JP7159953B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
ここで図1に示すリクライナRMは、シートクッション4に対するシートバック6の起倒動作を規制する部材である。このリクライナRMは、シートバック6の下部と、シートクッション4の後部上側を連結するように配設されている。そして図1及び図2を参照して、リクライナRMの略中心には、左右方向を向いた軸状の回転部材2rが、その軸線A回りに回転可能な状態で挿設されている。この回転部材2rのシート外側(右側)の端部には、回転操作の際の持ち手となる操作レバー70が取付けられ、回転部材2rのシート内側(左側)の端部には、対となる左側のリクライナ(図示省略)に連結される連結ロッド4rが取付けられている。そして操作レバー70を持ち手とした回転部材2rの回転操作にて、リクライナRMがアンロック状態となり、シートクッション4に対してシートバック6が起倒可能な状態となる。なお回転部材2rは、リクライナRMの構成によって逆回転方向に付勢されている。このため操作レバー70による回転操作を止めると、回転部材2rが逆回転してリクライナRMがロック状態となり、シートクッション4に対するシートバック6の起倒動作が規制されることとなる。
図1に示すシートクッション4は、座部となる上方視で概ね矩形の部材であり、上述の基本構成4F,4P,4Sと、左右一対のサイドシールド20,20Xと、操作レバー70とを有している(各部材の詳細は後述)。このシートクッション4では、そのシート幅方向における右側面4a(左側面4b)に対応するサイドシールド20(20X)が配設され、さらに右側面4a後部に操作レバー70が配設されている。そして本実施例では、後述する各サイドシールド20,20Xの配設の際に、これら各サイドシールド20,20Xの後部をシートフレーム4Fの後部に組付けて配設する。この種の構成では、比較的簡便な構成によって、各サイドシールド20,20Xの後部をシートフレーム4Fに性能良く配設しておきたいとの要請がある。そこで本実施例では、後述する比較的簡便な構成(係合凸部16,係合部50)にて、各サイドシールド20,20Xの後部をシートフレーム4Fに性能良く配設しておくこととした。以下、各構成について詳述する。
ここで図1を参照して、シートカバー4Sは、シートの意匠面を構成する面材であり、天然繊維又は合成繊維からなる布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)等にて形成されている。またシートパッド4P(図示省略)は、シート外形をなす上面視で略矩形の部材であり、ポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3~60kg/m3)等の発泡樹脂で形成されている。そして図2に示すシートフレーム4Fは、シート骨格をなす上方視で概ね矩形の金属枠体であり、その左右の側部骨格は一対のサイドフレーム10によって構成されている(図2では、便宜上、右側のサイドフレーム10のみ図示する)。そして各サイドフレーム10の前端側には、前部骨格をなすフロントフレーム11が固定され、各サイドフレーム10の後側には、後部骨格をなすリアフレーム12が掛け渡されて固定されている。
ここで左右一対のサイドフレーム10は、概ね同一の基本構成を有しているため、以下に、右側のサイドフレーム10を一例にその詳細を説明する。図2及び図3に示す右側のサイドフレーム10は、前後に長尺な板状部材であり、その後部は、上方に向けて山なりに盛り上がっている。そして右側のサイドフレーム10は、外形をなす外板部10aと、外板部10aの周縁に設けられた周板部10bと、前後一対の係止孔13a,13bと、後述の係合凸部16とを有している。ここで外板部10aは、右側のサイドフレーム10の側面形状をなす縦板状の部位であり、その盛り上がった後部上側には、リクライナRMの一部を固定しておくための配設孔10Hが厚み方向に貫通するように設けられている。また周板部10bは、外板部10aの周縁をシート内側である左側に屈曲させて形成された部位であり、外板部10aの概ね全周にわたって連続的に形成されている。また図2に示す各係止孔13a,13bは、右側のサイドフレーム10を厚み方向に貫通する貫通孔であり、各々、後述のサイドシールド20の対応する係止爪25a,25bを挿入して係止しておくことができる。そして前側の係止孔13aは、サイドフレーム10の前端側に設けられ、後側の係止孔13bは、前側の係止孔13aとサイドフレーム10後部の概ね中間位置に設けられている。
そして図2及び図3に示す係合凸部16は、後述の右側のサイドシールド20の係合部50(筒状部位58)に係合する部位である。この係合凸部16は、右側のサイドフレーム10の後端下側に設けられてシート幅方向に突出している。すなわち係合凸部16は、図3に示すように後端下側の周板部10bを部分的に延長させることで形成されており、周囲の他の周板部10b部分に比して左側に突出している。この係合凸部16は、前方から見た場合に左右に長尺な矩形の板形状に形成されており、上側の上縁部16aと、下側の下縁部16bと、左側の先端縁部16cとを有している。なお係合凸部16の左右の長さ寸法L1は、後述する図2の係合部50に係合可能であれば特に限定しないが、本実施例では、シートの意匠性を考慮して、後述する係合部50からはみ出さない寸法に設定されている。
図1に示す左右一対のサイドシールド20,20Xは、対応するサイドフレーム10の外側面を覆う部材である。ここで各サイドシールド20,20Xの素材として、適度な剛性を有する樹脂(エラストマを含む)や金属などの素材を例示でき、適度な可撓性を備えた素材であることが望ましい。例えば本実施例の各サイドシールド20,20Xは、後述するシート外方への撓み変形を可能とする可撓性と適度な剛性とを備えたソリッドな樹脂で形成されており、この種の樹脂として、ポリプロピレンやポリエチレンを例示できる。そして左右一対のサイドシールド20,20Xは、略左右対称形状を有する以外は概ね同一の基本構成を有しているため、以下に、右側のサイドシールド20を一例にその詳細を説明する。
また図2及び図4に示す右側のサイドシールド20の後側部位26は、本発明のサイドシールドの後部に相当する部分であり、右側のサイドフレーム10の後部側面に倣って上方に盛り上がった形状に形成されている。この後側部位26の外面部21は、後述するように右側のサイドフレーム10後部の外板部10aをシート外側(各図の右側)から覆うことができる。ここで図2及び図5を参照して、右側のサイドフレーム10後部の外板部10aの上部には、操作レバー70を配置する配設外面部位21aと、回転部材2rを挿通可能な挿通窓部21Hが設けられている。配設外面部位21aは、後側部位26の上側の外面部21が相対的に左側に向けて凹状とされている部分であり、挿通窓部21Hは、配設外面部位21aの中央に設けられた円形の貫通孔である。また配設外面部位21aの下方には、右側に向けて張り出している段差外面部21bと、この段差外面部21bの下端部から下方に延長している下側外面部21cとが設けられている。そして段差外面部21bは、操作レバー70に下側から隣り合って配置される部分である。なお下側外面部21cの右方への張出し寸法W1は、配設外面部位21aに配置された操作レバー70からはみ出さないように設定される。例えば下側外面部21cの張出し寸法W1を調整して、図12に示すように上下方向において操作レバー70の外面と概ね面一状に配置しておくことで、シートの見栄え向上に資する構成となる。
また図2、図4~図6に示す後側部位26のフランジ部22は、外板部10aの上側から後側にかけての部分に形成されており、後述するようにサイドフレーム10後部の周板部10bがあてがわれる箇所となっている。すなわち後側部位26には、図4に示すように、外面部21の上側に設けられている上側フランジ部位22aと、外面部21の後側に設けられている後側フランジ部位22bとが概ね一連となるように形成されており、これら両フランジ部位22a,22bの外面は、外面部21の縁に沿った湾曲面をなしている。なお上側フランジ部位22aの前側の内縁(左縁)には、下方に屈曲する上側内フランジ部位22aaが設けられている。この上側内フランジ部位22aaは、組付け状態の右側のサイドフレーム10上部に左側からあてがわれる部分である。
そして図4~図6に示すフランジ部22の適宜の位置には、一対の延長部(第一の延長部31,第二の延長部32)がシート内側である左側に突出するように設けられている。第一の延長部31は、後側フランジ部位22bの下部からシート内側である左側に突出している部分であり、この第一の延長部31の外面(後面)は、後側フランジ部位22bの外面と概ね同一形状をなす湾曲面となっている。そして第一の延長部31は、前方から見た場合に概ね上下に長尺な矩形状に形成されており、図13に示す組付け状態の右側のサイドフレーム10の後方に配置されることとなる。また図4~図6に示す第二の延長部32は、第一の延長部31の下縁に一体的に設けられている部位であり、第一の延長部31の下縁から前方に向けて張り出している。この第二の延長部32は、上方から見た場合に概ね前後に長尺な矩形状に形成されており、図13に示す組付け状態の右側のサイドフレーム10の下方に配置されることとなる。
図4~図6に示す凸部40は、第一の延長部31と第二の延長部32の裏面側に設けられている凸状部位であり、後述する係合部50が一体的に形成されている。この凸部40は、第一の延長部31と第二の延長部32に跨るように形成されたリブ(立板)状の部位である。すなわち凸部40は、第一の延長部31の裏面の上部位置から下方に延長して第二の延長部32の前端まで連続的に形成されており、各延長部31,32を構造的に補強する構造ともなっている。そして第一の延長部31に形成された凸部40の上端には上側横リブ部41が形成され、凸部40の下端には下側横リブ部42が形成されている。これら上下の横リブ部41,42は、凸部40の右面から左方に張り出す立壁状の部位であり、互いに平行な状態で形成されている。また第二の延長部32に形成された凸部40部分には、その外縁を囲むように外縁リブ部43が設けられている。そして図10を参照して、凸部40の高さ寸法H1は、各延長部31,32の裏面から凸部40の先端までの長さで規定され、組付け状態のサイドフレーム10の対応する周板部10bの厚み寸法T1以上に設定されている。
また図2、図4~図7に示す係合部50は、後述するようにサイドフレーム10の係合凸部16を挿入して係合可能な部位であり、第一の延長部31の凸部40に一体的に設けられている。この係合部50は、第一の延長部31の凸部40から左方に張り出す直方体状の部位であり、図6に示すように、上下一対の壁部51,52と、両壁部の間の空間部分を区分けする三対の隔壁部53,54,55とを有している。上下一対の壁部(上側壁部51,下側壁部52)は、横リブ部41,42と並行となるように凸部40から左方に張り出す立壁状の部位であり、上側壁部51が上側に配置され、その下側に下側壁部52が配置されている。これら上側壁部51と下側壁部52の間には、図10に示す右側のサイドフレーム10の係合凸部16の挿入を許容する隙間が設けられている。そして本実施例では、上側壁部51が、本発明の上側壁部に相当し、下側壁部52が、本発明の上側壁部と対向位置にある下側壁部に相当する。
そして図6に示す係合部50の概ね中間位置には、中間隔壁部54と底隔壁部55と上側壁部51と下側壁部52とで囲まれた四角筒状の筒状部位58が形成されている。この筒状部位58の左右端は、図7に示すように解放状とされており、係合凸部16の挿入を許容することができる。すなわち筒状部位58の左端には左側開口部58aが設けられ、筒状部位58の右端には、凸部40を左右に貫通するように右側開口部58bが設けられている。そして各開口部58a,58bが、係合凸部16の通過を許容する開口寸法を有することで、筒状部位58に、係合凸部16を左右方向から挿入して係合しておくことが可能となっている。
また図5及び図7に示すガイド部60は、係合部50の筒状部位58に係合凸部16を導く部位であり、凸部40を間に挟んで筒状部位58の右側に形成されている。このガイド部60は、第一の延長部31の裏面に設けられた段差状の凸状箇所であり、そのガイド部60の先端面62は、筒状部位58の底面をなす底隔壁部55と概ね面一となるように形成されている。このため後述する配設作業の際に、係合凸部16を、ガイド部60の先端面62に沿わせながら、右側開口部58bを通じて筒状部位58の内部にスムーズに導くことが可能となっている。
図1及び図2を参照して、左右一対のサイドシールド20,20Xを、対応するサイドフレーム10に配設することで、シートクッション4の右側面4aと左側面4bに配設する。ここで左右一対のサイドシールド20,20Xは、概ね同一構成を有しその配設手法も概ね同一であるため、以下に、右側のサイドシールド20を一例にその配設手法を説明する。図2に示す右側のサイドシールド20の配設作業に際しては、各係止爪25a(25b)を、対応する係止孔13a(13b)に順次係止して、この右側のサイドシールド20の前側部位24を、右側のサイドフレーム10の前部に対して位置決めして配設していく。そして右側のサイドシールド20の後側部位26を、右側のサイドシールド20の後部に配設しておくのであるが、この種の構成では、比較的簡便な構成によって、後側部位26を性能良く配設しておくことが望まれる。
つぎに図2及び図12を参照して、右側のサイドシールド20の後部(配設外面部位21a)に、操作レバー70を前後方向に向けた状態で取付けておく。このとき右側のサイドシールド20の後側部位26では、図2に示す挿通窓部21Hに、回転部材2rの端部が突出した状態で配置される。そこで図2及び図12を参照して、配設外面部位21aに操作レバー70を配置しつつ、この操作レバー70の裏側に回転部材2rの端部を取付けておく。こうして操作レバー70が、図1に示すように前後方向を向いた状態でシートクッション4の右側後部に配設される。そして操作レバー70の前側部分を上方に引き上げて、操作レバー70の概ね円形の後側部分を回転部材2rとともにその軸線A回りに回動させる(回転操作する)ことにより、リクライナRMのロックを解除することができる。なお操作レバー70は、回転部材2rとともに逆回転方向に付勢されているため、引き上げ操作を止めると、自然に逆回転して元の状態に復帰する。
こうしてシートクッション4を形成したのち、図11及び図12を参照して、シートバック6にそのシートカバー(バックカバー6S)を配設していく。ここでバックカバー6Sは、シートクッション4のシートカバー4Sと概ね同一の基本構成を有しているが、バックカバー6Sの後面下縁には下帯カバー6SSが取付けられている。この下帯カバー6SSは、バックカバー6Sと概ね同一のシート幅方向の寸法を有する面材であり、バックカバー6Sの後面下縁から下側に垂れ下がった状態となっている。
そして図1に示すシートクッション4においては、左右一対のサイドシールド20,20Xを配置しておくことで、対応するサイドフレーム10が過度に外部に露出するといった事態を極力回避することができる。例えば図13を参照して、シートクッション4の後部右側を後方且つ左方からのぞき見た場合、バックカバー6S及び下帯カバー6SSが捲れている場合などに、右側のサイドフレーム10の後部側が露出することがある。このとき右側のサイドフレーム10の後部では、その後端側の周板部10b部分が、第一の延長部31によって後方から囲われ、下端側の周板部10b部分が、第二の延長部32によって下方から囲われた状態となっている。このため組付け状態の右側のサイドフレーム10の周板部10bが過度に外部に露出するといった事態を各延長部31,32にて極力回避することが可能となり、シートの優れた見栄えをより確実に確保することが可能となる。さらに各延長部31,32を設けたことで、右側のサイドシールド20を、その内部への異物混入を極力回避できるように適切に配設することが可能となる。さらに本実施例では、各延長部31,32に跨って形成されている凸部40によって、右側のサイドフレーム10の周板部10bが左側から囲われているため、この周板部10bの過度の外部露出を更に適切に回避することが可能となっている。
4 シートクッション
4a シートクッションの右側面
4b シートクッションの左側面
6 シートバック
8 ヘッドレスト
RM リクライナ
2r 回転部材
4r 連結ロッド
4S シートカバー
6S バックカバー
6SS 下帯カバー
E1 下帯カバーの右縁
E2 下帯カバーの左縁
4P シートパッド
4F シートフレーム
10 サイドフレーム
10a 外板部
10b 周板部
10H 配設孔
11 フロントフレーム
12 リアフレーム
13a,13b 係止孔
16 係合凸部
16a 係合凸部の上縁部
16b 係合凸部の下縁部
16c 係合凸部の先端縁部
20X 左側のサイドシールド
20 右側のサイドシールド
21 外面部
21H 挿通窓部
21b 段差外面部
21a 配設外面部位
21c 下側外面部
22 フランジ部
22a 上側フランジ部位
22aa 上側内フランジ部位
22b 後側フランジ部位
24 前側部位
24a,24b 台座部
25a,25b 係止爪
26 後側部位(本発明のサイドシールドの後部)
31 第一の延長部
32 第二の延長部
40 凸部
41 上側横リブ部
42 下側横リブ部
43 外縁リブ部
50 係合部
51 上側壁部
52 下側壁部
53 天井隔壁部
54 中間隔壁部
55 底隔壁部
56 補強壁部
58 筒状部位
58a 左側開口部
58b 右側開口部
60 ガイド部
62 先端面
70 操作レバー
80 スライドレール
Claims (8)
- 座部となるシートクッションが、シート骨格をなすシートフレームと、前記シートフレームのシート幅方向における側面に配設されているサイドシールドとを備え、
前記サイドシールドの後部は、前記シートフレームの後部をシート外側から覆う外面部と、前記外面部の縁からシート内側に向けて屈曲するフランジ部とを有して、前記シートフレームの後部に配設されている乗物用シートにおいて、
前記サイドシールドの後部には、前記シートフレームの後部を囲うように配置された前記フランジ部の一部をシート内側に延長した延長部と、前記延長部の裏側から突出している凸部と、前記凸部に一体的に形成された係合部とが設けられ、
前記係合部に、前記シートフレームの後部に設けられてシート幅方向且つシート内側に突出する係合凸部が係合することにより、前記サイドシールドの後部が前記シートフレームの後部に組付けられて配設されている乗物用シート。 - 前記フランジ部には、前記シートフレームの後部の後方に設けられた第一の延長部と、前記シートフレームの後部の下方に設けられた第二の延長部とが設けられ、前記第一の延長部と前記第二の延長部の少なくとも一方に前記凸部と前記係合部とが設けられている請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記凸部は、前記第一の延長部と前記第二の延長部とに跨って設けられているとともに、前記組付けられている状態の前記シートフレームの後部のシート内側に配置されている請求項2に記載の乗物用シート。
- 前記フランジ部には、前記係合凸部を前記係合部に導くガイド部が設けられている請求項1~3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記係合部は、前記係合凸部が挿入されて係合される筒状部位を有している請求項1~4のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記係合部は、挿入状態の前記係合凸部の上側に位置する上側壁部と、前記上側壁部と対向位置にある下側壁部とを有し、
前記係合凸部は、前記上側壁部に当接した状態で且つ前記下側壁部から離間した状態で前記係合部に係合されている請求項5に記載の乗物用シート。 - 前記シートフレームは、外形をなす外板部と、前記外板部の周縁がシート内側に向けて曲げられることで形成されている周板部とを有し、
組付け状態において、前記外板部が前記外面部に対面状に配置されているとともに、前記周板部は、前記フランジ部にあてがわれた状態で、シート内側から前記凸部と前記係合部に囲われている請求項1~6のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記係合部が設けられているサイドシールド部分は、前記係合凸部から離れる方向に撓み変形可能である請求項1~7のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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