JP7167334B2 - モニタリングシステム及び内視鏡の模型への挿入操作の評価方法 - Google Patents

モニタリングシステム及び内視鏡の模型への挿入操作の評価方法 Download PDF

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Description

本発明は、モニタリングシステム及び内視鏡の模型への挿入操作の評価方法に関する。
内視鏡が、医療分野などにおいて広く利用されているが、内視鏡の挿入部の被検体内への挿入は、容易ではない。例えば大腸等は、複雑な形状(走行経路)を有している。内視鏡の挿入部を大腸内に挿入するときに患者への苦痛を与えないように、医者には内視鏡の操作について高い技術が必要とされる。
また、被検体内における内視鏡の挿入部の挿入形状をリアルタイムで表示する内視鏡形状取得装置を利用して、医者は、被検体内に挿入されている挿入部の形状を確認しながら、挿入部の被検体内へ挿入することもできるが、挿入形状だけでは、医者の挿入操作の善し悪しは判断できない。
国際公開WO2015/070866号公報には、挿入部における選択されたポイントの進行速度、進行方向及び不動時間について、熟練者と比較した所定のスコアを提示して、内視鏡検査の質をモニタする内視鏡検査用装置が提案されている。
しかし、上述した提案に係る装置においてスコアが表示されても、具体的に挿入部を把持する手をどのように動かして挿入部を操作すれば、効率良く、挿入対象に無理な力を掛けずに内視鏡を挿入できるかは提示されない。
そこで、本発明は、挿入部を把持する手をどのように動かせばよいかを提示することができる内視鏡の挿入操作方法を提示することができるモニタリングシステム及び内視鏡の模型への挿入操作の評価方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様のモニタリングシステムは、内視鏡の挿入部の形状を検出する形状検出装置と、前記内視鏡を操作する手の動きを検出する動き検出装置と、を備え、前記形状検出装置は、被検体内に挿入される前記内視鏡の前記挿入部の挿入形状を検出するように構成され、前記動き検出装置は、前記内視鏡を操作する操作者の前記挿入部を把持する手の、3次元空間内の位置及び姿勢の少なくとも一つを含む動きを検出するように構成され、前記動き検出装置から出力される前記手の前記3次元空間内の前記位置及び前記姿勢の前記少なくとも1つに関する情報に基づいて、前記手の移動量、移動速度、回転角度、回転速度の少なくとも1つのパラメータを算出し、前記少なくとも1つのパラメータと前記形状検出装置からの前記挿入部の前記挿入形状に関する情報とを時間的に関連付けて出力するように構成されるプロセッサを、有する内視鏡操作評価装置を備える。
本発明の一態様の内視鏡の模型への挿入操作の評価方法は、形状検出装置、被検体の模型内に挿入される内視鏡挿入部の、前記被検体の模型内における挿入形状を検出し、動き検出装置、前記内視鏡を操作する操作者による前記挿入部を把持する手の、3次元空間内の位置及び姿勢の少なくとも1つを検出し、プロセッサ、前記動き検出装置から出力される前記手の前記3次元空間内の前記位置及び前記姿勢の少なくとも1つに関する情報に基づいて、前記手の移動量、移動速度、回転角度、回転速度の少なくとも1つのパラメータを算出し、前記少なくとも1つのパラメータと前記形状検出装置からの前記挿入部の前記挿入形状に関する情報とを時間的に関連付けて出力する。
本発明の実施の形態に係わる内視鏡挿入訓練システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係わる、形状演算装置からの挿入形状情報に基づいて表示される挿入形状画像の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる、ユーザの右手の手首に装着されたマーカ装置の斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、マーカ装置を手首へ装着したときの、4つのマーカの配置を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる、ユーザが模型の肛門側に立って、挿入部を模型内に挿入する様子を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる、第2の撮像装置により撮像される挿入部を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる、挿入部の外周面に設けられた複数の指標を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる、内視鏡挿入操作評価装置と複数の撮像装置との説明を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる内視鏡挿入操作評価装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる、内視鏡挿入操作評価装置の挿入方法記録プログラムの処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる評価用データのデータ構造の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる、内視鏡挿入操作評価装置の挿入方法表示プログラムの処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる、指定された二人の医師の右手の動作範囲を示す画像の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる、指定された二人の医師の右手の動作範囲を示す画像の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる、挿入部の進退量と捩り量の変化を示すグラフを示す画像の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる、手の動きと挿入形状の変化を示す画像の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる、2つのウインドウに表示される挿入形状の変化とアニメーションの手の変化を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる、ウインドウに表示される、模型の画像上に挿入形状が重畳された画像の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる、力量センサとしてのフォースゲージの配置を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる、模型に掛かる力量の変化を示すグラフを示す画像の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係わるモニタリングシステムの構成を示す構成図である。モニタリングは、内視鏡挿入訓練システム(以下、単に訓練システムという)1を主に有して構成され、訓練システム1は、内視鏡装置2と、内視鏡形状取得装置3と、内視鏡挿入操作評価装置4とを含む。内視鏡装置2、内視鏡形状取得装置3及び内視鏡挿入操作評価装置4は、テーブル101上に固定された人体の一部模型(以下、模型という)102の近傍に配設されている。ここでは、模型102は、コロンモデルである。模型102は、人体形状を模した本体部102aと、本体部102a内に、大腸を模した腸管部102bと、肛門を模した肛門部102cを有している。腸管部102bの内部は、肛門部102cと連通している。
内視鏡装置2は、内視鏡6と、光源装置7と、画像処理装置8と、表示装置9を含んで構成されている。光源装置7、画像処理装置8及び表示装置9は、カート101a上に載置され、あるいはカート101aに固定されている。
内視鏡6は、挿入部6aと、操作部6bと、ユニバーサルコード6cとを含む。挿入部6aは、先端からから基端に向かって順に、先端部11、湾曲可能な湾曲部12及び可撓管部13を有している。先端部11は、挿入部6aの先端部すなわち内視鏡6の先端部であり、先端硬質部(先端構成部)である。先端部11には、対物光学系と撮像素子が内蔵されている。よって、内視鏡6は、被検体ここでは模型102内に挿入される挿入部6aを有する。
湾曲部12は、複数の湾曲駒を含み、操作部6bの2つの湾曲操作ノブ14への操作に応じて、上下左右方向に湾曲可能である。可撓管部13は、外力に応じて撓む。2つの湾曲操作ノブ14は、湾曲部12を湾曲するために、挿入部6a内に挿通され操作ワイヤを牽引及び弛緩させる。可撓管部13は、可撓性を有しており、外力に応じて曲がる管状部材である。
挿入部6a内には、内視鏡形状取得装置3のための複数の磁気センサ6dが、所定の間隔で配置されている。なお、本実施の形態では、複数の磁気センサが挿入部6aの中心軸に沿って等間隔に配置されているが、挿入方法を評価したい箇所に応じて、異なる間隔で配置するようにしてもよい。例えば、評価したい箇所が大腸のS字結腸である場合であれば、挿入部6aの先端側部分では複数の磁気センサの数を基端側部分よりも多くして、且つ隣り合う磁気センサの間隔を狭くするようにしてもよい。
ユニバーサルコード6cの先端には、コネクタが設けられ、内視鏡6は、そのコネクタにより光源装置7と画像処理装置8に着脱可能に接続される。ここでは、内視鏡6は、大腸内へ挿入可能な内視鏡である。さらに、図示しないが、ユニバーサルコード6c内には、ライトガイドが挿通されており、内視鏡6は、光源装置7からの照明光を、ライトガイドを通して挿入部6aの先端から出射するように構成されている。さらに、ユニバーサルコード6c内には、複数の磁気センサ6dのための複数の信号線も挿通されている。
内視鏡の挿入操作の評価をしたい医者(以下、ユーザという)が、訓練システムを使用する。ユーザは、挿入部6aを把持した右手RHを様々の方向に動かす。右手RHで挿入部6aを把持した状態で、ユーザは、挿入部6aを挿入部6aの軸方向に沿って模型102の大腸内に押し込んだり、大腸内から引き出したりする。さらに、右手RHで挿入部6aを把持した状態で、ユーザは、挿入部6aを挿入部6aの軸回りに回動させる。
画像処理装置8は、挿入部6aの先端部11に配設された撮像素子からの撮像信号を受信して、撮像信号に対して所定の画像処理を施して、内視鏡画像を生成する。画像処理装置8は、図示しない信号線により表示装置9と接続されている。内視鏡画像の画像信号は、表示装置9へ出力され、表示装置9の表示画面上に、内視鏡画像が表示される。
内視鏡形状取得装置3は、形状演算装置21と、磁場発生装置22を含む。形状演算装置21は、カート101a上に載置され、磁場発生装置22は、テーブル101上に載置されている。形状演算装置21は、図示しない信号線により画像処理装置8と接続されている。形状演算装置21は、内視鏡6に内蔵された複数の磁気センサ6dの信号を、画像処理装置8を経由して受信する。形状演算装置21は、信号線23により磁場発生装置22と接続されている。
磁場発生装置22は、形状演算装置21からの駆動信号に基づいて所定の磁場を発生し、各磁気センサ6dは、磁場発生装置22が発生する磁場を検出する。複数の磁気センサ6dからの磁場の検出信号は、形状演算装置21へ供給される。なお、複数の磁気センサ6dに代えて挿入部6aに複数の磁場発生素子を設け、磁場発生装置22に代えて、模型102の外部に磁気センサを設けるようにして、各磁場発生素子の位置及び姿勢を検出するようにしてもよい。
形状演算装置21は、各磁気センサ6dからの信号に基づいて挿入部6aの形状をリアルタイムで算出する。形状演算装置21は、信号線21aにより後述する内視鏡挿入操作評価プロセッサ33と接続されている。形状演算装置21により算出された挿入部6aの挿入形状についての情報は、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33へ出力される。内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、受信した挿入形状についての情報に基づいて、指定された視点方向からみた挿入形状画像を生成して、表示装置34に表示可能である。よって、形状演算装置21は、挿入部6aの挿入形状を検出する形状検出装置を構成する。
図2は、形状演算装置21からの挿入形状情報に基づいて表示される挿入形状画像の例を示す図である。図2は、表示装置34の表示画面34a上の1つのウインドウW内に表示された挿入部6aの挿入形状IPFを示しているが、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33内のソフトウエアプログラムにより、挿入形状IPFは、他の画像に重畳されて表示されることも可能である。
図1に戻り、内視鏡挿入操作評価装置4は、第1の撮像装置31と、第2の撮像装置32と、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33と、表示装置34と、入力装置35と、俯瞰カメラ36を含む。入力装置35は、キーボード35aとマウス35bを含む。
