JP6406442B2 - 車両用空調ユニット - Google Patents

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Description

関連出願への相互参照
本出願は、2015年4月24日に出願された日本特許出願番号2015−89527号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、車室内へ調温された空気を吹き出す車両用空調ユニットに関するものである。
従来、冷却用熱交換器である蒸発器にて冷却された冷風と、加熱用熱交換器であるヒータコアにて加熱された温風との混合割合を調整して、車室内へ吹き出される空気の温度を調整するエアミックス方式の車両用空調装置が広く知られている。
このような車両用空調装置には、蒸発器の空気流れ下流側に車室内へ空気を吹き出す送風機が配置された、いわゆる吸込式レイアウトの車両用空調装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−23590号公報
上記した吸込式レイアウトの車両用空調装置は、送風機が作動を開始すると、送風機の送風圧力によって車室外の外気が、蒸発器で発生した凝縮水を空調ケース外へ排出するドレン穴を介して空調ケース内に吸入される。また、このような車両用空調装置は、蒸発器の空気流れ下流側にドレン穴が設けられているので、車室外からドレン穴を介して空調ケース内に吸入された吸入空気は、蒸発器と熱交換して冷却されることなく車室内へ吹き出される。
このため、例えば、外気の温度が高温の場合、蒸発器で熱交換されない空気が車室内へ吹き出され、冷房能力が低下して乗員に不快感を与えてしまうといった問題がある。
また、上記した吸込式レイアウトの車両用空調装置は、内気モード運転時でも、外気がドレン穴から空調ケース内に吸入され、空調ケース内に吸入された吸入空気がそのまま車室内へ吹き出される。したがって、例えば、外気に悪臭や煙等が含まれている場合、悪臭や煙等を含む外気がドレン穴から空調ケース内に吸入され、悪臭や煙等により乗員に不快感を与えてしまうといった問題がある。
本開示は上記問題に鑑みたもので、吸入空気による冷房能力の低下を抑制しつつ、吸入空気に含まれる悪臭や煙等による乗員の不快感を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の1つの観点によれば、車両用空調ユニットにおいて、以下の構成とする。すなわち、車両用空調ユニットは、車両に設けられた空調ケース12と、空調ケース内に導入される内気の風量と外気の風量との風量割合を変化させる内外気切替ドア28と、空調ケース内に配置されて、空調ケース内を流れる空気を冷却する冷却器16とを備える。また、車両用空調ユニットは、冷却器の空気流れ下流側に配置されて、車両の室内へ空気を送風する送風機21、22と、を備え、空調ケースは、冷却器の空気流れ下流側に、冷却器で生じた凝縮水を空調ケース外へ排出する管状の排水口128aを有する。そして、車両用空調ユニットは、冷却器が、排水口の中心線の延長線上に配置され、排水口を通って空調ケース内に吸入される吸入空気が冷却器に沿って流れるように設けられている。
このような構成によれば、空調ケースは、冷却器の空気流れ下流側に、冷却器で生じた凝縮水を空調ケース外へ排出する管状の排水口128aを有し、冷却器は、排水口の中心線の延長線上に配置される。また、空調ケースは、排水口を通って空調ケース内に吸入される吸入空気が冷却器に沿って流れるように設けられている。このため、このような構成の空調ケースでは、空調ケース内に吸入される吸入空気を冷却器により冷却することができ、吸入空気による冷房能力の低下を抑制することができる。更に、吸入空気に悪臭や煙等が含まれている場合でも、冷却器で生じた凝縮水により悪臭や煙等が低減されるので、吸入空気に含まれる悪臭や煙等による乗員の不快感を低減することもできる。
本開示の第1実施形態に係る車両用空調ユニットの主要な構成を示す図である。 本開示の第1実施形態に係る車両用空調ユニットの蒸発器のコア部の空気流出面側から蒸発器を見た様子を示した図である。 排水口を通って空調ケース内に吸入される吸入空気の流れについて説明するための図である。 本開示の第2実施形態に係る車両用空調ユニットの主要な構成を示す図である。 本開示の第3実施形態に係る車両用空調ユニットの主要な構成を示す図である。 本開示の第3実施形態に係る車両用空調ユニットの蒸発器のコア部の空気流出面側から蒸発器を見た様子を示した図である。 本開示の第4実施形態に係る車両用空調ユニットの主要な構成を示す図である。 本開示の第5実施形態に係る車両用空調ユニットの主要な構成を示す図である。 本開示の第6実施形態に係る車両用空調ユニットの主要な構成を示す図である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に係る車両用空調ユニット10について図1〜図2を参照して説明する。図1は、本実施形態の車両用空調ユニット10の主要な構成を示す断面図である。図1において上下の各矢印DR1は、車両用空調ユニット10が車両に搭載された車両搭載状態での向きを示す。すなわち、図1の両端矢印DR1は車両上下を示している。
図1の車両用空調ユニット10は、車両のエンジンルームに配設されたコンプレッサおよびコンデンサ等を含む車両用空調装置の一部を構成する。車両用空調ユニット10は、車室内最前部の計器盤の内側すなわちインストルメントパネルの内側に配置されている。
図1に示すように、車両用空調ユニット10は、空調ケース12、蒸発器16、内外気切替ドア28、防塵フィルタ29、送風機21等を備えている。本実施形態の車両用空調ユニット10は、送風機21が蒸発器16に対して空気流れ下流側に配置された吸込式レイアウトで構成されている。
空調ケース12は、車両用空調ユニット10の外殻を成す樹脂製の部材であり、ほぼ直方体状の外形を成している。図1では、空調ケース12全体のうちの主要部分が図示されている。
空調ケース12には、車室外の空気である外気と車室内の空気である内気の風量との風量割合を変化させる内外気切替ドア28が設けられている。この内外気切替ドア28は、電動アクチュエータ62によって駆動され、この電動アクチュエータ62は、空調制御装置(図示せず)から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
空調ケース12内へは、送風機21によって、車室外の空気である外気または車室内の空気である内気が導入される。また、空調ケース12内に導入された外気または内気は防塵フィルタ29を通って蒸発器16に流入する。
蒸発器16は、空調ケース12内を流れる空気を冷却する冷却用熱交換器すなわち冷却器である。蒸発器16は空調ケース12内に収容されており、空調ケース12内に導入された外気または内気が流入するように配置されている。蒸発器16は、不図示のコンプレッサ、コンデンサ、および膨張弁とともに、冷媒を循環させる周知の冷凍サイクル装置を構成している。蒸発器16は、蒸発器16を通過する空気を冷媒の蒸発により冷却する。
蒸発器16の構造は、車両用空調装置に一般的に用いられる周知の蒸発器と同じである。具体的には、蒸発器16は、空調ケース12内を流れる空気を熱交換して冷却するコア部161と、そのコア部161の上端に設けられた第1ヘッダタンク部162およびコア部161の下端に設けられた第2ヘッダタンク部163とから構成されている。なお、第2ヘッダタンク部163は、下側ヘッダタンク部に相当する。コア部161、第1ヘッダタンク部162および第2ヘッダタンク部163は、アルミニウム等の熱伝導率の高い金属材により構成されている。蒸発器16のコア部161は、ヘッダタンク部162、163にそれぞれ連通し扁平断面形状を有する複数本の冷媒チューブと、その冷媒チューブ同士の間に設けられ波状に成形された複数のコルゲートフィンとから構成されている。そして、そのコア部161は、車両前後方向に冷媒チューブとコルゲートフィンとが交互に積層された構造になっている。
本実施形態の蒸発器16は、コア部161を通過した空気が斜め下方向を向くように傾斜して配置されている。具体的には、蒸発器16は、蒸発器16の上端が下端よりも空気流れ下流側に位置するように傾斜して配置されている。
蒸発器16では、冷媒チューブ内を流れる低温の冷媒とコア部161を通り抜ける空気とが熱交換され、それによってその空気が冷却される。また、コア部161は冷媒チューブとコルゲートフィンとによって複数の細かな空気通路に区切られているので、コア部161では、空気は専らコア部161の厚み方向へ流れる。
空調ケース12には、送風機21が配設されている。送風機21は、空調ケース12内に導入された空気を送風する遠心送風機である。送風機21は、空気を吸い込む2つの空気吸込口21aを有し、これらの空気吸込口21aから空気を吸い込むように構成されている。蒸発器16で冷却すなわち調温された空気は、送風機21により車室内に送風される。
空調ケース12の底面127には、蒸発器16により発生した凝縮水を車室外へ排出するドレン穴128aを有する排水口128が設けられている。排水口128は、管状をなしており蒸発器16の空気流れ下流側の空調ケース12の底面127に、該底面127とほぼ直交するように設けられている。すなわち、この排水口128は、蒸発器16により発生した凝縮水を車室外へ排出する排水通路部である。
本実施形態において、空調ケース12の底面127に形成された排水口128は、図2に示すように、蒸発器16のコア部161の空気流出面側から蒸発器16を見て、蒸発器16の左右方向における中央の位置に配置されている。なお、蒸発器16の左右方向は、蒸発器16の車両の下方向の端部の長手方向である。すなわち、図2における紙面左右方向である。
蒸発器16により発生した凝縮水は、空調ケース12の底面127に滴下した後、排水口128を通って空調ケース12外へ排出される。また、送風機21が作動を開始すると、空調ケース12内の圧力が低下し、車室外の外気が排水口128を通って空調ケース12内に吸入される。例えば、夏場には、高温の外気が排水口128のドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される。そして、空調ケース12内に吸入された吸入空気は、送風機21により車室内に送風される。
本車両用空調ユニット10においては、排水口128のドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される吸入空気が蒸発器16より流出する空気と熱交換して冷却されるようになっている。具体的には、蒸発器16は、排水口128の中心線C0の延長線上に配置され、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気が蒸発器16に沿って流れるように設けられている。本実施形態においては、蒸発器16は、排水口の中心線C0の延長線上に、蒸発器16の空調ケース12の底面127側の半分の領域16aが含まれるように配置されている。また、蒸発器16は、排水口128の中心線C0の延長線が蒸発器16と交差する点が、送風機21の空気吸込口21aよりも車両の下方向に位置するように設けられている。
これにより、ドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される吸入空気の多くは、図3中の矢印A1に示すように、蒸発器16を舐めるように通過して蒸発器16より流出する空気と熱交換して冷却される。その後、この吸入空気は、送風機21に吸入され、送風機21により車室内に送風される。すなわち、ドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される吸入空気の多くは、蒸発器16の空気流出面に到達すると、蒸発器16より流出する空気によって押し戻され、蒸発器16を沿うように通過した後、送風機21に導入される。
本実施形態では、ドレン穴128aに近い蒸発器16の下側半分の領域16aに吸入空気が到達するように構成されている。このため、本実施形態では、ドレン穴128aから離れた蒸発器16の上側半分の領域に吸入空気が到達するように構成した場合と比較して、より吸入空気と蒸発器16より流出する空気との熱交換を促進することができ、吸入空気の冷却性能を向上することができる。
特に、本実施形態では、図3に示すように、空調ケース12は、その内部において、排水口128のドレン穴128aを通って空調ケース12の内部に吸入される吸入空気を蒸発器16に沿って通すための通風空間12cが設けられた構成とされている。具体的には、この通風空間12cは、排水口128のドレン穴128aに連通する空間である。この通風空間12cは、空調ケース12の内部において、空調ケース12の内側部分のうち排水口128の側の一端12aから、空調ケース12の内側部分のうち蒸発器16を挟んで該一端12aの反対側の他端12bまで、蒸発器16に沿って通すための空間である。換言すると、この通風空間12cは、蒸発器16に沿って空調ケース12の内側部分のうち排水口128の側の一端12aから他端12bまで連通している空間である。ここでは、通風空間12cは、空調ケース12の内部において、蒸発器16に沿って空調ケース12の下側から上側まで形成された空間である。このように、本実施形態では、蒸発器16のうち下方側すなわち排水口128に近い側において、他部材や空間を分ける壁などが配置されておらず、上記の通風空間12cが形成されている。つまり、本実施形態では、空調ケース12の内部が、後述の第7実施形態の車両用空調ユニット10のように第1仕切壁123などの仕切壁がされた複数層の構成ではなく、このような仕切壁が配置されない単層の構成とされている。なお、本実施形態では、空調ケース12の一端12aは、空調ケース12の底面127の一部である。
このため、本実施形態では、排水口128のドレン穴128aを通って空調ケース12の内部に吸入される吸入空気が、その通過を妨げられることなく、蒸発器16を舐めるように通過し易くなる。よって、本実施形態では、特に、吸入空気と蒸発器16より流出する空気との熱交換を促進することができ、吸入空気の冷却性能を向上することができる。
なお、この通風空間12cは、少なくとも蒸発器16に沿って空調ケース12のうち一端12aから他端12bまで連通している空間である必要があるが、吸入空気が一端12aから他端12bまで流れる構成に限定されるものではない。
また、ドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される吸入空気の一部は、図3中の矢印A2に示すように、蒸発器16により発生した凝縮水Wcdと熱交換して冷却された後、送風機21により車室内に送風される。
このように、ドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される吸入空気は、蒸発器16と熱交換して冷却されるだけでなく、蒸発器16により発生した凝縮水Wcdと熱交換して冷却される。
また、蒸発器16により発生した凝縮水Wcdは、空気に含まれる悪臭や煙等を吸収する効果を有している。例えば、ドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される吸入空気に悪臭や煙等が含まれる場合、吸入空気に含まれる悪臭や煙等は、凝縮水Wcdと接触して凝縮水Wcdによって除去され、悪臭や煙等が低減された空気が送風機21により車室内に送風される。
上記した構成によれば、車両用空調ユニット10は、車両に設けられた空調ケース12と、空調ケース12内に導入される内気の風量と外気の風量との風量割合を変化させる内外気切替ドア28を備えている。また、車両用空調ユニット10は、空調ケース12内に配置されて、空調ケース12内を流れる空気を冷却する蒸発器16と、蒸発器16の空気流れ下流側に配置されて、車両の室内へ空気を送風する送風機21とを備えている。
また、空調ケース12は、蒸発器16の空気流れ下流側に、蒸発器16で生じた凝縮水Wcdを空調ケース12外へ排出する排水口128を有する。蒸発器16は、排水口128の中心線の延長線上に配置され、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気が蒸発器16に沿って流れるように設けられている。このため、本実施形態では、空調ケース12内に吸入される吸入空気を蒸発器16により冷却することができ、吸入空気による冷房能力の低下を抑制することができる。更に、吸入空気に悪臭や煙等が含まれている場合でも、蒸発器16で生じた凝縮水により悪臭や煙等が低減されるので、吸入空気に含まれる悪臭や煙等による乗員の不快感を低減することもできる。
また、蒸発器16は、排水口128の中心線の延長線上に、蒸発器16の空調ケース12の底面127側の半分の領域16aが含まれるように配置するのが好ましい。
また、蒸発器16は、車両の上方向の端部が、車両の下方向の端部よりも、蒸発器16を通過する空気流れの下流側に位置するように傾斜して設けられているので、蒸発器16で生じた凝縮水を速やかに蒸発器16外に排水することが可能である。
なお、吸込式レイアウトの車両用空調ユニットにおいて、凝縮水を排水する排水口128から吸い込まれた吸入空気が蒸発器16を通過するようにした構成も考えられる。すなわち、例えば、吸込式レイアウトの車両用空調ユニットにおいて、蒸発器16の車両の下方向の面と空調ケース12の底面127の間に、蒸発器16の下流側から上流側へ凝縮水をバイパスさせる連絡路を設けるようにした構成も考えられる。しかし、このような構成は、凝縮水をバイパスさせるための連絡路を設ける必要が必要となるため、構造が複雑となってしまう。また、蒸発器16の上流側には、内外気切替ドア28や防塵フィルタ29が配置されているため、凝縮水を排水する排水口128を蒸発器16の上流側に配置しようとした場合、レイアウト上の制約が生じる。これに対し、本車両用空調ユニットは、凝縮水をバイパスさせるための連絡路を設ける必要もない。更に、本車両用空調ユニットは、内外気切替ドア28および防塵フィルタ29の配置に制約を受けることなく、吸入空気による冷房能力の低下を抑制しつつ、吸入空気に含まれる悪臭や煙等による乗員の不快感を低減することができる。
特に、本実施形態では、空調ケース12は、その内部において、排水口128のドレン穴128aを通って空調ケース12の内部に吸入される吸入空気を蒸発器16に沿って通すための通風空間12cが設けられた構成とされている。具体的には、この通風空間12cは、排水口128のドレン穴128aに連通する空間である。この通風空間12cは、空調ケース12の内部において、空調ケース12の内側部分のうち排水口128の側の一端12aから、空調ケース12の内側部分のうち蒸発器16を挟んで該一端12aの反対側の他端12bまで、蒸発器16に沿って通すための空間である。
このため、本実施形態では、排水口128のドレン穴128aを通って空調ケース12の内部に吸入される吸入空気が、その通過を妨げられることなく、蒸発器16を舐めるように通過し易くなる。よって、本実施形態では、特に、吸入空気と蒸発器16より流出する空気との熱交換を促進することができ、吸入空気の冷却性能を向上することができる。
(第2実施形態)
本開示の第2実施形態に係る車両用空調ユニット10について図4を参照して説明する。上記第1実施形態の車両用空調ユニット10は、蒸発器16が空調ケース12の底面127に対して傾斜するように設けられ、排水口128が空調ケース12の底面127と直交するように設けられている。これに対し、本実施形態の車両用空調ユニット10は、蒸発器16が空調ケース12の底面127に対して直立するように設けられており、更に、排水口128が空調ケース12の底面127に対して傾斜するように設けられている点が異なる。
本実施形態の蒸発器16は、車両の上方向の端部が、車両の下方向の端部の真上に位置するように設けられている。すなわち、蒸発器16は、コア部161を通過した空気が流出する空気流出面が、車両上下方向DR1に対して平行となるように配置されている。
また、排水口128は、該排水口128の中心線の延長線上に蒸発器16が配置されるように形成されている。より具体的には、排水口128は、該排水口128の中心線の延長線上に蒸発器16の空調ケース12の底面127側の半分の領域が含まれるように形成されている。また、排水口128は、該排水口128の中心線が空調ケース12の底面127に対して傾斜するように設けられている。
上記したように、蒸発器16は、車両の上方向の端部が、車両の下方向の端部の上方に位置するように設けられており、排水口128は、該排水口128の中心線の延長線上に蒸発器16が配置されるように形成されている。
このような構成において、車室外から排水口128を通って空調ケース12内に吸入された吸入空気は、矢印A3に示すように、蒸発器16を舐めるように通過して蒸発器16と熱交換して冷却された後、送風機21により車室内に送風される。
上記したように、蒸発器16は、車両の上方向の端部が、車両の下方向の端部の真上に位置するように設けられ、排水口128は、空調ケース12の底面127に対して傾斜して設けることもできる。
また、蒸発器16は、車両の上方向の端部が、車両の下方向の端部の真上に位置するように設けられているので、空調ケース12における蒸発器16のコア部161の厚み方向の設置寸法を短くすることもできる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
(第3実施形態)
本開示の第3実施形態に係る車両用空調ユニット10について図5を参照して説明する。上記第1実施形態の車両用空調ユニット10は、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気が蒸発器16のコア部161へ向くように構成されている。しかしながら、本実施形態の車両用空調ユニット10は、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気が蒸発器16のコア部161の下端に設けられた第2ヘッダタンク部163を向くように構成されている。なお、第2ヘッダタンク部163は、蒸発器16の空調ケース12の底面127側の半分の領域16aに含まれる。具体的には、蒸発器16は、コア部161の下端に設けられた第2ヘッダタンク部163に排水口128の中心線が含まれるように配置されている。
第1実施形態の車両用空調ユニット10のように、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気が蒸発器16のコア部161を向く構成では、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気がコア部161から流れ出る空気によって押し返される。よって、第1実施形態の車両用空調ユニット10では、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気の冷却効果が低減されることが考えられる。
これに対し、本車両用空調ユニット10は、蒸発器16が、コア部161の下端に設けられた第2ヘッダタンク部163に排水口128の中心線が含まれるように配置されており、吸入空気が下側ヘッダタンク部163に沿って流れるように配置されている。このため、本車両用空調ユニット10では、吸入空気がコア部161から流れ出る空気によって押し返されるといったこともなく、より吸入空気の冷却性能を向上することができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1〜2実施形態のうちの何れかと組み合わせることも可能である。
(第4実施形態)
本開示の第4実施形態に係る車両用空調ユニット10について図6を参照して説明する。上記第1実施形態の車両用空調ユニット10は、空調ケース12の底面127に形成された排水口128が、図2に示したように、蒸発器16のコア部161の空気流出面側から蒸発器16を見て、蒸発器16の左右方向における中央の位置に配置されている。これに対し、本車両用空調ユニット10は、図6に示すように、蒸発器16のコア部161の空気流出面側から蒸発器16を見て、排水口128が、蒸発器16の左右方向における中央の位置から左方向に所定長離れた位置にオフセット配置されている。なお、蒸発器16の左右方向は、蒸発器16の車両の下方向の端部の長手方向である。すなわち、図6における紙面左右方向である。
第1実施形態の車両用空調ユニット10のように、空調ケース12の底面127に形成された排水口128が、図2に示したように、蒸発器16のコア部161の空気流出面側から蒸発器16を見て、蒸発器16の左右方向における中央の位置に配置されてた構成ではコア部161から流れ出る空気の流速が速い。このため、第1実施形態の車両用空調ユニット10では、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気がコア部161から流れ出る空気によって押し返される。よって、第1実施形態の車両用空調ユニット10では、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気の冷却効果が低減されることが考えられる。
これに対し、本車両用空調ユニット10は、図6に示すように、蒸発器16のコア部161の空気流出面側から蒸発器16を見て、排水口128が、蒸発器16の左右方向における中央の位置から左右方向に所定長離れた位置にオフセット配置されている。なお、蒸発器16の左右方向は、蒸発器16の車両の下方向の端部の長手方向である。すなわち、図6における紙面左右方向である。
つまり、本実施形態の車両用空調ユニット10は、蒸発器16の車両の下方向の端部の長手方向を冷却器の左右方向としたとき、排水口128が、排水口128の中心線の延長線が蒸発器16の左右方向における中央から離れた位置を通るように、配置されている。
このように蒸発器16の左右方向における中央の位置から左右方向に所定長離れた位置では、蒸発器16の左右方向における中央の位置よりも、コア部161から流れ出る空気によって押し返される力が弱まる。このため、本車両用空調ユニット10では、排水口128を通って空調ケース12内に吸入される吸入空気をより冷却することができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1〜3実施形態のうちの何れかと組み合わせることも可能である。
(第5実施形態)
本開示の第5実施形態に係る車両用空調ユニット10について図7を参照して説明する。本実施形態の車両用空調ユニット10は、上記第1実施形態の車両用空調ユニット10と比較して、エアミックスドア24およびヒータコア18を有している点が異なる。
ヒータコア18は、蒸発器16から流出した空気を、温水であるエンジン冷却水により加熱する加熱用熱交換器すなわち加熱器である。ヒータコア18は、空調ケース12内の空気流れにおいて蒸発器16に対し下流側に配置されている。
ヒータコア18の構造は、車両用空調装置に一般的に用いられる周知の加熱用熱交換器と同じである。具体的には、ヒータコア18は、コア部181と、そのコア部181の両端にそれぞれ設けられた第1ヘッダタンク部182および第2ヘッダタンク部183とから構成されている。ヒータコア18のコア部181は、ヘッダタンク部182、183にそれぞれ連通し扁平断面形状を有する複数本の温水チューブと、その温水チューブ同士の間に設けられ波状に成形された複数のコルゲートフィンとから構成されている。そして、そのコア部181は、車両前後方向に温水チューブとコルゲートフィンとが交互に積層された構造になっている。
ヒータコア18では、温水チューブ内を流れる高温のエンジン冷却水とコア部181を通り抜ける空気とが熱交換され、それによってその空気が加熱される。また、コア部181は温水チューブとコルゲートフィンとによって複数の細かな空気通路に区切られているので、コア部181では、空気は専らコア部181の厚み方向へ流れる。また、ヒータコア18は第1ヘッダタンク部182が第2ヘッダタンク部183よりも上方に位置するように設置されているので、第1ヘッダタンク部182がヒータコア18の上端部となっており、第2ヘッダタンク部183がヒータコア18の下端部となっている。
また、ヒータコア18は、蒸発器16に対して間隔を空け、コア部181を通過した空気が流出する空気流出面と、蒸発器16のコア部161を通過した空気が流出する空気流出面とが平行となるように空調ケース12内に配置されている。
また、ヒータコア18と蒸発器16の間には、エアミックスドア24が設けられている。エアミックスドア24はスライド式のドア機構であり、不図示の電動アクチュエータによってスライドさせられる。
そして、エアミックスドア24はそのスライド位置に応じて、ヒータコア18を通過する風量と、空調ケース12内においてヒータコア18の上側を迂回するバイパス通路125を通過する風量との風量割合を調節する。
ヒータコア18の空気流れ下流側では、ヒータコア18のコア部181を通った暖風とバイパス通路125を通った冷風とが混合され、混合された空気は車室内へ導入される。
本実施形態の車両用空調ユニット10は、蒸発器16の空気流れ下流側に配置されて、蒸発器16から流出した空気を加熱するヒータコア18を備えている。また、排水口128は、蒸発器16における空調ケース12の底面127側の端部とヒータコア18における空調ケース12の底面127側の端部との間に設けられている。すなわち、排水口128は、蒸発器16の空気流れ下流側で、かつ、ヒータコア18の空気流れ上流側に設けられている。
このような構成によれば、蒸発器16の空気流れ下流側に配置されて、蒸発器16から流出した空気を加熱するヒータコア18を備え、排水口128は、蒸発器16の空気流れ下流側で、かつ、ヒータコア18の空気流れ上流側に設けられている。このため、このような構成によれば、図7中矢印A5に示すように、排水口128を通って空調ケース12内に吸入された吸入空気は、蒸発器16の空気流出面側に押し付けられるように、蒸発器16とヒータコア18の間を流れる。
このため、上記第1〜第4実施形態のように、ヒータコア18を備えていない場合と比較して、排水口128を通って空調ケース12内に吸入された吸入空気の冷却性能を向上することができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1〜4実施形態のうちの何れかと組み合わせることも可能である。
(第6実施形態)
本開示の第6実施形態に係る車両用空調ユニット10について図8を参照して説明する。本実施形態の車両用空調ユニット10は、上記第5実施形態の車両用空調ユニット10と比較して、エアミックスドアの数と、エアミックスドアおよびヒータコア18の配置が異なる。
上記第5実施形態の車両用空調ユニット10は、1つのエアミックスドア24を備えているが、本実施形態の車両用空調ユニット10は、第1エアミックスドア24および第2エアミックスドア26を備えている。
第1エアミックスドア24は、蒸発器16とヒータコア18の上部に位置する第1加熱部185との間に配設されている。第1エアミックスドア24はスライド式のドア機構であり、不図示の電動アクチュエータによってスライドさせられる。
そして、第1エアミックスドア24はそのスライド位置に応じて、第1加熱部185を通過する風量と、空調ケース12内においてヒータコア18の上側を迂回する上側バイパス通路125aを通過する風量との風量割合を調節する。
また、第2エアミックスドア26は、蒸発器16とヒータコア18の下部に位置する第2加熱部186との間に配設されている。第2エアミックスドア26は第1エアミックスドア24と同様のスライド式のドア機構であり、不図示の電動アクチュエータによってスライドさせられる。
そして、第2エアミックスドア26はそのスライド位置に応じて、第2加熱部186を通過する風量と、空調ケース12内においてヒータコア18の下側を迂回する下側バイパス通路125bを通過する風量との風量割合を調節する。
空調ケース12には、第1エアミックスドア24および第2エアミックスドア26のスライド位置に応じて調温された空調風を吹き出す不図示の空気吹出口が複数設けられており、調温された空調風はそれぞれ、複数の空気吹出口の何れかを介して車室内へ吹き出される。
本実施形態の空調ケース12には、ヒータコア18の車両の上側を迂回する上側バイパス通路125aと、ヒータコア18の車両の下側を迂回する下側バイパス通路125bが形成されている。
また、車両用空調ユニット10は、蒸発器16の空気流れ下流側に配置されて、蒸発器16から流出した空気を加熱するヒータコア18を備え、排水口128は、蒸発器16の空気流れ下流側で、かつ、ヒータコア18の空気流れ上流側に設けられている。具体的には、排水口128は、蒸発器16における空調ケース12の底面127側の端部と、ヒータコア18における空調ケース12の底面127側の端部との間に形成されている。
このため、排水口128を通って空調ケース12内に吸入された吸入空気は、図8中の矢印A6に示すようにヒータコア18の上側を迂回する上側バイパス通路125aと、図8中の矢印A7に示すようにヒータコア18の下側を迂回する下側バイパス通路125bに分かれる。
そして、排水口128を通って空調ケース12内に吸入された吸入空気の一部は、図8中矢印A6に示すように、ヒータコア18の空気流入面側に押し付けられるように、蒸発器16とヒータコア18の間を流れる。
このため、上記第1〜第4実施形態のように、ヒータコア18を備えていない場合と比較して、排水口128を通って空調ケース12内に吸入された吸入空気の冷却性能を向上することができる。
更に、排水口128を通って空調ケース12内に吸入された吸入空気の残りの一部は、図8中の矢印A7に示すように、蒸発器16を舐めるように通過する際に蒸発器16と熱交換して冷却される。この後、この吸入空気の残りの一部は、ヒータコア18の下側を迂回する下側バイパス通路125bを通過する際に、蒸発器16により発生した凝縮水と熱交換して冷却される。このように、ヒータコア18の下側を迂回する下側バイパス通路125bを通過する吸入空気についても、蒸発器16および蒸発器16により発生した凝縮水と熱交換して冷却され、乗員の快適性の向上を図ることができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1〜5実施形態のうちの何れかと組み合わせることも可能である。
(第7実施形態)
本開示の第7実施形態に係る車両用空調ユニット10について図9を参照して説明する。本実施形態の車両用空調ユニット10は、上記第6実施形態の車両用空調ユニット10と比較して、空調ケース12に、第1仕切壁123、第2仕切壁124および第3仕切壁129が形成されている点と、2つの送風機21、22を備えている点が異なる。
第1仕切壁123および第2仕切壁124は、空調ケース12内の空間を車両上下方向DR1に二分割する仕切板としての機能を備えている。その第1仕切壁123および第2仕切壁124はヒータコア18を挟んで連なるように配置され、何れも蒸発器16に対し空気流れ方向での下流側に配設されている。詳細には、第1仕切壁123は蒸発器16とヒータコア18との間に配置され、その蒸発器16とヒータコア18との間において空調ケース12内を仕切っている。また、第2仕切壁124はヒータコア18に対し空気流れ方向での下流側に配置され、そのヒータコア18の下流側において空調ケース12内を仕切っている。空調ケース12は、第2仕切壁124より車両の上側の上側通路124aと、第2仕切壁124より車両の下側の下側通路124bを有している。
また、空調ケース12には、第2仕切壁124より車両の上側の上側通路124aと、第2仕切壁124より車両の下側の下側通路124bを連通する連通通路129aが形成されている。この連通通路129aは、空調ケース12内に形成された第3仕切壁129により形成されている。
また、連通通路129aには、連通通路ドア27aおよびフット吹出口ドア27bが設けられている。連通通路ドア27aは、回動することにより連通通路129aと、フェイス吹出口と連通するフェイス連通路126aを開閉する。また、フット吹出口ドア27bは、回動することにより連通通路129aと、フット吹出口と連通するフット連通部126bを開閉する。
フェイスモード時には、連通通路129aおよびフェイス連通路126aを開状態とするように連通通路ドア27aが制御される。また、連通通路129aを開状態とし、フット連通部126bを閉状態とするようにフット吹出口ドア27bが制御される。
したがって、フェイスモード時には、送風機21の送風により、第2仕切壁124より車両の上側の第1通路124aを通過した空気が、フェイス連通路126aを通ってフェイス吹出口から車室内に吹き出される。一方、送風機22の送風により、第2仕切壁124より車両の下側の第2通路124bを通過した空気が、連通通路129aおよびフェイス連通路126aを通ってフェイス吹出口から車室内に吹き出される。
また、バイレベルモード時には、連通通路ドア27aは、連通通路129aおよびフェイス連通路126aを開状態とするように制御される。また、フット吹出口ドア27bは、連通通路129aを開状態とし、フット連通部126bを閉状態とするように制御される。
したがって、バイレベルモード時には、送風機21の送風により、第2仕切壁124より車両の上側の第1通路124aを通過した空気すなわち冷風が、フェイス連通路126aを通ってフェイス吹出口から車室内に吹き出される。一方、送風機22の送風により、第2仕切壁124より車両の下側の第2通路124bを通過した空気すなわち温風は、フット連通部126bを通ってフット吹出口から車室内に吹き出される。
バイレベルモード時には、フェイス吹出口から冷風が車室内に吹き出され、フット吹出口から温風車室内に吹き出されるため、頭寒足熱型の快適な空調フィーリングを実現することができる。
上記した構成において、バイレベルモード時には、排水口128のドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される吸入空気は、蒸発器16を舐めるように通過して蒸発器16より流出する空気と熱交換して冷却される。その後、この吸入空気は、フット吹出口から温風車室内に吹き出される。ここで、空調ケース12内に吸入される吸入空気は、蒸発器16より流出する空気により冷却されるものの、蒸発器16より流出する空気と比較すると温度が高い。しかし、フット吹出口から温風車室内に吹き出される空気の温度は、フェイス吹出口から温風車室内に吹き出される空気の温度よりも高くなっている。このため、吸入空気の温度が、蒸発器16より流出する空気の温度よりも多少高くても、乗員は、吸入空気による冷房能力の低下や吸入空気に含まれる悪臭や煙等による不快を感じにくい。
また、フェイスモード時には、第2仕切壁124より車両の下側の第2通路124bを通過した空気すなわち温風は、連通通路129aを通ってフェイス吹出口と連通するフェイス連通路126aへ到達する。ここで、第2仕切壁124より車両の下側の第2通路124bは、連通通路129aを通過する分だけ、第2仕切壁124より車両の上側の第1通路124aよりも圧損が高くなる。したがって、図9中矢印C2に示すような車両の下側の第2通路124b側に流入する空気の量は、図9中矢印C1に示すような、車両の上側の第1通路124a側に流入する空気の流量より少なくなる。そして、排水口128のドレン穴128aを通って空調ケース12内に吸入される吸入空気が、蒸発器16の流出面に到達しやすくなる。よって、この場合においては、吸入空気をより冷却することが可能である。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1〜6実施形態のうちの何れかと組み合わせることも可能である。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態において、蒸発器16は、排水口128の中心線C0の延長線上に、蒸発器16の空調ケース12の底面127側の半分の領域16aが含まれるように配置されている。ここで、上記各実施形態において、排水口128の中心線C0の延長線上に、蒸発器16の空調ケース12の上側半分の領域16aが含まれるように配置されていてもよい。
(2)上記第4実施形態において、車両用空調ユニット10は、図6に示すように、蒸発器16のコア部161の空気流出面側から蒸発器16を見て、蒸発器16の左右方向に中央の位置から左方向に所定長離れた位置に排水口128がオフセット配置されている。ここで、上記第4実施形態において、蒸発器16の左右方向における中央の位置から右方向に所定長離れた位置に排水口128がオフセット配置されるように構成してもよい。
(3)上記第7実施形態において、空調ケース12にフェイス連通路126aが設けられ、このフェイス連通路126aにフェイス吹出口が連通するように構成されている。ここで、上記第7実施形態において、フェイス連通路126aにフェイス吹出口およびデフロスタ吹出口が連通するように構成してもよい。
なお、本開示は上記した実施形態に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。

Claims (11)

  1. 車両に搭載される車両用空調ユニットであって、
    前記車両に設けられた空調ケース(12)と、
    前記空調ケース内に導入される内気の風量と外気の風量との風量割合を変化させる内外気切替ドア(28)と、
    前記空調ケース内に配置されて、前記空調ケース内を流れる空気を冷却する冷却器(16)と、
    前記冷却器の空気流れ下流側に配置されて、前記車両の室内へ前記空気を送風する送風機(21、22)と、を備え、
    前記空調ケースは、前記冷却器の空気流れ下流側に、前記冷却器で生じた凝縮水を前記空調ケース外へ排出する管状の排水口(128)を有し、
    前記冷却器は、前記排水口の中心線の延長線上に配置され、前記排水口を通って前記空調ケース内に吸入される吸入空気が前記冷却器に沿って流れるように設けられている車両用空調ユニット。
  2. 前記空調ケースは、
    前記空調ケースの内側部分のうち前記排水口の側の一端(12a)、および該空調ケースの内側部分のうち前記冷却器を挟んで該一端の反対側の他端(12b)を有すると共に、
    前記排水口を通って前記空調ケース内に吸入される吸入空気を、前記空調ケースの内部において、前記空調ケースの前記一端から前記他端まで前記冷却器に沿って通すための通風空間(12c)が設けられている請求項1に記載の車両用空調ユニット。
  3. 前記冷却器は、前記排水口の中心線の延長線上に、前記冷却器の前記空調ケースの底面側の半分の領域(16a)が含まれるように配置された構成とされている請求項1または2に記載の車両用空調ユニット。
  4. 前記冷却器は、前記車両の上方向の端部が、前記車両の下方向の端部よりも、前記冷却器を通過する空気流れの下流側に位置するように傾斜して設けられている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  5. 前記排水口は、前記空調ケースの底面(127)に対して傾斜して設けられている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  6. 前記冷却器は、空調ケース内を流れる空気を熱交換して冷却するコア部(161)と、該コア部の下端に設けられた下側ヘッダタンク部(163)と、を有し、前記吸入空気が前記下側ヘッダタンク部に沿って流れるように配置されている1ないし5のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  7. 前記冷却器の前記車両の下方向の端部の長手方向を前記冷却器の左右方向としたとき、 前記排水口は、前記排水口の中心線の延長線が前記冷却器の左右方向における中央から離れた位置を通るように、配置されている請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  8. 前記排水口は、前記冷却器の前記車両の下方向の端部の長手方向を前記冷却器の左右方向としたとき、前記冷却器の空気流出面側から前記冷却器を見て、前記冷却器の左右方向における中央の位置から右方向または左方向に所定長離れた位置に配置されている請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  9. 前記冷却器の空気流れ下流側に配置されて、前記冷却器から流出した空気を加熱する加熱器(18)を備え、
    前記排水口は、前記冷却器における前記空調ケースの底面側の端部と、前記加熱器における前記空調ケースの底面側の端部との間に形成されている請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両用空調ユニット。
  10. 前記空調ケースは、前記加熱器より前記車両の上側を迂回する上側バイパス通路(125a)と、前記加熱器より前記車両の下側を迂回する下側バイパス通路(125b)を有する請求項9に記載の車両用空調ユニット。
  11. 前記空調ケースは、前記冷却器と前記加熱器の間において前記空調ケース内を上下に仕切る第1仕切壁(123)と、
    前記加熱器の下流側において前記空調ケース内を上下に仕切る第2仕切壁(124)と、
    前記第2仕切壁より車両の上側に位置し、フェイス吹出口と連通する上側通路(124a)と、前記第2仕切壁より車両の下側に位置し、フット吹出口と連通する下側通路(124b)と、を連通する連通通路(129a)を形成する第3仕切壁(129)と、を有し、
    前記送風機は、前記上側通路および前記下側通路にそれぞれ設けられ、
    フェイスモード時には、前記送風機の送風により前記下側通路を通過する空気が前記連通通路を介して前記フェイス吹出口へ到達し、バイレベルモード時には、前記送風機の送風により前記下側通路を通過する空気が前記フット吹出口へ到達するように構成されている請求項9または10に記載の車両用空調ユニット。
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