JP7156066B2 - 光ファイバ側方入出力装置 - Google Patents

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Description

本開示は、曲げた光ファイバ心線の側方から光を入出力する光ファイバ側方入出力装置に関する。
光ファイバを切断することなく光信号を光ファイバに入出力する技術として、既設の光ファイバ(現用光ファイバ)に曲げを与え、この曲げ部位に側面から別の光ファイバ(プローブ光ファイバ)を対向させ、当該プローブ光ファイバの先端部から光信号を入射すると共に、現用光ファイバから出射される光信号をプローブ光ファイバの先端部で受光する光ファイバ側方入出力技術が検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2015-040916号公報
植松他、"ルースチューブで覆われた光ファイバ心線からの漏洩光取得装置の設計、"信学技報, vol. 117, no. 387, OFT2017-59, pp. 15-18, 2018
光ファイバ側方入出力技術の主な適用先の一つである既設線路の接続点には、様々な種類の光ファイバ心線が敷設されている。単心線に限定しても、外径が0.25mm、0.5mm、及び0.9mmの単心線が存在する。そして、曲げを形成する光ファイバ心線に応じて最適な曲げ形状が存在する。このため、作業者は光ファイバ心線の種別毎に曲げ形状を最適化させた光ファイバ側方出力装置を用意し、心線種別に応じて光ファイバ側方出力装置を替えながら作業する必要があった。
つまり、従来の光ファイバ側方出力装置は、作業対象の光ファイバ心線の種類が決まっており、汎用性に欠けるという課題があった。そこで、本発明は、上記課題を解決すべく、様々な光ファイバ心線の種類に対応できる汎用性の高い光ファイバ側方出力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る光ファイバ側方出力装置は、光ファイバ心線を挟み込む第1治具と第2治具において、第1治具と第2治具の形状、第2治具のガイド溝の形状及び曲げを形成するときの押圧力を最適化することとした。
具体的には、本発明に係る光ファイバ側方出力装置は、
光ファイバ心線の長手方向に湾曲する凹部、及び曲げが与えられた前記光ファイバ心線に対して光を入射し、前記光ファイバ心線から漏洩する光を受光する光入出力手段を有する第1治具と、
前記光ファイバ心線の長手方向に湾曲し、前記第1治具の凹部との間で前記光ファイバ心線を挟み込む凸部、及び前記凸部上で前記光ファイバ心線が填まるガイド溝を有する第2治具と、
前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部とが近づく方向に押圧力を印加し、前記光ファイバ心線に曲げを形成する押圧部と、
を備え、
前記第1冶具の前記凹部の曲率半径をR1、中心角をθ1、前記第2冶具の前記凸部の曲率半径をR2、中心角をθ2とするとR2≦R1かつθ2≦θ1であることを特徴とする。
第1治具と第2治具の頂点同士が接触する構造であるため、曲げを形成しようとする部分の狭い領域のみに押圧力が印加でき、様々な光ファイバ心線の種類に対応することができる。従って、本発明は、様々な光ファイバ心線の種類に対応できる汎用性の高い光ファイバ側方出力装置を提供することができる。
本発明に係る光ファイバ側方出力装置は、R1-0.125<R2≦R1(mm)であることを特徴とする。所望の曲げ損失と結合効率を得ることができる。
本発明に係る光ファイバ側方出力装置の前記ガイド溝は、前記光ファイバ心線の長手方向に垂直な断面形状が、前記第1治具の方向から前記光ファイバ心線が挿入される開口を底辺とする二等辺三角形であり、
前記二等辺三角形は、前記開口の幅をW、頂角を2θ、前記光ファイバ心線の外径を2aとすると、
a(1+1/sinθ)≧w/tanθ
を満たすことを特徴とする。
第2治具のガイド溝の断面形状を二等辺三角形とすることで様々な光ファイバ心線の種類に対応することができる。
例えば、a=0.125mmである。外径が0.25mm及び0.5mmの単心線、並びに外径が0.9mmのチューブ心線の3種類に対して対応できる。
本発明に係る光ファイバ側方出力装置の前記押圧部は、前記押圧力を調整する調整機能を有することを特徴とする。光ファイバ心線の種類によって最適な押圧力を印加できる。
例えば、本発明に係る光ファイバ側方出力装置の前記調整機能は、前記光ファイバ心線の種別毎に前記押圧力を切り替える機能であることを特徴とする。
例えば、本発明に係る光ファイバ側方出力装置の前記調整機能は、対応する前記光ファイバ心線の種別の数より切り替える前記押圧力の数が少ないことを特徴とする。光ファイバ側方出力装置の構成を簡易化できる。