第1の撮像装置31は、テーブル101bに固定されたフレーム101cに固定されている。第2の撮像装置32は、テーブル101上に固定されている。内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、テーブル101b上に載置されている。
第1の撮像装置31は、複数のカメラ31aを含む。複数のカメラ31aは、ユーザが、内視鏡6の挿入部6aを操作して模型102に挿入する操作状況を、ユーザの斜め右上の方向から撮像する。そのため、複数のカメラ31aは、ユーザの右手RHを撮像することができる。
本実施の形態では、ユーザの右手RHの動きは、赤外線式のモーションキャプチャにより検出される。具体的には、モーションキャプチャ用のマーカ装置51がユーザの右手の手首に装着され、赤外線カメラである各カメラ31aがマーカ装置51を撮像する。各カメラ31aにより撮像して得られた画像中の各マーカ54の動きに基づいて、ユーザの右手の動きが検出される。ここでは、右手の位置及び姿勢が検出される。すなわち、マーカ装置51の3次元位置と姿勢が経時的に取得され、ユーザの右手RHの挙動が検出される。
図3は、ユーザの右手RHの手首に装着されたマーカ装置51の斜視図である。マーカ装置51は、バンド52と、本体53、球体状の複数のマーカ54と、複数の軸部材55とを有する。バンド52は、手首に装着し固定するための伸縮性を有する。バンド52は、帯状であり、図示しない固定手段、例えば面ファスナーを有し、手首に着脱可能に装着される。本体53は、バンド52の表面上に接着剤、螺子などにより固定されている。複数の、ここでは4本の軸部材55が、本体53から突出するように本体53に固定されている。すなわち、マーカ装置51は、複数のマーカ54を有し、挿入部6aを操作する操作者であるユーザの手の手首に取付けられるように構成されている。
図4は、マーカ装置51を手首へ装着したときの、4つのマーカ54の配置を説明するための図である。図5は、ユーザDUが模型102の肛門部102c側に立って、挿入部6aを模型102内に挿入する様子を説明するための図である。図5に示すように、ユーザDUは、マーカ装置51を右手RHの手首に装着した状態で、挿入部6aを右手RHで把持して、挿入部6aの押し引き及び捩り操作を行う。
ユーザが挿入部6aを右手RHで把持した状態で、右手RHは、右腕RAの長手軸CO回りに略+90度から略-90度の範囲で回動される。第1の撮像装置31は、ユーザの右手RHを略上方から撮像する。よって、マーカ装置51は、第1の撮像装置31の撮像方向から見たときに、右手RHの親指から第1中手骨MBを経て橈骨RBに向けて延長した位置に、本体53が位置するように右手RHの手首に装着される。
各マーカ54は、本体53から延出する軸部材55の先端に取り付けられている。マーカ装置51が右手RHの手首に装着された状態で、4つのマーカ54は、第1の撮像装置31の撮像方向と右手RHの右腕RAの長手軸COとにより形成される面PLに直交する方向に、4つのマーカ54は位置する。撮像装置31が、右手RHの手首が回動していない状態を撮像しているとき、一対のマーカ54が長手軸COの両側に位置するように、4つのマーカ54が配設される。ここでは、手首を親指側から撮像したときに、4つのマーカ54のうちの2つは、右腕RAの長手軸COに対して一方側に位置し、他の2つのマーカ54は、右腕RAの長手軸COに対して他方側に位置するように、4つのマーカ54は、配設されている。
さらに、右手RHが右腕RAの長手軸CO回りに回動したときに、4つのマーカ54が直ぐに右腕RAの影になってしまうと、各マーカ54は撮像装置31により撮像できなくなる。そこで、図4に示すように、長手軸COを挟んで配置された2つのマーカ54の中心点間の距離Lmは、右腕RAの最大外径Wm(図3)よりも大きい。4つのマーカ54のうちの少なくとも3つは、腕がどのように回動しても、撮像装置31により撮像されるように、4つのマーカ54は、配設されている。ここでは、複数のマーカ54は、複数のカメラ31aのうちいずれかにより手首から突出した状態を検出できるよう、複数のマーカ54の内少なくとも2つのマーカ54の組み合わせの2つ以上は、80mm以上離れて配置されている。一例として、2つのマーカ54の組み合わせの2つ以上は、80mm以上で100mm以下だけ離れて配置されている。
第1の撮像装置31は、複数のマーカ54を3次元空間内において複数方向から撮像する複数のカメラ31aを含む。ここでは、第1の撮像装置31は、ユーザの右手RHの位置の上方であって、ユーザの右側又は前方に位置している。撮像装置31の6台のカメラ31aが、ユーザの右手RHを異なる方向から撮像する。右手RHの動きに応じてマーカ装置51が動くが、撮像装置31は、通常の挿入操作時に移動する範囲内を撮像するように設置される。
後述するように、このような4つのマーカ54の配置により、ユーザの挿入部6aの挿入操作、具体的には、右手RHの捩り操作も含む各種操作が、撮像装置31により撮像されることにより検出される。
第2の撮像装置32は、模型102の横から肛門部102cの近傍を撮像するカメラである。肛門に挿入された挿入部6aの表面には、挿入量を検出するための文字及び図形が印刷などにより設けられている。挿入部6aは、右手RHだけでなく、左手で操作部6bを回動させることにより、操作される場合がある。第2の撮像装置32は、右手RHだけでなく左手も用いて挿入部6aが操作される場合も考慮して、挿入部6aの動きを検出するために設けられている。よって、第2の撮像装置32は、被検体である模型102内に挿入される挿入部6aを撮像する。
図6は、第2の撮像装置32により撮像される挿入部6aを説明するための図である。図7は、挿入部6aの外周面に設けられた複数の指標を説明するための図である。
図6に示すように、第2の撮像装置32は、模型102の肛門部102cに挿入される挿入部6aを撮像できるように、テーブル101に固定される。図6の一点鎖線で示すように、撮像装置32により撮像される範囲には、肛門部102cに挿入される挿入部6aが含まれる。
図6及び図7に示すように、挿入部6aの外表面には、複数の指標が印刷などにより設けられている。挿入部6aの外表面には、挿入部6aの周方向に沿ってリング状に設けられた複数の点線61が、所定の間隔をおいて配設されている。さらに、1つの指標として、第1の文字列62が、挿入部6aの周方向に沿ってリング状に配設されている。他の1つの指標として、第2の文字列63も、挿入部6aの周方向に沿ってリング状に配設されている。
第1の文字列62の文字と、第2の文字列63の文字は、異なっている。ここでは、第1の文字列62の文字は、数字又は小文字のアルファベットであり、第2の文字列63の文字は、大文字のアルファベットである。ここでは、第1の文字列62と第2の文字列63の文字は、挿入部6aの先端方向DDを上にして基端方向PDを下にして挿入部6aを見たときに正しく読めるように印刷されている。第1の文字列62及び第2の文字列63は、挿入部6aの周方向に配置された2本の点線の間に設けられている。
第1の文字列62及び第2の文字列63の間には、さらに他の指標として、挿入部6aの周方向に描かれたリング状の線64と、挿入部6aの外周面に螺旋状の線65が設けられている。螺旋状の線65は、挿入部6aを長手軸に直交する方向から見たときに、挿入部6aの長手軸に対して所定の角度だけ傾斜して、長手軸回りに360度分、挿入部6aの外周面に描かれている。すなわち、挿入部6aの外表面に設けられた所定の指標66は、挿入部6aの長手軸に直交する方向で挿入部6aの外周を環状に囲む第1の帯である線64と、線64に対して傾けて設けられ挿入部6aの外周を螺旋状に囲む第2の帯である線65とを有する。
撮像装置32により撮像された線64は、挿入部6aが長手軸回りに回動しても、撮像装置32により得られた画像内において線64の位置は変わらない。一方、撮像装置32により撮像された線65は、挿入部6aが長手軸回りに回動すると、撮像装置32により得られた画像内において線65の位置は変化する。
さらに、図7に示すように、複数の螺旋状の線65は、同位相で描かれている。言い換えれば、複数の所定の指標66における螺旋状の線65の開始点の位置と終了点の位置は、それぞれ長手軸に平行な挿入部6aの外周面の仮想線上に位置する。
第1及び第2の文字列62,63と、線64,65は、1つの所定の指標66に含まれ、2本の点線61の間に所定の位置に配置されている。複数の所定の指標66は、互いに所定の距離だけ離れて、挿入部6aに描かれている。所定の距離は、例えば、10cmである。よって、隣り合う2本の線64間も所定の距離と同じである。撮像装置32により撮像される範囲には、必ず1つの所定の指標66が含まれるように、撮像装置32は設置される。
第1及び第2の文字列62,63は、撮像装置32により得られた画像において文字認識処理により認識される。認識された文字と文字の位置に基づいて、挿入部6aの大腸内への挿入量が算出される。なお、ここで、2つの文字列62,63を用いているのは、手で一方の文字が隠れても、他方の文字が読み取れるようにするためである。
後述するように、撮像装置32により得られた画像中において、各所定の指標66内における2本の線64、65間の距離に基づいて、挿入部6aの捩り量すなわち捩り角が算出される。具体的には、捩り量は、撮像装置32により得られた画像中における、線64の長さL1と、線64と65間の長さL2の比により算出される。図6では、長さL2は、挿入部6aの線64の端部と、線65の端部間の距離(ここでは長い方の距離)である。なお、図6では、線64の端部と、線65の端部間の距離は、2つあって、ここでは長い方の距離L2であるが、短い方の距離L3を用いてもよい。線64の長さL1と線64と65間の長さL2の比により捩り量を算出するのは、挿入部6aと撮像装置32間の距離が変化しても、捩り量を正確に算出するためである。
俯瞰カメラ36は、模型102の上方に配設され、模型102の腸管部102bを撮像する第3の撮像装置である。俯瞰カメラ36の撮像信号は、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33に出力される。
図8は、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33と複数の撮像装置との説明を示すブロック図である。図9は、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33の構成を示すブロック図である。
内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、第1の撮像装置31と、第2の撮像装置32と、模型102を撮像する第3の撮像装置である俯瞰カメラ36としての、形状演算装置21とに接続されている。内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、後述する演算を行って、表示装置34に表示データを生成する。
図9に示すように、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、中央処理装置(以下、CPUという)71、ROM72、RAM73、ハードディスク装置(以下、HDDという)74、及び各種インターフェース回路(以下、I/Fと略す)75、76、77、78、79、80を有するプロセッサである。CPU71、ROM72、RAM73、HDD74、及び各種I/F75、76、77、78、79、80は、バス81によって互いに接続されている。
I/F75は、第1の撮像装置31の各カメラ31aとバス81間のインターフェースである。I/F76は、第2の撮像装置32とバス81間のインターフェースである。I/F77は、俯瞰カメラ36とバス81間のインターフェースである。I/F78は、形状演算装置21とバス81間のインターフェースである。I/F79は、表示装置34とバス81間のインターフェースである。I/F80は、入力装置35とバス81間のインターフェースである。
HDD74は、挿入操作評価プログラムEPを記憶する記憶領域74aと、評価用データEDを記憶する記憶領域74b、モーションキャプチャプログラムMCを記憶する記憶領域74c、アニメーション生成プログラムAPを記憶する記憶領域74dを有している。挿入操作評価プログラムEPは、挿入操作記録プログラムEP1と、挿入操作表示プログラムEP2とを含む。
モーションキャプチャプログラムMCは、複数のカメラ31aにおいて得られた複数の画像中の複数のマーカ54の位置を検出し、マーカ装置51が装着された右手RHの3次元空間内の位置及び姿勢を算出するソフトウエアである。よって、モーションキャプチャプログラムMCを実行するCPU71は、内視鏡6を操作するユーザの挿入部6aを把持する手の、3次元空間内の位置及び姿勢を含む動きを検出する、動き検出装置を構成する。特に、その動き検出装置は、ユーザの手に取り付けられるマーカ装置51を撮影する第1の撮像装置31を有し、第1の撮像装置31により撮像されたマーカ装置51の動きから手の動きを検出するモーションキャプチャ装置である。
アニメーション生成プログラムAPは、モーションキャプチャプログラムMCにより算出された右手RHの位置及び姿勢の情報から、右手RHの動きのアニメーション画像を生成するソフトウエアである。挿入操作評価プログラムEPの処理及び評価用データEDのデータ構造については後述する。
CPU71は、各カメラ31aからの撮像信号を、I/F75を経由して取得することができる。同様に、CPU71は、第2の撮像装置32と俯瞰カメラ36からの、撮像信号を、I/F76と77を経由して取得することができる。また、CPU71は、生成した表示データをI/F79を経由して表示装置34に出力することができる。
そして、CPU71は、HDD74から挿入操作評価プログラムEPを読み出して実行することにより、ユーザの手の動きなどのデータを生成して評価用データEDを記録する。さらに、CPU71は、評価用データEDを用いて評価用の表示データを生成することができる。
(作用)
次に、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33の動作について説明する。
内視鏡挿入操作評価プロセッサ33における、右手RHの動き情報、挿入形状IPFの形状情報、挿入部6aの動き情報及び画像情報を算出、記録及び出力する処理は、上述した挿入操作評価プログラムEP、モーションキャプチャプログラムMC、アニメーション生成プログラムAPにより行われる。それらのプログラムは、上述したように、ROM72あるいはHDD74に記録されており、CPU71が読み出してRAM73に展開して実行することにより、検出などの機能が実現される。
(1)記録
図10は、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33の挿入操作記録プログラムEP1の処理の流れの例を示すフローチャートである。CPU71は、HDD74から挿入操作記録プログラムEP1を読み出してRAM73に展開して実行する。
CPU71は、第1の撮像装置31の各カメラ31aから撮像信号を取得し、右手RHの3次元空間内における位置、姿勢及び捩り量を算出する(ステップ(以下、Sと略す)1)。具体的には、CPU71は、マーカ装置51の各マーカ54の画像中の位置に基づいて、モーションキャプチャプログラムMCにより、剛体としての右手RHの3次元空間内における位置(x、y、z)と姿勢(vx、vy、vz)を算出する。vx、vy、vzは、それぞれ、3次元空間のx、y、z軸に対する、剛体としての右手RHのx、y、z軸の基準ベクトルの方向を示す。CPU71は、算出した位置と姿勢から、右手RHの捩り量(r)も算出する。捩り量(r)は、右腕RAの長手軸CO回りの回動角を示す情報である。このようにして、CPU71は、右手RHの3次元空間内における位置、姿勢及び捩り量の情報を生成する。
CPU71は、S1において算出された右手RHの位置、姿勢及び捩り量の情報から、右手RHの移動量(AM)、移動速度(SM)、回動角度(AR)及び回動速度(SR)を算出する(S2)。具体的には、CPU71は、S1において算出された右手RHの位置と姿勢の情報から、挿入部6aの挿入方向における右手RHの移動量(AM)を算出する。移動量(AM)は、右手RHの挿入部6aの挿入方向における押し引き量である。CPU71は、S1において算出された右手RHの位置と姿勢の情報から、挿入部6aの挿入方向における右手RHの移動速度(SM)を算出する。移動速度(SM)は、右手RHの挿入部6aの押し引きの速度である。CPU71は、S1において算出された右手RHの捩り量(r)の情報から、右手RHの回動角度(AR)を算出する。回動角度(AR)は、剛体としての右手RHの挿入部6aの長手軸回りの角度である。CPU71は、S1において算出された右手RHの捩り量(r)の情報から、右手RHの回動速度(SR)を算出する。回動速度(SR)は、剛体としての右手RHの挿入部6aの長手軸回りの回動の角速度である。
CPU71は、第2の撮像装置32から撮像信号を取得し、挿入部6aの挿入量(L)と回動量(R)の情報を算出する(S3)。具体的には、CPU71は、撮像装置32の撮像信号から画像を生成する。そして、CPU71は、生成した撮像画像から、文字又は線の位置と動きから、挿入部6aの挿入量(L)と回動量(R)を算出する。
よって、後述するように、CPU71は、第2の撮像装置32により撮像された挿入部6aの外表面に設けられた所定の指標に基づく所定のパラメータを、第2の撮像装置32の撮像画像に基づき算出し、挿入部6aの挿入形状に関する情報と時間的に関連付けて出力する。
CPU71は、内視鏡形状取得装置3から挿入形状情報(SH)を取得する(S4)。さらに、CPU71は、俯瞰カメラ36から撮像信号を取得して画像を生成する(S5)。CPU71は、S1からS5で得られた情報を、同一時刻の時刻情報に紐付けてHDD74の評価用データEDとして出力する(S6)。評価用データEDは、HDD74に記録される。
S1からS6の処理が、所定の周期で繰り返されることにより、評価用データが出力される。S1からS5において得られた各情報は、時刻情報と紐付けられる。すなわち、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、手の3次元空間内の位置及び姿勢に関する情報に基づいて、手の移動量、移動速度、回転角度、回転速度のパラメータを算出し、パラメータと挿入形状に関する情報とを時間的に関連付けて出力するように構成される。
図11は、評価用データEDのデータ構造の例を示す図である。評価用データEDは、右手RHの動きに関する情報として、位置、姿勢及び捩り量等の情報を含むテーブルデータTBLである。上述したように、右手RHの位置(x,y,z)、姿勢(vx,vy,vz)及び捩り量(r)の情報は、モーションキャプチャプログラムMCにより算出される。
さらに、評価用データEDは、挿入部6aの動きに関する情報として、挿入量(L)と回動量(R)の情報を含む。挿入量(L)は、撮像装置32の画像中の挿入部6aの外表面上の第1の文字列62と第2の文字列63の文字認識によりから算出される情報である。回動量(R)は、撮像装置32の画像中の挿入部6aの外表面上の2本の線64,65間の距離に基づいて算出される情報である。
評価用データEDは、挿入部6aの形状情報(SH)を含む。形状情報(SH)は、形状演算装置21からの挿入形状についての情報である。
さらに、評価用データEDは、俯瞰カメラ36の画像情報(I)を含む。画像情報(I)は、俯瞰カメラ36からの撮像信号に基づいて生成された画像の情報である。
なお、ここでは、評価用データEDは、図11に示すような1つのテーブルデータTBLであるが、複数のテーブルデータから構成されていてもよい。
