JP7156552B2 - 車両用空調装置の二層流送風装置 - Google Patents

車両用空調装置の二層流送風装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7156552B2
JP7156552B2 JP2021558352A JP2021558352A JP7156552B2 JP 7156552 B2 JP7156552 B2 JP 7156552B2 JP 2021558352 A JP2021558352 A JP 2021558352A JP 2021558352 A JP2021558352 A JP 2021558352A JP 7156552 B2 JP7156552 B2 JP 7156552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
case
cooling
chamber
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021558352A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021100629A5 (ja
JPWO2021100629A1 (ja
Inventor
圭佑 所澤
ホヨン キム
キョンホ キム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Publication of JPWO2021100629A1 publication Critical patent/JPWO2021100629A1/ja
Publication of JPWO2021100629A5 publication Critical patent/JPWO2021100629A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7156552B2 publication Critical patent/JP7156552B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00557Details of ducts or cables
    • B60H1/00564Details of ducts or cables of air ducts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H1/00028Constructional lay-out of the devices in the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00457Ventilation unit, e.g. combined with a radiator
    • B60H1/00471The ventilator being of the radial type, i.e. with radial expulsion of the air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00514Details of air conditioning housings
    • B60H1/00521Mounting or fastening of components in housings, e.g. heat exchangers, fans, electronic regulators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H2001/00114Heating or cooling details
    • B60H2001/00135Deviding walls for separate air flows
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H2001/00614Cooling of electronic units in air stream

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

関連出願の相互参照
この出願は、2019年11月21日に大韓民国(KR)に出願された特許出願第10-2019-0150089号を基礎としており、基礎の出願の内容を、全体的に、参照により援用している。
この明細書の開示は、車両用空調装置の二層流送風装置に関する。
特許文献1、特許文献2、および、特許文献3は、車両用空調装置、ないしは、二層流送風装置を開示する。しかし、送風ファンを回転させるための送風モータの冷却のための構造であって、二層流送風装置に適合した構造が求められている。この場合、単純に冷却ホールを形成してモータケースの冷却流路と連通させる場合には、雨水などの多量の水が外気と共に流入することがある。先行技術文献の記載内容は、この明細書における技術的要素の説明として、参照により援用される。
韓国登録特許第10-0759425号公報 韓国登録特許第10-0745077号公報 韓国登録特許第10-0683566号公報
上述の観点において、または言及されていない他の観点において、車両用空調装置の二層流送風装置にはさらなる改良が求められている。この明細書の開示のひとつの目的は、二層流を形成する送風装置に適合するように送風モータを冷却するための新たな冷却構造を提供することである。この明細書の開示の他のひとつの目的は、送風モータに多量の水が侵入することを防止することができる車両用空調装置の二層流送風装置を提供することにある。
開示は、車両用空調装置の二層流送風装置を提供する。
第1発明は、上部に形成された空気流入口から吸入された内外気が側方向に形成された一対の上部送風ダクト及び下部送風ダクトにそれぞれ送風されるようにスクロール形状を有し、区画板を通じて上下に区画される一対の上部送風ケース(100)及び下部送風ケース(200)と、空気流入口を選択的に開閉するように上部送風ケースの上部に結合されたインテークボックス(300)と、下部送風ケースの下部に結合され、下部送風ダクトの長手方向に沿って下方に向かって傾斜するように排水ダクトが形成された排水ケース(400)と、排水ケースの下部に結合されたモータケース(500)と、上部送風ケース及び下部送風ケースの内部に設置されて内外気を吸入した後に上部送風ダクト及び下部送風ダクトのそれぞれに向かって送風する送風ファン(600)と、モータケースの内部に設置され、送風ファンを回転させる送風モータ(700)と、下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して冷却チャンバの内部に流入させた後にモータケースの内部に循環させて送風モータを冷却する送風モータ冷却ユニット(800)を備え、送風モータ冷却ユニットの冷却チャンバは、上部送風ケースから連結される上部送風ダクトの一側に延長形成されたチャンバ上板(811)と、下部送風ケースから連結される下部送風ダクトの一側に延長形成されるように上下開放され、開放された上部はチャンバ上板によって密閉され、下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して流入させるように冷却流入ホールが貫通形成された上部チャンバ(812)と、排水ケースから連結される排水ダクトの一側に延長形成されるように上部が開放され、開放された上部は上部チャンバの下部と連通されるように結合され、内部に下面を貫通して上下に直立する冷却チューブが形成されてモータケースの内部と連通する下部チャンバ(813)を含み、上部チャンバは、下面を密閉する第1下面遮断板が形成され、第1下面遮断板には冷却チューブの上端が貫通挿入されるように第1冷却チューブ挿入ホール(812ba)が貫通形成され、第1下面遮断板の上部に貯水される水を下部送風ダクトに排出するように冷却流入ホールの下方に第1排水ホール(812c)又は第1排水スリット(812d)が貫通形成されている車両用空調装置の二層流送風装置である。
第2発明は、上部に形成された空気流入口から吸入された内外気が側方向に形成された一対の上部送風ダクト及び下部送風ダクトにそれぞれ送風されるようにスクロール形状を有し、区画板を通じて上下に区画される一対の上部送風ケース(100)及び下部送風ケース(200)と、空気流入口を選択的に開閉するように上部送風ケースの上部に結合されたインテークボックス(300)と、下部送風ケースの下部に結合され、下部送風ダクトの長手方向に沿って下方に向かって傾斜するように排水ダクトが形成された排水ケース(400)と、排水ケースの下部に結合されたモータケース(500)と、上部送風ケース及び下部送風ケースの内部に設置されて内外気を吸入した後に上部送風ダクト及び下部送風ダクトのそれぞれに向かって送風する送風ファン(600)と、モータケースの内部に設置され、送風ファンを回転させる送風モータ(700)と、下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して冷却チャンバの内部に流入させた後にモータケースの内部に循環させて送風モータを冷却する送風モータ冷却ユニット(800)を備え、送風モータ冷却ユニットの冷却チャンバは、上部送風ケースから連結される上部送風ダクトの一側に延長形成されたチャンバ上板(811)と、下部送風ケースから連結される下部送風ダクトの一側に延長形成されるように上下開放され、開放された上部はチャンバ上板によって密閉され、下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して流入させるように冷却流入ホールが貫通形成された上部チャンバ(812)と、排水ケースから連結される排水ダクトの一側に延長形成されるように上部が開放され、開放された上部は上部チャンバの下部と連通されるように結合され、内部に下面を貫通して上下に直立する冷却チューブが形成されてモータケースの内部と連通する下部チャンバ(813)を含み、下部チャンバは、下面の上部に貯水される水を排水ダクトに排出するように排水ダクトを見る側面を開口させ、下部チャンバの冷却チューブは、上端の高さが下部チャンバの上端の高さより高く形成されており、上部チャンバは、下面を密閉する第2下面遮断板が形成され、第2下面遮断板には冷却チューブの上端が貫通挿入されるように第2冷却チューブ挿入ホール(812ea)が貫通形成され、第2下面遮断板の上部に貯水される水を下方に向かって排出するように第2下面遮断板に第3排水ホール(812eb)又は第3排水スリット(812ec)が上下に貫通形成されている車両用空調装置の二層流送風装置である。
車両用空調装置の二層流送風装置は、上部に形成された空気流入口から吸入された内外気が側方向に形成された一対の上部送風ダクト及び下部送風ダクトにそれぞれ送風されるようにスクロール形状を有し、区画板を通じて上下に区画される一対の上部送風ケース及び下部送風ケースと、空気流入口を選択的に開閉するように上部送風ケースの上部に結合されたインテークボックスと、下部送風ケースの下部に結合され、下部送風ダクトの長手方向に沿って下方に向かって傾斜するように排水ダクトが形成された排水ケースと、排水ケースの下部に結合されたモータケースと、上部送風ケース及び下部送風ケースの内部に設置されて内外気を吸入した後に上部送風ダクト及び下部送風ダクトのそれぞれに向かって送風する送風ファンと、モータケースの内部に設置され、送風ファンを回転させる送風モータと、下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して冷却チャンバの内部に流入させた後にモータケースの内部に循環させて送風モータを冷却する送風モータ冷却ユニットを含んでなる。
また、送風モータ冷却ユニットの第1実施例による冷却チャンバは、上部送風ケースから連結される上部送風ダクトの一側に延長形成されたチャンバ上板と、下部送風ケースから連結される下部送風ダクトの一側に延長形成されるように上下開放され、開放された上部はチャンバ上板によって密閉され、下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して流入させるように冷却流入ホールが貫通形成された上部チャンバと、排水ケースから連結される排水ダクトの一側に延長形成されるように上部が開放され、開放された上部は上部チャンバの下部と連通されるように結合され、内部に下面を貫通して上下に直立する冷却チューブが形成されてモータケースの内部と連通する下部チャンバを含むことを特徴とする。
また、送風モータ冷却ユニットは、一側がモータケースの内部と連通されるように延長形成され、他側が下部チャンバの冷却チューブの下端と連通されるように結合されるモータ冷却流路をさらに含むことを特徴とする。
