JP7159991B2 - 車両制御システム及び車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両制御システム及び車両制御装置に関する。
プライバシーの保護の観点から運送業者にも配送先の住所等を知られたくないという要望がある。
一方、運転者の人材不足等を解消するために、自動運転や遠隔操作運転で配送することが考えられている(例えば、特許文献1)。
米国特許9964948号明細書
自動運転による配送であれば、運送業者(運転者)が配送先まで行かないため、運送業者が直接配送する場合と比較してプライバシー保護の点で優れる。
しかしながら、この場合でも配送先の住所を入力することが必要なため、運送業者に配送先の住所が漏れるおそれがある点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、プライバシーの保護に優れた車両制御システム及び車両制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両制御システムは、車両が自動運転状態で向かう仮目的地又は仮目的エリアを設定する仮目的地等設定部と、前記仮目的地等設定部で設定された仮目的地又は仮目的エリアまで前記車両を自動運転状態で走行させる走行制御部と、前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報に基づいて前記車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを検知した場合、前記車両の運転状態を自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替える切替部と、を備え、前記車両が手動運転状態又は遠隔操作運転状態である場合には、前記位置情報取得部は前記位置情報の取得を停止する
この車両制御システムでは、走行制御部によって、設定された仮目的地又は仮目的エリアに向かって車両が自動運転される。
位置情報取得部で取得された車両の位置情報に基づいて車両が仮目的地又は仮目的エリアに到着したことが検知されると、切替部によって車両が自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替えられる。
したがって、この車両制御システムの利用者が本来の目的地と異なる場所又は区域を仮目的地又は仮目的エリアに設定すれば、仮目的地又は仮目的エリアまで車両を自動運転させ、仮目的地から、又は仮目的エリア内を本来の目的地まで利用者が車両を手動運転する、あるいは遠隔操作運転することができる。
したがって、車両制御システムの管理者に利用者の本来の目的地を知られるおそれがなくなり、プライバシーの保護に優れる。
特に、この車両制御システムでは、車両が手動運転状態又は遠隔操作運転状態である場合には、位置情報取得部は位置情報の取得を停止する。したがって、利用者が仮目的地から本来の目的地まで、又は仮目的エリア内で本来の目的地まで車両を走行させた場合、その位置情報が記録されることはない。すなわち、利用者の本来の目的地がシステムの管理者に把握されることを一層抑制して、利用者のプライバシーの保護に優れる。
なお、「遠隔操作運転」とは、操作員が操作対象である車両から離間した位置で操作することにより、当該車両を走行させることをいう。
請求項2記載の車両制御システムは、請求項1記載の車両制御システムにおいて、前記位置情報に基づいて前記車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを検知した場合、前記車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを手動運転状態における前記車両の運転者又は遠隔操作運転状態における前記車両のリモートドライバに報知する報知部をさらに備える。
この車両制御システムでは、位置情報取得部で取得された車両の位置に基づいて車両が仮目的地又は前記仮目的エリアに到着したことを検知すると、報知部が手動運転状態の運転者又は遠隔操作運転状態のリモートドライバに車両が仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを報知する。
したがって、手動運転状態の運転者又は遠隔操作運転状態のリモートドライバが車両を運転可能であることを認識できる。すなわち、車両の運転状態の切替をスムーズに行うことができる。
請求項3記載の車両制御システムは、請求項1又は2記載の車両制御システムにおいて、前記車両は、荷物を配送する車両であり、前記仮目的地から前記荷物の配送先まで当該荷物の受取人が手動運転又は遠隔操作運転可能とされる。
この車両制御システムでは、荷物を配送する車両は仮目的地まで自動運転で走行され、仮目的地から配送先まで荷物の受取人が手動運転又は遠隔操作運転で走行させることができる。したがって、配送先である受取人の住所を配送業者等に知られるおそれが抑制され、プライバシーの保護に優れる。
請求項4記載の車両制御システムは、請求項1又は2記載の車両制御システムにおいて、前記車両は、荷物を配送する車両であり、前記仮目的エリアは前記荷物の配送先を含む区域であり、仮目的エリア内で前記荷物の配送先まで受取人が当該車両を手動運転又は遠隔操作運転可能とされる。
この車両制御システムでは、仮目的エリアが荷物の配送先を含む区域であるため、荷物を配送する車両は仮目的エリアまで自動運転で走行され、仮目的エリア内を配送先まで荷物の受取人が手動運転又は遠隔操作運転で走行させることができる。したがって、配送先である受取人の住所が配送業者等に知られるおそれが抑制され、プライバシーの保護に優れる。
請求項5記載の車両制御システムは、請求項1~4のいずれか1項記載の車両制御システムにおいて、前記車両は、仮目的地又は仮目的エリアに到着すると一旦停止する。
この車両制御システムでは、車両が仮目的地又は仮目的エリアに到着すると一旦停止する。したがって、車両が自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替わっても直ちに利用者が車両を運転する必要はない。すなわち、利用者の都合の良いときに利用者が車両を手動運転又は遠隔操作運転して本来の目的地まで走行させることができる。
