JP2017078795A - 光ファイバ側方入出力器及び光ファイバ側方入出力方法 - Google Patents

光ファイバ側方入出力器及び光ファイバ側方入出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信には影響を与えない程度の緩やかな曲げを光ファイバに与え、軸ズレの有無を確認し、かつ軸ズレがあった場合にZ軸方向のアライメントを行ってから光ファイバを更に曲げる安定性を向上した光ファイバ側方入出力器を提供する。
【解決手段】光ファイバ側方入出力器は、第1のV溝ガイドを有する凸形状のV溝付き光ファイバ押し曲げ部2と、第2のV溝ガイドを有し、V溝付き光ファイバ押し曲げ部2で押し曲げる開き角度8より大きい開き角度16で形成された凹形状のV溝付き光学透明部材10と、V溝付き光ファイバ押し曲げ部2の第1のV溝ガイド上に光ファイバを配置し、V溝付き光ファイバ押し曲げ部2で押し当てて曲げた光ファイバの側方から光を入出力するためのプローブファイバと、V溝付き光ファイバ押し曲げ部2で押し曲げる開き角度8の曲げ形状を形成するための光ファイバ曲げ用円筒部品と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、曲げた光ファイバテープ心線の側方から光を入出力する光ファイバ側方入出力器及び光ファイバ側方入出力方法に関する。
光アクセス網における光線路切替工事において曲げた光ファイバの側方から光を入出力するために、曲げ形状を有する光学透明部材と光ファイバの側方から光を入出力するためのプローブファイバから構成される関連技術に係る光ファイバ側方入出力技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
また、光ファイバ曲げ方法を曲げ光ファイバ側方入出力部を予め把持しておき、後にその光ファイバ両端を押さえこむことで曲げ形状を形成する関連技術に係る光ファイバ側方入出力器が提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開2009−25210号公報 特開2014−228279号公報
しかしながら、後述のZ軸方向のトレランスが厳しい光の側方入出力において、動的機構の信頼性、構造物の線膨張および光ファイバのコア偏心等の諸要因によって曲げた光ファイバコア平面とプローブファイバコア平面との間にズレが発生し、安定して光の側方入出力を行うことが困難であった。
前記課題を解決するために、本発明は、上記の課題に鑑みて、本発明は通信には影響を与えない程度の緩やかな曲げを光ファイバに与え、軸ズレの有無を確認し、かつ軸ズレがあった場合にZ軸方向のアライメントを行ってから光ファイバを更に曲げる安定性を向上した光ファイバ側方入出力器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、V溝付き押し曲げ部とV溝付き光学透明部材で光ファイバを挟んだ時に、光学透明部材に付与された曲げ開き角度が大きい曲げ形状を形成し、その際、曲げられた光ファイバから漏洩する光をプローブファイバに受光させながら、V溝付き押し曲げ部を移動させ結合効率の高い位置にアライメント調整を行い、その後、光ファイバ曲げ用円筒部品を光ファイバに近接させることで、光ファイバの曲げ角度が小さい押し曲げ形状とし、安定した光の側方入出力を行う。
具体的には、本発明に係る光ファイバ側方入出力器は、
光ファイバを押し曲げて保持するための第1のV溝ガイドを有する凸形状のV溝付き光ファイバ押し曲げ部と、
前記第1のV溝ガイドに対応する位置に形成された第2のV溝ガイドを有し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度より大きい開き角度で形成された凹形状のV溝付き光学透明部材と、
前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部の前記第1のV溝ガイド上に前記光ファイバを配置し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し当てて曲げた光ファイバの側方から光を入出力するためのプローブファイバと、
前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度の曲げ形状を形成するための光ファイバ曲げ用円筒部品と、を備える。
本発明に係る光ファイバ側方入出力器では、
