JP7145377B2 - プローバ及びプローブ検査方法 - Google Patents
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Description
コンタクト動作の事前動作について説明する。
アライメント装置70にウエハチャック34が受け渡された後、図7の符号500Aに示すように、チャック固定用電磁弁制御部112は、チャック固定用電磁弁84をON(開状態)とし、Z軸移動・回転部72のウエハチャック支持面72a(図4参照)にウエハチャック34を吸着して固定する。このとき、Z軸移動・回転部72の位置決めピン88をウエハチャック34のVブロック90のV溝内に係合させることで、アライメント装置70とウエハチャック34との相対的な位置決めが行われる。
次に、X軸移動制御部102、Y軸移動制御部104、及びθ回転制御部108は、全体制御部100による制御の下、針位置検出カメラ及びウエハアライメントカメラにより撮像された結果に基づき、X軸駆動モータ118、Y軸駆動モータ120、回転駆動モータ124を制御して、ウエハチャック34に保持されたウエハWとプローブカード32との相対的な位置合わせを行う。
次に、吸引制御部114は、真空電空レギュレータ54の動作を制御して、吸引口50を介して吸引を開始する(図9の時間T1)。これにより、チャック吸着圧力(吸引口50に付与される負圧)は圧力値0から設定圧力値P1に向かって徐々に上昇する。なお、設定圧力値P1となるタイミングは少なくとも後述のウエハチャック固定解除工程が開始されるタイミング(図9の時間T3)よりも前または同時であることが好ましい。これにより、アライメント装置70(Z軸移動・回転部72)からヘッドステージ30(プローブカード32側)へのウエハチャック34の受け渡し動作を安定して行うことができる。
次に、図7の符号500B及び500Cに示すように、Z軸移動制御部106は、Z軸駆動モータ122を制御して、Z軸移動・回転部72を上昇させることにより、ウエハチャック34をプローブカード32に向かって移動させる(図9の時間T2~T3)。具体的には、ウエハチャック34を所定の高さ位置(待機位置)H0からプローブ36の先端位置(コンタクト位置)H1まで移動させる。なお、Z軸上昇工程は本発明のウエハチャック移動工程の一例である。
これにより、ウエハチャック34をプローブカード32に向かって移動させたとき、リング状シール部材48がヘッドステージ30に接触した状態となった後においても、ウエハチャック34の移動に伴う内部空間Sの体積(容積)の減少分の気体が吸引されるので、内部空間Sの圧縮による反力が生じることがない。
次に、Z軸移動制御部106は、ウエハチャック34の高さ位置がコンタクト位置H1に到達したか否かを判断する。この判断はウエハチャック34の高さ位置がコンタクト位置H1に到達するまで繰り返し行われ、ウエハチャック34の高さ位置がコンタクト位置H1に到達した場合には次のステップS20に進む。
上述したウエハチャック高さ判断工程(ステップS18)において、ウエハチャック34の高さ位置がコンタクト位置H1に到達したと判断された場合、Z軸移動制御部106は、Z軸移動・回転部72の上昇を停止する。これにより、プローブカード32の各プローブ36はオーバードライブ量が0(ゼロ)の状態でウエハWの各チップの電極パッドに接触した状態となる。
次に、図8の符号500Eに示すように、チャック固定用電磁弁制御部112は、チャック固定用電磁弁84をOFF(閉状態)とし、Z軸移動・回転部72の吸引口80(図4参照)によるウエハチャック34の固定を解除する(図9の時間T3)。
次に、図8の符号500Fに示すように、Z軸移動制御部106は、Z軸駆動モータ122を制御して、Z軸移動・回転部72を所定の高さ位置(待機位置)まで下降させる(図9の時間T5~T6)。
Claims (4)
- ウエハを保持するウエハチャックと、
前記ウエハチャックに対向する面に複数のプローブを有するプローブカードと、
前記ウエハチャックと前記プローブカードとの間に内部空間を形成する環状のシール部材と、
前記ウエハチャックを着脱自在に固定するウエハチャック固定部を有し、前記ウエハチャック固定部に固定された前記ウエハチャックを昇降させる機械的昇降手段と、
前記内部空間を減圧することにより前記ウエハチャックを前記プローブカード側に吸着保持する吸引手段と、
前記機械的昇降手段による昇降動作を制御する昇降制御手段であって、前記プローブが前記ウエハの電極パッドに接触するコンタクト位置まで前記ウエハチャックを移動させる昇降制御手段と、
前記吸引手段による吸引動作を制御する吸引制御手段であって、前記コンタクト位置から前記プローブが前記ウエハの電極パッドにオーバードライブの状態で接触するオーバードライブ位置まで前記ウエハチャックを移動させる吸引制御手段と、
を備え、
前記オーバードライブとなる範囲での前記ウエハチャックの移動を、前記機械的昇降手段ではなく、前記吸引手段による前記内部空間の減圧によって行い、
前記吸引制御手段は、前記内部空間が密閉状態となる前に前記吸引手段による吸引動作を開始させる、
プローバ。 - 前記吸引制御手段は、前記機械的昇降手段による前記ウエハチャックの移動速度に基づいて前記吸引手段による吸引量を設定する、
請求項1に記載のプローバ。 - ウエハを保持するウエハチャックと、
前記ウエハチャックに対向する面に複数のプローブを有するプローブカードと、
前記ウエハチャックと前記プローブカードとの間に内部空間を形成する環状のシール部材と、
前記ウエハチャックを着脱自在に固定するウエハチャック固定部を有し、前記ウエハチャック固定部に固定された前記ウエハチャックを昇降させる機械的昇降手段と、
前記内部空間を減圧することにより前記ウエハチャックを前記プローブカード側に吸着保持する吸引手段と、
を備えるプローバにおけるプローブ検査方法であって、
前記機械的昇降手段により前記ウエハチャックを前記プローブカードに向かって移動させる工程であって、前記プローブが前記ウエハの電極パッドに接触するコンタクト位置まで前記ウエハチャックを移動させるウエハチャック移動工程と、
前記吸引手段により前記内部空間を減圧する工程であって、前記コンタクト位置から前記プローブが前記ウエハの電極パッドにオーバードライブの状態で接触するオーバードライブ位置まで前記ウエハチャックを移動させる吸引工程と、
を備え、
前記オーバードライブとなる範囲での前記ウエハチャックの移動を、前記機械的昇降手段ではなく、前記吸引手段による前記内部空間の減圧によって行い、
前記吸引工程は、前記内部空間が密閉状態となる前に開始される、
プローブ検査方法。 - 前記吸引工程は、前記機械的昇降手段による前記ウエハチャックの移動速度に基づいて前記吸引手段による吸引量を設定する、
請求項3に記載のプローブ検査方法。
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