JP7140027B2 - ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のブレーキ装置に関する。
車両には、ブレーキ装置が設けられている。特許文献1には、サービスブレーキエアタンクに接続されているブレーキバルブからトレーラリレーバルブに配管されたサービスブレーキ信号ラインと、スプリングブレーキエアタンクとトレーラリレーバルブとを接続したエマージェンシーブレーキ配管と、トレーラリレーバルブからトレーラ側へサービスブレーキの信号エアを供給するサービスブレーキラインと、エアを常時トレーラ側のエアタンクに供給するエマージェンシーブレーキラインと、を有するトラクタのブレーキ装置が開示されている。
特開平11-20676号公報
車両において、ブレーキペダルが踏まれるとサービスブレーキを作動させるための空気を供給するためのサービスラインと、エマージェンシーブレーキを作動させるための空気を通すためのエマージェンシーラインとが設けられている場合がある。サービスラインが損傷してしまうと、サービスブレーキが作動しなくなる。この状態でも車両を制動できるように、サービスラインが損傷した状態でブレーキペダルが踏まれると、トレーラコントロールバルブ等の切替部を介してエマージェンシーライン内の空気をサービスラインに流出させることにより、エマージェンシーブレーキを作動させることが考えられる。
この場合、切替部からサービスラインに空気が流れる経路に設けられたコネクタの内径が、当該空気を流す管の内径よりも小さいと、サービスラインの排気抵抗が大きくなってしまい、エマージェンシーブレーキが作動するまでに長時間を要してしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、サービスラインが損傷してもブレーキが速やかに作動するようにするブレーキ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、車両のサービスブレーキを作動させるための空気を通すサービスラインと、前記車両のエマージェンシーブレーキを作動させるための空気を通すエマージェンシーラインと、空気を貯留するメインエアタンクと、前記エマージェンシーラインに供給する空気を貯留するホイールパークエアタンクと、前記サービスラインが損傷した状態でブレーキペダルが踏まれると、前記メインエアタンクから供給された空気の圧力から前記ホイールパークエアタンクから供給された空気の圧力を引いた値が大きいほど、前記エマージェンシーラインから流入する空気を前記サービスラインに流出させるための開口部を速く開く弁を有する切替部と、を有し、前記サービスラインは、一端が前記切替部と接続されており、前記切替部から流出する空気を通す管と、前記管の前記一端とは反対側の他端に接続されており、前記管の内径よりも大きい内径のコネクタと、を有することを特徴とするブレーキ装置を提供する。
また、前記管の内径は、前記切替部の前記空気が流出する流出部の径よりも大きくてもよい。また、前記切替部の前記弁が前記開口部を開くことで、前記エマージェンシーラインから前記切替部に流入する空気は前記サービスラインが損傷したことにより形成された穴から流出してもよい。
また、前記弁は、前記開口部の開度を変化させるための下ピストンと、前記下ピストンを移動させる上ピストンと、を有し、前記下ピストンは、前記メインエアタンクから供給された空気の圧力が前記ホイールパークエアタンクから供給された空気の圧力よりも大きいことを条件として前記開口部を開いてもよい。
また、前記下ピストンは、前記メインエアタンクから供給された空気の圧力から前記ホイールパークエアタンクから供給された空気の圧力を引いた値が大きいほど速く移動することにより、前記開度を速く大きくしてもよい。
本発明によれば、ブレーキ装置において、サービスラインが損傷してもブレーキが速やかに作動するようになるという効果を奏する。
本実施形態に係るブレーキ装置の構成を示す。 コネクタ付近の構造を示す。
[ブレーキ装置Sの構成]
図1は、本実施形態に係るブレーキ装置Sの構成を示す図である。図2は、コネクタ12付近の構造を示す図である。
車両は、サービスブレーキA、ブレーキペダルB、エマージェンシーブレーキC、及びブレーキ装置Sを有する。
サービスブレーキAは、例えば、車両の運転中に、運転者がブレーキペダルBを足で踏み込むことにより操作する常用のフットブレーキである。サービスブレーキAは、運転者がブレーキペダルBを踏み込むことにより作動する。サービスブレーキAは、例えば空気ブレーキである。サービスブレーキAは、例えば、空気が流入することでブレーキが作動する。
ブレーキペダルBは、サービスブレーキAを操作するための部品である。ブレーキペダルBは、後述するサービスライン1が損傷した状態で押されると、エマージェンシーブレーキCを作動させる。
エマージェンシーブレーキCは、例えば、運転者がレバーを手又は足で移動させることにより操作するパーキングブレーキである。エマージェンシーブレーキCは、例えば空気ブレーキである。エマージェンシーブレーキCは、例えば、エマージェンシーブレーキC及びエマージェンシーライン3から空気が流出することで作動する。
ブレーキ装置Sは、サービスブレーキA及びエマージェンシーブレーキCを作動させる装置である。ブレーキ装置Sは、サービスライン1、サービスライン切替部2、エマージェンシーライン3、メインエアタンク4、ホイールパークエアタンク5、及び切替部6を有する。
サービスライン1は、車両のサービスブレーキAを作動させるための空気を通す。サービスライン1は、例えば、金属製、ゴム製、又は樹脂製の管又はチューブを含む。サービスライン1は、一端がサービスライン切替部2に接続されており、他端が後述する切替部6に接続されている。サービスライン1の詳細は後述する。
サービスライン切替部2は、例えばリレーバルブである。サービスライン切替部2は、サービスライン1に流れる空気を作動用の信号として、サービスブレーキAに空気を流すか否かを切替える。具体的には、サービスライン切替部2は、サービスライン1に空気が流れた場合、サービスブレーキAに空気を流す。一方、サービスライン切替部2は、サービスライン1に空気が流れない場合、サービスブレーキAに空気を流さない。
エマージェンシーライン3は、エマージェンシーブレーキCを作動させるための空気を通す。エマージェンシーライン3は、例えば、金属製、ゴム製、又は樹脂製の管又はチューブを含む。エマージェンシーライン3は、一端がエマージェンシーブレーキCに接続されており、他端が後述する切替部6に接続されている。
エマージェンシーブレーキCは、エマージェンシーブレーキC及びエマージェンシーライン3に空気が流入している間は作動しない。一方、エマージェンシーブレーキCは、エマージェンシーライン3から空気が流出してエマージェンシーブレーキCから空気が流出することで作動する。
メインエアタンク4は、切替部6に供給する空気を貯留するタンクである。メインエアタンク4は、サイドフレームに固定されている。ホイールパークエアタンク5は、サービスライン1及びエマージェンシーライン3に供給する空気を貯留するタンクである。ホイールパークエアタンク5の容量は、メインエアタンク4の容量よりも小さい。ホイールパークエアタンク5は、サイドフレームに固定されている。
切替部6は、例えばTCV(トレーラーコントロールバルブ)である。切替部6は、サイドフレームに固定されている。切替部6は、開口部61及び弁62を有する。開口部61は、エマージェンシーライン3から流入する空気をサービスライン1に流出させるための開口を有する。
弁62は、メインエアタンク4から供給された空気の圧力、及びホイールパークエアタンク5から供給された空気の圧力に基づいて、エマージェンシーライン3からサービスライン1に流入する空気の量を変化させる。具体的には、弁62は、メインエアタンク4から供給された空気の圧力からホイールパークエアタンク5から供給された空気の圧力を引いた値が大きいほど、開口部61を速く開く。切替部6は、サービスライン1が損傷した状態でブレーキペダルBが踏まれると、メインエアタンク4から空気が供給されることで弁62が開口部61を開く。切替部6の詳細は後述する。
サービスライン1が損傷していない状態でブレーキペダルBが踏まれると、切替部6の弁62が開口部61を開くことで、ホイールパークエアタンク5から切替部6に流入する空気はサービスライン1及びエマージェンシーライン3に流出する。
一方、サービスライン1が損傷した状態でブレーキペダルBが踏まれると、切替部6の弁62が開口部61を開くことで、エマージェンシーライン3から切替部6に流入する空気は、サービスライン1が損傷したことにより形成された穴13から流出する。穴13は、例えばサービスライン1が外部の物体と衝突することで、衝突した衝撃により形成される。外部の物体は、例えば道路に形成されている凸部、又は飛翔してきた石等を含む。
[サービスライン1の詳細構造]
サービスライン1は、管11、及びコネクタ12を有する。管11は、一端が切替部6と接続されており、切替部6から流出する空気を通す。コネクタ12は、管11の当該一端とは反対側の他端に接続されている。コネクタ12は、例えば、一端がサービスライン切替部2と接続されている管が接続される。コネクタ12の内径が管11の内径よりも小さいと、サービスライン1の排気抵抗が大きくなってしまう。その結果、エマージェンシーライン3から空気が流出するまでに要する時間が長くなるので、ブレーキが作動するまでに長時間を要してしまう。そこで、本実施形態に係るブレーキ装置Sにおけるコネクタ12の内径は、管11の内径よりも大きい。
ブレーキ装置Sは、このようにサービスライン1において、コネクタ12の内径が管11の内径よりも大きいことで、サービスライン1の排気抵抗を小さくすることができる。よって、ブレーキ装置Sは、サービスライン1において、切替部6から流出する空気を速く流すことができるので、弁62が開口部61を開いた状態でエマージェンシーライン3から流入する空気をサービスライン1に向かって速く流すことができる。この結果、ブレーキ装置Sは、サービスライン1が損傷した状態でブレーキペダルBが踏まれた場合に、エマージェンシーブレーキCを速く作動させることができる。
