JP3872163B2 - 自動車用空気調和装置のドレン排水構造 - Google Patents

自動車用空気調和装置のドレン排水構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドレン水に起因するエバポレータやヒータコアの性能低下を防止するようにした自動車用空気調和装置のドレン排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の自動車用空気調和装置は、狭小な車室内に設置するというスペース的制約から、エバポレータやヒータコアを1つのユニットケース内に上下配置となるように収納した、いわゆる一体型のものが提案されている。
【0003】
この一体型自動車用空気調和装置のユニットケースにおいても、エバポレータの下方に、エバポレータから滴下するドレン水を集めるドレン貯溜部が形成されており、このドレン貯溜部のユニットケース底面を傾斜させることにより、ドレン水を最低部のドレン孔より車外に排出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この一体型のものは、車幅方向である左右方向のみでなく上下方向の寸法も小形化されているので、ドレン貯溜部の深さ寸法が少なく、ドレン水がドレン貯溜部に貯溜している時に、車両が傾斜した場合、この貯溜したドレン水にエバポレータの一部が浸り、ドレン水が凍結するという事態が生じ、エバポレータの性能が低下する虞れがある。
【0005】
また、車両が傾斜した場合、ドレンパイプの入口付近に貯溜したドレン水も揺動して飛散し、ヒータコア等にふりかかり、ヒータコア等の性能が低下する虞れもある。
【0006】
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、車両の傾斜時であっても、ドレン水にエバポレータが浸ったり、ドレン水がヒータコアに飛散しないようにした自動車用空気調和装置のドレン排水構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、下部にエバポレータから滴下したドレン水を集め外部に排出するドレン貯溜部が形成され、当該エバポレータの上方近傍にヒータコアが設置されたユニットケースを有する自動車用空気調和装置において、
水平状態から下り傾斜して設けられた前記エバポレータの傾斜端部と前記ユニットケースとの間から、前記エバポレータを流通する空気の流れ方向で前記エバポレータの下流側に至る空間部を、前記エバポレータの傾斜端部と、前記エバポレータの傾斜端部より上方に位置する前記ユニットケースの側壁とを結ぶ仕切壁により覆い、
前記ドレン貯溜部に貯溜されたドレン水の前記ヒータコア側への移動を防止する袋小路部としたことを特徴とする。
【0008】
このようにすれば、ドレン貯溜部に貯溜されたドレン水がヒータコア側へ移動しようとする場合、僅かな移動時には、空間部内で移動するのみとなり、また移動が大きくなると、この移動は袋小路部により阻止される。特に、車両が横傾きしたときに移動が起こっても、空間部の存在により、ドレン水がヒータコア等に飛散する事態を確実に防止でき、ヒータコアの性能を低下させることがなく、また、エバポレータに降り懸かることも少なくなり、エバポレータの凍結防止にも寄与する。
【0009】
請求項2に記載の発明では、前記仕切壁は、前記エバポレータの傾斜端部から前記ユニットケースに向けて上り傾斜するように設けたことを特徴とする。
【0010】
このようにすれば、エバポレータを通過した空気をスムースにミックスドア側に導くことができ、通気抵抗も減らすことができ、その上、袋小路部のスペースも増やすことができる。
【0011】
請求項3に記載の発明では、前記仕切壁は、前記エバポレータの傾斜端部から、前記エバポレータとヒータコアとの間を仕切るようにユニットケースより突出するガイド壁の先端方向に向かうように傾斜して設け、先端を当該ガイド壁と連結するようにしたことを特徴とする。
【0012】
このようにすれば、エバポレータを通過した空気をよりスムースにミックスドア側に導くことができ、空気の流れ状態が向上し、袋小路部のスペースもさらに増やすことができ、保水性能が向上する。
【0013】
請求項4に記載の発明では、前記ドレン貯溜部は、前記エバポレータから滴下したドレン水が貯溜される第1ドレン貯溜部と第2ドレン貯溜部を有し、この第1ドレン貯溜部と第2ドレン貯溜部との間には一方のドレン貯溜部から他方のドレン貯溜部にドレン水の移動を規制する突部が設けられたことを特徴とする。
【0014】
このようにすれば、第1及び第2ドレン貯溜部にドレン水の移動を規制する突部により第1ドレン貯溜部と第2ドレン貯溜部との間でドレン水が移動することはなく、しかもドレン水を第1ドレン貯溜部と第2ドレン貯溜部とで個別に貯溜して排水することができ、一方のドレン貯溜部に集まるドレン水量を低減でき、車両が傾斜しても、エバポレータが浸水することが少なく、ドレン水がエバポレータに凍結することによるエバポレータの性能低下を防止できる。
【0015】
請求項5に記載の発明では、ユニットケースは、車幅方向側方に内外気を選択的に取入れるインテークユニットが連結され、当該インテークユニットに近い側に第1ドレン貯溜部を、遠い側に第2ドレン貯溜部を配置し、当該第2ドレン貯溜部の方が第1ドレン貯溜部より下位に位置しているように構成したことを特徴とする。
【0016】
このように、インテークユニットに近い側と遠い側にドレン貯溜部があり、第2ドレン貯溜部の側壁と仕切壁とにより袋小路部を形成すれば、車両が横傾きしたときも、エバポレータの浸水を防止してエバポレータの凍結等を防止でき、インテークユニットから遠い側の(即ち、ヒータコア等に近い側の)第2ドレン貯溜部の袋小路部により、車両が傾斜してドレン水が揺動した場合であっても、ドレン水がヒータコア等に飛散する事態を確実に防止でき、ヒータコア等の性能を低下させることもない。
【0017】
また、インテークユニットから取り入れた空気をエバポレータにより冷却する時、空気の流れ方向に沿って下り傾斜するようにエバポレータを設けるが、この場合、滴下するドレン水が多いエバポレータの下り傾斜端がドレン貯溜部から離れ、エバポレータの浸水を防止し、一層エバポレータの凍結等の防止効果が高いものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る自動車用空気調和装置のドレン排水構造を適用した自動車用空気調和装置の縦断面図、図2は図1に示す第1ドレン貯溜部の拡大断面図である。
【0019】
図1において、内外気を選択的に取り入れるためのインテークユニット1には、外気取入口2及び内気取入口3が設けられ、これら取入口2,3は、回動自在に設けられたインテークドア4により選択的に切り替えられるようになっている。
【0020】
このインテークドア4の下方に配置されたブロアファン5は、ファンモータ6により駆動されるが、当該ファンモータ6は、ジャバラ状のパイプ7によりファンスクロール8内と連通され、ファンスクロール8内を流通する空気流の一部を取り出し、当該ファンモータ6を冷却するようになっている。
【0021】
このインテークユニット1は、ダクト9を介して空気調和装置本体であるユニットケース10と連通されているが、このインテークユニット1よりユニットケース10の空気導入口部分は、下方に設けられており、これによりドレン水がブロアファン5等の側に逆流しにい構造となっている。
【0022】
このユニットケース10には、その下方に、空気を冷却するためのエバポレータ11が空気の流れ方向に沿って下り傾斜するように配置され、インテークユニット1から送られる空気をエバポレータ下方から上方へ向かって流すようにしてある。
【0023】
このようにエバポレータ11を下り傾斜配置とすれば、狭小なスペース内でインテークユニット1から取り入れた空気をエバポレータ11により冷却する時、取入空気がエバポレータ11全体に当たり、より冷却しやすいものとなる。
【0024】
特に、いわゆる一体型の自動車用空気調和装置のように上下方向の寸法を小形化するため、エバポレータ11とヒータコア15を上下に重ねて配置したとき、エバポレータ11を下り傾斜配置とすれば、空気流がスムーズに流れ、エバポレータ11の熱交換効率を高めることができる。なお、図中の符号「12」「13」はエバポレータ11を支持する支持壁である。
【0025】
エバポレータ11の上方には、エバポレータ11から上方に流れる空気をヒータコア15側とヒータコア15をバイパスするバイパス通路16側に分岐し、エバポレータ11により冷却された冷風とヒータコア15により加熱された温風との割合を調節するミックスドア14が配置されている。
【0026】
ユニットケース10の上部には、主として冷風を吹き出すためのベント吹出口17を開閉するベントドア17dと、窓の曇りを晴らすための主として温風を吹き出すためのデフロスト吹出口18を開閉するデフドア18dと、乗員の足下に主として温風を吹き出すフット吹出口(図示略)を開閉するフットドア19dが設けられている。
【0027】
なお、これら各種ドア17d,18d,19dは、図外の制御装置により指定されたモードに応じて適宜開閉作動し、所定の空気を各吹出口17,18等から車室内に吹き出し、車室内を温調するが、この空気は、ダクト7よりユニットケース10に導入し、エバポレータ11により冷却したものを、ミックスドア14によりヒータコア15側とバイパス通路16側に分岐して冷風と温風にし、これをミックスすることにより所定温度としたものが使用される。
【0028】
また、前記ユニットケース10の底面には、エバポレータ11から滴下したドレン水を貯溜して排水するためのドレン貯溜部Sが設けられている。
【0029】
特に、本実施の形態では、当該ドレン貯溜部Sは、インテークユニット1に近い側の第1ドレン貯溜部S1 と、インテークユニット1から遠い側の第2ドレン貯溜部S2 とから構成され、第1ドレン貯溜部S1 と第2ドレン貯溜部S2 との間には一方のドレン貯溜部から他方のドレン貯溜部にドレン水の移動を規制する突部20が設けられている。なお、各ドレン貯溜部S1 ,S2 には、貯溜したドレン水を車外に排出するためのドレン孔Oが設けてある。
【0030】
このように、インテークユニット1に近い側と遠い側にドレン貯溜部を設け、ドレン水を貯溜して排水するようにしているため、ドレン水を個別に貯溜して排水することができ、一方のドレン貯溜部S1 ,S2 に集まるドレン水量を低減できる。
【0031】
したがって、仮にドレン貯溜部Sにドレン水が溜まっているときに車両が傾斜した場合であっても、エバポレータ11の一部が浸水する状態を防止でき、エバポレータ11の凍結を防止してエバポレータ11の性能低下を防止する。
【0032】
しかも、各ドレン貯溜部S1 ,S2 に貯溜されるドレン水の水位も低くできるのみでなく、ドレン水の移動を規制する突部20が設けられているため、車両が傾斜してドレン水が揺動した場合であっても、ドレン水の飛散を最小限にすることができ、ヒータコア15等に飛散することも防止できる。
【0033】
また、本実施の形態では、図2に拡大して示すように、水平状態から若干下り傾斜して設けられたエバポレータ11の傾斜端部に、ユニットケース10の側壁10aとの間に空間部Aが形成され、この空間部Aを仕切壁21により覆い袋小路部Fを形成している。つまり、この袋小路部Fは、前記空間部Aを、ユニットケース10の側壁10aと、この側壁10aとエバポレータ11の支持壁13との間に傾斜して設けられた仕切壁21と、エバポレータ11とヒータコア15との間に設けられたガイド壁22とにより区画することにより形成している。
【0034】
このように、インテークユニット1から遠い側の(即ち、ヒータコア15等に近い側の)第2ドレン貯溜部S2 の上方を閉鎖し袋小路を形成するように、仕切壁21を設けると、多量のドレン水が第1ドレン貯溜部S1 と第2ドレン貯溜部S2 に貯溜されているとき、車両が傾斜し、第1ドレン貯溜部S1 の多量のドレン水が突部20を越えて第2ドレン貯溜部S2 に貯溜したドレン水とともに大きく揺動したとしても、ドレン水は、仕切壁21により移動が阻止され、ドレン貯溜部Sのドレン水がヒータコア15にまで飛散したりあるいは車両が横傾きしたときに、ドレン水がヒータコア等に移動する事態を確実に防止でき、ドレン水に起因するヒータコア15の性能低下が防止されることになる。
【0035】
また、空間部Aをここに形成すること自体によりドレン水の移動によるヒータコアやエバポレータの性能に対する影響が低減する。つまり、ドレン水が僅かに移動する場合には、当該空間部A内で移動するのみとなり、大きく移動すると、この移動は空間部Aと袋小路部Fとにより阻止されることになり、ドレン水がヒータコアやエバポレータに降り懸かる事態を極力防止する機能を発揮し、ドレン水の移動によるヒータコアやエバポレータの性能への影響が低減する。
【0036】
さらに、仕切壁21を、図2に示すように、エバポレータ11の傾斜端部から前記ユニットケース10に向けて上り傾斜すれば、エバポレータ11を通過した空気をスムースにミックスドア14側に導くことができ、通気抵抗も減らすことができ、その上、袋小路部Fのスペースも増やすことができる。
【0037】
また、逆に、仕切壁21を、図2に破線で示すように、エバポレータ11の傾斜端部から前記ガイド壁22の先端方向(ミックスドア14の基端方向)に向かうように傾斜し、つまり、エバポレータ11の上部に設けられたガイド壁22の突出部分22aに向けて伸延し、先端を当該突出部分22aと一体に連結するようにすれば、エバポレータ11を通過した空気をよりスムースにミックスドア14側に導くことができ、空気の流れ状態が向上し、袋小路部Fのスペースもさらに増やすことができ、保水性能が向上する。
【0038】
さらに好ましくは、第2ドレン貯溜部S2 の方が第1ドレン貯溜部S1 より下位に位置するように構成することである。
【0039】
一般に、インテークユニット1から取り入れた空気をエバポレータ11により冷却する時、空気の流れ方向に沿って下り傾斜するようにエバポレータ11を設けるが、前述のようにすれば、滴下するドレン水が多いエバポレータ11の下り傾斜端をドレン貯溜部S2 から離れた位置とすることができるので、エバポレータ11の浸水を防止し、一層エバポレータの凍結等の防止効果が高いものとなる。
【0040】
なお、本発明は、上述した実施の形態には限定されず、本発明の範囲を逸脱しない範囲において種々変形可能である。例えば、上述した実施形態は、上下の寸法が小さな一体型の自動車用空気調和装置であるが、本発明は、これのみに限定されるものではなく、通常の自動車用空気調和装置についても適用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、ドレン貯溜部に貯溜されたドレン水がヒータコア側へ移動しようとしても、空間部及び袋小路部により移動が阻止されるため、車両が横傾きしたときも、ドレン水がヒータコア等に飛散する事態を確実に防止でき、エバポレータやヒータコアの性能を低下させることがない。
【0042】
請求項2に記載の発明は、仕切壁をユニットケースに向けて傾斜したので、エバポレータを通過した空気をスムースにミックスドア側に導くことができ、通気抵抗も減らすことができ、その上、袋小路部のスペースも増やすことができる。
【0043】
請求項3に記載の発明は、仕切壁をガイド壁の先端方向に向けて傾斜したので、エバポレータを通過した空気をよりスムースにミックスドア側に導くことができ、空気の流れ状態が向上し、袋小路部のスペースもさらに増やすことができ、保水性能が向上する。
【0044】
請求項4に記載の発明は、第1及び第2ドレン貯溜部の間の突部により、車両が横傾きしたときも、ドレン水が揺動することがなく、これによりドレン水に起因するヒータコア等の性能低下を防止することができる。
【0045】
請求項5に記載の発明は、滴下するドレン水が多いエバポレータの下り傾斜端がドレン貯溜部から離れ、エバポレータの浸水を防止し、一層エバポレータの凍結等の防止効果が高いものとなる。また、一方のドレン貯溜部に集まるドレン水量を低減でき、車両が傾斜した場合であっても、エバポレータの浸水を防止してエバポレータの凍結等を防止でき、このドレン水に起因するヒータコアの性能低下も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の縦断面図である。
【図2】 図1に示す第1ドレン貯溜部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…インテークユニット、
10…ユニットケース、
11…エバポレータ、
15…ヒータコア、
20…突部、
21…仕切壁、
22…ガイド壁、
A…空間部、
F…袋小路部、
S…ドレン貯溜部、
S1 …第1ドレン貯溜部、
S2 …第2ドレン貯溜部。

Claims (5)

  1. 下部にエバポレータ(11)から滴下したドレン水を集め外部に排出するドレン貯溜部(S)が形成され、当該エバポレータ(11)の上方近傍にヒータコア(15)が設置されたユニットケース(10)を有する自動車用空気調和装置において、
    水平状態から下り傾斜して設けられた前記エバポレータ(11)の傾斜端部と前記ユニットケース(10)との間から、前記エバポレータ (11) を流通する空気の流れ方向で前記エバポレータ (11) の下流側に至る空間部(A)を、前記エバポレータ (11) の傾斜端部と、前記エバポレータ (11) の傾斜端部より上方に位置する前記ユニットケース (10) の側壁 (10a) とを結ぶ仕切壁 (21) により覆い、
    前記ドレン貯溜部 (S )に貯溜されたドレン水の前記ヒータコア (15) 側への移動を防止する袋小路部 (F )としたことを特徴とする自動車用空気調和装置のドレン排水構造。
  2. 前記仕切壁(21)は、前記エバポレータ(11)の傾斜端部から前記ユニットケース(10)の側壁 (10a)に向けて上り傾斜するように設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置のドレン排水構造。
  3. 前記仕切壁(21)は、前記エバポレータ(11)の傾斜端部から、前記エバポレータ(11)とヒータコア(15)との間を仕切るようにユニットケース(10)より突出するガイド壁(22)の先端方向に向かうように傾斜して設け、先端を当該ガイド壁(22)と連結するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置のドレン排水構造。
  4. 前記ドレン貯溜部(S)は、前記エバポレータ(11)から滴下したドレン水が貯溜される第1ドレン貯溜部(S1)と第2ドレン貯溜部(S2)を有し、この第1ドレン貯溜部(S1)と第2ドレン貯溜部(S2)との間には一方のドレン貯溜部から他方のドレン貯溜部にドレン水の移動を規制する突部(20)が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用空気調和装置のドレン排水構造。
  5. 前記ユニットケース(10)は、車幅方向側方に内外気を選択的に取入れるインテークユニット(1)が連結され、当該インテークユニット(1)に近い側に第1ドレン貯溜部(S1)を、遠い側に第2ドレン貯溜部(S2)を配置し、当該第2ドレン貯溜部(S2)の方が第1ドレン貯溜部(S1)より下位に位置しているように構成したことを特徴とする請求項4に記載の自動車用空気調和装置のドレン排水構造。
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