JP4102641B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケース内に冷却用熱交換器を備えこの冷却用熱交換器の下方のケース底壁にインシュレータを配してなる車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用空調装置は、エバポレータとヒータコアとエアミックスドアとを備え、エアミックスドアでエバポレータからの冷風をヒータコアに通風させる冷風量とエバポレータからの冷風をヒータコアをバイパスさせる冷風量とを分配制御し、後流のエアミックスチャンバでヒータコアを通風した温風とヒータコアをバイパスした冷風とをミックスして、所望温度の空調風を車室内に向けて吹出すものである。エアミックスチャンバには、デフロスタ吹出通路とベント吹出通路とフット吹出通路とが設けられており、この吹出通路を選択的に切り換えるモード切換ドアの開閉制御により、所望の吹出通路から吹き出されるようになっている。
【0003】
この種の車両用空調装置にあっては、従来よりケース底壁のうちエバポレータの下方の部位につまりエバポレータの凝縮水が流れることでケース内の最も低温になる部位に、インシュレータを配置して、ケース外面に結露が生じることを防止している(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−59732号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の車両用空調装置において、ケース底壁にただインシュレータを配置しただけでは、インシュレータが浮き上がってインシュレータとケース底壁との間に凝縮水が入り込んでカビの発生原因となるおそれがある。そのため、通常は接着剤や両面接着テープなどを用いてケース底壁にインシュレータを固定するが、この場合、部品点数および作業工数が増して原価高となる。
【0006】
本発明はこのような従来技術をもとに為されたもので、その目的は、比較的低原価でインシュレータの浮き上がりを防止できる車両用空調装置の提供である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明にあっては、送風通路を形成するケース内に冷却用熱交換器を収容して空気を冷却除湿可能とし、前記冷却用熱交換器の下方のケース底壁にインシュレータを配設した車両用空調装置において、
前記ケースの前記冷却用熱交換器の近傍に取り付けられる取付部材に、取付位置で該ケース内に突出し且つ前記インシュレータをケース底壁に押圧して位置規制する位置規制部を設け、前記位置規制部は、前記インシュレータの上面と上下方向に干渉する位置にほぼ平行に設定された可撓板であり、前記可撓板は、板状の本体部と、該本体部の下面から突設され前記インシュレータの一部を押し潰すリブを備えることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の車両用空調装置において、前記取付部材は、前記ケースに前記冷却用熱交換器を着脱自在とする開口部を覆うカバーであることを特徴とするものである。
【0011】
請求項3記載の発明にあっては、請求項1または2記載の車両用空調装置において、前記リブは、前記ケースへの取付方向に向けて延在し且つ該ケースへの取付方向先端から基端側に向けて前記インシュレータとの干渉量が大きくなるように漸次傾斜していることを特徴とするものである。
【0012】
請求項4記載の発明にあっては、請求項2または3記載車両用空調装置において、前記カバーの底壁に、前記ケース側に向けて傾斜し且つ前記カバー内に滴下する凝縮水を前記ケースに向けて流通させる溝部を設け、前記溝部の下流端部の全幅に亘って前記規制アームを設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ケースの冷却用熱交換器の近傍に取り付けられる取付部材に、取付位置でケース内に突出し且つインシュレータをケース底壁に押圧して位置規制する位置規制部を設けたため、インシュレータを接着剤や両面接着テープなどで貼り付けることなくケース底壁に定着できる。つまり、低原価でインシュレータの浮き上がりを防止できる。また、請求項1記載の発明によれば、位置規制部は、インシュレータの上面と上下方向に干渉する位置にほぼ平行に設定された可撓板であるため、簡素な構成となる。また、請求項1記載の発明によれば、可撓板は、板状の本体部と、該本体部の下面から突設されインシュレータの一部を押し潰すリブを備えるため、可撓板の本体部の可撓性と、リブによるインシュレータの一部の潰し合わせと、によりインシュレータがケース底壁に確実に定着する。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、取付部材はケースに冷却用熱交換器を着脱自在とする開口部を覆うカバーであるため、該取付部材としてのカバーはインシュレータの近接しており、位置規制部のサイズが小さくてすむ。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の車両用空調装置において、リブは、ケースへの取付方向に向けて延在し且つケースへの取付方向先端から基端側に向けてインシュレータとの干渉量が大きくなるように漸次傾斜しているため、リブがカバーの取付ガイドの役割を果たし、結果、カバーの取付作業が容易となる。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、請求項2または3記載の発明の効果に加え、カバーにケース側に向けて傾斜し且つカバー内に滴下する凝縮水をインシュレータに向けて流通させる溝部を設け、溝部の下流端部の全幅に亘って可撓板を設けたため、カバーの溝部からケースに向かう凝縮水は、可撓板を通じてインシュレータ上に流れていき、これにより、インシュレータとケース底壁との間に凝縮水がこぼれることを確実に防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
第1実施形態:図1〜図9は本発明の第1実施形態を示すものであり、図1はこの第1実施形態の車両用空調装置を示す全体斜視図、図2は同車両用空調装置のカバーのユニットケースへの取付構造を示す分解斜視図、図3は同車両用空調装置のユニットケース内に組み込まれる主要構成部品の斜視図、図4は図1中SA−SA線に沿う断面図、図5はカバーのユニットケースへの取付状態を示す斜視図、図6はカバーの一斜視図、図7はカバーの一斜視図、図8はカバーの一斜視図、図9はカバーの可撓板の作用を示す断面図である。
【0021】
まず、この第1実施形態の車両用空調装置に基本構造を説明する。図1に示すように車両用空調装置は、内外気を選択的に導入するインテークボックス70と、該インテークボックス70からの空気を後流に送るブロア80と、該ブロア80からの空気を温調して車室内に吹き出す温調ユニット1と、を備えて構成され、この実施形態の温調ユニット1はヒータユニットおよびクーラーユニットを一体形成した一体型温調ユニット1である。
【0022】
以下、温調ユニット1を主に図4を基に説明する。
【0023】
温調ユニット1は、分割ケース2a、2bを組み合わせてなるユニットケース2(図1参照)内に、冷却用熱交換器としてのエバポレータ5およびエアミックスドア装置6および加熱用熱交換器としてのヒータコア7を、備えている。
【0024】
ユニットケース2には、導入口8と、導入口8から導入されて送風経路内で温度調節された空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口9およびベント吹出口10およびフット吹出口11と、が開口されている。これにより、ブロア80から送風される空気は、導入口8からユニットケース2内に導入されて、ケース両側壁に指向されて該両側壁に沿って後流に流れ、吹出口9、10、11から選択的に吹き出される。
【0025】
デフロスタ吹出口9は、車両前面窓ガラスに向けて空調風を吹き出すものである。ベント吹出口10は、車両中央部のセンターベント吹出口10Aと車両両側部のサイドベント吹出口10Bとからなり(図1参照)、センターベント吹出口10Aには乗員胸部に向けて配設される図外のセンタベントダクトが接続され、サイドベント吹出口10Bには車両側面窓ガラスに向けて配設される図外のサイドベントダクトに接続され、乗員胸部および車両側面窓ガラスに向けて空調風を吹き出すものである。フット吹出口11は、乗員足下に向けて配設される図示せぬフロントフットダクトおよびリアフットダクトに接続され、乗員足下に向けて空調風を吹き出すものである。
【0026】
エバポレータ5は、図示せぬ冷凍サイクルに介装され、内部に低温低圧状態の冷媒を循環させて該冷媒に熱を吸熱させるものであり、一方、ヒータコア7は図示せぬ温水ラインに介装され、エンジンの排熱によって高温になったエンジン冷却水を熱源として発熱するものである。
【0027】
エアミックスドア装置6は、エバポレータ5の下流側且つヒータコア7の上流側に配設されており、ドアケース61内にエアミックスドア62を備えている。ドアケース61は、上流側に冷風導入部63を備え、下流側の略下半部にエバポレータ5からの冷風をヒータコア7に通風させるヒータコア側通路64の出口65を備えるとともに、下流側の略上半部にエバポレータ5からの冷風をヒータコア7をバイパスさせるバイパス通路66の出口67を備えている。そして、これらヒータコア側通路64の出口65およびバイパス通路66の出口67に亘ってエアミックスドア62が上下方向にスライド作動し、該バイパス通路66と該ヒータコア側通路64への冷風導入を分配するようになっている。
【0028】
ヒータコア側通路64の出口65に近接配置されたヒータコア7の後流部には、縦向き壁部31が設けられており、ヒータコア7を通風した温風を上方に向けて流通させる縦向きの温風通路12が形成される。
【0029】
この温風通路12の出口13は、前記バイパス通路66の出口67に臨設しており、これら両出口13、67の合流部分は、冷風と温風をミックスするためのエアミックスチャンバ14として設定されている。
【0030】
このエアミックスチャンバ14には、温風通路12の出口13の上側に、順次上側に向けて前記フット吹出口11に連通するフット吹出通路15の入口16と、ベント吹出口10に連通するベント吹出通路17の入口18と、前記デフロスタ吹出口9に連通するデフロスタ吹出通路19の入口20と、が連設されている。
【0031】
前記デフロスタ吹出通路19の入口20には、このデフロスタ吹出通路19を開閉するデフロスタドア21が設けられており、また、フット吹出通路15とベント吹出通路17との分岐点にはこれらの入口16、18を選択的に開閉するベントフットドア22が設けられている。これら吹出モード切替用のドア21、22によって吹出モードを選択できる。なお、符号23はいわゆる複合モードドアである。
【0032】
このような車両用空調装置では、エバポレータ5の下方のケース底壁(集水部)32内面に、インシュレータ34が配設される。このインシュレータ34は、発泡体で形成され、エバポレータ5から滴下する凝縮水によってケース底壁32が冷えて該ケース底壁32外面に結露が生じてしまうことを防止するものである。このインシュレータ34は、上面は略凹状に形成され、中央部には上面から下面に向けて貫通し且つケース2の排水通路33(図4中2点鎖線)と連通する排水通路35(図4中2点鎖線)を備えている。これにより、エバポレータ5から滴下する凝縮水は、インシュレータ34の排水通路35を通じて前記ケース底壁32の排水通路33から排水されるようになっている。
【0033】
さて、この実施形態の車両用空調装置では、エバポレータ5をユニットケース2から着脱自在とすべく、図2に示すようにユニットケース2のエバポレータ5の近傍にエバポレータ5を着脱自在とする開口部36が設けられており、且つ、開口部36を覆うカバー37(取付部材)が取り付けられる。
【0034】
前記開口部36は、その一部がブロア部80からの空気を温調ユニット1内に導入するための前記導入口8となっており、前記カバー37は、ブロア部80の吐出口とユニットケース2の導入口8とを連通するダクト部38を備えている。また、カバー37は、ダクト部38の上方に、エバポレータ5の冷媒配管を配索する配管カバー部39を備えている。ダクト部38の底壁には、ユニットケース2側に向けて傾斜し且つカバー37内に滴下する凝縮水をインシュレータ34上に向けて流通させる溝部40が設けられている。これにより、ダクト部38の上方の配管カバー部39内の冷媒配管に結露した凝縮水も、溝部40に沿ってインシュレータ34上に流れて該インシュレータ34の中央部の排水通路35から排水される。
【0035】
なお、このカバー37は、その周縁のボス部41と、ユニットケース2の開口部36周縁のボス部42と、を通じて、ユニットケース2にネジにより締結されるようになっている。
【0036】
そして、この実施形態では、ケース底壁32に配置されたインシュレータ34が、カバー37に設けられた位置規制部としての可撓板59によってケース底壁32に押しつけられ、浮き上がることが防止されている。可撓板59は、カバー37の取付位置で該ユニットケース2内に突出しインシュレータ34の上面と上下方向に干渉する位置にほぼ平行に設定されている。この可撓板59は、板状の本体部59aと、この本体部59aの下面から突設される複数のリブ59bと、を備えている。このリブ59bにより、インシュレータ34の一部が潰し合わされて、インシュレータ34が確実にケース底壁32に定着するようになっている。また、リブ59bは、図9に示すように、ユニットケース2への取付方向に向けて延在し且つ該ユニットケース2への取付方向先端から基端側に向けてインシュレータ34との干渉量が大きくなるように漸次傾斜している。
【0037】
このような第1実施形態の車両用空調装置にあっては、以下のような効果がある。
【0038】
まず第1に、取付部材(カバー)37に、取付位置でユニットケース2内に突出し且つインシュレータ34をケース底壁32に押圧して位置規制する位置規制部(可撓板)59を設けたため、インシュレータ34を、接着剤や両面接着テープなどで貼り付けることなくケース底壁32に定着できる。つまり、低原価でインシュレータ34の浮き上がりを防止できる。
【0039】
第2に、取付部材37は、ユニットケース2にエバポレータ5を着脱自在とする開口部36を覆うカバー37であるため、該取付部材としてのカバー37はインシュレータ34に近接し、位置規制部(可撓板)59のサイズが小さくてすむ。
【0040】
第3に、位置規制部59は、インシュレータ34の上面と上下方向に干渉する位置にほぼ平行に設定された可撓板59であるため、簡素な構成とすることができる。
【0041】
第4に、可撓板59は、板状の本体部59aと、該本体部59aの下面から突設されインシュレータ34を押し潰すリブ59bを備えるため、可撓板59の本体部59aの可撓性と、リブ59bによるインシュレータ34の一部の潰し合わせと、によりインシュレータ34がケース底壁32に確実に定着する。
【0042】
第5に、リブ59bは、ユニットケース2への取付方向に向けて延在し且つユニットケース2への取付方向先端から基端側に向けてインシュレータ34との干渉量が大きくなるように漸次傾斜しているため、リブ59bがカバー37の取付ガイドの役割を果たす。結果、カバー37の取付作業が容易となる。
【0043】
第2実施形態:図10は本発明の第2実施形態を示すものである。なお、第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して構成およびその作用効果の説明を省略する。
【0044】
第2実施形態の車両用空調装置は、カバー100の底壁の溝部40に下流端部の全幅に亘って可撓板101を設けたものである。そのため、カバー100の溝部40からユニットケースに向かう凝縮水は、可撓板101を通じてインシュレータ上に流れていき、これにより、インシュレータとケース底壁との間に凝縮水がこぼれることを確実に防止できる。
【0045】
以上、第1、第2実施形態に説明したように、本発明によれば、ユニットケースのエバポレータの近傍に取り付けられる取付部材(カバー)に、取付位置でユニットケース内に突出し且つインシュレータをユニットケース底壁に押圧して位置規制する位置規制部(可撓板)を設けたため、インシュレータを接着剤や両面接着テープなどで貼り付けることなくユニットケース底壁に定着できる。つまり、低原価でインシュレータの浮き上がりを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の第1実施形態の車両用空調装置の全体斜視図。
【図2】同車両用空調装置のユニットケースの開口部と該開口部を覆うカバーの分解斜視図。
【図3】同車両用空調装置のユニットケース内に組み込む構成部品の斜視図。
【図4】図1中SA−SA線に沿う断面図。
【図5】カバーのユニットケースへの取付状態を示す斜視図。
【図6】カバーの一斜視図。
【図7】カバーの一斜視図。
【図8】カバーの一斜視図。
【図9】カバーの可撓板の作用を示す断面図であって、(a)はカバーの取付前を示す図、(b)はカバーの取付中を示す図、(c)はカバーの取付状態を示す図。
【図10】本発明の第2実施形態のカバーを示す図。
【符号の説明】
2 ユニットケース(ケース)
5 エバポレータ(冷却用熱交換器)
32 ケース底壁
34 インシュレータ
36 開口部
37 カバー(取付部材)
59 可撓板(位置規制部)
59a 本体部
59b リブ
101 可撓板(位置規制部)
Claims (4)
- 送風通路を形成するケース(2)内に冷却用熱交換器(5)を収容して空気を冷却除湿可能とし、前記冷却用熱交換器(5)の下方のケース底壁(32)にインシュレータ(34)を配設した車両用空調装置において、
前記ケース(2)の前記冷却用熱交換器(5)の近傍に取り付けられる取付部材(37)に、取付位置で該ケース(2)内に突出し且つ前記インシュレータ(34)をケース底壁(32)に押圧して位置規制する位置規制部(59、101)を設け、
前記位置規制部(59、101)は、前記インシュレータ(34)の上面と上下方向に干渉する位置にほぼ平行に設定された可撓板(59、101)であり、
前記可撓板(59、101)は、板状の本体部(59a)と、該本体部(59a)の下面から突設され且つ前記ケース(2)への取付方向に向けて延在し前記インシュレータ(34)の一部を押し潰すリブ(59b)と、を備えることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1記載の車両用空調装置において、
前記取付部材(37)は、前記ケース(2)に前記冷却用熱交換器(5)を着脱自在とする開口部(36)を覆うカバー(37)であることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項1または2記載の車両用空調装置において、
前記リブ(59b)は、前記ケース(2)への取付方向に向けて延在し且つ該ケース(2)への取付方向先端から基端側に向けて前記インシュレータ(34)との干渉量が大きくなるように漸次傾斜していることを特徴とする車両用空調装置。 - 請求項2または3記載の車両用空調装置において、
前記カバー(37)に、前記ケース(2)側に向けて傾斜し且つ前記カバー(37)内に滴下する凝縮水を前記ケース(2)に向けて流通させる溝部(40)を設け、前記溝部(40)の下流端部の全幅に亘って前記可撓板(101)を設けたことを特徴とする車両用空調装置。
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