前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部は、
前記第1のV溝ガイドが任意のV溝ピッチで配列され、
前記V溝付き光学透明部材は、
前記第2のV溝ガイドが前記第1のV溝ガイドに対応する位置に形成され、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度より大きい開き角度の曲げ形状で形成されていてもよい。
本発明に係る光ファイバ側方入出力器では、
前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部をV溝方向に対し垂直に走査するアライメント機構をさらに備えてもよい。
本発明に係る光ファイバ側方入出力器では、
前記第2のV溝ガイドに光ファイバを配置し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で前記光ファイバを挟み込み、予め定められた曲げ角度で押し曲げた前記光ファイバから光を漏洩させてもよい。
本発明に係る光ファイバ側方入出力器では、
前記第2のV溝ガイドに光ファイバを配置し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で前記光ファイバを挟み込み、前記光ファイバ曲げ用円筒部品が光ファイバ軸方向に沿って前記光ファイバの曲げ部分の中心位置に向かって前記光ファイバを押圧し、
前記曲げ角度より急峻な曲げ角度を形成し、前記プローブファイバで光ファイバの側方から光を入出力してもよい。
具体的には、本発明に係る光ファイバ側方入出力方法は、
第1のV溝ガイドを有する曲げ凸形状のV溝付き光ファイバ押し曲げ部に光ファイバを押し曲げて配置する光ファイバ押し曲げ手順と、
前記第1のV溝ガイドに対応する位置に形成された第2のV溝ガイドを有し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度より大きい開き角度の凹形状のV溝付き光学透明部材に前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部と挟み込むように前記光ファイバを押し曲げて配置する光ファイバ配置手順と、
前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部の前記第1のV溝ガイド上に前記光ファイバを配置し前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し当てて曲げた光ファイバの側方からの光をプローブファイバから入出力する光入出力手順と、
前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度の曲げ形状を光ファイバ曲げ用円筒部品で形成する曲げ形状形成手順と、を行う。
なお、本発明に係る光ファイバ側方入出力器では、V溝付き押し曲げ部と、押し曲げ部用スライダと、V溝付き光学透明部材と、側方から光を入出力するプローブファイバと、及び光ファイバ曲げ用円筒部品とを備える光ファイバ側方入出力器であって、V溝付き押し曲げ部とV溝付き光学透明部材で光ファイバを挟んだ時に、光学透明部材に付与された曲げ開き角度が大きい曲げ形状を形成し、その後光ファイバ曲げ用円筒部品を押し曲げ部に近接させることで光ファイバを曲げ開き角度が小さい押し曲げ部の曲げ形状にしてもよい。
また、本発明に係る光ファイバ側方入出力器では、V溝付き押し曲げ部がZ軸方向に走査することによって、前述の開き角度が大きい曲げ状態で、Z軸走査ステージを用いてZ軸方向において曲げ光ファイバとプローブファイバのアライメントを行ってもよい。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、通信には影響を与えない程度の緩やかな曲げを光ファイバに与え、軸ズレの有無を確認し、かつ軸ズレがあった場合にZ軸方向のアライメントを行ってから光ファイバを更に曲げる安定性を向上した光ファイバ側方入出力器を提供することができる。
本発明の光ファイバ側方入出力器は、光ファイバを光学透明部材に備えられたV溝にはめた状態において押し曲げ部で把持することで、光学透明部材に備えられた開き角度の大きい曲げを形成し、この状態で微小な光信号を光学透明部材内部に備えられたプローブファイバで検出することが可能となる。
