JP7143698B2 - 現金処理装置 - Google Patents
現金処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7143698B2 JP7143698B2 JP2018173382A JP2018173382A JP7143698B2 JP 7143698 B2 JP7143698 B2 JP 7143698B2 JP 2018173382 A JP2018173382 A JP 2018173382A JP 2018173382 A JP2018173382 A JP 2018173382A JP 7143698 B2 JP7143698 B2 JP 7143698B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- state
- denomination
- control unit
- end system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、金種毎に現金を収納する収納部と、前記収納部の状態を表示する表示部と、前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定し、前記エンド系の状態表示無しに決定されている金種のうち、料金授受取引で出金した金種を、前記エンド系の状態表示有りに決定変更する、現金処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、金種毎に現金を収納する収納部と、前記収納部の状態を表示する表示部と、前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定し、前記制御部は、前記エンド状態または前記ニアエンド状態が発生した金種について状態表示を行うと共に、当該金種についての今後のエンド系表示有無を決定させる前記表示有無選択画面を表示する、現金処理装置が提供される。
本発明の実施形態は、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設に設置される現金処理装置に適用される。本実施形態による現金処理装置は、例えば、レジで用いられる釣銭準備金として紙幣および硬貨を出金する釣銭出金、およびレジから回収された紙幣および硬貨を入金する売上入金などの処理を実行可能である。以下、このような本発明の実施形態による現金処理装置の構成および動作について順次詳細に説明する。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る現金処理装置100の概略構成について説明する。図1に示したように、本発明の実施形態による現金処理装置100は、本体100aおよびアダプタ100bを有する。本体100aとアダプタ100bとは有線または無線で接続されている。
制御部160は、操作者が所望の処理を選択するための取引選択画面を操作表示部133または操作指示部150に表示させ、取引選択画面において操作者により選択された取引を制御する。
制御部160は、収納庫に収納された現金の枚数を管理し、その状態(収納庫状態)を、操作表示部133または操作指示部150の表示面や、現金処理装置100に設けられたLED(Light Emitting Diode)等の発光部により利用者に提示することが可能である。
・フル状態;フル枚数として設定された閾値以上の状態。フル枚数の閾値は、例えば最大集積可能枚数等、構造上決定されるものであってもよく、装置側で予め設定される。
・ニアフル状態;ニアフルとして設定された枚数以上、かつ、フル枚数未満の状態。ニアフル枚数の閾値は、利用者が設定により指定することが可能である。
・ニアエンド状態;ニアエンドとして設定された枚数以下、かつ、0枚より多い状態。ニアエンド枚数の閾値は、利用者が設定により指定することが可能である。
・エンド状態;0枚の状態。
収納庫の状態表示制御において、常に全ての金種について状態表示が行われることは煩わしい場合がある。例えば、現金処理装置の運用形態によっては、必ずしも全ての金種を現金処理装置に収納しておく必要がない場合がある。具体的には、例えば釣銭として出金しない金種(例えば、万券、二千券、五円硬貨、一円硬貨)については、現金処理装置に収納しておかなくても問題がないため、このような運用の際に本来は不要である収納する必要のない金種の収納庫状態が表示されると、利用者にとって煩わしいものとなる。また、補充取引の必要性の考慮に時間が取られることにもなる。
本実施形態による現金処理装置100の動作において、制御部160は、表示有無選択画面からの利用者による操作、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて、収納庫状態の表示有無を適宜決定し、業務効率化を実現させる。以下、本実施形態の動作について、複数の実施例を用いて具体的に説明する。
制御部160は、現金処理装置100の電源投入時に、操作表示部133または操作指示部150に、「表示有無選択画面」を表示し、金種毎に、エンド系(本明細書では、エンド状態およびニアエンド状態を含めて「エンド系」と称す)の状態表示の有無を利用者に決定させる。
第1の実施例によれば、現金処理装置100の電源投入時(使用開始時)に、釣銭として使用しない金種のエンド、ニアエンドの状態表示を行わないよう利用者が任意に決定することができる。これにより、不要なエンド系の状態表示(利用者への通知など)が視界に入る煩わしさの解消と、「補充取引」の必要性の考慮およびその実行の手間を省くことにより、業務効率化を実現することができる。
上述した第1の実施例では、電源投入時に、全ての金種について、「表示有無選択画面」からエンド系の状態表示有無を選択しているが、第2の実施例では、電源投入時における各金種の状態に応じて、釣銭として使用しない可能性のある金種のみ、「表示有無選択画面」で選択対象とすることで、さらに業務効率化を図る。
第2の実施例により、釣銭として使用する可能性の高い金種のエンド系表示有無選択の手間を省くことができ、さらに業務効率化が図れる。
続いて、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて、状態表示の有無を自動で決定する場合について説明する。
第3の実施例によれば、現金処理装置100自身が、釣銭として使用されている金種を判別し、エンド系の状態表示有無を決定することができるため、利用者の決定操作が不要となり、さらなる業務改善が図れる。
上述した第3の実施例では、「補充」取引があった場合にエンド系の状態表示「有」とした決定内容については、現金処理装置100の電源がOFFにならない限り変更されないが、第4の実施例では、さらに、「回収」取引の有無に応じて、その金種のエンド系の状態表示有無を変更することを可能とする。
