JP7165367B1 - 4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性を高めることができる4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構を提供する。【解決手段】4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構1は、地面に載置される基台2と、シート3が固定されるシート支持台5と、シート支持台5の前側2箇所で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結する両端部をユニバーサルジョイントとする一対のシリンダ式アクチュエータ6と、シート支持台5の後側2箇所で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結する両端部をユニバーサルジョイントとする一対の油圧ダンパ7と、シート支持台5の中央部で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結するボールジョイント9とを備える。これにより、シリンダ式アクチュエータ6は重力を利用して素早くロッドを縮めることができるため、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性を高めることができる。【選択図】図2

Description

本開示は、4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構、特にブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性を高めた4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構に係るものである。
従来から、4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構としては、地面に載置される基台とシートが固定されるシート支持台と、シート支持台の後側2箇所で基台とシート支持台とを間隙を有するように連結する、両端部をユニバーサルジョイントとする一対のシリンダ式アクチュエータとを備えるものが知られている(特許文献1参照。)
しかし、このようなシート支持機構では、ブレーキの再現時等におけるシート前傾時にシリンダ式アクチュエータのロッドを重力に抗して押し上げる必要があり、応答性に難があった。
なお、特許文献1のシート支持機構の構成ではシート支持台の回動中心がシート位置より相当前側にあるため所望のシート前傾角度を実現するには相当量のロッド伸長が必要となる。
そこで、対策として一対のシリンダ式アクチュエータを複数対備えた構成もある(特許文献2参照。)。このような構成の場合、それぞれの対となるシリンダ式アクチュエータを協働させることによってシート前傾に対する応答性に一定の効果を得ることができる。
しかし、このような構成であってもシート前傾時にシリンダ式アクチュエータのロッドを重力に抗して押し上げる必要があることに変わりなく、シートの搭乗者の体重、搭乗者のシートポジション等の差異によって協働条件が容易に変化してしまい効果を奏しない場合も多々あった。
なお、特許文献2の構成の場合、1対のシリンダ式アクチュエータを複数対備えるため、どうしても装置全体の体格、重量、コスト、消費電力等が大きくなってしまう問題を潜在的に抱えている。
特開2000-262758号公報 特許第6618946号公報
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性を高めた4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構を提供することにある。
本開示の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構は、地面に載置される基台と、シートが固定されるシート支持台と、一対のシリンダ式アクチュエータと、一対の油圧ダンパと、ボールジョイントとを備える。
ここで、一対のシリンダ式アクチュエータは、両端部がユニバーサルジョイントとなっており、シート支持台の前側2箇所で基台とシート支持台とを間隙を有するように連結している。
また、一対の油圧ダンパは、両端部がユニバーサルジョイントとなっており、シート支持台の後側2箇所で基台とシート支持台とを間隙を有するように連結している。
さらに、ボールジョイントは、シート支持台の中央部で基台とシート支持台とを間隙を有するように連結している。
ここで、一対のシリンダ式アクチュエータはシート支持台の前側2箇所で基台とシート支持台とを連結しているので、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の実現の際にシリンダ式アクチュエータはロッドを縮める動作をすることになる。この場合、シリンダ式アクチュエータは重力を利用することができるため素早くロッドを縮めることができる。
このため、本開示の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構は、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性を高めることができる。
また、一対の油圧ダンパは、シート支持台の後側2箇所で基台とシート支持台とを連結している。ここで、シリンダ式アクチュエータの配されるシート支持台の前側から最も遠いシート支持台の後側はその先に動きを規制するものが何もない所謂開放端部であるため、そのままでは、シリンダ式アクチュエータのロッド伸縮動作に対してオーバーシュート、アンダシュート、ハンチング等が起こりやすくなっている。
対策として、基台とシート支持台とを両端部をユニバーサルジョイントとするコネクトバー等で連結する等が考えられるが、コネクトバー等ではオーバーシュート等の影響を直接自身で吸収することになるため、コネクトバー等の破損を招いてしまう。
そこで、油圧ダンパをシート支持台の後側で基台とシート支持台とを連結するように配することで、不要な振動を積極的に減衰させることができ、油圧ダンパ自身の破損を防ぐとともに4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構の動作をより安定させる。
すなわち、油圧ダンパはシート支持台の後側の上下動に伴ってロッドを伸縮させるとともに不要な振動を減衰吸収することにより、より臨場感のある4輪自動車運転シミュレータの動作を実現している。
さらに、ボールジョイントは、シート支持台の中央部で基台とシート支持台とを連結している。ここで、ボールジョイントはユニバーサルジョイント等に比してよりスムースなシート支持台の回動を実現できる。
このため、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性を、さらに高めることができる。
4輪自動車運転シミュレータの後方斜視図である(実施例)。 4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構のフレーム構成図である(実施例)。 4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構の側面図である(実施例)。 4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構の平面図である(実施例)。 4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構の正面図である(実施例)。 4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構の正面図である(変形例)。 4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構の正面図である(変形例)。
以下、本開示を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
なお、以下の実施例は具体的な一例を開示するものであり、本開示が以下の実施例に限定されないことは言うまでもない。
実施例の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構1(以下、シート支持機構1と略して呼ぶことがある。)の構成を、図1~5を用いて説明する。
シート支持機構1は、地面Gに載置される基台2と、シート3が固定されるシート支持台5と、一対のシリンダ式アクチュエータ6と、一対の油圧ダンパ7と、ボールジョイント9とを備える。
基台2は、前後方向に長い矩形状の台板10と、台板10の外周から下方に延設される矩形枠体11からなり、左右対称に形成されている。
シート支持台5は、シート3が固定されるものであり、上面が開口した矩形箱型形状である。そして、前後方向の長さが基台2と略等しく、左右方向の幅が基台2よりやや幅狭に形成されている。
なお、シート支持台5の前側にはフード部13が形成され、フード部13内にハンドル機構15が設置されており、フード部13の下側にはブレーキペダル16、アクセルペダル17等が配置されている。
また、フード部13を含むシート支持台5は左右対称に形成されている。
そして、ハンドル機構15、ブレーキペダル16、アクセルペダル17等を操作することで、制御装置20を介して、シート支持台5を前後左右方向に傾斜させるとともに前方に設置されるモニタ21に映し出される映像を変化させることで4輪自動車の運転をシミュレートしている。
ここで、制御装置20は、制御機能および演算機能を有するCPU、ROMやRAMのような各種の記憶装置、入力装置、および出力装置を有する周知のマイクロコンピュータを含むように構成されている。
そして、制御装置20から出力される制御信号に基づいてシート支持台5の前後左右の傾斜状態を制御するとともに制御装置20はモニタ21にシート支持台5の操作状態に応じた映像情報を出力する。
なお、モニタ21の映像情報とシート支持台5の傾斜状態とに間にずれが生じてしまうと搭乗者に大きな違和感を与えてしまう。このため、モニタ21の映像情報とシート支持台5の傾斜状態と間のずれをなくすことが重要となってくる。すなわち、シート支持台5の操作状態から瞬時に演算される映像情報にシート支持台5の傾斜状態をどれだけ迅速に追随させるかが4輪自動車運転シミュレータとして重要であるということになる。
一対のシリンダ式アクチュエータ6は、両端部がユニバーサルジョイントとなっており、シート支持台5の前側2箇所で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結している。
より具体的には、シリンダ式アクチュエータ6は、フード部13の側面から左右方向に突き出るバー25に上端部のユニバーサルジョイントを結合し、基台2に設けられる支持片27に支持される左右方向に伸びるバー28に下端部のユニバーサルジョイントを結合している。
なお、シリンダ式アクチュエータ6は、シート支持台5の前側に配されているため、ロッドを伸ばすことでシート支持台5を後側に傾けることができ、ロッドを縮めることでシート支持台5を前側に傾けることができる構成となっている。
また、一対のシリンダ式アクチュエータ6は、それぞれ地面Gに対して垂直に配されているとともに、左右対称の配置となっている。
ここで、左右対称の配置とは、シート支持台5に結合した状態において、シート支持台5を含め左右対称の配置になっていることを意味している。
また、一対の油圧ダンパ7は、両端部がユニバーサルジョイントとなっており、シート支持台5の後側2箇所で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結している。
より具体的には、油圧ダンパ7は、シート支持台5の後端部から下側に延設されるプレート30に上端部のユニバーサルジョイントを結合し、基台2の後端部から上側に延設されるプレート31に下端部のユニバーサルジョイントを結合している。
ここで、一対の油圧ダンパ7は、左右対称の配置となっているとともに、逆V字型を呈するように配されている。
また、左右対称の配置とは、シート支持台5に結合した状態において、シート支持台5を含め左右対称の配置になっていることを意味している。
なお、油圧ダンパ7は、シート支持台5の後側の上下動に伴ってロッドを伸縮させるとともに不要の振動を減衰吸収する周知の構成となっている。
さらに、ボールジョイント9は、シート支持台5の中央部で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結している。
より具体的には、ボールジョイント9は、ボール部33が基台2側、ボールスタッド部34がシート支持台5側となるようにシート支持台5の下面と基台2の上面に端部が固定されており、ボール部33を回動中心としてシート支持台5が回動するようになっている。
また、ボールジョイント9は、左右対称の配置となっている。ここで、左右対称の配置とは、シート支持台5に結合した状態において、シート支持台5を含め左右対称の配置になっていることを意味している。
ここで、ボールジョイント9は、一対のシリンダ式アクチュエータ6とシート支持台5との結合部と一対の油圧ダンパ7とシート支持台5との結合部を結ぶ4角形の地面Gへの投影面内にボールジョイント9の地面Gへの投影面が存する配置となっている。
[実施例の効果]
実施例のシート支持機構1は、地面Gに載置される基台2と、シート3が固定されるシート支持台5と、一対のシリンダ式アクチュエータ6と、一対の油圧ダンパ7と、ボールジョイント9とを備える。
ここで、一対のシリンダ式アクチュエータ6は、両端部がユニバーサルジョイントとなっており、シート支持台5の前側2箇所で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結している。
また、一対の油圧ダンパ7は、両端部がユニバーサルジョイントとなっており、シート支持台5の後側2箇所で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結している。
さらに、ボールジョイント9は、シート支持台5の中央部で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結している。
ここで、一対のシリンダ式アクチュエータ6はシート支持台5の前側2箇所で基台2とシート支持台5とを連結しているので、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の実現の際にシリンダ式アクチュエータ6はロッドを縮める動作をすることになる。この場合、シリンダ式アクチュエータ6は重力を利用することができるため素早くロッドを縮めることができる。
このため、シート支持機構1は、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性を高めることができる。
さらに、シート支持機構1は、一対のシリンダ式アクチュエータ6のみによってブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性を高めることができるため、シート支持機構1全体の体格、コスト、消費電力等を小さくすることができる。
ここで、シート支持機構1は、4輪自動車の加速時等の再現においてシートを後傾させる際にシリンダ式アクチュエータ6のロッドを重力に抗して伸長させるため応答性が悪くなるのではとの懸念があるかもしれない。しかし、4輪自動車はそもそも慣性が大きいため急加速といってもそれほどの急峻なロッド変化量を必要とするものではないため、重力に抗してのシリンダ式アクチュエータ6のロッド伸長でも応答性としては十分である。
また、一対の油圧ダンパ7は、シート支持台5の後側2箇所で基台2とシート支持台5とを連結している。
これにより、シート支持台5の後側で発生する不要な振動を積極的に減衰させることができ、油圧ダンパ7自身の破損を防ぐとともにシート支持機構1の動作をより安定させることができる。
また、油圧ダンパ7を複数とすることで、それぞれの油圧ダンパ7の負担する負荷を少なくすることができるため、それぞれの油圧ダンパ7の劣化を抑制し長寿命化を図ることもできる。
また、ボールジョイント9は、シート支持台5の中央部で基台2とシート支持台5とを間隙を有するように連結している。
ここで、ボールジョイント9はユニバーサルジョイント等に比してよりスムースなシート支持台5の回動を実現できるため、シート支持台5のブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性をより高めることができる。なお、ボールジョイント9によりスムースなシート支持台5の回動を実現できているため加速時等の再現時におけるシート後傾の際の応答性も改善している。
また、実施例の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構1は、一対のシリンダ式アクチュエータ6がそれぞれ地面Gに対して垂直に配されている。
これにより、重力の作用を最大限に利用することができ、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性をより高めることができる。
また、一対のシリンダ式アクチュエータ6がそれぞれ地面Gに対して垂直に配されているため、シリンダ式アクチュエータ6の地面Gへの投影面積は最小となり、三次元的占有領域が最小となるためシート支持機構1の体格をより小さくできる。
また、実施例のシート支持機構1は、一対のシリンダ式アクチュエータ6と一対の油圧ダンパ7が左右対称の配置となっている。
これにより、シート支持機構1の組み付け時の煩雑さ、制御時の複雑さを軽減することができる。
また、通電終了時等において、一対のシリンダ式アクチュエータ6と一対の油圧ダンパ7とが協働することでボールジョイント9の位置にもよるが、自己無撞着にシート支持台5を左右の高さの揃った状態にしやすくすることができる。
この結果、無通電状態で長期保管をされる場合であっても、シート支持機構1に無理な歪が蓄積することを防ぐことができる。
また、実施例のシート支持機構1は、一対の油圧ダンパ7が逆V字型を呈するように配されている。
これにより、一対の油圧ダンパ7が実際の自動車のサスペンション機構と同様の配置構成となるため、シート支持台5後側の上下動に伴う油圧ダンパ7の応答がよりリアルなものとなり、シート支持機構1による動作の臨場感をより高めることができる。
また、実施例のシート支持機構1は、ボールジョイント9が左右対称の配置となっている。
これにより、シート支持機構1の組み付け時の煩雑さ、制御時の複雑さをより軽減することができるとともに、無通電状態等においてシート支持台5を左右の高さの揃った状態によりしやすくすることができる。
さらに、実施例のシート支持機構1は、一対のシリンダ式アクチュエータ6とシート支持台5との結合部と一対の油圧ダンパ7とシート支持台5との結合部を結ぶ4角形の地面Gへの投影面内にボールジョイント9の地面Gへの投影面が存する構成となっている。
これにより、シート支持台5は所謂フローティング構成となるため、シート支持台5はボールジョイント9のボール部33を回動中心として回動する。
このため、シリンダ式アクチュエータ6のロッドの少ない変化量でも所望のシート支持台5の傾きを実現できるため、ブレーキ再現時等におけるシート前傾の応答性をより高めることができる。
[変形例]
本願発明はその要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例のシート支持機構1によれば、一対のシリンダ式アクチュエータ6はそれぞれ地面Gに対して垂直に配されていたが、この態様に拘るものではなく、地面Gに対する垂直方向から角度を有する構成としてもよい。これにより、シリンダ式アクチュエータ6の設置の自由度を高めることができる。
また、実施例のシート支持機構1によれば、ボール部33が基台2側、ボールスタッド部34がシート支持台5側となるようにシート支持台5と基台2との間に配されていたが、ボール部33をシート支持台5側、ボールスタッド部34を基台2側としてもよい。これにより、シート支持台5の回動中心の位置を調整することができる。
また、実施例のシート支持機構1によれば、フード部13の左右方向の幅は上下方向において略同一であったが、図6に示すようにフード部13のバー25より上側の左右側面をテーパ面、バー25より下側の左右側面を逆テーパ面としてもよい。
これにより、シート支持台5が左右側に傾く場合におけるシリンダ式アクチュエータ6とフード部13とが干渉しない範囲を広げることができる。すなわち、シート支持台5の左右側の傾きをより広範囲に行うことが可能となる。
ここで、シート支持台5が左右側に傾く際にシリンダ式アクチュエータ6とフード部13とが干渉しない範囲を広げるためには、フード部13のバー25の部分が左右方向で最大幅となるようにすればよい。このため、フード部13の左右側面を図7に示すような凸曲面構成としてもよい。なお、凸曲面構成は平面構成より外側からの力に対する強度が強くなっている。
また、シート支持台5が左右側に傾く際にシリンダ式アクチュエータ6とフード部13との干渉しない範囲が広がるということは、シリンダ式アクチュエータ6とフード部13とをより近づけて配置できるということにもなるため、結果として、シート支持機構1の体格をより小型化できることにもなる。
1 シート支持機構(4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構) 2 基台
3 シート 5 シート支持台 6 シリンダ式アクチュエータ 7 油圧ダンパ
9 ボールジョイント
G 地面

Claims (6)

  1. 地面に載置される基台と、
    シートが固定されるシート支持台と、
    前記シート支持台の前側2箇所で前記基台と前記シート支持台とを間隙を有するように連結する、両端部をユニバーサルジョイントとする一対のシリンダ式アクチュエータと、
    前記シート支持台の後側2箇所で前記基台と前記シート支持台とを間隙を有するように連結する、両端部をユニバーサルジョイントとする一対の油圧ダンパと、
    前記シート支持台の中央部で前記基台と前記シート支持台とを間隙を有するように連結するボールジョイントとを備える4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構。
  2. 請求項1に記載の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構において、
    前記一対のシリンダ式アクチュエータはそれぞれ地面に対して垂直に配されていることを特徴とする4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構。
  3. 請求項1または2に記載の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構において、
    前記シート支持台、前記一対のシリンダ式アクチュエータ、および前記一対の油圧ダンパは左右対称の配置となっていることを特徴とする4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構。
  4. 請求項3に記載の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構において、
    前記一対の油圧ダンパは逆V字型を呈するように配されていることを特徴とする4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構。
  5. 請求項3または4に記載の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構において、
    前記ボールジョイントは、前記シート支持台に結合した状態において、前記シート支持台を含め左右対称の配置となっていることを特徴とする4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構。
  6. 請求項1~5の内のいずれか1つに記載の4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構において、
    前記一対のシリンダ式アクチュエータと前記シート支持台との結合部と前記一対の油圧ダンパと前記シート支持台との結合部とを結ぶ4角形の地面への投影面内に前記ボールジョイントの地面への投影面が存することを特徴とする4輪自動車運転シミュレータのシート支持機構。
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