また、押し曲げ部をZ軸方向に走査することでZ軸方向における曲げ光ファイバとプローブファイバのアライメントが可能となる。アライメントを確認した後、曲げ光ファイバは開き角度の小さい押し曲げ部に沿った曲げを形成し、より大きな結合効率による光の側方入出力が可能となる。
したがって、本発明によれば、現用心線光ファイバを曲げてその側方からの光入出力で迂回通信路を形成する光線路切替工事において、その曲げ動作をする前に曲げ光ファイバとプローブファイバとのアライメントの確認・修正が可能であり、作業の信頼性を向上させることが可能となる。また、押し曲げ部と光学透明部材に備えられるV溝の数とピッチの制御およびプローブファイバのアレイ化によって4心や8心光ファイバテープ心線における工事作業において、多心一括の光の側方入出力が容易に実施できるようになる。
光ファイバ側方入出力器の構成について説明するための図である。 関連技術に係る光ファイバ曲げ方法を説明するための図である。 本実施形態に係る光ファイバ曲げ方法を説明するための図である。 本実施形態に係る2段階曲げを説明するための図である。 本実施形態に係る2段階曲げを説明するための図である。 任意のピッチで配列されたプローブファイバアレイの構造を説明するための図である。 本実施形態に係るプローブファイバアレイを説明するための図である。 本実施形態に係る光学透明部材の構造を説明するための図である。 光学透明部材曲げ部の開き角度を説明するための図である。 光ファイバ押し曲げ部の構造および押し曲げ部開き角度について説明するための図である。 光ファイバを曲げて側方から光を入出力する方法の一連の動作を説明するための図である。図11は、その第一工程の光ファイバを光学透明部材に具備されているV溝に設置していることを説明する図である。 光ファイバを曲げて側方から光を入出力する方法の一連の動作を説明するための図である。図12は、その第二工程の光ファイバを光学透明部材に具備されているV溝からずれないように上からフタで押さえつけ固定することを説明する図である。 光ファイバを曲げて側方から光を入出力する方法の一連の動作を説明するための図である。図13は、その第三工程の光学透明部材のV溝に固定された光ファイバを押し曲げ部のV溝にしっかりはめて把持し緩やかな曲げを形成することを説明する図である。 光ファイバを曲げて側方から光を入出力する方法の一連の動作を説明するための図である。図14は、その第四工程の設置された光ファイバを急峻に曲げるために円筒部品が動作できるようフタを開けることを説明する図である。 光ファイバを緩やかに曲げている状態で漏洩する光の強度を測定しZ軸方向に走査すること得られる強度分布の図である。 光ファイバを曲げて側方から光を入出力する方法の一連の動作を説明するための図である。図16は、その第五工程の2つの円筒部品を押し曲げ部に近接させるように動かし設置した光ファイバを急峻に曲げることを説明する図である。 光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事実施方法を説明する図である。図17では、光アクセス網およびSS方式光アクセスシステムの設備形態について説明する。 光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事実施方法を説明する図である。図18では、迂回通信路の準備方法について説明する。 光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事実施方法を説明する図である。図19では、現用設備の光ファイバテープ心線を単心分離し光ファイバ側方入出力器を準備することを説明する。 光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事実施方法を説明する図である。図20では、光ファイバ側方入出力器の調心について説明する。 光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事実施方法を説明する図である。図21では、光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替について説明する。 光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事実施方法を説明する図である。図22では、光アクセス網およびPON方式光アクセスシステムの設備形態について説明する。 光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事実施方法を説明する図である。