請求項に記載の車両制御装置は、設定された仮目的地又は仮目的エリアまで自車両を自動運転状態で走行させる走行制御部と、自車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報に基づいて自車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを検知した場合、自車両の運転状態を自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替える切替部と、を備え、前記車両が手動運転状態又は遠隔操作運転状態である場合には、前記位置情報取得部は前記位置情報の取得を停止する
この車両制御装置では、設定された仮目的地又は仮目的エリアに向かって自車両が自動運転される。
位置情報取得部で取得された自車両の位置情報に基づいて車両が仮目的地又は仮目的エリアに到着したことが検知されると、切替部によって自車両が自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替えられる。
したがって、この車両制御装置の利用者が本来の目的地と異なる場所又は区域を仮目的地又は仮目的エリアに設定すれば、仮目的地又は仮目的エリアまで車両を自動運転させ、仮目的地から、又は仮目的エリア内を本来の目的地まで利用者が車両を手動運転する、あるいは遠隔操作運転することができる。
したがって、車両制御装置の管理者に利用者の本来の目的地を知られるおそれがなくなり、プライバシーの保護に優れる。
特に、この車両制御装置では、車両が手動運転状態又は遠隔操作運転状態である場合には、位置情報取得部が位置情報の取得を停止する。したがって、利用者が仮目的地から本来の目的地まで、又は仮目的エリア内を本来の目的地まで車両を走行させた場合、その位置情報が記録されることはない。すなわち、利用者の本来の目的地がシステムの管理者に把握されることを一層抑制して、利用者のプライバシーの保護に優れる。
請求項記載の車両制御装置は、請求項記載の車両制御装置において、前記位置情報に基づいて前記自車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを検知した場合、前記自車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを手動運転状態における前記自車両の運転者又は遠隔操作運転状態における前記自車両のリモートドライバに報知する。
この車両制御装置では、位置情報取得部で取得された車両の位置に基づいて車両が仮目的地又は前記仮目的エリアに到着したことを検知すると、報知部が手動運転状態の運転者又は遠隔操作運転状態のリモートドライバに車両が仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを報知する。
したがって、手動運転状態の運転者又は遠隔操作運転状態のリモートドライバは車両が運転可能であることを認識できる。すなわち、車両の運転状態の切替をスムーズに行うことができる。
請求項記載の車両制御装置は、請求項又は記載の車両制御装置において、前記自車両は、荷物を配送する車両であり、前記仮目的地から前記荷物の配送先まで当該荷物の受取人が手動運転又は遠隔操作運転可能とされる。
この車両制御装置では、荷物を配送する車両は仮目的地まで自動運転で走行され、仮目的地から配送先まで荷物の受取人が手動運転又は遠隔操作運転で走行させることができる。したがって、配送先である受取人の住所が配送業者等に知られるおそれが抑制され、プライバシーの保護に優れる。
請求項記載の車両制御装置は、請求項又は記載の車両制御装置において、前記自車両は、荷物を配送する車両であり、前記仮目的エリアは前記荷物の配送先を含む区域であり、仮目的エリア内で前記荷物の配送先まで当該荷物の受取人が当該自車両を前記手動運転又は遠隔操作運転可能とされる。
この車両制御装置では、仮目的エリアが荷物の配送先を含む区域であるため、荷物を配送する車両は仮目的エリアまで自動運転で走行され、仮目的エリア内を配送先まで荷物の受取人が手動運転又は遠隔操作運転で走行させることができる。したがって、配送先である受取人の住所が配送業者等に知られるおそれが抑制され、プライバシーの保護に優れる。
請求項10記載の車両制御装置は、請求項のいずれか1項記載の車両制御装置において、前記車両は、仮目的地又は仮目的エリアに到着すると一旦停止する。
この車両制御装置では、車両が仮目的地又は仮目的エリアに到着すると一旦停止する。したがって、車両が自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替わっても直ちに利用者が車両を運転する必要はない。すなわち、利用者の都合の良いときに利用者が車両を手動運転又は遠隔操作運転して本来の目的地まで走行させることができる。
以上説明したように、この発明の車両制御システム及び車両制御装置によれば、利用者のプライバシーの保護に優れる。
実施形態に係る車両制御システムの全体を示す概略構成図である。 実施形態に係る車両制御システムの車両のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態に係る車両制御装置の機能構成を示すブロック図である。 実施形態に係る車両制御システムの遠隔操作装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態に係る遠隔制御装置の機能構成を示すブロック図である。 実施形態に係る車両制御システムの情報サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態に係る情報サーバの機能構成を示すブロック図である。 実施形態に係る情報サーバにおける配送受付制御を示すフローチャートである。 実施形態に係る車両における配送制御を示すフローチャートである。 実施形態に係る車両における配送制御を示すフローチャートである。 実施形態に係る遠隔操作装置の運転状態切替制御を示すフローチャートである。 実施形態に係る遠隔操作装置の遠隔操作運転終了処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る車両における自動運転状態復帰処理を示すフローチャートである。
一実施形態に係る車両制御システムについて、図1~図13を参照して説明する。
(構成)
図1に示すように、第1の実施形態に係る車両制御システム10は、車両12と、遠隔操作装置14と、情報サーバ16と、を含んで構成されている。
本実施形態の車両12と、遠隔操作装置14と、情報サーバ16とが、ネットワークN1を介して相互に接続されている。
車両12は、車両制御装置20によって予め生成された走行計画に基づいて自律走行を行う自動運転と、遠隔操作装置14におけるリモートドライバの操作に基づく遠隔操作運転と、車両12の乗員(つまり、運転者)の操作に基づく手動運転と、を実行可能に構成されている。
(車両)
図2は、本実施形態の車両12に搭載される機器のハードウェア構成を示すブロック図である。車両12は、車両制御装置20、GPS(Global Positioning System)装置22と、カメラ23と、カメラ23を除く外部センサ24と、内部センサ26と、入力装置28と、アクチュエータ30と、を含んでいる。
車両制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)20A、ROM(Read Only Memory)20B、RAM(Random Access Memory)20C、ストレージ20D、通信I/F(Inter Face)20E及び入出力I/F20Fを含んで構成されている。CPU20A、ROM20B、RAM20C、ストレージ20D、通信I/F20E及び入出力I/F20Fは、バス20Gを介して相互に通信可能に接続されている。
CPU20Aは、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU20Aは、ROM20Bからプログラムを読み出し、RAM20Cを作業領域としてプログラムを実行する。本実施形態では、ROM20Bに実行プログラムが記憶されている。
図2に示すように、ROM20Bは、各種プログラム及び各種データを記憶している。RAM20Cは、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。
ストレージ20Dは、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを記憶している。
通信I/F20Eは、後述する遠隔制御装置40及び情報サーバ16等と通信すべく、ネットワークN1に接続するためのインタフェースを含む。当該インタフェースは、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の通信規格が用いられる。
本実施形態の通信I/F20Eは、ネットワークN1を介して、車両12の外部の遠隔操作装置14に向けてカメラ23による周囲画像を送信し、遠隔操作装置14から車両12を操作させるための操作情報である遠隔操作情報を受信する。また、通信I/F20Eは、情報サーバ16から配送情報(仮目的地情報あるいは仮目的エリア情報)をネットワークN1を介して受信する。
入出力I/F20Fは、車両12に搭載される各装置と通信するためのインタフェースである。本実施形態の車両制御装置20は、入出力I/F20Fを介してGPS装置22、カメラ23、外部センサ24、内部センサ26、入力装置28及びアクチュエータ30が接続されている。なお、GPS装置22、カメラ23、外部センサ24、内部センサ26、入力装置28及びアクチュエータ30は、バス20Gに対して直接接続されていても良い。
GPS装置22は車両12の現在位置を測定する装置である。GPS装置22は、GPS衛星からの信号を受信するアンテナ(図示省略)を含んでいる。
カメラ23は、車両12の前方を含む車両12の周囲の画像(以下、「周囲画像」という)を撮像するものである。
外部センサ24は、カメラ23を除いた、車両12の周囲の周辺情報を検知するセンサ群である。外部センサ24は、所定範囲に探査波を送信するミリ波レーダと、所定範囲をスキャンするライダ(Laser Imaging Detection and Ranging)を含む。
内部センサ26は、車両12の走行状態を検知するセンサ群である。内部センサ26は、車速センサ、加速度センサ及びヨーレートセンサのうち少なくとも一つを含む。
入力装置28は車両12に乗車している乗員が操作するためのスイッチ群である。入力装置28は、車両12の操舵輪を操舵させるスイッチとしてのステアリングホイール28Aと、車両12を加速させるスイッチとしてのアクセルペダル28Bと、車両12を減速させるスイッチとしてのブレーキペダル28Cと、を含む。
アクチュエータ30は、車両12の操舵輪を駆動させるステアリングホイールアクチュエータ、車両12の加速を制御するアクセルアクチュエータ、車両12の減速を制御するブレーキアクチュエータを含んでいる。
図3は、車両制御装置20の機能構成の例を示すブロック図である。図3に示すように、車両制御装置20は、操作情報取得部200と、周辺情報取得部210、車両情報取得部220、位置情報取得部230、仮目的地等設定部240、走行計画作成部250、走行制御部260、権限付与部270、及び切替部280を有している。各機能構成は、CPU20AがROM20Bに記憶された実行プログラムを読み出し、これを実行することによって実現される。
操作情報取得部200は、車両12の手動運転時に、ステアリングホイール28A、アクセルペダル28B、ブレーキペダル28Cに対する乗員(運転者)の操作量を入力装置28から入出力I/F20Fを介して取得する。
周辺情報取得部210は、車両12の周辺の周辺情報を取得する機能を有している。周辺情報取得部210は、入出力I/F20Fを介してカメラ23による車両12の周囲画像や外部センサ24から車両12の周辺情報を取得する。「周辺情報」には、車両12の周囲の車両、歩行者に限らず、天候、明るさ、走行路の幅、障害物等が含まれる。
車両情報取得部220は、車両12の車速、加速度、ヨーレート等の車両情報を取得する機能を有している。車両情報取得部220は、入出力I/F20Fを介して内部センサ26から車両12の車両情報を取得する。
位置情報取得部230は、車両12の現在位置を取得する機能を有している。位置情報取得部230は、入出力I/F20Fを介してGPS装置22から位置情報を取得する。
仮目的地等設定部240は、情報サーバ16から送信された配送情報から荷物に関連付けられた仮目的地情報又は仮目的エリア情報を取得し、車両12が自動運転状態で向かう仮目的地又は仮目的エリアを設定する。
走行計画作成部250は、位置情報取得部230で取得された位置情報、周辺情報取得部210で取得された周辺情報、車両情報取得部220で取得された車両情報に基づいて、車両12を走行させるための走行計画を生成する機能を有している。走行計画には、荷物に関連づけて設定された仮目的地情報又は仮目的地エリア情報を勘案して設定された走行経路のみならず、車両12前方の障害物を回避するための進路、車両12の速度等の情報を含む。
走行制御部260は、走行計画作成部250で生成された走行計画に基づく自動運転、遠隔操作装置14から受信した遠隔操作情報に基づく遠隔操作運転、及び操作情報取得部200で受け付けた車両操作情報に基づく手動運転を制御する機能を有している。
権限付与部270は、遠隔操作装置14を操作する受取人又はその関係者であるリモートドライバに対して、車両制御装置20が搭載された車両12を操作するための権限である操作権限を付与する機能を有している。リモートドライバに操作権限を付与した場合、車両制御装置20は、当該リモートドライバが操作する遠隔操作装置14に対して権限移譲コマンドを送信する。権限移譲コマンドの送信は、仮目的地又は仮目的エリア内到着の通知と同時に行ってもよいし、到着の通知後に行ってもよい。
切替部280は、車両12の運転状態を自動運転状態と遠隔操作状態と手動運転状態との間で切り替える。本実施形態では、権限移譲コマンドが遠隔制御装置40に送信された後、準備完了コマンドを遠隔制御装置40から受信した場合に、車両12を自動運転状態から遠隔操作運転状態に切り替える。また、権限移譲コマンドを遠隔制御装置40から受信した後、準備完了コマンドを遠隔制御装置40に送信した場合に、車両12を遠隔操作運転状態から自動運転状態に切り替える。
なお、操作権限が車両12から遠隔操作装置14に移ることにより、遠隔操作装置14から受信した遠隔操作情報に基づいて車両12が走行される。すなわち、リモートドライバによって車両12の遠隔操作運転が行われる。
(遠隔操作装置)
図4は、本実施形態の遠隔操作装置14に搭載される機器のハードウェア構成を示すブロック図である。遠隔操作装置14は、遠隔制御装置40と、表示装置42と、スピーカ44と、入力装置46と、を含んでいる。
遠隔制御装置40は、CPU40A、ROM40B、RAM40C、ストレージ40D、通信I/F40E及び入出力I/F40Fを含んで構成されている。CPU40A、ROM40B、RAM40C、ストレージ40D、通信I/F40E及び入出力I/F40Fは、バス40Gを介して相互に通信可能に接続されている。CPU40A、ROM40B、RAM40C、ストレージ40D、通信I/F40E及び入出力I/F40Fの機能は、上述した車両制御装置20のCPU20A、ROM20B、RAM20C、ストレージ20D、通信I/F20E及び入出力I/F20Fと同じである。
CPU40Aは、ROM40Bからプログラムを読み出し、RAM40Cを作業領域としてプログラムを実行する。本実施形態では、ROM40Bに、処理プログラムが記憶されている。CPU40Aが処理プログラムを実行することで、遠隔制御装置40は、図5に示す走行情報取得部400、操作情報生成部410、報知部420、及び操作切替部430として機能する。
本実施形態の遠隔制御装置40には、図4に示すように、入出力I/F40Fを介して表示装置42、スピーカ44及び入力装置46が接続されている。なお、表示装置42、スピーカ44及び入力装置46は、バス40Gに対して直接接続されていてもよい。
表示装置42は、車両12のカメラ23の周囲画像や、車両12に係る各種情報を表示させるための液晶モニタである。
スピーカ44は、車両12が仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを報知するアラーム音を鳴らすと共に、車両12のカメラ23に付属するマイク(図示省略)により周囲画像と共に収録された音声を再生するものである。
入力装置46は遠隔操作装置14を利用するリモートドライバが操作するためのコントローラである。入力装置46は、例えば、ネットワークN1に接続されたゲームコントローラーであり、車両12の操舵輪を操舵させると共に、車両12を加減速させる。なお、入力装置46の形態はこの限りでない。
例えば、遠隔操作装置14の表示装置42、スピーカ44は、それぞれスマートフォンの液晶モニタ画面、スピーカであり、入力装置46は液晶モニタに設けられている感圧センサ及び加速度センサであっても良い。この場合には、液晶モニタへの押圧力の変化によって車両12の加減速度を調整したり、スマートフォン自体を回転させることにより車両12の操舵量を調整することが考えられる。
図5は、遠隔制御装置40の機能構成の例を示すブロック図である。図5に示すように、遠隔制御装置40は、走行情報取得部400、操作情報生成部410、報知部420、及び操作切替部430を有している。
走行情報取得部400は、車両制御装置20から送信されたカメラ23の周囲画像及び音声、並びに車速等の車両情報を取得する機能を有している。取得された周囲画像や車両情報は表示装置42に表示され、音声情報はスピーカ44から出力される。
操作情報生成部410は、リモートドライバによる遠隔操作運転が行われる場合に、入力装置46から出力された信号を受け付ける機能を有している。また、操作情報生成部410は、入力装置46から受け付けた信号を基に車両制御装置20に送信する遠隔操作情報を生成する。
報知部420は、車両制御装置20から到着報知信号を受信することにより、アラーム信号をスピーカ44に出力する。これにより、スピーカ44でアラーム音が鳴り、リモートドライバに車両12が仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを報知する。すなわち、リモートドライバに遠隔操作運転の準備を促す。
操作切替部430は、車両制御装置20に対し、自動運転状態から遠隔操作運転状態への切り替えを実行する機能を有している。遠隔操作装置14では、遠隔操作運転を行うリモートドライバが図示しない操作部を操作した場合、車両制御装置20に向けて準備完了コマンドが出力される。例えば、車両12の車両制御装置20から操作権限に係る情報を既に受信している場合、操作切替部430は準備完了コマンドを車両制御装置20に向けて出力することにより、車両12では自動運転状態から遠隔操作運転状態への切り替えが行われる。
(情報サーバ)
図6に示すように、情報サーバ16は、CPU60A、ROM60B、RAM60C、ストレージ60D及び通信I/F60Eを含んで構成されている。CPU60A、ROM60B、RAM60C、ストレージ60D及び通信I/F60Eは、バス60Gを介して相互に通信可能に接続されている。CPU60A、ROM60B、RAM60C、ストレージ60D及び通信I/F60Eの機能は、上述した車両制御装置20のCPU20A、ROM20B、RAM20C、ストレージ20D及び通信I/F20Eと同じである。
CPU60Aは、ROM60B又はストレージ60Dからプログラムを読み出し、RAM60Cを作業領域としてプログラムを実行する。本実施形態では、ストレージ60Dに情報処理プログラムが記憶されている。CPU60Aが情報処理プログラムを実行することで、図7に示す配送受付情報取得部600、仮目的地等設定促進部610、配送情報生成部620、配送情報送信部630、配送不能情報送信部640として機能する。
図7は、情報サーバ16の機能構成の例を示すブロック図である。図7に示すように、情報サーバ16は、配送受付情報取得部600と、仮目的地等設定促進部610と、配送情報生成部620と、配送情報送信部630と、配送不能情報送信部640と、を有している。
配送受付情報取得部600は、荷物の配送を受け付けた場合に、入力された電子情報に基づいて配送受付情報を取得するものである。配送受付情報には、依頼人の氏名、住所、メールアドレス、受取人の氏名、仮目的地又は仮目的エリア(以下、「仮目的地等」と略す場合がある)、メールアドレス、荷物の種類等が含まれる。
仮目的地等設定促進部610は、配送受付情報に仮目的地等が設定されていない場合に、受取人による仮目的地又は仮目的エリアの設定を希望していると判断して、仮目的地又は仮目的エリアの設定を促す設定促進メールを、配送受付情報として予め登録された受取人のメールアドレスに向けて送信する機能を有している。
なお、仮目的地又は仮目的エリアとは、自動運転された(配送)車両12が仮目的地又は仮目的エリアに到着すると、そこから配送先である受取人の居所(例えば、自宅)まで受取人が遠隔操作運転を行う地点又は区域である。
例えば、自宅近傍の公園を仮目的地として設定することや、自宅を含む同一町内を仮目的エリアに設定することができる。仮目的エリアの場合には、当該仮目的エリアの外縁部に車両12が到着すると、直ちに車両12が自動運転状態から遠隔操作運転状態に切り替えられる。
配送情報生成部620は、配送受付情報に設定された仮目的地又は仮目的エリアを読み出し、仮目的地情報又は仮目的エリア情報と荷物とを関連づけた配送情報を生成する。
配送情報送信部630は、荷物を配送する車両12に、配送情報を送信する。
配送不能情報送信部640は、設定促進メールの送信時から所定時間が経過しても受取人による仮目的地等の設定がされなかった場合に、依頼人に配送不能メールを送信する。
(作用)
本実施形態に係る車両制御システム10の作用について説明する。
先ず、車両制御システム10によって車両12を手動運転、自動運転、遠隔操作運転する場合について簡単に説明し、次に、この車両制御システム10が配送システムに適用された場合について説明する。
先ず、車両12の手動運転、自動運転、遠隔操作運転する場合について簡略に説明する。
車両12の手動運転が選択された場合には、車両制御装置20の操作情報取得部200により乗員(運転者)によるアクセルペダルの踏み込み量、ブレーキペダルの踏み込み量、ステアリングホイールの回転量等の操作量が取得され、この操作量が走行制御部260に出力される。車両制御装置20の走行制御部260は、操作量に基づく制御信号をアクチュエータ30に送信し、車両12が手動運転で走行される。
一方、車両12の自動運転が選択された場合には、仮目的地等設定部240で取得された仮目的地情報又は仮目的エリア情報と、カメラ23や外部センサ24等の周囲情報、位置情報取得部230で取得された位置情報等に基づいて走行計画作成部250で走行計画が作成される。車両12は、作成された走行計画に基づいて仮目的地又は仮目的エリアまで自動運転で走行される。
さらに、車両12の遠隔操作運転が選択された場合には、遠隔操作装置14で車両12のカメラ23で撮像された周囲画像等を見ながら、リモートドライバが入力装置46を操作する。この遠隔操作装置14の操作情報生成部410でこの操作量に応じた操作情報信号が生成され、車両制御装置20に送信される。車両制御装置20の走行制御部260は、これらの情報に基づく制御信号をアクチュエータ30に送信し、車両12が遠隔操作運転で走行される。
次に、荷物の配送先(例えば、自宅)の近傍である仮目的地又は仮目的エリアまで車両12を自動運転させ、仮目的地から、又は仮目的エリア内を自宅まで受取人又はその関係者(以下、「受取人等」という場合がある)の遠隔操作運転により車両12を走行させる配送システムに、この車両制御システム10が適用された場合について説明する。
情報サーバ16では、図8に示すように、CPU60Aが配送受付情報を取得する(ステップS100でYES)と、配送受付情報に仮目的地等が設定されているか否かを判定する(ステップS102)。
なお、配送受付情報を取得していない場合(ステップS100でNO)には、取得するまで待機する。
CPU60Aでは、配送受付情報に仮目的地等が設定されていない場合(ステップS102でNO)には、受取人の登録メールアドレス宛に、仮目的地又は仮目的エリアを配送受付情報に設定するように受取人に促す設定促進メールを送信する(ステップS104)。これは、配送受付情報に仮目的地等が含まれていない場合には、受取人が自ら仮目的地又は仮目的エリアを設定したいという要求があると判断して、受取人に仮目的地又は仮目的エリアを設定するように促すものである。
CPU60Aは、受取人によって配送受付情報に仮目的地又は仮目的エリアが設定されたか否かを判定する(ステップS106)。
CPU60Aは、配送受付情報に仮目的地又は仮目的エリアが設定されていない場合(ステップS106でNO)には、設定促進メールを送信してから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS108)。
CPU60Aは、設定促進メールを送信してから所定時間が経過するまで(ステップS108でNO)、ステップS106以下の処理を繰り返す。
一方、CPU60Aでは、設定促進メールが送信されてから所定時間が経過しても、配送受付情報に仮目的地又は仮目的エリアを設定されていない場合(ステップS108でYES)に、配送不能である旨の配送不能メールを依頼人のメールアドレスに送信して、処理を終了する(ステップS110)。
一方、配送受付情報に仮目的地等が設定されていた場合(ステップS102でYES)、又は設定送信メール送付後に所定時間内に配送受付情報に仮目的地等が設定された場合(ステップS106でYES)に、仮目的地情報又は仮目的エリア情報と荷物とを関連づけた配送情報を生成し(ステップS112)、当該荷物を配送する車両12の車両制御装置20に配送情報を送信する(ステップS114)。
次に、上記のようにして配送情報が送信された車両12について、図9及び図10を参照して説明する。
車両制御装置20のCPU20Aは、情報サーバ16から配送情報を受信する(ステップS200でYES)と、配送情報から仮目的地情報、又は仮目的エリア情報を取得する(ステップS202)。この仮目的地とは、車両12が自動運転状態から遠隔操作運転状態又は手動運転状態に切り替わる場所である。仮目的エリアとは、仮目的エリア内に車両12が到着すると、車両12が自動運転状態から遠隔操作運転状態又は手動運転状態に切り替わる区域である。なお、本実施形態では遠隔操作運転状態に切り替わる場合について説明している。
なお、CPU20Aは、配送情報を取得していない場合(ステップS200でNO)には、取得するまで待機する。
続いて、CPU20Aは、車両12の現在地の位置情報を取得する(ステップS204)。
さらに、CPU20Aは、仮目的地又は仮目的エリアと現在の車両12の位置情報等に基づいて走行計画を作成する(ステップS206)。
CPU20Aでは、この走行計画に基づく制御信号をアクチュエータ30に出力する(ステップS208)。これにより、車両12は仮目的地又は仮目的エリアに向かって自動運転される。
CPU20Aでは、所定時間経過後に、車両12の現在地の位置情報を再び取得する(ステップS210)。
続いて、CPU20Aでは、取得された車両12の現在位置に基づいて車両12が仮目的地等に到着したか否かを判定する(ステップS212)。なお、仮目的エリアの場合には車両12が仮目的エリア内に到着したか否かを判定する。
CPU20Aでは、車両12が仮目的地等に到着していない場合(ステップS212でNO)には、ステップS206以下の処理を繰り返す。
一方、CPU20Aは、図10に示すように、車両12が仮目的地等に到着した場合(ステップS212でYES)には、仮目的地又は仮目的エリアに車両12が到着したことを受取人に報知するために、到着報知信号を遠隔制御装置40に送信する(ステップS214)。
続いて、CPU20Aは、遠隔制御装置40に権限移譲コマンドを送信する(ステップS216)。
さらに、CPU20Aは、後述するように、遠隔制御装置40から送信された準備完了コマンドが受信されたか否かを判定する(ステップS218)。
CPU20Aは、遠隔制御装置40から準備完了コマンドが受信される(ステップS218でYES)と、車両12を自動運転状態から遠隔操作運転状態に切り替える(ステップS220)。すなわち、遠隔制御装置40からの遠隔操作情報に基づいて車両12が走行可能な状態とされる。
なお、準備完了コマンドが受信されていない場合(ステップS218でNO)には、受信されるまで待機する。
次に、上記のように車両制御装置20からの信号により、遠隔操作が開始される遠隔操作装置14について説明する。
遠隔制御装置40では、図11に示すように、CPU40Aが車両12から到着報知信号を受信しているか否かを判定する(ステップS300)。
CPU40Aでは、到着報知信号を受信すると(ステップS300でYES)、アラーム信号を生成してスピーカ44に出力する(ステップS302)。これにより、スピーカ44でアラーム音が鳴り、車両12が仮目的地又は仮目的エリアに到着し、遠隔操作が必要なことが受取人等に報知される。
なお、CPU40Aは、到着報知信号が受信されていない場合(ステップS300でNO)場合には、待機する。
次に、CPU40Aは、車両12から権限移譲コマンドを受信する(ステップS304)。
続いて、CPU40Aは、荷物の受取人又はその関係者であるリモートドライバが遠隔操作運転可能な状態となったか否かを確認する(ステップS306)。具体的には、リモートドライバが遠隔操作可能な状態になったことを遠隔操作装置14の図示しないスイッチ等を操作して入力することにより、CPU40Aはリモートドライバが遠隔操作運転可能となったと判定する。
CPU40Aは、リモートドライバが遠隔操作運転可能となったと判定した場合(ステップS306でYES)には、準備完了コマンドを車両制御装置20に送信する(ステップS308)。この準備完了コマンドを車両制御装置20が受信し、車両12が自動運転状態から遠隔操作運転状態に切り替わることで、遠隔操作装置14で車両12を遠隔操作運転することが可能となる。
続いて、CPU40Aは、車両制御装置20に遠隔操作情報の送信を開始する(ステップS310)。具体的には、リモートドライバの操作に伴う入力装置46からの信号を取得すると共に、取得した信号に基づき生成された遠隔操作情報を車両制御装置20へ送信する。これにより、車両12では、遠隔操作運転が実行される。また、CPU40Aにおける引受処理が完了する。
このようにして、遠隔操作運転可能となった遠隔操作装置14を受取人等のリモートドライバが操作することによって、受取人の居所、例えば、自宅まで遠隔操作運転で車両12を走行させて荷物を受け取る。
そして、リモートドライバは、受取人の居所から離間した位置まで遠隔操作運転で車両12を走行させた後、遠隔操作運転の終了処理を行う。
この遠隔操作運転の終了処理について遠隔制御装置40の処理と、車両制御装置20の処理を、それぞれ図12、図13を参照して説明する。
図12に示すように、遠隔制御装置40のCPU40Aでは、遠隔操作が終了されたか否かを判定している(ステップS400)。具体的には、リモートドライバが遠隔操作装置14の図示しないスイッチ等を操作して入力することにより、CPU40Aは遠隔操作が終了したと判定している。
CPU40Aは、遠隔操作が終了していない場合(ステップS400でNO)には待機する。
一方、CPU40Aは、遠隔操作が終了した場合(ステップS400でYES)には、権限移譲コマンドを車両制御装置20に送信する(ステップS402)。
次に、CPU40Aは、車両制御装置20から準備完了コマンドを受信したか否か判定する(ステップS404)。
CPU40Aは、準備完了コマンドを受信していない場合(ステップS404でNO)には、受信するまで待機する。
一方、CPU40Aは、準備完了コマンドを受信した場合(ステップS404でYES)には、遠隔操作終了処理を行い(ステップS406)、処理を終了する。具体的には、遠隔操作装置14の入力装置46の操作入力の無効化等の処理を行う。
これに対して、車両制御装置20では、図13に示すように、以下の処理を行う。
CPU20Aは、遠隔制御装置40から権限移譲コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS500)。
CPU20Aは、遠隔制御装置40から権限移譲コマンドを受信していない場合(ステップS500でNO)には待機する。
CPU20Aは、遠隔制御装置40から権限移譲コマンドを受信した場合(ステップS500でYES)には、車両12を遠隔操作運転状態から自動運転状態に切り替える(ステップS502)。
次に、CPU20Aは、準備完了コマンドを遠隔制御装置40に送信する(ステップS504)。
この後、CPU20Aは、車両12で自動運転を開始させる(ステップS506)。次の仮目的地等がある場合には、仮目的地等までの走行経路等に基づいた走行計画を作成し、走行計画に基づいた制御信号をアクチュエータ30に出力することで、車両12を自動運転走行させる。なお、次の仮目的地等がない場合には、営業所に戻るように車両12が自動運転される。
このように、本実施形態に係る車両制御システム10では、荷物を配送する車両12を予め設定された配送先でない仮目的地等まで自動運転で走行させ、仮目的地から配送先(荷物の受取人の居所(例えば自宅))まで受取人等の遠隔操作運転で走行される。したがって、車両制御システム10で荷物を配送することにより、運送会社に受取人の居所(住所)を知られるおそれがなくなり、プライバシーの保護に優れる。
また、この車両制御システム10では、遠隔操作運転の終了時を荷物の受取時ではなく、リモートドライバが決定できる。したがって、受取人の自宅で荷物を受け取った後、自宅から離間した位置まで車両12を移動させてから遠隔操作運転を自動運転に切り替えることができる。したがって、運送業者等に遠隔運転終了地点から自宅の位置等を推測されることが防止でき、プライバシーの保護に一層優れる。
また、車両制御システム10では、受取人等が車両12を遠隔操作運転する始点を受取人の居所の近傍の仮目的地又は仮目的エリア内に限定しているため、車両12を遠隔操作運転する距離が短く、受取人等の煩雑さが抑制される。
なお、受取人が仮目的地を選択した場合には、受取人の居所(例えば、自宅)まで遠隔操作運転がしやすいルートとなるような場所を指定することができる。
一方、受取人が居所(例えば、自宅)を含む仮目的エリアを選択した場合には、車両12が仮目的エリアに到着すれば遠隔操作運転状態に切り替わるので、車両12の走行ルートについて選択の自由度が向上し、結果として自動運転距離を短く設定でき、配送時間が短縮される。
さらに、車両制御システム10では、車両12が仮目的地等に到着した時点で、遠隔制御装置40に到着報知信号が送信され、遠隔操作装置14のスピーカ44からアラーム音が鳴るため、受取人等であるリモートドライバが遠隔操作運転開始タイミングを容易に確認することができる。
換言すれば、車両12の自動運転から遠隔操作運転への切替がスムーズになり、配送時間の短縮が図れる。
(その他)
なお、車両制御システム10では、自動運転から遠隔操作運転に切り替えたが、自動運転から手動運転に切り替えるように設定しても良い。この場合には、仮目的地又は仮目的エリア内に車両12が到着すると、安全な場所に停止させ、待機させると共に、車両12を自動運転状態から手動運転状態に切り替える。さらに、遠隔制御装置40に到着信号が送信されることでアラーム音で車両12の到着したことを認識した受取人が車両12まで行き、車両12を受取人の居所まで手動運転することになる。
また、上記実施形態では車両12が仮目的地又は仮目的エリアに到着すると自動運転状態から遠隔操作運転状態に切り替えていたが、切替時に安全な場所に車両12を一旦停止させても良い。具体的には、車両制御装置20では、図10に示すように、権限移譲コマンドを遠隔制御装置40に送信(ステップS216)後、車両12を安全な場所に停止させる。この結果、遠隔制御装置40では、図11に示す権限移譲コマンドを受信した(ステップS304)後、受取人が図示しない遠隔操作装置14のスイッチを操作する(リモートドライバが準備完了する)までの時間を調整可能となった。
すなわち、自動運転状態から遠隔操作運転状態に車両12を切り替える際、車両12が安全な場所に一旦停止されるため、受取人等であるリモートドライバが都合の良いタイミングで遠隔操作運転を開始することができる。
さらに、実施形態では、車両制御システム10は荷物の配送システムとして使用されていたが、これに限定されるものではない。例えば、子供を学習施設から自宅まで送迎するシステムに適用することも可能である。この場合には、自宅近傍の仮目的地又は仮目的エリア内に車両12が到着すると、自宅にいる親が遠隔操作装置14を操作することで、自宅まで車両12を遠隔操作運転することができる。したがって、学習施設側に自宅の住所等を明らかにしないで済む。すなわち、プライバシーの保護に優れる。
また、実施形態では、遠隔操作装置14のスピーカ44からアラーム音を鳴らすことで、受取人等に車両12が仮目的地等に到着したことを報知したが、これに限定されるものではない。例えば、遠隔操作装置14の表示装置42に到着したメッセージを表示して報知しても良いし、遠隔操作装置14の図示しない到着ランプ等を点灯させることによって報知しても良い。
さらに、本実施形態では、常時位置情報を取得する構成としたが、車両12が仮目的地又は仮目的エリアに到着して自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替えられた場合には、位置情報取得部230による位置情報の取得を停止する構成としても良い。したがって、荷物の受取人が仮目的地から受取人の居所まで、又は仮目的エリア内を受取人の居所まで車両を走行させた場合、その位置情報が記録されることはない。すなわち、荷物の受取人の居所が運送業者等に把握されることを一層抑制して、利用者のプライバシーの保護に優れる。
この場合には、車両12が自動運転状態に復帰するタイミングで、位置情報取得部230が位置情報の取得を再開するように構成すれば良い。
さらに、本実施形態では、手動運転、遠隔操作運転、自動運転の3状態を切り替え可能な車両制御システムについて説明したが、手動運転と自動運転、遠隔操作運転と自動運転の2状態が切り替え可能な車両制御システムでも良い。
車両制御システムが手動運転と自動運転の2状態のみを切り替え可能な場合には、システムの全構成要素が車両内部に配設されていても良い。
10 車両制御システム
12 車両
20 車両制御装置
230 位置情報取得部
240 仮目的地等設定部
260 走行制御部
280 切替部
420 報知部

Claims (10)

  1. 車両が自動運転状態で向かう仮目的地又は仮目的エリアを設定する仮目的地等設定部と、
    前記仮目的地等設定部で設定された仮目的地又は仮目的エリアまで前記車両を自動運転状態で走行させる走行制御部と、
    前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報に基づいて前記車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを検知した場合、前記車両の運転状態を自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替える切替部と、
    を備え、前記車両が手動運転状態又は遠隔操作運転状態である場合には、前記位置情報取得部は前記位置情報の取得を停止する車両制御システム。
  2. 前記位置情報に基づいて前記車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを検知した場合、前記車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを手動運転状態における前記車両の運転者又は遠隔操作運転状態における前記車両のリモートドライバに報知する報知部をさらに備える請求項1記載の車両制御システム。
  3. 前記車両は、荷物を配送する車両であり、前記仮目的地から前記荷物の配送先まで当該荷物の受取人が手動運転又は遠隔操作運転可能とされる請求項1又は2記載の車両制御システム。
  4. 前記車両は、荷物を配送する車両であり、前記仮目的エリアは前記荷物の配送先を含む区域であり、仮目的エリア内で前記荷物の配送先まで当該荷物の受取人が当該車両を手動運転又は遠隔操作運転可能とされる請求項1又は2記載の車両制御システム。
  5. 前記車両は、仮目的地又は仮目的エリアに到着すると一旦停止する請求項1~4のいずれか1項記載の車両制御システム。
  6. 設定された仮目的地又は仮目的エリアまで自車両を自動運転状態で走行させる走行制御部と、
    前記自車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報に基づいて前記自車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを検知した場合、前記自車両の運転状態を自動運転状態から手動運転状態又は遠隔操作運転状態に切り替える切替部と、
    を備え、前記自車両が手動運転状態又は遠隔操作運転状態である場合には、前記位置情報取得部は前記位置情報の取得を停止する車両制御装置
  7. 前記位置情報に基づいて前記自車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを検知した場合、前記自車両が前記仮目的地又は仮目的エリアに到着したことを手動運転状態における前記自車両の運転者又は遠隔操作運転状態における前記自車両のリモートドライバに報知する請求項記載の車両制御装置。
  8. 前記自車両は、荷物を配送する車両であり、前記仮目的地から前記荷物の配送先まで当該荷物の受取人が手動運転又は遠隔操作運転可能とされる請求項又は記載の車両制御装置。
  9. 前記自車両は、荷物を配送する車両であり、前記仮目的エリアは前記荷物の配送先を含む区域であり、仮目的エリア内で前記荷物の配送先まで当該荷物の受取人が当該自車両を手動運転又は遠隔操作運転可能とされる請求項又は記載の車両制御装置。
  10. 前記自車両は、仮目的地又は仮目的エリアに到着すると一旦停止する請求項のいずれか1項記載の車両制御装置。
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