また、評価用データEDは、図11に示す全ての情報を含まなくてもよく、手の動きに関する情報を少なくとも1つ含んでいればよい。(2)表示
図12は、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33の挿入操作表示プログラムEP2の処理の流れの例を示すフローチャートである。CPU71は、HDD74から挿入操作表示プログラムEP2を読み出してRAM73に展開して実行する。内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、挿入操作を評価するための複数の表示画面を生成可能である。ユーザは、入力装置35を操作して所望の表示コマンドをCPU71へ与えることができる。CPU71は、受信した表示コマンドに応じた処理を行う。
CPU71は、ユーザにより入力装置35から表示コマンドが指示されたかを判定する(S11)。表示コマンドが指示されないとき(S11:NO)、処理は、何もしない。表示コマンドが指示されたとき(S11:YES)、CPU71は、表示コマンドに応じた表示データを生成する(S12)。そして、CPU71は、生成した表示データを表示装置34に出力する(S13)。
次に、生成される表示データの例を示す。
1)手の動作範囲
例えば、ユーザは、挿入部6aを大腸内に挿入するときの右手の動作範囲について、他のユーザと比較したい場合がある。その場合、ユーザは、所定のコマンドを入力すると、図13のような画像が表示装置34に表示される。
図13は、ユーザと、指定された他のユーザの右手RHの動作範囲を示す画像の例を示す図である。ユーザは、比較する二人のユーザ(医師)の右手RHの位置の変化をプロットしたグラフを見たいときに、二人の医師の評価用データEDを特定して、所定のコマンドを入力すると、図13に示すような表示画面34a中のウインドウDP1が表示される。図13は、二人の医師として、研修医(レジデント)であるユーザとエキスパートとが選択されたときの表示例である。
ウインドウDP1は、ユーザの右手RHを上から見たときの右手RHの位置の変化を示すグラフを表示する。実線は、研修医であるユーザの右手RHの軌跡を示し、点線は、エキスパートの右手RHの軌跡を示している。よって、二人の医師の挿入操作における挿入開始から抜去までの右手RHの位置の軌跡が実線と点線で示されている。エキスパートの右手RHの動きに比べて、研修医の右手RHの動きには、無駄が多いことがわかる。
図14は、図13と同様に、指定された二人の医師の右手RHの動作範囲を示す画像の他の例を示す図である。図14の画面は、図13とは別のコマンドに応じて表示される。
図14のウインドウDP2は、模型102を肛門部102c側から見たときの右手RHの位置の変化を示すグラフを表示する。図14においても、点線で示すエキスパートの右手RHの動きに比べて、実線で示す研修医の右手RHの動きには、無駄が多いことがわかる。
図13及び図14の各グラフは、図11のテーブルデータTBL中の手の動きの位置(x、y、z)の情報に基づいて描画される。
なお、図13及び図14のグラフは、時間経過に伴って次第に描画されていくように、表示されるようにしてもよい。例えば、描画が時刻t0の点から開始され、時間経過に伴ってグラフの線が伸びるように、グラフ描画が行われると、時間経過に伴うユーザの手の動きが理解し易い。すなわち、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、手の位置の情報に基づいて、手の位置を、時間経過に伴ってグラフで描画する表示データを出力するようにしてもよい。
2)挿入部の進退量と捩り量
例えば、ユーザは、挿入部6aを大腸内に挿入したときの、挿入部6aの進退量(すなわち押し引き)の変化と、挿入部6aの捩り量の変化を見たい場合がある。その場合、ユーザは、所定のコマンドを入力すると、図15に示すような表示画面34a上にウインドウDP3、DP4が表示される。図15は、挿入部の進退量と捩り量の変化を示すグラフを示す画像の例を示す図である。
ウインドウDP3は、挿入部6aの進退量(すなわち押し引き)の変化を示すグラフを表示する。ウインドウDP4は、挿入部6aの捩り量の変化を示す画像の例を示すグラフを表示する。ユーザは、所定のコマンドを入力すると、図15の画像が表示される。すなわち、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、第1の時間内における手の移動量、移動速度、回転角度及び回転速度の内の第1のパラメータに関する情報を表示する第1の表示データと、第2の時間内における手の移動量、移動速度、回転角度及び回転速度の内の第2のパラメータに関する情報を表示する第2の表示データと出力する。
図15において、ウインドウDP3中のグラフとウインドウDP4中のグラフとは、横軸の時間軸が揃えられている、すなわち同期している。略20秒から70秒の間は、挿入部6aの先端部11がS字結腸を通過している時間である。略70秒から90秒の間は、挿入部6aの先端部11が脾湾曲部を通過している時間である。略90秒から100秒の間は、挿入部6aの先端部11が横行結腸を通過している時間である。よって、ユーザは、これらのグラフを見て、挿入部6aの押し引き量、及び挿入部6aの捩り量を知ることができる。
例えば、図15の場合、60秒から80秒の間に、挿入部6aが引かれながら、捩られていることが示されている。よって、ユーザが、研修医(レジデント)であるときは、エキスパートの挿入部6aの押し引き量、及び挿入部6aの捩り量を表示させれば、自己のそれらと比較し、自己の挿入操作を改善することもできる。
図15の各グラフは、図11のテーブルデータTBL中の挿入部6aの挿入量(L)と回動量(R)の情報に基づいて描画される。
3)手の動きと挿入形状
例えば、ユーザは、右手RHの動きに応じて、挿入部6aの挿入形状SHがどのように変化しているかを見たい場合がある。その場合、ユーザは、所定のコマンドを入力すると、図16に示すような表示画面34a中のウインドウDP5、DP6が表示される。図16は、手の動きと挿入形状の変化を示す画像の例を示す図である。
ウインドウDP5は、挿入部6aの挿入形状IPFを表示する。ウインドウDP6は、右手RHの動きをアニメーションで表示する。ユーザは、所定のコマンドを入力すると、図16の画像が表示される。