例えば、本発明に係る光ファイバ側方出力装置の前記調整機能は、前記光ファイバ心線に曲げを形成したときの前記凹部の頂点と前記凸部の頂点との距離Sに基づいて前記押圧力を変化させることを特徴とする。押圧中に押圧力を変化させることでチューブ心線に対応することができる。
本発明は、様々な光ファイバ心線の種類に対応できる汎用性の高い光ファイバ側方出力装置を提供することができる。
本発明に係る光ファイバ入出力装置を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置の曲げ損失と結合効率を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置のガイド溝を説明する図である。 光ファイバ心線の断面を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置の調整機能を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置の具体例を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置の具体例を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ入出力装置の具体例を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1、図2及び図3は、それぞれ本実施形態の光ファイバ入出力装置の上面図(X軸プラス方向からマイナス方向へ見た図)、側面図(Y軸プラス方向からマイナス方向へ見た図)及び側面図(Z軸プラス方向からマイナス方向へ見た図)である。
本光ファイバ入出力装置は、
光ファイバ心線100の長手方向に湾曲する凹部22、及び曲げが与えられた光ファイバ心線100に対して光を入射し、光ファイバ心線100から漏洩する光を受光する光入出力手段51を有する第1治具11と、
光ファイバ心線100の長手方向に湾曲し、第1治具11の凹部22との間で光ファイバ心線100を挟み込む凸部23、及び凸部23上で光ファイバ心線100が填まるガイド溝24を有する第2治具12と、
第1治具11の凹部22と第2治具12の凸部23とが近づく方向に押圧力を印加し、光ファイバ心線100に曲げを形成する押圧部14と、
を備え、
第1冶具11の凹部22の曲率半径をR1、中心角をθ1、第2冶具12の凸部23の曲率半径をR2、中心角をθ2とするとR2≦R1かつθ2≦θ1であることを特徴とする。
また、本光ファイバ入出力装置は、光ファイバ心線100の長手方向における、第1治具11の凹部22の両端に配置され、押圧部14が光ファイバ心線100に曲げを形成するときに、光ファイバ心線100の径に関わらず、第2治具12のガイド溝24と第1治具11の凹部22上の所定経路に光ファイバ心線100を案内する心線ガイド13をさらに備える。
第1治具11と第2冶具12で光ファイバ心線100を挟み込むことで曲げを形成し、光入出力手段51により入出力する。第2冶具12の凸部23にはガイド溝24が具備されており、挟み込む度に光ファイバ心線100を所望の位置へ案内する。また、曲げ部の両隣に心線ガイド13が備えられており、心線ガイド13により第2冶具12のガイド溝24へ光ファイバ心線100を案内する。
本光ファイバ入出力装置は、第1冶具11、第2冶具12、ガイド溝24、心線ガイド13および光入出力手段51を光ファイバ心線の種類毎に変えることなく1つの構造で様々な種別の光ファイバ心線(たとえば0.25mm単心線、0.5mm単心線、0.9mmチューブ心線の3種類)に対応できる。
ここで、「対応」とは、3種類すべての心線に対して曲げ損失(波長1550nm)が2dB以下、かつ結合効率(波長1310nm)が-33dB以上となることを意味する。結合効率とは光ファイバ心線から光入出力手段への方向の効率であり、光ファイバ心線内を伝搬する光の強度をP1(dBm)、光入出力手段で受光する光の強度をP2(dBm)とすると、結合効率はP2-P1(dB)である。
(実施例1)
図4及び図5は、本実施例の光ファイバ入出力装置を説明する図である。本実施例では、第1治具11と第2冶具12の条件について述べる。凹部22と凸部23の頂点同士が接触するような構造である必要があるため、第1冶具11の凹部22および第2冶具12の凸部23の曲率半径と中心角R1、θ1およびR2、θ2は、R1≧R2かつθ1≧θ2であることが望ましい。
(実施例2)
図6は、R1=2.125mmとし、R2を変化させたときの曲げ損失の変化(図6(A))および結合効率の変化(図6(B))を説明する図である。曲げ損失については、R2の値が1.85~2.125mmのいずれであっても2dB以下であり、上記の「対応」の規格を満たしているが、結合効率については、R2≦1.875(=R1-0.25)の領域で上記の「対応」の規格を満たせていない。したがって、
(式1)
R1-0.25<R2≦R1
であることが望ましい。
(実施例3)
図7は、本実施例の光ファイバ入出力装置を説明する図である。図8は、図7の光ファイバ入出力装置のガイド溝24を拡大して説明する図である。本光ファイバ入出力装置のガイド溝24は、光ファイバ心線100の長手方向(Z軸方向)に垂直な断面形状が、第1治具11の方向から光ファイバ心線100が挿入される開口を底辺とする二等辺三角形であり、
前記二等辺三角形は、前記開口の幅をW、頂角を2θ、光ファイバ心線100の外径を2aとすると、
(式2)
a(1+1/sinθ)≧w/tanθ
を満たすことを特徴とする。
ここで、2aは、対応すべき光ファイバ心線のうちの最小の外径とする。たとえば、0.25mm単心線、0.5mm単心線、0.9mmチューブ心線の3種類に対して対応する場合ではa=0.125mmであることが望ましい。2aを対応すべき光ファイバ心線のうちの最小の外径とすることで、外径がいずれであっても光ファイバ心線の一部がガイド溝24の開口から飛び出すため、光ファイバ心線100と第1冶具11とが接触し、空隙なく光ファイバ心線100と光入出力手段51との間で光を入出力できる。このため、全ての光ファイバ心線に本光ファイバ入出力装置を適用可能となる。
一方、式2を満たさないと光ファイバ心線100と第1治具11との間に空隙が生じ、結合効率が著しく低下する。
(実施例4)
直径が0.25mmあるいは0.5mmの光ファイバ心線と直径が0.9mmチューブで保護されたチューブ心線とでは、図9のように断面構造が大きく異なる。このため、曲げを付与するために必要な押圧力は光ファイバ心線毎に大きく異なる。特に、0.9mmチューブ心線はチューブをつぶし、光ファイバ心線とチューブとの空隙を除去する必要がある(たとえば非特許文献1を参照)。このため、図9(A)や(B)の光ファイバ心線と比べて、チューブ心線は曲げを形成するために大きな押圧力が必要となる。つまり、同一の押圧力で3種類の光ファイバ心線に対応することは困難である。
そこで、本実施例の光ファイバ入出力装置の押圧部14は、前記押圧力を調整する調整機能を有する。例えば、前記調整機能は、図9(A)の直径0.25mmの光ファイバ心線、図9(B)の直径0.5mmの光ファイバ心線、図9(C)の直径0.9mmのチューブで保護されたチューブ心線、それぞれで異なる押圧力を付加できる。図9(A)の直径0.25mmの光ファイバ心線、図9(B)の直径0.5mmの光ファイバ心線、及び図9(C)の直径0.9mmのチューブで保護されたチューブ心線を曲げるために要する押圧力をそれぞれf1、f2及びf3(f1≦f2≦f3)とすると、前記調整機能は、f1~f3で調整可能である。
ここで、前記調整機能は、前記光ファイバ心線の種別毎に前記押圧力を切り替える機能である。具体的には、前記調整機能は、切替スイッチであり、押圧力をそれぞれf1、f2又はf3の3段階に切り換えることができる。
また、当該切替スイッチは、対応する前記光ファイバ心線の種別の数より切り替える前記押圧力の数が少なくてもよい。例えば、図9(C)のチューブ心線を曲げるための押圧力と比較して、図9(A)や(B)の光ファイバ心線を曲げるための押圧力は小さく、その差も小さい。このため、図9(A)や(B)の光ファイバ心線に対して同一の押圧力(f2以上の押圧力f’1)とし、図9(C)のチューブ心線に対してはf3以上の押圧力f’2として、当該切替スイッチを2段階とする。これにより、押圧力の切り替え数が減るため簡易な構成で押圧力を調整可能となる。
(実施例5)
本実施例では、押圧力が自動的に調整される方法について説明する。たとえば、押圧力を調整する場合、心線種別に応じて作業者が押圧力を調整する方法が考えられるが、作業者が心線種別を区別する必要があり、作業効率が悪いことや区別を誤ることにより通信断や心線が切断してしまう恐れがある。そこで、本実施例では、外部からの押圧力調整が不要である方法を説明する。
本実施例の光ファイバ入出力装置の前記調整機能は、光ファイバ心線100に曲げを形成したときの凹部22の頂点と凸部23の頂点との距離Sに基づいて前記押圧力を変化させることを特徴とする。以下では、図9の3種類の光ファイバ心線について説明するが、心線種別が増えても同様である。
図10は、本実施例の光ファイバ入出力装置の前記調整機能を説明する図である。図10(A)は直径0.25mmの光ファイバ心線、図10(B)は直径0.5mmの光ファイバ心線、図10(C)は直径0.9mmのチューブで保護されたチューブ心線の例であり、各心線の曲げ付与時の側面図(Z軸プラス側からマイナス側を見た図)である。