[切替部6の詳細構造]
切替部6は、流入部63、流出部64、複数の空間65、弾性部材66、第1仕切板67、及び第2仕切板68を有する。流入部63は、切替部6に空気が流入する部位である。具体的には、流入部63は、切替部6に空気が流入する開口を有する。
流入部63として、第1流入部631、第2流入部632、第3流入部633、及び第4流入部634が設けられている。第1流入部631は、メインエアタンク4から供給される空気が流入する部位である。第2流入部632は、メインエアタンク4から供給される空気が流入する部位である。第3流入部633は、ホイールパークエアタンク5から供給される空気が流入する部位である。第4流入部634は、サービスライン1が損傷した状態でブレーキペダルBが踏まれると、エマージェンシーライン3から空気が流入する部位である。
流出部64は、切替部6から空気が流出する部位である。具体的には、流出部64は、切替部6から空気が流出する開口を有する。流出部64として、第1流出部641が設けられている。第1流出部641は、切替部6から空気が流出する部位である。第1流出部641は、サービスライン1が損傷した状態でブレーキペダルBが踏まれると、エマージェンシーライン3から流入した空気がサービスライン1に流出する部位である。
管11の内径は、例えば、第1流出部641の径よりも大きくてもよい。具体的には、管11の内径は、第1流出部641に形成されている開口の内径よりも大きくてもよい。ブレーキ装置Sは、このように管11の内径が、第1流出部641の径よりも大きいことで、サービスライン1の排気抵抗をさらに小さくすることができる。
空間65は、切替部6の内側に形成されている。空間65として、第1空間651、第2空間652、第3空間653、及び第4空間654が設けられている。第1空間651には、第1流入部631が連通している。第2空間652には、第2流入部632が連通している。第2空間652は、第1空間651の車両の高さ方向における下方に位置する。第3空間653には、開口部61及び第1流出部641が連通している。第3空間653は、第2空間652の下方に位置する。第4空間654には、開口部61、第3流入部633、及び第4流入部634が連通している。第4空間654は、第3空間653の下方に位置する。
弾性部材66は、例えばばねである。弾性部材66は、上ピストン622を車両の高さ方向における上方に向かって付勢している。弾性部材66は、第3空間653に設けられている。
第1仕切板67は、第1空間651と第2空間652とを仕切っている部品である。第1仕切板67は、第2仕切板68を移動させる。第1仕切板67は、第2仕切板68側の面に複数の突起部が設けられている。当該複数の突起部の先端が、第2仕切板68の第1仕切板67側の面を下方に向かって押すことで、第1仕切板67は、第2仕切板68を下方に向かって移動させる。具体的には、第1流入部631から空気が切替部6に流入すると、第1仕切板67の複数の突起部の下端が、第2仕切板68の第1仕切板67側の面の一部の領域に接した状態で、第1仕切板67が下方に向かって移動することで、第2仕切板68を下方に向かって移動させる。
第2仕切板68は、第2空間652と第3空間653とを仕切っている部品である。第2仕切板68は、上ピストン622を移動させる。
弁62は、下ピストン621、及び上ピストン622を有する。下ピストン621は、開口部61の開度を変化させるための部品である。下ピストン621は、メインエアタンク4から供給された空気の圧力がホイールパークエアタンク5から供給された空気の圧力よりも大きいことを条件として開口部61を開く。一方、下ピストン621は、メインエアタンク4から供給された空気の圧力がホイールパークエアタンク5から供給された空気の圧力よりも小さいことを条件として開口部61を閉じる。下ピストン621は、第4空間654に設けられている。
上ピストン622は、下ピストン621を移動させる部品である。具体的には、上ピストン622の下端が、下ピストン621の上端を下方に向かって押すことで、上ピストン622は、下ピストン621を移動させる。上ピストン622は、第3空間653に設けられている。
下ピストン621は、メインエアタンク4から供給された空気の圧力からホイールパークエアタンク5から供給された空気の圧力を引いた値が大きいほど速く移動することにより、開口部61の開度を速く大きくする。ブレーキ装置Sは、このような下ピストン621を有することで、メインエアタンク4の容量がホイールパークエアタンク5の容量よりも大きいと、下ピストン621によって開口部61の開度を速く大きくすることができる。
[変形例]
上記実施形態においては、サービスライン1が損傷したことにより穴13が形成されている例を示したが、これに限定されない。サービスライン1が損傷したことにより、例えば、サービスライン1が切断されていてもよい。
[本実施形態に係るブレーキ装置Sによる効果]
