JP7143116B2 - スピニングリール - Google Patents

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Description

本発明は、スピニングリール、特に、ロータが糸巻き取り方向に回転した場合にベールアームの姿勢を糸繰り出し姿勢から糸巻き取り姿勢へと切り換え可能に構成されるスピニングリールに、関する。
スピニングリールには、ベールアームと、ベールアームを糸開放姿勢から糸巻き取り姿勢に戻すベール反転機構が設けられる(例えば、特許文献1参照)。従来のベール反転機構は、係合部材(特許文献1の移動部材)と、切換部材とを、備える。係合部材は、ベールアームに係合する。切換部材は、リール本体に設けられる。切換部材は、係合部材との接触によって係合部材を介してベールアームの姿勢を切り換える。
特開2016-116463号公報
従来のスピニングリールでは、ベールアームの姿勢をスムーズに切り換えるために、切換部材が先細り形状に形成されている。この場合、切換部材の板厚が薄い部分、例えば切換部材の端部が、環境変化(温度変化等)の影響を受けて、変形してしまうおそれがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、切換部材の変形を防止可能なスピニングリールを、提供することにある。
本発明の一側面に係るスピニングリールは、ロータが糸巻き取り方向に回転した場合に、ベールアームの姿勢を糸繰り出し姿勢から糸巻き取り姿勢へと切り換え可能に構成される。
本スピニングリールは、リール本体と、ベール反転機構とを、備える。ベール反転機構は、係合部材と、切換部材とを、有する。リール本体は、切換部材の少なくとも一部を収容する収容凹部を、有する。係合部材は、ベールアームに係合する。切換部材は、リール本体に設けられる。切換部材は、係合部材との接触によって、係合部材を介してベールアームの姿勢を切り換える。
本スピニングリールでは、リール本体が、収容凹部を有している。これにより、切換部材の少なくとも一部を、収容凹部に収容することができる。すなわち、従来技術と比較して、切換部材の剛性例えば切換部材の厚みを、部分的又は全体的に大きくすることができる。これにより、切換部材の変形を防止することができる。
本発明の他の側面に係るスピニングリールでは、切換部材が、第1端部と、第2端部と、中間部とを、有することが好ましい。少なくとも第1端部の一部は、収容凹部に収容される。第2端部の少なくとも一部は、ロータの回転軸心(後述する)に沿う軸方向において、第1端部より厚い。中間部は、第1端部及び第2端部の間に設けられる。中間部は、係合部材に接触することによって係合部材を軸方向に案内する。
この構成では、少なくとも第1端部の一部が収容凹部に収容されるので、切換部材(第1端部、第2端部、及び中間部)の剛性、例えば切換部材の厚みを、部分的又は全体的に大きくすることができる。これにより、切換部材の変形を好適に防止することができる。
本発明の他の側面に係るスピニングリールでは、少なくとも第1端部の先端が、収容凹部に収容されることが好ましい。
この構成では、少なくとも第1端部の先端が、収容凹部に収容されるので、切換部材の先端(第1端部の先端)と係合部材との接触を、防止することができる。これにより、切換部材の先端(第1端部の先端)の変形を防止することができる。
本発明の他の側面に係るスピニングリールでは、切換部材が、取付部をさらに有することが好ましい。取付部は、第1端部、第2端部、及び中間部の少なくともいずれか1つに設けられる。
この構成では、切換部材が取付部を有するので、切換部材の少なくとも一部を収容凹部に収容した状態で、切換部材をリール本体に容易に取り付けることができる。
本発明の一側面に係るスピニングリールは、釣り糸を前方に繰り出し可能に構成される。本スピニングリールは、リール本体と、スプールと、ロータと、ベールアームと、係合部材と、切換部材とを、備える。リール本体は、切換部材の少なくとも一部を収容する収容凹部を、有する。
スプールは、リール本体に設けられる。スプールには、釣り糸が巻き付けられる。ロータは、スプールに釣り糸を巻き付けるために、リール本体に対して回転可能に設けられる。
ベールアームは、釣り糸をスプールに巻き付け可能な糸巻き取り姿勢、及び釣り糸をスプールから繰り出し可能な糸繰り出し姿勢の間で姿勢を変更可能なように、ロータに揺動可能に設けられる。