凹部22と凸部23の頂点の距離Sが所定の間隔S’以上のとき押圧力はf’2(≧f3)であり、S<S’のとき押圧力はf’1(f2≦f’1<f3)とする。つまり、第2治具12が第1治具11に近接していき、図10(C)の状態になるまでは押圧部14は押圧力f’2を印加する。これにより、チューブ心線に対してはチューブをつぶすために要する押圧力を付与できる。一方、第2治具12が第1治具11にさらに近接していき、図10(B)や(A)の状態になると押圧部14は押圧力f’1を印加する。これにより直径0.5mmや直径0.25mmの光ファイバ心線に曲げを形成する押圧力を付与できる。また、0.25mmの光ファイバ心線の場合には図10(A)のように光ファイバ心線がガイド溝24内に填まり、第1冶具11と第2冶具12とが接触するため、光ファイバ心線に過剰な押圧力が付与されるのを防ぐことができる。
実施例6及び7で押圧力を変化できる押圧部の機構を説明する。
(実施例6)
図11は、本実施例の光ファイバ入出力装置において、押圧力を調整するための機構を説明する断面図である。光ファイバ入出力装置をXY平面で切断した時の断面であり、Z軸プラス側からマイナス側を見た図である。
本機構は、凹部22の頂点と凸部23の頂点との距離SがS≦S’のときに第2冶具12と接触し、第2冶具12に対して押圧力f’2-f’1を印加するバネ15である。バネ15を用いることで、図11(A)のようにS>S’では押圧力f’2が印加され、S≦S’では押圧力f’2-(f’2-f’1)=f’1が印加される。
なお、本実施例の機構は一例であり、その他同様の機構を用いても実現可能である。
(実施例7)
図12及び図13は、本実施例の光ファイバ入出力装置において、押圧力を調整するための機構を説明する図である。図12は、図9(A)や(B)の光ファイバ心線の場合であり、図13は、図9(C)のチューブ心線の場合である。本光ファイバ入出力装置は、ベース17に第1治具11が固定され、レバー18とローラー21が付くL字型治具25が支点19を介して接続される。ストッパー20もベース17に固定される。
第2治具12及び第3冶具16は、たとえばガイドレールなどによってY方向へのみ移動する。第3治具16と第4治具22とはバネ23で連結されている。
図12(A)及び図13(A)の状態からレバー18を倒すことでL字型冶具25が支点19を中心として回転し、ローラー21と接している第4冶具22がY軸プラス方向へ移動する。それに連動して第3冶具16と第2冶具12が第1冶具へ近接して間隔Sが小さくなる。間隔SがS’となるとストッパー20によりL字型冶具25の回転が制止される(図12(B)及び図13(B)の状態)。このとき、図12(A)及び図13(A)の状態から図12(B)及び図13(B)の状態へ遷移中にバネ23は縮むことになる。
図13のチューブ心線の場合は、図13(B)の状態で曲げが形成されて光入出力手段51との間で光の送受信ができるが、図12の光ファイバ心線の場合は、図12(B)の状態での曲げの形成は不完全である。図12の光ファイバ心線の場合は、図12(B)の状態からさらにバネ23が伸びる力を使って第1治具11と第2治具12とをさらに近接させる(図12(C)の状態)。
(効果)
本実施形態の光ファイバ側方出力装置は、第1治具11の形状、第2治具12のガイド溝24の形状及び光ファイバ心線100に対する押圧力を調整することで、光ファイバ心線100の外径によらず、高い結合効率を実現することができる。
11:第1治具
12:第2治具
13:心線ガイド
14:押圧部
15:バネ
16:第3治具
17:ベース
18:レバー
19:支点
20:ストッパー
21:ローラー
22:凹部
23:凸部
24:ガイド溝
25:L字型治具
26:第4治具
27:バネ
51:光入出力手段
100:光ファイバ心線

Claims (2)

  1. 光ファイバ心線の長手方向に湾曲する凹部、及び曲げが与えられた前記光ファイバ心線に対して光を入射し、前記光ファイバ心線から漏洩する光を受光する光入出力手段を有する第1治具と、
    前記光ファイバ心線の長手方向に湾曲し、前記第1治具の凹部との間で前記光ファイバ心線を挟み込む凸部、及び前記凸部上で前記光ファイバ心線が填まるガイド溝を有する第2治具と、
    前記第1治具の凹部と前記第2治具の凸部とが近づく方向に押圧力を印加し、前記光ファイバ心線に曲げを形成する押圧部と、
    を備え、
    前記第1治具の前記凹部の曲率半径をR1、中心角をθ1、前記第2治具の前記凸部の曲率半径をR2、中心角をθ2とするとR2≦R1かつθ2≦θ1であり、
    前記押圧部は、前記押圧力を調整する調整機能を有し、
    前記調整機能は、前記光ファイバ心線に曲げを形成したときの前記凹部の頂点と前記凸部の頂点との距離Sに基づいて前記押圧力を変化させることを特徴とする光ファイバ側方入出力装置。
  2. R1-0.125<R2≦R1(mm)であることを特徴とする請求項に記載の光ファイバ側方入出力装置。
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