JP2006333706A - スピニングリール - Google Patents

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啓吾 北島
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Abstract

【課題】 スピニングリールにおいて、スプール軸の摺動効率の低下を抑える。
【解決手段】 スプール軸15は、ステンレス合金製の軸部材であり、最後方へ移動させたとき後端部が第1支持部14aより前側に設けられた第1軸部15aと、第1軸部15aの後部に第1軸部15aより小径に形成され外周が第1支持部14aに支持される第2軸部15bとを有している。筒状部12bの前部12aより前方の第1軸部15a外周は、第2支持部14bによって回転自在に支持されている。筒状部12bの後部12fより後方の第2軸部15b外周は、第1支持部14aによって回転自在に支持されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スピニングリール、特に、釣竿に装着され、釣り糸を前方に繰り出し可能なスピニングリールに関する。
スピニングリールは、一般に、釣竿の軸方向に沿う軸回りに釣り糸を巻き取るリールである。スピニングリールは、ハンドルを有し釣竿に装着されるリール本体と、リール本体に前後移動自在に装着されたスプールと、スプールに釣り糸を案内するロータと、ハンドルの回転に連動してロータを回転させるロータ駆動機構とを備えている。
このロータ駆動機構は、ハンドルに回転不能に装着されたフェースギアと、フェースギアに噛み合うピニオンギアとを有している。ピニオンギアは、リール本体の前後に沿って配置された真鍮製の筒状体であり、リール本体に回転自在に支持されている。
ピニオンギアの外周後部には、フェースギアに噛み合う歯部が形成されている。また前部外周には、ロータを回転不能に装着するための装着部が形成されている。この装着部には、雄ねじ部が形成されており、この雄ねじ部にロータを固定するためのナット部材が装着されている。ピニオンギアの内周部には、スプールを先端に装着したスプール軸が貫通しており、スプール軸は、ピニオンギアの内周部に前後移動自在に支持されている。これにより、スプール軸は、ピニオンギアを介してリール本体に前後移動自在に装着される。また、スプール軸は、ステンレス合金製の部材であり、ピニオンギアの内周面の全長に接触して支持されている。
このような構成のスピニングリールでは、スプール軸がピニオンギアの内周面の全長で支持されているので、スプールに大きな負荷が作用してスプール軸が撓んだ時に、ピニオンギアの内周部とスプール軸との接触圧力が増加してスプール軸とピニオンギアとの摩擦力が増加することがある。両者の摩擦力が増加するとピニオンギアが回りにくくなり、ロータの回転効率が低下し釣り糸の巻き上げ効率が低下する。
そこで、このような不具合を解消するために、ピニオンギアの内周面とスプール軸との間に隙間をあけるとともに、ピニオンギアの前後部内周側でスプール軸を軸方向移動可能に支持するための1対の支持部を設けたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このような構成にすることにより、スプール軸が撓んでもスプール軸とロータとの摩擦力が増加しにくくなり、このためロータの回転効率の低下を抑えることができる。
特開平11−206287号公報
前記従来のスピニングリールでは、ピニオンギアの前後部内周側にスプール軸を支持するための1対の支持部を設けることにより、ピニオンギアの内周面とスプール軸との間に隙間が生成されるので、スプール軸が撓んでもスプール軸とピニオンギアとの摩擦力が増加しにくくなる。
しかし、ピニオンギアの前後部内周側には1対の支持部が設けられているので、ピニオンギアの内周部に設けられた支持部とスプール軸の外周部とが接触するようになっている。ここでは、スプール軸が前後移動すると、ピニオンギアの内周部に設けられた支持部とスプール軸の外周部とが摺接するようになっているので、ピニオンギアの内周部に設けられた支持部とスプール軸の外周部との接触圧力が増加してスプール軸とピニオンギアとの摩擦力が増加するおそれがある。スプール軸とピニオンギアの内周部に設けられた支持部との摩擦力が増加すると、スプール軸の摺動効率が低下するおそれが生じる。
本発明の課題は、スピニングリールにおいて、スプール軸の摺動効率の低下を抑えることにある。
発明1に係るスピニングリールは、釣竿に装着され釣り糸を前方に繰り出し可能なスピニングリールであって、釣竿に装着されハンドルを有するリール本体と、リール本体に前後方向に沿って移動可能に装着されたスプール軸と、スプール軸の前端に装着され外周に釣り糸が巻き付けられるスプールと、スプールの外周側に回転可能に設けられ釣り糸をスプールに巻き付けるロータと、スプール軸が貫通しハンドルの回転をロータに伝達するピニオンギアと、リール本体に装着されピニオンギアの後端部側のスプール軸外周を支持する第1支持部とを備えている。スプール軸は、最後方へ移動させたとき後端部が第1支持部より前側に設けられた第1軸部と、第1軸部の後部に第1軸部より小径に形成され外周が第1支持部に支持される第2軸部とを有している。
このスピニングリールでは、スプール軸は、前部に設けられた第1軸部と、後部に第1軸部より小径に設けられ第1支持部に支持される第2軸部とを備えている。ここでは、第1軸部より小径の第2軸部が第1支持部に支持されるので、従来のようにピニオンギアの内周部に大径の第1軸部を支持する1対の支持部を設ける場合に比して、第1支持部における第2軸部の単位重量を減少できる。第1支持部における第2軸部の単位重量が減少すると、第1支持部とスプール軸との摩擦力を減少させることができるので、スプール軸の摺動効率の低下を抑えることができる。
発明2に係るスピニングリールは、発明1のスピニングリールにおいて、リール本体に装着され、ピニオンギアの前端部側の第1軸部外周を支持する第2支持部をさらに備えている。この場合、第1軸部が第2支持部によって支持されているので、スプール軸の支持が確実になる。
発明3に係るスピニングリールは、発明1又は2のスピニングリールにおいて、第1軸部は、最後方へ移動させたとき後端部がピニオンギアの後端部より前側に位置するように形成されている。この場合、第1軸部が常にピニオンギアの後端部より前側に位置しているので、第2軸部の前端部をピニオンギアの後端部より後側に位置することができる。
発明4に係るスピニングリールは、発明1から3のいずれかのスピニングリールにおいて、ピニオンギアは、内周部に第1軸部が隙間をあけて貫通する部材である。この場合、ピニオンギアの内周部と第1軸部との間に全長にわたって隙間が生成されるので、ピニオンギアの内周部と第1軸部の外周部とが接触しなくなる。したがって、スプール軸とピニオンギアとの摩擦力がさらに増加することがなくなるので、ロータの回転効率の低下を抑えることができる。
発明5に係るスピニングリールは、発明1から4のいずれかのスピニングリールにおいて、第1支持部は、転がり軸受である。この場合、一般に、静摩擦係数が低い転がり軸受を用いることにより、比較的小さい力でスプール軸を支持することができる。
発明6に係るスピニングリールは、発明1から4のいずれかのスピニングリールにおいて、第1支持部は、滑り軸受である。この場合、たとえば筒状のブッシュ部材等の汎用の滑り軸受を用いることにより、安価な構成で、スプール軸を支持することができる。
発明7に係るスピニングリールは、発明6のスピニングリールにおいて、第1支持部は、合成樹脂製の部材である。この場合、合成樹脂製のブッシュ部材を用いることにより、金属製のブッシュ部材に比して、より安価な構成で形成できるとともに、耐食性を向上できる。
発明8に係るスピニングリールは、発明1から7のいずれかのスピニングリールにおいて、第1支持部は、リール本体に装着されている。この場合、第1支持部の取り付けが容易になる。
発明9に係るスピニングリールは、発明1から7のいずれかのスピニングリールにおいて、リール本体に装着され、前端内周部がピニオンギアの後端部外周を回転自在に支持する第3支持部をさらに備えている。第1支持部は、第3支持部の後端内周部に装着されている。この場合、第3支持部は、ピニオンギアの後端部と第1支持部とをともに支持しているので、スプール軸支持構造が簡素になる。
発明10に係るスピニングリールは、発明1から9のいずれかのスピニングリールにおいて、第1軸部及び第2軸部は、ステンレス合金製の部材である。この場合、ステンレス合金によりスプール軸の強度を高く維持できる。
本発明によれば、スピニングリールにおいて、スプール軸は、前部に設けられた第1軸部と、後部に第1軸部より小径に設けられ第1支持部に支持される第2軸部とを備えているので、第1支持部における第2軸部の単位重量を減少できる。第1支持部における第2軸部の単位重量が減少すると、第1支持部とスプール軸との摩擦力を減少させることができるので、スプール軸の摺動効率の低下を抑えることができる。
本発明の一実施形態によるスピニングリールは、図1に示すように、ハンドル1を備えたリール本体2と、リール本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3と、ロータ3の前部に配置された釣り糸を巻き取るスプール4とを備えている。
リール本体2は、釣竿に装着される前後に長い装着部2cと、装着部2cと間隔を隔てて配置されたリールボディ2aと、装着部2cとリールボディ2aとを連結する脚部2bとを有している。リールボディ2aは、内部に機構装着空間を有し、脚部2bと一体形成され側部が開口する筐体部2fと、筐体部2fを塞ぐ図示しない蓋部材とを有している。リールボディ2aの前部には、取付フランジ付きの金属製の筒状の取付部材2eが装着されている。
リールボディ2aの側部には、図1及び図2に示すように、後述するスプール軸15が貫通し、かつ後述する第1支持部14aを収納可能な筒状の取付凹部2gが形成されている。取付凹部2gは、リールボディ2aの側方に突出した部分をTスロットによる切削加工によって形成されている。また、リールボディ2a及び図示しない蓋部材の側部には、ハンドル軸10が挿通可能な図示しない円形の貫通孔がそれぞれ形成されている。リールボディ2a及び図示しない蓋部材の内側面の貫通孔の周囲には、ハンドル軸10を回転自在に支持する図示しない転がり軸受が収納可能な装着凹部2hがそれぞれ凹んで形成されている。ここでは、取付凹部2gは、Tスロットによる切削加工によって形成されているので、装着凹部2hは、側面から見て取付凹部2gの後端部の一部がオーバーラップする位置に配置することができる。このため、従来のように取付凹部2gの後端部の一部を切り欠く加工を施す必要がなくなるとともに、装着凹部2hを大径化できるのでハンドル軸10を支持する転がり軸受を大きくできるので、転がり軸受にかかる耐荷重を増加できる。
リールボディ2aの内部には、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5と、ロータ3の糸繰り出し方向の回転(逆転)を制動するためのレバーブレーキ機構7と、スプール軸15を介してスプール4を前後に往復移動させるオシレーティング機構6とが設けられている。
ロータ3は、リール本体2に回転自在に支持されている。ロータ3は、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とを有している。円筒部30の前壁33の中央部には貫通孔を有するボス部33aが形成されている。この貫通孔に後述するスプール軸15及びピニオンギア12が貫通している。第1ロータアーム31の先端と第2ロータアーム32の先端部とには、揺動自在にベールアーム17が設けられている。このベールアーム17により釣り糸がスプール4に案内される。
スプール4は、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸15の先端に着脱自在かつ回転不能に装着されている。
スプール4は、筒状の糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後端部に糸巻胴部4aより大径に形成された筒状のスカート部4bと、糸巻胴部4aの前部に前方に傾斜して形成されたフランジ部4cとを有している。
ロータ駆動機構5は、ハンドル1が回転不能に固定されたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。
ハンドル軸10は、リール本体2に回転自在に支持されている。ピニオンギア12は筒状に形成されており、ピニオンギア12の前部12aはロータ3の貫通孔を貫通してスプール4側に延びている。ピニオンギア12の前部12aで、ロータ3はナット部材13によりピニオンギア12に回転不能に固定されている。
ピニオンギア12は、ステンレス合金製の筒状部材であって、ピニオンギア12の前部12aはロータ3の中心部を貫通し、ナット部材13によりロータ3と固定されている。ピニオンギア12は、図1及び図2に示すように、中間部12iの2箇所が、それぞれ転がり軸受からなる第3支持部14c及び第4支持部14dを介してリール本体2に回転自在に支持されている。
ピニオンギア12は、図2に示すように、釣竿の軸方向に沿う軸回りに回転自在にリール本体2に装着されており、ピニオンギア12の前部12aはロータ3の中心部を貫通し、ナット部材13によりロータ3に固定されている。ピニオンギア12は、内周部にスプール軸15が隙間12eをあけて貫通する筒状部12bと、筒状部12bの後部12f外周に設けられフェースギア11に噛み合う歯部12cと、筒状部12bの前部12a外周に設けられロータ3に回転不能に装着される装着部12dを有している。
筒状部12bは、図2に示すように、ステンレス合金製の筒状の部材であり、中間部12iの2箇所が、それぞれ第3支持部14c及び第4支持部14dを介してリール本体2に回転自在に支持されている。筒状部12bの内部には、スプール軸15が貫通しており、筒状部12bとスプール軸15との間には、隙間12eが生成されている。
歯部12cは、図2に示すように、筒状部12bの中間部12iと後部12fとの間の外周にはす歯状に形成されており、フェースギア11に噛み合っている。歯部12cは、後述するオシレーティング機構6の中間ギア20にも噛み合っている。
装着部12dは、図2に示すように、筒状部12bの前部12a外周に面取り形成された対向する平坦面からなる面取り部12hと、面取り部12hの前側に形成された雄ねじ部12gとにより構成され、ロータ3に回転不能に装着される。雄ねじ部12gは、装着部12dの前側外周面に形成されており、雄ねじ部12gにナット部材13が螺合する。ナット部材13は、図1及び図2に示すように、リテーナ13aにより回り止めされている。リテーナ13aは、ロータ3の前壁33に抜け止めばね13bにより係止されている。
第3支持部14c及び第4支持部14dは、図2に示すように、筒状部12bの中間部12iの2箇所の外周に装着された転がり軸受である。第3支持部14c及び第4支持部14dは、外輪が取付部材2eの内周部に装着され、内輪が筒状部12bの面取り部12h形成部分の後側に形成された中間部12iに装着されている。ここでは、第3支持部14c及び第4支持部14dが、筒状部12bの歯部12cより前部の中間部12iを支持する位置に配置されているので、ピニオンギア12全体の前後長さを短くできる。
スプール軸15は、図1及び図2に示すように、ステンレス合金製の軸部材であり、前端部にはドラグ機構60を介してスプール4が連結され、後端部には後述するオシレーティング機構6のスライダ22が固定されている。スプール軸15は、ピニオンギア12の内周部を貫通しており、筒状部12bの後部12fより後方及び筒状部12bの前部12aより前方のスプール軸15外周は、それぞれ第1支持部14a及び第2支持部14bによって回転自在に支持されている。
スプール軸15は、図2に示すように、最後方へ移動させたとき後端部が第1支持部14aより前側に設けられた第1軸部15aと、第1軸部15aの後部に第1軸部15aより小径に形成され外周が第1支持部14aに支持される第2軸部15bとを有している。
第1軸部15aは、図2に示すように、ピニオンギア12の内周部を貫通するステンレス合金製の軸部材であり、筒状部12bの前部12aより前方の第1軸部15a外周は、第2支持部14bによって回転自在に支持されている。第1軸部15aとピニオンギア12の内周部との間には、隙間12eが生成されている。また、第1軸部15aの後端部は、最後方へ移動させたときピニオンギア12の後端部より前側に位置しており、このため第1軸部15aが第2軸部15bを支持する第1支持部14aに干渉することがなくなる。なお、第1軸部15aの前端部には、ドラグ機構60を介してスプール4が連結されている。
第2軸部15bは、図2に示すように、第1軸部15aの後端部に第1軸部15aより小径となるように第1軸部15aと一体成形されたステンレス合金製の軸部材であり、筒状部12bの後部12fより後方の第2軸部15b外周は、第1支持部14aによって回転自在に支持されている。なお、第2軸部15bの後端部には、オシレーティング機構6のスライダ22が固定されている。
第1支持部14aは、図2に示すように、合成樹脂製の筒状部材であって、ブッシュ部材等の汎用の滑り軸受である。第1支持部14aは、外周が取付凹部2gの内周部に装着され、内周が筒状部12bの後部12fより後方の第2軸部15b外周に装着されている。
第2支持部14bは、図2に示すように、第1軸部15aの外周に装着された転がり軸受である。第2支持部14bは、外輪がナット部材13の前端側内周部に装着され、内輪が筒状部12bの前部12aより前方の第1軸部15a外周に装着されている。
オシレーティング機構6は、トラバースカム式のものであり、ピニオンギア12に噛み合う中間ギア20と、リールボディ2aにスプール軸15と平行な軸回りに回転自在に装着された螺軸21と、螺軸21の回転により前後移動するスライダ22とを有している。スライダ22にスプール軸15の後端部が回転不能かつ軸方向移動不能に取り付けられている。
レバーブレーキ機構7は、制動部7aと、制動部7aの制動力を調整操作するための制動レバー7bと、制動レバー7bを装着部2cから離反する方向に付勢するコイルばね7cとを主に有している。
次に、リールの操作及び動作について詳細に説明する。
キャスティング時にはベールアーム17を糸開放姿勢側に倒し、キャスティングすることにより、スプール4の外周から釣り糸が繰り出される。糸巻き取り時には、ハンドル1を糸巻き取り方向に回転させると、ベールアーム17が図示しない戻し機構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドル1の回転力は、ハンドル軸10、フェースギア11を介してピニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達された回転力は、ピニオンギア12の前部12aを介してロータ3に伝達される。ピニオンギア12が回転すると、スプール軸15が前後方向に往復移動する。
ロータ3を逆転させて魚とやりとりする時には、制動レバー7bをたとえば人差し指により装着部2c側に引き込み操作して制動力を調整する。
このようなスピニングリールでは、ピニオンギア12の筒状部12bの後部12fより後方及び筒状部12bの前部12aより前方のスプール軸15外周をそれぞれ支持する第1支持部14a及び第2支持部14bを設けることにより、ピニオンギア12の内周部とスプール軸15との間に全長にわたって隙間12eが生成される。したがって、ピニオンギア12の内周部とスプール軸15の外周部とが接触しなくなるので、スプール軸15とピニオンギア12との摩擦力がさらに増加することがなくなり、このためロータ3の回転効率の低下をさらに抑えることができる。
また、ここでは、スプール軸15は、最後方へ移動させたとき後端部が第1支持部14aより前側に設けられた第1軸部15aと、第1軸部15aの後部に第1軸部15aより小径に形成され外周が第1支持部14aに支持される第2軸部15bとを有している。したがって、第1支持部14aとスプール軸15との摩擦力を減少させることができるので、スプール軸15の摺動効率の低下を抑えることができる。
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、レバーブレーキ式のスピニングリールを例に説明したが、リアドラグ式のスピニングリールやフロントドラグ式のスピニングリール等の全ての形式のスピニングリールに本発明を適用できる。
本発明の他の一実施形態を採用したスピニングリールは、図3及び図4に示すように、ハンドル101と、ハンドル101を回転自在に支持するリール本体102と、ロータ103と、スプール104とを備えている。ロータ103は、リール本体102の前部に回転自在に支持されている。スプール104は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ103の前部に前後移動自在に配置されている。なお、図3ではハンドル1がリール本体2の左側に、図4では右側に装着している。このように、ハンドル101はリール本体102の左右いずれにも装着可能である。
ハンドル101は、T字状のハンドル把手101aと、先端にハンドル把手101aが回転自在に装着されたハンドルアーム101bとを有している。ハンドルアーム101bの基端部には、ハンドルアーム101bと交差する方向に延びて形成され、後述するハンドル軸110に回転不能に装着されるハンドル軸部101cをさらに有している。
リール本体102は、内部に空間を有するリールボディ102aと、リールボディ102aの空間を塞ぐためにリールボディ102aに着脱自在に装着される蓋部材102bとを有している。
リールボディ102aは、たとえばアルミニウム合金製であり、上部に前後に延びるT字形の竿取付脚102cが一体形成されている。図2に示すように、リールボディ102aの空間内には、ロータ103をハンドル101の回転に連動して回転させるロータ駆動機構105と、スプール104を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構106とが設けられている。リールボディ102a及び蓋部材102bの前端には、円形のフランジ部102dと、フランジ部102dより小径で先端が開口する円筒部102eとが形成されている。円筒部102eには、断面が円形状に切り欠かれた装着溝102fが形成されている。
リールボディ102aの側部には、図4及び図5に示すように、後述するスプール軸115が貫通し、かつ後述する第3支持部114cを前方から収納可能な有底筒状の取付凹部102gが形成されている。取付凹部102gは、前部が開口し、後部中央にスプール軸115が貫通する貫通孔が形成された底部を有するボス部であって、リールボディ102aの側方に突出した部分をTスロットによる切削加工によって形成されている。また、リールボディ102a及び蓋部材102bの側部には、ハンドル軸110が挿通可能な図示しない円形の貫通孔がそれぞれ形成されている。リールボディ102a及び蓋部材102bの内側面の貫通孔の周囲には、ハンドル軸110を回転自在に支持する図示しない転がり軸受が収納可能な装着凹部102hがそれぞれ凹んで形成されている。ここでは、取付凹部102gは、Tスロットによる切削加工によって形成されているので、装着凹部102hは、側面から見て取付凹部102gの後端部の一部がオーバーラップする位置に配置することができる。このため、従来のように取付凹部102gの後端部の一部を切り欠く加工を施す必要がなくなるとともに、装着凹部102hを大径化できるのでハンドル軸110を支持する転がり軸受を大きくできるので、転がり軸受にかかる耐荷重を増加できる。
蓋部材102bは、たとえばアルミニウム合金製の部材であり、たとえば3箇所でリールボディ102aにビス止めされている。
ロータ103は、図4に示すように、ロータ本体116と、ロータ本体116の先端に糸開放姿勢と糸巻き取り姿勢とに揺動自在に装着されたベールアーム117と、ベールアーム117を糸開放姿勢から糸巻き取り姿勢に戻すためにロータ本体116に装着されたベール反転機構118とを有している。
ロータ本体116は、リールボディ102aにスプール軸115回りに回転自在に装着された円筒部130と、円筒部130の側方に互いに対向して設けられた第1ロータアーム131及び第2ロータアーム132とを有している。円筒部130と第1ロータアーム131及び第2ロータアーム132とは、たとえばアルミニウム合金製であり、一体成形されている。
円筒部130の前部には、前壁133が形成されており、前壁133の中央部には、ボス部133aが形成されている。ボス部133aの中心部には、貫通孔が形成されており、この貫通孔をピニオンギア112の前部112a及びスプール軸115が貫通している。前壁133の前部にロータ103の固定用のナット部材113が配置されている。
第1ロータアーム131の先端の外周側には、第1ベール支持部材140が揺動自在に装着されている。第2ロータアーム132の先端内周側には、第2ベール支持部材142が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材140の先端には、釣り糸をスプール104に案内するためのラインローラ141と、ラインローラ141を挟んで第1ベール支持部材140に固定された固定軸カバー147とが装着されている。ラインローラ141は、第1ベール支持部材140の先端に回転自在に装着されている。固定軸カバー147は、先端が尖った変形円錐形状である。固定軸カバー147の先端部と第2ベール支持部材142との間には線材を略U字状に湾曲させた形状のベール143が固定されている。これらの第1ベール支持部材140及び第2ベール支持部材142、ラインローラ141、ベール143及び固定軸カバー147により、釣り糸をスプール104に案内するベールアーム117が構成される。
ベール反転機構118は、第1ロータアーム131の収納空間148内に配置されている。ベール反転機構118は、ベールアーム117を糸開放姿勢から糸巻き取り姿勢にロータ103の回転に連動して復帰させるとともに、両姿勢でその状態を保持するために設けられている。
スプール104は、ロータ103の第1ロータアーム131と第2ロータアーム132との間に配置されており、スプール軸115の先端にドラグ機構160を介して装着されている。スプール104は、外周に釣り糸が巻かれる糸巻胴部104aと、糸巻胴部104aの後部に一体で形成されたスカート部104bと、糸巻胴部104aの前端に一体で形成されたフランジ部104cとを有している。
ロータ駆動機構105は、図4に示すように、ハンドル101が回転不能に装着されたハンドル軸110と、ハンドル軸110とともに回転するフェースギア111と、このフェースギア111に噛み合うピニオンギア112とを有している。
ピニオンギア112は、ステンレス合金製の筒状部材であって、ピニオンギア112の前部112aはロータ103の中心部を貫通し、ナット部材113によりロータ103と固定されている。ピニオンギア112は、図4及び図5に示すように、後部112fと中間部112iとが、それぞれ転がり軸受からなる第3支持部114c及び第4支持部114dを介してリール本体102に回転自在に支持されている。
ピニオンギア112は、図5に示すように、釣竿の軸方向に沿う軸回りに回転自在にリール本体102に装着されており、ピニオンギア112の前部112aはロータ103の中心部を貫通し、ナット部材113によりロータ103に固定されている。ピニオンギア112は、内周部にスプール軸115が隙間112eをあけて貫通する筒状部112bと、筒状部112bの後部112f外周に設けられフェースギア111に噛み合う歯部112cと、筒状部112bの前部112a外周に設けられロータ103に回転不能に装着される装着部112dを有している。
筒状部112bは、図5に示すように、ステンレス合金製の筒状の部材であり、後部112fと中間部112iとが、それぞれ第3支持部114c及び第4支持部114dを介してリール本体102に回転自在に支持されている。筒状部112bの内部には、スプール軸115が貫通しており、筒状部112bとスプール軸115との間には、隙間112eが生成されている。
歯部112cは、図5に示すように、筒状部112bの中間部112iと後部112fとの間の外周にはす歯状に形成されており、フェースギア111に噛み合っている。歯部112cは、後述するオシレーティング機構106の中間ギア120にも噛み合っている。
装着部112dは、図5に示すように、筒状部112bの前部112a外周に面取り形成された対向する平坦面からなる面取り部112hと、面取り部112hの前側に形成された雄ねじ部112gとにより構成され、ロータ103に回転不能に装着される。雄ねじ部112gは、装着部112dの前側外周面に形成されており、雄ねじ部112gにナット部材113が螺合する。ナット部材113は、図4及び図5に示すように、リテーナ113aにより回り止めされている。リテーナ113aは、ロータ103の前壁133に前方から装着される複数のねじ部材113bにより固定されている。
第3支持部114c及び第4支持部114dは、図5に示すように、筒状部112bの後部112fと中間部112i外周に装着された転がり軸受である。第4支持部114dは、外輪が円筒部102eの内周部に装着され、内輪が筒状部112bの面取り部112h形成部分の後側に形成された中間部112iに装着されている。第3支持部114cは、有底筒状の取付凹部102gに前方から収納されており、外輪が取付凹部102gの内周部に装着され、内輪が歯部112cより後側の筒状部112bの後部112fに装着されている。
第3支持部114cの外輪は、取付凹部102g内周部及び底部の一部のみに接触しており、第3支持部114cの内輪は、前側部分において筒状部112bの後部112f外周を支持し後側部分において後述するスプール軸115支持用の第1支持部114a外周を支持している。なお、第3支持部114cの内輪は、取付凹部102gの底部との間に僅かな隙間が生成されており、このため取付凹部102gの底部と接触しないようになっている。
スプール軸115は、図4及び図5に示すように、ステンレス合金製の軸部材であり、前端部にはドラグ機構160を介してスプール104が連結され、後端部には後述するオシレーティング機構106のスライダ122が固定されている。スプール軸115は、ピニオンギア112の内周部を貫通しており、筒状部112bの後部112fより後方及び筒状部112bの前部12aより前方のスプール軸115外周は、それぞれ第1支持部114a及び第2支持部114bによって回転自在に支持されている。
スプール軸115は、図5に示すように、最後方へ移動させたとき後端部が第1支持部114aより前側に設けられた第1軸部115aと、第1軸部115aの後部に第1軸部115aより小径に形成され外周が第1支持部114aに支持される第2軸部115bとを有している。
第1軸部115aは、図5に示すように、ピニオンギア112の内周部を貫通するステンレス合金製の軸部材であり、筒状部112bの前部112aより前方の第1軸部115a外周は、第2支持部114bによって回転自在に支持されている。第1軸部115aとピニオンギア112の内周部との間には、隙間112eが生成されている。また、第1軸部115aの後端部は、最後方へ移動させたときピニオンギア112の後端部より前側に位置しており、このため第1軸部115aが第2軸部115bを支持する第1支持部114aに干渉することがなくなる。なお、第1軸部115aの前端部には、ドラグ機構160を介してスプール104が連結されている。
第2軸部115bは、図5に示すように、第1軸部115aの後端部に第1軸部115aより小径となるように第1軸部115aと一体成形されたステンレス合金製の軸部材であり、筒状部112bの後部12fより後方の第2軸部115b外周は、第1支持部114aによって回転自在に支持されている。なお、第2軸部115bの後端部には、オシレーティング機構106のスライダ122が固定されている。
第1支持部114aは、図5に示すように、合成樹脂製の筒状部材であって、ブッシュ部材等の汎用の滑り軸受である。第1支持部114aは、外周が第3支持部114cの後端内周部に装着され、内周が筒状部112bの後部112fより後方の第2軸部115b外周に装着されている。ここでは、第3支持部114cが、筒状部112bの後部112fと第1支持部114aとをともに支持しているので、スプール軸115の支持構造が簡素になる。また、第1支持部114aは、後端部が第3支持部114cの後端部より前側に位置するように配置されている。このため、第1支持部114aを前方に配置することができるので、スプール軸115の支持構造全体の前後長さを短くできる。
第2支持部114bは、図5に示すように、第1軸部115aの外周に装着された転がり軸受である。第2支持部114bは、外輪がナット部材113の前端側内周部に装着され、内輪が筒状部112bの前部112aより前方の第1軸部115a外周に装着されている。
オシレーティング機構106は、図4に示すように、スプール104の中心部にドラグ機構160を介して連結されたスプール軸115を前後方向に移動させてスプール104を同方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構106は、トラバースカム式のものであり、ピニオンギア112の歯部112cに噛み合う中間ギア120と、リールボディ102aにスプール軸115と平行な軸回りに回転自在に装着された螺軸121と、螺軸121の回転により前後移動するスライダ122とを有している。スライダ122にスプール軸115の後端部が回転不能かつ軸方向移動不能に取り付けられている。
次に、リールの操作及び動作について詳細に説明する。
キャスティング時には図示しない逆転防止機構によりロータ103を逆転禁止状態にして手でベールアームを持ってベールアーム117を糸開放姿勢に反転させる。ベールアーム117が糸開放姿勢に倒れた状態では、スプール104からの釣り糸を容易に繰り出すことが可能である。
この状態で釣竿を握る手の人差し指で釣り糸を引っ掛けながら釣竿をキャスティングする。すると釣り糸は仕掛けの重さにより勢いよく放出される。
キャスティング後に、ベールアーム117を糸開放姿勢に維持したままの状態でハンドル101を糸巻き取り方向に回転させると、ロータ駆動機構105によりロータ103が糸巻き取り方向に回転する。ロータ103が糸巻き取り方向に回転すると、ベールアーム117がベール反転機構118により糸巻き取り姿勢に復帰する。
このようなスピニングリールでは、前記実施形態と同様に、ピニオンギア112の筒状部112bの後部112fより後方及び筒状部112bの前部112aより前方のスプール軸115外周をそれぞれ支持する第1支持部114a及び第2支持部114bを設けることにより、ピニオンギア112の内周部とスプール軸115との間に全長にわたって隙間112eが生成される。したがって、ピニオンギア112の内周部とスプール軸115の外周部とが接触しなくなるので、スプール軸115とピニオンギア112との摩擦力がさらに増加することがなくなり、このためロータ103の回転効率の低下をさらに抑えることができる。
また、ここでは、スプール軸115は、最後方へ移動させたとき後端部が第1支持部114aより前側に設けられた第1軸部115aと、第1軸部115aの後部に第1軸部115aより小径に形成され外周が第1支持部114aに支持される第2軸部115bとを有している。したがって、第1支持部114aとスプール軸115との摩擦力を減少させることができるので、スプール軸115の摺動効率の低下を抑えることができる。
(b) 前記他の実施形態(a)では、第1支持部114aは、後端部が第3支持部114cの後端部より前側に位置するように配置されていたが、図6に示すように、第1支持部114aの後端部が第3支持部114cの後端部より後側に位置するように配置してもよい。なお、ここでは、第1支持部114aは、第3支持部114cの後端内周部に支持されるのではなく、第3支持部114cが装着される取付凹部102gの内周部に支持されている。このため、取付凹部102gは、第1支持部114aと第3支持部114cとをともに支持しているので、スプール軸支持構造が簡素になる。
(c) 前記実施形態では、第2支持部14bは、転がり軸受であったが、図7に示すように、滑り軸受であってもよい。また、第1支持部14a、第3支持部14c及び第4支持部14dについても、転がり軸受又は滑り軸受のいずれかを任意の組み合わせで選択できる。また、滑り軸受は、合成樹脂製のブッシュ部材に限定されるものではなく、他の材質の部材であってもよい。
(d) 図8に示すように、歯部12cの前部に設けられた第3支持部14cの前部に、第4支持部14dを隣接して配置する構成にしてもよい。この場合、第3支持部14c及び第4支持部14dが、歯部12cの前部に隣接して配置されているので、リール全体の大型化を防止できる。
本発明の一実施形態を採用したスピニングリールの左側面断面図。 ピニオンギア周辺の側面断面拡大図。 他の実施形態を採用したスピニングリールの左側面図。 他の実施形態の図1に相当する図。 他の実施形態の図2に相当する図。 他の実施形態の図5に相当する図。 他の実施形態の図2に相当する図。 他の実施形態の図2に相当する図。
符号の説明
1 ハンドル
2 リール本体
2g 取付凹部
2h 装着凹部
3 ロータ
4 スプール
5 ロータ駆動機構
6 オシレーティング機構
10 ハンドル軸
11 フェースギア
12 ピニオンギア
12a 前部
12b 筒状部
12c 歯部
12d 装着部
12e 隙間
12f 後部
12g 雄ねじ部
12h 面取り部
12i 中間部
13 ナット部材
13a リテーナ
13b ねじ部材
13c 雌ねじ部
13d 装着凹部
14a 第1支持部
14b 第2支持部
14c 第3支持部
14d 第4支持部
15 スプール軸
15a 第1軸部
15b 第2軸部

Claims (10)

  1. 釣竿に装着され、釣り糸を前方に繰り出し可能なスピニングリールであって、
    前記釣竿に装着され、ハンドルを有するリール本体と、
    前記リール本体に前後方向に沿って移動可能に装着されたスプール軸と、
    前記スプール軸の前端に装着され、外周に前記釣り糸が巻き付けられるスプールと、
    前記スプールの外周側に回転可能に設けられ、前記釣り糸を前記スプールに巻き付けるロータと、
    前記スプール軸が貫通し、前記ハンドルの回転を前記ロータに伝達するピニオンギアと、
    前記リール本体に装着され、前記ピニオンギアの後端部側の前記スプール軸外周を支持する第1支持部とを備え、
    前記スプール軸は、最後方へ移動させたとき後端部が前記第1支持部より前側に設けられた第1軸部と、前記第1軸部の後部に前記第1軸部より小径に形成され外周が前記第1支持部に支持される第2軸部とを有している、スピニングリール。
  2. 前記リール本体に装着され、前記ピニオンギアの前端部側の前記第1軸部外周を支持する第2支持部をさらに備えている、請求項1に記載のスピニングリール。
  3. 前記第1軸部は、最後方へ移動させたとき後端部が前記ピニオンギアの後端部より前側に位置するように形成されている、請求項1又は2に記載のスピニングリール。
  4. 前記ピニオンギアは、内周部に前記第1軸部が隙間をあけて貫通する部材である、請求項1から3のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  5. 前記第1支持部は、転がり軸受である、請求項1から4のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  6. 前記第1支持部は、滑り軸受である、請求項1から4のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  7. 前記第1支持部は、合成樹脂製の部材である、請求項6に記載のスピニングリール。
  8. 前記第1支持部は、前記リール本体に装着されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  9. 前記リール本体に装着され、前端内周部が前記ピニオンギアの後端部外周を回転自在に支持する第3支持部をさらに備え、
    前記第1支持部は、前記第3支持部の後端内周部に装着されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のスピニングリール。
  10. 前記第1軸部及び前記第2軸部は、ステンレス合金製の部材である、請求項1から9のいずれか1項に記載のスピニングリール。
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