係合部材は、ベールアームに係合する。係合部材は、ベールアームの揺動に連動して、糸巻き取り姿勢に対応する第1位置、及び糸繰り出し姿勢に対応する第2位置の間で移動可能なように、ロータに設けられる。
切換部材は、係合部材が第2位置に位置し且つロータが糸巻き取り方向に回転した場合に係合部材を第2位置から第1位置へと移動させることによって、ベールアームの姿勢を切り換える。
本スピニングリールでは、リール本体が、収容凹部を有している。これにより、切換部材の少なくとも一部を、収容凹部に収容することができる。すなわち、従来技術と比較して、切換部材の剛性例えば切換部材の厚みを、部分的又は全体的に大きくすることができる。これにより、切換部材の変形を防止することができる。
本発明では、スピニングリールにおいて、切換部材の変形を防止することができる。
本発明の一実施形態によるスピニングリールの側面図。 スピニングリールの側面断面図。 スピニングリールのリール本体の分解斜視図。 糸巻き取り姿勢のベールアームを含む第1ロータアームの側面図。 糸開放姿勢のベールアームを含む第1ロータアームの側面図。 トグルバネ部材が死点にある時の第1ロータアームの側面図。 第1ロータアームの部分拡大断面図。 リール本体の正面図。 リール本体の上面図。 切換部材を部分的に拡大した上面図。 切換部材を部分的に拡大した上面図。 他の実施形態における図8A及び図8Bに相当する図。
本発明の一実施形態を採用したスピニングリール10は、釣り糸を前方に繰り出し可能なリールである。スピニングリール10は、図1に示すように、リール本体12と、スプール14と、ロータ16と、ベールアーム18と、ベール反転機構20(図2参照)と、を備える。
なお、以下の説明において、「前方」とは、スピニングリール10を釣り竿に取り付けた状態において釣り糸を繰り出す方向に、対応している。「後方」とは、「前方」とは反対の方向に、対応している。
<リール本体>
図2及び図3に示すように、リール本体12は、筐体部12aと、蓋部材12b(図1を参照)と、竿取付脚部12cと、を有する。筐体部12aは、機構収納空間12d及び第1フランジ部22aを、有する。第1フランジ部22aは、機構収納空間12dの前方に設けられる。
図3に示すように、第1フランジ部22aは、実質的に半円形に形成される。第1フランジ部22aは、ロータ16の回転軸心Xに直交する平面H(図8A及び図8Bを参照)と実質的に平行に配置される。第1フランジ部22aの前部には、第1フランジ部22aよりも小径の筒状部12eが前方に突出して形成される。筒状部12eは、ロータ16の回転軸心Xまわりに筒状に形成される。筒状部12eは、第1フランジ部22aと同芯に設けられる。
筒状部12eには、制動部材74が装着される。制動部材74は、ベールアーム18が糸繰り出し姿勢に位置する場合に、ロータ16の回転を制動する。例えば、制動部材74は、それぞれが係合部材60(後述する)に係合する複数の係合部74aを、有する。係合部材60が制動部材74及びロータ16に係合した状態で、ロータ16が回転すると、制動部材74は、筒状部12eと摺動し、ロータ16を制動する。
蓋部材12bは、機構収納空間12dを覆うように、筐体部12aに固定される。蓋部材12bは、複数の固定ボルト24によって、筐体部12aに着脱可能に固定される。蓋部材12bは、半円形の第2フランジ部22bを、有する。上記の第1フランジ部22a及び第2フランジ部22bは、円形のフランジ部22を構成する。フランジ部22(第1フランジ部22a及び第2フランジ部22b)は、切換部材64(後述する)を支持する。
竿取付脚部12cは、釣り竿に装着可能に構成される。竿取付脚部12cは、筐体部12a及び蓋部材12bのいずれかに設けられる。本実施形態では、図3に示すように、竿取付脚部12cは、蓋部材12bに一体的に設けられる。なお、竿取付脚部12cは、筐体部12aに一体的に設けられてもよい。
ここで、図1及び図2に示すように、リール本体12には、ハンドル26が回転自在に装着される。ハンドル26は、筐体部12a及び蓋部材12bのいずれかに装着される。図1には、ハンドル26が蓋部材12bに装着される例(左ハンドル)を示す。図2には、ハンドル26が筐体部12aに装着される例(右ハンドル)を示す。
上述したリール本体12は、図3に示すように、収容凹部12gを、さらに有する。詳細には、リール本体12は、支持面12fと、収容凹部12gとを、さらに有する。
支持面12fは、切換部材64を支持する。支持面12fは、回転軸心Xに直交する平面H(図8A及び図8Bを参照)上において、リール本体12の前部に設けられる。なお、支持面12fは、回転軸心Xに直交する平面Hに平行になるように、リール本体12の前部に設けられると解釈してもよい。
具体的には、支持面12fは、フランジ部22、例えば第1フランジ部22a及び第2フランジ部22bに、形成される。支持面12fは、回転軸心Xに沿う軸方向において、第1フランジ部22a及び第2フランジ部22bのスプール14側に、形成される。
図3、図6、及び図7に示すように、収容凹部12gは、切換部材64の少なくとも一部を、収容する。本実施形態では、収容凹部12gは、切換部材64の一部を、収容する。
図3に示すように、収容凹部12gは、リール本体12の前部に形成される。具体的には、収容凹部12gは、フランジ部22(第1フランジ部22a及び第2フランジ部22b)に設けられる支持面12f上に、形成される。収容凹部12gは、支持面12fに凹状に形成される。
図8Aに示すように、収容凹部12gにおける糸巻き取り方向LWの下流側の側面12hは、収容凹部12gの底部12iから支持面12fに向けて、傾斜している。収容凹部12gにおける糸巻き取り方向LWの上流側の側面12jは、収容凹部12gの底部12iから、回転軸心Xに沿う軸方向に向けて、延びている。
<スプール>
スプール14には、釣り糸が巻き付けられる。図2に示すように、スプール14は、リール本体12に設けられる。例えば、スプール14は、リール本体12に対して前後移動可能なように、リール本体12に設けられる。詳細には、スプール軸15は、ロータ16の回転軸心Xと同芯のスプール軸心を、有する。スプール14は、スプール軸15を介して、リール本体12に設けられる。スプール軸15は、スプール軸心Xに沿う軸方向においてリール本体12に対して前後方向に移動可能なように、リール本体12に設けられる。
<ロータ>
ロータ16は、スプール14に釣り糸を巻き付けるために、リール本体12に対して回転可能に設けられる。図2に示すように、ロータ16は、ロータ駆動機構28を介して、糸巻き取り方向LW(図4A~図4Cを参照)に、回転する。ロータ駆動機構28は、ハンドル26の回転に連動して回転する駆動軸28aと、駆動軸28aに設けられる駆動ギア28bと、駆動ギア28bに噛み合うピニオンギア28cとを、有する。
例えば、ロータ16は、スプール軸心と同芯である回転軸心Xを、有する。ロータ16は、回転軸心Xまわりにリール本体12に対して回転可能なように、リール本体12に設けられる。
ロータ16は、ピニオンギア28cに一体回転可能に連結される筒状の連結部16aと、連結部16aと一体形成された第1ロータアーム16b及び第2ロータアーム16cと、を有する。
ロータ16は、第1ロータアーム16bの径方向の外側面を覆う第1カバー部材と16dと、第2ロータアーム16cの径方向の外側面を覆う第2カバー部材と16eとを、さらに有する。
第1ロータアーム16bは、連結部16aの後端部から連結部16aと間隔を隔てて前方に延びる。第2ロータアーム16cは、連結部16aの第1ロータアーム16bと対向する後端部から連結部16aと間隔を隔てて前方に延びる。
ロータ16は、リール本体12とロータ16との間に配置される逆転防止機構34によって、糸繰り出し方向の回転(逆転)が禁止される。なお、本実施形態では、逆転防止機構34は、糸繰り出し方向の回転を禁止する逆転禁止状態と、糸巻き取り方向LWの回転(逆転)を許可する逆転許可状態とに切り換え可能である。
<ベールアーム>
ベールアーム18は、ロータ16に揺動可能に設けられる。例えば、図2に示すように、ベールアーム18は、第1ロータアーム16b及び第2ロータアーム16cの前方に延びた先端部に、装着される。この状態において、ベールアーム18の姿勢は、釣り糸をスプール14に巻き付け可能な糸巻き取り姿勢と、釣り糸をスプール14から繰り出し可能な糸繰り出し姿勢との間で、変更可能である。
ベールアーム18は、第1ベール支持部材42と、第2ベール支持部材44と、第1ベール支持部材42及び第2ベール支持部材44を連結するベール46と、を有する。
