JP2019006160A - 車両用送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、インテークボックスに侵入した雨水をスクロール内に貯めることなく排水する機能を有する車両用送風装置を提供することである。
【解決手段】本発明に係る車両用送風装置1は、インテーク部(10)と、送風部(20)とを備え、インテーク部は、底壁に通水溝(17)を有し、通水溝(17)は、吸込み口を横切りながら吸込み口側に接近する方向に沿って延びており、通水溝の末端(17a)が、インテーク部と送風部との境界(18)のうち、インペラの回転中心(x)と空気吹き出し部とを結んだ領域(S1)とインペラの内径側の領域(S2)とが重なる重複領域(S3)を境界に投影した領域(S4)内に配置されており、通水溝の末端が排水のための排水箇所になっている。
【選択図】図5

Description

本開示は、車両用送付装置に関し、インテークボックス内に侵入した雨水等の水を円滑に排水する車両用送風装置に関する。
従来の車両用空調装置は、内外気を選択的導入するインテークボックスと、このインテークボックスから導入された空気を下流に送風するブロアと、ブロアからの空気を除湿・温調して吹き出す温調ユニットと、を備えて構成されている。なお、温調ユニットは冷房ユニットと暖房ユニットと備え、これら冷房ユニットおよび暖房ユニットは一体または別体で形成される。また、インテークボックスおよびブロアおよび温調ユニットはそれぞれ一体または別体で形成される。この種の車両用空調装置にあっては、インテークボックスに侵入する雨水への配慮が十分でなく、インテークボックスに雨水が貯留しこの貯留水によるカビ発生などの問題が懸念される。そこで、インテークボックスの底壁部に貯留する流体をブロア内に誘導する誘導通路を設けた車両用空調装置が開示されている(例えば特許文献1を参照。)。
特開2004-98782号公報
特許文献1に開示された車両用空調装置では、インテークボックスの底壁部に貯留する水をスクロールケース内に誘導し、その後、誘導された水を送風される空気と一緒に空気吹き出し部から排出する。しかし、送風される空気の風速が遅いとき、あるいは誘導される水の量が多いときは、水がスクロールケーシング内の底に溜まり、円滑に排水できないという問題があった。スクロール内に水がたまると、インペラのモータの内部に液体が侵入してしまうという問題も生じる。
そこで本開示の目的は、インテークボックスに侵入した雨水をスクロール内に貯めることなく排水する機能を有する車両用送風装置を提供することである。
本発明者は、鋭意検討したところ、車両用送風装置のインテーク部に通水溝を設け、送風部の空気吹き出し部の上流側に通水溝の末端を導くことで、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明に係る車両用送風装置は、外気導入口、内気導入口及び内外気切換ドアを有するインテーク部と、水平方向に開口する吸込み口、空気流れを形成するインペラ及び下方に前記空気流れを吹き出す空気吹き出し部を有する送風部と、を備え、前記インテーク部は、前記吸込み口に向かって下側に傾斜する底壁を有する車両用送風装置において、前記インテーク部は、前記底壁に通水溝を有し、該通水溝は、前記吸込み口を横切りながら前記吸込み口側に接近する方向に沿って延びており、前記通水溝の末端が、前記インテーク部と前記送風部との境界のうち、前記インペラの回転中心と前記空気吹き出し部とを結んだ領域と前記インペラの内径側の領域とが重なる重複領域を前記境界に投影した領域内に配置されており、前記通水溝の末端が排水のための排水箇所になっていることを特徴とする。
本発明に係る車両用送風装置では、前記通水溝の末端は、前記吸込み口の開口部を形成するベルマウスの壁で堰き止められており、かつ、該通水溝に水が溜まったとき前記排水箇所となる貯水部の一部分となっており、前記インペラが回転すると、前記貯水部に溜まった水の水面が上昇して前記ベルマウスの端面を乗り越え、前記水が前記空気吹き出し部に送られて排水されることが好ましい。インペラが形成する空気流れを利用して、インテーク部に溜まった水を送風機の空気吹き出し部に導くことができる。
本発明に係る車両用送風装置では、前記排水箇所となる通水溝の下流部が、前記ベルマウスの壁と該ベルマウスの壁に当接するインテーク部の底壁とによって形成されていることが好ましい。車両用送風装置を製造しやすくすることができる。
本発明に係る車両用送風装置では、前記排水箇所となる通水溝の下流部は、前記吸込み口の開口部を形成するベルマウスの一部を形成していることが好ましい。ベルマウスにおいて円滑な空気の吸込みを行うことができる。
