JP7170252B2 - 金型の製造方法、及び樹脂成形品の製造方法 - Google Patents
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Description
本開示の一態様に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。前記親金型準備ステップでは、一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型を準備する。前記プレート準備ステップでは、第1主面及び第2主面を有し少なくとも一部を前記凹部に収納可能なプレートを準備する。前記印刷ステップでは、前記プレートの前記第1主面上に、転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含むテクスチャ形成用プレートを形成する。前記装着ステップでは、前記親金型の前記凹部の内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する。金型の製造方法は、前記装着ステップよりも前に前記テクスチャ層の前記凹凸面上に離型層を形成する離型層形成ステップと、前記離型層形成ステップと前記装着ステップとの間で前記離型層上に加飾層を形成する加飾層形成ステップと、を更に備える。
本開示の一態様に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。前記親金型準備ステップでは、一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型を準備する。前記プレート準備ステップでは、第1主面及び第2主面を有し少なくとも一部を前記凹部に収納可能なプレートを準備する。前記印刷ステップでは、前記プレートの前記第1主面上に、転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含むテクスチャ形成用プレートを形成する。前記装着ステップでは、前記親金型の前記凹部の内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する。前記親金型は、前記凹部の前記内面に開口された吸引孔を有する。前記装着ステップでは、前記プレートを前記第2主面側から吸引する。
本開示の一態様に係る樹脂成形品の製造方法は、キャビティ形成ステップと、成形ステップと、離型ステップと、を備える。前記キャビティ形成ステップでは、一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型と、前記親金型の前記凹部に少なくとも一部が収納されるテクスチャ形成用プレートと、樹脂注入用のゲートを有し前記親金型の前記凹部を覆う可動金型と、を準備して少なくとも前記テクスチャ形成用プレートと前記可動金型とで囲まれたキャビティを形成する。前記成形ステップでは、溶融した成形樹脂材料を、前記可動金型の前記ゲートを通して前記キャビティに注入して硬化させることにより樹脂成形品を成形する。前記離型ステップでは、前記樹脂成形品を離型する。前記テクスチャ形成用プレートの準備に際しては、第1主面及び第2主面を有するプレートを準備し、前記プレートの前記第1主面上に転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含む前記テクスチャ形成用プレートを形成する。樹脂成形品の製造方法は、前記親金型の前記凹部の内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する装着ステップよりも前に前記テクスチャ層の前記凹凸面上に離型層を形成する離型層形成ステップと、前記離型層形成ステップと前記装着ステップとの間で前記離型層上に加飾層を形成する加飾層形成ステップと、を更に備える。
本開示の一態様に係る樹脂成形品の製造方法は、キャビティ形成ステップと、成形ステップと、離型ステップと、を備える。前記キャビティ形成ステップでは、一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型と、前記親金型の前記凹部に少なくとも一部が収納されるテクスチャ形成用プレートと、樹脂注入用のゲートを有し前記親金型の前記凹部を覆う可動金型と、を準備して少なくとも前記テクスチャ形成用プレートと前記可動金型とで囲まれたキャビティを形成する。前記成形ステップでは、溶融した成形樹脂材料を、前記可動金型の前記ゲートを通して前記キャビティに注入して硬化させることにより樹脂成形品を成形する。前記離型ステップでは、前記樹脂成形品を離型する。前記テクスチャ形成用プレートの準備に際しては、第1主面及び第2主面を有するプレートを準備し、前記プレートの前記第1主面上に転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含む前記テクスチャ形成用プレートを形成する。前記親金型は、前記凹部の内面に開口された吸引孔を有する。前記親金型の前記凹部の前記内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する装着ステップでは、前記プレートを前記第2主面側から吸引する。
(1.1)概要
実施形態1に係る金型の製造方法については、図1A~1Dに基づいて説明する。金型1は、図1Dに示すように、親金型2と、転写用の凹凸面61を有するテクスチャ形成用プレート7と、可動金型3と、を備える。樹脂成形品10(図3B参照)は、金型1で成形される。樹脂成形品10は、模様としての凹凸面(テクスチャ)17を有する。樹脂成形品10は、例えば、配線器具用の化粧プレート、機器の有するカバー等であるが、これらに限らない。機器は、例えば、空気清浄機、照明器具等である。凹凸面17は、模様に限らず、例えば、所定の光学機能(例えば、光を配光する機能等)を有するように形状設計された面であってもよい。
実施形態1に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。
実施形態1に係る樹脂成形品の製造方法は、キャビティ形成ステップと、成形ステップと、離型ステップと、を備える。
実施形態1に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。親金型準備ステップでは、一面21にキャビティ形成用の凹部24を有する親金型2を準備する。プレート準備ステップでは、第1主面51及び第2主面52を有し凹部24に収納可能なプレート5を準備する。印刷ステップでは、プレート5の第1主面51上に、凹凸面61を有するテクスチャ層6をインクジェットで印刷することによってプレート5とテクスチャ層6とを含むテクスチャ形成用プレート7を形成する。装着ステップでは、親金型2の凹部24の内面25にテクスチャ形成用プレート7を装着する。
(2.1)概要
実施形態2に係る金型の製造方法については、図4A~4Fに基づいて説明する。金型1aは、図4Fに示すように、親金型2aと、転写用の凹凸面61aを有するテクスチャ形成用プレート7aと、可動金型3と、を備える。樹脂成形品10a(図5B参照)は、金型1aで成形される。樹脂成形品10aは、模様としての凹凸面(テクスチャ)17aを有する。なお、実施形態2に関して、実施形態1と同様の構成要素には、同一の符号を付して説明を適宜省略する。
実施形態2に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。なお、実施形態1に係る金型の製造方法と同様のステップについては説明を適宜省略する。
実施形態2に係る樹脂成形品の製造方法は、キャビティ形成ステップと、成形ステップと、離型ステップと、を備える。なお、実施形態2に係る樹脂成形品の製造方法に関し、実施形態1に係る樹脂成形品の製造方法と同様のステップについては説明を適宜省略する。
実施形態2に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。親金型準備ステップでは、一面21にキャビティ形成用の凹部24aを有する親金型2aを準備する。プレート準備ステップでは、第1主面51及び第2主面52を有し凹部24aに一部を収納可能なプレート5aを準備する。印刷ステップでは、プレート5aの第1主面51上に、凹凸面61aを有するテクスチャ層6aをインクジェットで印刷することによってプレート5aとテクスチャ層6aとを含むテクスチャ形成用プレート7aを形成する。装着ステップでは、親金型2aの凹部24aの内面25aにテクスチャ形成用プレート7aを装着する。
(3.1)概要
実施形態3に係る金型の製造方法については、図6A~6Fに基づいて説明する。金型1bは、図6Fに示すように、親金型2と、転写用の凹凸面61を有するテクスチャ形成用プレート7と、可動金型3と、を備える。また、金型1bは、離型層8と、加飾層9と、を更に備える。樹脂成形品10b(図7B参照)は、金型1bで成形される。樹脂成形品10bは、模様としての凹凸面(テクスチャ)17を有する。また、樹脂成形品10bは、加飾層9を有する。なお、実施形態3に関して、実施形態1と同様の構成要素には、同一の符号を付して説明を適宜省略する。
実施形態3に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。また、実施形態3に係る金型の製造方法は、離型層形成ステップと、加飾層形成ステップと、を更に備える。なお、実施形態3に係る金型の製造方法に関し、実施形態1に係る金型の製造方法と同様のステップについては説明を適宜省略する。
実施形態3に係る樹脂成形品の製造方法は、キャビティ形成ステップと、成形ステップと、離型ステップと、を備える。なお、実施形態3に係る樹脂成形品の製造方法に関し、実施形態1に係る樹脂成形品の製造方法と同様のステップについては説明を適宜省略する。
実施形態3に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。親金型準備ステップでは、一面21にキャビティ形成用の凹部24を有する親金型2を準備する。プレート準備ステップでは、第1主面51及び第2主面52を有し凹部24に収納可能なプレート5を準備する。印刷ステップでは、プレート5の第1主面51上に、凹凸面61を有するテクスチャ層6をインクジェットで印刷することによってプレート5とテクスチャ層6とを含むテクスチャ形成用プレート7を形成する。装着ステップでは、親金型2の凹部24の内面25にテクスチャ形成用プレート7を装着する。
(4.1)概要
実施形態4に係る金型の製造方法については、図8A~8Hに基づいて説明する。金型1cは、図8Hに示すように、親金型2aと、転写用の凹凸面61aを有するテクスチャ形成用プレート7aと、可動金型3と、を備える。また、金型1cは、離型層8と、加飾層9と、を更に備える。樹脂成形品10c(図9B参照)は、金型1cで成形される。樹脂成形品10cは、模様としての凹凸面(テクスチャ)17aを有する。また、樹脂成形品10cは、加飾層9を有する。なお、実施形態4に関して、実施形態2と同様の構成要素には、同一の符号を付して説明を適宜省略する。
実施形態4に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。また、実施形態4に係る金型の製造方法は、離型層形成ステップと、加飾層形成ステップと、を更に備える。なお、実施形態4に係る金型の製造方法に関し、実施形態2に係る金型の製造方法と同様のステップについては説明を適宜省略する。
実施形態4に係る樹脂成形品の製造方法は、キャビティ形成ステップと、成形ステップと、離型ステップと、を備える。なお、実施形態4に係る樹脂成形品の製造方法に関し、実施形態2に係る樹脂成形品の製造方法と同様のステップについては説明を適宜省略する。
実施形態4に係る金型の製造方法は、親金型準備ステップと、プレート準備ステップと、印刷ステップと、装着ステップと、を備える。親金型準備ステップでは、一面21にキャビティ形成用の凹部24aを有する親金型2aを準備する。プレート準備ステップでは、第1主面51及び第2主面52を有し凹部24aに一部を収納可能なプレート5aを準備する。印刷ステップでは、プレート5aの第1主面51上に、凹凸面61aを有するテクスチャ層6aをインクジェットで印刷することによってプレート5aとテクスチャ層6aとを含むテクスチャ形成用プレート7aを形成する。装着ステップでは、親金型2aの凹部24aの内面25aにテクスチャ形成用プレート7aを装着する。
以上説明した実施形態1~4等から本明細書には以下の態様が開示されている。
2、2a 親金型
21 一面
24、24a 凹部
25、25a 内面
251 底面
252 内周面
26 吸引孔
27 吸引孔
3 可動金型
33 ゲート
4、4a キャビティ
5、5a プレート
51 第1主面
52 第2主面
53 外周面
6、6a テクスチャ層
61、61a 凹凸面
7、7a テクスチャ形成用プレート
8 離型層
9 加飾層
10、10a、10b、10c 樹脂成形品
17、17a 凹凸面
100 成形樹脂材料
150 隙間
201 インクジェット装置
202 スプレーコート装置
203 インクジェット装置
Claims (9)
- 一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型を準備する親金型準備ステップと、
第1主面及び第2主面を有し少なくとも一部を前記凹部に収納可能なプレートを準備するプレート準備ステップと、
前記プレートの前記第1主面上に、転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含むテクスチャ形成用プレートを形成する印刷ステップと、
前記親金型の前記凹部の内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する装着ステップと、を備え、
前記プレートの熱膨張率が前記親金型の熱膨張率よりも大きく、
前記親金型の前記凹部の前記内面は、
底面と、
前記底面の全周につながっている内周面と、を含み、
前記プレート準備ステップで準備する前記プレートの大きさは、前記装着ステップにおいて前記プレートの外周面と前記凹部の前記内面の前記内周面との間に前記親金型の熱膨張率と前記プレートの熱膨張率との差に応じた隙間を発生させるように決めてある、
金型の製造方法。 - 一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型を準備する親金型準備ステップと、
第1主面及び第2主面を有し少なくとも一部を前記凹部に収納可能なプレートを準備するプレート準備ステップと、
前記プレートの前記第1主面上に、転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含むテクスチャ形成用プレートを形成する印刷ステップと、
前記親金型の前記凹部の内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する装着ステップと、を備え、
前記装着ステップよりも前に前記テクスチャ層の前記凹凸面上に離型層を形成する離型層形成ステップと、
前記離型層形成ステップと前記装着ステップとの間で前記離型層上に加飾層を形成する加飾層形成ステップと、を更に備える、
金型の製造方法。 - 一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型を準備する親金型準備ステップと、
第1主面及び第2主面を有し少なくとも一部を前記凹部に収納可能なプレートを準備するプレート準備ステップと、
前記プレートの前記第1主面上に、転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含むテクスチャ形成用プレートを形成する印刷ステップと、
前記親金型の前記凹部の内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する装着ステップと、を備え、
前記親金型は、前記凹部の前記内面に開口された吸引孔を有し、
前記装着ステップでは、前記プレートを前記第2主面側から吸引する、
金型の製造方法。 - 前記プレートの材料は、金属又は合金を含む、
請求項1~3のいずれか一項に記載の金型の製造方法。 - 前記プレートの材料は、樹脂を含む、
請求項1~3のいずれか一項に記載の金型の製造方法。 - 樹脂注入用のゲートを有し前記親金型の前記凹部を覆う可動金型を準備する可動金型準備ステップを備える、
請求項1~5のいずれか一項に記載の金型の製造方法。 - 一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型と、前記親金型の前記凹部に少なくとも一部が収納されるテクスチャ形成用プレートと、樹脂注入用のゲートを有し前記親金型を覆う可動金型と、を準備して少なくとも前記テクスチャ形成用プレートと前記可動金型とで囲まれたキャビティを形成するキャビティ形成ステップと、
溶融した成形樹脂材料を、前記可動金型の前記ゲートを通して前記キャビティに注入して硬化させることにより樹脂成形品を成形する成形ステップと、
前記樹脂成形品を離型する離型ステップと、を備え、
前記テクスチャ形成用プレートの準備に際しては、
第1主面及び第2主面を有するプレートを準備し、
前記プレートの前記第1主面上に転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含む前記テクスチャ形成用プレートを形成し、
前記プレートの熱膨張率が前記親金型の熱膨張率よりも大きく、
前記親金型の前記凹部の内面は、
底面と、
前記底面の全周につながっている内周面と、を含み、
前記テクスチャ形成用プレートの準備に際して準備する前記プレートの大きさは、前記親金型の前記凹部の前記内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する装着ステップにおいて前記プレートの外周面と前記凹部の前記内面の前記内周面との間に前記親金型の熱膨張率と前記プレートの熱膨張率との差に応じた隙間を発生させるように決めてある、
樹脂成形品の製造方法。 - 一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型と、前記親金型の前記凹部に少なくとも一部が収納されるテクスチャ形成用プレートと、樹脂注入用のゲートを有し前記親金型を覆う可動金型と、を準備して少なくとも前記テクスチャ形成用プレートと前記可動金型とで囲まれたキャビティを形成するキャビティ形成ステップと、
溶融した成形樹脂材料を、前記可動金型の前記ゲートを通して前記キャビティに注入して硬化させることにより樹脂成形品を成形する成形ステップと、
前記樹脂成形品を離型する離型ステップと、を備え、
前記テクスチャ形成用プレートの準備に際しては、
第1主面及び第2主面を有するプレートを準備し、
前記プレートの前記第1主面上に転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含む前記テクスチャ形成用プレートを形成し、
前記親金型の前記凹部の内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する装着ステップよりも前に前記テクスチャ層の前記凹凸面上に離型層を形成する離型層形成ステップと、
前記離型層形成ステップと前記装着ステップとの間で前記離型層上に加飾層を形成する加飾層形成ステップと、を更に備える、
樹脂成形品の製造方法。 - 一面にキャビティ形成用の凹部を有する親金型と、前記親金型の前記凹部に少なくとも一部が収納されるテクスチャ形成用プレートと、樹脂注入用のゲートを有し前記親金型を覆う可動金型と、を準備して少なくとも前記テクスチャ形成用プレートと前記可動金型とで囲まれたキャビティを形成するキャビティ形成ステップと、
溶融した成形樹脂材料を、前記可動金型の前記ゲートを通して前記キャビティに注入して硬化させることにより樹脂成形品を成形する成形ステップと、
前記樹脂成形品を離型する離型ステップと、を備え、
前記テクスチャ形成用プレートの準備に際しては、
第1主面及び第2主面を有するプレートを準備し、
前記プレートの前記第1主面上に転写用の凹凸面を有するテクスチャ層をインクジェットで印刷することによって前記プレートと前記テクスチャ層とを含む前記テクスチャ形成用プレートを形成し、
前記親金型は、前記凹部の内面に開口された吸引孔を有し、
前記親金型の前記凹部の前記内面に前記テクスチャ形成用プレートを装着する装着ステップでは、前記プレートを前記第2主面側から吸引する、
樹脂成形品の製造方法。
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WO2021005920A1 (ja) | 2021-01-14 |
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