JP7163220B2 - 定着部材及び加圧部材の製造方法 - Google Patents
定着部材及び加圧部材の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7163220B2 JP7163220B2 JP2019037091A JP2019037091A JP7163220B2 JP 7163220 B2 JP7163220 B2 JP 7163220B2 JP 2019037091 A JP2019037091 A JP 2019037091A JP 2019037091 A JP2019037091 A JP 2019037091A JP 7163220 B2 JP7163220 B2 JP 7163220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluororesin tube
- tube
- holder
- fluororesin
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
(特徴1)
円筒状弾性層と、
前記円筒状弾性層の周面を被覆しているフッ素樹脂チューブと、を有する
定着部材または加圧部材の製造方法であって、
前記円筒状弾性層にフッ素樹脂チューブを被覆する工程で、
フッ素樹脂チューブの長手方向一端を第1の保持具により保持する工程と、
前記フッ素樹脂チューブの長手方向他端を第2の保持具により保持する工程と、前記第1の保持具と第2の保持具で保持された前記フッ素樹脂チューブを径方向へ拡張させる工程と、
接着剤が塗工された弾性材に対し径方向へ拡張された前記フッ素樹脂チューブを外挿する工程と、を有し、
前記フッ素樹脂チューブが径方向に拡張される際に第1の保持具と第2の保持具の間を長手方向に縮む方向にフッ素樹脂チューブが移動すること
を特徴する定着部材または加圧部材の製造方法。
(特徴2)
前記フッ素樹脂チューブが、径方向に拡張される際の長手方向の収縮力Fが、前記第1の保持具と前記フッ素樹脂チューブ内面間の最大静止摩擦力F1、
前記第1の保持具と前記フッ素樹脂チューブ外面間の最大静止摩擦力F1’、
前記第2の保持具と前記フッ素樹脂チューブ内面間の最大静止摩擦力F2、
前記第2の保持具と前記フッ素樹脂チューブ外面間の最大静止摩擦力F2’、
のいずれよりも大きいことを特徴とする特徴1に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
(特徴3)
前記第1の保持具と第2の保持具が円筒状もしくは円柱状の回転体対を有しており、前記回転体対の間で前記フッ素樹脂チューブを保持し、拡径時に前記フッ素樹脂チューブが前記回転体対の間を移動することを特徴とする特徴1乃至2に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
(特徴4)
前記フッ素樹脂チューブが前記弾性材に外挿された後、前記フッ素樹脂チューブの径方向への拡張を解く工程を更に有することを特徴とする特徴1乃至3に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
(特徴5)
前記フッ素樹脂チューブの拡張が解かれた後、前記フッ素樹脂チューブをそれぞれ保持した前記第1の保持具と前記第2の保持具との間の距離を所定距離広げる工程を更に有することを特徴とする特徴4に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
(特徴6)
前記接着剤が塗工された前記弾性材に前記フッ素樹脂チューブが外挿された後、前記フッ素樹脂チューブの長手方向両端部を局所的に加熱し、前記フッ素樹脂チューブの長手方向両端部を前記弾性材に固定させる工程を更に有することを特徴とする特徴1乃至5に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
(特徴7)
前記フッ素樹脂チューブの長手方向両端部が前記弾性材に固定された後、前記弾性材と前記フッ素樹脂チューブとの間にある前記接着剤を扱き出す工程を更に有することを特徴とする特徴6に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
(特徴8)
前記接着剤が扱き出された後、前記弾性材に固定された前記フッ素樹脂チューブを加熱する工程を更に有することを特徴とする特徴7に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
図2は、本発明に従う画像加熱装置を定着装置Aとして搭載した画像形成装置の一例の概略構成を示す断面模式図である。
図3はツインベルト方式の定着装置Aの要部の断面模式図である。ここで、定着装置Aまたはこれを構成している部材について長手または長手方向とは記録材搬送路面内において、記録材搬送方向に直交する方向である。定着装置について正面とは記録材導入側の面である。左右とは装置を正面から見て左または右である。ベルトの幅とは記録材搬送方向に直交する方向のベルト寸法(=ベルト長手方向の寸法)である。また記録材の幅とは記録材面において記録材搬送方向に直交する方向の記録材寸法である。また上流または下流とは記録材の搬送方向に関して上流または下流である。
図1の(a)は本実施例における定着部材である定着ベルト20の層構成を示す断面模式図、(b)は構成層の積層要領説明図である。
定着ベルト20の基材は前記誘導加熱部材57によって加熱させるために、SUS合金、ニッケル、鉄、磁性ステンレス、コバルト-ニッケル合金等の金属層で形成されている。本実施例においては、内径が55mmで、厚みが65μmの電鋳ニッケルベルトを基材としている。その厚みは好ましくは1~300μmがよい。基材の厚みが1μmよりも小さいと剛性が低く、多数枚耐久に耐えることが困難となる。また、基材が300μmを超えると剛性が高くなりすぎ、また屈曲性が悪くなり回転体として使用するには現実的ではない。より好ましくは20μmから100μmが理想である。
内面摺動層25としては、ポリイミド樹脂のような高耐久性、高耐熱性を持つ樹脂が適している。本実施例では、芳香族テトラカルボン酸二無水物或いはその誘導体と、芳香族ジアミンとの略等モルを有機極性溶媒中で反応させて得られるポリイミド前駆体溶液を、基材21の内面に塗工する。そして、乾燥、加熱し、脱水閉環反応により形成したポリイミド樹脂層を形成して内面摺動層25とした。
基材21の外周には弾性層22が設けられている。弾性層の材料としては、公知の弾性材料を使用することができ、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム等を用いることができる。弾性層の厚さは、画像を印刷する場合に記録材の凹凸或いはトナー層の凹凸に加熱面が追従できないことによる光沢ムラを予防するために、100μm以上が好ましい。弾性層の厚さが100μm未満では、弾性部材としての機能が発揮されず、定着時の圧力分布が不均一となることによって、特にフルカラー画像定着時に二次色の未定着トナーを十分に加熱定着することができずに定着画像のグロスにおいてムラを生じる。また、溶融不十分なことによってトナーの混色性が悪化し、高精細なフルカラー画像が得られず好ましくない。本実施例においては、シリコーンゴムを用い、硬度はJIS-A6度、熱伝導率は0.8W/mK、厚みは450μmである。
弾性層の塗工方法を図4を用いて説明する。
弾性層22であるところの硬化シリコーンゴム層上にフッ素チューブを固定する接着剤層23は、弾性層22の表面に1~10μmの厚みで均一に塗布した付加硬化型シリコーンゴム接着剤の硬化物からなっている。そして、付加硬化型シリコーンゴム接着剤は、自己接着成分が配合された付加硬化型シリコーンゴムを含む。具体的には、付加硬化型シリコーンゴム接着剤は、ビニル基に代表される不飽和炭化水素基を有するオルガノポリシロキサンと、ハイドロジェンオルガノポリシロキサン及び架橋触媒としての白金化合物を含有する。そして、付加反応により硬化する。このような接着剤としては、既知のものを使用することができる。本実施例においては、接着剤層を約5μmの厚みで均一に塗布した。
定着部材の表層としては、成形性やトナー離型性の観点から押し出し成形によるフッ素樹脂チューブ24が使用される。
PFAチューブ24を外側から拡張し、被覆する方法(拡張被覆法)を用いた。拡張被覆法について図5を用いて説明する。
弾性層22としてシリコーンゴム層の積層された基材W(図5の(b))の外径より大きな内径を有する金属製チューブ拡張型Kの内側にPFAチューブ24を配置(挿入)する。
拡張型Kに配置したPFAチューブ24の両端を第1の保持具Fuと、第2の保持具Flを用いて保持する。第1の保持具Fuと、第2の保持具FlについてはPFAチューブが径方向に拡張される際に第1の保持具と第2の保持具の間を長手方向に縮む方向に移動しやすくできるように設計されており(3-8-1)で後述する。
PFAチューブ24の外表面と拡張型Kの内面の隙間部分を真空状態(大気圧に対して負圧)にする。真空(5kPa)になったことでPFAチューブ24が拡張してPFAチューブ24の外表面が拡張型Kの内面に密着する。
中子Nに基材W(25+21+26+22+23)をセット(外嵌)して、内側にPFAチューブ24が拡張されている拡張型Kの中に挿入する。基材Wのシリコーンゴム層22の表面には予め付加硬化型シリコーンゴム接着剤23が均一に塗布されている。
拡張型Kに対する基材Wの配置後、PFAチューブ24の外表面と拡張型Kの内面の隙間部分の真空状態(大気圧に対して負圧)を破壊(大気圧に対して負圧を解除)する。真空が破壊されることで、PFAチューブ24は、シリコーンゴム層22の積層された基材Wの外径と同じ大きさまで拡径が解かれ(フッ素樹脂チューブの拡張を緩める緩め工程)、PFAチューブ24とシリコーンゴム層表面は密着した状態になる。
次に、PFAチューブ24を所定の伸張率まで伸張する(フッ素樹脂チューブの長手方向への伸張工程)。
PFAチューブ24の長手方向の伸張率を維持するために、弾性層22とPFAチューブ24の両端部(後の工程で切断される部分)をヒーターを内蔵したカシメビットなどでカシメる工程である。
弾性層22とPFAチューブ24の間には、接着に寄与しない余剰な付加硬化型シリコーンゴム接着剤23と、チューブ被覆時に巻き込んでしまった空気が存在する。この余剰な接着剤と空気を扱き出す工程である。
扱き工程後、加熱処理(電気炉で150℃、20分加熱)を行うことで、付加硬化型シリコーンゴム接着剤23の全体を硬化させる。これにより、PFAチューブ24と弾性層22を全域にわたって固定させる(接着剤を硬化させる工程)。
加熱処理後、自然冷却をしたのち、基材W(25+21+26+22+23+24)の両端側を所定の長さで切断してから研磨し、定着ベルト20を完成させた。
PFAチューブ24を径方向に拡張すると、長手方向は縮むことが確認されている。長手方向を固定した状態で径方向を拡張すると、PFAチューブ24は長手方向に縮まる方向の力と径方向に拡張する力がかかるため、チューブが塑性変形を起こしやすくなる。よって、本実施例ではPFAチューブ24を径方向に拡張する際に、第1の保持具Fuと第2の保持具Flの間をPFAチューブが長手方向に縮む方向に移動(滑ることが)できるようにして塑性変形を起こしにくくしている。
第1の保持具Fuと前記PFAチューブ内面間の最大静止摩擦力F1、
第1の保持具Fuと前記PFAチューブ外面間の最大静止摩擦力F1’、
第2の保持具Flと前記PFAチューブ内面間の最大静止摩擦力F2、
第2の保持具Flと前記PFAチューブ外面間の最大静止摩擦力F2’、
のいずれよりも大きくなるようになっている。
第1の保持具Fuと前記PFAチューブ内面間の最大静止摩擦力F1、
第1の保持具Fuと前記PFAチューブ外面間の最大静止摩擦力F1’、
第2の保持具Flと前記PFAチューブ内面間の最大静止摩擦力F2、
第2の保持具Flと前記PFAチューブ外面間の最大静止摩擦力F2’、
のそれぞれを求めることができる。
PFAチューブが径方向に拡張される際に第1の保持具と第2の保持具の間を長手方向に縮む方向に移動しやすくするために、第1の保持具と第2の保持具を円筒状もしくは円柱状回転体対(コロ)にすることも好適である(図7の80)。この場合、PFAチューブが回転体対の間を移動することでPFAチューブの負荷を軽減し、塑性変形を起こしにくくすることができる。本実施例では第1の保持具と第2の保持具にφ7の回転体対を5個並べた構成とした以外は実施例1と同構成で定着ベルト20を作成した。
比較例1として、従来から知られる真空拡張法でフッ素樹脂チューブを被覆し、定着ベルトを作成した。比較例1の方法を図8で説明する。
本実施例の(a)と同等工程である。
拡張型Kに配置したPFAチューブ24の両端を保持部材FuとFlを用いて保持する。ただし、拡径時にPFAチューブが保持部材の間を移動することができないようになっている。
本実施例の(c)と同等工程である。
本実施例の(d)と同等工程である。
シリコーンゴム層の積層された基材Wが拡張したPFAチューブ24内に配置後、PFAチューブ24を所定の伸張率まで伸張する。
PFAチューブ24外表面と拡張型K内面の隙間部分の真空状態(大気圧に対して負圧)を破壊する。真空が破壊されることで、PFAチューブ24は、シリコーンゴム層の積層された基材Wの外径と同じ大きさまで拡径が解かれ、PFAチューブ24とシリコーンゴム層表面は密着された状態にする。
本実施例の(g)と同等工程である。
本実施例の(h)と同等工程である。
本実施例の(i)と同等工程である。
本実施例の(j)と同等工程である。
比較例2として、特許文献3の拡張被覆法でPFAチューブを被覆し、定着ベルトを作成した。すなわち、フッ素樹脂チューブの両端をそれぞれ保持した保持具間の距離を所定距離狭めた後、前記フッ素樹脂チューブを径方向へ拡張させることで拡径時のPFAチューブへのダメージを軽減する方法である。比較例2のフッ素樹脂チューブ被覆法を図9を用いて説明する。
本実施例の(a)と同等工程である。
拡張型Kに配置したPFAチューブ24の両端を保持部材FuとFlを用いて保持する。ただし、拡径時にPFAチューブが保持部材の間を移動することができないようになっている。
次に、PFAチューブ24について詳しくは後述するが事前に求めた所定の長さ分だけ長手方向を縮める(フッ素樹脂チューブの全長より短くなるように長手方向に縮める縮め工程)。
本実施例の(c)と同等工程である。
本実施例の(d)と同等工程である。
本実施例の(e)と同等工程である。
本実施例の(f)と同等工程である。
本実施例の(g)と同等工程である。
本実施例の(h)と同等工程である。
本実施例の(i)と同等工程である。
本実施例の(j)と同等工程である。
次に、比較例と本実施例におけるPFAチューブ拡張時の伸びや裂けの発生や周スジの発生についての実験を行った。PFAチューブ伸び・裂けに関しては、完成後の定着ベルトを目視で確認し、伸び・裂けが発生している場合を×、発生していない場合を○として評価した。また比較例2については真空拡張前にPFAチューブを所定の長さ分だけ長手方向を縮めるため、その際にPFAチューブが座屈することによって、完成後の定着ベルトのPFAチューブに折れ跡やスジが残ることがある。そのため、折れ跡やスジに関しても完成後の定着ベルトを目視で確認し、折れ跡やスジが発生している場合を×、発生していない場合を○として評価した。
本実施例、および比較例のフッ素樹脂チューブ被覆方法で作成した定着ベルト20の良品をキヤノン製フルカラーコピー機である『imagePRESS C850』の定着装置に組み込み、加圧力75kgf、定着ニップ16mm×230mm、定着温度190℃、プロセススピード348mm/secに設定して、70万枚通紙耐久試験を行った。なお、定着ベルト20に用いたPFAチューブ24の径は48mm、厚みは40μmである。
4 レーザースキャナ(光学装置)、5 レーザー走査露光、6 現像器、
7 転写ローラ、8 クリーニング装置、9 給紙カセット、
10 給紙ローラ、10a 搬送路、10b 搬送路、11 レジストローラ対、
12 排出ローラ対、13 排出トレイ、20 定着部材(定着ベルト)、
21 基材、22 弾性層、23 接着剤層、24 表層、25 内面摺動層、
26 表層(フッ素樹脂チューブ)、30 加圧ベルト、41 シリンダポンプ、
42 塗布液供給ノズル、51 ローラ、52 定着ローラ、53 定着パッド、
54 テンションローラ、55 加圧側ローラ、56 加圧パッド、
57 誘導加熱部材、57a 誘導コイル、57b 励磁コア、
57c コイルホルダー、58、59 摺動シート、60 定着ニップ、
61 分離部材、62 温度検知素子、63 制御回路部、64 励磁回路、
70 フォースゲージ、71 延伸治具、80 円筒状もしくは円柱状回転体対、
t 未定着トナー、S 記録媒体、M モータ、A 定着装置、Fu 保持部材、
Fl 保持部材、N 中子、K 拡張型
Claims (8)
- 円筒状弾性層と、
前記円筒状弾性層の周面を被覆しているフッ素樹脂チューブと、を有する
定着部材または加圧部材の製造方法であって、
前記円筒状弾性層にフッ素樹脂チューブを被覆する工程で、
フッ素樹脂チューブの長手方向一端を第1の保持具により保持する工程と、
前記フッ素樹脂チューブの長手方向他端を第2の保持具により保持する工程と、前記第一の保持具と第二の保持具で保持された前記フッ素樹脂チューブを径方向へ拡張させる工程と、
接着剤が塗工された弾性材に対し径方向へ拡張された前記フッ素樹脂チューブを外挿する工程と、を有し、
前記フッ素樹脂チューブが径方向に拡張される際に第1の保持具と第2の保持具の間を長手方向に縮む方向にフッ素樹脂チューブが移動すること
を特徴する定着部材または加圧部材の製造方法。 - 前記フッ素樹脂チューブが、径方向に拡張される際の長手方向の収縮力Fが、前記第1の保持具と前記フッ素樹脂チューブ内面間の最大静止摩擦力F1、
前記第1の保持具と前記フッ素樹脂チューブ外面間の最大静止摩擦力F1’、
前記第2の保持具と前記フッ素樹脂チューブ内面間の最大静止摩擦力F2、
前記第2の保持具と前記フッ素樹脂チューブ外面間の最大静止摩擦力F2’、
のいずれよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。 - 前記第1の保持具と第2の保持具が円筒状もしくは円柱状の回転体対を有しており、前記回転体対の間で前記フッ素樹脂チューブを保持し、拡径時に前記フッ素樹脂チューブが前記回転体対の間を移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
- 前記フッ素樹脂チューブが前記弾性材に外挿された後、前記フッ素樹脂チューブの径方向への拡張を解く工程を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
- 前記フッ素樹脂チューブの拡張が解かれた後、前記フッ素樹脂チューブをそれぞれ保持した前記第1の保持具と前記第2の保持具との間の距離を所定距離広げる工程を更に有することを特徴とする請求項4に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
- 前記接着剤が塗工された前記弾性材に前記フッ素樹脂チューブが外挿された後、前記フッ素樹脂チューブの長手方向両端部を局所的に加熱し、前記フッ素樹脂チューブの長手方向両端部を前記弾性材に固定させる工程を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
- 前記フッ素樹脂チューブの長手方向両端部が前記弾性材に固定された後、前記弾性材と前記フッ素樹脂チューブとの間にある前記接着剤を扱き出す工程を更に有することを特徴とする請求項6に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
- 前記接着剤が扱き出された後、前記弾性材に固定された前記フッ素樹脂チューブを加熱する工程を更に有することを特徴とする請求項7に記載の定着部材または加圧部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019037091A JP7163220B2 (ja) | 2019-03-01 | 2019-03-01 | 定着部材及び加圧部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019037091A JP7163220B2 (ja) | 2019-03-01 | 2019-03-01 | 定着部材及び加圧部材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020138501A JP2020138501A (ja) | 2020-09-03 |
JP7163220B2 true JP7163220B2 (ja) | 2022-10-31 |
Family
ID=72279796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019037091A Active JP7163220B2 (ja) | 2019-03-01 | 2019-03-01 | 定着部材及び加圧部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7163220B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7121081B2 (ja) | 2020-08-19 | 2022-08-17 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004308781A (ja) | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Canon Chemicals Inc | ゴムロール製造方法およびゴムロール製造装置 |
JP2010143118A (ja) | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Canon Inc | 定着部材の製造方法 |
JP2014112202A (ja) | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Canon Inc | 定着用部材の製造方法及び製造装置 |
JP2014112201A (ja) | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Canon Inc | 定着用部材の製造方法及び製造装置 |
JP2014112203A (ja) | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Canon Inc | 定着用部材の製造方法及び製造装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0395212U (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-27 | ||
JP3140815B2 (ja) * | 1991-10-29 | 2001-03-05 | 昭和電線電纜株式会社 | チューブローラ製造装置 |
-
2019
- 2019-03-01 JP JP2019037091A patent/JP7163220B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004308781A (ja) | 2003-04-07 | 2004-11-04 | Canon Chemicals Inc | ゴムロール製造方法およびゴムロール製造装置 |
JP2010143118A (ja) | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Canon Inc | 定着部材の製造方法 |
JP2014112202A (ja) | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Canon Inc | 定着用部材の製造方法及び製造装置 |
JP2014112201A (ja) | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Canon Inc | 定着用部材の製造方法及び製造装置 |
JP2014112203A (ja) | 2012-10-29 | 2014-06-19 | Canon Inc | 定着用部材の製造方法及び製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020138501A (ja) | 2020-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6214300B2 (ja) | 定着用部材の製造方法及び製造装置 | |
JP6238662B2 (ja) | 定着用部材の製造方法及び製造装置 | |
JP5825545B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6223089B2 (ja) | 定着用部材の製造方法及び製造装置 | |
US8909119B2 (en) | Fixing member and manufacturing method thereof | |
JP2005284013A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP7163220B2 (ja) | 定着部材及び加圧部材の製造方法 | |
US20130078470A1 (en) | Fixing belt, method of manufacturing fixing belt, fixing device, and image forming apparatus | |
JP2008224835A (ja) | 定着用部材、定着装置及び画像形成装置 | |
JP2010078863A (ja) | 無端ベルト、定着装置及び画像形成装置 | |
JP6004893B2 (ja) | 基材へのチューブ被覆方法 | |
JP6071424B2 (ja) | 基材へのチューブ被覆方法 | |
JP2021063869A (ja) | 定着部材、および加熱定着装置 | |
JP5966806B2 (ja) | 定着部材、定着装置、及び画像形成装置 | |
JP2016206596A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2021063870A (ja) | 定着部材、および定着部材製造方法 | |
US10859955B2 (en) | Image heating member having a parting layer formed of a fluorine-containing resin tube, image heating apparatus and manufacturing method of the image heating member | |
JP2005266716A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2006091214A (ja) | 定着装置、ベルト管状体および画像形成装置 | |
JP2004233970A (ja) | 画像形成装置用ベルト、その製造方法及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2017219662A (ja) | 定着部材、および加熱定着装置 | |
JP6488801B2 (ja) | 管状体、定着装置および画像形成装置 | |
JP2020118785A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010026092A (ja) | 無端ベルト、定着装置及び画像形成装置 | |
JP2011053382A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20191125 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220920 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221019 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7163220 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |