JP7143095B2 - 床用シート - Google Patents
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また、上記態様に係る床用シートでは、表面層が複数の山部と溝部とを有する構成としているので、表面層における山部の上に水分や埃が残り難い。よって、上記態様に係る床用シートは、上に居る人が触れる山部に水分や埃が残るのを少なくすることができる。
また、上記態様に係る床用シートでは、溝部が表面層の外縁辺まで繋がる状態で形成されているので、溝部に入った水分や埃を溝部を通して床用シートから排出することができる。よって、上記態様に係る床用シートは、溝部に入った水分や埃を清掃し易い。
また、上記態様に係る床用シートでは、格子状に形成された溝部を有するので、山部の面上に水分や埃が付着しても、周囲の溝部に排除することが容易となる。
さらに、上記態様に係る床用シートでは、印刷層における模様が、格子状に形成された溝部に沿う線部を有しているので、当該床用シートの上に居る人に対して表面層に設けられた溝部を目立ちにくくすることができる。よって、上記態様に係る床用シートでは、さらに優れた意匠性を実現することができる。
1.浴室1の構成
本実施形態に係る浴室1の構成について、図1を用いて説明する。
浴室床3の構成について、図2および図3を用いて説明する。図2は、図1のA部を拡大した模式平面図であり、図3は、図2のIII-III断面を示す模式断面図である。
次に、表面層32の構成について、図3および図4を用いて説明する。図4は、表面層32の一部をZ方向上側から平面視した模式平面図である。
印刷層31の構成について、図5を用いて説明する。図5は、印刷層31の構成を示す模式断面図である。
上記のような構成を有する床用シート35に対して、Z方向上側から入射した可視光R1,R2の光路について、図6を用いて説明する。図6は、床用シート35に入射した可視光R1,R2の光路を示す模式図である。
床用シート35を構成する各部位に用いる材料としては、例えば、次のような材料をあげることができる。
塩化ビニル樹脂、可塑剤および化学発泡剤を含有する塩化ビニル発泡シートを採用することができる。
表面層32は、上述のように、床用シート35における化粧層として機能する層であり、熱可塑性樹脂で構成される。
基材310には、表面層32を構成する材料と同種の材料(樹脂材料)を用いることができる。ただし、必ずしも同種の樹脂材料を用いなくてもよい。
本実施形態に係る床用シート35では、軟質発泡樹脂からなるクッション層30を含んでいるので、衝撃吸収性および断熱性に優れる。よって、床下地9に床用シート35を貼付した床3では、その上を歩く人が転倒したり、物を落としたりしたような場合でも床用シート35で衝撃を吸収することができる。また、床下地9に床用シート35を貼付した場合には、仮に床下地9が冷えているような場合にも、その上に居る人が冷たく感じるのを緩和することができる。
実施形態2に係る床用シートの構成について、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る床用シートの構成の内、表面層33の構成を示す模式断面図である。
実施形態3に係る床用シート85の構成について、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る床用シート85の構成を示す模式断面図である。
上記実施形態1~3では、浴室1の浴室床3に用いる床用シート35,85を一例に構成の説明をしたが、床用シートの用途はこれに限定を受けるものものではない。例えば、玄関土間に対して床用シートを用いることとしてもよい。なお、玄関土間に床用シートを用いる場合には、清掃時などに床用シートを外すことができるように、粘着剤などで床用シートを貼付するようにしてもよい。また、床用シートを単に載置だけにすることともできる。
3 浴室床(床)
9 床下地
30 クッション層
31 印刷層
32,33 表面層
32a,33a 山部
32b,33b 溝部
32g,32h 角部
35,85 床用シート
81 補強層
310 基材
311 インク膜
312 隠蔽膜
Claims (3)
- 建築物の床下地に貼付または載置される床用シートであって、
前記床下地の上に配置され、軟質発泡樹脂からなるクッション層と、
前記クッション層の上に配置され、模様が印刷されてなる印刷層と、
前記印刷層の上に配置され、樹脂材料からなるとともに、光透過性を有する表面層と、が積層されてなり、
前記表面層は、その上面に、上方に向けて突出した複数の山部と、当該複数の山部同士の間に設けられた溝部と、を有しており、
前記複数の山部のぞれぞれは、中央部分に頂部を有し、且つ、当該頂部から前記溝部に向けて突出高さが低くなるように形成された4つの平らな斜面で外面が構成されており、平面視で四角形状を有し、
前記溝部は、平面視において、前記複数の山部の各外縁辺と境を接するように格子状に形成されているとともに、前記表面層の外縁辺まで繋がる状態で形成されており、
前記印刷層における前記模様は、前記複数の山部の各外縁辺および前記格子状に形成された溝部に沿う線部を有する模様である、
床用シート。 - 請求項1に記載の床用シートにおいて、
前記印刷層は、光透過性を有する基材と、当該基材の上面に形成され、前記模様を構成するインク膜と、前記基材の下面に形成され、前記クッション層と前記表面層との間の光の透過を抑制する隠蔽膜と、を有する、
床用シート。 - 請求項1または請求項2に記載の床用シートにおいて、
前記印刷層における前記模様は、御影石調の模様、グリッドタイル調の模様、ガラスモザイク調の模様、ファブリック調の模様、グリッド調の模様の何れかの模様である、
床用シート。
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