JP7150196B2 - スクロール圧縮機およびスクロール圧縮機の製造方法 - Google Patents

スクロール圧縮機およびスクロール圧縮機の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、スクロール圧縮機における固定スクロールの固定構造および製造方法に関するものである。
スクロール圧縮機は、揺動スクロールが固定スクロールに対して揺動することにより、両スクロールの渦巻状の歯で形成される圧縮室で冷媒を圧縮して吐出するものである。特許文献1では、揺動スクロールは軸受部品であるフレームに支持され、固定スクロールはシェルに直接固定されている。この構造では、固定スクロールをボルト固定するためのフレームの周壁を削除できるため、揺動スクロールを配置する空間を拡大できるメリットがある。なお、固定スクロールのシェルへの固定は焼嵌め、すなわち、加熱により膨張したシェルに固定スクロールを収容したのち、シェルを収縮させることで固定スクロールをシェルに直接固着している。
WO2018/179135公報
しかしながら、固定スクロールをシェルに直接固定すると、シェルの固着力によって固定スクロールが撓んでしまうことがある。固定スクロールが撓むと、一方のスクロールの渦巻状歯の先端と他方のスクロールの台板との間隔、いわゆる歯先隙間の距離が所定の圧縮機の能力を得るための設計値とは異なる値となってしまい、圧縮時に圧縮した冷媒が低圧側の空間空間に漏れて圧縮効率が低下するおそれがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、固定スクロールの撓みを抑制可能なスクロール圧縮機およびスクロール圧縮機の製造方法を提供することを目的とするものである。
この発明に係るスクロール圧縮機は、第1収容空間を形成する第1内壁面と、前記第1内壁面から突出して形成され、第2内壁面と第1位置決め面とを有する第1突出部と、を備えるシェルと、固定側渦巻体が形成され、外寸が前記第1内壁面で画定される内寸よりも小さく、前記第2内壁面で画定される内寸より大きい固定側台板を備え、前記第1突出部の前記第1位置決め面に位置決めされた固定スクロールと、前記第1収容空間に配置され、外寸が前記固定側台板の外寸よりも大きく、前記第1突出部とで前記固定スクロールを挟持した状態で、前記第1内壁面に焼嵌めによって固定された固定部材と、を備え、前記固定スクロールは、前記固定部材によって前記第1突出部の前記第1位置決め面に押し付けられている
また、この発明に係るスクロール圧縮機の製造方法は、第1収容空間を形成する第1内壁面と、前記第1内壁面から突出して形成され、第2内壁面と第1位置決め面とを有する第1突出部と、を備えるシェルに、固定側渦巻体が形成され、外寸が前記第1内壁面で画定される内寸よりも小さく、前記第2内壁面で画定される内寸より大きい固定側台板を備える固定スクロールを挿入するステップと、前記固定スクロールを前記第1突出部の前記第1位置決め面に位置決めするステップと、前記固定側台板が位置している前記シェルの部分を加熱し、前記第1内壁面で画定される内寸を膨張させるステップと、外寸が前記固定側台板の外寸および前記固定側台板が位置している前記シェルの部分が加熱される前の前記第1内壁面で画定される内寸よりも大きい固定部材を、前記第1突出部とで前記固定スクロールを挟持するように前記第1収容空間に配置するステップと、前記シェルの収縮により前記固定部材を記第1内壁面に焼嵌めによって固定するステップと、を備え、前記固定スクロールは、前記固定部材によって前記第1突出部の前記第1位置決め面に押し付けられている
この発明によれば、固定スクロールの撓みを抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機の正面図である。 図1のスクロール圧縮機を側面から見たときの図である。 図2のスクロール圧縮機のX-X’断面を矢印方向から見たときの断面図である。 この発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機の一部構成の分解斜視図である。 メインシェル、固定スクロールおよび固定部材の関係について説明するための図である。 図3の一点鎖線の領域Yの拡大図である。 図6の二点鎖線の領域Zの拡大図である。 1の実施の形態のスクロール圧縮機の製造方法について説明するための図である。 この発明の実施の形態2に係るスクロール圧縮機の断面図である。 この発明の実施の形態3に係るスクロール圧縮機の断面図である。 この発明の実施の形態4に係るスクロール圧縮機の断面図である。 固定部材の変形例について説明するための図である。
以下、図面を参照して、この発明の一実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
以下、実施の形態1について説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機の外観図である。図2は、図1のスクロール圧縮機を側面から見たときの外観図である。図3は、図2のスクロール圧縮機のX-X’断面を矢印方向から見たときの断面図である。図4は、この発明の実施の形態1に係るスクロール圧縮機の一部構成の分解斜視図である。なお、図3においては、シェルおよび圧縮機構等、構成の一部は断面で示しているが、その他の構成は外観図として図示している。
スクロール圧縮機は、シェル1と、メインフレーム2と、スラストプレート3と、圧縮機構部4と、駆動機構部5と、サブフレーム6と、クランクシャフト7と、固定部材8と、を備えている。この実施の形態1の圧縮機は、クランクシャフト7の中心軸が地面に対して略垂直の状態で使用される、いわゆる縦置型のスクロール圧縮機である。
シェル1は、金属などの導電性部材からなる筒状の筐体であり、メインシェル11と、アッパーシェル12と、ロアシェル13と、吸入管14と、吐出管15と、給電部16と、固定台17と、を備えている。メインシェル11は、円筒状の管である。アッパーシェル12は、略半球状の蓋体であり、その一部がメインシェル11の上側で溶接等により接続され、メインシェル11の一方の開口を閉じている。ロアシェル13は、略半球状の底体であり、その一部がメインシェル11の下側において、溶接等により接続され、メインシェル11の他方の開口を閉じている。吸入管14は、冷媒をシェル1の内部に導入するための管であり、メインシェル11の側壁に設けられた孔に、一部が挿入された状態で溶接等により接続されている。吐出管15は、冷媒をシェル1の外部に吐出するための管であり、アッパーシェル12に設けられた孔に、一部が挿入された状態で溶接等により接続されている。
給電部16は、スクロール圧縮機に給電する部材であり、メインシェル11の側壁に設けられている。給電部16は、カバー161と、給電端子162と、配線163と、を備えている。カバー161は、カバー部材である。給電端子162は、金属部材からなり、一方がカバー161に囲まれるように設けられ、他方がメインシェル11の内部に設けられている。配線163は、一方が給電端子162と接続され、他方が駆動機構部5のステータ51と接続されている。固定台17は、シェル1を支える支持台である。固定台17は複数の脚部を有しており、その脚部をネジ固定することによってスクロール圧縮機を空調室外機の筐体等の他の部材に固定可能になっている。
メインフレーム2は、円筒状の金属フレームであり、シェル1の内部に設けられ、圧縮機構部4の揺動スクロール42を揺動自在に保持する。メインフレーム2は、本体部21と、平坦面22と、収容部23と、軸孔24と、吸入ポート25と、返油孔26と、返油管27と、を備えている。
本体部21は、メインフレーム2を構成する主要な部分である。平坦面22は、本体部21の上側に環状に形成されている。収容部23は、本体部21の径方向の中央に、上下方向に延びるように形成されており、図4に示すとおり、オルダム収容部231と、ブッシュ収容部232と、第1オルダム溝233と、で構成されている。オルダム収容部231は、収容部23における上側に設けられている。ブッシュ収容部232は、収容部23における下側に設けられ、オルダム収容部231と連通している。第1オルダム溝233は、本体部21および平坦面22の一部に凹状に形成されたキー溝であり、一対設けられている。軸孔24は、収容部23の下側に設けられ、ブッシュ収容部232と連通している。すなわち、収容部23および軸孔24により、メインフレーム2の上下方向に貫通する空間が形成されている。なお、この軸孔24が形成されているメインフレーム2の部分は、クランクシャフト7を支持する主軸受部として機能する。
吸入ポート25は、圧縮機構部4に冷媒を供給するための孔であり、平坦面22において、本体部21の上下方向に貫通して形成されている。返油孔26は、本体部21における下側にブッシュ収容部232と連通して形成されている。返油管27は、収容部23に溜まった潤滑油をロアシェル13の内側に形成される油溜めに戻すための管であり、返油孔26に挿入されている。なお、吸入ポート25、返油孔26および返油管27は、一つに限らず、複数設けられても良い。
スラストプレート3は、スラスト軸受として機能する鋼板系の薄い金属板であり、メインフレーム2の平坦面22に配置され、圧縮機構部4のスラスト荷重を支持する。スラストプレート3は、切欠き31を備える。切欠き31は、リング状のスラストプレート3の外周の一部を切欠かれるようにして形成された部分であり、メインフレーム2の吸入ポート25に対応して配置される。すなわち、切欠き31は、吸入ポート25からの冷媒の吸入の妨げを防止するためのものであるため、吸入ポート25を覆わないよう、同じ形状か、それよりも大きく形成されている。
圧縮機構部4は、冷媒を圧縮する圧縮機構である。圧縮機構部4は、固定スクロール41と、揺動スクロール42と、オルダムリング43と、チャンバー44と、吐出弁45と、を備えており、これらスクロールにより圧縮室46が形成される。
固定スクロール41は、鋳鉄等の金属からなり、固定側台板411と、固定側渦巻体412と、凸部413と、チップシール414と、吐出ポート415と、を備えている。固定側台板411は、円盤状のフランジである。固定側渦巻体412は、固定側台板411の一方の面から突出して形成された渦巻状の歯である。凸部413は、固定スクロール41の剛性、特に固定側渦巻体412が形成された固定側台板411の剛性を高めるために、固定側台板411の上側に設けられた肉厚部である。凸部413の外寸(直径)は、固定側渦巻体412の形成領域より大きく、固定側台板411の外寸(外径)よりは小さい。チップシール414は、例えば硬質プラスチックからなり、固定側渦巻体412の先端に形成された溝に設けられている。吐出ポート415は、固定側台板411および凸部413の略中央に、その厚み方向である上下方向に貫通して形成された孔である。
揺動スクロール42は、アルミニウム等の金属からなり、揺動側台板421と、揺動側渦巻体422と、チップシール423と、筒状部424と、第2オルダム溝425と、を備えている。揺動側台板421は、円盤状のフランジである。揺動側渦巻体422は、揺動側台板421の一方の面から突出して形成された渦巻状の歯である。チップシール423は、例えば硬質プラスチックからなり、揺動側渦巻体422の先端に形成された溝に設けられている。筒状部424は、揺動側台板421の他方の面の略中央から突出して形成された円筒状のボスである。筒状部424の内周面には、ブッシュ74を回転自在に支持する揺動軸受、いわゆるジャーナル軸受が、その中心軸がクランクシャフト7の中心軸と平行になるように設けられている。第2オルダム溝425は、揺動側台板421の他方の面に形成されたキー溝である。第2オルダム溝425は、筒状部424を挟んで一対対向するように設けられている。一対の第2オルダム溝425は、それらを結ぶ線が、一対の第1オルダム溝233を結ぶ線に対して、直交する関係になるように配置される。
オルダムリング43は、揺動スクロール42が自転することを防止するための部材であり、リング部431と、第1キー部432と、第2キー部433と、を備えている。リング部431は、環状であり、メインフレーム2のオルダム収容部231に設けられている。第1キー部432は、リング部431の一方の面に一対設けられており、メインフレーム2の一対の第1オルダム溝233に各々収容される。第2キー部433は、リング部431の他方の面一対設けられており、揺動スクロール42の一対の第2オルダム溝425に各々収容される。このように揺動スクロール42の第2オルダム溝425をオルダムリング43の第2キー部433に合わせることで、揺動スクロール42の揺動側渦巻体422の回転が規制されるため、メインフレーム2に対する揺動側渦巻体422の位相決めが完了する。
チャンバー44は、固定スクロール41の他方の面に設けられており、吐出ポート415と空間的に連通する吐出孔441を備えている。吐出弁45は、冷媒の圧力に応じて吐出孔441を開閉する弁であり、チャンバー44における上側にねじ止めにされ、吐出ポート415と連通する圧縮室46の冷媒が所定の圧力に達したときに、吐出孔441を閉状態から開状態にする。
圧縮室46は、固定スクロール41の固定側渦巻体412と、揺動スクロール42の揺動側渦巻体422と、を互いに噛み合わせるとともに、渦巻体の先端、チップシールおよび台板と、でシールすることによって形成される。圧縮室46は、スクロールの半径方向において、外側から内側へ向かうに従って容積が縮小する複数の圧縮室で構成される。
冷媒は、例えば、組成中に、炭素の二重結合を有するハロゲン化炭化水素、炭素の二重結合を有しないハロゲン化炭化水素、自然冷媒、又は、それらを含む混合物を使用することができる。例えば、R32(CH2F2)や、R410A(R32/R125)を使用することができる。
駆動機構部5は、メインフレーム2より下側に設けられている。駆動機構部5はステータ51と、ロータ52と、を備えている。ステータ51は、例えば電磁鋼板を複数積層してなる鉄心に、絶縁層を介して巻線を巻回してなるリング状の固定子であり、焼き嵌め等によりメインシェル11の内壁に固定されている。ロータ52は、電磁鋼板を複数積層してなる鉄心の内部に永久磁石を内蔵するとともに、中央に上下方向に貫通する貫通穴を有する円筒状の回転子であり、ステータ51の内部空間に配置されている。
サブフレーム6は、金属製のフレームであり、駆動機構部5の下側に設けられ、焼き嵌めや、溶接等によってメインシェル11の内壁に固定されている。サブフレーム6は、副軸受部61と、オイルポンプ62と、を備えている。副軸受部61は、サブフレーム6の中央上側に設けられたボールベアリングである。オイルポンプ62は、潤滑油を吸い上げるためのポンプであり、サブフレーム6の中央下側に設けられている。
潤滑油は、シェル1の下部のロアシェル13に貯留されており、オイルポンプ62で吸い上げられて、クランクシャフト7内を通り、圧縮機構部4等に供給され、機械的に接触するパーツ同士の摩耗低減、摺動部の温度調節、シール性を改善する。潤滑油としては、潤滑特性、電気絶縁性、安定性、冷媒溶解性、低温流動性などに優れるとともに、適度な粘度の油が好適である。例えば、ナフテン系、ポリオールエステル(POE)、ポリビニールエーテル(PVE)、ポリアルキレングリコール(PAG)の油を使用することができる。
クランクシャフト7は、金属製の棒状部材であり、シェル1の内部に設けられている。クランクシャフト7は、主軸部71と、偏心軸部72と、通油路73と、ブッシュ74と、を備えている。主軸部71は、クランクシャフト7の主要部を構成する軸であり、ロータ52の中心の貫通孔に焼嵌め等により固定され、中心軸が円筒状を呈するメインシェル11の中心軸と一致するように配置されている。偏心軸部72は、その中心軸が主軸部71の中心軸に対して偏心するように、主軸部71における上側に設けられている。通油路73は、主軸部71および偏心軸部72の内部に、軸方向に沿って上下に貫通して設けられている。ブッシュ74は、鉄等の金属からなり、スライダ741と、バランスウエイト742と、を備える。スライダ741は、鍔が形成された筒状の部材であり、偏心軸部72に挿入された状態で、筒状部424に嵌入されている。バランスウエイト742は、上側から見た形状が略C状を呈するウエイト部を備えたドーナツ状の部材であり、スライダ741の鍔に焼嵌め等の方法により嵌合されている。このように構成されたクランクシャフト7は、メインフレーム2の軸孔24に挿入されるとともに、他端側Lがサブフレーム6の副軸受部61の貫通孔に挿入固定される。
固定部材8は、鋳鉄などの金属からなるドーナツ状の部材であり、固定スクロール41の固定側台板411の上側に配置されている。
ここで、メインシェル11、固定スクロール41および固定部材8の寸法について、図5を参照してさらに詳しく説明する。図5は、メインシェル、固定スクロールおよび固定部材の関係について説明するための図である。
メインシェル11は、図5に示すとおり、固定部材8や固定スクロール41の少なくとも一部、例えば固定側台板411を収容する第1収容空間1111を形成する第1内壁面111と、第1内壁面111から突出しする第1突出部112と、第1突出部112において上側に向く面である第1位置決め面113と、を有している。また、揺動スクロール42やメインフレーム2の少なくとも一部を収容する第2収容空間1141を形成する第2内壁面114と、第2内壁面114から突出する第2突出部115と、第2突出部115において上側に向く面である第2位置決め面116と、を有している。なお、この実施の形態では、第2内壁面114は、第1突出部112の内面に形成されている。つまり、メインシェル11は、上側に向かって内径が大きくなる段状の内面形状となっており、第1内壁面111で画定される内寸(内径)r1>第2内壁面114で画定される内寸(内径)r2である。なお、内寸、外寸は真円以外の形状、例えば楕円、多角形も含む意味であり、真円以外の場合の内寸、外寸は、本発明の作用効果を発生させている部分の寸法に当てはめるものとする。
固定スクロール41は、第2内壁面114の内寸r2<固定側台板411の外寸(外径)r3<第1内壁面111の内寸r1となっているため、メインシェル11の上側から挿入することで、第1位置決め面113で位置決めが可能になっている。固定部材8は、内寸(内径)r5>凸部413の外寸(外径)r4、かつ外寸(外径)r6>第1内壁面111の内寸r1である。固定部材8の外寸r6>第1内壁面111の内寸r1であるため、このままでは固定部材8はメインシェル11内に配置できないが、第1内壁面111付近を加熱し、径方向に膨張させることでメインシェル11の上側から挿入、かつ固定側台板411の上側に配置可能になっている。なお、メインシェル11が冷えて径方向に収縮すると、メインシェル11と固定部材8とが固着され、いわゆる焼嵌め状態となる。
ここで、シェル1における固定スクロール41、固定部材8の固定構造について、図6、図7を参照してさらに詳しく説明する。図6は、図3の一点鎖線の領域Yの拡大図である。図7は、図6の二点鎖線の領域Zの拡大図である。
メインシェル11、固定スクロール41、固定部材8が上述した関係であることにより、図6に示すとおり、固定スクロール41は、固定側台板411と第1内壁面111とが離間した状態で第1突出部112に位置決めされ、固定部材8は、第1突出部112とで固定スクロール41を挟持した状態で、第1内壁面111に固定される。これにより、固定スクロール41をメインシェル11に直接固定しなくて済むため、固定スクロール41に焼嵌めによる歪みが作用して変形することを防止でき、理想的な渦巻き形状が崩れて圧縮の効率が低下することを抑制できる。また、固定スクロール41を固定部材8で上側から第1位置決め面113に押し付けているため、固定スクロール41の位置決め精度を高めることができるとともに、圧縮室46の異常な圧力上昇による固定スクロール41の上方向への浮き上がりを抑制できる。さらに、圧縮機の運転中や輸送時の振動による固定スクロール41の上下方向の位置ずれも抑制することができる。なお、当該効果は、アッパーシェル12で固定スクロール41を押さえる構造によっても期待できるが、固定部材8を用いる本実施の形態の方が優れている。具体的には、アッパーシェル12で固定スクロール41を押さえる場合には、メインシェル11とアッパーシェル12を円周溶接する際の熱でアッパーシェル12が熱膨張することにより、常温に戻ったときにアッパーシェル12と固定スクロール41の間に数十~数百μmの隙間が発生するためであり、固定部材8で押さえる場合にはその影響が少ないため固定スクロール41の上方向への浮き上がりや位置ずれに対する効果がさらに高い。
また、固定スクロール41の固定側台板411の外寸r3は、第1内壁面111の内寸r1よりも小さいため、図7に示すように、固定側台板411の側面と第1内壁面111との間にクリアランスCが形成される。このクリアランスCは、最大で第1内壁面111の内寸r1-固定側台板411の外寸r3の大きさであるが、実際には非常に僅かであり、数μmである。このようにクリアランスCが生じることは、固定スクロール41にはメインシェル11による焼嵌めの影響を受けないことを意味し、焼嵌めによる固定側台板411の撓みが発生しないため、スクロールの渦巻状歯の先端の歯先隙間の製造ばらつきを抑制することができる。
次に、スクロール圧縮機の製造方法、特に固定スクロール41および固定部材8を配置する工程について、図8を参照して説明する。図8は、実施の形態1のスクロール圧縮機の製造方法について説明するための図である。
まず、スクロール圧縮機は、(a)に示すように、メインシェル11内に揺動スクロール42までが配置された状態である。具体的には、メインフレーム2を第2突出部115に位置決めした状態で、焼嵌めにより第2内壁面114に固定したのち、揺動スクロール42をメインフレーム2に支持させた状態である。この状態において、メインシェル11の上側から固定スクロール41を第1位置決め面113に押し当てるように挿入し、固定スクロール41を第1突出部112に接触させて位置決めする。このとき、固定スクロール41と第1内壁面111の間にはクリアランスCが形成され、離間している状態であるので、固定スクロール41を回転させることによって揺動側渦巻体422に対する固定側渦巻体412の位置関係を変えることができる。従来のように焼嵌めによって固定スクロールをシェルに固定する場合、加熱・膨張したシェルに固定スクロールを配置してから十秒程度でシェルが収縮して固定スクロールに固着し始めてしまうため、その間に固定スクロール41と揺動スクロール42の渦巻状歯同士の噛み合わせを好適な状態にする、いわゆる位相合わせを行うことが困難であったが、この方法であれば時間的な制約なく、精度の高い位相合わせを容易に行うことができる。
次に、(b)に示すように、第1内壁面111付近、具体的には固定側台板411が位置している部分、およびその部分よりも上側を加熱装置HDで加熱し、固定側台板411の上側のメインシェル11を径方向に膨張させたのち、(c)に示すように、メインシェル11の上側から固定部材8を挿入するとともに、固定部材8で固定スクロール41を第1位置決め面113に押さえつけた状態で、(d)のようにメインシェル11を冷やして径方向に収縮させることで、固定部材8をメインシェル11に焼嵌めしつつ、固定部材8と第1突出部112とで固定スクロール41を挟持させる。なお、このメインシェル11の冷却では、自然冷却でもクーリングファンなどを使用した強制冷却でもよい。
この実施の形態では、固定スクロール41は固定側渦巻体412が形成され、外寸r3が第1内壁面111で画定される内寸r1よりも小さい固定側台板411を備え、第1突出部112に位置決めされ、固定部材8は、第1収容空間1111に配置され、外寸r6が固定側台板411の外寸r3よりも大きく、第1突出部112とで固定スクロール41を挟持した状態で、第1内壁面111に固定される。これにより、固定スクロール41に焼嵌めの影響を発生させないで、固定スクロール41をシェル1内に固定することができる。すなわち、固定スクロール41が焼嵌め力により撓むことないため、スクロールの渦巻状歯同士で形成される歯先隙間が安定化し、圧縮時の高圧冷媒の漏れを低減することができる。これは、第1内壁面111の内寸r1よりも大きい外寸r6の固定部材8を焼嵌めすることで実現しやすい。なお、完成品では、第1内壁面111の内寸r1=固定部材8の外寸r6に見えてしまうが、第1内壁面111による固着力が固定部材8に作用している、すなわち第1内壁面111付近のメインシェル11を熱膨張させなければ固定スクロール41を取り外せない状態であれば、第1内壁面111の内寸r1<固定部材8の外寸r6の関係を満たすと判断できる。また、固定スクロール41と第1内壁面111との間にクリアランスCがあるため、固定部材8を焼嵌めするまでの間に、固定スクロール41と揺動スクロール42の渦巻状歯同士の位相合わせを容易に行うことができ、精度の高いスクロール圧縮機を実現できる。
また、固定スクロール41は、固定側渦巻体412が形成された面に対して反対の面に凸部413を備え、固定部材8はリング状であり、その内寸r5は、凸部413の外寸r4よりも大きいため、固定スクロール41の特に使用されない空間に固定部材8を収容することができる。なお、固定部材8は、焼嵌めによって作用する力に対して強度が必要となるため、内寸r5はできる限り小さいことが望ましいが、内寸r5を小さくするだけでは強度を維持できない場合は、固定部材8の高さを大きくするなどにより、スクロール圧縮機の構造に応じて適宜設定することができる。
シェル1は、固定スクロール41とともに圧縮室46を形成する揺動スクロール42の少なくとも一部を収容する第2収容空間1141を形成する第2内壁面114から突出して形成され、揺動スクロール42を摺動自在に保持するメインフレーム2を位置決めする第2突出部115と、を備えているため、メインシェル11の上側から順次、メインフレーム2や、固定部材8を焼嵌めによって固定することができ、製造方法を簡略化できる。また、固定側台板411の外寸r3は、第2内壁面114で画定される内寸r2より大きいため、固定スクロール41を確実に第1位置決め面113に位置決めおよび固定部材8で挟持することができる。さらに、第2内壁面114は、第1突出部112の内壁に形成されているため、本実施の形態のようなシェル1の内面形状をシンプルにすることができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係るスクロール圧縮機の断面図である。以下の実施の形態等では、図1~図8のスクロール圧縮機と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2では、固定部材8Aは、外周面の上部に突部8A1を備えており、突部8A1において第1内壁面111に固定されている。このように、固定部材8Aが下方向に凸の形状であると、メインシェル11で焼嵌めを行った際に、固定部材8Aが下方向に変形しやすい。そのため、固定部材8Aをメインシェル11に焼嵌めすると、固定スクロール41を下方向に押し付ける力が作用して、固定スクロール41の固定を強めることができ、固定スクロール41の回転や浮き上がりを防止することができる。なお、突部9A1の高さ寸法は、押し付け力や焼嵌め力を考慮して必要な大きさとすることができる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3に係るスクロール圧縮機の断面図である。
実施の形態3では、固定スクロール41Bが凸部を備えておらず、その代わりにチャンバー44の外寸に合わせて、第1の形態1よりも内寸r5が小さい固定部材8Bを使用している。これにより、固定部材8Bの幅(外寸r6-内寸r5)が大きくなるため、強度を高めることができ、焼嵌め力による固定部材8Bの変形を抑制できる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4に係るスクロール圧縮機の断面図である。
実施の形態4では、第1内壁面111の内寸r1よりも外寸が大きいチャンバー44Cを使用することで、チャンバー44Cをメインシェル11に直接焼嵌めている。この実施の形態では、チャンバー44Cが固定部材を兼ねるため、構成部材を減らすことができるとともに、焼嵌め力に対する固定部材としての幅寸法も大きくすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、縦型スクロール圧縮機について説明したが、横型のスクロール圧縮機や斜め型のスクロール圧縮機にも適用できる。その際、それらの圧縮機においては、メインフレームを基準として、圧縮機構部が設けられている側を上側、駆動機構部が設けられている側を下側に置き換えてみることができる。また、駆動機構部5が配置されたメインシェル11内の空間の圧力がアッパーシェル12内の吐出空間の圧力よりも低くなる低圧シェル方式のスクロール圧縮機に限らず、駆動機構部5が配置されたメインシェル11内の空間の圧力がアッパーシェル12内の吐出空間の圧力と同等か、それよりも高くなる高圧シェル方式のスクロール圧縮機にも適用できる。
固定部材8は、固定スクロール41と同じ材料の金属に限らず、比較的剛性があり鋳鉄よりも軽量な金属、例えばステンレスで構成してもよい。また、図12のように、固定スクロール41を押さえる側の固定部材8Dの面に突起部8D1を形成し、固定スクロール41の穴部4111と係合するようにしてもよい。この構造によれば、突起部8D1により固定スクロール41が回転することを抑制することができる。なお、固定部材8に穴部、固定スクロール41に突起部を形成してよく、固定スクロール41と固定部材8とが互いに係合する構造であればよい。
また、アッパーシェル12に固定部材8の機能を兼ねさせてもよい。すなわち、固定側台板411の外径r3<メインシェル11の第1内壁面111で画定される内径r1<アッパーシェル12の外径r6とし、アッパーシェル12と第1突出部112とで固定スクロールを挟持した状態で、アッパーシェル12を第1内壁面111に焼嵌め固定するようにしてもよい。この場合でも第4の実施形態と同様に、構成部材を減らしつつ、第1の実施形態の効果を得ることができる。なお、この実施例におけるアッパーシェル12とメインシェル11の固定は焼嵌めのみに限らず、アッパーシェル12とメインシェル11をさらに円周溶接するようにしてもよい。
1 シェル、11 メインシェル、111 第1内壁面、1111 第1収容空間、112 第1突出部、113 第1位置決め面、114 第2内壁面、1141 第2収容空間、115 第2突出部、116 第2位置決め面、12 アッパーシェル、13 ロアシェル、14 吸入管、15 吐出管、16 給電部、161 カバー、162 給電端子、17 固定台、2 メインフレーム、21 本体部、22 平坦面、23 収容部、231 オルダム収容部、232 ブッシュ収容部、233 第1オルダム溝、24 軸孔、25 吸入ポート、26 返油孔、27 返油管、3 スラストプレート、31 切欠き、4 圧縮機構部、41 固定スクロール、411 固定側台板、4111 穴部、412 固定側渦巻体、413 凸部、414 チップシール、415 吐出ポート、42 揺動スクロール、421 揺動側台板、422 揺動側渦巻体、423 チップシール、424 筒状部、425 第2オルダム溝、43 オルダムリング、431 リング部、432 第1キー部、433 第2キー部、44、44C チャンバー、441 吐出孔、45 吐出弁、46 圧縮室、5 駆動機構部、51 ステータ、52 ロータ、6 サブフレーム、61 副軸受部、62 オイルポンプ、7 クランクシャフト、71 主軸部、72 偏心軸部、73 通油路、74 ブッシュ、741 スライダ、742 バランスウエイト、8、8A、8B、8D 固定部材、8A1 突部、8D1 突起部、C クリアランス、HD 加熱装置。

Claims (8)

  1. 第1収容空間を形成する第1内壁面と、前記第1内壁面から突出して形成され、第2内壁面と第1位置決め面とを有する第1突出部と、を備えるシェルと、
    固定側渦巻体が形成され、外寸が前記第1内壁面で画定される内寸よりも小さく、前記第2内壁面で画定される内寸より大きい固定側台板を備え、前記第1突出部の前記第1位置決め面に位置決めされた固定スクロールと、
    前記第1収容空間に配置され、外寸が前記固定側台板の外寸よりも大きく、前記第1突出部とで前記固定スクロールを挟持した状態で、前記第1内壁面に焼嵌めによって固定された固定部材と、
    を備え
    前記固定スクロールは、前記固定部材によって前記第1突出部の前記第1位置決め面に押し付けられているスクロール圧縮機。
  2. 前記固定部材の外寸は、前記第1内壁面の内寸よりも大きい請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記固定スクロールは、前記固定側渦巻体が形成された面に対して反対の面に凸部を備え、
    前記固定部材はリング状であり、その内寸は、前記凸部の外寸よりも大きい請求項1または請求項2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記シェルは、前記固定スクロールとともに圧縮室を形成する揺動スクロールの少なくとも一部を収容する第2収容空間を形成する前記第2内壁面から突出して形成され、前記揺動スクロールを摺動自在に保持するフレームを位置決めする第2突出部と、を備える請求項1~請求項3の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記第2内壁面は、前記第1突出部の内壁に形成されている請求項に記載のスクロール圧縮機。
  6. 第1収容空間を形成する第1内壁面と、前記第1内壁面から突出して形成され、第2内壁面と第1位置決め面とを有する第1突出部と、を備えるシェルに、固定側渦巻体が形成され、外寸が前記第1内壁面で画定される内寸よりも小さく、前記第2内壁面で画定される内寸より大きい固定側台板を備える固定スクロールを挿入するステップと、
    前記固定スクロールを前記第1突出部の前記第1位置決め面に位置決めするステップと、
    前記固定側台板が位置している前記シェルの部分を加熱し、前記第1内壁面で画定される内寸を膨張させるステップと、
    外寸が前記固定側台板の外寸および前記固定側台板が位置している前記シェルの部分が加熱される前の前記第1内壁面で画定される内寸よりも大きい固定部材を、前記第1突出部とで前記固定スクロールを挟持するように前記第1収容空間に配置するステップと、
    前記シェルの収縮により前記固定部材を記第1内壁面に焼嵌めによって固定するステップと、
    を備え
    前記固定スクロールは、前記固定部材によって前記第1突出部の前記第1位置決め面に押し付けられているスクロール圧縮機の製造方法。
  7. 前記固定部材の外寸は、前記第1内壁面の内寸よりも大きい請求項に記載のスクロール圧縮機の製造方法。
  8. 前記固定側台板が位置している前記シェルの部分を加熱し、膨張させるステップの前に、前記固定スクロールとともに圧縮室を形成する揺動スクロールと前記固定スクロールの位相合わせをするステップを行う請求項または請求項に記載のスクロール圧縮機の製造方法。
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