本発明に係る車両用送風装置では、前記通水溝の末端の底面の高さは、前記通水溝の側面の上縁辺の高さよりも低く、前記排水箇所となる通水溝の下流部は、前記吸込み口の開口部を形成するベルマウスの内部にまで延伸していることが好ましい。意図する部位により正確に水を導くことができる。
本発明に係る車両用送風装置では、前記吸込み口の開口部を形成するベルマウスに前記排水箇所となる誘導通路が設けられており、前記通水溝の末端の底面の高さは、前記通水溝の側面の上縁辺の高さよりも低く、前記通水溝の末端が前記誘導通路につながっていることが好ましい。インテーク部に溜まった水を、誘導通路を経由して円滑に空気吹き出し部に導くことができる。
本発明に係る車両用送風装置では、前記通水溝の側面の上縁辺は、前記空気流れの上流側の方が下流側の方よりも溝底からの高さが高いか、又は溝底からの高さが同じであることが好ましい。インテーク部の内部に空気流れが形成されると、通水溝を流れる水が飛散しやすくなるところ、水の飛散を防止することができる。
本発明に係る車両用送風装置では、前記通水溝は、末端に近いほど、流路断面積が小さいことが好ましい。通水溝の上流側においては、溝深さに対する水位を低くすることができるので、通水溝から水が溢れることを防止でき、一方、通水溝の下流側においては、溝深さに対する水位を高くすることができるので、排水箇所において効率的に水を排水することができる。
本発明に係る車両用送風装置では、前記インテーク部の側壁のうち、外気の空気流れが当たる側壁に、断面L字型の突条部を縦方向に設け、該突条部の下端は、前記通水溝の上側又は前記通水溝よりも前記空気流れの上流側に配置していることが好ましい。水がインテーク部の側壁を伝って、送風部の吸込み口に到達することを防止するとともに、通水溝に水を導くことができる。
本開示は、インテークボックスに侵入した雨水をスクロール内に貯めることなく排水する機能を有する車両用送風装置を提供することができる。
車両用送風装置を示す一部破断部を含む前面図である。 図1の車両用送風装置の側断面図である。 本実施形態に係る車両用送風装置のインテーク部の底の形状を示す部分概略図である。 図3のD−D線断面図である。 本実施形態に係る第一態様の車両用送風装置の送風部と空気流れ上流側の通水溝との位置関係を説明する概念図である。 通水溝の断面の位置を示す図である。 図6のC−C線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 図6のA−A線断面図であり、第一の変形例を示す図である。 図6のA−A線断面図であり、第二の変形例を示す図である。 図6のA−A線断面図であり、第三の変形例を示す図である。 本実施形態に係る第二態様の車両用送風装置の送風部と空気流れ上流側の通水溝と誘導通路の位置関係を説明する概念図である。 本実施形態に係る車両用送風装置のインテーク部を、送風部の吸込み口側から見た斜視概略図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の一態様を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。本発明の効果を奏する限り、種々の形態変更をしてもよい。
最初に、車両用送風装置1について、図1及び図2を参照しながら説明する。車両用送風装置1は、インテーク部10と、水平方向に開口する吸込み口21、空気流れ13aを形成するインペラ22a及び下方に空気流れ13bを吹き出す空気吹き出し部27を有する送風部20と、を備える。車両用送風装置1は、さらに温度調和部30と、配風部40とを有していても良い。インテーク部10、送風部20、温度調和部30及び配風部40は、ケース2で一体に形成される。あるいは、インテーク部10、送風部20、温度調和部30及び配風部40をそれぞれ別体とし、それらを組み立てることでケース2を形成してもよい。ケース2の内部空間は、空気通路3である。
インテーク部10では、図1に示すように、外気導入口11及び内気導入口12がケース2に開口されているとともに、内外気切換ドア15がケース2内に配置されている。
送風部20は、図1に示すように、スクロールケーシング50の内部に送風機22が配置されている。送風機22は、インテーク部10の下流に配置される。送風機22は、例えば、シロッコファン又はターボファンなどのインペラ(羽根車)22aとインペラ22aを駆動するモータ22bとを有する。吸込み口21は、ベルマウス26の開口である。本実施形態の車両用送風装置では、吸込み口21は水平方向に開口している。インペラ22aの回転によって吸込み口21からスクロールケーシング50に吸い込まれた空気は、下方に向けて空気吹き出し部27から吹き出される。
車両用送風装置1のインテーク部10は、図1に示すように、吸込み口21に向かって下側に傾斜する底壁10aを有する。ここで外気導入口11から取り込まれる外気13cは、雨水等の水を含んでいることがあり、インテーク部10の底には、水16が溜まりやすい。図1及び図2において、理解の容易のために、インテーク部10に入り込んだ水16が排水されないと仮定してインテーク部10の底壁10a上に溜まってしまう状態を図示している。本実施形態に係る車両用送風装置1によれば、図1及び図2で図示した溜まった水は、図2に示す空気吹き出し部27へ効率的に排水される。
温度調和部30は、図2に示すように、内部に冷却用熱交換器31が配置されている。冷却用熱交換器31は、送風機22の下流に配置され、冷凍サイクル(不図示)の一部として冷媒が通流可能とされており、必要に応じて送風空気を冷却する。温度調和部30では、冷却用熱交換器31の下流に、加熱用熱交換器32とエアミックスドア33とが配置されていてもよい。加熱用熱交換器32は、例えば、エンジンの排熱によって温められた温水が流通可能とされており、必要に応じて送風空気を加熱する。エアミックスドア33は、加熱用熱交換器32をバイパスする空気(冷風)の割合と加熱用熱交換器32を通過する空気(温風)の割合とを調整する。
配風部40は、図2に示すように、デフロスト開口部41と、ベント開口部42と、フット開口部43とを有する。デフロスト開口部41は、デフロストダクト(不図示)を介して間接的に又は直接的に、車室内のデフロスト吹出口(不図示)に接続される。ベント開口部42は、ベントダクト(不図示)を介して間接的に又は直接的に、車室内のベント吹出口(不図示)に接続される。フット開口部43は、フットダクト(不図示)を介して間接的に又は直接的に、車室内のフット吹出口(不図示)に接続される。車室内の各吹出口(不図示)は、温度調和部30で温調された空気を車室内へ向かって吹出す。各開口部41,42,43の開度は、モードドア44,45によって、調整される。
本実施形態に係る車両用送風装置では、図3及び図4に示すように、インテーク部10は、底壁10aに通水溝17を有する。通水溝17は、図3、図4及び図5に示すように吸込み口21を横切りながら、図3に示すように吸込み口21側に接近する方向に沿って延びている。そして、図3及び図5に示すように、通水溝17の末端17aが、インテーク部10と送風部20との境界18のうち、インペラ22aの回転中心Xと空気吹き出し部27とを結んだ領域S1とインペラ22aの内径側の領域S2とが重なる重複領域S3を境界18に投影した領域S4内に配置されており、通水溝の末端17aが排水のための排水箇所になっている。なお、インペラ22aの内径側とは、インペラ22aが有する多数の翼の外径端をつないで形成される翼外径よりも回転中心Xの側のことをいう。また、通水溝17の末端17aが領域S4内に配置されるとは、領域S4を底面としてインテーク部10側に所定の高さを持つ柱状空間内に通水溝17の末端17aが配置されていることを含む。ここで、柱状空間の所定の高さとは、インテーク部10と送風部20との境界18を区画する壁の厚さ、部材間のシール材の厚さ及びケース2を形成する上で領域S4の壁において必要な凹凸を設けたときのその凹凸の大きさを包含する空間の高さである。すなわち、ケース2の構造上の理由で通水溝の末端17aと境界18上の領域S4とが接しない形態も本実施形態に包含される。
本実施形態に係る車両用送風装置では、図3、図4及び図5に示すように、通水溝17は、吸込み口21を横切りように延びているため、インテーク部10の底壁10a上にある水は、底壁10aの傾斜及び空気流れ13aによって、吸込み口21側に移動させられる途中で、通水溝17に流れ落ちる。
図4に示すように、底壁10aはインテーク部10を流れる空気流れ13aの上流側から下流側に向けて下方に傾斜している。図3に示すように通水溝17は、吸込み口21側に接近する方向に沿って延びている。したがって、通水溝17は、その末端17aが吸込み口21側に近づくように延びているので、溝底も末端17aに向けて下方に傾斜することになる。したがって、図5に示すように、通水溝17は、末端17aに近づくにつれて、下方に傾斜しているので、通水溝17を流れる水16は、末端17aに向かって流れることとなる。このようにして、通水路の末端17aには、インテーク部10の水が集められることとなり、排水のための排水箇所になる。
本実施形態に係る車両用送風装置の第一態様では、排水箇所となる貯水部は、通水溝の末端の溝底、溝側壁、及びベルマウスの壁によって形成される。通水溝17を流れてきた水は貯水部に溜まる。このとき、本実施形態に係る車両用送風装置の第一態様では、図3に示すように、通水溝の末端17aは、吸込み口21の開口部を形成するベルマウス26の壁で堰き止められており、かつ、通水溝17に水が溜まったとき排水箇所となる貯水部の一部分となっており、インペラ22aが回転して外気等を含む外気13cがインテーク部10に吸い込まれると、貯水部に溜まった水の水面が上昇してベルマウス26の端面を乗り越え、図5の符号16bに示すように、水16が空気吹き出し部27に送られて排水される。
次に、排水箇所の変形例について説明する。まず、図6に示した、C−C、B−B及びA−Aの位置における通水溝17の断面概略図を図7、図8及び図9に示す。図7、図8及び図9に示すように、通水溝17は、末端17aに近づくにつれて、吸込み口21側に接近し、また、溝底が低くなる。ここで、本実施形態に係る車両用送風装置では、図9に示すように、排水箇所となる通水溝17の下流部が、ベルマウス26の壁とベルマウスの壁に当接するインテーク部の底壁10cとによって形成されていることが好ましい。ベルマウス26の壁とベルマウスの壁に当接するインテーク部の底壁10cとによって、通水溝17の下流部が貯水部となっている。インペラ22aが回転して雨水等を含む外気13cがインテーク部10に吸い込まれると、貯水部に溜まった水の水面が上昇してベルマウス26の端面を乗り越え、図9の符号16bに示すように、水16が空気吹き出し部(不図示)に送られて排水される。図9に示した変形例は、スクロールケーシング50のうちベルマウス近傍の壁にインテーク部の底壁10cを当接することで構成することができ、製造工程がシンプルであるため、車両用送風装置を製造しやすくすることができる。
排水箇所の第二の変形例について説明する。図7及び図8に示した通水溝17の断面概略図は共通である。ここで、本実施形態に係る車両用送風装置では、図10に示すように、排水箇所となる通水溝17の下流部は、吸込み口21の開口部を形成するベルマウス26の一部を形成していることが好ましい。通水溝17の下流部において、吸込み口21に近い方の側壁がベルマウス26の形状を有することでベルマウスの一部を兼ねており、また遠い方の側壁が直壁又は傾斜壁となっている。インペラ22aが回転して外気等を含む外気13cがインテーク部10に吸い込まれると、貯水部に溜まった水の水面が上昇してベルマウス26の形状の溝側壁を乗り越え、図10の符号16bに示すように、水16が空気吹き出し部(不図示)に送られて排水される。図10に示した変形例は、通水溝17の吸込み口21に近い方の側壁がベルマウス26の形状を有するため、水が溜まっていない場合においても円滑な空気の吸込みを行うことができる。
排水箇所の第三の変形例について説明する。図7及び図8に示した通水溝17の断面概略図は共通である。ここで、本実施形態に係る車両用送風装置では、図11に示すように、通水溝の末端17aの底面の高さ17cは、通水溝の側面の上縁辺17bの高さよりも低く、排水箇所となる通水溝の下流部は、吸込み口21の開口部を形成するベルマウス26の内部にまで延伸していることが好ましい。通水溝の末端17aの底面の高さ17cを、通水溝の上流側の側面の上縁辺17bの高さよりも低くすることによって、ベルマウス26の内部にまで延伸している通水溝の下流部を通して確実に排水できる。したがって、意図する排水箇所に通水溝の下流部を配置することで、より正確に水を排水箇所に導くことができる。
次に本実施形態に係る車両用送風装置の第二態様を説明する。第二態様の車両用送風装置では、図12に示すように、吸込み口21の開口部を形成するベルマウス26に排水箇所となる誘導通路19が設けられており、通水溝の末端17aの底面の高さは、通水溝の側面の上縁辺の高さよりも低く、通水溝の末端17aが誘導通路19につながっていることが好ましい。排水箇所となる誘導通路19は、ベルマウス26に設けられた、インテーク部側の空間と送風部側の空間とを連通する孔であることが好ましい。水がこの孔を通ることで排水される。また、誘導通路19は、ベルマウス26の端部に設けられた切欠き(不図示)としてもよい。この切欠きにおいて、ベルマウス26の端部の高さが低くなるので水が排水される。通水溝の末端17aが誘導通路19につながっていることによって、通水路17を流れる水が誘導通路19を通過して確実に排水される。通水溝の末端17aの底面の高さは、通水溝の側面の上縁辺の高さよりも低くする。このようにすることによって、通水溝の末端17aに集まった水が通水溝から溢れることなく、誘導通路19に確実に導かれる。
次に、通水溝17の断面形状について説明する。通水溝17の側壁及び溝底壁により形成される断面形状は、例えば、U字状、V字状、半円状、半楕円状又はこれらの形状の変形形状である。通水溝17の下流方向に進むに従って、断面形状を同一形状に保つ形態、断面形状を相似形状としつつ、その大きさを大きく又は小さくする形態、断面形状を他の形状に変形させていく形態がある。
また、図7及び図8に示すように本実施形態に係る車両用送風装置では、通水溝17の側面の上縁辺は、空気流れ13aの上流側の方の上縁辺17dが下流側の方の上縁辺17eよりも溝底17fからの高さが高いことが好ましい。また、上縁辺17dと上縁辺17eは、溝底17fからの高さが同じであってもよい。インテーク部の内部に空気流れ13aが形成されると、通水溝17において、空気流れが乱されるおそれがあるところ、上縁辺17dと上縁辺17eの高さを上記の関係にすることで、空気流れ13aの乱れが抑制され、通水溝を流れる水が飛散しにくくなる。
本実施形態に係る車両用送風装置では、図7及び図8に示すように、通水溝17は、末端に近いほど(図7よりも図8の方が末端に近い。)、流路断面積Tが小さいことが好ましい(図7における流路断面積をT1で示し、図8における流路断面積をT2で示した。)。通水溝17の上流側においては、溝深さに対する水位を低くすることができるので、通水溝17から水が溢れることを防止でき、一方、通水溝17の下流側においては、溝深さに対する水位を高くすることができるので、排水箇所において効率的に水を排水することができる。
次に、インテーク部の側壁に付着した水を効率的に通水溝17に集める機構について説明する。本実施形態に係る車両用送風装置では、図13に示すように、インテーク部10の側壁のうち、外気の空気流れが当たる側壁10bに、断面L字型の突条部60を縦方向に設け、突条部60の下端60aは、通水溝17の上側に配置していることが好ましい。外気の空気流れが当たる側壁10bとは、例えば図1を参照すると、外気導入口11側から見て、向かいにある側壁である。外気13cに含まれる水の多くは、側壁10bに当たって付着する。そして、側壁10bに付着した水は、重力により下方に落ちつつ、空気流れ13aにより送風部の吸込み口側に引き寄せられる。このとき、側壁10bに伝わる水は通水溝17を越えて吸込み口側に引き寄せられると通水溝17に流れない。そこで、断面L字型の突条部60を縦方向に設ける。このとき突条部60の下端60aは、通水溝17の上側に配置する。通水溝17の上側とは、通水溝17の両側の縁に挟まれた領域の上側のことである。突条部60は、側壁10bに付着した水が送風部の吸込み口側に引き寄せられることを防止し、符号16dで示すように、突条部60の下端60aから通水溝17へと流す。本実施形態に係る車両用送風装置では、突条部60の下端60aは、通水溝17よりも空気流れ13aの上流側に配置していてもよい(不図示)。この形態によれば、突条部60は、側壁10bに付着した水が送風部の吸込み口側に引き寄せられることを防止し、突条部60の下端60aからインテーク部10の底壁に、一旦、水が流し落とされる。インテーク部10の底壁に流された水は、吸込み口を横切るように配置されている通水溝17に流れ込む(符号16c)。通水溝17に流れ込んだ水は、通水溝の下端17aに流れていく。
以上、ここまで、通水溝17の末端17aを領域S4(インペラ22aの回転中心Xと空気吹き出し部27とを結んだ領域S1とインペラ22aの内径側の領域S2とが重なる重複領域S3を境界18に投影した領域)に配置した例を示し、説明してきた。ここで、通水溝17aは、領域S4のうち、インペラ22aが有する多数の翼の内径端をつないで形成される翼内径よりも回転中心Xの側に配置されることが好ましい。インペラ22aが回転すると、翼の内径端よりも内側(回転中心Xの側)からインペラ22aの径外方向に向けて空気が流れるところ、通水溝の末端17aを、領域S4のうち翼内径よりも回転中心Xの側に配置することで、通水溝の末端17aからスクロールケーシング50の内部に排出された水16bを、径外方向に流れる空気により円滑に空気吹き出し部27へと導くことができる。
1 車両用送風装置
2 ケース
3 空気通路
10 インテーク部
10a,10c 底壁
10b 側壁
11 外気導入口
12 内気導入口
15 内外気切換ドア
13a,13b 空気流れ
13c 外気
16,16b、16c、16d 水
17 通水溝
17a 通水溝の末端
17b 通水溝の側面の上縁辺
17c 通水溝の末端の底面の高さ
17d,17e 上縁辺
17f 溝底
18 インテーク部と送風部との境界
19 誘導通路
20 送風部
21 吸込み口
22 送風機
22a インペラ(羽根車)
22b モータ
26 ベルマウス
27 空気吹き出し部
30 温度調和部
31 冷却用熱交換器
32 加熱用熱交換器
33 エアミックスドア
40 配風部
41 デフロスト開口部
42 ベント開口部
43 フット開口部
44,45 モードドア
50 スクロールケーシング
60 突条部
60a 突条部の下端
X 回転中心
S1,S2,S4領域
S3 重複領域
T1,T2,T 流路断面積

Claims (9)

  1. 外気導入口(11)、内気導入口(12)及び内外気切換ドア(15)を有するインテーク部(10)と、水平方向に開口する吸込み口(21)、空気流れ(13a,13b)を形成するインペラ(22a)及び下方に前記空気流れを吹き出す空気吹き出し部(27)を有する送風部(20)と、を備え、前記インテーク部は、前記吸込み口に向かって下側に傾斜する底壁(10a)を有する車両用送風装置(1)において、
    前記インテーク部は、前記底壁に通水溝(17)を有し、
    該通水溝は、前記吸込み口を横切りながら前記吸込み口側に接近する方向に沿って延びており、
    前記通水溝の末端(17a)が、前記インテーク部と前記送風部との境界(18)のうち、前記インペラの回転中心(x)と前記空気吹き出し部とを結んだ領域(S1)と前記インペラの内径側の領域(S2)とが重なる重複領域(S3)を前記境界に投影した領域(S4)内に配置されており、前記通水溝の末端が排水のための排水箇所になっていることを特徴とする車両用送風装置。
  2. 前記通水溝の末端は、前記吸込み口の開口部を形成するベルマウス(26)の壁で堰き止められており、かつ、該通水溝に水(16)が溜まったとき前記排水箇所となる貯水部の一部分となっており、
    前記インペラが回転すると、前記貯水部に溜まった水の水面が上昇して前記ベルマウスの端面を乗り越え、前記水(16b)が前記空気吹き出し部に送られて排水されることを特徴とする請求項1に記載の車両用送風装置。
  3. 前記排水箇所となる通水溝の下流部が、前記ベルマウスの壁と該ベルマウスの壁に当接するインテーク部の底壁(10c)とによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用送風装置。
  4. 前記排水箇所となる通水溝の下流部は、前記吸込み口の開口部を形成するベルマウス(16)の一部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の車両用送風装置。
  5. 前記通水溝の末端の底面の高さ(17c)は、前記通水溝の側面の上縁辺(17b)の高さよりも低く、前記排水箇所となる通水溝の下流部は、前記吸込み口の開口部を形成するベルマウスの内部にまで延伸していることを特徴とする請求項1に記載の車両用送風装置。
  6. 前記吸込み口の開口部を形成するベルマウスに前記排水箇所となる誘導通路(19)が設けられており、前記通水溝の末端の底面の高さは、前記通水溝の側面の上縁辺の高さよりも低く、前記通水溝の末端が前記誘導通路につながっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用送風装置。
  7. 前記通水溝の側面の上縁辺は、前記空気流れの上流側の方(17d)が下流側の方(17e)よりも溝底からの高さ(17f)が高いか、又は溝底からの高さが同じであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の車両用送風装置。
  8. 前記通水溝は、末端に近いほど、流路断面積(T)が小さいことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の車両用送風装置。
  9. 前記インテーク部の側壁のうち、外気の空気流れが当たる側壁(10b)に、断面L字型の突条部(60)を縦方向に設け、該突条部の下端(60a)は、前記通水溝の上側又は前記通水溝よりも前記空気流れの上流側に配置していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の車両用送風装置。
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