図23では、試験光を入射する前の光ファイバ側方入出力器の設備設置形態を説明する。 光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事実施方法を説明する図である。図24では、本発明の光ファイバ側方入出力器を用いた試験光入射の方法について説明する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態に係る光ファイバ側方入出力器の基本的構成を以下に説明する。本実施形態に係る光ファイバ側方入出力器は、V溝付き光ファイバ押し曲げ部と、V溝付き光学透明部材として機能する光学透明部材と、プローブファイバと、光ファイバ曲げ用円筒部品と、を備える。
V溝付き光ファイバ押し曲げ部は、光ファイバを押し曲げて保持するためのV溝である第1のV溝ガイドを有し、凸形状で形成されている。V溝付き光学透明部材は、V溝付き光ファイバ押し曲げ部のV溝に対応する位置に形成されたV溝である第2のV溝ガイドを有し、V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度より大きい開き角度で形成された凹形状である。
本実施形態では、光ファイバに緩やかな曲げを付与した状態で把持した状態から光ファイバに急峻な曲げを付与し、光学透明部材に固定されたプローブファイバから曲げた光ファイバに対して光を入出力することが可能な光ファイバ側方入出力器について説明する。
また、説明のため図1に示すように各方向を定義する。すなわち、光ファイバ側方入出力器1のV溝付き光ファイバ押し曲げ部として機能する押し曲げ部2の可動方向に沿った方向を「X軸方向」、光ファイバ側方入出力器1の光学透明部材用V溝11方向に沿ったX軸方向と直行する方向を「Y軸方向」、X軸方向及びY軸方向と直行する方向を「Z軸方向」とする。
図1は、光ファイバ側方入出力器1の構成について説明するための図である。V溝付き光ファイバ押し曲げ部2と上記V溝付き光ファイバ押し曲げ部2の開き角度より大きい開き角度の曲げ形状が付与されたV溝付き光学透明部材10と曲げた光ファイバの側方から光を入出力するためのプローブファイバアレイ20と上記V溝付き光ファイバ押し曲げ部開き角度の曲げ形状を形成するための光ファイバ曲げ用円筒部品30、31とZ軸走査ステージ4とを具備することを特徴とする光ファイバ側方入出力器1である。
ここで、V溝付き光学透明部材10にプローブファイバアレイ20を固定する方法について述べる。あらかじめ紫外線硬化樹脂12を充填するための空間を設けられたV溝付き光学透明部材10において、紫外線硬化樹脂12を充填した状態でXYZ軸方向に位置制御が可能なプローブファイバアレイ20を用意する。
この状態で、光の連続光が入れられた光ファイバ40を押し曲げ部2と光学透明部材10で挟み込み、漏れた光の連続光とプローブファイバアレイ20の光結合で調心し、その状態で紫外線硬化樹脂12を硬化させることでプローブファイバアレイ20と光学透明部材10を固定化することが可能となる。
また、Z軸走査ステージ4について押し曲げ用スライダ5と押し曲げ部2の間に、例えばマイクロメータやステッピングモータを設けることで、押し曲げ部V溝3をZ軸方向に走査することが可能となる。
このような光ファイバ側方入出力器1によれば、図2に示すような関連技術に係る一意の曲げ形成ではなく、図3に示すように始めに現用線光ファイバに許容される曲げを形成し、その後押し曲げ部開き角度8と同じ角度に曲げて光ファイバ側方からの光の入出力結合効率を向上させる曲げの2段階形成ができる。
この2段階曲げ形成について、押し曲げ部曲げ半径R9と光学透明部材曲げ半径R17は共通であり、光ファイバ40のコア部分曲げ半径は一意に決まる。光ファイバ40を伝搬する光信号19は押し曲げ部2で曲げられたとき図3に示すような方向でプローブファイバアレイ20に結合する。また、図4及び5に示すように、押し曲げ部2で曲げられた光ファイバ40をそれぞれ異なる光学透明部材曲げ開き角度16に沿って曲げてもよい。
ここで、光ファイバ40のコア部分曲げ半径を一意にするために、光ファイバ40の内径と外径を考慮した押し曲げ部曲げ半径R9と光学透明部材曲げ半径R17の微小な差異、例えば、外径0.25mmの光ファイバ40を曲げるためにそれぞれの曲げ半径の差に0.25mmの差異が生じても構わない。
つぎに、押し曲げ部2と光学透明部材10に具備される曲げ形状の開き角度について述べる。押し曲げ部2に具備される曲げは、例えば曲げ半径2mmのとき、押し曲げ部開き角度は90°(曲げの円弧長は2×2×π×90/360=πmm)にすることで、目的とする光線路切替工事を実施できる結合効率を得ることが可能となる。
また、光学透明部材10に具備される曲げは、例えば曲げ半径2mmのとき、光学透明部材開き角度は160°(曲げの円弧長は2×2×π×20/360=2/9πmm)にすることで、目的とする現用のサービスに影響を与えない曲げ損失2dB以下を達成することが可能となる。
以上により、現用サービスに影響を与えずに微小な光信号で曲げ光ファイバとプローブファイバアレイ20との光軸アライメントを確認した後に、結合効率の大きな光の側方入出力に移行することが可能となる。
また、押し曲げ部2と光学透明部材10に備えられるV溝によって挟まれる光ファイバ40の数は単数でも複数でも良い。以後、本実施形態では、架空光ファイバテープ心線の心線数4本に対応したV溝数4つを前提に説明を行う。
図6は、任意のピッチで配列されたプローブファイバアレイ20の構造を説明するための図である。後述の複数のV溝付き光ファイバ押し曲げ部2のV溝ピッチと複数のV溝付き光学透明部材10のV溝ピッチと同じピッチで配列されたV溝付プローブファイバ固定具に、例えばGRINレンズ付きプローブファイバを置きプローブファイバ固定具21で挟み込む。
プローブファイバ固定具21とプローブファイバの間にできた空隙には紫外線硬化樹脂23が充填されしっかりと固定されることが望ましい。このようなプローブファイバアレイ20によれば、単心分離された4心や8心の光ファイバテープ心線を任意のピッチで配列し、かつ曲げた後の光ファイバ側方からの光の入出力を複数同時に精度よく行うことができる。
図7及び8は、緩やかな曲げ形状が付与された光学透明部材10の構造を説明するための図である。光学透明部材10には図9に示すような曲げ開き角度16が後述のV溝付き押し曲げ部開き角度8より大きい曲げ形状が付与されている。
また、曲げ形状が付与されている面には複数の光ファイバを整列させるためのV溝が付与されていることが望ましい。溝の形状は、光ファイバを整列させることができればU溝でも台形溝でも良い。また、光学透明部材10内にはプローブファイバアレイ20が配置されている。
このような光学透明部材10によれば、光ファイバを光学透明部材曲げ開き角度16に沿って緩やかに曲げたり、後述の押し曲げ部曲げ開き角度8に沿って急峻に曲げたりすることが可能である。また、そのように光ファイバを曲げたときに光ファイバ側方からプローブファイバアレイ20を介して光を入出力することが可能となる。
図10は、光ファイバ押し曲げ部2の構造および押し曲げ部開き角度8について説明するための図である。光ファイバ押し曲げ部2には、前述の光学透明部材10に付与されたV溝と同じピッチで配列されたV溝が付与されている。溝の形状は、光ファイバを整列させることができればU溝でも台形溝でも良い。
また、押し曲げ部開き角度8は前述の光学透明部材10の曲げ開き角度16より小さい。光ファイバ押し曲げ部2は、押し曲げ用スライダ5によってX軸方向正負に可動である。また、光ファイバ押し曲げ部2にはばね6と押しネジ7が付与されていることが望ましい。
このような光ファイバ押し曲げ部2によれば、前述の光学透明部材10に設置された光ファイバ40を第一段階において光学透明部材曲げ開き角度16に沿って緩やかに曲げることが可能となる。また、第二段階において後述の光ファイバ曲げ用円筒部品30、31を用いて押し曲げ部開き角度8に沿って急峻に曲げることが可能となる。
また、バネ6の引っ張りによって開かれた押し曲げ部2と光学透明部材10の間に光ファイバ40を設置し押しネジ7によって押し曲げ部2を光学透明部材10に光ファイバ40に傷を与えないように静かにゆっくりと押しあてることが可能となる。
以下に、本実施形態に係る光ファイバ側方入出力器1の光入出力方法および調心方法を図11〜16を用いて説明する。図11〜16は、本実施形態の光ファイバ側方入出力器1を用いて光ファイバ側方から光を入出力する方法および調心方法を説明するための図である。図11の第一工程において、1本あるいは複数の光ファイバ40を光学透明部材10に設けられた光学透明部材用V溝11に設置する。
このとき、重力方向はX軸方向負の向きであることが望ましい。また、光ファイバ40は後に光ファイバ曲げ用円筒部品(甲)30と光ファイバ曲げ用円筒部品(乙)31によって曲げるために光ファイバ曲げ用円筒部品30、31より上になるようにする。
図12の第二工程において、光ファイバ40が光学透明部材用V溝11からずれないように光学透明部材10に設けられたフタ15でしっかり把持する。このとき、例えば光学透明部材10とフタ15にマグネットを付与することで前述の把持を安定させることができる。
図13の第三工程において、光ファイバ押し曲げ部2を光学透明部材10に押し当てる。これにより、光ファイバ40は光学透明部材の曲げ開き角度16に曲げられ、結合効率が小さいながらも光ファイバ40側方から光の入出力を行うことが可能となる。
図14の第四工程において、フタ15を開いて押し曲げ部開き角度8に光ファイバ40を曲げる準備を行う。このとき、押し曲げ部2をZ軸方向に走査することで光のピーク値を検知することが可能となる。具体的には、この走査時に例えばONUからの上り光を参照することで、図15に示すようなZ軸v.s.光信号強度図を取得し光ファイバ40とプローブファイバアレイ20を最も光結合効率が高い位置に調心することが可能となる。
図16の第五工程において、光ファイバ曲げ用円筒部品(甲)30と光ファイバ曲げ用円筒部品(乙)31を光ファイバ押し曲げ部2に近接させ光ファイバ40を押し曲げ部開き角度8に曲げることが可能となる。
以下に、本実施形態に係る光アクセス網での光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替方法を用いて説明する。ここでは、前述の光ファイバ側方入出力器を用いた光線路切替工事の実施形態を説明する。設備形態は、SS方式光アクセスシステムとPON方式光アクセスシステムについて記述する。
図17に、SS方式光アクセスシステムの設備形態を示す。局舎50にはOLT51、ユーザ側にはONU60が設置される。OLT51からの局舎内光ケーブル54は成端架52で成端され局舎内光カプラ55を経て局舎外の成端ケーブル57に接続され各ユーザまで配線される。成端ケーブル57内の光ファイバは、4つの光ファイバが連なった4心テープ心線62となっている。
図18に、光線路切替工事を行うための迂回線路の準備概要を示す。局舎50内において、対象の局舎内光ケーブル54が接続された局舎内光カプラ55の試験ポートを迂回通信用局舎内光ケーブル58と接続し、これを空きの迂回通信用局舎内光カプラ56と接続する。さらに、この迂回通信用局舎内光カプラ56を成端ケーブル57の空きの迂回通信用4心テープ心線63と接続する。
図19に、光線路切替点における工事準備概要を示す。光線路切替点において、光ファイバ側方入出力器1に光ファイバを挟み込むため、4心テープ心線62を単心分離する。また、光ファイバ側方入出力器1で光信号を迂回させる前にプローブファイバ24と光ファイバの調心を行うために光ファイバ側方入出力器1とパワーメータ70を光ファイバケーブル71で接続する。
図20に、光ファイバ側方入出力器1による調心について示す。前述の単心分離した4心テープ心線62を光ファイバ側方入出力器1に設置する(図11における第一工程から図13における第三工程を参照)。設置した4心テープ心線62は軽く曲げられておりONU60からの連続した光信号が受光可能となる。このときの受光した光パワーをパワーメータ70で記録し光ファイバ側方入出力器1の押し曲げ部2をZ軸方向に走査し調心を行う(図14における第四工程を参照)。
図21に、光ファイバ側方入出力器1を用いた光線路の迂回通信について示す。前述の調心後、光ファイバ側方入出力器1に接続された光ファイバケーブル71を光中継アンプ(リピータ)72に接続する。また、光中継アンプ(リピータ)72には迂回通信用4心テープ心線63を接続する。
接続完了後、光ファイバ側方入出力器1に設置された4心テープ心線62を押し曲げ部開き角度8で曲げる(図16における第五工程を参照)。以上により、光線路切替工事区間80における4心テープ心線62の光信号は迂回通信用4心テープ心線63に切り替わり迂回通信が可能となる。
光線路切替工事では、この迂回通信中に光線路切替工事区間80で4心テープ心線62の切断及び新規4心テープ心線との融着接続を実施し、最後に4心テープ心線62に加えていた曲げを解放することによって迂回していた光信号を切り戻す。
図22に、PON方式光アクセスシステムの設備形態を示す。局舎50にはOLT51、ユーザ側にはONU60が設置される。OLT51からの局舎内光ケーブル54は成端架52で成端され局舎内4分岐スプリッタ53及び局舎内光カプラ55を経て局舎外の成端ケーブル57に接続され各ユーザまで配線される。
成端ケーブル57内の光ファイバは、4つの光ファイバが連なった4心テープ心線62となっており、ユーザ近辺で屋外8分岐スプリッタ61により分岐され配線される。また、局舎50内での迂回線路の準備及び光線路切替点での工事準備は前述のとおりである。
図23に、PON方式光アクセスシステム設備における光ファイバ側方入出力器1の調心方法を示す。本設備形態の場合は、ONU60からの光信号がバースト信号でありパワー測定が困難であるため、1台の光ファイバ側方入出力器1で試験光を入射しもう1台の光ファイバ側方入出力器1で調心および迂回通信を実施する。
まず、光ファイバ側方入出力器1と試験光光源73(波長:1650nm)を光ファイバケーブル71で接続する。このとき、光ファイバ側方入出力器1を試験光がOLT51側に伝搬する向きに配置し単心分離した4心テープ心線62を設置する(図11における第一工程から図13における第三工程)。図24に、試験光入射方法及び調心方法を示す。
試験光入射用の光ファイバ側方入出力器1よりOLT51側に迂回通信用の光ファイバ側方入出力器1を配置し、単心分離した4心テープ心線62を光ファイバ側方入出力器に設置する(図11における第一工程から図13における第三工程を参照)。この状態で試験光光源73から試験光を入射し、迂回通信用の光ファイバ側方入出力器1に接続されたパワーメータ70で光の受光パワーを測定する。
次いで、押し曲げ部2をZ軸方向に走査する(図14における第四工程を参照)。このとき、記録される試験光のパワーが弱い場合は試験光入射用の光ファイバ側方入出力器1においても押し曲げ部2をZ軸方向に走査し入射する試験光のパワー強度を大きくする。
迂回通信用の光ファイバ側方入出力器1で調心が完了後、設置された4心テープ心線62を押し曲げ部開き角度8で曲げる(図16における第五工程を参照)。以上により、光線路切替工事区間80における4心テープ心線62の光信号は迂回通信用4心テープ心線63に切り替わり迂回通信が可能となる。
以上の方法により、光ファイバ側方入出力方法において光ファイバ40を光線路切替する前にピーク値を検知することでZ軸方向アライメントが正しく行われているかどうかが確認でき光線路切替作業の信頼性を向上させることができる。また、複数の光ファイバ40を挟んだ時にはピーク値間の距離も把握することが可能となる。
本発明によって、光ファイバが複数であっても、安定して光ファイバを同時に曲げ光ファイバ側方から光を入出力することが可能となる。また、光ファイバ側方入出力器1の光ファイバ開き角度を2段階に制御することが可能となる。これにより、現用心線のサービスに影響を与えずにZ軸方向アライメントを確認することが可能となり作業の信頼性を向上させることが可能となる。
さらに、本発明によれば、現用心線のサービスに影響を与えずにかつ結合効率が比較的小さくても可能な光線路試験と現用心線のサービスに影響を及ぼすが結合効率が大きいことによって可能となる光線路試験を1つの装置で実施することが可能となる。
その他、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成を削除してもよい。さらに、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
1:光ファイバ側方入出力器
2:押し曲げ部
3:押し曲げ部V溝
4:Z軸走査ステージ
5:押し曲げ用スライダ
6:ばね
7:押しネジ
8:押し曲げ部開き角度
9:押し曲げ部曲げ半径R
10:光学透明部材
11:光学透明部材用V溝
12:紫外線硬化樹脂
13:緩やかな曲げ形状
14:マグネット
15:フタ
16:光学透明部材の曲げ開き角度
17:光学透明部材曲げ半径R
19:信号光
20:プローブファイバアレイ
21:プローブファイバ固定具
22:V溝付プローブファイバ固定具
23:紫外線硬化樹脂
24:プローブファイバ
30:光ファイバ曲げ用円筒部品(甲)
31:光ファイバ曲げ用円筒部品(乙)
40:光ファイバ
50:局舎
51:OLT
52:成端架
53:局舎内4分岐スプリッタ
54:局舎内光ケーブル
55:局舎内光カプラ
56:迂回通信用局舎内光カプラ
57:成端ケーブル
58:迂回通信用局舎内光ケーブル
60:ONU
61:屋外8分岐スプリッタ
62:4心テープ心線
63:迂回通信用4心テープ心線
70:パワーメータ
71:光ファイバケーブル
72:光中継アンプ(リピータ)
73:試験光光源
80:光線路切替工事区間

Claims (6)

  1. 光ファイバを押し曲げて保持するための第1のV溝ガイドを有する凸形状のV溝付き光ファイバ押し曲げ部と、
    前記第1のV溝ガイドに対応する位置に形成された第2のV溝ガイドを有し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度より大きい開き角度で形成された凹形状のV溝付き光学透明部材と、
    前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部の前記第1のV溝ガイド上に前記光ファイバを配置し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し当てて曲げた光ファイバの側方から光を入出力するためのプローブファイバと、
    前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度の曲げ形状を形成するための光ファイバ曲げ用円筒部品と、
    を備えることを特徴とする光ファイバ側方入出力器。
  2. 前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部は、
    前記第1のV溝ガイドが任意のV溝ピッチで配列され、
    前記V溝付き光学透明部材は、
    前記第2のV溝ガイドが前記第1のV溝ガイドに対応する位置に形成され、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度より大きい開き角度の曲げ形状で形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ側方入出力器。
  3. 前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部をV溝方向に対し垂直に走査するアライメント機構をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバ側方入出力器。
  4. 前記第2のV溝ガイドに光ファイバを配置し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で前記光ファイバを挟み込み、予め定められた曲げ角度で押し曲げた前記光ファイバから光を漏洩させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバ側方入出力器。
  5. 前記第2のV溝ガイドに光ファイバを配置し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で前記光ファイバを挟み込み、前記光ファイバ曲げ用円筒部品が光ファイバ軸方向に沿って前記光ファイバの曲げ部分の中心位置に向かって前記光ファイバを押圧し、
    前記曲げ角度より急峻な曲げ角度を形成し、前記プローブファイバで光ファイバの側方から光を入出力する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光ファイバ側方入出力器。
  6. 第1のV溝ガイドを有する曲げ凸形状のV溝付き光ファイバ押し曲げ部に光ファイバを押し曲げて配置する光ファイバ押し曲げ手順と、
    前記第1のV溝ガイドに対応する位置に形成された第2のV溝ガイドを有し、前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度より大きい開き角度の凹形状のV溝付き光学透明部材に前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部と挟み込むように前記光ファイバを押し曲げて配置する光ファイバ配置手順と、
    前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部の前記第1のV溝ガイド上に前記光ファイバを配置し前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し当てて曲げた光ファイバの側方からの光をプローブファイバから入出力する光入出力手順と、
    前記V溝付き光ファイバ押し曲げ部で押し曲げる開き角度の曲げ形状を光ファイバ曲げ用円筒部品で形成する曲げ形状形成手順と、
    を行うことを特徴とする光ファイバ側方入出力方法。
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