本実施形態に係るブレーキ装置Sは、車両のサービスブレーキAを作動させるための空気を通すサービスライン1と、車両のエマージェンシーブレーキCを作動させるための空気を通すエマージェンシーライン3と、を有する。また、ブレーキ装置Sは、空気を貯留するメインエアタンク4と、エマージェンシーライン3に供給する空気を貯留するホイールパークエアタンク5と、を有する。
さらに、ブレーキ装置Sは、サービスライン1が損傷した状態でブレーキペダルBが踏まれると、メインエアタンク4から供給された空気の圧力からホイールパークエアタンク5から供給された空気の圧力を引いた値が大きいほど、エマージェンシーライン3から流入する空気をサービスライン1に流出させるための開口部61を速く開く弁62を有する切替部6を有する。そして、サービスライン1は、一端が切替部6と接続されており、切替部6から流出する空気を通す管11と、管11の一端とは反対側の他端に接続されており、管11の内径よりも大きい内径のコネクタ12と、を有する。
ブレーキ装置Sは、このようにサービスライン1において、コネクタ12の内径が管11の内径よりも大きいことで、サービスライン1の排気抵抗を小さくすることができる。よって、ブレーキ装置Sは、サービスライン1において、切替部6から流出する空気を速く流すことができるので、弁62が開口部61を開いた状態でエマージェンシーライン3から流入する空気をサービスライン1に向かって速く流すことができる。この結果、ブレーキ装置Sは、サービスライン1が損傷した状態でブレーキペダルBが踏まれた場合に、エマージェンシーブレーキCを速く作動させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
A・・・サービスブレーキ
B・・・ブレーキペダル
C・・・エマージェンシーブレーキ
S・・・ブレーキ装置
1・・・サービスライン
11・・・管
12・・・コネクタ
13・・・穴
2・・・サービスライン切替部
3・・・エマージェンシーライン
4・・・メインエアタンク
5・・・ホイールパークエアタンク
6・・・切替部
61・・・開口部
62・・・弁
621・・・下ピストン
622・・・上ピストン
63・・・流入部
631・・・第1流入部
632・・・第2流入部
633・・・第3流入部
634・・・第4流入部
64・・・流出部
641・・・第1流出部
65・・・空間
651・・・第1空間
652・・・第2空間
653・・・第3空間
654・・・第4空間
66・・・弾性部材
67・・・第1仕切板
68・・・第2仕切板

Claims (5)

  1. 車両のサービスブレーキを作動させるための空気を通すサービスラインと、
    前記車両のエマージェンシーブレーキを作動させるための空気を通すエマージェンシーラインと、
    空気を貯留するメインエアタンクと、
    前記エマージェンシーラインに供給する空気を貯留するホイールパークエアタンクと、
    前記サービスラインが損傷した状態でブレーキペダルが踏まれると、前記メインエアタンクから供給された空気の圧力から前記ホイールパークエアタンクから供給された空気の圧力を引いた値が大きいほど、前記エマージェンシーラインから流入する空気を前記サービスラインに流出させるための開口部を速く開く弁を有する切替部と、
    を有し、
    前記サービスラインは、
    一端が前記切替部と接続されており、前記切替部から流出する空気を通す管と、
    前記管の前記一端とは反対側の他端に接続されており、前記管の内径よりも大きい内径のコネクタと、
    を有することを特徴とするブレーキ装置。
  2. 前記管の内径は、前記切替部の前記空気が流出する流出部の径よりも大きいことを特徴とする、
    請求項1に記載のブレーキ装置。
  3. 前記切替部の前記弁が前記開口部を開くことで、前記エマージェンシーラインから前記切替部に流入する空気は前記サービスラインが損傷したことにより形成された穴から流出することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のブレーキ装置。
  4. 前記弁は、
    前記開口部の開度を変化させるための下ピストンと、
    前記下ピストンを移動させる上ピストンと、
    を有し、
    前記下ピストンは、前記メインエアタンクから供給された空気の圧力が前記ホイールパークエアタンクから供給された空気の圧力よりも大きいことを条件として前記開口部を開くことを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のブレーキ装置。
  5. 前記下ピストンは、前記メインエアタンクから供給された空気の圧力から前記ホイールパークエアタンクから供給された空気の圧力を引いた値が大きいほど速く移動することにより、前記開度を速く大きくすることを特徴とする、
    請求項4に記載のブレーキ装置。
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