JP3397299B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は位置検出装置、更に
詳しくはソースコイルの表示部分に特徴のある位置検出
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。この内視鏡は特に挿
入部が軟性のものは、屈曲した体腔内に挿入することに
より、切開することなく体腔内深部の臓器を診断した
り、必要に応じてチャンネル内に処置具を挿通してポリ
ープ等を切除するなどの治療処置を行うことができる。 【0003】この場合、例えば肛門側から下部消化管内
を検査する場合のように、屈曲した体腔内に挿入部を円
滑に挿入するためにはある程度の熟練を必要とする場合
がある。 【0004】つまり、挿入作業を行っている場合、管路
の屈曲に応じて挿入部に設けた湾曲部を湾曲させる等の
作業が円滑な挿入を行うのに必要になり、そのためには
挿入部の先端位置等が、体腔内のどの位置にあるかと
か、現在の挿入部の屈曲状態等を知ることができると便
利である。 【0005】そこで、本出願人が先に出願した特願平1
0−069075号では、内視鏡に組み込まれた複数の
ソースコイルと、コイルユニットに配置された複数のセ
ンスコイルと、磁界を発生するソースコイルに磁界発生
信号を供給すると共にセンスコイルに発生した検出信号
を増幅および解析して各センスコイルの位置を算出する
制御ユニットと、制御ユニットで生成された内視鏡の形
状を表示するモニタとから構成した位置推定装置を提案
している。 【0006】そして、この装置において、ユーザは表示
される内視鏡の形状を自分の見やすい視点に回転させて
使用していた。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置における表示方法では、ユーザ自身が見やすい視点を
設定していても患者の体位を変更してしまうと表示され
る内視鏡形状の位置および角度も動いてしまい、ユーザ
による視点の再設定が必要となるといった問題がある。
また、表示画面の全域で形状表示を行っていてユーザに
とって関心の無い部分(たとえば患者の体外)も表示さ
れているため、ユーザ自身が画面上で注視したい(たと
えば患者の体内)部分を識別していた。 【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、被検体の変化に影響されることなく、見やすい
視点で内視鏡形状を観察することのできる位置検出装置
を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明による位置検出装
置は、被検体内に挿入される第1のコイル手段と、予め
決められた所定の位置に配置される第2のコイル手段
と、前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との
間で磁気信号を送受することにより、前記第1のコイル
手段と前記第2のコイル手段との相対的位置情報を検出
位置信号として演算する演算手段と、前記演算手段で演
算された検出位置信号に基づき、前記第1のコイル手段
の位置情報を表示する表示手段と、を備えた位置検出装
置において、前記被検体の所定の複数の位置に設置可能
複数のコイル手段よりなる第3のコイル手段と、前記
第2のコイル手段と前記第3のコイル手段との間で磁気
信号を送受して得られる、前記第2のコイル手段に対す
る前記第3のコイル手段のそれぞれのコイル手段の設置
位置情報を基に前記被検体に対して基準平面を設定する
基準平面設定手段と、前記第1のコイル手段の位置情報
を、前記基準平面設定手段により設定された前記基準平
面とこの基準平面の法線ベクトルからなる座標系の位置
情報に変換して前記表示手段に表示させる表示制御手段
、を具備したことを特徴とする。 【0010】 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。 【0012】第1の実施の形態:図1ないし図6は本発
明の第1の実施の形態に係わり、図1は内視鏡形状検出
装置の構成を示す構成図、図2は図1の制御ユニットの
構成を示す構成図、図3は図1の内視鏡形状検出装置の
作用を示すフローチャート、図4は図1のマーカである
肛門マーカ、左マーカ及び右マーカを示す図、図5は図
4の肛門マーカ、左マーカ及び右マーカによる患者平面
を指定するベクトルを説明する説明図、図6は図5の患
者平面を指定するベクトルによる座標変換を説明する説
明図である。 【0013】本実施の形態では、図1に示すように、検
査ベッド1の上に横たわっている患者2の体内にスコー
プ3を挿入し光源装置を内蔵したカメラコントロールユ
ニット(以下、CCUと記す)4によりスコープ3から
の内視鏡画像を信号処理し観察モニタ5に内視鏡観察像
を表示する内視鏡装置6と、スコープ3の挿入部7に組
み込まれた例えば12個のソースコイル301〜312
より磁場を発生させると共にソースコイル301〜31
2が発生した磁場を例えば16個のセンスコイル801
〜816が内部に配置したコイルユニット8により検出
し制御ユニット9により信号処理することによりモニタ
10にスコープ形状を表示させる位置検出装置である内
視鏡形状検出装置11とにより、内視鏡検査が行われ
る。 【0014】また、各々1つのソースコイルを内蔵した
例えば3個のマーカ12が患者2の肛門付近,左脇腹,
右脇腹に固定されており、これらマーカ12が制御ユニ
ット9に接続されている。 【0015】制御ユニット9は、図2に示すように、内
視鏡形状検出装置11の各制御及びセンスコイル801
〜816及びマーカ12からの検出信号による位置推定
等の演算処理を行うシステムプロセッサ21と、システ
ムプロセッサ21からの制御信号によりスコープ3の挿
入部7に組み込まれたソースコイル301〜312及び
マーカ12に交流磁界を発生させるための駆動電流を供
給する駆動回路22と、コイルユニット8内のセンスコ
イル801〜816及びマーカ12から入力される磁界
検出電流を増幅した後デジタル信号に変換してシステム
プロセッサ21へ出力する検出回路23と、システムプ
ロセッサ21で生成したスコープ3の形状およびマーカ
12の配置のデジタルデータをアナログ信号に変換しモ
ニタ10に出力する画像生成回路25とから構成され
る。 【0016】次に第1の実施の形態の作用について図3
ないし図6を用いて説明する。 【0017】制御ユニット9内のシステムプロセッサ2
1は、図3に示すように、まずステップS1でセンスコ
イル801〜816で検出された磁界検出電流のデジタ
ル値を用いてスコープ3に組み込まれた12個のソース
コイル301〜312の位置を算出する。 【0018】次に、図4に示すように、スコープ3のソ
ースコイル301〜312と同様に、患者1の肛門付
近,左脇腹,右脇腹に固定した各マーカ12である肛門
マーカ51、左マーカ52、右マーカ53の位置をステ
ップS2で算出する。ここで、肛門マーカ51から左マ
ーカ52へのベクトルM1と肛門マーカ51から右マー
カ52へのベクトルM2の外積h=M1×M2を求め
る。 【0019】そして、ステップS3で、このベクトルh
を法線ベクトルとした平面を患者平面とする。この患者
平面は、患者2に固定したマーカ12から求めるため、
患者2の体位変化に追従して動くことになり、図5
(a)に示すように、ベクトルhは、検出座標系におい
て、X軸及びZ軸とに対して回転角α,βを有してい
る。 【0020】次に、ステップS4において、図5(b)
に示すように、ステップS3で求めた法線ベクトルhと
表示座標系のX’軸及びZ’軸との回転角α’,β’を
求める。 【0021】次にステップS5において、ステップS4
で求めた回転角α’,β’を用いて、スコープ3の12
点のソースコイル301〜312の検出位置データおよ
び肛門マーカ51、左マーカ52、右マーカ53の検出
位置データを座標変換する。 【0022】そして、ステップS6において、図6に示
すように、この座標変換によって変換前の形状表示(図
6(a))が変換後の形状表示(図6())のように
患者平面上の法線方向から見た状態で行われる。 【0023】このように本実施の形態では、各ソースコ
イル301〜312の位置情報から患者2の体位変化分
を取り除くことにより、ユーザの設定した視点と検出し
た内視鏡形状の相対関係を一定にして表示するようにし
たので、一度ユーザが見やすい視点に設定すれば患者2
の体位が変わっても表示される内視鏡形状の方向は常に
一定とすることができる。 【0024】第2の実施の形態:図7及び図8は本発明
の第2の実施の形態に係わり、図7は内視鏡形状検出装
置の作用を示すフローチャート、図8は図7のフローチ
ャートによるモニタ表示を説明する説明図である。 【0025】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
装置構成は同じであり、制御ユニット9内のシステムプ
ロセッサ21の処理が異なる。 【0026】図7に示すように、本実施の形態では、制
御ユニット9内のシステムプロセッサ21は、まずステ
ップS1でセンスコイル801〜816で検出された磁
界検出電流のデジタル値を用いてスコープ3に組み込ま
れた12個のソースコイル301〜312の位置を算出
する。 【0027】次に、スコープ3のソースコイル301〜
312と同様に、患者1の肛門付近,左脇腹,右脇腹に
固定した各マーカ12である肛門マーカ51、左マーカ
52、右マーカ53の位置をステップS2で算出する
(図4参照)。 【0028】そして、ステップS7で、この3個の肛門
マーカ51、左マーカ52、右マーカ53により作られ
る図8(a)に示すような抽出領域61を求める。 【0029】次に、ステップS8において、ステップS
7で求めた抽出領域61内に存在しているスコープ3の
検出位置データを抽出する。 【0030】最後に、ステップS9において、抽出した
スコープ3の検出位置データおよび3個のマーカ12の
検出位置データからスコープ形状像3aおよびマーカ像
12aを生成し、図8(b)のような領域内のみの形状
像を表示する。 【0031】このように本実施の形態では、少なくとも
3個のソースコイル(肛門マーカ51、左マーカ52、
右マーカ53)により指定される領域のみで内視鏡形状
を表示するようにしたので、ユーザが指定する領域以外
の余分な表示が無くなり関心のある部分の内視鏡形状を
認識しやすくすることができる。 【0032】[付記] (付記項1) 被検体内に挿入される第1のコイル手段
と、予め決められた所定の位置に配置される第2のコイ
ル手段と、前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手
段との間で磁気信号を送受することにより、前記第1の
コイル手段と前記第2のコイル手段との相対的位置情報
を検出位置信号として演算する演算手段と、前記演算手
段で演算された検出位置信号に基づき、前記第1のコイ
ル手段の位置情報を表示する表示手段とを備えた位置検
出装置において、前記被検体の所定の位置に設置可能な
第3のコイル手段と、前記第2のコイル手段と前記第3
のコイル手段との間で磁気信号を送受することにより、
前記第2のコイル手段に対する前記第3のコイル手段の
設置位置情報を基準位置信号として演算する演算手段
と、前記基準位置信号と前記検出位置信号とに基づき、
前記表示手段に前記第3のコイル手段の設置位置を基準
とした前記第1のコイル手段の位置情報を表示する表示
制御手段とを具備したことを特徴とする位置検出装置。 【0033】(付記項2) 被検体に挿入される第1の
コイル手段と、予め決められた所定の位置に配置される
第2のコイル手段と、前記被検体の所定の位置に設置可
能な第3のコイル手段と、前記第1のコイル手段と前記
第2のコイル手段との間で磁気信号を送受することによ
り、前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との
相対的位置情報を検出位置信号として演算するととも
に、前記第2のコイル手段と前記第3のコイル手段との
間で磁気信号を送受することにより、前記第2のコイル
手段に対する前記第3のコイル手段の位置情報を基準位
置信号として演算する演算手段と、前記演算手段で演算
された前記検出位置信号と前記基準位置信号とに基づ
き、前記第3のコイル手段の設置位置を基準とした前記
第1のコイル手段の位置情報を表示手段に表示させる表
示制御手段とを具備したことを特徴とする位置検出装
置。 【0034】(付記項3) 被検体に挿入される第1の
コイル手段と、予め決められた所定の位置に設置される
第2のコイル手段と、所定の平面を決定するように前記
被検体の所定の位置に設置可能な複数のコイルを有する
第3のコイル手段と、前記第1のコイル手段と前記第2
のコイル手段との間で磁気信号を送受することにより、
前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との相対
的位置情報を検出位置信号として演算するとともに、前
記第2のコイル手段と前記第3のコイル手段との間で磁
気信号を送受することにより、前記第3のコイル手段に
おける前記複数のコイルによって設定される前記所定の
平面の位置情報を基準位置信号として演算する演算手段
と、前記演算手段で演算された前記検出位置信号と前記
基準位置信号とに基づき、前記第3のコイル手段によっ
て設定される前記所定平面を基準とした前記第1のコイ
ル手段の位置情報を表示手段に表示する表示制御手段と
を具備したことを特徴とする位置検出装置。 【0035】(付記項4) 被検体の挿入される複数の
コイルからなる第1のコイル群を有する第1のコイル手
段と、予め決められた所定の位置に設置される複数のコ
イルからなる第2のコイル群を有する第2のコイル手段
と、所定の平面を決定するように前記被検体の所定の位
置に設置可能な複数のコイルを有する第3のコイル手段
と、前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との
間で磁気信号を送受することにより、前記第1のコイル
手段における複数のコイルそれぞれについて、前記第2
のコイル手段との相対的位置情報を検出位置信号として
演算するとともに、前記第2のコイル手段と前記第3の
コイル手段との間で磁気信号を送受することにより、前
記第3のコイル手段における複数のコイルによって設定
される前記所定の平面の位置情報を基準位置信号として
演算する演算手段と、前記演算手段で演算された前記検
出位置信号と前記基準位置信号とに基づき、前記第3の
コイル手段によって設定される前記所定平面を基準とし
た前記第1のコイル手段における複数のコイルそれぞれ
の位置情報を表示手段に表示する表示制御手段とを具備
したことを特徴とする位置検出装置。 【0036】(付記項5) 被検体に挿入される内視鏡
と、前記内視鏡の挿入部の挿入軸に沿って複数のコイル
を配置してなる第1のコイル手段と、予め決められた所
定の位置に配置される複数のコイル手段からなる第2の
コイル手段と、所定の平面を決定するように前記被検体
の所定の位置に設置可能な複数のコイルからなる第3の
コイル手段と、前記第1のコイル手段と前記第2のコイ
ル手段との間で磁気信号を送受することにより、前記第
1のコイル手段における複数のコイルそれぞれについ
て、前記第2のコイル手段との相対的位置情報を検出位
置信号として演算するとともに、前記第2のコイル手段
と前記第3のコイル手段との間で磁気信号を送受するこ
とにより、前記第3のコイル手段における複数のコイル
によって設定される前記所定の平面の位置情報を基準位
置信号として演算する演算手段と、前記演算手段で演算
された前記検出位置信号と前記基準位置信号とに基づ
き、前記第3のコイル手段によって設定される前記所定
平面を基準とした前記第1のコイル手段における複数の
コイルそれぞれの位置情報を表示手段に表示する表示制
御手段とを具備したことを特徴とする位置検出装置。 【0037】(付記項6) 被検体に挿入される内視鏡
と、前記内視鏡の挿入部の挿入軸に沿って複数のコイル
を配置してなる第1のコイル手段と、予め決められた所
定の位置に配置される複数のコイル手段からなる第2の
コイル手段と、所定の平面を決定するように前記被検体
の所定の位置に設置可能な複数のコイルからなる第3の
コイル手段と、前記第1のコイル手段と前記第2のコイ
ル手段との間で磁気信号を送受することにより、前記第
1のコイル手段における複数のコイルそれぞれについ
て、前記第2のコイル手段との相対的位置情報を検出位
置信号として演算するとともに、前記第2のコイル手段
と前記第3のコイル手段との間で磁気信号を送受するこ
とにより、前記第3のコイル手段における複数のコイル
によって設定される前記所定の平面の位置情報を基準位
置信号として演算する演算手段と、前記演算手段で演算
された前記検出位置信号と前記基準位置信号とに基づ
き、前記第3のコイル手段によって設定される前記所定
平面を基準としたときの、前記内視鏡の挿入部の挿入状
態を表示手段に表示する表示制御手段とを具備したこと
を特徴とする位置検出装置。 【0038】(付記項7) 被検体に挿入された第1の
コイル手段と、予め決められた所定の位置に配置された
第2のコイル手段との間で磁気信号を送受する第1の磁
気信号送受行程と、前記第2のコイル手段と、被検体の
所定の位置に設置された第3のコイル手段との間で磁気
信号を送受する第2の磁気信号送受行程と、前記第1の
磁気信号送受行程によって得られた受信信号に基づき、
前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との相対
的位置情報を検出位置信号として演算する第1の演算行
程と、前記第2の磁気信号送受行程によって得られた受
信信号に基づき、前記第2のコイル手段に対する前記第
3のコイル手段の位置情報を基準位置信号として演算す
る第2の演算行程と、前記第1の演算行程で得られた検
出位置信号と前記第2の演算行程で得られた基準位置信
号とに基づき、前記第3のコイル手段の設置位置を基準
とした前記第1のコイル手段の位置情報を演算する第3
の演算行程と、前記第3の演算行程の演算結果に基づ
き、前記第3のコイル手段の設置位置を基準とした前記
第1のコイル手段の位置情報を表示手段に表示させる表
示行程とを具備したことを特徴とする位置検出・表示方
法。 【0039】(付記項8) 被検体に挿入された第1の
コイル手段と、予め決められた所定の位置に配置された
第2のコイル手段との間で磁気信号を送受する第1の磁
気信号送受行程と、前記第2のコイル手段と、所定の平
面を決定するように被検体の所定の位置に設置された第
3のコイル手段との間で磁気信号を送受する第2の磁気
信号送受行程と、前記第1の磁気信号送受行程によって
得られた受信信号に基づき、前記第1のコイル手段と前
記第2のコイル手段との相対的位置情報を検出位置信号
として演算する第1の演算行程と、前記第2の磁気信号
送受行程によって得られた受信信号に基づき、前記第3
のコイル手段における前記複数のコイルによって設定さ
れる前記所定の平面の位置情報を基準位置信号として演
算する第2の演算行程と、前記第1の演算行程で得られ
た検出位置信号と前記第2の演算行程で得られた基準位
置信号とに基づき、前記第3のコイル手段によって設定
される前記所定平面を基準とした前記第1のコイル手段
の位置情報を演算する第3の演算行程と、前記第3の演
算行程の演算結果に基づき、前記第3のコイル手段の設
置位置を基準とした前記第1のコイル手段の位置情報を
表示手段に表示させる表示行程とを具備したことを特徴
とする位置検出・表示方法。 【0040】(付記項9) 被検体に挿入された複数の
コイルからなる第1のコイル群を有する第1のコイル手
段と、予め決められた所定の位置に配置された複数のコ
イルからなる第2のコイル群を有する第2のコイル手段
との間で磁気信号を送受する第1の磁気信号送受行程
と、前記第2のコイル手段と、所定の平面を決定するよ
うに被検体の所定の位置に設置された第3のコイル手段
との間で磁気信号を送受する第2の磁気信号送受行程
と、前記第1の磁気信号送受行程によって得られた受信
信号に基づき、前記第1のコイル手段における複数のコ
イルそれぞれについて前記第2のコイル手段との相対的
位置情報を検出位置信号として演算する第1の演算行程
と、前記第2の磁気信号送受行程によって得られた受信
信号に基づき、前記第3のコイル手段における前記複数
のコイルによって設定される前記所定の平面の位置情報
を基準位置信号として演算する第2の演算行程と、前記
第1の演算行程で得られた検出位置信号と前記第2の演
算行程で得られた基準位置信号とに基づき、前記第3の
コイル手段によって設定される前記所定平面を基準とし
た前記第1のコイル手段における複数のコイルそれぞれ
の位置情報を演算する第3の演算行程と、前記第3の演
算行程の演算結果に基づき、前記第3のコイル手段の設
置位置を基準とした前記第1のコイル手段における複数
のコイルそれぞれの位置情報を表示手段に表示させる表
示行程とを具備したことを特徴とする位置検出・表示方
法。 【0041】(付記項10) 被検体に挿入される内視
鏡の挿入部に沿って複数のコイルを配置してなる第1の
コイル手段と、予め決められた所定の位置に配置された
複数のコイルからなる第2のコイル手段との間で磁気信
号を送受する第1の磁気信号送受行程と、前記第2のコ
イル手段と、所定の平面を決定するように被検体の所定
の位置に設置された第3のコイル手段との間で磁気信号
を送受する第2の磁気信号送受行程と、前記第1の磁気
信号送受行程によって得られた受信信号に基づき、前記
第1のコイル手段における複数のコイルそれぞれについ
て前記第2のコイル手段との相対的位置情報を検出位置
信号として演算する第1の演算行程と、前記第2の磁気
信号送受行程によって得られた受信信号に基づき、前記
第3のコイル手段における前記複数のコイルによって設
定される前記所定の平面の位置情報を基準位置信号とし
て演算する第2の演算行程と、前記第1の演算行程で得
られた検出位置信号と前記第2の演算行程で得られた基
準位置信号とに基づき、前記第3のコイル手段によって
設定される前記所定平面を基準とした前記第1のコイル
手段における複数のコイルそれぞれの位置情報を演算す
る第3の演算行程と、前記第3の演算行程の演算結果に
基づき、前記第3のコイル手段の設置位置を基準とした
前記第1のコイル手段における複数のコイルそれぞれの
位置情報を表示手段に表示させる表示行程とを具備した
ことを特徴とする位置検出・表示方法。 【0042】(付記項11) 被検体に挿入される内視
鏡の挿入部に沿って複数のコイルを配置してなる第1の
コイル手段と、予め決められた所定の位置に配置された
複数のコイルからなる第2のコイル手段との間で磁気信
号を送受する第1の磁気信号送受行程と、前記第2のコ
イル手段と、所定の平面を決定するように被検体の所定
の位置に設置された第3のコイル手段との間で磁気信号
を送受する第2の磁気信号送受行程と、前記第1の磁気
信号送受行程によって得られた受信信号に基づき、前記
第1のコイル手段における複数のコイルそれぞれについ
て前記第2のコイル手段との相対的位置情報を検出位置
信号として演算する第1の演算行程と、前記第2の磁気
信号送受行程によって得られた受信信号に基づき、前記
第3のコイル手段における前記複数のコイルによって設
定される前記所定の平面の位置情報を基準位置信号とし
て演算する第2の演算行程と、前記第1の演算行程で得
られた検出位置信号と前記第2の演算行程で得られた基
準位置信号とに基づき、前記第3のコイル手段によって
設定される前記所定平面を基準とした前記第1のコイル
手段における複数のコイルそれぞれの位置情報を演算す
る第3の演算行程と、前記第3の演算行程の演算結果に
基づき、前記第3のコイル手段の設置位置を基準とした
ときの、前記内視鏡の挿入部の挿入状態を表示手段に表
示させる表示行程とを具備したことを特徴とする位置検
出・表示方法。 【0043】 【発明の効果】以上説明したように本発明の位置検出装
置によれば、第2のコイル手段に対する第3のコイル手
段のそれぞれのコイル手段の設置位置情報を基に被検体
に対して基準平面を設定し、第1のコイル手段の位置情
報を、基準平面とこの基準平面の法線ベクトルからなる
座標系の位置情報に変換して表示手段に表示させるの
で、被検体の変化に影響されることなく、見やすい視点
で内視鏡形状を観察することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡形状検
出装置の構成を示す構成図 【図2】図1の制御ユニットの構成を示す構成図 【図3】図1の内視鏡形状検出装置の作用を示すフロー
チャート 【図4】図1のマーカである肛門マーカ、左マーカ及び
右マーカを示す図 【図5】図4の肛門マーカ、左マーカ及び右マーカによ
る患者平面を指定するベクトルを説明する説明図 【図6】図5の患者平面を指定するベクトルによる座標
変換を説明する説明図 【図7】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡形状検
出装置の作用を示すフローチャート 【図8】図7のフローチャートによるモニタ表示を説明
する説明図 【符号の説明】 3…スコープ 4…CCU 5…観察モニタ 6…内視鏡装置 7…挿入部 8…コイルユニット 9…制御ユニット 10…モニタ 11…内視鏡形状検出装置 12…マーカ 21…システムプロセッサ 22…駆動回路 23…検出回路 25…画像生成回路 51…肛門マーカ 52…左マーカ 53…右マーカ 301〜312…ソースコイル 801〜816…センスコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川端 健 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野田 文幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 相沢 千恵子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原 雅直 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台 TNビル オリンパスシステムズ株式会 社内 (72)発明者 辻 和孝 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台 TNビル オリンパスシステムズ株式会 社内 (56)参考文献 特開 平9−28659(JP,A) 特開 平9−28662(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 被検体内に挿入される第1のコイル手段
    と、予め決められた所定の位置に配置される第2のコイ
    ル手段と、 前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との間で
    磁気信号を送受することにより、前記第1のコイル手段
    と前記第2のコイル手段との相対的位置情報を検出位置
    信号として演算する演算手段と、 前記演算手段で演算された検出位置信号に基づき、前記
    第1のコイル手段の位置情報を表示する表示手段と、 を備えた位置検出装置において、 前記被検体の所定の複数の位置に設置可能な複数のコイ
    ル手段よりなる第3のコイル手段と、 前記第2のコイル手段と前記第3のコイル手段との間で
    磁気信号を送受して得られる、前記第2のコイル手段に
    対する前記第3のコイル手段のそれぞれのコイル手段の
    設置位置情報を基に前記被検体に対して基準平面を設定
    する基準平面設定手段と、 前記第1のコイル手段の位置情報を、前記基準平面設定
    手段により設定された前記基準平面とこの基準平面の法
    線ベクトルからなる座標系の位置情報に変換して前記表
    示手段に表示させる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする位置検出装置。
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