ウインドウDP5には、挿入部6aの挿入形状が表示され、ウインドウDP6には、右手のアニメーション画像が表示される。アニメーション生成プログラムAPが、右手RHの位置(x、y、z)及び姿勢(vx、vy、vz)の情報から、右手RHの動きのアニメーション画像を生成する。すなわち、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、挿入形状と、手の位置及び姿勢の情報に基づいて生成された手のアニメーション画像とを、同期させて表示する表示データを出力する。
図17は、ウインドウDP5に表示される挿入形状の変化と、ウインドウDP6に表示されるアニメーションの手の変化を説明するための図である。図17は、2つのウインドウDP5,DP6の時間経過に伴う画像の変化を示す。ウインドウDP5tとDP6tは、同じ時刻tにおける画像を示し、ウインドウDP5(t+m)とDP6(t+m)は、時刻tから経過した同じ時刻(t+m)における画像を示し、ウインドウDP5(t+n)とDP6(t+n)は、時刻(t+m)から経過した同じ時刻(t+n)における画像を示している。
図17に示すように、挿入部6aの挿入形状IPFと、アニメーションの右手RHaが同期しながら、図16の2つのウインドウDP5,DP6に表示される。よって、ユーザは、右手RHの動きに応じて、どのように挿入部6aの挿入形状IPFが変化するかを知ることができる。
大腸内視鏡等の軟性内視鏡は硬性器具と異なり、医者の操作に対して内視鏡6の挿入部6aが一対一で動作する訳ではない。例えば医者が内視鏡6を被検体内に押し込んだ場合、内視鏡6が腸管内で撓み、内視鏡6の先端部11が腸管に対して奥に進まないことがある。このような場合、一般的に研修医(レジデント)は自身の内視鏡操作に対して体内に挿入されている挿入部6aがどのように動いているのか、認識できていないことが多い。そのため、研修医(レジデント)にとっては、右手RHの動きに対して挿入部6aの挿入形状IPFがどのように変化するかを知ることは、挿入操作を習得する上で非常に重要である。
図16のウインドウDP5の画像は、図11のテーブルデータTBL中の形状情報に基づいて描画され、ウインドウDP6の画像は、図11のテーブルデータTBL中の手の動き中の位置、姿勢及び捩り量の情報に基づいてアニメーション生成プログラムAPにより作成されて描画される。特に、手の動きをアニメーションで表示すると共に、挿入部の挿入形状を同期して表示するので、分かり易い。
なお、図16では、ウインドウDP5には、挿入形状IPFのみが表示されているが、俯瞰カメラ36により撮像された模型102の画像上に挿入形状IPFを重畳した画像を表示するようにしてもよい。
図18は、ウインドウDP5に表示される、模型102の画像上に挿入形状IPFが重畳された画像の例を示す図である。図18のような画像によれば、ユーザは、腸管部102b内における挿入部6aの状態を理解し易い。
なお、上述したテーブルデータTBLを用いれば、上述した表示例以外に様々な表示を行うことができる。
また、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33が内視鏡装置2から各種情報を取得するようにして、ユーザの内視鏡装置2に対する操作情報も含む表示データを生成して出力するようにしてもよい。例えば、挿入部6aに対する硬度可変操作がされたときには、その硬度可変操作がされたことを示す情報を含む表示データが生成されるようにすれば、ユーザは、挿入操作と内視鏡装置2に対する操作情報とを関連付けて評価することができる。
さらにまた、内視鏡形状取得装置3の形状情報から、挿入部6aの先端部11の位置を推定し、その推定された位置情報も含めて表示データを生成して出力するようにしてもよい。先端部11の位置情報に基づいて、表示装置34に表示されるグラフ上に、「S字結腸を通過」などのメッセージも表示可能となる。
なお、ユーザの操作による力量を検出できる力量センサを模型102に設けてもよい。図19は、力量センサとしてのフォースゲージの配置を説明するための図である。フォースゲージ91は、押したり、引っ張ったりする力を測定する。フォースゲージ91の力量検出用のセンサ部91aが肛門部102cとは反対側の模型102の表面に接触するように、フォースゲージ91はテーブル101に設けられる。フォースゲージ91からは、測定信号を出力するケーブル92が延出している。
模型102は、テーブル101上に固定された2本のリニアガイドレール93上に固定される。すなわち、被検体としての模型102は、挿入部6aを挿入する方向に沿った長手方向に滑らかに所定の範囲移動する架台である2本のリニアガイドレール93に搭載される。模型102は、リニアガイドレール93上において所定の範囲内で動くように、リニアガイドレール93上に固定される。フォースゲージ91のセンサ部91aが模型102に当接するように、フォースゲージ91は、テーブル101に固定される。なお、このリニアガイドレール93は、1本でも良く、模型102をローラで転がしたり磁気浮上させるなどの方法で模型102を長手方向に移動させることができる。
図19に示すように、フォースゲージ91の出力は、ケーブル92によって内視鏡挿入操作評価プロセッサ33に出力される。内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、フォースゲージ91の測定信号を受信する。よって、フォースゲージ91は、被検体である模型102又は挿入部6aに加わる力を検出する力量検出部を構成する。
このように設けられたフォースゲージ91を用いて、ユーザの挿入部6aの操作による力量、すなわち押し引きの力が検出できる。すなわち、フォースゲージ91は、挿入部6aを挿入する方向に沿った長手方向及びその長手方向とは異なる方向(ここでは反対方向)における被検体又は挿入部6aに加わる力を検出する。なお、フォースゲージ91は、挿入部6aを挿入する方向に沿った長手方向及びその長手方向とは異なる方向(ここでは反対方向)の一方の力のみを検出してもよい。
図20は、模型に掛かる力量の変化を示すグラフを示す画像の例を示す図である。内視鏡挿入操作評価プロセッサ33は、その力に関する情報を、挿入形状IPFに関する情報と時間的に関連付けて出力する。その結果、ウインドウDP7には、時間経過に応じた、挿入力量の変化のグラフが表示される。図20のグラフを、図15のように2つ並べれば、ユーザは、二人の医師の挿入力量の違いを容易に知ることが出来る。
以上のように、上述した実施の形態によれば、挿入部を把持する手をどのように動かせばよいかを提示することができる内視鏡の挿入操作方法を提示することができるモニタリングシステム及び内視鏡の挿入操作の評価方法を提供することができる。
