記前壁は、前記第1前壁側開口部と前記第2前壁側開口部との間に第3開口部を有する
    請求項に記載のリフィル。
  10. 端壁と、前記端壁の一の辺から立設する第3側壁と、前記一の辺と対向する他の辺から立設し、前記3側壁と対向する第4側壁とによって画定された凹部を備え、前記端壁と前記第3側壁との境界に突部が形成されたカートリッジの前記凹部に挿入可能な前記リフィルであって、
    前記凹部に挿入されたとき、前記第1開口部が前記突部に嵌合するように構成される
    請求項1に記載のリフィル。
  11. 記端壁と前記第4側壁との境に突部が形成されたカートリッジの前記凹部に挿入可能な前記リフィルであって、
    前記凹部に挿入されたとき、前記第2開口部が前記端壁と前記第4側壁との境界に形成された突部に嵌合するように構成される
    請求項10に記載のリフィル。
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