JP7149704B2 - プリン用油脂組成物 - Google Patents
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Description
例えば、特開2003-134998号公報(特許文献1)には、冷感のある軟らかい食感のプリンを製造することを目的として、油脂中にSUS型トリグリセリドに富む油脂及びラウリン系油脂を含むプリン練込用水中油型乳化物が提案されている。特許文献1の実施例では、パーム中融点部(融点34℃)と硬化ヤシ油とを組み合わせた混合油脂等が使用されている。
特開2009-240257号公報(特許文献2)には、ソフトで且つなめらかな食感を有し、口どけが良好であり、油性感を感じないプリンを製造することを目的として、油相中に、パーム油及び/又はパーム分別軟部油を40~90質量%(油相基準)及び液状油を10~50質量%(油相基準)含有し、且つ、該油相のSFCが、5℃で5~45%であり、35℃で0~10%であって、該油相を20~80質量%(組成物基準)含有するプリン練込用水中油型乳化油脂組成物が提案されている。特許文献2の実施例では、パーム油(ヨウ素価51)又はパームオレイン(ヨウ素価56)とパーム核油とコーン油との混合油脂が使用されている。
特開2013-128481号公報(特許文献3)には、油性感を抑えながらも濃厚なコク味を感じられ、食感がなめらかなプリンを製造することを目的として、(a)乳脂を油相基準で5~40質量%含有し、(b)乳脂100質量部に対し、ラウリン系油脂を50~250質量部含有し、(c)ヨウ素価52~70のパーム分別軟部油を60質量%以上含有する配合油のランダムエステル交換油脂を油相基準で5~50質量%含有する、プリン用水中油型乳化物が提案されている。特許文献3の実施例では、ヨウ素価65又は55のパーム分別軟油部をランダムエステル交換した油脂と、少なくともパーム核油とを組み合わせた混合油脂等が使用されている。
しかし、上記いずれの混合油脂をプリンに配合しても、乳脂肪をプリンに配合したときのような良好な食感、口どけ、及び油性感が得られない。
(1)パーム系油脂のエステル交換油脂(A)とパーム系油脂の非エステル交換油脂(B)とを含む、プリン用油脂組成物。
(2)エステル交換油脂(A)の原料油脂であるパーム系油脂が、上昇融点が25℃未満のパーム分別低融点部である、(1)記載のプリン用油脂組成物。
(3)非エステル交換油脂(B)が、上昇融点が25℃未満のパーム分別低融点部を含む、(1)又は(2)に記載のプリン用油脂組成物。
(4)非エステル交換油脂(B)が、上昇融点が25℃未満のパーム分別低融点部と、上昇融点が25~35℃のパーム分別中融点部との混合油である、(1)~(3)のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物。
(5)5℃におけるSFC(固体脂含量)が、45~60%であり、20℃におけるSFCが10~25%であり、かつ、35℃におけるSFCが、0%を超えて2%以下である、(1)~(4)のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物。
(6)エステル交換油脂(A)の非エステル交換油脂(B)に対する質量比(A/B)が、35/65~50/50である、(1)~(5)のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物。
(7)ラウリン系油脂を含まない、(1)~(6)のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物。
(8)(1)~(7)のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物と水とを含む、プリン用水中油型乳化物。
(9)(1)~(7)のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物又は(8)に記載のプリン用水中油型乳化物を含むプリン。
本発明のプリン用油脂組成物は、パーム系油脂のエステル交換油脂(A)とパーム系油脂の非エステル交換油脂(B)とを含んでいる。
エステル交換油脂の原料油脂であるパーム系油脂は、パーム油又はその加工油脂である限り特に制限されず、例えば、パーム油、パーム分別油、これらの硬化油(部分又は極度硬化油)、これら2種以上の混合油が挙げられる。
上記パーム系油脂のうち、パーム分別油が好ましい。分別方法としては、溶剤分別法、ウインタリング法、乳化分別法、自然分別法などが一般的であるが、これらに限定されない。また、分別回数は、1回又は2回が一般的であるが、3回以上であってもよい。
上記パーム分別油は、パーム分別低融点部、パーム分別中融点部、パーム分別高融点部に分類することができる。
本明細書において、「パーム分別低融点部」とは、上昇融点が25℃未満のパーム分別油を意味し、例えば、パーム油を分別して得られる低融点画分(パームオレイン)、パームオレインを分別して得られる低融点画分(パームダブルオレイン)、これらの混合油を包含する。パーム分別低融点部のヨウ素価は、通常、50を超える(例えば、55以上の)範囲から選択される。
「パーム分別中融点部」とは、上昇融点が25~35℃のパーム分別油を意味し、例えば、パームオレインを分別して得られる高融点画分(パームミッドフラクション)を包含する。パーム分別中融点部のヨウ素価は、通常、30~50の範囲から選択される。
「パーム分別高融点部」とは、上昇融点が35℃を超えるパーム分別油を意味し、例えば、パーム油を分別して得られる高融点画分(パームステアリン)を包含する。パーム分別高融点部のヨウ素価は、通常、40未満(例えば、10~40)の範囲から選択される。
上記パーム分別油のうち、上昇融点が25℃未満(例えば、5℃以上25℃未満)のパーム分別低融点部が好ましい。該パーム分別低融点部のヨウ素価は、55~70であるのが好ましく、55~65であるのがより好ましい。例えば、ヨウ素価が55~65のパーム分別低融点部は、パーム油からヨウ素価が55~65の低融点画分を分別したものであってもよく、パーム油からヨウ素価が55~60の低融点画分を分別したものと、パーム油(又はヨウ素価が55以上のパーム油低融点画分)からヨウ素価が60~65の低融点画分を分別したものとの混合油であってもよい。
なお、上昇融点は、基準油脂分析試験法「2.2.4.2-1996 融点(上昇融点)」に記載の方法に基づいて測定される。なお、上昇融点が低い油脂の測定においては、水の代わりにエタノールを用いる場合がある。ヨウ素価は、基準油脂分析試験法「3.3.3-1996 ヨウ素価(ウィイス-シクロヘキサン法)」に記載の方法に基づいて測定される。
パーム系油脂のエステル交換油脂は、選択的エステル交換油脂及びランダムエステル交換油脂のいずれであってもよいが、ランダムエステル交換油脂が好ましい。
パーム系油脂のエステル交換油脂の含有量は、プリン用油脂組成物の総質量(又は該油脂組成物中の植物油脂の総質量)に対して、例えば、15~65質量%、好ましくは20~60質量%(例えば、25~55質量%)、さらに好ましくは30~50質量%(例えば、35~50質量%)である。パーム系油脂のエステル交換油脂の含有量が少なすぎると、乳脂肪を配合した場合と異なる食感及び油性感になりやすく、パーム系油脂のエステル交換油脂の含有量が多すぎると、乳脂肪を配合した場合と異なる口どけになりやすい。
パーム系油脂の非エステル交換油脂は、パーム油又はその加工油脂である限り特に制限されず、例えば、例えば、パーム油、パーム分別油、これらの硬化油(部分硬化油、極度硬化油)、これら2種以上の混合油が挙げられる。
上記パーム系油脂は、乳脂肪を配合したときのような口どけを得る点から、上昇融点が25℃未満(例えば、5℃以上25℃未満)のパーム分別低融点部を含むことが好ましい。該パーム分別低融点部のヨウ素価は、55~70であるのが好ましく、55~65であるのがより好ましい。上記パーム系油脂は、乳脂肪を配合したときのような食感及び油性感に調整する点から、上記パーム分別低融点部と、上昇融点が25~35℃のパーム分別中融点部との混合油であってもよい。上記パーム分別中融点部の含有量は、上記混合油の総質量に対して、1~60質量%(例えば、5~60質量%)であるのが好ましく、10~55質量%(例えば、15~55質量%)であるのがより好ましく、20~50質量%(例えば、25~45質量%)であるのが特に好ましい。上記パーム分別中融点部の含有量が多すぎると、乳脂肪を配合した場合よりも硬すぎる食感になる。
パーム系油脂の非エステル交換油脂の含有量は、プリン用油脂組成物の総質量(又は該油脂組成物中の植物油脂の総質量)に対して、例えば、35~85質量%、好ましくは40~80質量%(例えば、45~75質量%)、さらに好ましくは50~70質量%(例えば、50~65質量%)である。パーム系油脂の非エステル交換油脂の含有量が少なすぎると、乳脂肪を配合した場合と異なる口どけになりやすく、パーム系油脂の非エステル交換油脂の含有量が多すぎると、乳脂肪を配合した場合と異なる食感及び油性感になりやすい。
エステル交換油脂(A)の非エステル交換油脂(B)に対する質量比(A/B)は、特に制限されないが、食感、口どけ及び油性感のバランスの点から、例えば、15/85~65/35であり、20/80~60/40(例えば、25/75~55/45)であるのが好ましく、30/70~50/50(例えば、35/65~50/50)であるのがより好ましい。
その他の油脂のうち、パーム系油脂以外の植物油脂の含有量は、プリン用油脂組成物の総質量(又は該油脂組成物中の植物油脂の総質量)に対して、例えば、10質量%以下であってもよく、5質量%以下(例えば、0.1~1質量%)であってもよい。食感及びコストの点から、ラウリン系油脂を含まないことが好ましく、食感及び油性感の点から、液状油脂を含まないことが好ましい。
また、その他の油脂のうち、動物油脂の含有量は、プリン用油脂組成物の総質量(又は該油脂組成物中の植物油脂の総質量)に対して、例えば、30質量%以下、好ましくは20質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下(例えば、0.5~5質量%)である。
本発明のプリン用油脂組成物は、エステル交換油脂(A)と非エステル交換油脂(B)の組み合わせにより、乳脂肪を配合したときのような食感、口どけ、及び油性感が得られるため、乳脂肪の代替として使用することができる。
本発明のプリン用油脂組成物の20℃におけるSFCは、特に制限されないが、乳脂肪を配合したときのような油性感を得る点から、10~25%であるのが好ましく、12~20%であるのがより好ましい。
本発明のプリン用油脂組成物の35℃におけるSFCは、特に制限されないが、乳脂肪を配合したときのような口どけを得る点から、0%を超えて2%以下であるのが好ましく、0.1~1.5%であるのがより好ましい。
また、本発明のプリン用油脂組成物のSFCは、例えば、5℃~35℃の範囲で、乳脂肪のSFCと類似しているのが好ましく、両者のSFCの差は±5%以内であるのが好ましい。
なお、SFCは、後述の実施例に記載のように、日本油化学会編「基準油脂分析試験法」(2013年)に記載の「2.2.9固体脂含量(NMR法)」に準拠して測定することができる。
本発明は、上記のプリン用油脂組成物(油相)と水(水相)とを含むプリン用水中油型乳化物も包含する。このプリン用水中油型乳化物は、各種添加剤、例えば、乳化剤、安定剤、糖類、乳成分、増粘剤(ゲル化剤)、保存料、着色料、香料、酸化防止剤、pH調整剤などを含んでいてもよい。これらの添加剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらの添加剤のうち、乳化剤、糖類、乳成分が汎用される。具体的には、プリン用油脂組成物及び乳化剤を含む油相と、水、糖類及び乳成分を含む水相とを含むプリン用水中油型乳化物、或いは、プリン用油脂組成物を含む油相と、水、糖類、乳成分及び乳化剤を含む水相とを含むプリン用水中油型乳化物が汎用される。なお、ゲルプリンを調製する場合には、通常、増粘剤が使用され、水相に増粘剤を配合する場合が多い。
本発明は、上記プリン用油脂組成物(又は上記プリン用水中油型乳化物)を含むプリンも包含する。上記プリンは、蒸しプリン(焼きプリン又はカスタードプリン)であってもよく、ゲルプリンであってもよい。
<SFC(固体脂含量)>
試料のSFCは、日本油化学会編「基準油脂分析試験法」(2013年)に記載の「2.2.9固体脂含量(NMR法)」に準拠して測定した。具体的には、試料を70℃の恒温槽で加熱し、均一にして試験管に入れた。試験管に入れた試料を60.0±0.2℃で30分間保持した。この試料を0±0.2℃に30分間保持し、さらに25±0.2℃に移し30分間保持した。再び0±0.2℃に30分間保持した後、測定温度(T±0.2℃)に30分間保持して、試料のNMRシグナルを測定した。測定後は試料を次の測定温度に移し、30分間保持した後、試料のNMRシグナルを測定した。以下、同様の操作を繰り返した。測定温度は5℃、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃、35℃であり、低温から順に測定した。
<食感>
プリンの食感を5名のパネラーの協議により、以下の基準で評価した。
◎:乳脂肪を配合した場合と同等の硬さである
〇:乳脂肪を配合した場合とほぼ同等の硬さである
△:乳脂肪を配合した場合に比べて硬い又は軟らかい
×:乳脂肪を配合した場合に比べて非常に硬い又は軟らかい
<口どけ>
プリンの口どけを5名のパネラーの協議により、以下の基準で評価した。
◎:乳脂肪を配合した場合と同等の口どけである
〇:乳脂肪を配合した場合とほぼ同等の口どけである
△:乳脂肪を配合した場合に比べて口どけが速い又は口残りがある
×:乳脂肪を配合した場合に比べて口どけが非常に速い又は口残りが非常に多い
<油性感>
プリンの油性感を5名のパネラーの協議により、以下の基準で評価した。
◎:乳脂肪を配合した場合と同等の油性感である
〇:乳脂肪を配合した場合とほぼ同等の油性感である
△:乳脂肪を配合した場合と比べて油性感が強い又は弱い
×:乳脂肪を配合した場合と比べて油性感が非常に強い又は非常に弱い
油脂組成物15.82部と乳化剤[グリセリン脂肪酸エステル、商品名「エマルジーMP」(理研ビタミン株式会社製)]0.18部とを混合し、油相を調製した。
水65.8部と砂糖10.0部と脱脂粉乳8.0部とゲル化剤[増粘多糖類、商品名「ゲルアップPI」(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製)]0.2部とを混合し、水相を調製した。
上記油相16部と上記水相84部とを合わせて、65℃で予備乳化を行い、85℃で加熱殺菌し、ホモジナイザーを用いて150kg/cm2の圧力、次いで20kg/cm2の圧力で均質化し、水中油型乳化物を得た。該水中油型乳化物をプリンカップに充填し、5℃に冷却することにより、ゲルプリンを得た。
なお、油脂組成物として乳脂肪を使用する比較例では、上記油相16部の代わりに乳脂肪47質量%含有生クリーム34.0部を用いる点、水の量を49.3部に変更した点、及び、脱脂粉乳の量を6.5部に変更した点を除き、上記と同様にしてゲルプリンを調製した。
本発明者は、本発明の課題を解決すべく油脂の種類について鋭意検討を重ねたところ、パーム系油脂をエステル交換することにより、プリンの食感及び油性感が改善することを見出した。
具体的には、油脂組成物として、パーム分別低融点部、そのエステル交換油脂、又は乳脂肪(コントロール)を使用し、ゲルプリンを調製したところ、以下の表1に示す結果が得られた。
(2) パーム分別低融点部1:パームオレイン(ヨウ素価60、上昇融点20.0℃)
しかし、パーム系油脂のエステル交換油脂(A)単独では、乳脂肪を配合したときのような口どけが得られなかった。そこで、本発明者は、以下の表2に示す油脂組成物を用いて、ゲルプリンを調製し、食感、口どけ、及び油性感について評価した。
油脂組成物14.85部と乳化剤[グリセリン脂肪酸エステル、商品名「エマルジーMP」(理研ビタミン株式会社製)]0.15部とを混合し、油相を調製した。
水54.0部と砂糖11.0部と脱脂粉乳8.0部とを混合して水相を調製し、該水相を60℃まで加熱した後、上記油相と合わせて、65℃で予備乳化を行い、85℃で加熱殺菌し、40℃に冷却し、予備乳化物を得た。
上記予備乳化物に卵12部を混合し、ホモジナイザーを用いて130kg/cm2の圧力、次いで50kg/cm2の圧力で均質化し、水中油型乳化物を得た。該水中油型乳化物をプリンカップに分注し、該プリンカップを、水を張ったトレイに置き、85℃で50分間湯煎焼きし、5℃に冷却し、蒸しプリンを得た。
なお、油脂組成物として乳脂肪を使用する比較例では、上記油相15部の代わりに乳脂肪47質量%含有生クリーム31.81部を用いた点、及び、水の量を38.52部に変更した点を除き、上記と同様にして蒸しプリンを調製した。
Claims (7)
- パーム系油脂のエステル交換油脂(A)15~55質量%とパーム系油脂の非エステル交換油脂(B)45~85質量%とからなり、
エステル交換油脂(A)の原料油脂であるパーム系油脂が、ヨウ素価が55~65でありかつ上昇融点が25℃未満のパーム分別低融点部であり、
非エステル交換油脂(B)が、
(B-1)ヨウ素価が55~65でありかつ上昇融点が25℃未満のパーム分別低融点部からなるか、または
(B-2)ヨウ素価が55~65でありかつ上昇融点が25℃未満のパーム分別低融点部と、ヨウ素価が30~50でありかつ上昇融点が25~35℃のパーム分別中融点部との混合油からなり、前記パーム分別中融点部を油脂組成物の質量に対して10~40質量%の範囲で含み、さらに
油脂組成物の、5℃におけるSFC(固体脂含量)が45~65%であり、20℃におけるSFCが10~25%であり、かつ、35℃におけるSFCが0%を超えて2%以下である、
プリン用油脂組成物。 - 非エステル交換油脂(B)が、(B-1)ヨウ素価が55~65でありかつ上昇融点が25℃未満のパーム分別低融点部からなる、請求項1に記載のプリン用油脂組成物。
- 非エステル交換油脂(B)が、(B-2)ヨウ素価が55~65でありかつ上昇融点が25℃未満のパーム分別低融点部と、上昇融点がヨウ素価が30~50でありかつ25~35℃のパーム分別中融点部との混合油からなる、請求項1に記載のプリン用油脂組成物。
- 5℃におけるSFC(固体脂含量)が48~60%であり、20℃におけるSFCが12~20%であり、かつ、35℃におけるSFCが0%を超えて2%以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物。
- エステル交換油脂(A)の非エステル交換油脂(B)に対する質量比(A/B)が、35/65~50/50である、請求項1~4のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物と水とを含む、プリン用水中油型乳化物。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載のプリン用油脂組成物又は請求項6に記載のプリン用水中油型乳化物を含むプリン。
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BMC Biotechnology, 2012年,Vol.12,48 (p.1-8) |
Eur. J. Lipid Sci. Technol., 2007年,Vol.109,p.336-349 |
Food Sci. Technol. Int. Tokyo, 1997年,Vol.3, No.1,p.77-81 |
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Publication number | Publication date |
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JP2019106947A (ja) | 2019-07-04 |
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