JP5353665B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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送風機ユニット(10)からの送風空気が通過する熱交換器(34)を収容する空調ユニット(30)と、
送風機ユニット(10)からの送風空気を空調ユニット(30)に導入するための接続通風路(21)を形成する接続ダクト(20)と、
送風機ユニット(10)からの送風空気を、熱交換器(34)を迂回させて空調ユニット(30)に導入するためのバイパス通風路(51)を形成するバイパスダクト(50)とを備え、
送風機ユニット(10)、接続通風路(21)および空調ユニット(30)は、車両左右方向において助手席側から運転席側に向かってこの順番に配置され、
空調ユニット(30)は、接続通風路(21)からの送風空気が車両後方側に向かって流れる主通風路(33)を形成する空調ケース(31)を有し、
空調ケース(31)のうち車両前方側の部位には、接続ダクト(20)に接続される空気入口部(32)が形成され、
熱交換器(34)は主通風路(33)に配置され、
バイパスダクト(50)は、接続ダクト(20)のうち車両後方側を向いた壁部から空調ケース(31)のうち助手席側を向いた壁部に至り、バイパス通風路(51)の出口部(512)が主通風路(33)のうち熱交換器(34)の空気流れ下流側の部位に開口するように形成され、
主通風路(33)のうち熱交換器(34)とバイパス通風路(51)の出口部(512)との間の部位には、車両上下方向に突出し且つ車両左右方向に延びて送風空気の流れをガイドするガイド壁(60、81)が設けられていることを特徴とする。
ガイド壁(60)は、空調ケース(31)の下面(311)から車両上方側に向かって突出し、
ガイド壁(60)の突出先端部の車両上下方向における位置は、バイパス通風路(51)の出口部(512)の上端部以上になっていることを特徴とする。これにより、バイパス空気流れが主空気流れと衝突することをより抑制できる。
ガイド壁(60)は、空調ケース(31)の上面(312)から車両下方側に向かって突出し、
車両上下方向において、ガイド壁(60)の突出先端部の車両上下方向における位置は、バイパス通風路(51)の出口部(512)の下端部以下になっていることを特徴とする。これにより、バイパス空気流れが主空気流れと衝突することをより抑制できる。
ガイド壁(60)は、熱交換コア部(341)と対向するように形成されていることを特徴とする。これにより、バイパス空気流れが主空気流れと衝突することをより一層抑制できる。
空調ケース(31)の下面(311)には、熱交換器(34)で発生した凝縮水を排水する排水口(35)が形成されており、
ガイド壁(60)は、排水口(35)よりも空気流れ下流側に設けられていることを特徴とする。
バイパス通風路開閉ドア(80)は、車両左右方向に延びる回転軸(801)と、回転軸(801)と直交する方向に拡がるドア面(802)とを有し、
ガイド壁(81)は、回転軸(801)に連結され、ドア面(802)と一体に回転可能に構成されていることを特徴とする。
接続通風路(21)は、第1送風ファン(131)からの送風空気が流れる第1接続通風路(211)と、第2送風ファン(132)からの送風空気が流れる第2接続通風路(212)とに仕切られ、
主通風路(33)は、第1接続通風路(211)からの送風空気が流れる第1主通風路(331)と、第2接続通風路(212)からの送風空気が流れる第2主通風路(332)とに仕切られ、
バイパス通風路(51)の入口部(511)は、第1接続通風路(211)および第2接続通風路(212)の両方に開口していることを特徴とする。これにより、いわゆる内外気2層ユニットに本発明を良好に適用することができる。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置の室内ユニットを模式的に示す平面図である。図2は図1のA−A断面図である。図3は図1のB−B断面図である。図4は図1のC−C断面図である。図5は図3のD−D断面図である。なお、図1〜図5の上下左右前後の矢印は、室内ユニットの車両搭載状態における各方向を示している。
上記第1実施形態では、内外気導入モードが内外気モードの場合には、導入された内気と外気とが空調ケース31内を混合して流れるが、本第2実施形態は、内外気導入モードが内外気モードの場合には、導入された内気と外気とが空調ケース31内を別々に流れるようになっている。すなわち、本実施形態は、図6に示すように、室内ユニットがいわゆる内外気2層ユニットとして構成されている。
上記第2実施形態では、バイパスダクト50が1つのみ配置されているが、本第3実施形態では、図7に示すように、バイパスダクト50が第1、第2主通風路331、332の各々に対応して2つ配置されている。したがって、バイパス通風路51も第1、第2主通風路331、332の各々に対応して2つ形成されている。
本第4実施形態は、図8〜図10に示すように、上記第1実施形態に対して、主通風路33に左右風量配分調整リブ(左右風量配分調整手段)72を追加したものである。左右風量配分調整リブ72は、車両前後方向に突出し且つバイパス通風路出口部512から運転席側(本例では車両右方側)に向かって延びる板状に形成されている。
上記第4実施形態では、左右風量配分調整リブ72の主板部721がバイパス通風路出口部512から主通風路33内へ延びるように形成されているが、本第5実施形態では、図11に示すように、上記第4実施形態に対して、左右風量配分調整リブ72の主板部721がバイパス通風路51の空気流れ上流側に向かって延長されている。
上記第1実施形態では、バイパス通風路開閉ドア52はバイパス通風路入口部511に配置されているが、本第6実施形態では、図12に示すようにバイパス通風路開閉ドア80はバイパス通風路出口部512に配置されている。
上記第1実施形態では、バイパス通風路出口部512の下端部の車両上下方向位置が蒸発器34の下端部とほぼ同等になっているが、本第7実施形態では、図14に示すように、バイパス通風路出口部512の下端部が蒸発器34の下端部よりも下方側にはみ出している。
なお、上記各実施形態では、ガイド壁60は、主通風路33の車両左右方向全域に亘って設けられているが、ガイド壁60は、主通風路33の車両左右方向の一部領域のみに設けられていてもよい。
13 送風ファン
20 接続ダクト
21 接続通風路
30 空調ユニット
31 空調ケース(通風路形成部材)
32 空気入口部
33 主通風路(第1通風路)
34 蒸発器(熱交換器)
50 バイパスダクト(通風路形成部材)
51 バイパス通風路(第2通風路)
60 ガイド壁
80 バイパス通風路開閉ドア
341 熱交換コア部
342 上側タンク部(タンク部)
343 下側タンク部(タンク部)
512 バイパス通風路出口部(出口部)
Claims (10)
- 送風ファン(13)を収容する送風機ユニット(10)と、
前記送風機ユニット(10)からの送風空気が通過する熱交換器(34)を収容する空調ユニット(30)と、
前記送風機ユニット(10)からの前記送風空気を前記空調ユニット(30)に導入するための接続通風路(21)を形成する接続ダクト(20)と、
前記送風機ユニット(10)からの前記送風空気を、前記熱交換器(34)を迂回させて前記空調ユニット(30)に導入するためのバイパス通風路(51)を形成するバイパスダクト(50)とを備え、
前記送風機ユニット(10)、前記接続通風路(21)および前記空調ユニット(30)は、車両左右方向において助手席側から運転席側に向かってこの順番に配置され、
前記空調ユニット(30)は、前記接続通風路(21)からの前記送風空気が車両後方側に向かって流れる主通風路(33)を形成する空調ケース(31)を有し、
前記空調ケース(31)のうち車両前方側の部位には、前記接続ダクト(20)に接続される空気入口部(32)が形成され、
前記熱交換器(34)は前記主通風路(33)に配置され、
前記バイパスダクト(50)は、前記接続ダクト(20)のうち車両後方側を向いた壁部から前記空調ケース(31)のうち前記助手席側を向いた壁部に至り、前記バイパス通風路(51)の出口部(512)が前記主通風路(33)のうち前記熱交換器(34)の空気流れ下流側の部位に開口するように形成され、
前記主通風路(33)のうち前記熱交換器(34)と前記出口部(512)との間の部位には、車両上下方向に突出し且つ前記車両左右方向に延びて前記送風空気の流れをガイドするガイド壁(60、81)が設けられていることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記出口部(512)は、前記空調ケース(31)の下部に開口し、
前記ガイド壁(60)は、前記空調ケース(31)の下面(311)から車両上方側に向かって突出し、
前記ガイド壁(60)の突出先端部の前記車両上下方向における位置は、前記出口部(512)の上端部以上になっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記出口部(512)は、前記空調ケース(31)の上部に開口し、
前記ガイド壁(60)は、前記空調ケース(31)の上面(312)から車両下方側に向かって突出し、
前記ガイド壁(60)の突出先端部の前記車両上下方向における位置は、前記出口部(512)の下端部以下になっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記熱交換器(34)は、熱交換媒体が前記車両上下方向に流れる熱交換コア部(341)と、前記熱交換コア部(341)の前記車両上下方向における両側に位置して前記車両左右方向に延びるタンク部(342、343)とを有し、
前記ガイド壁(60)は、前記熱交換コア部(341)と対向するように形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の車両用空調装置。 - 前記ガイド壁(60)は、前記空調ケース(31)と一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
- 前記ガイド壁(60)は、前記主通風路(33)において、前記熱交換器(34)と前記車両前後方向に当接する位置に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
- 前記熱交換器(34)は冷却用熱交換器であり、
前記空調ケース(31)の下面(311)には、前記熱交換器(34)で発生した凝縮水を排水する排水口(35)が形成されており、
前記ガイド壁(60)は、前記排水口(35)よりも空気流れ下流側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。 - 前記主通風路(33)には、車両前後方向に突出し且つ前記出口部(512)から前記運転席側に向かって延びる板状に形成された左右風量配分調整手段(72)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
- 前記出口部(512)を開閉するバイパス通風路開閉ドア(80)を備え、
前記バイパス通風路開閉ドア(80)は、車両左右方向に延びる回転軸(801)と、前記回転軸(801)と直交する方向に拡がるドア面(802)とを有し、
前記ガイド壁(81)は、前記回転軸(801)に連結され、前記ドア面(802)と一体に回転可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用空調装置。 - 前記送風ファン(13)は、第1送風ファン(131)および第2送風ファン(132)で構成され、
前記接続通風路(21)は、前記第1送風ファン(131)からの送風空気が流れる第1接続通風路(211)と、前記第2送風ファン(132)からの送風空気が流れる第2接続通風路(212)とに仕切られ、
前記主通風路(33)は、前記第1接続通風路(211)からの送風空気が流れる第1主通風路(331)と、前記第2接続通風路(212)からの送風空気が流れる第2主通風路(332)とに仕切られ、
前記バイパス通風路(51)の入口部(511)は、前記第1接続通風路(211)および前記第2接続通風路(212)の両方に開口していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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