第1ベール支持部材42は、第1ロータアーム16bに対して揺動可能なように、第1ロータアーム16bの先端部の外周側に装着される。詳細には、第1ベール支持部材42は、第1ロータアーム16bの先端にねじ込まれた第1取付ピン54aによって、第1ロータアーム16bに揺動自在に取り付けられる。
図4A及び図5に示すように、第1ベール支持部材42は、係合凹溝42aと、係合穴42bとを、有する。係合凹溝42aは、第1ベール支持部材42において第1ロータアーム16bに対向する部分、例えば第1ロータアーム16bに対向する第1ベール支持部材42の面上に、形成される。係合凹溝42aは、実質的に扇形状に形成される。図4Aに示すように、係合穴42bは、ロッド68が係合する穴部である。係合穴42bには、ロッド68の先端部、例えば係止部68a(後述する)が、係合する。
図3に示すように、第2ベール支持部材44は、第2ロータアーム16cに対して揺動可能なように、第2ロータアーム16cの先端外周側に装着される。詳細には、第2ベール支持部材44は、第2ロータアーム16cの先端にねじ込まれた第2取付ピン54bによって、第2ロータアーム16cに揺動自在に取り付けられる。
<ベール反転機構>
ベール反転機構20は、ロータ16の回転に連動して、ベールアーム18を糸繰り出し姿勢から糸巻き取り姿勢に、切り換える。例えば、ベール反転機構20は、ロータ16が糸巻き取り方向LW(図4A~図4Cを参照)に、回転した場合に、ベールアーム18の姿勢を糸繰り出し姿勢から糸巻き取り姿勢へと切り換える。また、ベール反転機構20は、糸繰り出し姿勢及び糸巻き取り姿勢において、各姿勢を保持する。
図2に示すように、ベール反転機構20は、第1ロータアーム16bの内部に配置される。ベール反転機構20は、係合部材60と、切換部材64とを、有する。詳細には、ベール反転機構20は、係合部材60と、トグルバネ部材62と、切換部材64とを、有する。
(係合部材)
図4A及び図4Cに示すように、係合部材60は、ベールアーム18の揺動に連動して、糸巻き取り姿勢に対応する第1位置(図4Aを参照)、及び糸繰り出し姿勢に対応する第2位置(図4Cを参照)の間で移動可能なように、ロータ16に設けられる。図4A~図4Cに示すように、係合部材60は、回転軸心Xに沿う軸方向において、第1ロータアーム16bに対して移動自在である。
係合部材60は、金属製の線状部材である。図5に示すように、係合部材60の両端部は、異なる方向に折り曲げられている。係合部材60は、ベールアーム18、例えば第1ベール支持部材42に、係合する。
係合部材60は、先端部60aと、中間部60bと、後端部60cとを、有する。先端部60aは、係合部材60において径方向外側に折り曲げられた部分である。図4A及び図5に示すように、先端部60aは、第1ベール支持部材42の係合凹溝42aに係止される。
図5に示すように、中間部60bは、係合部材60において先端部60a及び後端部60cの間に設けられた部分である。中間部60bは、ベールアーム18の揺動に連動して、回転軸心Xに沿う軸方向に案内される。
中間部60bは、トグルバネ部材62よりも径方向内側において、回転軸心Xに沿う軸方向に、延びている。中間部60bは、第1ロータアーム16bに設けられる案内部16f(図4Aを参照)に、配置される。
図5に示すように、後端部60cは、径方向内側に折り曲げられた部分である。後端部60cは、ロータ16の回転軸心Xに向けて延びている。係合部材60が第2位置に位置する場合、例えば係合部材60が図5の実線の位置に位置する場合に、後端部60cは、切換部材64に接触可能である。
また、係合部材60が図5の実線の位置に位置する場合、後端部60cは、係合部材60の係合部74aに係合可能である。中間部60b及び後端部60cは、第1ロータアーム16bに装着された案内部16f(図4Aを参照)によって、軸方向及び径方向に案内される。
(トグルバネ部材)
トグルバネ部材62は、死点を挟んで、ベールアーム18を糸巻き取り姿勢と糸繰り出し姿勢とに振り分けて付勢する。また、トグルバネ部材62は、ベールアーム18を糸巻き取り姿勢と糸繰り出し姿勢とに保持する。
図4A~図4C及び図5に示すように、トグルバネ部材62は、ロッド68と、コイルバネ70とを、有する。ロッド68の一端は、第1ベール支持部材42に係止される。ロッド68の他端は、第1ロータアーム16bに沿って延びる。
ロッド68は、係止部68aと、係止突起68bとを、有する。係止部68aは、第1ベール支持部材42に向かって折れ曲がった部分である。係止部68aの先端は、第1ベール支持部材42の係合穴42bに係止される。
図5に示すように、係止突起68bは、コイルバネ70の端部を係止する。例えば、係止突起68bには、ワッシャ72が装着されている。ワッシャ72には、コイルバネ70の先端部が当接する。これにより、コイルバネ70の先端部からロッド68に力が均一に伝達される。
図4A~図4Cに示すように、コイルバネ70は、ロッド68を付勢する。コイルバネ70は、第1ロータアーム16bの外側面に設けられた規制壁16gによって、糸巻き取り方向LWへの移動が規制される。コイルバネ70は、図4Bに示す死点において、最も収縮する。
(切換部材)
切換部材64は、リール本体12に設けられる。切換部材64は、係合部材60との接触によって、係合部材60を介してベールアーム18の姿勢を切り換える。
切換部材64は、係合部材60が第2位置(図4Cの位置)に位置し且つロータ16が糸巻き取り方向LWに回転した場合に、係合部材60を第2位置から第1位置(図4Aの位置)に向けて案内する。これにより、ベールアーム18の姿勢が切り換えられる。
図6及び図7に示すように、切換部材64の少なくとも一部は、収容凹部12gに収容される。本実施形態では、切換部材64の一部が、収容凹部12gに収容される。例えば、図6に示すように切換部材64をロータ16の回転軸心Xに沿う軸方向に見て、切換部材64は、実質的に円弧状に形成される。図7に示すように、切換部材64の一部は、収容凹部12gに配置され、切換部材64の他の部分は、支持面12fに配置される。
図8Aに示すように、切換部材64は、第1端部64aと、第2端部64bと、中間部64cとを、有する。切換部材64は、取付部64dをさらに有する。切換部材64は、傾斜面64eをさらに有する。
第1端部64aは、ロータ16の糸巻き取り方向LWの上流側に、設けられる。少なくとも第1端部64aの一部は、収容凹部12gに収容される。少なくとも第1端部64aの先端64hは、収容凹部12gに収容される。
本実施形態では、切換部材64がリール本体12に取り付けられた状態において、回転軸心Xまわりの周方向において収容凹部12gの形成範囲に配置された切換部材64の一部を、第1端部64aと定義している。
この場合、第1端部64aは、収容凹部12gに部分的に収容される。すなわち、第1端部64aの一部64gが、収容凹部12gに収容される。第1端部64aの先端64hは、収容凹部12gに収容される。第1端部64aの先端64hは、係合部材60に非接触である。
図8Aに示すように、第2端部64bは、第1端部64aよりもロータ16の糸巻き取り方向LWの下流側に、設けられる。第2端部64bは、支持面12fに配置される。第2端部64bは、回転軸心Xまわりの周方向において第1端部64aとは反対側の端部である。
本実施形態では、切換部材64がリール本体12に取り付けられた状態において、傾斜面64eが形成されていない部分を、第2端部64bと定義している。この場合、第2端部64bの少なくとも一部は、回転軸心Xに沿う軸方向において、第1端部64aより厚い。詳細には、第2端部64bは、回転軸心Xに沿う軸方向において、第1端部64aより厚い。
なお、上述した従来技術のように、第2端部64bの端面が、第2端部64bにおける周方向の中央部より薄くなるように、第2端部64bを形成してもよい。この場合、第2端部64bの一部が、回転軸心Xに沿う軸方向において、第1端部64aより厚くなる。
図8Aに示すように、中間部64cは、第1端部64a及び第2端部64bの間に設けられる。中間部64cは、支持面12fに配置される。中間部64cは、係合部材60に接触することによって、回転軸心Xに沿う軸方向に係合部材60を案内する。詳細には、中間部64cに設けられた傾斜面64eが、回転軸心Xに沿う軸方向に係合部材60を案内する。
図8Aに示すように、取付部64dは、第1端部64a、第2端部64b、及び中間部64cの少なくともいずれか1つに設けられる。本実施形態では、取付部64dは、中間部64cに一体に形成されている。取付部64dは、第2フランジ部22bに設けられる凹部22cに係合する。
これにより、取付部64dは、凹部22cに抜け止めされた状態で、第1フランジ部22a及び第2フランジ部22bの間で挟持される。このように取付部64dを構成することによって、切換部材64を固定するための部材を用いることなく、切換部材64をリール本体12に取り付けることができる。
図8Aに示すように、傾斜面64eは、係合部材60に接触することによって、回転軸心Xに沿う軸方向に係合部材60を案内するために設けられている。傾斜面64eは、回転軸心Xに沿う軸方向において支持面12fとは反対側、すなわちスプール14側において、切換部材64に設けられる。本実施形態では、傾斜面64eは、上記のスプール14側において、第1端部64a及び中間部64cに、設けられる。
切換部材64がリール本体12に取り付けられた状態において、傾斜面64eは、回転軸心Xに直交する平面Hに対して、傾斜している。また、傾斜面64eは、第1端部64aから第2端部64bに向かう上記の周方向(糸巻き取り方向LW)に沿って、前方に傾斜している。
上記の中間部64cにおいて説明したように、中間部64cの傾斜面64eは、係合部材60に接触し、回転軸心Xに沿う軸方向に係合部材60を案内する。本実施形態では、第1端部64aの傾斜面64eは、係合部材60に非接触である。
上記のように構成された傾斜面64eは、第2位置にある係合部材60に接触し、トグルバネ部材62が死点を超えるまで、係合部材60を移動させる。ここで、トグルバネ部材62が死点を超えると、トグルバネ部材62の付勢力によって、係合部材60は第1位置に戻る。
切換部材64の構成は、次のように表現することもできる。図8Bに示すように、切換部材64は、第1部分64fと、第2部分64gとを、有する。
第1部分64fは、収容凹部12gの外側に配置される部分である。詳細には、第1部分64fは、リール本体12の支持面12fに沿う平面Hを基準として、収容凹部12gの外側に配置される。例えば、第1部分64fは、円弧状に形成される。第1部分64fは、支持面12fに配置される。
第1部分64fは、上述した、第1端部64a、第2端部64b、及び中間部64cを、形成する。詳細には、第1部分64fは、第1端部64aにおいて収容凹部12gの外側の部分、第2端部64b、及び中間部64cを、形成する。
第2部分64gは、収容凹部12gに収容される部分である。第2部分64gは、上述した第1端部64aにおいて第1部分64fを除いた部分である。第2部分64gは、上述した第1端部64aの一部を、形成する。
第2部分64gは、リール本体12の支持面12fに沿う平面Hを基準として、収容凹部12gに配置される。例えば、第2部分64gは、第1部分64fと一体に形成される。第2部分64gは、リール本体12の支持面12fに沿う平面Hを基準として、回転軸心Xに沿う軸方向に第1部分64fから突出し、収容凹部12gに配置される。
第2部分64gの先端は、上述した第1端部64aの先端64hに対応する。すなわち、第2部分64gの先端64hは、収容凹部12gに収容される。
上述した取付部64dは、第1部分64fに設けられる。上述した傾斜面64eは、回転軸心Xに沿う軸方向において支持面12fとは反対側、すなわちスプール14側において、第1部分64f及び第2部分64gに設けられる。
<リールの操作及び動作>
・キャスティング時の動作
キャスティング時には、逆転防止機構34が逆転禁止状態にセットされ、ベールアーム18の揺動によって、ベールアーム18は、図4に示す糸巻き取り姿勢から、図9に示す糸繰り出し姿勢に、反転される。この状態では、スプール14からの釣り糸を繰り出すことが可能である。
ここで、ベールアーム18が糸繰り出し姿勢に配置される場合、係合部材60は、第2位置に配置される。また、係合部材60の後端部60cは、制動部材74の係合部74aに係合する。この状態で、ロータ16が回転すると、制動部材74が、リール本体12の筒状部12eと摺動し、ロータ16を制動する。
また、ベールアーム18(例えば第1ベール支持部材42)が糸巻き取り姿勢から糸繰り出し姿勢に反転する場合、トグルバネ部材62のロッド68は、コイルバネ70を圧縮しながら、反時計方向に揺動する(図4及び図10を参照)。
そして、トグルバネ部材62が死点(図10を参照)を超えると、コイルバネ70によって付勢されたロッド68は、第1ベール支持部材42を糸繰り出し姿勢側にさらに揺動させ、第1ベール支持部材42を糸繰り出し姿勢で保持する。このようにして、ベールアーム18は、糸巻き取り姿勢から糸繰り出し姿勢に反転し、糸繰り出し姿勢で保持される。
・キャスティング後の動作
キャスティング後には、ベールアーム18が糸繰り出し姿勢に配置された状態で、ハンドル26を糸巻き取り方向に回転させると、ロータ駆動機構28によってロータ16が糸巻き取り方向LW(図4及び図6の矢印方向)に回転する。すると、ベールアーム18が、ベール反転機構20によって、糸繰り出し姿勢から糸巻き取り姿勢に、復帰する。
ここで、ロータ16が糸巻き取り方向LWに回転する際には、ベールアーム18は、ロータ16とともに回転する。この際には、第2位置の係合部材60が、ベールアーム18(例えば第1ベール支持部材42)とともに、回転する。
係合部材60の後端部60cが切換部材64の傾斜面64eに接触すると、後端部60cが傾斜面64eに沿って案内され、係合部材60が第2位置から第1位置に向けて移動する。これにより、ベールアーム18例えば第1ベール支持部材42は、糸繰り出し姿勢から糸巻き取り姿勢への姿勢変更を、開始する。
そして、トグルバネ部材62が死点を超えると、コイルバネ70によって付勢されたロッド68は、第1ベール支持部材42を糸巻き取り姿勢側にさらに揺動させ、第1ベール支持部材42を糸巻き取り姿勢で保持する。このようにして、ベールアーム18は、糸繰り出し姿勢から糸巻き取り姿勢に復帰し、糸巻き取り姿勢で保持される。
上述したスピニングリール10では、リール本体12が収容凹部12gを有し、切換部材64の一部(第1端部64aの一部)が、収容凹部12gに収容される。このように、切換部材64の剛性が不足した部分、例えば第1端部64aの一部を、収容凹部12gに収容することによって、第1端部64aを厚くすることができるので、第1端部64aの剛性を向上することができる。すなわち、切換部材64の変形を好適に防止することができる。
また、切換部材64の先端64h、例えば第1端部64aの先端64hが、収容凹部12gに収容されるので、第1端部64aの先端64hと係合部材60との接触を、防止することができる。これにより、切換部材64(第1端部64a)の先端64hの変形を防止することができる。
このように、切換部材64を構成することによって、切換部材64は、係合部材60を第2位置から第1位置に向けて安定的に案内することができる。すなわち、ベール反転機構20を安定的に動作させることができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)前記実施形態では、切換部材64の一部、例えば第1端部64aの一部(第2部分64g)が、収容凹部12gに収容される場合の例を、示した。
これに代えて、図9に示すように、切換部材164例えば切換部材164の底部(第2部分164g)が、収容凹部112gに収容されてもよい。なお、図9では、前記実施形態と同じ構成については、前記実施形態と同じ符号を付している。
この場合、収容凹部112gにおける糸巻き取り方向LWの下流側及び上流側の側面112h,112jは、収容凹部112gの底部112iから、回転軸心Xに沿う軸方向に向けて、延びている。
収容凹部112gには、第1端部164a、第2端部164b、及び中間部164cが、収容される。詳細には、収容凹部112gには、切換部材164の底部(第2部分164g)が、配置される。切換部材164の先端164h、例えば第1端部164aの先端164hは、収容凹部112gに収容される。
第1端部164a、第2端部164b、及び中間部164cにおいて切換部材164の底部(第2部分164g)を除いた部分(第1部分164f)は、リール本体12の支持面12fに沿う平面Hを基準として、収容凹部112gの外側に配置される。
このように構成しても、第1端部164aの剛性を向上することができる。すなわち、切換部材164の変形を好適に防止することができる。
(b)前記実施形態では、ロータ16が糸巻き取り方向と糸繰り出し方向とに回転可能であったが、ロータ16は糸巻き取り方向のみ回転可能であってもよい。この場合、逆転防止機構34は、ロータ16の糸繰り出し方向の回転を常時禁止する。
(c)前記実施形態では、フロントドラグのスピニングリール10を一例として、説明が行われたが、本発明は、ベール反転機構20を有するスピニングリールであれば、他のスピニングリールにも適用可能である。例えば、リアドラグ型のスピニングリール、及びレバー部材によってロータを制動可能なレバーブレーキ型のスピニングリール等を含む、全てのスピニングリールに対して、本発明は適用可能である。
10 スピニングリール
12 リール本体
12g,112g 収容凹部
16 ロータ
18 ベールアーム
20 ベール反転機構
60 係合部材
64,164 切換部材
64a,164a 第1端部
64b,164b 第2端部
64c,164c 中間部
64d 取付部
64e 傾斜面
64f 第1部分
64g,164g 第2部分
64h,164h 切換部材の先端、第1端部の先端

Claims (4)

  1. ロータが糸巻き取り方向に回転した場合にベールアームの姿勢を糸繰り出し姿勢から糸巻き取り姿勢へと切り換え可能に構成されるスピニングリールであって、
    リール本体と、
    前記ベールアームに係合する係合部材と、前記リール本体に設けられ前記係合部材との接触によって前記係合部材を介して前記ベールアームの姿勢を切り換える切換部材とを、有するベール反転機構と、
    を備え、
    前記リール本体は、前記切換部材を支持する支持面と、前記支持面に凹状に形成され前記切換部材の一部を収容する収容凹部を、有し、
    前記切換部材は、
    前記収納凹部の外側で前記支持面に配置され前記係合部材に接触する第1部分と、
    前記収容凹部に収容される第2部分と、
    前記収容凹部に部分的に収容される第1端部と、
    前記ロータの回転軸心に沿う軸方向において少なくとも一部が前記第1端部より厚い第2端部と、
    前記第1端部及び前記第2端部の間に設けられ、前記係合部材に接触することによって前記係合部材を前記軸方向に案内する中間部と、
    を、有し、
    前記第1部分は、前記第1端部において前記収容凹部の外側に配置される部分、前記第2端部、及び前記中間部を、形成し、
    前記第2部分は、前記第1端部において前記収容凹部に収容される部分を、形成する、
    スピニングリール。
  2. 前記収容凹部における糸巻き取り方向の下流側の側面は、前記収容凹部の底部から前記支持面に向けて傾斜している、
    請求項に記載のスピニングリール。
  3. 前記切換部材は、前記第1部分及び前記第2部分の少なくともいずれか1つに設けられる取付部を、さらに有する、
    請求項1又は2に記載のスピニングリール。
  4. 釣り糸を前方に繰り出し可能に構成されるスピニングリールであって、
    リール本体と、
    前記リール本体に設けられ、釣り糸が巻き付けられるスプールと、
    前記スプールに前記釣り糸を巻き付けるために、前記リール本体に対して回転可能に設けられるロータと、
    前記釣り糸を前記スプールに巻き付け可能な糸巻き取り姿勢、及び前記釣り糸を前記スプールから繰り出し可能な糸繰り出し姿勢の間で姿勢を変更可能なように、前記ロータに揺動可能に設けられるベールアームと、
    前記ベールアームの揺動に連動して前記糸巻き取り姿勢に対応する第1位置及び前記糸繰り出し姿勢に対応する第2位置の間で移動可能なように前記ロータに設けられ、前記ベールアームに係合する係合部材と、
    前記係合部材が前記第2位置に位置し且つ前記ロータが糸巻き取り方向に回転した場合に前記係合部材を前記第2位置から前記第1位置へと移動させることによって、前記ベールアームの姿勢を切り換える切換部材と、
    を備え、
    前記リール本体は、前記切換部材を支持する支持面と、前記支持面に凹状に形成され前記切換部材の一部を収容する収容凹部を、有し、
    前記切換部材は、
    前記収納凹部の外側で前記支持面に配置され前記係合部材に接触する第1部分と、
    前記収容凹部に収容される第2部分と、
    前記収容凹部に部分的に収容される第1端部と、
    前記ロータの回転軸心に沿う軸方向において少なくとも一部が前記第1端部より厚い第2端部と、
    前記第1端部及び前記第2端部の間に設けられ、前記係合部材に接触することによって前記係合部材を前記軸方向に案内する中間部と、
    を、有し、
    前記第1部分は、前記第1端部において前記収容凹部の外側に配置される部分、前記第2端部、及び前記中間部を、形成し、
    前記第2部分は、前記第1端部において前記収容凹部に収容される部分を、形成する、
    スピニングリール。
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