JP2000093386A - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents

内視鏡形状検出装置

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JP2000093386A
JP2000093386A JP10266754A JP26675498A JP2000093386A JP 2000093386 A JP2000093386 A JP 2000093386A JP 10266754 A JP10266754 A JP 10266754A JP 26675498 A JP26675498 A JP 26675498A JP 2000093386 A JP2000093386 A JP 2000093386A
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endoscope
coil
interval
shape
coils
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JP10266754A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Yoshizawa
靖宏 吉沢
Jun Hasegawa
潤 長谷川
Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Akira Taniguchi
明 谷口
Takeshi Kawabata
健 川端
Fumiyuki Onoda
文幸 小野田
Chieko Aizawa
千恵子 相沢
Masanao Hara
雅直 原
Kazutaka Tsuji
和孝 辻
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価でかつ精度良く内視鏡の挿入形状を検出
する。 【解決手段】 プローブ15におけるソースコイル14
iの配置は、湾曲部72では、湾曲部72が小さな円弧
を描いて湾曲するので位置推定の精度を高める必要があ
るため、ソースコイル14iの配置間隔を狭くし配置数
を多くしている。また、湾曲部72ほど小さな円弧を描
いて湾曲することがなく、湾曲部72ほど位置推定の精
度を高める必要がない軟性部73では、ソースコイル1
4iの配置間隔を湾曲部72における配置間隔より広く
し配置数を減らしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡形状検出装
置、更に詳しくは磁気的に挿入部の形状を検出するため
の挿入部に配置されるコイルの配置部分に特徴のある内
視鏡形状検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。この内視鏡は特に挿
入部が軟性のものは、屈曲した体腔内に挿入することに
より、切開することなく体腔内深部の臓器を診断した
り、必要に応じてチャンネル内に処置具を挿通してポリ
ープ等を切除するなどの治療処置を行うことができる。
【0003】この場合、例えば肛門側から下部消化管内
を検査する場合のように、屈曲した体腔内に挿入部を円
滑に挿入するためにはある程度の熟練を必要とする場合
がある。
【0004】つまり、挿入作業を行っている場合、管路
の屈曲に応じて挿入部に設けた湾曲部を湾曲させる等の
作業が円滑な挿入を行うのに必要になり、そのためには
挿入部の先端位置等が、体腔内のどの位置にあるかと
か、現在の挿入部の屈曲状態等を知ることができると便
利である。
【0005】このため、例えば本出願人が先に出願した
特願平10−69075号等の従来技術では、検出素子
により磁気発生素子の存在する空間を推定する位置推定
装置(内視鏡形状検出装置)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、電子内視鏡やプローブに内蔵される磁気発
生素子の配置は間隔は一定であった。
【0007】内視鏡、特に軟性な内視鏡は、挿入部が先
端より先端硬性部、湾曲部及び軟性部とからなり、先端
硬性部は曲がることはないが、湾曲部においては術者の
操作により小さな円弧を描いて湾曲させることができ
る。また、軟性部は軟性に構成されているため曲がる
が、湾曲部のような小さな円弧を描いて曲がることはな
い。
【0008】上述したように従来は、電子内視鏡やプロ
ーブに内蔵される磁気発生素子の配置は間隔は一定であ
るため、図10に示すように、例えば電子内視鏡101
に配置する磁気発生素子102の間隔を狭くして配置数
を増やせば、小さな円弧を描いて湾曲した湾曲部の形状
を精度よく検出することができモニタ等の表示手段10
3に精度の高い内視鏡形状を表示させることができる
が、磁気発生素子102の配置数を増やすことによりコ
ストが高くなるといった問題がある。
【0009】逆に、コストを下げようとして、図11に
示すように、電子内視鏡101に配置する磁気発生素子
102の間隔を広くして配置数を減らすと、表示手段1
03においては、例えば湾曲部の本来の形状(破線で示
す)とは異なる、精度の落ちた内視鏡形状が表示されて
しまうといった問題がある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、安価でかつ精度良く内視鏡の挿入形状を検出す
ることのできる内視鏡形状検出装置を提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡形状検出
装置は、湾曲操作可能な湾曲部と可撓性を有する可撓管
部とが形成された挿入部を有する内視鏡と、前記挿入部
内に設けられた第1のコイル手段と、前記内視鏡外の予
め決められた所定の位置に配置される第2のコイル手段
と、前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との
間で磁気信号を送受することにより、前記第1のコイル
手段と前記第2のコイル手段との相対的な位置関係を演
算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づき前
記挿入部に挿入状態を示す挿入形状画像を生成する形状
画像生成手段とを備えた内視鏡形状検出装置において、
前記第1のコイル手段は、前記可撓管部内で所定の第1
の間隔で複数のコイルを配置した第1のコイル群と、前
記湾曲部内で前記第1の間隔より短い第2の間隔で複数
のコイルを配置した第2のコイル群とを備えて構成され
る。
【0012】本発明の内視鏡形状検出装置では、前記第
1のコイル手段において、前記可撓管部内で前記第1の
コイル群を複数のコイルを前記第1の間隔で配置して構
成し、前記湾曲部内で前記第2のコイル群を複数のコイ
ルを前記第1の間隔より短い前記第2の間隔で配置して
構成することで、安価でかつ精度良く内視鏡の挿入形状
を検出することを可能とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0014】第1の実施の形態:図1ないし図8は本発
明の第1の実施の形態に係わり、図1は内視鏡システム
の構成を示す構成図、図2は図1の電子内視鏡の挿入部
の構成を示す構成図、図3は図2の挿入部に配置される
プローブのソースコイルを説明する説明図、図4は図1
の内視鏡装置形状検出装置の機能構成を示すブロック
図、図5は図4の内視鏡装置形状検出装置の構成を示す
構成図、図6は図5の内視鏡装置形状検出装置の要部で
ある2ポートメモリ等の構成を示す構成図、図7は図6
の2ポートメモリの動作を示すタイミング図、図8は図
1の内視鏡システムの作用を説明する説明図である。
【0015】図1に示すように、本実施の形態の内視鏡
システム1は、内視鏡検査を行う内視鏡装置2と、内視
鏡検査の補助に用いられる内視鏡装置形状検出装置3と
を備え、この内視鏡形状検出装置3は、ベット4に横た
わる患者5の体腔内に電子内視鏡6の挿入部7を挿入
し、内視鏡検査を行う際の挿入補助手段として使用され
る。
【0016】電子内視鏡6は、可撓性を有する細長の挿
入部7の後端に湾曲操作ノブ8aを設けた操作部8が形
成され、この操作部8からユニバーサルコード9が延出
され、ビデオイメージングシステム(またはビデオプロ
セッサ)10に接続されている。
【0017】この電子内視鏡6は、ライトガイドが挿通
されビデオプロセッサ10内の光源部からの照明光を伝
送し、挿入部7の先端に設けた照明窓から伝送した照明
光を出射し、患者等を照明する。照明された患部等の被
写体は照明窓に隣接して設けられた観察窓に取り付けた
対物レンズにより、その結像位置に配置された撮像素子
に像を結び、この撮像素子は光電変換する。
【0018】光電変換された信号はビデオプロッセサ1
0内の映像信号処理部により信号処理されて標準的な映
像信号が生成され、ビデオプロセッサ10に接続された
画像観察用モニタ11に表示される。
【0019】図2に示すように、電子内視鏡6の挿入部
7は、先端より先端部71、湾曲部72、軟性部73と
から構成される。ここで、先端部71には撮像素子や対
物レンズ等が組み込まれており、先端部71自体曲がる
ことはないが、湾曲部72は術者が挿入部7の体腔内へ
の挿入の際に操作部8に設けられた湾曲操作ノブ8aを
操作することにより任意に湾曲させることができ、最大
湾曲時には小さな円弧を描いて湾曲する。また、軟性部
73は曲がることはできるが、湾曲部72のような小さ
な円弧を描いて曲がることはない。
【0020】また、図3に示すように、電子内視鏡6に
は鉗子チャンネル12が設けてあり、この鉗子チャンネ
ル12の挿入口12aから例えば16個の磁気発生素子
(またはソースコイル)14a、14b、…、14p
(以下、符号14iで代表する)を有するプローブ15
が挿通されることにより、挿入部7内にソースコイル1
4iが設置される。
【0021】このプローブ15におけるソースコイル1
4iの配置は、湾曲部72では、湾曲部72が小さな円
弧を描いて湾曲するので位置推定の精度を高める必要が
あるため、ソースコイル14iの配置間隔を狭くし配置
数を多くしている。また、湾曲部72ほど小さな円弧を
描いて湾曲することがなく、湾曲部72ほど位置推定の
精度を高める必要がない軟性部73では、ソースコイル
14iの配置間隔を湾曲部72における配置間隔より広
くし配置数を減らしている。
【0022】図1に戻り、プローブ15の後端から延出
されたソースケーブル16は、その後端のコネクタが内
視鏡形状検出装置3の装置本体21に着脱自在に接続さ
れる。そして、装置本体21側から高周波信号伝達手段
としてソースケーブル16を介して磁気発生手段となる
ソースコイル14iに高周波信号(駆動信号)を印加す
ることにより、ソースコイル14iは磁界を伴う電磁波
を周囲に放射する。
【0023】また、患者5が横たわるベット4には、例
えば16個の磁気検出素子(またはセンスコイル)22
a、22b、…、22p(以下、22kで代表する)を
設置している。
【0024】センスコイル22kは、ベット4のコネク
タから検出信号伝達手段としてのセンスケーブル23を
介して装置本体21に接続されている。この装置本体2
1には使用者が装置を操作するための操作パネル24ま
たはキーボード等が設けられている。また、この装置本
体21には検出した内視鏡形状を表示する表示手段とし
てモニタ25が接続されている。
【0025】さらに、内視鏡形状検出装置3を詳細に説
明する。内視鏡形状検出装置3は、図4に示すように、
ソースコイル14iを起動する駆動ブロック26と、セ
ンスコイル22kが受信した信号を検出する検出ブロッ
ク27と、検出ブロック27で検出した信号を信号処理
するホストプロセッサ28とから構成される。
【0026】図5に示すように、電子内視鏡6の挿入部
7に設置されるプローブ15には、上述したように、磁
界を生成するための16個のソースコイル14iが所定
の間隔で配置されており、これらソースコイル14i
は、駆動ブロック26を構成する16個の互いに異なる
周波数の駆動信号を生成するソースコイル駆動回路部3
1に接続されている。
【0027】ソースコイル駆動回路部31は、各ソース
コイル14iをそれぞれ異なる周波数の正弦波の駆動信
号電流で駆動し、それぞれの駆動周波数はソースコイル
駆動回路部31内部の図示しない駆動周波数設定データ
格納手段或いは駆動周波数設定データ記憶手段に格納さ
れた駆動周波数設定データ(駆動周波数データとも記
す)により設定される。この駆動周波数データは、ホス
トプロセッサ28において内視鏡形状の算出処理等を行
うCPU(中央処理ユニット)32によりPIO(パラ
レル入出力回路)33を介してソースコイル駆動回路部
31内の駆動周波数データ格納手段(図示せず)に格納
される。
【0028】一方、16個のセンスコイル22kは、検
出ブロック27を構成するセンスコイル信号増幅回路部
34に接続されている。
【0029】図6に示すように、センスコイル信号増幅
回路部34では、センスコイル22kが1個につき1系
統設けられた増幅回路35kに接続されており、各セン
スコイル22kで検出された微小な信号が増幅回路35
kにより増幅されフィルタ回路36kでソースコイル群
が発生する複数周波数のみが通過する帯域をもち不要成
分を除去して出力バッファ37kに出力された後、AD
C(アナログ・デジタル・コンバータ)38kでホスト
プロセッサ28が読み込み可能なデジタル信号に変換さ
れる。
【0030】なお、検出ブロック27は、センスコイル
信号増幅回路部34及びADC38kより構成され、セ
ンスコイル信号増幅回路部34は増幅回路35k、フィ
ルタ回路36k及び出力バッファ37kより構成され
る。
【0031】図5に戻り、このセンスコイル信号増幅回
路部34の16系統の出力は、16個の前記ADC38
kに伝送され、制御信号発生回路部40から供給される
クロックにより所定のサンプリング周期のデジタルデー
タに変換される。このデジタルデータは、制御信号発生
回路部27からの制御信号によりローカルデータバス4
1を介して2ポートメモリ42に書き込まれる。
【0032】なお、2ポートメモリ42は、図6に示す
ように、機能的には、ローカルコントローラ42a、第
1のRAM42b、第2のRAM42c及びバススイッ
チ42dよりなり、図7に示すようなタイミングによ
り、ローカルコントローラ42aからのA/D変換開始
信号によりADC38kがA/D変換を開始し、ローカ
ルコントローラ42aからの切り換え信号によりバスス
イッチ42dがRAM42b、42cを切り換えながら
第1RAM42b、42cを交互に読み出しメモリ及び
書き込みメモリとして用い、書き込み信号により、電源
投入後は、常時データの取り込みを行っている。
【0033】再び、図5に戻り、CPU32は、制御信
号発生回路部27からの制御信号により2ポートメモリ
42に書き込まれたデジタルデータをローカルデータバ
ス43、PCIコントローラ44及びPCIバス45
(図6参照)からなる内部バス46を介して読みだし、
メインメモリ47を用い、デジタルデータに対して周波
数抽出処理(フーリエ変換:FFT)を行い、各ソース
コイル14iの駆動周波数に対応する周波数成分の磁界
検出情報に分離抽出し、分離した磁界検出情報の各デジ
タルデータから、電子内視鏡6の挿入部7内において湾
曲部72では密に、軟性部73では疎に設けられた16
個の各ソースコイル14i(図8参照)の空間位置座標
を算出する。
【0034】また、算出された位置座標データから電子
内視鏡6の挿入部7の挿入状態を推定し、各ソースコイ
ル14iの16点を3次元スプライン補間等を行って滑
らかに繋ぎ内視鏡形状画像を形成する表示データや術者
が選択した任意の2点の空間的距離を測定してその距離
表示データを生成し、ビデオRAM48に出力する。こ
のビデオRAM48に書き込まれているデータをビデオ
信号発生回路49が読みだし、アナログのビデオ信号に
変換してモニタ25へと出力する。
【0035】そして、図8に示すように、モニタ25
は、このアナログのビデオ信号を入力すると、表示画面
上に電子内視鏡6の挿入部7の挿入形状を表示する。
【0036】このように本実施の形態では、電子内視鏡
6の挿入部7におけるソースコイル14iの配置に関
し、湾曲部72では、湾曲部72が小さな円弧を描いて
湾曲するため位置推定の精度を高める必要があるためソ
ースコイル14iの配置間隔を狭くし配置数を多くし、
また、湾曲部72ほど小さな円弧を描いて湾曲すること
がなく湾曲部72ほど位置推定の精度を高める必要がな
い軟性部73では、ソースコイル14iの配置間隔を湾
曲部72における配置間隔より広くし配置数を減らして
いるので、電子内視鏡6の挿入部7の形状を検出するた
めのソースコイル14iの位置や数を最適にでき、コス
トを抑えながら精度良く挿入形状を検出することができ
る。
【0037】また、ソースコイル14iをプローブ15
に配置して用いているので、既存の鉗子口を有する内視
鏡と組み合わせることで、内視鏡形状検出を行うことが
できる。
【0038】図9は本発明の第2の実施の形態に係る電
子内視鏡の構成を示す構成図である。
【0039】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0040】本実施の形態では、図9に示すように、ソ
ースコイル14iがプローブ15ではなく、電子内視鏡
6に直接組み込んだ構成となっている点が第1の実施の
形態と異なる。このとき、ソースコイル14iの配置
は、電子内視鏡6の湾曲部72では間隔を狭く配置数を
多くし、電子内視鏡6の軟性部73では間隔を広く配置
数を少なくなるようにしている。また、ソースケーブル
16はユニバーサルコード9内を挿通させ、ユニバーサ
ルコード9の先端に設けられたビデオプロセッサ10に
接続されるコネクタ9aよりソースケーブル16を延出
させている。
【0041】なお、ソースケーブル16は、ユニバーサ
ルコード9内を挿通させるのではなく、電子内視鏡6の
操作部8に接続するように構成しても良い。
【0042】その他の構成及び作用は第1の実施の形態
と同じである。
【0043】このように本実施の形態では、第1の実施
の形態の効果に加え、ソースコイル14iを電子内視鏡
6自体に内蔵することにより、内視鏡形状検出を行いな
がら、鉗子口12に鉗子を挿入して使用することができ
るので、観察部位に対して所望の処置を行うことができ
る。また、ソースケーブル16をユニバーサルコード9
内に挿通させた場合には操作部8周辺に煩雑なソースケ
ーブル16がなくなり、操作性を向上させることができ
る。
【0044】[付記] (付記項1) 湾曲操作可能な湾曲部と可撓性を有する
可撓管部とが形成された挿入部を有する内視鏡と、前記
挿入部内に設けられた第1のコイル手段と、前記内視鏡
外の予め決められた所定の位置に配置される第2のコイ
ル手段と、前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手
段との間で磁気信号を送受することにより、前記第1の
コイル手段と前記第2のコイル手段との相対的な位置関
係を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に基
づき前記挿入部に挿入状態を示す挿入形状画像を生成す
る形状画像生成手段とを備えた内視鏡形状検出装置にお
いて、前記第1のコイル手段は、前記可撓管部内で所定
の第1の間隔で複数のコイルを配置した第1のコイル群
と、前記湾曲部内で前記第1の間隔より短い第2の間隔
で複数のコイルを配置した第2のコイル群とを備えたこ
とを特徴とする内視鏡形状検出装置。
【0045】(付記項2) 内視鏡の挿入部内に配置さ
れる第1のコイル手段と、前記内視鏡外の予め決められ
た所定の位置に配置される第2のコイル手段と、前記第
1のコイル手段と前記第2のコイル手段との間で磁気信
号を送受することにより、前記第1のコイル手段と前記
第2のコイル手段との相対的な位置関係を演算する演算
手段と、前記演算手段の演算結果に基づき前記挿入部に
挿入状態を示す挿入形状画像を生成する形状画像生成手
段とを備えた内視鏡形状検出装置において、前記第1の
コイル手段は、前記内視鏡の挿入部に備えられた可撓管
部において所定の第1の間隔で配置される複数のコイル
からなる第1のコイル群と、前記内視鏡の挿入部に備え
られた湾曲部において前記第1の間隔より短い第2の間
隔で配置される複数のコイルからなる第2のコイル群と
を備えたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
【0046】(付記項3) 内視鏡の挿入部内に配置さ
れる第1のコイル手段と、前記内視鏡外の予め決められ
た所定の位置に配置される第2のコイル手段と、前記第
1のコイル手段と前記第2のコイル手段との間で磁気信
号を送受することにより、前記第1のコイル手段と前記
第2のコイル手段との相対的な位置関係を演算する演算
手段と、前記演算手段の演算結果に基づき前記挿入部に
挿入状態を示す挿入形状画像を生成する形状画像生成手
段とを備えた内視鏡形状検出装置において、前記第1の
コイル手段は、前記内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿
通されるプローブ手段と、前記プローブ手段に設けら
れ、該プローブ手段を処置具挿通チャンネルに挿通した
とき、前記内視鏡の挿入部に備えられた可撓管部におい
て複数のコイルが所定の第1の間隔で配置された状態で
位置する第1のコイル群と、前記内視鏡の挿入部に備え
られた湾曲部において複数のコイルが前記第1の間隔よ
り短い第2の間隔で配置された状態で位置する第2のコ
イル群とを備えたことを特徴とする内視鏡形状検出装
置。
【0047】(付記項4) 湾曲操作可能な湾曲部と可
撓性を有する可撓管部とが形成された挿入部を有する内
視鏡と、前記挿入部内に設けられた第1のコイル手段
と、前記内視鏡外の予め決められた所定の位置に配置さ
れる第2のコイル手段と、前記第1のコイル手段と前記
第2のコイル手段との間で磁気信号を送受することによ
り、前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との
相対的な位置関係を演算する演算手段と、前記演算手段
の演算結果に基づき前記挿入部に挿入状態を示す挿入形
状画像を生成する形状画像生成手段とを備えた内視鏡形
状検出装置において、前記第1のコイル手段は、前記湾
曲部内で該湾曲部の最大曲率に基づく第1の間隔で複数
のコイルを配置した第1のコイル群と、前記可撓管部内
で前記第1の間隔より長い第2の間隔で複数のコイルを
配置した第2のコイル群とを備えたことを特徴とする内
視鏡形状検出装置。
【0048】(付記項5) 内視鏡の挿入部内に配置さ
れる第1のコイル手段と、前記内視鏡外の予め決められ
た所定の位置に配置される第2のコイル手段と、前記第
1のコイル手段と前記第2のコイル手段との間で磁気信
号を送受することにより、前記第1のコイル手段と前記
第2のコイル手段との相対的な位置関係を演算する演算
手段と、前記演算手段の演算結果に基づき前記挿入部に
挿入状態を示す挿入形状画像を生成する形状画像生成手
段とを備えた内視鏡形状検出装置において、前記第1の
コイル手段は、前記内視鏡の挿入部に備えられた湾曲部
において該湾曲部の最大曲率に基づく第1の間隔で配置
される複数のコイルからなる第2のコイル群と前記内視
鏡の挿入部に備えられた可撓管部において前記第1の間
隔より長い第2の間隔で配置される複数のコイルからな
る第2のコイル群とを備えたことを特徴とする内視鏡形
状検出装置。
【0049】(付記項6) 内視鏡の挿入部内に配置さ
れる第1のコイル手段と、前記内視鏡外の予め決められ
た所定の位置に配置される第2のコイル手段と、前記第
1のコイル手段と前記第2のコイル手段との間で磁気信
号を送受することにより、前記第1のコイル手段と前記
第2のコイル手段との相対的な位置関係を演算する演算
手段と、前記演算手段の演算結果に基づき前記挿入部に
挿入状態を示す挿入形状画像を生成する形状画像生成手
段とを備えた内視鏡形状検出装置において、前記第1の
コイル手段は、前記内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿
通されるプローブ手段と、前記プローブ手段に設けら
れ、該プローブ手段を処置具挿通チャンネルに挿通した
とき、前記内視鏡の挿入部に備えられた湾曲部において
複数のコイルが該湾曲部の最大曲率に基づく第1の間隔
で配置された状態で位置する第1のコイル群と、前記内
視鏡の挿入部に備えられた可撓管部において複数のコイ
ルが前記第1の間隔より長い第2の間隔で配置された状
態で位置する第2のコイル群とを備えたことを特徴とす
る内視鏡形状検出装置。
【0050】(付記項7) 前記第2の間隔は、前記可
撓管部の最大曲率に基づき設定されることを特徴とする
付記項4ないし6に記載の内視鏡形状検出装置。
【0051】(付記項8) 湾曲操作可能な湾曲部と可
撓性を有する可撓管部とが形成された挿入部を有し、処
置具を基端側から前記挿入部内に挿通し前記挿入部先端
より突出可能な処置具挿通チャンネルを設けた内視鏡
と、前記挿入部内に前記処置具挿通チャンネルと並列に
設けられた第1のコイル手段と、前記内視鏡外の予め決
められた所定の位置に配置される第2のコイル手段と、
前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との間で
磁気信号を送受することにより、前記第1のコイル手段
と前記第2のコイル手段との相対的な位置関係を演算す
る演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づき前記挿
入部に挿入状態を示す挿入形状画像を生成する形状画像
生成手段とを備えた内視鏡形状検出装置において、前記
第1のコイル手段は、前記可撓管部内で所定の第1の間
隔で複数のコイルを配置した第1のコイル群と、前記湾
曲部内で前記第1の間隔より短い第2の間隔で複数のコ
イルを配置した第2のコイル群とを備えたことを特徴と
する内視鏡形状検出装置。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡形状
検出装置によれば、第1のコイル手段において、可撓管
部内で第1のコイル群を複数のコイルを第1の間隔で配
置して構成し、湾曲部内で第2のコイル群を複数のコイ
ルを第1の間隔より短い第2の間隔で配置して構成する
ので、安価でかつ精度良く内視鏡の挿入形状を検出する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システ
ムの構成を示す構成図
【図2】図1の電子内視鏡の挿入部の構成を示す構成図
【図3】図2の挿入部に配置されるプローブのソースコ
イルを説明する説明図
【図4】図1の内視鏡装置形状検出装置の機能構成を示
すブロック図
【図5】図4の内視鏡装置形状検出装置の構成を示す構
成図
【図6】図5の内視鏡装置形状検出装置の要部である2
ポートメモリ等の構成を示す構成図
【図7】図6の2ポートメモリの動作を示すタイミング
【図8】図1の内視鏡システムの作用を説明する説明図
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る電子内視鏡の
構成を示す構成図
【図10】電子内視鏡に第1の配置例で配置された際の
磁気発生素子による従来の内視鏡装置形状検出装置の作
用を説明する説明図
【図11】電子内視鏡に第2の配置例で配置された際の
磁気発生素子による従来の内視鏡装置形状検出装置の作
用を説明する説明図
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…内視鏡装置 3…内視鏡形状検出装置 4…ベット 6…電子内視鏡 7…挿入部 8…操作部 9…ユニバーサルコード 10…ビデオプロセッサ 11…画像観察用モニタ 12…鉗子チャンネル 12a…挿入口 14i…ソースコイル 15…プローブ 16…ソースケーブル 21…装置本体 22k…センスコイル 23…センスケーブル 24…操作パネル 25…モニタ 26…駆動ブロック 27…検出ブロック 28…ホストプロセッサ 31…ソースコイル駆動回路 32…CPU 33…PIO 34…センスコイル信号増幅回路部 35k…増幅回路 36k…フィルタ回路 37k…出力バッファ 38k…ADC 40…制御信号発生回路部 41…ローカルデータバス 42…2ポートメモリ 46…内部バス 47…メインメモリ 48…ビデオRAM 49…ビデオ信号発生回路 71…先端部 72…湾曲部 73…軟性部
フロントページの続き (72)発明者 内村 澄洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷口 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川端 健 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野田 文幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 相沢 千恵子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原 雅直 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台T Nビル オリンパスシステムズ株式会社内 (72)発明者 辻 和孝 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台T Nビル オリンパスシステムズ株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB01 CC06 DD03 FF21 FF43 FF45 HH51 LL02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲操作可能な湾曲部と可撓性を有する
    可撓管部とが形成された挿入部を有する内視鏡と、 前記挿入部内に設けられた第1のコイル手段と、 前記内視鏡外の予め決められた所定の位置に配置される
    第2のコイル手段と、 前記第1のコイル手段と前記第2のコイル手段との間で
    磁気信号を送受することにより、前記第1のコイル手段
    と前記第2のコイル手段との相対的な位置関係を演算す
    る演算手段と、 前記演算手段の演算結果に基づき前記挿入部に挿入状態
    を示す挿入形状画像を生成する形状画像生成手段とを備
    えた内視鏡形状検出装置において、 前記第1のコイル手段は、 前記可撓管部内で所定の第1の間隔で複数のコイルを配
    置した第1のコイル群と、 前記湾曲部内で前記第1の間隔より短い第2の間隔で複
    数のコイルを配置した第2のコイル群とを備えたことを
    特徴とする内視鏡形状検出装置。
JP10266754A 1998-09-09 1998-09-21 内視鏡形状検出装置 Pending JP2000093386A (ja)

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US09/392,581 US6432041B1 (en) 1998-09-09 1999-09-09 Endoscope shape detecting apparatus wherein form detecting processing is controlled according to connection state of magnetic field generating means
US10/179,327 US6589163B2 (en) 1998-09-09 2002-06-24 Endoscope shape detecting apparatus wherein form detecting processing is controlled according to connection state of magnetic field generating means

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6689049B1 (en) 1999-06-07 2004-02-10 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope
JP2015016366A (ja) * 2014-10-14 2015-01-29 オリンパス株式会社 管状挿入装置
CN109716588A (zh) * 2016-09-16 2019-05-03 国立大学法人京都大学 读取装置的天线

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6689049B1 (en) 1999-06-07 2004-02-10 Olympus Optical Co., Ltd. Endoscope
JP2015016366A (ja) * 2014-10-14 2015-01-29 オリンパス株式会社 管状挿入装置
CN109716588A (zh) * 2016-09-16 2019-05-03 国立大学法人京都大学 读取装置的天线

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