車両用空調装置の二層流送風装置における、送風モータ冷却ユニットの第2実施例による上部チャンバは、下面を密閉する第1下面遮断板が形成され、第1下面遮断板には冷却チューブの上端が貫通挿入されるように第1冷却チューブ挿入ホールが貫通形成され、第1下面遮断板の上部に貯水される水を下部送風ダクトに排出するように冷却流入ホールの下方に第1排水ホール又は第1排水スリットが貫通形成されたことを特徴とする。
車両用空調装置の二層流送風装置における、送風モータ冷却ユニットの第3実施例による下部チャンバは、下面の上部に貯水される水を排水ダクトに排出するように排水ダクトを見る側面に第2排水ホール又は第2排水スリットが貫通形成され、下部チャンバの冷却チューブは、上端の高さが第2排水ホール又は第2排水スリットの上端の高さより高く形成されることを特徴とする。
車両用空調装置の二層流送風装置における、送風モータ冷却ユニットの第4実施例による下部チャンバは、下面の上部に貯水される水を排水ダクトに排出するように排水ダクトを見る側面を開口させ、下部チャンバの冷却チューブは、上端の高さが下部チャンバの上端の高さより高く形成されることを特徴とする。
車両用空調装置の二層流送風装置における、送風モータ冷却ユニットの第5実施例による上部チャンバは、下面を密閉する第2下面遮断板が形成され、第2下面遮断板には冷却チューブの上端が貫通挿入されるように第2冷却チューブ挿入ホールが貫通形成され、第2下面遮断板の上部に貯水される水を下方に向かって排出するように第2下面遮断板に第3排水ホール又は第3排水スリットが上下に貫通形成されたことを特徴とする。
この開示は、車両用空調装置の二層流送風装置に適合するように構成された、送風モータを冷却するための新たな冷却構造を有する送風モータ冷却ユニットを提供する。特に、送風モータ冷却ユニットの冷却チャンバの構造をチャンバ上板、上部チャンバ及び下部チャンバで構成しながら冷却流入ホールと冷却チューブによる第1乃至第3排水ホール又は排水スリットを通じて送風モータに多量の水が侵入することを防止することができる効果がある。
図1は比較例による車両用空調装置の側断面図である。 図2は比較例による車両の単層流空調機用送風装置の一実施例を図示した側断面図である。 図3は二層流送風装置の一実施例を図示した斜視図である。 図4は図3の実施例でインテークボックスが除去された状態の分解斜視図である。 図5は図4の実施例が結合された平面図である。 図6は図5のVI-VI線で見た第1実施例の断面図である。 図7は図4の実施例のうち送風モータ冷却ユニットだけを別に図示した部分的な分解斜視図である。 図8は図7の実施例の結合透視図である。 図9は図6の実施例で冷却チャンバの内部に水が多量流入されて貯水される状態を図示した断面図である。 図10は図5のVI-VI線で見た第2実施例の断面図である。 図11は図10の実施例から送風モータ冷却ユニットだけを別に図示した部分的な分解斜視図である。 図12は図5のVI-VI線で見た第3実施例の断面図である。 図13は図12の実施例から送風モータ冷却ユニットだけを別に図示した部分的な分解斜視図である。 図14は二層流送風装置の他の実施例をインテークボックスが除去された状態で図示した分解斜視図である。 図15は図14の実施例を基準に図5のVI-VI線で見た第4実施例の断面図である。 図16は図15の実施例から送風モータ冷却ユニットだけを別に図示した部分的な分解斜視図である。 図17は図14の実施例を基準に図5のVI-VI線で見た第5実施例の断面図である。 図18は図17の実施例から送風モータ冷却ユニットだけを別に図示した部分的な分解斜視図である。
以下では添付された図面を参照しながら、この明細書の開示にかかる車両用空調装置の二層流送風装置の好ましい実施例を詳細に説明する。
日常生活で人が生活する空間を見ると大きく家、職場そして移動空間の3つに区分することができる。特に、移動空間の殆どを占めるものが車両である。このような車両はエンジン又はモータを通じて動力を生産し、生産された動力で車両の輪を回して動くようになり、人や荷物を運搬するために乗用車又はSUVやトラック等のような多様な種類がある。
前述した人が生活する空間である家や職場は勿論、移動空間である車両もやはり快適な環境を造成するために空気調和機が設置され、空気の温度、湿度、気流、換気、清浄度を目的に応じて最適な状態に調整することができなければならない。所謂HVAC(Heating/Ventilaiton/Air Conditioning)と呼ばれ、暖房、換気及び空気調和を意味する。
このような車両の空調機は送風装置によって送風される外気又は内気の空気が蒸発器を経る冷媒と熱交換されて冷気状態で室内に流入されることによって車両の内部を冷房するようになる。また、エンジンの冷却水がヒータコアを経てエンジンに復帰する過程で送風装置によって送風される外気又は内気の空気がヒータコアを経る冷却水と熱交換されて温気状態で室内に流入されることによって車両の内部を暖房するようになる。
上記のような車両の空調機は大きく、図1に図示されたように外気又は内気の空気を吸入する送風装置10と、送風装置10から吸入された空気の伝達を受けて内部に設置された蒸発器21又はヒータコア22と熱交換した後に車両の内部に排出する空調ユニット20を含んでなる。
空調ユニット20は送風装置10から送風される空気が流入されるように入口側に空気流入口23が形成され、出口側にはモードドア24によって開閉される複数の空気吐出口25が形成される。蒸発器21及びヒータコア22は空調ユニット20の内部に空気流動方向に沿って順次に設置され、蒸発器21及びヒータコア22の間には蒸発器21を経た冷気とヒータコア22を経た温気の混合される量を調節して吐出温度を調節するための温度調節ドア26が設置される。
送風装置10は図2に図示されたように上部に形成された空気流入口11aから吸入された内外気が側方向に形成された送風ダクト11bに送風されるようにスクロール形状を有した送風ケース11と、空気流入口11aを選択的に開閉するように送風ケース11の上部に結合されたインテークボックス12と、送風ケース11の内部に設置されて内外気を吸入した後に送風ダクト11bに向かって送風する送風ファン13と、送風ファン13を回転させる送風モータ14を含む。
この時、送風ケース11は送風ダクト11bの一側面に冷却ホール11cが形成され、送風ダクト11bに送風される空気の一部が冷却ホール11cを通じて送風モータ14側に循環しながら送風モータ14を冷却する。ここで送風モータ14はモータケース15によって保護され、モータケース15は送風ケース11の下部に結合されて冷却ホール11cと連通されるように冷却流路15aが形成されている。
一方、前述した車両の空調機に関する説明は車両の単層流空調機用送風装置に関するものであって、外気だけを室内に供給する場合は圧縮機の負荷が大きくなって燃料損失が多く、車両の室内に内気だけを供給する場合は車両の室内空気が汚染されて搭乗者の健康を害する恐れがある。特に冬期の湿度が高い内気を利用した換気時には内気の湿度のためにガラスに発生する霜を効果的に除去することができず、霜を除去するために冬期の低温の外気を流入すると暖房性能が落ちるという問題がある。
このような短所を解消するために内外気を分離したり又は混合したりして車両室内に送風することができる車両の二層流空調機が提案されている。例えば、KR10-0759425Bの「自動車用空調ユニット」及びKR10-0745077Bの「二層空気流動型自動車用空気調和装置」等がある。このような車両の二層流空調機は区画壁によって送風ケース11及び空調ユニット20の流路を上下に区画して送風ケース11の上部空間及び下部空間にそれぞれ2個の送風ファン13を設置したり、1つの送風ファン13を設置したりしても別途の内気専用流入口を形成することによって送風ファン13を上下二層流に送風させることができるように構成している。
前述した車両の二層流空調機において、送風装置10に2個の送風ファン13を設置する場合は装置の大きさが大きくなって空間活用性が落ち、1つの送風ファン13に別途の内気専用流入口を形成する場合は複雑な構造による製作の便宜性が低下して製造単価が上昇する問題がある。このような問題を解決しようとKR10-0683566Bの「自動車用空調装置のブロアユニット」に提示されたように1つのインテークボックス12から内外気が流入される時にガイド部材を通じて送風ファン13の上下に内外気が分かれて流入された後に送風されることができるように構成している。
送風ファン13を回転させるための送風モータ14の冷却のための冷却構造が求められている。特に、車両用空調装置の二層流送風装置に適合した冷却構造が求められている。さらに、単純に冷却ホール11cを形成してモータケース15の冷却流路15aと連通させるだけでは、雨水などの多量の水が外気と共に侵入するおそれがある。なお、この明細書において水の語は液体の代表として述べられており、水は、飲料、冷却水など液体を含む。水は、送風機10の取り扱い対象である空気、すなわち気体と対比される液体の代表例である。
実施形態は、二層流を形成する空調装置用の送風装置に適合するように構成された送風モータを冷却するための新たな冷却構造を提供する。特に送風モータに多量の水が侵入することを防止することができる車両用空調装置の二層流送風装置を提供する。
車両用空調装置の二層流送風装置は、図3及び4に図示されたように、上部送風ケース100、下部送風ケース200、インテークボックス300、排水ケース400、モータケース500、送風ファン600、送風モータ700及び送風モータ冷却ユニット800を含んでなる。
一対の上部送風ケース100及び下部送風ケース200は図3及び4に図示されたように上部に形成された空気流入口101から吸入された内外気が側方向に形成された一対の上部送風ダクト110及び下部送風ダクト120にそれぞれ送風されるようにスクロール形状を有し、区画板150を通じて上下に区画される。即ち、上方の上部送風ケース100と下方の下部送風ケース200が中間の区画板150を基準に上下に分離されて結合される。
この時、上部送風ケース100の側方向に形成された上部送風ダクト110と下部送風ケース200の側方向に形成された下部送風ダクト210にそれぞれ内外気が分離されて送風される。上部送風ダクト110及び下部送風ダクト210によって二層流を形成するようになり、このように二層流が形成されて送風された内外気は図1を参照すると空調ユニットを経て冷気又は温気に変換されて車両の内部に排出される。車両の二層流空調機用空調ユニットは図1に図示された単層流空調機用空調ユニットより複雑な構成を有しており、広く知られているのでその詳細な説明は省略する。
インテークボックス300は図3に図示されたように上部送風ケース100の上部に結合され、空気流入口101を選択的に開閉する。即ち、インテークボックス300は上部送風ケース100の上部に形成された空気流入口101の上に結合され、内気又は外気や内外気が共に空気流入口101に吸入されるように制御し、インテークボックス300もやはり内外気の吸入制御のための多様な構造を有するのでその詳細な説明は省略する。
排水ケース400は図3及び4に図示されたように下部送風ケース200の下部に結合され、下部送風ダクト210の長手方向に沿って下方に向かって傾斜するように排水ダクト410が形成される。このような排水ケース400は空気流入口101から流入された内外気に含まれた水を排水ダクト410を通じて排水するための構成である。
即ち、空気流入口101に流入された内外気は後述する送風ファン600によって回転しながら上部送風ダクト110及び下部送風ダクト210に強制送風される。この時、内外気に含まれた水は送風ファン600の回転による遠心力によって上部送風ケース100及び下部送風ケース200の内側壁に沿って流れ落ちるようになり、このように流れ落ちた水は排水ケース400に集まった後に排水ダクト410を通じて排水される。特に、排水ケース400の排水ダクト410は後述する送風モータ冷却ユニット800の冷却チャンバ810に貯水される水を排水するための機能も共に行われるようになる。
モータケース500は図3及び4に図示されたように排水ケース400の下部に結合される。このようなモータケース500は名称通り後述する送風モータ700が内部に設置されて外部から送風モータ700を保護するための構成である。
送風ファン600は図4及び5に図示されたように上部送風ケース100及び下部送風ケース200の内部に設置されて内外気を吸入した後に上部送風ダクト110及び下部送風ダクト210のそれぞれに向かって送風する。即ち、インテークボックス300を通じて内気又は外気の吸入を制御して空気流入口101に内外気が吸入される時、送風ファン600の回転によって吸入された内外気を強制的に上部送風ダクト110及び下部送風ダクト210のそれぞれに向かって送風するようになる。この時、送風ファン600は両方向吸入式遠心型多翼ファンであって、中央のハブ及び周りの翼部を含み、上下に区画される二層流の形成のために上下に翼部が分かれて吸入された内外気を分離して上部送風ダクト110及び下部送風ダクト210のそれぞれに向かって送風するようになるものである。
送風モータ700は図4及び5に図示されたようにモータケース500の内部に設置され、送風ファン600を回転させる。送風モータ700は電源の印加によって回転する電気モータであって、特にパワー冷房や暖房時に負荷が上昇するようになると高熱が発生するようになるのでこのような送風モータ700の熱を冷却させる必要がある。このために送風モータ冷却ユニット800が設置されるものである。
送風モータ冷却ユニット800は図3乃至8に図示されたように下部送風ダクト210から送風される空気(AR)の一部を分岐して冷却チャンバ810の内部に流入させた後にモータケース500の内部に循環させて送風モータ700を冷却する。車両用空調装置の二層流送風装置における送風モータ冷却ユニット800は冷却チャンバ810及びモータ冷却流路820を含む。
まず、冷却チャンバ810はチャンバ上板811と共に2個の層で構成される上部チャンバ812及び下部チャンバ813を含む。チャンバ上板811は冷却チャンバ810の天井に該当し、上部送風ケース100から連結される上部送風ダクト110の一側に延長形成される。上部チャンバ812は下部送風ケース200から連結される下部送風ダクト210の一側に延長形成されるように上下開放され、開放された上部はチャンバ上板811によって密閉され、下部送風ダクト210から送風される空気の一部を分岐して流入させるように冷却流入ホール812aが貫通形成される。下部チャンバ813は排水ケース400の一側に延長形成されるように上部が開放され、開放された上部は上部チャンバ812の下部と連通されるように結合され、内部に下面を貫通して上下に直立する冷却チューブ813aが形成されてモータケース500の内部と連通する。
したがって、空気流入口101に吸入された内外気は送風ファン600の回転によって上部送風ダクト110及び下部送風ダクト210のそれぞれに向かって送風され、下部送風ダクト210に向かって送風される空気のうち一部が分岐して上部チャンバ812の冷却流入ホール812aを通じて上部チャンバ812の内部に流入される。このように冷却流入ホール812aを通じて流入された空気は下部チャンバ813の冷却チューブ813aを経由してモータケース500の内部に循環され、モータケース500の内部に設置された送風モータ700を冷却させた後に再び送風ファン600の回転によって下部送風ダクト210に向かって送風されるようになる。
冷却流入ホール812aを通じて流入された空気が冷却チューブ813aを経由してモータケース500の内部に循環されるために、モータ冷却流路820がモータケース500に形成される。即ち、モータ冷却流路820は一側がモータケース500の内部と連通されるように延長形成され、他側が下部チャンバ813の冷却チューブ813aの下端と連通されるように結合される。したがって、冷却流入ホール812aを通じて流入された空気は冷却チャンバ810の内部に流入された後に冷却チューブ813aを経由してモータ冷却流路820を通じてモータケース500の内部に循環されるものである。
冷却チャンバ810を上部チャンバ812及び下部チャンバ813で構成した理由は、第1に下部チャンバ813に一定の高さを有した冷却チューブ813aを形成して冷却流入ホール812aを通じて流入された空気中に含まれた水が冷却チャンバ810の内部に貯水されても十分な時間を確保するためのものであり、第2に冷却チューブ813aの高さが確保された分だけ上部チャンバ812に形成された冷却流入ホール812aの高さもやはり冷却チューブ813aの高さより高く形成されなければモータケース500への空気循環が円滑になされないためである。
即ち、下部チャンバ813に冷却チューブ813aが直立して形成されていることにより、冷却流入ホール812aを通じて流入された空気中に含まれた水が下部チャンバ813の内部の底に少しずつ貯水されても冷却チューブ813aの高さまで一度に満ちず、徐々に密閉された結合面に沿って排水されたり蒸発されたりして消える時間を確保することができるものである。
車両用空調装置の二層流送風装置における送風モータ冷却ユニット800の第1実施例の構造だけでも十分に送風モータ700の冷却及び水侵入防止効果をもたらすことができる。しかしながら、雨天時のように持続的な水の流入が多量に発生する場合における車両運転時には図9に図示されたように冷却チャンバ810の内部に貯水される水(WT)が冷却チューブ813aの高さを超えてモータ冷却流路820を通じてモータケース500の内部に流れることができる。水(WT)は、水の塊、水滴、霧など多様な態様で存在する場合がある。この時、多量の水がモータケース500の内部に突然流れて満ちるようになると送風モータ700が停止したり短絡に繋がる安全事故が発生したりする恐れがある。
このような特殊な状況下における問題まで解決するために図10乃至18に図示されたように車両用空調装置の二層流送風装置における送風モータ冷却ユニット800の第2実施例乃至第5実施例を分けて見る。
まず、図10及び11に図示されたように送風モータ冷却ユニット800の第2実施例は、前述した第1実施例と同一の構成で上部チャンバ812の構造変化を通じて問題点を解決した。即ち、上部チャンバ812は下面を密閉する第1下面遮断板812bが形成され、第1下面遮断板812bには冷却チューブ813aの上端が貫通挿入されるように第1冷却チューブ挿入ホール812baが貫通形成され、第1下面遮断板812bの上部に貯水される水を下部送風ダクト210に排出するように冷却流入ホール812aの下方に第1排水ホール812c又は第1排水スリット812dが貫通形成される。
したがって、上部チャンバ812の冷却流入ホール812aを通じて流入された空気は冷却チューブ813aを経由してモータ冷却流路820を通じてモータケース500の内部に循環し、上部チャンバ812の第1下面遮断板812bの上部に水が貯水されても第1排水ホール812c又は第1排水スリット812dを通じて下部送風ダクト210に排出されるようになるので冷却チャンバ810の内部には水が貯水される恐れがないものである。
もっとも、この場合、上部チャンバ812の底面と冷却チューブ813aの上端の高さまでの差が小さいので傾斜した道路における車両の動きによって誤って冷却チューブ813aに流れ込む恐れがあり、第1排水ホール812c又は第1排水スリット812dを通じて下部送風ダクト210から空気が流入されて排水が円滑ではない可能性がある。これを解決するために、図12及び13に図示されたように送風モータ冷却ユニット800の第3実施例を提示する。
即ち、図12及び13に図示されたように送風モータ冷却ユニット800の第3実施例は、前述した第1実施例と同一の構成で下部チャンバ813の構造変化を通じて問題点まで解決した。下部チャンバ812は下面の上部に貯水される水を排水ダクト410に排出するように排水ダクト410を見る側面に第2排水ホール813b又は第2排水スリット813cが貫通形成される。この時、下部チャンバ813の冷却チューブ813aは上端の高さが少なくとも第2排水ホール813b又は第2排水スリット813cの上端の高さより高く形成されなければならない。
したがって、上部チャンバ812の冷却流入ホール812aを通じて流入された空気は冷却チューブ813aを経由してモータ冷却流路820を通じてモータケース500の内部に循環し、下部チャンバ813の底に水が貯水されても第2排水ホール813b又は第2排水スリット813cを通じて排水ダクト410に排出されるようになるので冷却チャンバ810の内部には水が貯水される恐れがないものである。
さらに、送風モータ冷却ユニット800の第3実施例は冷却チューブ813aの上端の高さを十分に高く形成することができるので傾斜した道路における車両の動きにも冷却チューブ813aに水が流れ込む恐れがなく、下部送風ダクト210から流入される空気は専ら冷却流入ホール812aだけを通じてなされるので送風モータ700の冷却のための空気の循環もやはり円滑な効果がある。
一方、送風モータ冷却ユニット800の第3実施例をより拡張した第4実施例を図14乃至16を参照して見る。即ち、下部チャンバ813は下面の上部に貯水される水を排水ダクト410に排出するように排水ダクト410を見る側面を開口させる。この時、下部チャンバ813の冷却チューブ813aは上端の高さが下部チャンバ813の上端の高さより高く形成されなければならない。
このような送風モータ冷却ユニット800の第4実施例は第3実施例と比較して側面を完全に開口させたものである。もっとも、第4実施例の場合は冷却チャンバ810の内部に水が貯水されることは確実に解決することができるが、冷却流入ホール812aを通じて流入された空気もやはり排水ダクト410に容易に抜け出るようになって送風モータ700の冷却効率が落ちる恐れがある。これを解決するために、図17及び18に図示されたように送風モータ冷却ユニット800の第5実施例を提示する。
即ち、図17及び18に図示されたように送風モータ冷却ユニット800の第5実施例は、前述した第4実施例と同一の構成で上部チャンバ812の構造変化を通じて問題点まで解決した。上部チャンバ812は下面を密閉する第2下面遮断板812eが形成され、第2下面遮断板812eには冷却チューブ813aの上端が貫通挿入されるように第2冷却チューブ挿入ホール812eaが貫通形成され、第2下面遮断板812eの上部に貯水される水を下方に向かって排出するように第2下面遮断板812eに第3排水ホール812eb又は第3排水スリット812ecが上下に貫通形成される。
したがって、上部チャンバ812の冷却流入ホール812aを通じて流入された空気は冷却チューブ813aを経由してモータ冷却流路820を通じてモータケース500の内部に循環し、上部チャンバ812の第2下面遮断板812eに水が貯水されても第3排水ホール812eb又は第3排水スリット812ecを通じて下方に排出されるようになる。この時、第2下面遮断板812eの下方には下部チャンバ813があり、第2下面遮断板812eの第3排水ホール812eb又は第3排水スリット812ecを通じて下方に排出された水は下部チャンバ813の開口された側面を通じて排水ダクト410に排出されるようになるので冷却チャンバ810の内部には水が貯水される恐れがないものである。
さらに、送風モータ冷却ユニット800の第5実施例は第2下面遮断板812eに水が貯水されず、常に第3排水ホール812eb又は第3排水スリット812ecを通じて下方に排出されるので傾斜した道路における車両の動きにも冷却チューブ813aに水が流れ込む恐れがなく、下部送風ダクト210から流入される空気もやはり第2下面遮断板812eによって遮られて殆どが冷却チューブ813aに流れながら送風モータ700の冷却のための空気の循環もやはり円滑な効果がある。
車両用空調装置の二層流送風装置は、二層流を形成する空調機用送風装置に適合するように送風モータ700を冷却するための新たな冷却構造を有する送風モータ冷却ユニット800を提供する。特に送風モータ冷却ユニット800の冷却チャンバ810の構造をチャンバ上板811、上部チャンバ812及び下部チャンバ813で構成しながら冷却流入ホール812aと冷却チューブ813aによる第1乃至第3排水ホール又は排水スリットを通じて送風モータ700に多量の水が侵入することを防止することができる効果がある。
複数の実施例は、開示された技術的思想を限定するものと解釈されてはならない。開示の保護範囲は請求の範囲に記載された事項のみによって制限され、開示の技術分野で通常の知識を有した者は技術的思想を多様な形態に改良変更することが可能である。したがって、このような改良及び変更は通常の知識を有した者に自明なものである限り、開示の保護範囲に属するようになるはずである。

Claims (2)

  1. 上部に形成された空気流入口から吸入された内外気が側方向に形成された一対の上部送風ダクト及び下部送風ダクトにそれぞれ送風されるようにスクロール形状を有し、区画板を通じて上下に区画される一対の上部送風ケース(100)及び下部送風ケース(200)と、
    前記空気流入口を選択的に開閉するように前記上部送風ケースの上部に結合されたインテークボックス(300)と、
    前記下部送風ケースの下部に結合され、前記下部送風ダクトの長手方向に沿って下方に向かって傾斜するように排水ダクトが形成された排水ケース(400)と、
    前記排水ケースの下部に結合されたモータケース(500)と、
    前記上部送風ケース及び下部送風ケースの内部に設置されて内外気を吸入した後に前記上部送風ダクト及び下部送風ダクトのそれぞれに向かって送風する送風ファン(600)と、
    前記モータケースの内部に設置され、前記送風ファンを回転させる送風モータ(700)と、
    前記下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して冷却チャンバの内部に流入させた後に前記モータケースの内部に循環させて前記送風モータを冷却する送風モータ冷却ユニット(800)を備え、
    前記送風モータ冷却ユニットの冷却チャンバは、
    前記上部送風ケースから連結される前記上部送風ダクトの一側に延長形成されたチャンバ上板(811)と、
    前記下部送風ケースから連結される前記下部送風ダクトの一側に延長形成されるように上下開放され、開放された上部は前記チャンバ上板によって密閉され、前記下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して流入させるように冷却流入ホールが貫通形成された上部チャンバ(812)と、
    前記排水ケースから連結される前記排水ダクトの一側に延長形成されるように上部が開放され、開放された上部は前記上部チャンバの下部と連通されるように結合され、内部に下面を貫通して上下に直立する冷却チューブが形成されて前記モータケースの内部と連通する下部チャンバ(813)を含み、
    前記上部チャンバは、
    下面を密閉する第1下面遮断板が形成され、前記第1下面遮断板には前記冷却チューブの上端が貫通挿入されるように第1冷却チューブ挿入ホール(812ba)が貫通形成され、
    前記第1下面遮断板の上部に貯水される水を前記下部送風ダクトに排出するように前記冷却流入ホールの下方に第1排水ホール(812c)又は第1排水スリット(812d)が貫通形成されている車両用空調装置の二層流送風装置。
  2. 上部に形成された空気流入口から吸入された内外気が側方向に形成された一対の上部送風ダクト及び下部送風ダクトにそれぞれ送風されるようにスクロール形状を有し、区画板を通じて上下に区画される一対の上部送風ケース(100)及び下部送風ケース(200)と、
    前記空気流入口を選択的に開閉するように前記上部送風ケースの上部に結合されたインテークボックス(300)と、
    前記下部送風ケースの下部に結合され、前記下部送風ダクトの長手方向に沿って下方に向かって傾斜するように排水ダクトが形成された排水ケース(400)と、
    前記排水ケースの下部に結合されたモータケース(500)と、
    前記上部送風ケース及び下部送風ケースの内部に設置されて内外気を吸入した後に前記上部送風ダクト及び下部送風ダクトのそれぞれに向かって送風する送風ファン(600)と、
    前記モータケースの内部に設置され、前記送風ファンを回転させる送風モータ(700)と、
    前記下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して冷却チャンバの内部に流入させた後に前記モータケースの内部に循環させて前記送風モータを冷却する送風モータ冷却ユニット(800)を備え、
    前記送風モータ冷却ユニットの冷却チャンバは、
    前記上部送風ケースから連結される前記上部送風ダクトの一側に延長形成されたチャンバ上板(811)と、
    前記下部送風ケースから連結される前記下部送風ダクトの一側に延長形成されるように上下開放され、開放された上部は前記チャンバ上板によって密閉され、前記下部送風ダクトから送風される空気の一部を分岐して流入させるように冷却流入ホールが貫通形成された上部チャンバ(812)と、
    前記排水ケースから連結される前記排水ダクトの一側に延長形成されるように上部が開放され、開放された上部は前記上部チャンバの下部と連通されるように結合され、内部に下面を貫通して上下に直立する冷却チューブが形成されて前記モータケースの内部と連通する下部チャンバ(813)を含み、
    前記下部チャンバは、
    下面の上部に貯水される水を前記排水ダクトに排出するように前記排水ダクトを見る側面を開口させ、
    前記下部チャンバの冷却チューブは、
    上端の高さが前記下部チャンバの上端の高さより高く形成されており、
    前記上部チャンバは、
    下面を密閉する第2下面遮断板が形成され、前記第2下面遮断板には前記冷却チューブの上端が貫通挿入されるように第2冷却チューブ挿入ホール(812ea)が貫通形成され、
    前記第2下面遮断板の上部に貯水される水を下方に向かって排出するように前記第2下面遮断板に第3排水ホール(812eb)又は第3排水スリット(812ec)が上下に貫通形成されている車両用空調装置の二層流送風装置。
JP2021558352A 2019-11-21 2020-11-13 車両用空調装置の二層流送風装置 Active JP7156552B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020190150089A KR102292952B1 (ko) 2019-11-21 2019-11-21 차량의 이층류 공조기용 송풍장치
KR10-2019-0150089 2019-11-21
PCT/JP2020/042467 WO2021100629A1 (ja) 2019-11-21 2020-11-13 車両用空調装置の二層流送風装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021100629A1 JPWO2021100629A1 (ja) 2021-05-27
JPWO2021100629A5 JPWO2021100629A5 (ja) 2022-01-28
JP7156552B2 true JP7156552B2 (ja) 2022-10-19

Family

ID=75981251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021558352A Active JP7156552B2 (ja) 2019-11-21 2020-11-13 車両用空調装置の二層流送風装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20220274459A1 (ja)
JP (1) JP7156552B2 (ja)
KR (1) KR102292952B1 (ja)
WO (1) WO2021100629A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004231146A (ja) 2003-02-03 2004-08-19 Denso Corp 車両用空調装置
JP2017171020A (ja) 2016-03-22 2017-09-28 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置
JP2018167628A (ja) 2017-03-29 2018-11-01 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置
JP2019171980A (ja) 2018-03-27 2019-10-10 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3269467B2 (ja) * 1998-10-28 2002-03-25 株式会社デンソー 車両用空調装置
KR100917579B1 (ko) * 2003-02-26 2009-09-15 한라공조주식회사 공조장치의 배수구조
US7118355B2 (en) * 2005-02-04 2006-10-10 Delphi Technologies, Inc. Electric motor driven blower assembly with integral motor cooling duct
US20080115518A1 (en) * 2005-08-03 2008-05-22 Calsonic Kansei Corporation Vehicular Air Conditioner
JP4396738B2 (ja) * 2007-07-23 2010-01-13 株式会社デンソー 空調装置
KR102512337B1 (ko) * 2016-01-06 2023-03-23 한온시스템 주식회사 차량용 공조기의 송풍장치
JP6260838B2 (ja) * 2016-02-29 2018-01-17 株式会社ケーヒン 空調用ブロアモータユニット
JP6873622B2 (ja) * 2016-07-15 2021-05-19 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 送風装置、車両用空気調和装置
JP6562156B2 (ja) * 2016-08-29 2019-08-21 株式会社デンソー 送風ユニット
JP6925910B2 (ja) * 2017-08-25 2021-08-25 株式会社ヴァレオジャパン 車両用空調装置のための遠心送風機
JP7195061B2 (ja) * 2018-06-12 2022-12-23 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004231146A (ja) 2003-02-03 2004-08-19 Denso Corp 車両用空調装置
JP2017171020A (ja) 2016-03-22 2017-09-28 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置
JP2018167628A (ja) 2017-03-29 2018-11-01 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置
JP2019171980A (ja) 2018-03-27 2019-10-10 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両空調用送風装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR102292952B1 (ko) 2021-08-23
US20220274459A1 (en) 2022-09-01
WO2021100629A1 (ja) 2021-05-27
JPWO2021100629A1 (ja) 2021-05-27
KR20210062190A (ko) 2021-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108698482B (zh) 车辆用空调单元
EP3524452A1 (en) Air conditioning unit for vehicle
US20180022192A1 (en) Air-conditioning unit for vehicle
JP5772709B2 (ja) 車両用空調装置
WO1999007568A1 (fr) Climatiseur pour vehicules
JP4811385B2 (ja) 車両用空調装置
CN106132737A (zh) 车辆用空调单元
JP7156552B2 (ja) 車両用空調装置の二層流送風装置
JP6406442B2 (ja) 車両用空調ユニット
JPWO2018123111A1 (ja) 空調装置
KR20170072987A (ko) 차량용 공조장치
JP5353665B2 (ja) 車両用空調装置
JP7061842B2 (ja) 車両空調用送風装置
JP6540888B2 (ja) 車両用空調ユニット
JP2019006160A (ja) 車両用送風装置
KR20170082669A (ko) 차량용 공조기의 송풍장치
JP4034049B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP4482881B2 (ja) 車両用空調ユニット
JP2007069698A (ja) 車両用空調装置
JP2007090923A (ja) 車両用空調ユニット
JP4467128B2 (ja) 車両用空調装置のユニット排水構造
JPH10244821A (ja) 自動車用空気調和装置
KR100922425B1 (ko) 공기유동저항이 적은 공조유니트
JPWO2021100629A5 (ja)
JP2007090922A (ja) 車両用空調ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211025

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220919

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7156552

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151