尚、ユーザの操作により模型102に挿入部6aを挿入する力量を検出できるものとして、フォースゲージ91以外にも、例えば、ユーザの手元側の回転力(ユーザがどのぐらいのトルクで挿入部6aを捻っているか)を計測する、図示しないトルクセンサをさらに追加し、このトルクセンサからの情報を検出結果に追加してもよい。
ユーザは、評価用データを用いて所望の表示データで表示できるので、挿入操作の評価を行うことができる。特に、時間的に関連付けて、手の動き情報と、内視鏡形状取得装置3の挿入形状情報とが記録されているので、手の動きと挿入部6aの挿入形状とが関連付けて確認することができる。
なお、上述した実施の形態は、内視鏡の挿入操作の訓練をするための内視鏡挿入訓練システムとして説明したが、訓練のためでなく、挿入操作を単に評価するためのシステムにも適用可能である。
また、上述した実施の形態は、内視鏡の模型への挿入操作を例とするものであるが、患者などへの挿入操作の評価装置としても使用することもできる。
さらにまた、本実施の形態においては、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33の記録機能、表示機能などは、ソフトウエアで実行されているが、各機能は、個々の電子回路として構成されていてもよく、または、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路における回路ブロックとして構成されていてもよい。また、本実施の形態においては、例えば、内視鏡挿入操作評価プロセッサ33が1つ以上のCPUを具備して構成されていてもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。

本出願は、2019年5月30日に日本国に出願された特願2019-101321号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。

Claims (12)

  1. 内視鏡の挿入部の形状を検出する形状検出装置と、
    前記内視鏡を操作する手の動きを検出する動き検出装置と、
    を備え、
    前記形状検出装置は、被検体内に挿入される前記内視鏡の前記挿入部の挿入形状を検出するように構成され、
    前記動き検出装置は、前記内視鏡を操作する操作者の前記挿入部を把持する手の、3次元空間内の位置及び姿勢の少なくとも一つを含む動きを検出するように構成され、
    前記動き検出装置から出力される前記手の前記3次元空間内の前記位置及び前記姿勢の前記少なくとも1つに関する情報に基づいて、前記手の移動量、移動速度、回転角度、回転速度の少なくとも1つのパラメータを算出し、前記少なくとも1つのパラメータと前記形状検出装置からの前記挿入部の前記挿入形状に関する情報とを時間的に関連付けて出力するように構成されるプロセッサを、有する内視鏡操作評価装置を備える、モニタリングシステム。
  2. 前記動き検出装置は、前記操作者の前記手に取り付けられるマーカ装置を撮影する第1の撮像装置を有し、前記第1の撮像装置により撮像された前記マーカ装置の動きから前記手の動きを検出するモーションキャプチャ装置である、請求項に記載のモニタリングシステム。
  3. 前記マーカ装置は、複数のマーカを有し、前記操作者の前記手の手首に取付けられるように構成され、
    前記第1の撮像装置は、前記複数のマーカを前記3次元空間内において複数方向から撮像する複数のカメラを含む、請求項に記載のモニタリングシステム。
  4. 前記複数のマーカは、前記複数のカメラのうちいずれかにより前記手首から突出した状態を検出できるよう、前記複数のマーカの内少なくとも2つのマーカは、80mm以上離れて配置されている、請求項に記載のモニタリングシステム。
  5. 前記被検体内に挿入される前記挿入部を撮像する第2の撮像装置を有し、
    前記プロセッサは、前記第2の撮像装置により撮像された前記挿入部の外表面に設けられた所定の指標に基づく所定のパラメータを、前記第2の撮像装置の撮像画像に基づき算出し、前記挿入部の前記挿入形状に関する情報と時間的に関連付けて出力する、請求項に記載のモニタリングシステム。
  6. 前記所定の指標は、前記挿入部の長手軸に直交する方向で前記挿入部の外周を環状に囲む第1の帯と、前記第1の帯に対して傾けて設けられ前記挿入部の前記外周を螺旋状に囲む第2の帯とを有する、請求項に記載のモニタリングシステム。
  7. 前記被検体又は前記挿入部に加わる力を検出する力量検出部を更に有し、
    前記プロセッサは、前記力に関する情報を、前記挿入形状に関する情報と時間的に関連付けて出力する、請求項に記載のモニタリングシステム。
  8. 前記被検体は、前記挿入部を挿入する方向に沿った長手方向に所定の範囲移動する架台に搭載され、
    前記力量検出部は、前記長手方向及び前記長手方向とは異なる方向の少なくとも一方における、前記被検体又は前記挿入部に加わる力を検出する、請求項に記載のモニタリングシステム。
  9. 前記プロセッサは、第1の時間内における前記手の前記移動量、前記移動速度、前記回転角度及び前記回転速度の内の第1のパラメータに関する情報を表示する第1の表示データと、第2の時間内における前記手の前記移動量、前記移動速度、前記回転角度及び前記回転速度の内の第2のパラメータに関する情報を表示する第2の表示データと出力する、請求項に記載のモニタリングシステム。
  10. 前記プロセッサは、前記挿入形状と、前記位置及び前記姿勢の情報に基づいて生成された前記手のアニメーション画像とを、同期させて表示する表示データを出力する、請求項に記載のモニタリングシステム。
  11. 前記プロセッサは、前記手の前記3次元空間内の前記位置の情報に基づいて、前記手の前記位置を、時間経過に伴ってグラフで描画する表示データを出力する、請求項に記載のモニタリングシステム。
  12. 形状検出装置、被検体の模型内に挿入される内視鏡挿入部の、前記被検体の模型内における挿入形状を検出し、
    動き検出装置、前記内視鏡を操作する操作者による前記挿入部を把持する手の、3次元空間内の位置及び姿勢の少なくとも1つを検出し、
    プロセッサ、前記動き検出装置から出力される前記手の前記3次元空間内の前記位置及び前記姿勢の少なくとも1つに関する情報に基づいて、前記手の移動量、移動速度、回転角度、回転速度の少なくとも1つのパラメータを算出し、前記少なくとも1つのパラメータと前記形状検出装置からの前記挿入部の前記挿入形状に関する情報とを時間的に関連付けて出力する、
    内視鏡の模型への挿入操作の評価方法。
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