JP7165487B2 - 抗菌ペプチド発現促進剤 - Google Patents
抗菌ペプチド発現促進剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7165487B2 JP7165487B2 JP2016253896A JP2016253896A JP7165487B2 JP 7165487 B2 JP7165487 B2 JP 7165487B2 JP 2016253896 A JP2016253896 A JP 2016253896A JP 2016253896 A JP2016253896 A JP 2016253896A JP 7165487 B2 JP7165487 B2 JP 7165487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- expression
- mass
- extraction
- antimicrobial peptide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
ここで、「hBD-3」は、ヒト β-ディフェンシン-3(human β-defensin-3[Gene Symbol=DEFB103])として特定されている5.1kDaのペプチドである。hBD-3は、定常状態において、ほとんど発現していないか、あるいは発現レベルが低い抗菌ペプチドで、物理的な上皮細胞バリアの破壊や炎症性メディエーター(プロスタグランジン類、サイトカイン類 等)の刺激によって発現が高まることから誘導性型抗菌ペプチドに分類されている。「RNase 7」は、リボヌクレアーゼ 7(ribonuclease 7[Gene Symbol=RNASE7]として特定されている14.5kDaのペプチドである。RNase 7は、定常状態において十分な発現が認められることから一般に常時発現型抗菌ペプチドに分類されているが、炎症性メディエーター等の刺激によってさらに発現が高まることより誘導性型の性質を有していることも知られている。
尚、当該抗菌ペプチド発現促進の評価は、例えば、正常ヒト表皮角化細胞(normal human epidermal keratinocyte)などの細胞系を用い、当該細胞からmRNA又タンパク質を抽出し、抗菌ペプチドをコードするmRNA量又はタンパク質量を、リアルタイムPCRやノーザンブロッティング、或いはELISAやウェスタンブロッティングをそれぞれ用いて、測定することにより行うことができる。
抽出に用いられるブッチャーブルームの部位は、特に限定されず、例えば全草、葉、茎、芽、花、蕾、木質部、樹皮、地衣体、根、根茎、仮球茎、球茎、塊茎、種子、果実等、又はそれらの組み合わせであり得るが、根、根茎、新芽、葉等を用いるのが好ましく、根茎がさらに好ましい。
(数1)
LogP=log([物質]Octanol/[物質]Water)
〔式中、[物質]Octanolは1-オクタノール相中の物質のモル濃度を、[物質]Waterは水相中の物質のモル濃度を示す。〕
LogP値は、通常、上記式に従って、実測に基づいて算出されるものである。しかし、近年は、計算機化学の進歩により、計算によってLogP値を予測できるようになってきており、種々の場面で計算によるLogP値が広く利用されている。本発明においては、市販ソフトウェアであるChemBioDraw Ultra 14.0(PerkinElmer)のLogP予想機能を利用してLogP値を計算した。なお、本発明におけるLogP値に関する記述は、全て上記ソフトウェアによって計算された値に基づくものである。
抽出条件は、十分な抽出効率が得られる条件であれば特に限定されない。抽出期間(時間)は、例えば、1時間以上、好ましくは1日以上、30日間以下、好ましくは14日間以下等を例示することができる。抽出温度は、0℃以上,使用する溶媒の沸点以下で実施することが好ましく、より好ましくは常温から使用溶媒の沸点以下の温度範囲を例示することができる。ただし、加圧条件下において実施する場合には、抽出温度は使用溶媒の沸点に限定されることなく、抽出効率に鑑みて適宜、最適な温度を設定することができる。
また、さらに公知の分離精製方法を適宜組み合わせて、ある特定成分(画分)の濃度・割合を高めてもよい(例えば、限外濾過膜分離により,分子量10kD以上の画分を除去する等)。精製手段としては、有機溶剤沈殿、遠心分離、限界濾過膜分離、高速液体クロマトグラフやカラムクロマトグラフ等が挙げられる。
斯かる製剤は、それぞれ一般的な製造法により、直接又は製剤上許容し得る担体、例えば、各種油剤、界面活性剤、ゲル化剤、防腐剤、酸化防止剤、溶剤、アルコール、水、キレート剤、増粘剤、紫外線吸収剤、乳化安定剤、pH調整剤、色素、香料等とともに混合、分散した後、所望の形態に加工することによって得ることができる。また、これらの化粧品、医薬部外品又は医薬品等には、それぞれの製剤に応じて、適宜、植物抽出物、殺菌剤、保湿剤、抗炎症剤、抗菌剤、清涼剤、抗脂漏剤等を本発明の効果を妨害しない範囲で適宜配合することができる。
また、上記化粧品、医薬部外品又は医薬品の適用対象者としては、それを必要としていれば特に限定されないが、皮膚バリアを始めとする上皮細胞器官における自然免疫機能の強化を所望するヒト、アトピー性皮膚炎の予防又は改善を所望するヒトが挙げられる。
<1>ブッチャーブルーム抽出物を有効成分とするヒト皮膚由来の抗菌ペプチド発現促進剤。
<2>ヒト皮膚由来の抗菌ペプチド発現促進剤を製造するための、ブッチャーブルーム抽出物の使用。
<3>ヒト皮膚由来の抗菌ペプチド発現促進に使用するための、ブッチャーブルーム抽出物。
<4>ブッチャーブルーム抽出物を投与することを含むヒト皮膚由来の抗菌ペプチド発現促進方法。
<6>上記<1>~<5>において、ブッチャーブルーム抽出物における抽出溶媒は、炭素数1~8の1価アルコールである。
<7>上記<1>~<5>において、ブッチャーブルーム抽出物における抽出溶媒は、オクタノール/水分配係数[LogP]が,-1.3以上1.3以下の有機溶媒である。
<8>上記<1>~<5>において、ブッチャーブルーム抽出物における抽出溶媒は、メタノール、エタノール、1-ブタノール、プロピレングリコール及びエチルカルビトールから選ばれる1種以上である。
<9>上記<1>又は<2>において、製剤組成物中のブッチャーブルーム抽出物の含有量は、ブッチャーブルーム抽出物中の固形分に換算して、一般的に好ましくは0.00001質量%以上、より好ましくは0.0002質量%以上、更に好ましくは0.0005質量%以上、更に好ましくは0.001質量%以上、更に好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.01質量%以上であり、そして好ましくは10質量%以下、より好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下である。また、好ましくは0.00001~10質量%、より好ましくは0.0002~1質量%、更に好ましくは0.0005~0.5質量%、更に好ましくは0.001~0.5質量%、更に好ましくは0.005~0.5質量%、更に好ましくは0.01~0.5質量%である。
製造例1 ブッチャーブルームのエタノール抽出物の調製
ブッチャーブルーム(Ruscus aculeatus L.、ユリ科、ナギイカダ)の乾燥根茎を細切りし、その20gにエタノール(LogP=-0.24)を200mL加え、室温下、時々撹拌しながら7日間抽出した後、濾過した。得られた抽出物について、下記の方法で固形分を算出したところ、固形分濃度は0.33%(w/v)であった。
<固形分の算出>
ブッチャーブルーム抽出物2mLを窒素気流下、120℃で12時間乾燥させたところ(乾燥機:DRY Thermo Unit DTU-1C(TAITEC CORPORATION社製)使用)、乾燥物6.52mgが得られた。この抽出物の固形分濃度を、6.52/2000×100=0.33%(w/v)と算出した。
なお、以下の製造例においても、各抽出物の固形分は同様にして算出した。
抽出残渣に再度、エタノールを200mL加え、室温下、時々撹拌しながら7日間抽出した後、濾過した(固形分濃度0.12%(w/v))。1回目と2回目の抽出物を混合した後、濃縮して抽出固形分0.88gを得た。抽出固形分にエタノールを加えて全量を88mLとし、蒸発残分1.0%(w/v)のブッチャーブルームのエタノール抽出物を調製した。
ブッチャーブルーム(Ruscus aculeatus L.、ユリ科、ナギイカダ)の乾燥根茎を細切りし、その20gにプロピレングリコール(PG、LogP=-1.06)を200mL加え、室温下、時々撹拌しながら7日間抽出した後、濾過した。得られた抽出物について、固形分濃度を算出したところ、0.70%(w/v)であった。
ブッチャーブルーム(Ruscus aculeatus L.、ユリ科、ナギイカダ)の乾燥根茎を細切りし、その20gにメタノール(LogP=-0.76)を200mL加え、室温下、時々撹拌しながら7日間抽出した後、濾過した。得られた抽出物について固形分濃度を算出したところ、1.50%(w/v)であった。
ブッチャーブルーム(Ruscus aculeatus L.、ユリ科、ナギイカダ)の乾燥根茎を細切りし、その20gに1-ブタノール(LogP=0.82)を200mL加え、室温下、時々撹拌しながら7日間抽出した後、濾過した。得られた抽出物について固形分濃度を算出したところ、0.12%(w/v)であった。
ブッチャーブルーム(Ruscus aculeatus L.、ユリ科、ナギイカダ)の乾燥根茎を細切りし、その20gにエチルカルビトール(LogP=-0.40)を200mL加え、室温下、時々撹拌しながら7日間抽出した後、濾過した。得られた抽出物について固形分濃度を算出したところ、0.34%(w/v)であった。
1)細胞培養は、正常ヒト表皮角化細胞を購入し(Life Technologies)、HuMedia-KG増殖添加剤セット(クラボウ)を添加したEpiLife無血清細胞培養培地( Life Technologies)を用い、37℃で行った。実験には、継代数3及び4の細胞を使用した。細胞は、1×105個/ウェルで6ウェル培養プレートに播種し,subuconfluent(約80%)の状態まで培養した。Subconfluentに達した状態で、細胞培養培地をHuMedia-KG増殖添加剤(5種類)からヒト組換え型上皮成長因子(hEGF)及びウシ脳下垂体抽出液(BPE)以外の添加剤セットを加えたEpiLife無血清細胞培養培地に交換し、24時間培養した。
hBD-3遺伝子及びRNase 7遺伝子の発現レベルは、ハウスキーピング遺伝子、Ribosomal Protein LP0(RPLP0)で標準化を行い、抽出溶媒のみを比較対照とし、その発現レベルを1.0とする相対変化量として算出した。各実験群間の有意差検定は、Student’s t-test法により行った。
hBD-3発現に対する効果を表1、RNase 7発現に対する効果を表2に示す。ブッチャーブルームのエタノール抽出物、1-ブタノール抽出物、エチルカルビトール抽出物、プロピレングリコール抽出物は、hBD-3およびRNase 7の相対的mRNA発現量が対照と比較して増加した。
Claims (1)
- ブッチャーブルーム抽出物を有効成分とするヒト皮膚由来の抗菌ペプチド発現促進剤であって、抽出溶媒がメタノール、エタノール、1-ブタノール、プロピレングリコール及びエチルカルビトールから選ばれる1種以上であり、ヒト皮膚由来の抗菌ペプチドがhBD-3又はRNase 7である、抗菌ペプチド発現促進剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016253896A JP7165487B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | 抗菌ペプチド発現促進剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016253896A JP7165487B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | 抗菌ペプチド発現促進剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018104364A JP2018104364A (ja) | 2018-07-05 |
JP7165487B2 true JP7165487B2 (ja) | 2022-11-04 |
Family
ID=62785512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016253896A Active JP7165487B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | 抗菌ペプチド発現促進剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7165487B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7173770B2 (ja) * | 2018-07-06 | 2022-11-16 | 花王株式会社 | 抗菌ペプチド発現促進剤 |
KR20220091336A (ko) | 2020-12-23 | 2022-06-30 | 가부시키가이샤 블룸 클래식 | 피부의 방어 기능 강화를 위한 미용 방법, 항균 펩티드 발현 촉진 방법, 시르투인1 발현 촉진 방법, 항균 펩티드 발현 촉진 장치 및 시르투인1 발현 촉진 장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5286864B2 (ja) | 2007-11-28 | 2013-09-11 | 株式会社デンソー | 基板の製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5204105A (en) * | 1990-04-10 | 1993-04-20 | Chanel, Inc. | Cosmetic composition |
IT1253431B (it) * | 1991-12-02 | 1995-08-08 | Valetudo S R L | Preparati farmaceutici per uso topico destinati al trattamento della psoriasi e della dermatite atopica |
JP2003012495A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-15 | Kanebo Ltd | 化粧料 |
JP2004339138A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Kanebo Ltd | 皮膚化粧料 |
-
2016
- 2016-12-27 JP JP2016253896A patent/JP7165487B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5286864B2 (ja) | 2007-11-28 | 2013-09-11 | 株式会社デンソー | 基板の製造方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
関根茂ほか,新化粧品ハンドブック,2006年10月,p.358-391 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018104364A (ja) | 2018-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Kowalska et al. | 18β‐Glycyrrhetinic acid: its core biological properties and dermatological applications | |
US20150017227A1 (en) | Methods and Compositions for Treating Skin Diseases and Conditions | |
US9114115B2 (en) | Compositions for skin disease or disorders | |
JP7433908B2 (ja) | セイヨウノコギリソウフレッシュ植物圧搾汁濃縮物、製造、および使用 | |
JP7165487B2 (ja) | 抗菌ペプチド発現促進剤 | |
JP7173770B2 (ja) | 抗菌ペプチド発現促進剤 | |
JP7138496B2 (ja) | 抗菌ペプチド発現促進剤 | |
KR20210113490A (ko) | 마치현, 애엽 및 홍경천의 혼합추출물을 유효성분으로 포함하는 피부보호 및 피부자극 완화용 화장료 조성물 | |
JP2017178862A (ja) | 抗炎症剤、化粧料、皮膚外用剤、炎症性疾患の改善剤、及び抗炎症剤の製造方法 | |
JP2017178862A6 (ja) | 抗炎症剤、化粧料、皮膚外用剤、炎症性疾患の改善剤、及び抗炎症剤の製造方法 | |
KR102417303B1 (ko) | 아토피 피부염 예방 또는 개선용 조성물 | |
KR102137581B1 (ko) | 고장초 추출물을 유효성분으로 함유하는 항균용 조성물 | |
Gonçalves et al. | Antimicrobial effect and enzymatic activity of extract of Zingiber officinale Roscoe and stability in topical preparations | |
EP3796897B1 (en) | Compounds for preventing and treating skin or mucosal affections having an inflammatory component | |
KR20170065187A (ko) | 티트리 잎 복합 추출물을 함유하는 여드름 개선용 화장료 조성물 | |
JP6603551B2 (ja) | 毛成長抑制剤 | |
JP6947484B2 (ja) | 自然免疫賦活剤 | |
JP5986891B2 (ja) | Mif分泌抑制剤 | |
JP6002510B2 (ja) | エストロゲン受容体β活性化剤 | |
US20230116974A1 (en) | Complexation of Curcumin with Calixarene Derivatives | |
JP2000119126A (ja) | 生体内環境快適化組成物 | |
TW202033210A (zh) | 丁香萃取物與其化合物用於調控IL-1β基因、IL-18基因、IFNG基因、TGF-β基因、IL-8基因、IL-16基因、及/或IL-23基因表現量的用途 | |
KR20230075157A (ko) | 어성초추출물 및 팔각회향추출물의 혼합 추출물을 유효성분으로 포함하는 피부 마이크로바이옴 균형 유지용 피부외용제 조성물 | |
WO2024012787A1 (en) | Composition comprising an extract of jasminum sambac and use thereof | |
JP2024118298A (ja) | オートファジー抑制剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200825 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201020 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210302 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20210524 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20220510 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20220920 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20221018 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221024 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7165487 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |