JP7145666B2 - 積層セラミック部品の製造方法 - Google Patents
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Description
第1の導電ペーストパターンは電極パターンおよびアライメントマークを含む。第1の導電ペーストパターンの少なくとも一部の配置を検出する工程は、アライメントマークの配置を検出する工程を含む。積層シートは、第2のグリーンシート上に配置され平面視において第1の導電ペーストパターンのアライメントマークの外側にのみ配置された第2の導電ペーストパターンと、第2の導電ペーストパターン上に配置された第3のグリーンシートと、を含む。外部導電ペーストパターンを形成する工程は、積層シートの表面のうち第3のグリーンシートによって第1の導電ペーストパターンから隔てられた部分の上に外部導電ペーストパターンを形成する工程を含む。
(積層セラミック部品)
積層セラミック部品は、セラミックからなる誘電体層と、内部電極層とが交互に積層された構造を有する電子部品である。内部電極層の数は任意であるが、以下においては積層セラミック部品が3つの内部電極層を有する場合について説明する。
積層セラミック部品90F(図1~図3)の製造方法は、脱バインダ工程および焼成工程を含む。これらの工程は、各々から複数の積層セラミック部品90Fが形成されることになる積層シート、または、1つの積層セラミック部品90Fとなるグリーンチップに対して行われる。脱バインダ工程において、加熱によりバインダ成分および可塑剤成分が除去される。その後、焼成工程において、セラミック粉末が、加熱により焼結する。積層シートが焼成された場合は、得られた焼成体から、複数の積層セラミック部品90Fに対応する構造を切り出す工程が行われる。また必要に応じて、焼成後に電極構造が追加されてよい。以下においては、焼成されることによって1つの積層セラミック部品90Fとなるグリーンチップの構成について説明する。
グリーンチップ90の製造方法は、積層シートからグリーンチップを切り出す工程を含む。積層シートの製造方法は、平面視において積層セラミック部品90Fよりも大きな複数のグリーンシート10を互いに積層する工程を含む。グリーンチップ90が製造される場合、大きなグリーンシート10を用いて形成された大きな積層シートから複数のグリーンチップ90が切り出されることによって、製造効率を高めることができる。また積層シートが焼成される場合は、得られた焼成体から、複数の積層セラミック部品90Fに対応する構造が切り出されることによって、製造効率を高めることができる。
本実施の形態によれば、図14に示されているように、第1のグリーンシート11と第2のグリーンシート12との間に挟まれた第1の導電ペーストパターン21の少なくとも一部の配置が、積層シート80を透過する透過光LSを測定することによって検出される。これにより、積層シート80中の第1の導電ペーストパターン21との相対位置を精確に管理しつつ、積層シート80上に外部導電ペーストパターン24を形成することができる。
本実施の形態2においては、積層シート80(図13:実施の形態1)を形成するための、他の方法について説明する。図17~図21は、本実施の形態2におけるグリーンチップの製造方法の工程を概略的に示す断面図である。
(積層セラミック部品)
図22は、本実施の形態3における積層セラミック部品90Fvの構成を概略的に示す斜視図である。図23は、図22の下面図である。図24は、図23の線XXIV-XXIVに沿う概略断面図である。
積層セラミック部品90Fv(図22~図24)の製造方法について、特に、グリーンチップの焼成工程を含む場合について説明する。なお、上記実施の形態1で説明したように、グリーンチップの焼成工程に代わって積層シートの焼成工程が行われてもよい。
A2 アライメント領域
L1,L2,LS 透過光
HL ピン穴
LL 照明光
PS 基準位置
10 グリーンシート
10F 誘電体部
11 第1のグリーンシート
11F 第1の誘電体層
12 第2のグリーンシート
12F 第2の誘電体層
13 第3のグリーンシート
13F 第3の誘電体層
14 第4のグリーンシート
14F 第4の誘電体層
21 第1の導電ペーストパターン
21A アライメントマーク
21E 電極パターン
21F 第1の内部電極層
22 第2の導電ペーストパターン
22F 第2の内部電極層
23 第3の導電ペーストパターン
23F 第3の内部電極層
24,25 外部導電ペーストパターン
24F,25F 外部電極層
24a,25a 第1の外部導電ペーストパターン
24b,25b 第2の外部導電ペーストパターン
24Fa,25Fa 第1の外部電極層
24Fb,25Fb 第2の外部電極層
30 側面導電ペースト層
30F 側面電極層
30a 第1の側面導電ペースト層
30b 第2の側面導電ペースト層
30Fa 第1の側面電極層
30Fb 第2の側面電極層
80,80v 積層シート
90,90N グリーンチップ
90F,90Fv 積層セラミック部品
101 光源
102 カメラ
Claims (3)
- 第1のグリーンシートと、
前記第1のグリーンシート上に配置され、電極パターンおよびアライメントマークを含む第1の導電ペーストパターンと、
前記第1の導電ペーストパターン上に配置された第2のグリーンシートと、
前記第2のグリーンシート上に配置され、平面視において前記第1の導電ペーストパターンの前記アライメントマークの外側にのみ配置された第2の導電ペーストパターンと、
前記第2の導電ペーストパターン上に配置された第3のグリーンシートと、
を含む積層シートを形成する工程と、
前記積層シートの透過光を得るための光を照射する工程と、
前記積層シートの透過光を測定することによって、前記第1の導電ペーストパターンの前記アライメントマークの配置を検出する工程と、
前記第1の導電ペーストパターンの前記アライメントマークの配置から定められた基準位置を用いて、前記積層シートの表面のうち前記第3のグリーンシートによって前記第1の導電ペーストパターンから隔てられた部分の上に外部導電ペーストパターンを形成する工程と、
を備える、積層セラミック部品の製造方法。 - 前記積層シートを形成する工程は、
前記第1のグリーンシートと前記第1の導電ペーストパターンと前記第2のグリーンシートとの透過光を得るための光を照射する工程と、
前記第1のグリーンシートと前記第1の導電ペーストパターンと前記第2のグリーンシートとの透過光を測定することによって、前記第1の導電ペーストパターンの前記アライメントマークの配置を検出する工程と、
前記第1の導電ペーストパターンの前記アライメントマークの配置から定められた基準位置を用いて、前記第2のグリーンシート上に前記第2の導電ペーストパターンを形成する工程と、
を含む、請求項1に記載の積層セラミック部品の製造方法。 - 前記積層シートの透過光を得るための光は赤色光である、請求項1または2に記載の積層セラミック部品の製造方法。
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JP2008141212A (ja) | 2001-08-10 | 2008-06-19 | Murata Mfg Co Ltd | 積層セラミック電子部品の製造方法 |
JP2010283180A (ja) | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品の製造方法及び製造装置 |
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