以上により、第4の実施例によれば、現金処理装置100の運用が24時間通電の場合においても、電源OFFすることなく、エンド系表示有無を変更することが可能となる。
次いで、電源投入後における金種毎の「料金授受」取引で出金された金種のみ、状態表示の対象とする場合について説明する。
第5の実施例によれば、現金処理装置100自身が、釣銭として使用されている金種を判別し、エンド系の状態表示有無を決定することができるため、利用者の決定操作が不要となり、さらなる業務改善が図れる。
制御部160は、現金処理装置100の電源投入後、金種毎に、最初にエンドまたはニアエンドが発生した際に、その金種の今後のエンド系表示有無について利用者に決定させるようにしてもよい。本実施例では、現金処理装置100の電源投入の段階では全ての金種がエンド系表示有無の対象とされる。
以上により、電源投入時に全ての金種についてエンド系表示有無を判断することなく、金種毎にエンド系状態が発生した際に判断することで、業務効率化が実現される。
制御部160は、エンド系状態の表示有無について、現金処理装置100の待機画面や、有高照会画面、または、有高照会レシート等で参照できるようにしてもよい。以下、図面を用いて具体例を説明する。
「エンド系通知あり(警告):一千、500、100、50、10
エンド系通知あり(表示):五千」
第7の実施例によれば、エンド系状態の表示有無確認を容易にすることができる。
現金処理装置100の「設定」取引により、エンド系表示有無を設定する場合について説明する。上述した各実施例では、現金処理装置100の電源がOFFされた際は、エンド系表示有無の決定は消滅(リセット)されるが、本実施例では、「設定」取引によりエンド系表示有無を設定することで、電源OFFされても有効にすることができる。
第8の実施例によれば、設定取引により設定した内容は、再度設定取引により変更しない限り、現金処理装置100の電源をOFFにしても有効なため、電源をON/OFFの度に、都度設定する手間を省き、業務を効率化することができる。
制御部160は、エンド系状態の表示有無の決定タイミングを操作履歴として保存(記憶部に記憶)しておいてもよい。これにより、利用者がどのようなタイミングで対象金種のエンド系状態の表示有無を決定したかを追跡、特定することができる。例えば利用者が意図せずに間違えてエンド系状態の表示有無を決定してしまい、問い合わせがあった際に、管理者は、操作履歴に基づいてどのようなタイミングで間違った操作が行われてしまったか等、原因を探ることができる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100a 本体
100b アダプタ
101 紙幣投入口
104 紙幣搬送部
105 紙幣鑑別部
107 万券カセット
109 五千券カセット
111 千券カセット
113 紙幣回収カセット
114 紙幣リジェクト部
115 紙幣回収部
117 硬貨投入口
118 硬貨搬送部
119 硬貨鑑別部
123 硬貨収納庫
127 硬貨リジェクト部
129 硬貨出金箱
133 操作表示部
150 操作指示部
160 制御部
Claims (13)
- 金種毎に現金を収納する収納部と、
前記収納部の状態を表示する表示部と、
前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定し、
電源投入時にエンド状態の金種については、前記エンド系の状態表示有無の選択対象として前記表示有無選択画面に表示し、
前記エンド状態の金種以外の金種については、前記エンド系の状態表示有りに決定する、
現金処理装置。 - 金種毎に現金を収納する収納部と、
前記収納部の状態を表示する表示部と、
前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定し、
前記エンド系の状態表示無しに決定されている金種のうち、料金授受取引で出金した金種を、前記エンド系の状態表示有りに決定変更する、
現金処理装置。 - 金種毎に現金を収納する収納部と、
前記収納部の状態を表示する表示部と、
前記表示部による前記収納部の状態表示の制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記収納部における金種毎のエンド状態またはニアエンド状態を少なくとも含むエンド系の表示有無を、表示有無選択画面に対する利用者による操作結果、または、電源投入後における金種毎の所定の取引の有無に基づいて決定し、
前記制御部は、
前記エンド状態または前記ニアエンド状態が発生した金種について状態表示を行うと共に、当該金種についての今後のエンド系表示有無を決定させる前記表示有無選択画面を表示する、
現金処理装置。 - 前記制御部は、前記収納部の状態として、前記収納部に収納されている現金の枚数を管理し、
前記エンド状態は、前記収納部に収納されている現金が0枚の状態であり、
前記ニアエンド状態は、前記収納部に収納されている現金が、所定の閾値以下、かつ、0枚より多い状態である、請求項1~3のいずれか1項に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、
前記現金処理装置の電源投入時に、前記エンド系の状態の表示有無を決定するための前記表示有無選択画面を表示する、請求項1~4のいずれか1項に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、
前記エンド系の状態表示無しに決定されている金種のうち、前記現金処理装置の電源投入後に補充取引が行われた金種を、前記エンド系の状態表示有りに決定変更する、請求項1~5のいずれか1項に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、
前記エンド系の状態表示有りに決定されている金種のうち、回収取引が行われた金種を、前記エンド系の状態表示無しに決定変更する、請求項6に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、
前記エンド系の表示有無を、取引選択画面、有高確認画面、または有高確認レシートに出力する、請求項1~7のいずれか1項に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、
前記決定された金種毎のエンド系表示有無の決定は、前記現金処理装置の電源がOFFになるまで有効とする、請求項1~8のいずれか1項に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、
前記金種毎のエンド系表示有無を、設定画面から前記利用者により入力された金種毎のエンド系表示有無の選択操作に従って設定する、請求項1~8のいずれか1項に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、
設定された金種毎のエンド系表示有無を、前記設定画面から変更されるまで有効とする、請求項10に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、
前記エンド系の状態表示有りの金種について、状態表示の際の通知態様を決定するための通知態様選択画面を表示する、請求項1~11のいずれか1項に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、前記金種毎のエンド系表示有無の決定タイミングを操作履歴として保存する、請求項1~12のいずれか1項に記載の現金処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018173382A JP7143698B2 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | 現金処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018173382A JP7143698B2 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | 現金処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020046804A JP2020046804A (ja) | 2020-03-26 |
JP7143698B2 true JP7143698B2 (ja) | 2022-09-29 |
Family
ID=69899680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018173382A Active JP7143698B2 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | 現金処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7143698B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005208827A (ja) | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Toshiba Tec Corp | 自動釣銭機 |
-
2018
- 2018-09-18 JP JP2018173382A patent/JP7143698B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005208827A (ja) | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Toshiba Tec Corp | 自動釣銭機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020046804A (ja) | 2020-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6467844B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP2007293770A (ja) | 紙幣処理装置 | |
EP2256705A1 (en) | Change replenishment management system | |
JP2016085596A (ja) | 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び処理方法 | |
JP5480040B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2009104678A (ja) | 現金自動取引装置 | |
JP2009230349A (ja) | 貨幣入出金機システム | |
JP7143698B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP2015228100A (ja) | 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び在高表示方法 | |
JP5412477B2 (ja) | 硬貨入出金装置 | |
JP5125588B2 (ja) | 金銭処理装置 | |
JP6361383B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP2009276817A (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP6459802B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP6536229B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP5261879B2 (ja) | 貨幣処理機 | |
JP7314681B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP2020154972A (ja) | 現金処理システムおよび現金処理装置 | |
JP6897435B2 (ja) | 現金取引装置 | |
JP7176315B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP7314682B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP2005208827A (ja) | 自動釣銭機 | |
JP6354398B2 (ja) | 現金処理装置および現金処理方法 | |
JP2010003314A (ja) | 現金自動取引装置 | |
JP5187053B2 (ja) | 金銭処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20190327 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190328 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220705 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220829 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7143698 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |