JP7137446B2 - グリーンタイヤの成型方法及び空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents
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Description
ベルト、トレッドゴムを含む円筒状のトレッドバンドを、カーカスプライを含む円筒状のグリーンケースの外径側に保持し、
前記グリーンケースを径方向外側へ膨出させて前記トレッドバンドの内周部に結合させてグリーンタイヤを成型し、
前記トレッドバンドの保持は、前記トレッドバンドの径方向外側に環状に配置されており、それぞれ個別に径方向に移動可能に構成された複数の把持部で、径方向外側から把持することによって実施され、前記複数の把持部のうち少なくとも1つの径方向への移動量を残余の把持部と異ならせるものであって、
前記複数の把持部の径方向への移動量を同一として成型されたグリーンタイヤにおけるRFV特性を基準波形として予め計測しておき、
前記基準波形をフーリエ変換して得られるタイヤ回転当たり1次の波形を対象として、このうち前記1次の波形におけるピークが生じる位相に、前記トレッドバンドにおいて対応する位相を中心とした90°の位相範囲に含まれる、前記把持部の径方向への移動量を前記ピークが打ち消される方向に異ならせる、グリーンタイヤの成型方法を提供する。
さらに、RFV特性のうちタイヤ回転当たり1次の成分を効果的に低減することができる。
ベルト、トレッドゴムを含む円筒状のトレッドバンドを、カーカスプライを含む円筒状のグリーンケースの外径側に保持し、
前記グリーンケースを径方向外側へ膨出させて前記トレッドバンドの内周部に結合させてグリーンタイヤを成型し、
前記トレッドバンドの保持は、前記トレッドバンドの径方向外側に環状に配置されており、それぞれ個別に径方向に移動可能に構成された複数の把持部で、径方向外側から把持することによって実施され、前記複数の把持部のうち少なくとも1つの径方向への移動量を残余と異ならせるものであって、
前記複数の把持部の径方向への移動量を同一として成型されたグリーンタイヤにおけるRFV特性を基準波形として予め計測しておき、
前記基準波形をフーリエ変換して得られるタイヤ回転当たり2次の波形を対象として、このうち前記2次の波形におけるピークが生じる位相に、前記トレッドバンドにおいて対応する位相を中心とした45°の位相範囲に含まれる、前記把持部の径方向への移動量を前記ピークが打ち消される方向に異ならせる、グリーンタイヤの成型方法を提供する。
ベルト、トレッドゴムを含む円筒状のトレッドバンドを、カーカスプライを含む円筒状のグリーンケースの外径側に保持し、
前記グリーンケースを径方向外側へ膨出させて前記トレッドバンドの内周部に結合させてグリーンタイヤを成型し、
前記トレッドバンドの保持は、前記トレッドバンドの径方向外側に環状に配置されており、それぞれ個別に径方向に移動可能に構成された複数の把持部で、径方向外側から把持することによって実施され、前記複数の把持部のうち少なくとも1つの径方向への移動量を残余と異ならせるものであって、
前記複数の把持部の径方向への移動量を同一として成型されたグリーンタイヤにおけるRFV特性を基準波形として予め計測しておき、
前記基準波形をフーリエ変換して得られる、タイヤ回転当たりの複数の次数の波形それぞれを合算したオーバーオールを対象として、このうち最も大きなピークが生じる位相に、前記トレッドバンドにおいて対応する位相に位置する、前記把持部の径方向への移動量を前記最も大きなピークが打ち消される方向に異ならせる、グリーンタイヤの成型方法を提供する。
4 カーカスプライ
7 ベルト
9 トレッドゴム
10 カーカスバンド
11 グリーンケース
12 トレッドバンド
20 把持装置
21 把持部
21A~21H 第1~第8把持部
22 駆動手段
P1U 凸ピーク
P1D 凹ピーク
X,Y,W 位相範囲
Z,Z1,Z2 把持部の移動量の増大量
T1,T2 把持部の移動量の低減量
Claims (8)
- ベルト、トレッドゴムを含む円筒状のトレッドバンドを、カーカスプライを含む円筒状のグリーンケースの外径側に保持し、
前記グリーンケースを径方向外側へ膨出させて前記トレッドバンドの内周部に結合させてグリーンタイヤを成型し、
前記トレッドバンドの保持は、前記トレッドバンドの径方向外側に環状に配置されており、それぞれ個別に径方向に移動可能に構成された複数の把持部で、径方向外側から把持することによって実施され、前記複数の把持部のうち少なくとも1つの径方向への移動量を残余と異ならせるものであって、
前記複数の把持部の径方向への移動量を同一として成型されたグリーンタイヤにおけるRFV特性を基準波形として予め計測しておき、
前記基準波形をフーリエ変換して得られるタイヤ回転当たり1次の波形を対象として、このうち前記1次の波形におけるピークが生じる位相に、前記トレッドバンドにおいて対応する位相を中心とした90°の位相範囲に含まれる、前記把持部の径方向への移動量を前記ピークが打ち消される方向に異ならせる、グリーンタイヤの成型方法。 - ベルト、トレッドゴムを含む円筒状のトレッドバンドを、カーカスプライを含む円筒状のグリーンケースの外径側に保持し、
前記グリーンケースを径方向外側へ膨出させて前記トレッドバンドの内周部に結合させてグリーンタイヤを成型し、
前記トレッドバンドの保持は、前記トレッドバンドの径方向外側に環状に配置されており、それぞれ個別に径方向に移動可能に構成された複数の把持部で、径方向外側から把持することによって実施され、前記複数の把持部のうち少なくとも1つの径方向への移動量を残余と異ならせるものであって、
前記複数の把持部の径方向への移動量を同一として成型されたグリーンタイヤにおけるRFV特性を基準波形として予め計測しておき、
前記基準波形をフーリエ変換して得られるタイヤ回転当たり2次の波形を対象として、このうち前記2次の波形におけるピークが生じる位相に、前記トレッドバンドにおいて対応する位相を中心とした45°の位相範囲に含まれる、前記把持部の径方向への移動量を前記ピークが打ち消される方向に異ならせる、グリーンタイヤの成型方法。 - ベルト、トレッドゴムを含む円筒状のトレッドバンドを、カーカスプライを含む円筒状のグリーンケースの外径側に保持し、
前記グリーンケースを径方向外側へ膨出させて前記トレッドバンドの内周部に結合させてグリーンタイヤを成型し、
前記トレッドバンドの保持は、前記トレッドバンドの径方向外側に環状に配置されており、それぞれ個別に径方向に移動可能に構成された複数の把持部で、径方向外側から把持することによって実施され、前記複数の把持部のうち少なくとも1つの径方向への移動量を残余と異ならせるものであって、
前記複数の把持部の径方向への移動量を同一として成型されたグリーンタイヤにおけるRFV特性を基準波形として予め計測しておき、
前記基準波形をフーリエ変換して得られる、タイヤ回転当たりの複数の次数の波形それぞれを合算したオーバーオールを対象として、このうち最も大きなピークが生じる位相に、前記トレッドバンドにおいて対応する位相に位置する、前記把持部の径方向への移動量を前記最も大きなピークが打ち消される方向に異ならせる、グリーンタイヤの成型方法。 - 前記位相範囲に複数の把持部が含まれている場合、周方向の中央に位置する把持部の周方向両側に位置する前記把持部の径方向への移動量を異ならせる量を、前記中央から周方向に離間するにしたがって低減するように設定する、
請求項1又は2に記載のグリーンタイヤの成型方法。 - 前記基準波形のうち凸ピークが生じる位相に、前記トレッドバンドにおいて対応する位相に位置する把持部の径方向への移動量を、残余の把持部に比して増大させる、
請求項1~4のいずれか1つに記載のグリーンタイヤの成型方法。 - 前記基準波形のうち凹ピークが生じる位相に、前記トレッドバンドにおいて対応する位相に位置する把持部の径方向への移動量を、残余の把持部に比して低減させる、
請求項1~4のいずれか1つに記載のグリーンタイヤの成型方法。 - 前記径方向への移動量を異ならせる把持部の少なくとも1つは、周方向の中心が、前記基準波形のうちピークが生じる位相に前記トレッドバンドにおいて対応する位相に位置している、
請求項1~6のいずれか1つに記載のグリーンタイヤの成型方法。 - 請求項1~7のいずれか1つのグリーンタイヤの成型方法を含む、空気入りタイヤの製造方法。
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JP2014237326A (ja) | 2009-06-30 | 2014-12-18 | ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム | タイヤビードに沿った異なる軌道箇所での切除による均一性補正 |
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2018
- 2018-11-28 JP JP2018222716A patent/JP7137446B2/ja active Active
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