JP7159845B2 - 移載装置 - Google Patents
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Description
この場合、移動機構により前記同数の押上部を幅方向に移動させている間に、隣接する帯状体同士の載置間隔を変更することができるので、当該載置間隔を変更しない場合と同じ時間内に帯状体の移し替え作業を行うことができる。
この場合、間隔変更機構により複数の押上体を一体的に幅方向に移動させることができるため、複数の押上体を有する押上部同士の幅方向の間隔を容易に変更することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る移載装置を備えた搬送システムの平面図である。図2は、その搬送システムの側面図である。本実施形態の搬送システム1は、例えばタイヤの製造現場において、押出機で押出成形されて所定寸法に切断されたトレッドのための帯状体2を保管装置まで搬送するためのコンベア装置10を備えている。以下、本明細書において、図1の上側および下側をそれぞれ右側および左側とし、図1の左側および右側をそれぞれ前側および後側として説明する。
図1及び図2において、コンベア装置10は、互いに近接して左右方向に並列に配置された複数のローラコンベア(第1ローラコンベア11及び第2ローラコンベア12)と、これらのローラコンベアを支持する架台13とを備えている。
架台13は、第1及び第2ローラコンベア11,12を挟んで左右に配置された一対の支持フレーム14と、各支持フレーム14を支持する複数の支柱15と、これらの支柱15の下部同士を連結する左右一対の取付フレーム16(図4も参照)とを有している。
本実施形態の各ローラコンベア11,12は、2列の帯状体2を1組として搬送しているが、3列以上の帯状体2を1組として搬送してもよい。
搬送システム1は、上記コンベア装置10に加えて、第1ローラコンベア11上に載置された1組の帯状体2を第2ローラコンベア12上に移し替える移載装置20を備えている。
図3は、図2のA-A矢視断面図である。図2及び図3において、移載装置20は、押上部21、昇降機構30、移動機構40、間隔変更機構50、および制御部25を備えている。
押上部21は、第1ローラコンベア11のローラ11a間の隙間S1(図1参照)から上方に突出することで、又は第2ローラコンベア12のローラ12a間の隙間S2(図1参照)から上方に突出することで、1組の帯状体2それぞれを押し上げた状態で支持するものである。このため、移載装置20は、1組の帯状体2の列数と同数(図例では2つ)の押上部21を備えている。各押上部21は、前後方向(搬送方向)に所定間隔をあけて配置された複数の押上体22を有している。
間隔変更機構50は、1組の帯状体2同士の左右方向(幅方向)の間隔を変更するために、押上部21同士の左右方向の間隔を変更する機構である。本実施形態の間隔変更機構50は、左側の押上部21を右側の押上部21に対して左右方向に移動させることで前記間隔を変更するようになっている。
左側の接続フレーム51上には、左側の押上部21の全ての押上体22の下端部が固定されている。
エアシリンダ55を伸長作動させると、ガイド体53aがガイドレール53bに対して左側にスライドすることにより、接続フレーム51は上段ベースフレーム54に対して左側へ移動する(図6参照)。これにより、左側の押上部21における全ての押上体22は、上段ベースフレーム54に対して左側へ一体的に移動する。
以上により、間隔変更機構50は、左右の押上部21同士の左右方向の間隔を変更することができる。
昇降機構30は、各押上部21を、第1ローラコンベア11上又は第2ローラコンベア12上に載置された1組の帯状体2よりも下方の下位置(図5,図8参照)と、当該1組の帯状体2を押し上げた状態で支持する上位置(図6,図7参照)との間で昇降させる機構である。本実施形態の昇降機構30は、前記上段ベースフレーム54の下方に所定間隔をあけて配置された中段ベースフレーム31と、中段ベースフレーム31に対して上段ベースフレーム54を昇降駆動する駆動部32と、上段ベースフレーム54の昇降を案内するガイド部33とを備えている。
駆動部32は、例えばエアシリンダからなる。エアシリンダ32は、中段ベースフレーム31の前後両側にそれぞれ配置されている。そして、各エアシリンダ32は、中段ベースフレーム31の左右方向の中央部に配置されている。各エアシリンダ32の基端部(シリンダ部)は中段ベースフレーム31に接続され、エアシリンダ32の先端部(ロッド部)は上段ベースフレーム54に接続されている。
