JP3290153B2 - 内視鏡挿入形状検出装置 - Google Patents

内視鏡挿入形状検出装置

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JP3290153B2 JP35967098A JP35967098A JP3290153B2 JP 3290153 B2 JP3290153 B2 JP 3290153B2 JP 35967098 A JP35967098 A JP 35967098A JP 35967098 A JP35967098 A JP 35967098A JP 3290153 B2 JP3290153 B2 JP 3290153B2
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克義 笹川
広 石井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体内へ挿入さ
れる内視鏡挿入部の形状を磁界を用いて検出する内視鏡
挿入形状検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。この内視鏡は特に挿
入部が軟性のものは、屈曲した体腔内に挿入することに
より、切開することなく体腔内深部の臓器を診断した
り、必要に応じてチャンネル内に処置具を挿通してポリ
ープ等を切除するなどの治療処置を行うことができる。
この場合、例えば肛門側から下部消化管内を検査する場
合のように、屈曲した体腔内に挿入部を円滑に挿入する
ためにはある程度の熟練を必要とする場合がある。つま
り、挿入作業を行っている場合、管路の屈曲に応じて挿
入部に設けた湾曲部を湾曲させる等の作業が円滑な挿入
を行うのに必要になり、そのためには挿入部の先端位置
等が、体腔内のどの位置にあるかとか、現在の挿入部の
屈曲状態等を知ることができると便利である。
【0003】そこで、例えば特開平8−107875号
では、磁界を発生する磁界発生素子であるソースコイル
を挿入部に所定の間隔で配設し、磁界を検知する磁界検
知素子であるセンスコイルを患者を載置するベッドに配
設し、このセンスコイルで得られた信号からソースコイ
ルの位置を検出し、このソースコイルの位置情報から挿
入部の3次元形状を算出し、この挿入部の3次元形状を
所定の視点から見た2次元形状に変換し、モニタ表示す
る構成を提案している。この従来例によれば、被検体内
での挿入部の形状をモニタ観察することで知ることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べた特開平8−107875号では、モニタ表
示される挿入部の形状は、3次元形状を2次元形状に射
影したものであり、画面に表示される形状から実際の挿
入部の正確な長さや曲率を知ることができずに、操作性
が阻害される場合があった。本発明は、上記事情に鑑み
てなされたものであり、挿入部の挿入形状を定量的に知
ることで内視鏡システムの操作性を向上できる内視鏡挿
入形状検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、被検体内へ挿入される内視鏡挿入部の挿
入形状を磁界を用いて検出し図形化した挿入形状図形を
描出する映像信号を得る内視鏡挿入形状検出装置におい
て、前記挿入形状を表す長さや曲率等の定量情報を得る
手段と、前記定量情報を前記挿入形状図形に重ね合わせ
て描出する映像信号を得る手段を備えたことを特徴とし
ている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0007】(第1の実施の形態)図1ないし図5は本
発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡システム
の全体構成を示す説明図、図2は挿入形状検出装置の構
成を示すブロック図、図3は目盛画像生成部の構成を示
すブロック図、図4は挿入形状画像の表示例を示す説明
図、図5は挿入形状画像の図4とは異なる表示例を示す
説明図である。
【0008】図1に示す内視鏡システム1は、被検者2
の体腔内等に挿入して体腔内等の観察部位を観察するた
めの内視鏡3と、この内視鏡3で観察部位を撮像して得
られた撮像信号からモニタ表示可能な映像信号を得るビ
デオプロセッサ4と、このビデオプロセッサ4からの映
像信号を映し出すモニタ5と、前記内視鏡3内に挿入し
て前記内視鏡3の体腔内等への挿入形状を検出するため
の磁界を発生する挿入形状検出用プローブ6と、前記被
検者2を載置し前記挿入形状検出用プローブ6からの磁
界を検知可能な挿入形状検出用ベッド7と、前記挿入形
状検出用プローブ6を駆動し前記挿入形状検出用ベッド
7で検知した磁界に対応した信号から前記内視鏡3の体
腔内等での挿入形状を検出し画像化して映像信号として
出力する挿入形状検出装置8と、この挿入形状検出装置
8からの映像信号を映し出すモニタ9を有して構成され
ている。
【0009】前記内視鏡3は、体腔内等に挿入する挿入
部11と、この挿入部11基端側に連設され内視鏡3を
把持し操作するための操作部12と、この操作部12側
部から延出しビデオプロセッサ等の外部装置に接続する
ためのユニバーサルコード13を有して構成されてい
る。前記挿入部11先端に位置する先端部14内には、
被写体像を結像するための対物光学系15と、この対物
光学系15で結像した被写体像を撮像するための撮像手
段であるCCD16が配設されている。このCCD16
で得られる撮像信号は、このCCD16から後方に延出
する信号線17に出力され、この信号線17は、挿入部
11、操作部12、ユニバーサルコード13内を介し
て、ビデオプロセッサ4に電気的に接続されている。前
記操作部12側部には、前記挿入形状検出用プローブ6
を挿入するためのプローブ挿入口18が設けられてい
る。このプローブ挿入口18は、挿入部11内を挿通す
るプローブ用チャンネル19に連通しており、このプロ
ーブ用チャンネル19内に挿入形状検出用プローブ6を
挿通できるようになっている。
【0010】前記挿入形状検出用プローブ6には、磁界
を発生するための磁界発生素子としての複数のソースコ
イル21が所定の間隔で配設されている。この挿入形状
検出用プローブ6基端側からは、前記挿入形状検出装置
8に接続するためのケーブル22が延出しており、この
ケーブル22を介して、挿入形状検出装置8が、ソース
コイル21を駆動するようになっている。
【0011】前記挿入形状検出用ベッド7には、前記ソ
ースコイル21で発生した磁界を検知するための磁界検
知素子としての複数のセンスコイル23が配設されてい
る。この挿入形状検出用ベッド7からは、前記挿入形状
検出装置8に接続するためのケーブル24が延出してお
り、このケーブル24を介して、前記センスコイル23
からの信号が、挿入形状検出装置8へ与えられるように
なっている。
【0012】図2に示すように、前記挿入形状検出装置
8は、前記ソースコイル21を駆動するソースコイル駆
動部31と、このソースコイル駆動部31を介して、前
記ソースコイル21の磁界発生タイミングや周波数等を
制御するソースコイル制御部32と、前記センスコイル
23で得た信号を検出して信号処理可能なレベルにする
信号検出部33と、この信号検出部33で得られた信号
を次々に一時記憶する信号記憶部34と、この信号記憶
部34から信号データを読み出して前記ソースコイル2
1の3次元位置座標を解析するソースコイル位置解析部
35と、このソースコイル位置解析部35で得たソース
コイル21の3次元位置座標情報から挿入部11の3次
元形状を算出してモニタ表示用の2次元座標に変換し画
像化する挿入形状画像生成部36と、前記挿入形状画像
生成部36で得た挿入形状情報から挿入形状画像内に重
ね描きする目盛の3次元位置を算出してモニタ表示用の
2次元座標に変換し画像化する目盛画像生成部37と、
前記挿入形状画像生成部36から出力される挿入形状画
像の映像信号と前記目盛画像生成部37から出力される
目盛画像の映像信号とを合成する画像合成部38と、こ
の画像合成部38で画像合成した映像信号を得てモニタ
9を駆動するモニタ駆動部39を有して構成されてい
る。この挿入形状検出装置8で駆動されるモニタ9のモ
ニタ画面9aには、挿入部11の形状を示す挿入形状画
像が表示されるようになっている。
【0013】図3に示すように、前記目盛画像生成部3
7は、前記挿入形状画像生成部36で得た挿入形状情報
から挿入形状画像内に重ね描きする目盛の3次元位置を
算出する目盛位置解析部41と、この目盛位置解析部4
1で得られた目盛の3次元座標を前記挿入形状画像生成
部36で行われるのと同様にしてモニタ表示用の2次元
座標に変換する座標変換部42と、この座標変換部42
で得られた2次元座標位置に目盛画像を生成する画像生
成部43を有して構成されている。
【0014】次に、本実施の形態の作用を述べる。先
ず、挿入形状検出用プローブ6をプローブ挿入口18か
ら内視鏡3に挿入し、内視鏡3のユニバーサルコード1
3をビデオプロセッサ4に接続し、挿入形状検出用プロ
ーブ6のケーブル22及び挿入形状検出用ベッド7のケ
ーブル24を挿入形状検出装置8に接続し、内視鏡3の
挿入部11を被検者2の体腔内等に挿入する。
【0015】すると、体腔内等の被写体像がCCD16
で撮像され、このCCD16で得られた撮像信号はビデ
オプロセッサ4によりモニタ表示可能な映像信号に変換
され、モニタ5に被写体像が描出される。
【0016】また、挿入形状検出装置8のソースコイル
制御部32は、ソースコイル駆動部31を介して、複数
のソースコイル21から出力される磁界を制御する。こ
れら複数のソースコイル21からは、それぞれ異なるタ
イミングで磁界が発生される。これら複数のソースコイ
ル21からの磁界は、センスコイル23により検知さ
れ、センスコイル23で得られた検知信号は、挿入形状
検出装置8の信号検出部で増幅・検波され、信号記憶部
34に次々記憶される。このとき、信号記憶部34に
は、センスコイル23で検知した信号とともに、いずれ
のソースコイル21を駆動中に得た信号であるかを識別
する情報を付加して記憶しておくようにしてもよい。次
に、ソースコイル位置解析部35は、信号記憶部34か
ら信号情報を読み出し、各ソースコイル21の3次元位
置座標を解析する。次に、挿入形状画像生成部36は、
前記ソースコイル位置解析部35で得た各ソースコイル
21の3次元位置座標情報から挿入部11の3次元形状
を算出し、この3次元形状をモニタ表示用の2次元座標
に変換し、画像化して映像信号として画像合成部38へ
出力する。
【0017】また、目盛画像生成部37の目盛位置解析
部41は、前記挿入形状画像生成部36で得られた3次
元座標の挿入形状情報から、挿入形状内への目盛の描出
位置を解析する。ここで、挿入形状画像内に例えば10
cm間隔で目盛を描出する際には、目盛位置解析部41
は、与えられた挿入形状情報において挿入部11先端側
から挿入部11の形状を辿っていく。そして、その道の
り上の10cm間隔の位置を目盛描出位置とすること
で、目盛位置解析部41は目盛描出位置を得ることがで
きる。前記目盛位置解析部41で得られた3次元座標の
目盛描出位置情報は、座標変換部42により、モニタ表
示用の2次元座標に変換される。このとき、座標変換部
42による座標変換は、挿入形状画像生成部36で行わ
れる座標変換と同様にして行われる。前記座標変換部4
2で得られた2次元座標の目盛描出位置情報は、画像生
成部43へ与えられ、この画像生成部43は、目盛描出
位置に目盛画像を描画した映像信号を前記画像合成部3
8へ与える。
【0018】すると、前記画像合成部38は、前記挿入
形状画像生成部36で得られた映像信号と前記目盛画像
生成部37で得られた映像信号とを合成し、モニタ画面
9aには、例えば図4に示すような挿入形状画像が表示
される。この図の例では、挿入形状画像中の所定の間隔
例えば10cm間隔の位置に、線状の目盛が描画されて
いる。また、図4に示す挿入形状画像の代わりに、図5
に示す挿入形状画像を表示するようにしてもよい。この
図の例では、所定の間隔例えば10cm毎に描画する色
を変えて表示している。以上のようにして、モニタ9に
表示される挿入形状画像には、所定の間隔で目盛が描画
される。
【0019】以上説明した本実施の形態によれば、モニ
タ9に表示される挿入部11の挿入形状画像に所定の間
隔で目盛が描画されるので、挿入部11の挿入形状を定
量的に知ることができる。これにより、術者は、体腔内
等での挿入部11の挿入形状を正確に知ることができ、
内視鏡システム1の操作性が向上する。
【0020】(第2の実施の形態)図6及び図7は本発
明の第2の実施の形態に係り、図6は目盛画像生成部の
構成を示すブロック図、図7は挿入形状画像の表示例を
示す説明図である。なお、本実施の形態では、目盛画像
生成部を除く構成は、前記第1の実施の形態と同様であ
るので、その説明を省略する。また、前記第1の実施の
形態と同様に構成されている部位には、同じ符号を付し
て、その説明を省略する。
【0021】図6に示すように、本実施の形態の目盛画
像生成部37aは、前記第1の実施の形態と同様の構成
の目盛位置解析部41と、前記第1の実施の形態と同様
の構成の座標変換部42と、前記第1の実施の形態と同
様の構成の画像生成部43と、前記座標変換部42で得
られた目盛表示位置情報に示される表示位置に目盛値を
描出する画像信号を生成するためのキャラクタジェネレ
ータ51と、前記画像生成部53で得られた目盛図形を
表す映像信号及び前記キャラクタジェネレータ51で得
られた目盛値を表す映像信号を合成する画像合成部52
を有して構成されている。
【0022】次に、本実施の形態の作用を説明する。前
記第1の実施の形態で説明したように、座標変換部42
は、目盛の表示位置を示す2次元座標情報を出力し、画
像生成部43は、この目盛表示位置に目盛図形を表す映
像信号を生成する。そして、この目盛図形を表す映像信
号は、画像合成部52に与えられる。
【0023】また、前記座標変換部42で得られる目盛
表示位置情報は、キャラクタジェネレータ51にも与え
られる。すると、このキャラクタジェネレータ51は、
目盛図形の近傍に、目盛値を表す映像信号を生成し、こ
の映像信号は画像合成部52に与えられる。ここで、目
盛値とは、例えば挿入部11先端からの距離を示す数値
情報である。
【0024】すると、画像合成部52は、前記画像生成
部43で得られた映像信号と前記キャラクタジェネレー
タ51で得られた映像信号とを画像合成した映像信号を
生成し、画像合成部38に出力する。
【0025】すると、図7に示すように、モニタ画面9
aには、挿入部図形に所定の間隔で描出された線状の各
目盛図形の近傍に、例えば「10」、「20」、「3
0」等といった目盛値が描出される。この図の例では、
「10」、「20」、「30」等といった目盛値は、挿
入部11の先端からの距離をcm単位で表した数値を示
している。
【0026】以上説明した本実施の形態によれば、前記
第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また、挿入
形状画像内に、例えば挿入部11先端から所定の間隔で
描出された目盛図形に加えて、各目盛図形の近傍に例え
ば挿入部11先端からの距離を数値で示した目盛値が描
出されるので、術者は、挿入部11の形状を前記第1の
実施の形態よりも定量的に把握することができ、内視鏡
システムの操作性が向上する。
【0027】(第3の実施の形態)図8及び図9は本発
明の第3の実施の形態に係り、図8は目盛画像生成部の
構成を示すブロック図、図9は挿入形状画像の表示例を
示す説明図である。なお、本実施の形態では、目盛画像
生成部を除く構成は、前記第1の実施の形態と同様であ
るので、その説明を省略する。また、前記第1の実施の
形態及び前記第2の実施の形態と同様に構成されている
部位には、同じ符号を付して、その説明を省略する。
【0028】図8に示すように、本実施の形態の目盛画
像生成部37bは、前記第1の実施の形態と同様の構成
の目盛位置解析部41と、前記第1の実施の形態と同様
の構成の座標変換部42と、前記第1の実施の形態と同
様の構成の画像生成部53と、前記第2の実施の形態と
同様の構成のキャラクタジェネレータ51と、前記挿入
形状画像生成部から3次元挿入形状図形情報を得て、挿
入部11先端側から挿入部11形状に沿って所定の間隔
で各位置の曲率半径を算出する曲率半径算出部61と、
この曲率半径算出部61からの曲率半径情報を得て、曲
率半径情報を描出する位置を決定する表示位置決定部6
2と、この表示位置決定部62で得られた曲率半径情報
表示位置の座標を3次元座標からモニタ表示用の2次元
座標に変換する座標変換部63と、前記表示位置決定部
62で得られた曲率半径情報表示位置における挿入部1
1の曲率中心座標を算出する曲率中心座標算出部64
と、この曲率中心座標算出64で得られた曲率中心座標
を3次元座標からモニタ表示用の2次元座標に変換する
座標変換部65と、前記座標変換部63で得られた曲率
半径情報表示位置の2次元座標情報と前記座標変換部6
5で得られた曲率中心位置の2次元座標情報を得て、挿
入形状画像中に曲率半径の表示位置を示す図形及び曲率
中心位置を示す図形を描出する映像信号を生成する画像
生成部66と、前記画像生成部66で生成される図形の
近傍に曲率半径を表す文字情報を描出する映像信号を生
成するキャラクタジェネレータ67と、前記画像生成部
43と前記キャラクタジェネレータ51と前記画像生成
部66と前記キャラクタジェネレータ67とから出力さ
れる各映像信号を画像合成して映像信号を出力する画像
合成部68を有して構成されている。
【0029】次に、本実施の形態の作用を説明する。前
記第1の実施の形態で説明したように、画像生成部43
は、挿入形状図形内に描出する目盛図形を表す映像信号
を生成する。また、前記第2の実施の形態で説明したよ
うに、キャラクタジェネレータ51は、前記目盛図形の
近傍に描出する目盛値を表す映像信号を生成する。そし
て、画像生成部43及びキャラクタジェネレータ51か
らの映像信号は、画像合成部68にそれぞれ与えられ
る。
【0030】また、曲率半径算出部61は、挿入形状画
像生成部36から挿入形状情報を得て、挿入部11先端
側から所定の間隔で曲率半径を算出する。そして、各位
置に対応した曲率半径情報は、表示位置決定部62へ与
えられる。この表示位置決定部62は、例えば曲率半径
の値が所定の値より大きい位置を抽出し、この位置情報
を座標変換部63及び曲率中心座標算出部64へ与え
る。座標変換部63は、曲率半径の表示位置座標を3次
元座標からモニタ表示用の2次元座標に変換する。
【0031】また、曲率中心座標算出部64は、前記表
示位置決定部62からの曲率半径の表示位置座標情報及
び前記挿入形状画像生成部36からの挿入形状情報を得
て、曲率半径表示位置における曲率中心座標を算出し、
座標変換部65に与える。このとき、例えば、挿入形状
図形の円弧上の曲率半径表示位置を挟む2点においてそ
れぞれ円弧に対する接線を求め、この2つの接線につい
てそれぞれ垂線を求め、この2つの接線の交点座標を求
めることで、曲率中心座標を求めてもよい。座標変換部
65は、曲率中心座標を3次元座標からモニタ表示用の
2次元座標に変換する。
【0032】すると、画像生成部66は、前記座標変換
部63からの曲率半径表示位置座標情報及び前記座標変
換部65からの曲率中心座標情報を得て、曲率中心位置
を示す図形及び曲率半径表示位置を示す図形を描出する
映像信号を生成する。また、キャラクタジェネレータ6
7は、前記座標変換部63からの曲率半径表示位置座標
情報及び前記座標変換部65からの曲率中心座標情報を
得て、曲率半径表示位置の近傍に、曲率半径の値を示す
文字を描出する映像信号を生成する。
【0033】そして、画像合成部68は、前記画像生成
部43と前記キャラクタジェネレータ51と前記画像生
成部66と前記キャラクタジェネレータ67からのそれ
ぞれの映像信号を画像合成して映像信号を出力する。
【0034】すると、図9に示すように、モニタ画面9
aには、挿入形状図形と、目盛図形と、目盛値に加え
て、挿入部11の曲率半径が所定値例えば25cm以下
の箇所に、曲率半径表示位置を示す図形と、この図形の
近傍に曲率半径を示す文字と、曲率中心位置を示す図形
が描出される。図の例では、曲率中心位置を示す図形
は、例えば、曲率中心位置で交わる十字形の形状となっ
ている。また、曲率半径表示位置を示す図形は、例え
ば、曲率中心位置の座標から曲率半径表示位置の座標を
結ぶ矢印の形状となっている。また、曲率半径の値を示
す文字列は、例えば「R10」、「R15」、「R2
5」等といったように、曲率半径を示す文字列であるこ
とを識別するための例えば文字「R」の後に、曲率半径
を示す例えばcm単位の数値を続けた文字列となってい
る。
【0035】以上説明した本実施の形態によれば、前記
第2の実施の形態と同様の効果が得られる。また、挿入
形状画像内に、挿入部11の曲率半径に関わる情報が描
出されるので、術者は、挿入部11の過剰に屈曲した位
置等を容易に把握することができ、内視鏡システムの操
作性が向上する。
【0036】なお、本発明は、上述の実施の形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。例えば、目盛位置解析部4
1が目盛描出位置を決定する際に、目盛位置解析部41
に予め挿入部11における各ソースコイル21の挿入部
11先端からの実際の距離情報を記憶させておき、目盛
位置解析部41が、このソースコイル21の実際の距離
情報とソースコイル位置解析部35で得たソースコイル
位置情報とから、挿入形状図形内のソースコイル位置に
おける実際の距離情報を求め、これにより、目盛位置解
析部41が挿入形状図形を先端から辿る際の距離情報を
補正するようにしてもよい。
【0037】また、例えば、目盛位置解析部41が目盛
描出位置を決定する際に、挿入部11には予め少なくと
も所定の間隔例えば10cm間隔の位置にソースコイル
21を配置しておき、目盛位置解析部41に予め挿入部
11における各ソースコイル21の挿入部11先端から
の実際の距離情報を記憶させておき、目盛位置解析部4
1が、このソースコイル21の実際の距離情報とソース
コイル位置解析部35で得たソースコイル位置情報とか
ら、挿入形状図形内のソースコイル位置における実際の
距離情報を求め、挿入形状図形内のソースコイル位置を
目盛位置としてもよい。
【0038】また、例えば、目盛位置解析部41による
目盛描出間隔は10cmに限らず、何cm間隔であって
もよい。
【0039】また、例えば、内視鏡3は、電子内視鏡に
限らず、光学内視鏡であってもよい。
【0040】ところで、一般に、被検体内に挿入する内
視鏡の挿入部は、手元側から、軟性の蛇管と、湾曲自在
の湾曲部と、先端に位置する先端部とが順に連設されて
構成されている。そして、被検体内への挿入部の挿入形
状を検出する挿入形状検出装置に接続可能な内視鏡で
は、その挿入部の先端部近傍から所定の間隔で、磁気を
発生する複数の磁界発生素子としてのソースコイルが一
般的に設けられている。これらソースコイルからの磁界
は、被検体外に配置された磁界検知素子としてのセンス
コイルで検知され、この検知信号は、前記挿入形状検出
装置に入力され、この挿入形状検出装置は、入力された
検知信号を基に、前記複数のソースコイルの位置を解析
し、挿入部の形状を検出して画像化し、モニタへ出力す
る構成となっている。ところが、先端部近傍には、一般
に金属製の部材が多く配設されており、渦電流の発生等
により前記ソースコイルからの磁界は撹乱されてしまう
場合があり、このような場合には、挿入形状検出装置に
より解析されるソースコイルの位置に誤差が生じ、挿入
形状画像が正しくモニタ表示されなくなってしまう。ま
た、湾曲部は、挿入部を被検体内に円滑に挿入するため
に、一般に細かくしかも頻繁に湾曲されるので、その内
部に配置されているソースコイルやソースコイルに電流
を供給する配線やソースコイルを支持するための部材と
いった磁界発生素子に関する部材が劣化し易くなってい
る。そこで、挿入部を構成する金属部材による磁界の撹
乱を減少でき、且つ、挿入部の湾曲による劣化を防止で
きる磁界発生素子を備えた内視鏡システムの一例を図1
0ないし図12を使用して説明する。
【0041】図10に示す内視鏡システム101は、被
検者102を載置する挿入形状検出用ベッド103と、
被検者102の体腔内等に挿入して体腔内等の観察部位
を観察するための内視鏡104と、この内視鏡104に
供給する照明光を発生するための光源装置105と、前
記内視鏡104で観察部位を撮像して得られた撮像信号
からモニタ表示可能な映像信号を得るビデオプロセッサ
106と、このビデオプロセッサ106からの映像信号
を映し出すモニタ107と、前記内視鏡104の体腔内
等での挿入形状を検出し挿入形状画像を描出する映像信
号を出力する挿入形状検出装置108と、この挿入形状
検出装置108からの映像信号を得て挿入形状画像を表
示するモニタ109を有して構成されている。前記挿入
形状検出用ベッド103は、磁界を検知する複数のセン
スコイル111と、これらセンスコイル111からの信
号を前記挿入形状検出装置に伝送するケーブル112を
有して構成されている。前記内視鏡104は、被検者1
02の体腔内等に挿入する細長の挿入部121と、この
挿入部121の基端側に連設され内視鏡104を操作し
把持するための操作部122と、この操作部122側部
から延出し外部装置に接続するためのユニバーサルコー
ド123を有して構成されている。このユニバーサルコ
ード123の他端には、前記光源装置105に光学的に
接続するためのコネクタが配設され、このコネクタから
は、前記ビデオプロセッサ106に電気的に接続するた
めのケーブル124と、前記挿入形状検出装置108に
電気的に接続するためのケーブル125が延出してい
る。
【0042】図11に示すように、前記内視鏡104の
挿入部121は、基端側から、細長で軟性の蛇管部13
1と、操作部122からの遠隔操作により湾曲自在の湾
曲部132と、先端に位置し枠体が金属で形成されてい
る先端部133とを有して構成されている。前記先端部
133には、前記光源装置105に光入射端が接続され
ているライトガイド141の光出射端部と、このライト
ガイド141光出射端部から出射された照明光を被写体
に向けて配光する配光光学系142と、被写体像を結像
する対物光学系143と、この対物光学系143で結像
された被写体像を撮像する撮像手段であるCCD144
と、このCCD144と前記ビデオプロセッサとを電気
的に接続する信号線145の先端部分とを有して構成さ
れている。ライトガイド141は、挿入部121と、操
作部122と、ユニバーサルコード123内を挿通し
て、前記光源装置105に接続されるコネクタまで延び
ている。信号線145は、挿入部121、操作部12
2、ユニバーサルコード123、ケーブル124を介し
て、前記ビデオプロセッサ106に電気的に接続され
る。前記蛇管部131には、磁界を発生する複数の蛇管
部ソースコイル151が、所定の間隔で配置されてい
る。各蛇管部ソースコイル151に駆動電流を供給する
ための信号線152は、蛇管部131と、操作部122
と、ユニバーサルコード123と、ケーブル125を介
して、前記挿入形状検出装置108に電気的に接続され
ている。前記操作部122は、前記湾曲部132を例え
ば上下方向及び左右方向に湾曲操作するための2つの湾
曲操作ノブ134と、これら2つの湾曲操作ノブ134
の回動位置を検出するためのロータリエンコーダ155
と、磁界を発生するための例えば3つの操作部ソースコ
イル153とを有して構成されている。ロータリエンコ
ーダ155からは、このロータリエンコーダ155で検
知した前記湾曲操作ノブ134の回動位置に対応した信
号を伝送する信号線156が延出し、この信号線156
は、操作部122と、ユニバーサルコード123と、ケ
ーブル125を介して、前記挿入形状検出装置108に
電気的に接続されている。また、操作部ソースコイル1
53からは、これら操作部ソースコイル153に駆動電
流を供給するための信号線154が延出し、この信号線
154は、操作部122と、ユニバーサルコード123
と、ケーブル125を介して、前記挿入形状検出装置1
08に電気的に接続されている図12に示すように、挿
入形状検出装置108は、前記蛇管部ソースコイル15
1及び前記操作部ソースコイル153を駆動するソース
コイル駆動部161と、このソースコイル駆動部161
を介して、前記蛇管部ソースコイル151及び前記操作
部ソースコイル153の磁界発生タイミングや周波数等
を制御するソースコイル制御部32と、前記センスコイ
ル111で得た信号を検出して信号処理可能なレベルに
する信号検出部163と、この信号検出部163で得ら
れた信号を次々に一時記憶する信号記憶部164と、こ
の信号記憶部164から信号データを読み出して前記蛇
管部ソースコイル151及び操作部ソースコイル153
の3次元位置座標を解析するソースコイル位置解析部1
65と、このソースコイル位置解析部165で得た蛇管
部ソースコイル151の3次元位置座標情報から蛇管部
131の3次元形状を算出する蛇管部形状算出部166
と、前記ソースコイル位置解析部165で得た操作部ソ
ースコイル153の3次元位置座標情報から操作部12
2の天地方向等の向きを算出する操作部方向検出部16
7と、この操作部方向検出部167で得た操作部の向き
を基に、前記蛇管部形状算出部166で得た蛇管部形状
情報を蛇管部131基端側から蛇管部131の天地方向
を辿り、蛇管部131先端つまり湾曲部132基端にお
ける天地方向を検出する蛇管部先端面天地方向検出部1
68と、前記ロータリエンコーダ155からの信号をデ
コードして前記湾曲操作ノブ134の回動位置情報を得
る回動角度デコード部169と、予め取得しておいた湾
曲操作ノブ134の回動位置と湾曲部132及び先端部
133の形状との関係を示す情報を有し、前記回動角度
デコード部169から与えられた回動位置情報により湾
曲部132及び先端部133の形状を算出する湾曲部形
状算出部170と、前記蛇管部先端面天地方向検出部1
68で得た蛇管部131先端面つまり湾曲部132基端
面の天地方向の情報を基に、前記湾曲部形状算出部17
0で得た湾曲部132及び先端部133の形状の向きを
回転させる3次元座標変換を行い、蛇管部131先端に
取り付いている湾曲部132及び先端部133の実際の
形状を得る湾曲部形状座標変換部171と、前記蛇管部
形状算出部166で得た蛇管部131の形状情報と前記
湾曲部形状座標変換部171で得た湾曲部132及び先
端部133の形状情報とを合成して挿入部121の形状
情報を得る形状合成部172と、この形状合成部172
で得られた形状情報を3次元座標からモニタ表示可能な
2次元座標に変換した映像信号を出力する座標変換部1
73と、前記モニタ109を駆動して前記座標変換部1
73からの映像信号を映し出すモニタ駆動部174を有
して構成されている。
【0043】以上図10ないし図12を使用して説明し
た内視鏡システムによれば、湾曲部132及び先端部1
33にソースコイル151を配置しなくても、湾曲部1
32及び先端部133を含む挿入部121の挿入形状画
像を描出することができる。このとき、ソースコイル1
51は、金属部材の多く配設されている先端部133近
傍には配置されていないので、ソースコイル151から
の磁界の撹乱は減少する。これにより、挿入部121の
挿入形状の検出精度が向上し、内視鏡システム101の
操作性が向上する。また、ソースコイル151は、細か
く且つ頻繁に湾曲する湾曲部132に配置されていない
ので、ソースコイル151や信号線152やソースコイ
ルを支持するための図示しない部材といった磁界発生素
子に関する部材の劣化が減少する。これにより、磁界発
生素子に関する部材の寿命が向上し、維持に係るコスト
が減少する。
【0044】なお、ロータリエンコーダ155は、ロー
タリエンコーダに限らず、回動角度情報を電気信号に変
換できるものであればよく、例えばコイルで構成されて
いてもよい。
【0045】また、ソースコイル151は、内視鏡10
4に一体に組み付けられたものでもよいし、内視鏡10
4とは別体に構成されたものを内視鏡104に着脱自在
に取り付けたものでもよい。
【0046】ところで、被検体内への挿入部の挿入形状
を検出する挿入形状検出装置に接続可能な内視鏡では、
挿入部に所定の間隔で、磁気を発生する複数の磁界発生
素子としてのソースコイルが一般的に設けられている。
これらソースコイルからの磁界は、被検体外に配置され
た磁界検知素子としてのセンスコイルで検知され、この
検知信号は、前記挿入形状検出装置に入力され、この挿
入形状検出装置は、入力された検知信号を基に、前記複
数のソースコイルの位置を解析し、挿入部の形状を検出
して画像化し、モニタへ出力する構成となっている。と
ころが、モニタへ表示される挿入形状図形は、実際の挿
入部の形状を近似した図形であり、ソースコイルの配設
されている位置から離れた位置では挿入形状図形の精度
が劣化する場合があった。このとき、術者がソースコイ
ルの配置位置を把握していれば、挿入形状図形の精度の
高い位置と精度の低い位置を把握することができ、操作
性を向上することができる。そこで、挿入部におけるソ
ースコイルの配置位置を把握することができる挿入部の
構成例を図13に示す。
【0047】図13に示す内視鏡挿入部201外表面に
は、所定の位置からの距離を所定の間隔例えば10cm
間隔で記した目盛202が記されているばかりでなく、
ソースコイルの配設されている位置を示すマーク203
が記されている。このマーク203により、内視鏡挿入
部201におけるソースコイルの配設位置を容易に把握
することができる。
【0048】また、図13とは異なる構成例を図14に
示す。図14に示す内視鏡挿入部201a外表面には、
所定の位置からの距離を所定の間隔例えば10cm間隔
で記した目盛202が記されているばかりでなく、ソー
スコイルの配設されている位置を示すマーク211と、
このマーク211を繋ぐ線状のマーク212が記されて
いる。このマーク212が内視鏡挿入部201aに記さ
れていることにより、マーク211の表示位置を見付け
やすくなる。
【0049】ところで、内視鏡は、一般に、被検体内に
挿入する挿入部と、この挿入部の基端側に連設され内視
鏡を把持し操作するための操作部と、この操作部側部か
ら延出し、外部装置に接続するためのユニバーサルコー
ド等を有して構成されている。そして、被検体内への挿
入部の挿入形状を検出する挿入形状検出装置に接続可能
な内視鏡では、その挿入部の先端部近傍から所定の間隔
で、磁気を発生する複数の磁界発生素子としてのソース
コイルが一般的に設けられている。これらソースコイル
からの磁界は、被検体外に配置された磁界検知素子とし
てのセンスコイルで検知され、この検知信号は、前記挿
入形状検出装置に入力され、この挿入形状検出装置は、
入力された検知信号を基に、前記複数のソースコイルの
位置を解析し、挿入部の形状を検出して画像化し、モニ
タへ出力する構成となっている。一般に前記ソースコイ
ルからは、挿入部と、操作部と、ユニバーサルコードを
挿通する電気ケーブルが延出しており、この電気ケーブ
ルの他端は前記挿入形状検出装置に電気的に接続され、
ソースコイルは挿入形状検出装置からの駆動電流に駆動
されて磁界を発生するようになっている。ところが、一
般に前記電気ケーブルは、挿入部からユニバーサルコー
ドまで連続した電線で構成されており、ソースコイルが
故障した場合には、挿入部と操作部とユニバーサルコー
ドを連続して挿通する前記電気ケーブルを取り外す必要
があり、ソースコイル故障時に修理性が悪かった。そこ
で、ソースコイル故障時の修理性を向上した内視鏡の構
成を図15及び図16を使用して説明する。
【0050】図15に示すように、内視鏡301は、体
腔内等に挿入する細長の挿入部302と、この挿入部3
02基端側に連設され内視鏡301を把持し操作するた
めの操作部303と、この操作部303側部から延出し
外部装置と接続するためのユニバーサルコード304
と、このユニバーサルコード304端部に設けられ内視
鏡301に供給する照明光を発生する図示しない光源装
置に着脱自在に接続するための光源接続部305aを有
するコネクタ305と、このコネクタ305から延出し
内視鏡301で得た被写体像の撮像信号をモニタ表示可
能な映像信号に変換する図示しないビデオプロセッサに
接続するためのケーブル306と、前記コネクタ305
から延出し前記挿入部302に配置された後述するソー
スコイル311に駆動電流を供給する図示しない挿入形
状検出装置に接続するためのケーブル307と、このケ
ーブル307端部に設けられ挿入形状検出装置に着脱自
在に接続するコネクタ308を有して構成されている。
前記挿入部302には、磁界を発生する複数のソースコ
イル311が所定の間隔で配置されており、これらソー
スコイル311から延出する電気ケーブル312は、操
作部303に延出し、操作部303内に配設されたコネ
クタ313に他端が接続されている。このコネクタ31
3に着脱自在に接続して接続部314をともに構成する
コネクタ315からは、電気ケーブル316が延出し、
この電気ケーブル316は、操作部303と、ユニバー
サルコード304と、コネクタ305と、ケーブル30
7を挿通して、コネクタ308に他端が接続されてい
る。前記接続部314においてコネクタ313とコネク
タ315とを接続することにより、前記電気ケーブル3
12と前記電気ケーブル316とが電気的に接続され、
これにより、前記ソースコイル311と図示しない前記
挿入形状検出装置とが電気的に接続されるようになって
いる。
【0051】図16に示すように、前記接続部314の
配置されている操作部303の外装には、開閉自在の蓋
321が設けられている。従って、この蓋321を開け
ると、前記接続部314が露出し、コネクタ313とコ
ネクタ315とを外すことができるようになっている。
つまり、ソースコイル311が故障した際には、コネク
タ313とコネクタ315とを外すことで、電気ケーブ
ル312と電気ケーブル316とを外すことができるの
で、電気ケーブル316を内視鏡301から取り外さな
くても、電気ケーブル312を内視鏡301から取り外
すだけで修理作業を行うことができ、ソースコイル31
1故障時の修理性が向上する。
【0052】ところで、一般に、被検体内に挿入する内
視鏡の挿入部は、手元側から、軟性の蛇管と、湾曲自在
の湾曲部と、先端に位置する先端部とが順に連設されて
構成されている。そして、被検体内への挿入部の挿入形
状を検出する挿入形状検出装置に接続可能な内視鏡で
は、その挿入部の先端部近傍から所定の間隔で、磁気を
発生する複数の磁界発生素子としてのソースコイルが一
般的に設けられている。これらソースコイルからの磁界
は、被検体外に配置された磁界検知素子としてのセンス
コイルで検知され、この検知信号は、前記挿入形状検出
装置に入力され、この挿入形状検出装置は、入力された
検知信号を基に、前記複数のソースコイルの位置を解析
し、挿入部の形状を検出して画像化し、モニタへ出力す
る構成となっている。ところが、挿入部におけるソース
コイルの配置間隔は、一定間隔であることが従来一般的
であった。しかしながら、挿入部が湾曲する度合いはそ
の部位によって異なり、一般に湾曲部は蛇管部に比して
細かく湾曲することが多く、湾曲部におけるソースコイ
ルと同じ間隔で蛇管部にソースコイルが配置されている
ことは、ソースコイルが過剰に配置されていることであ
り、コストの増加及び挿入部の太径化をもたらしてい
た。また、これを避けるために、ソースコイルの配置間
隔を広げると、湾曲部における挿入形状図形の精度が劣
化してしまう問題があった。そこで、ソースコイルの過
剰な配置を避けつつ、挿入形状図形の精度劣化を抑える
ことができるようにソースコイルを配置した挿入部の構
成を図17を使用して説明する。
【0053】図17に示す内視鏡挿入部401は、基端
側から、細長で軟性の蛇管部402と、湾曲自在の湾曲
部403と、先端に位置する先端部404とが順に連設
されて構成されている。この内視鏡挿入部401の湾曲
部403には、間隔aでソースコイル402が配置され
ており、蛇管部402には間隔bでソースコイル402
が配置されており、間隔a<間隔bとなっている。
【0054】図17に示す内視鏡挿入部401では、細
かく湾曲する湾曲部403には、狭い間隔でソースコイ
ル402が配置されているので、挿入形状図形の精度劣
化が抑えられる。また、湾曲部403に比して湾曲の度
合いが少ない蛇管部402には、広い間隔でソースコイ
ル402が配置されているので、ソースコイル402の
過剰配置が抑えられ、コストを削減することができ、内
視鏡挿入部401を細径化することができる。
【0055】なお、ソースコイル402は、内視鏡に一
体に組み付けられたものでもよいし、内視鏡とは別体に
構成されたものを内視鏡に着脱自在に取り付けたもので
もよい。
【0056】[付記] (付記項1−1)被検体内へ挿入される内視鏡挿入部の
挿入形状を磁界を用いて検出し図形化した挿入形状図形
を描出する映像信号を得る内視鏡挿入形状検出装置にお
いて、前記挿入形状を表す長さや曲率等の定量情報を得
る手段と、前記定量情報を前記挿入形状図形に重ね合わ
せて描出する映像信号を得る手段を備えたことを特徴と
する内視鏡挿入形状検出装置。
【0057】(付記項1−2)付記項1−1に記載の内
視鏡挿入形状検出装置であって、前記定量情報は、前記
内視鏡挿入部の所定距離間隔の位置に対応した前記挿入
形状図形上の位置に描出される目盛図形を含む。
【0058】(付記項1−3)付記項1−1に記載の内
視鏡挿入形状検出装置であって、前記定量情報は、前記
内視鏡挿入部の所定距離間隔の位置に対応した前記挿入
形状図形上の位置の近傍に表示され前記内視鏡挿入部の
所定の位置からの距離を示す数値情報を含む。
【0059】(付記項1−4)付記項1−1に記載の内
視鏡挿入形状検出装置であって、前記定量情報は、前記
内視鏡挿入部の所定位置に対応した前記挿入形状図形上
の位置の近傍に表示され前記内視鏡挿入部の前記所定位
置における曲率半径を示す数値情報或いは文字情報を含
む。
【0060】(付記項1−5)付記項1−4に記載の内
視鏡挿入形状検出装置であって、前記所定位置は、前記
内視鏡挿入部の曲率半径が所定値より小さい位置であ
る。
【0061】(付記項2−1)細長で軟性の蛇管部及び
この蛇管部の先端側に連設され湾曲自在の湾曲部を少な
くとも有する挿入部と、前記湾曲部を操作する湾曲操作
手段とを少なくとも備え、被検体内へ挿入される前記挿
入部の挿入形状を磁界を用いて検出し図形化した挿入形
状図形を描出可能な内視鏡システムにおいて、前記挿入
部の前記蛇管部の範囲に配置され前記磁界を発生するた
めの複数の磁界発生素子と、前記複数の磁界発生素子か
ら発生する磁界を検出して前記複数の磁界発生素子の位
置を解析し蛇管部の形状を検出する蛇管部形状検出手段
と、前記湾曲操作手段の操作位置を検出する湾曲操作位
置検出手段と、前記湾曲操作位置検出手段で得た前記湾
曲操作手段の操作位置の情報から前記湾曲部の形状を検
出する湾曲部形状検出手段と、前記蛇管部形状検出手段
で得た前記蛇管部の形状及び前記湾曲部形状検出手段で
得た前記湾曲部の形状を合成して前記挿入形状図形を描
出する映像信号を得る手段を備えたことを特徴とする内
視鏡システム。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
挿入部の挿入形状を定量的に知ることで内視鏡システム
の操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図5は本発明の第1の実施の形態に
係り、図1は内視鏡システムの全体構成を示す説明図
【図2】挿入形状検出装置の構成を示すブロック図
【図3】目盛画像生成部の構成を示すブロック図
【図4】挿入形状画像の表示例を示す説明図
【図5】挿入形状画像の図4とは異なる表示例を示す説
明図
【図6】図6及び図7は本発明の第2の実施の形態に係
り、図6は目盛画像生成部の構成を示すブロック図
【図7】挿入形状画像の表示例を示す説明図
【図8】図8及び図9は本発明の第3の実施の形態に係
り、図8は目盛画像生成部の構成を示すブロック図
【図9】挿入形状画像の表示例を示す説明図
【図10】挿入部を構成する金属部材による磁界の撹乱
を減少でき且つ挿入部の湾曲による劣化を防止できる磁
界発生素子を備えた内視鏡システムの一例を示す説明図
【図11】図10に示す内視鏡システムを構成する内視
鏡の構成を示す説明図
【図12】図10に示す内視鏡システムを構成する挿入
形状検出装置の構成を示す説明図
【図13】ソースコイルの配置個所を認識し易くした挿
入部の外観の例を示す説明図
【図14】ソースコイルの配置個所を認識し易くした挿
入部の外観の図13とは異なる例を示す説明図
【図15】ソースコイルを有する挿入部の保守を容易に
した内視鏡の構成を示す説明図
【図16】図15に示す内視鏡の要部を拡大して示す説
明図
【図17】ソースコイルの配設数を削減した挿入部の構
成を示す説明図
【符号の説明】
1…内視鏡システム 3…内視鏡 6…挿入形状検出用プローブ 7…挿入形状検出用ベッド 8…挿入形状検出装置 9…モニタ 11…挿入部 12…操作部 21…ソースコイル 23…センスコイル 31…ソースコイル駆動部 32…ソースコイル制御部 33…信号検出部 34…信号記憶部 35…ソースコイル位置解析部 36…挿入形状画像生成部 37、37a、37b…目盛画像生成部 38…画像合成部 39…モニタ駆動部 41…目盛位置解析部 42…座標変換部 43…画像生成部 51…キャラクタジェネレータ 52…画像合成部 61…曲率半径算出部 62…表示位置決定部 63…座標変換部 64…曲率中心座標算出部 65…座標変換部 66…画像生成部 67…キャラクタジェネレータ 68…画像合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相沢 千恵子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 宮城 隆康 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡▲崎▼ 次生 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 森山 宏樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 平田 康夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 笹川 克義 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石井 広 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−259438(JP,A) 特開 平4−146716(JP,A) 特開 平6−70879(JP,A) 特開 平8−107875(JP,A) 特開 昭61−172534(JP,A) 特開 平5−211991(JP,A) 実開 平3−129101(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体内へ挿入される内視鏡挿入部の挿入
    形状を磁界を用いて検出し図形化した挿入形状図形を描
    出する映像信号を得る内視鏡挿入形状検出装置におい
    て、 前記挿入形状を表す長さや曲率等の定量情報を得る手段
    と、 前記定量情報を前記挿入形状図形に重ね合わせて描出す
    る映像信号を得る手段を備えたことを特徴とする内視鏡
    挿入形状検出装置。
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