以上により、昇降機構30は、各押上部21を、前記上位置と前記下位置との間で昇降させることができる。
図4は、移動機構40を示す図3のB-B矢視断面図である。図3及び図4において、移動機構40は、左右の押上部21を第1ローラコンベア11と第2ローラコンベア12との間で左右方向に移動させる機構である。本実施形態の移動機構40は、架台13の下部に固定された下段ベースフレーム41と、下段ベースフレーム41に対して中段ベースフレーム31を左右方向に移動させる駆動部42と、中段ベースフレーム31の左右方向への移動を案内するガイド部43とを備えている。
以上により、移動機構40は、左右の押上部21を、第1ローラコンベア11と第2ローラコンベア12との間で左右方向に移動させることができる。
制御部25は、第1ローラコンベア11上に載置された1組の帯状体2を第2ローラコンベア12上に移し替える際に、昇降機構30の各エアシリンダ32、移動機構40の各エアシリンダ42、及び間隔変更機構50の各エアシリンダ55の各駆動を制御するものである。以下、制御部25による具体的な制御について、図5~図8を参照しながら説明する。
以上、本実施形態の移載装置20によれば、第1ローラコンベア11上の幅方向に複数列に載置された1組の帯状体2は、当該帯状体2の列数と同数の押上部21を昇降機構30により上位置まで上昇させることで、各押上部21によって上方に押し上げられた状態で支持される。この状態から前記同数の押上部21を、移動機構40により第2ローラコンベア12まで移動させた後、昇降機構30により下位置まで下降させることで、第2ローラコンベア12上に1組の帯状体2を移し替えることができる。そして、このように1組の帯状体2を移し替える途中において、前記1組の帯状体2を前記同数の押上部21により押し上げた状態で、間隔変更機構50により押上部21同士の幅方向の間隔を変更することで、隣接する帯状体2同士の載置間隔を変更することができる。
また、間隔変更機構50により、各押上部21における複数の押上体22を一体的に幅方向に移動させることができるため、複数の押上体22を有する押上部21同士の幅方向の間隔を容易に変更することができる。
本実施形態の移載装置20は、第1ローラコンベア11上に載置された1組の帯状体2を第2ローラコンベア12上に移し替える場合について説明したが、第2ローラコンベア12上に載置された1組の帯状体2を第1ローラコンベア11上に移し替える場合にも適用することができる。
本実施形態の制御部25は、移動機構40のエアシリンダ42を伸長駆動させている間に、間隔変更機構50により左右の押上部21同士の間隔を変更させているが、エアシリンダ42の伸長駆動前または伸長駆動後に、間隔変更機構50により左右の押上部21同士の間隔を変更させてもよい。
11 第1ローラコンベア
11a ローラ
12 第2ローラコンベア
12a ローラ
21 押上部
22 押上体
25 制御部
30 昇降機構
40 移動機構
50 間隔変更機構
Claims (3)
- 並列に配置された複数のローラコンベアにおいて、一のローラコンベア上の幅方向に複数列に載置された1組の帯状体を他のローラコンベア上に移し替える移載装置であって、
前記各ローラコンベアのローラ間から上方に突出することで、前記1組の帯状体それぞれを押し上げた状態で支持することができる、前記帯状体の列数と同数の押上部と、
前記同数の押上部を、前記各ローラコンベア上に載置された前記1組の帯状体よりも下方の下位置と、当該1組の帯状体それぞれを押し上げた状態で支持する上位置との間で昇降させる昇降機構と、
前記同数の押上部を、前記一のローラコンベアと前記他のローラコンベアとの間で前記幅方向に移動させる移動機構と、
前記同数の押上部同士の前記幅方向の間隔を変更可能な間隔変更機構と、
を備える移載装置。 - 前記移動機構により前記同数の押上部を前記幅方向に移動させている間に、前記同数の押上部同士の前記幅方向の間隔を変更させるように前記間隔変更機構を制御する制御部をさらに備える請求項1に記載の移載装置。
- 前記同数の押上部それぞれは、前記ローラコンベアの搬送方向に所定間隔をあけて配置されるとともに、前記帯状体を押し上げた状態で支持する複数の押上体を有し、
前記間隔変更機構は、前記同数の押上部のうち、少なくとも一の押上部における前記複数の押上体を一体的に前記幅方向に移動させるように構成されている、請求項1又は請求項2に記載の移載装置。
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