JP7135651B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、ネットワークを跨いだ装置間でデータのやり取りを行う情報処理装置が開示されている。特許文献1に開示される情報処理装置は、複数のネットワークに対応した複数の通信インターフェースを備えている。
特開2016-91500号公報
複数のネットワークに対応した複数の通信インターフェースを備えた装置において、例えば、ユーザが通信ネットワークを選択したにも関わらず、その選択に誤りがありその誤りをユーザが気付かずにいると、ユーザの意図とは異なるネットワークに情報が流出してしまうことが考えられる。
例えば、ユーザに複数の設定項目のうちの一つとして通信インターフェースを直接的に選択させると、通信インターフェースの選択に誤りがあったとしても、他の複数の設定項目の中に紛れてしまい、その誤りにユーザが気付き難くなる。通信インターフェースの直接的な選択に代わる改良技術の登場が期待される。
本発明の目的は、仮想装置を選択することによる通信インターフェースの間接的な選択を実現することにある。
請求項1に係る発明は、複数の仮想装置としての機能と複数の通信インターフェースを備える画像処理装置であって、前記仮想装置ごとに利用可能な1以上の通信インターフェースを対応付けて管理する手段と、前記複数の仮想装置の中から現行の仮想装置として選択されている仮想装置による通信を当該仮想装置に対応付けられた通信インターフェースによる通信に制限する手段と、前記通信インターフェースごとに、他の仮想装置よりも優先して当該通信インターフェースに割り当てる1つの優先仮想装置を対応付けて管理する手段と、を有し、当該画像処理装置の外部から前記通信インターフェースを介して得られた指示情報の中に仮想装置を指定する情報が無い場合に、当該指示情報によって指定された仮想装置として、当該通信インターフェースに割り当てられた優先仮想装置を選択する、ことを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記仮想装置ごとに当該仮想装置を識別する表示態様を対応付けて管理する手段と、前記現行の仮想装置として選択されている仮想装置に対応付けられた表示態様を含む表示画像を表示する手段をさらに有することを特徴とする画像処理装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記仮想装置ごとに当該仮想装置を識別する表示態様を対応付けて管理する手段と、前記現行の仮想装置の選択候補となる1以上の仮想装置を当該仮想装置に対応付けられた表示態様で示した選択画像を表示する手段をさらに有することを特徴とする画像処理装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記現行の仮想装置の選択候補が1つの仮想装置である場合に、当該仮想装置を前記現行の仮想装置として選択することを特徴とする画像処理装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、複数の宛先と各宛先の通信インターフェースを対応付けた宛先表の中から、前記現行の仮想装置として選択された仮想装置で利用可能な通信インターフェースに対応付けられた宛先を選択する手段と、前記選択された1つ以上の宛先を前記現行の仮想装置として選択された仮想装置で利用可能な宛先一覧として表示する手段をさらに有することを特徴とする画像処理装置である。
請求項に係る発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記指示情報によって指定された仮想装置として選択された前記優先仮想装置が、当該指示情報によって指示される転送先に対応した通信インターフェースを利用できない場合に、当該指示情報に従った転送処理を実行しないことを特徴とする画像処理装置である。
請求項に係る発明は、複数の通信インターフェースを備えるコンピュータに、複数の仮想装置としての機能と、前記仮想装置ごとに利用可能な1以上の通信インターフェースを対応付けて管理する機能と、前記複数の仮想装置の中から現行の仮想装置として選択されている仮想装置による通信を当該仮想装置に対応付けられた通信インターフェースによる通信に制限する機能と、前記通信インターフェースごとに、他の仮想装置よりも優先して当該通信インターフェースに割り当てる1つの優先仮想装置を対応付けて管理する機能と、を実現させるプログラムであって、当該コンピュータの外部から前記通信インターフェースを介して得られた指示情報の中に仮想装置を指定する情報が無い場合に、当該指示情報によって指定された仮想装置として、当該通信インターフェースに割り当てられた優先仮想装置を選択するよう前記コンピュータを機能させるためのプログラムである。
請求項1に係る発明により、仮想装置を選択することによる通信インターフェースの間接的な選択が実現される。更に、画像処理装置の外部から得られた指示情報の中に仮想装置を指定する情報が無い場合でも、当該指示情報に応じた仮想装置を選択できる。
請求項2に係る発明により、複数の仮想装置のうちのどれが現行の仮想装置として選択されているのかをユーザが視覚的に把握できる。
請求項3に係る発明により、現行の仮想装置の選択候補となる1以上の仮想装置をユーザが視覚的に把握できる。
請求項4に係る発明により、画像処理装置が現行の仮想装置を選択するため、ユーザによる仮想装置の誤った選択が回避される。
請求項5に係る発明により、現行の仮想装置で利用可能な通信インターフェースに対応付けられていない誤った宛先が選択される可能性を低減できる。
請求項に係る発明により、画像処理装置の外部から得られた指示情報に従った転送処理を実行するにあたり、その指示情報に応じた仮想装置として選択された優先仮想装置が利用できない通信インターフェースによる転送処理の実行を回避できる。
請求項に係る発明により、仮想装置を選択することによる通信インターフェースの間接的な選択を実現するプログラムが提供される。更に、コンピュータの外部から得られた指示情報の中に仮想装置を指定する情報が無い場合でも、当該指示情報に応じた仮想装置を選択できる。
実施形態の具体例の1つである画像処理装置100を示す図である。 通信部10の具体例を示す図である。 管理者により設定される設定内容の具体例を示す図である。 利用時に表示部70に表示される表示画像の具体例を示す図である。 ユーザのログイン後に実行される処理の具体例を示す図である。 仮想装置で利用可能な宛先一覧を得る処理の具体例を示す図である。 宛先表と宛先一覧の具体例を示す図である。 リモート指示に従った処理の具体例を示す図である。
図1は、発明を実施するための形態(実施形態)の具体例の1つである画像処理装置100を示す図である。図1に示す具体例において、画像処理装置100は、通信部10と通信管理部20とデータ記憶部30と制御部40と仮想装置管理部50と表示画像形成部60と表示部70と宛先表管理部80と操作受付部90を備えている。
通信部10は、複数のネットワークに対応した通信機能を備えている。通信部10は、例えば、複数の通信インターフェース(マルチインターフェース)を備えており、複数の通信インターフェースが複数種類のネットワークへの接続機能を備えている。
図1に例示する画像処理装置100は、複数の仮想装置としての機能を備えている。通信管理部20は、仮想装置ごとに利用可能な1以上の通信インターフェースを対応付けて管理する。
データ記憶部30には、画像処理装置100によって利用される様々なデータが記憶される。データ記憶部30は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)や半導体メモリ等の記憶デバイスを利用して実現されてもよい。
制御部40は、図1に例示する画像処理装置100内の全体を統括的に制御する。制御部40は、例えば、複数の仮想装置の中から現行の仮想装置として選択されている仮想装置による通信を、その仮想装置に対応付けられた通信インターフェースによる通信に制限する。制御部40は、例えば各種のプログラムに従って統括的な制御を実行する。制御部40は、例えばCPU(Central Processing Unit)やプロセッサなどの演算処理デバイスを利用して実現されてもよい。
仮想装置管理部50は、複数の仮想装置に関する設定情報などを管理する。仮想装置管理部50は、例えば、仮想装置ごとにその仮想装置に関する設定内容を含んだ設定情報を管理する。仮想装置管理部50によって管理される設定情報は、例えばデータ記憶部30に記憶される。
表示画像形成部60は、表示部70に表示される表示画像を形成する。表示部70は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ等の表示デバイスを利用して実現されてもよい。
宛先表管理部80は、図1に例示する画像処理装置100で利用される宛先表を管理する。宛先表管理部80が管理する宛先表には、複数の宛先が含まれており、複数の宛先と各宛先の通信インターフェースが対応付けられている。宛先表管理部80が管理する宛先表は、例えばデータ記憶部30に記憶される。
また、宛先表管理部80は、宛先表の中から、現行の仮想装置で利用可能な通信インターフェースに対応付けられた宛先を選択してもよい。さらに、宛先表管理部80によって選択された1つ以上の宛先が現行の仮想装置で利用可能な宛先一覧として表示部70に表示されてもよい。
操作受付部90は、図1に例示する画像処理装置100を利用するユーザからの操作を受け付ける。操作受付部90は、例えばマウス、キーボード、トラックボール、タッチパネル、その他のスイッチ類等のうちの少なくとも1つの操作デバイスにより実現されてもよい。
図1に示す具体例の画像処理装置100は、例えば1台以上のコンピュータを利用して実現されてもよい。そのコンピュータは、CPU等の演算デバイス、メモリやハードディスク等の記憶デバイス、インターネット等の通信回線を利用する通信デバイス、光ディスクや半導体メモリやカードメモリ等の記憶媒体からデータを読み取りデータを書き込むデバイス、ディスプレイ等の表示デバイス、ユーザから操作を受け付ける操作デバイス等のハードウェア資源を備えている。
そして、例えば、図1に示す画像処理装置100が備える符号を付した複数部分のうちの少なくとも一部の機能に対応したプログラム(ソフトウェア)がコンピュータに読み込まれ、そのコンピュータが備えるハードウェア資源と読み込まれたソフトウェアとの協働により、図1に例示する画像処理装置100の少なくとも一部の機能がコンピュータにより実現される。そのプログラムは、例えば、インターネット等の通信回線を介してコンピュータ(画像処理装置100)に提供されてもよいし、光ディスクや半導体メモリやカードメモリ等の記憶媒体に記憶されてコンピュータ(画像処理装置100)に提供されてもよい。
また、図1に例示する画像処理装置100は、画像出力機能を備えた装置であってもよい。画像出力機能を備えた装置の具体例の一つが、複数の画像出力機能(印刷機能とスキャナ機能とコピー機能とファクシミリ機能などのうちの少なくともいくつかの機能)を備えた複合型の装置である。例えば、図1の画像処理装置100が複合型の装置であれば、企業や学校などに設置されてその企業や学校の顧客に利用されてもよいし、コンビニエンスストアなどの店舗に設置されて不特定多数の顧客に利用されてもよい。なお、図1の画像処理装置100は、複数の画像出力機能のうちの1つの機能のみを備えた装置であってもよい。
図1に例示する画像処理装置100の全体構成は以上のとおりである。次に、図1の画像処理装置100により実現される処理等の具体例について詳述する。なお、図1に示した構成(部分)については、以下の説明において図1の符号を利用する。
図2は、通信部10の具体例を示す図である。図2には、図1の画像処理装置100が備える通信部10の具体例が示されている。
図2に示す具体例において、通信部10は複数の通信インターフェース(通信IF)を備えており、複数の通信インターフェースが複数種類のネットワークへの接続機能を備えている。図2には、複数種類のネットワークの具体例として、ネットワーク1とネットワーク2とFAX外線が例示されている。ネットワーク1とネットワーク2は、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク),WAN(ワイドエリアネットワーク),インターネットなどのネットワーク回線である。FAX外線はファクシミリ用の回線である。
図2の具体例では、通信IF1(通信インターフェース1)がネットワーク1に対応付けられており、通信IF2(通信インターフェース2)がネットワーク2に対応付けられており、通信IF3(通信インターフェース3)がFAX外線に対応付けられている。
このように、図1に例示する画像処理装置100の通信部10は、複数の通信インターフェースを備えている。さらに、図1の画像処理装置100は、複数の仮想装置としての機能を備えている。例えば、1台の画像処理装置100が、仮想的に区別された複数台の装置としての機能を備えている。そして、通信管理部20により、仮想装置ごとに利用可能な1以上の通信インターフェースが対応付けて管理され、また、仮想装置管理部50により、複数の仮想装置に関する設定情報などが管理される。仮想装置に関する通信インターフェースの設定やその他の設定情報は、例えば、図1の画像処理装置100を管理する管理者によって設定される。
図3は、管理者により設定される設定内容の具体例を示す図である。図1の画像処理装置100は、例えば複数のユーザ(利用者)によって利用される。管理者は、例えば、複数のユーザによる利用に先立って画像処理装置100に関する設定を実行する。
図3(A)には、設定変更の対象となる複数項目の具体例として、複数の仮想装置(仮想装置1,仮想装置2)と優先割り当てと利用可能装置が例示されている。例えば、管理者が設定を行う際に利用するメインメニューとして、図3(A)の内容を示す表示画像が表示部70に表示されてもよい。
図3(A)に例示する設定変更の項目の中で仮想装置1の設定変更が選択されると、例えば図3(B)に例示する仮想装置1の設定に移行する。図3(B)には、仮想装置1に関する設定項目の具体例が示されている。例えば、図3(A)に対応したメインメニューの表示画像が表示部70に表示されている状態で、管理者が仮想装置1の設定変更を選択する操作を実行することにより、表示部70の表示画像が図3(B)の内容を示す画像に切り替えられてもよい。
図3(B)には、仮想装置1に関する設定項目の具体例として、仮想装置1の名称と、複数のネットワーク(複数の通信インターフェース)に関する利用の可否と、仮想装置1のテーマカラーと、仮想装置1で利用する送信シートが例示されている。名称は、仮想装置に付けられる装置名である。図3(B)に示す具体例では、仮想装置1に対して外部向け装置という名称が設定されている。
また、図3(B)に示す具体例では、仮想装置1に対して、ネットワーク1(通信インターフェース1)が利用許可(利用可能)に設定され、ネットワーク2(通信インターフェース2)が利用不可に設定され、ファクス外線(通信インターフェース3)が利用許可(利用可能)に設定されている。つまり、図3(B)に示す具体例では、仮想装置1に対して複数の通信インターフェースが利用可能に設定されている。このように、1つの仮想装置に対して複数の通信インターフェースが利用可能に設定されてもよい。また、1つの仮想装置に対して1つの通信インターフェースのみが利用可能に設定されてもよい。
テーマカラーは、仮想装置を識別する表示態様の具体例の一つである。図3(B)に示す具体例では、仮想装置1に対してオレンジ(色)のテーマカラーが設定されている。送信シートは、仮想装置による画像(文字や記号のみの画像を含む)データの送信時に利用されるシート名である。図3(B)に示す具体例では、仮想装置1に対して送信シート1が設定されている。例えば仮想装置1によるファクス(ファクシミリ)の送信時に、送信シート1の内容が送信ヘッダとして利用されてもよい。
図3(A)に戻り、設定変更の項目の中で優先割り当ての設定変更が選択されると、例えば図3(C)に例示する優先割り当ての設定に移行する。図3(C)には、複数のネットワーク(複数の通信インターフェース)に関する優先割り当ての具体例が図示されている。例えば、図3(A)に対応したメインメニューの表示画像が表示部70に表示されている状態で、管理者が優先割り当ての設定変更を選択する操作を実行することにより、表示部70の表示画像が図3(C)の内容の画像に切り替えられてもよい。
図3(C)に示す具体例では、ネットワーク1(通信インターフェース1)に対して仮想装置1が優先仮想装置に割り当てられており、ネットワーク2(通信インターフェース2)に対して仮想装置2が優先仮想装置に割り当てられており、ファクス外線(通信インターフェース3)に対して仮想装置1が優先仮想装置に割り当てられている。優先割り当ての設定は、通信管理部20によって管理されてもよいし仮想装置管理部50によって管理されてもよい。なお、優先割り当ての設定を利用した処理の具体例は後に説明する。
図3(A)に戻り、設定変更の項目の中で利用可能装置の設定変更が選択されると、例えば図3(D)に例示する利用可能装置の設定に移行する。図3(D)には、画像処理装置100を利用する1人以上のユーザ(例えば予め登録された複数のユーザ)の各々に対して設定された利用可能な仮想装置の具体例が図示されている。例えば、図3(A)に対応したメインメニューの表示画像が表示部70に表示されている状態で、管理者が利用可能装置の設定変更を選択する操作を実行することにより、表示部70の表示画像が図3(D)の内容の画像に切り替えられてもよい。
図3(D)に示す具体例では、ユーザAに対して利用可能な装置として仮想装置1と仮想装置2が設定されており、ユーザBに対して利用可能な装置として仮想装置1が設定されており、ユーザCに対して利用可能な装置として仮想装置1が設定されており、ユーザDに対して利用可能な装置として仮想装置2が設定されている。例えば、図3(D)に示す具体例のユーザAのように、1人のユーザに対して利用可能な装置として複数の仮想装置が設定されてもよい。
次に、ユーザの利用時に実行される処理の具体例を説明する。図4は、利用時に表示部70に表示される表示画像の具体例を示す図である。図4には、ユーザの利用時に表示画像形成部60によって形成されて表示部70に表示される表示画像の具体例が図示されている。
例えば、予め登録されたユーザがユーザ識別子やパスワードなどを入力して画像処理装置100へログインすると、そのユーザが利用可能な仮想装置を画像処理装置100が確認する。そして、ユーザが利用可能な仮想装置が複数ある場合には、利用可能な複数の仮想装置を選択候補として示す選択画像72が表示部70に表示される。
図4に例示する選択画像72内には、仮想装置1に対応した表示マーク72(1)と仮想装置2対応した表示マーク72(2)が含まれている。例えば、ユーザが利用可能な仮想装置として仮想装置1と仮想装置2が設定されている場合に(図3(D)参照)、図4に例示する選択画像72が表示部70に表示される。
表示マーク72(1)は仮想装置1に対応付けられた表示態様で表示される。例えば、表示マーク72(1)内には仮想装置1の名称(図3(B)参照)として設定された「外部向け装置」が明示され、また、表示マーク72(1)の背景が仮想装置1に対して設定されたテーマカラー(図3(B)参照)であるオレンジ色とされる。さらに、表示マーク72(1)内には、仮想装置1に対応付けられた(仮想装置1が利用可能な)通信インターフェース(インターネットとファクス外線)も明示されている。
これに対し、表示マーク72(2)は仮想装置2に対応付けられた表示態様で表示される。例えば、表示マーク72(2)内には仮想装置2の名称として設定された「イントラ向け装置」が明示され、また、表示マーク72(2)の背景が仮想装置2に対して設定されたテーマカラーである青色とされる。さらに、表示マーク72(2)内には、仮想装置2に対応付けられた(仮想装置2が利用可能な)通信インターフェース(イントラネット)も明示される。
ユーザは、例えば、図4に例示する選択画像72を利用して仮想装置を選択する。選択画像72内には、選択候補となる仮想装置がその装置に対応付けられた表示態様で示されており、視覚的に複数の仮想装置の相違が明らかであるため、ユーザが仮想装置の選択を間違える可能性が低減される。これにより、ユーザが間違った通信インターフェースを選択する可能性も低減される。
ユーザにより仮想装置が選択されると、選択された仮想装置に対応したメニュー画像74が表示部70に表示される。例えば、選択された仮想装置で利用できる1つ以上のサービスを示すメニュー画像74が表示される。
図4には、仮想装置2に対応したメニュー画像74の具体例が図示されている。図4に示す具体例では、仮想装置2が利用できる複数のサービスとして、「コピー」「スキャン」「ファクス」「ボックス」が例示されている。ここで、仮想装置2には通信インターフェースとしてファクス外線が対応付けられていないため、仮想装置2に対応したメニュー画像74の中から、利用できないサービスとして「ファクス」を除外しても良い。
さらに、図4に示すメニュー画像74内には、仮想装置2に対応した表示マーク76が含まれている。表示マーク76は仮想装置2に対応付けられた表示態様で表示される。例えば、表示マーク76内には仮想装置2の名称として設定された「イントラ向け装置」が明示され、また、表示マーク76の背景が仮想装置2に対して設定されたテーマカラーである青色とされる。なお、表示マーク76内に、仮想装置2に対応付けられた(仮想装置2が利用可能な)通信インターフェースが明示されてもよい。
ユーザは、例えば、図4に例示するメニュー画像74を利用して仮想装置のサービス等を選択する。メニュー画像74内には、選択された仮想装置がその装置に対応付けられた表示態様で示されているため、選択されている仮想装置(現行の仮想装置)が視覚的に明らかになる。そのため、仮に間違った仮想装置が選択されていたとしても、ユーザがその間違いに気付きやすくなる。なお、仮想装置2に対応した表示マーク76は、メニュー画像74内だけではなく、仮想装置2が選択されている期間中に常に表示部70等に表示されてもよい。
また、例えば、メニュー画像74から選択画像72に戻ってユーザが仮想装置の選択をやり直すようにしてもよい。例えば、メニュー画像74内でユーザが現行の仮想装置に対応した表示マーク76を選択した場合に、メニュー画像74から選択画像72に切り替わるようにしてもよい。
なお、仮想装置の再選択は、つまり選択画像72への切り替えは、メニュー画像74だけではなく、例えば各サービスの設定画面などから行えるようにしてもよい。ただし、送信先の設定を行った後に仮想装置の再選択を行った場合には、仮想装置の再選択に伴い通信インターフェースの選択や初期設定なども変更されることがあるため、送信先に関する設定をクリアするようにしてもよい。
図5は、ユーザのログイン後に実行される処理の具体例を示す図(フローチャート)である。例えば、予め登録されたユーザがユーザ識別子やパスワードなどを入力して画像処理装置100へログインする。なお、ユーザがICカードなどを利用してログインを実行してもよい。
ユーザがログインに成功すると(画像処理装置100の利用が許可されると)、まず、そのユーザが利用可能な仮想装置が確認される(S501)。例えば、画像処理装置100は、仮想装置管理部50によって管理される設定情報(図3(D))を確認し、ログインしたユーザが利用可能な仮想装置を確認する。
利用可能な仮想装置が複数ある場合には(S502)、利用可能な複数の仮想装置を示す選択画像が表示部70に表示される(S503)。例えば、表示画像形成部60が選択画像72(図4参照)を形成して、その選択画像72が表示部70に表示される。
そして、ユーザが仮想装置を選択することにより(S504)、選択された仮想装置が現行の仮想装置(そのユーザが使用する仮想装置)に決定される(S505)。例えば、選択画像72の中からユーザが選択した仮想装置が現行の仮想装置に決定される。
これに対し、S502のステップで利用可能な仮想装置が1つのみである場合には、その1つの仮想装置が選択されて現行の仮想装置に決定される(S505)。選択候補となる利用可能な仮想装置が1つのみである場合には、その1つの仮想装置が選択されて現行の仮想装置に決定されるため、通信部10が備える複数の通信インターフェースの中から、現行の仮想装置に対応付けられた通信インターフェースが画像処理装置100によって選択される。したがって、例えば、現行の仮想装置に対応付けられていない通信インターフェースをユーザが選択する誤選択の可能性が低減される。
現行の仮想装置が決定されると、つまりログインしたユーザが利用する仮想装置が決定されると、決定された現行の仮想装置に関する設定情報が確認される(S506)。例えば、画像処理装置100は、仮想装置管理部50によって管理される設定情報(図3参照)に含まれる現行の仮想装置に関する設定情報(図3(B)参照)を確認する。
そして、現行の仮想装置に対応したメニュー画像が表示部70に表示される(S507)。例えば、表示画像形成部60がメニュー画像74(図4参照)を形成して、そのメニュー画像74が表示部70に表示される。
こうして、図5に例示するフローチャートに従って処理が終了した後、ユーザは、例えば表示部70に表示されるメニュー画像74を参照して仮想装置のサービスを利用する。
次に、図1に例示する画像処理装置100による送信を伴うサービスの具体例について説明する。送信を伴うサービスの具体例には、スキャン(スキャンして得られた画像データの送信)とファクスが含まれる。
送信を伴うサービスには、宛先表管理部80によって管理される宛先表が利用されてもよいし、宛先表が利用されなくてもよい。宛先表を利用しない場合には、例えば、現行の仮想装置の送信を伴うサービスで利用可能な1以上の通信インターフェースの中から、ユーザが所望の通信インターフェースを選択するようにしてもよい。宛先表を利用する場合には、現行の仮想装置で利用可能な宛先一覧が表示部70に表示されてもよい。
図6は、仮想装置で利用可能な宛先一覧を得る処理の具体例を示す図(フローチャート)である。図6に例示する具体例では、まず、現行の仮想装置に対応付けられた通信インターフェースが確認される(S601)。例えば、画像処理装置100は、仮想装置管理部50によって管理される設定情報(図3参照)に含まれる現行の仮想装置に関する設定情報(図3(B)参照)を確認し、現行の仮想装置で利用可能な(利用許可された)通信インターフェースを特定する。
続いて、宛先表が取得される(S602)。例えば、宛先表管理部80がデータ記憶部30に記憶された宛先表を読み出して取得する。そして、宛先表に含まれる複数の宛先を対象として、例えば宛先表に含まれる全ての宛先を対象として、宛先ごとにS603からS605までの処理が実行される。
まず、現行の仮想装置に対応付けられた通信インターフェースで各宛先が利用可能かどうかが確認される(S603)。例えば、宛先表管理部80は、宛先表に含まれる各宛先が、現行の仮想装置で利用可能な通信インターフェースに対応付けられた宛先であるか否かを確認する。
次に、選択されたサービスで各宛先が利用可能かどうかが確認される(S604)。例えば、宛先表管理部80は、宛先表に含まれる各宛先が、現行の仮想装置のサービスとして現在選択されているサービスに対応付けられた宛先であるか否かを確認する。
そして、対象となる宛先がS603とS604の両方で利用可能であることが確認されると、その宛先が利用可能な宛先一覧に追加される(S605)。一方、対象となる宛先がS603またはS604で利用可能ではないことが確認された場合には、その宛先は利用可能な宛先一覧に追加されない。利用可能な宛先一覧は、例えば宛先表管理部80が形成する。
S603からS605までの処理は、対象となる宛先ごとに繰り返し実行される。そして、対象となる全宛先が確認されると(S606)、利用可能な宛先一覧が表示される(S607)。例えば、宛先表管理部80が形成した宛先一覧から、表示画像形成部60がその宛先一覧を示す表示画像を形成し、その表示画像が表示部70に表示される。
こうして、図6に例示するフローチャートに従った処理が終了した後、ユーザは、例えば表示部70に表示される宛先一覧を参照して宛先を選択して決定する。
図7は、宛先表と宛先一覧の具体例を示す図である。図1に例示する画像処理装置100で利用される宛先表は、例えばデータ記憶部30に記憶されて宛先表管理部80によって管理される。図7には、宛先表管理部80が管理する宛先表の具体例が示されている。
図7に示す具体例において、宛先表には複数の宛先が含まれており、各宛先には、宛先名とサービスと通信インターフェースとアドレス/番号が対応付けられている。宛先名は各宛先の名称であり、サービスは各宛先を対象として利用できるサービスである。また、通信インターフェースは、各宛先に対応した(その宛先が利用される)通信インターフェースであり、アドレス/番号は、各宛先のアドレスまたは番号である。
また、図7には、宛先表管理部80が形成する宛先一覧の具体例も図示されている。図7に示す宛先一覧は、通信インターフェース1と通信インターフェース3が利用可能な仮想装置1(図3(B)参照)でファクスのサービスが選択されている場合に、図7の宛先表から図6に例示する処理で得られる具体例の1つである。
図6に示すS603のステップでは、現行の仮想装置に対応付けられた通信インターフェースで各宛先が利用可能かどうかが確認される。現行の仮想装置として仮想装置1が選択されており、仮想装置1に通信インターフェース1と通信インターフェース3が対応付けられていれば、図7に例示する宛先表に含まれる複数の宛先の中で、宛先1と宛先2と宛先3が利用可能であると確認される。
さらに、図6に示すS604のステップでは、選択されたサービスで各宛先が利用可能かどうかが確認される。現行の仮想装置1でファクスのサービスが選択されていれば、図7に例示する宛先1と宛先2と宛先3の中で、ファクスのサービスに対応した宛先1と宛先2が利用可能であると確認される。こうして、図7に例示する宛先1と宛先2を含む宛先一覧が宛先表管理部80によって形成され、その宛先一覧を示す表示画像が表示部70に表示される。
なお、送信を伴うサービスでは、ユーザが、宛先の他に例えば送信文書のフォーマットや解像度などの設定を行い、送信の実行を指示(例えばスタートボタンを操作)することにより、画像処理装置100が送信処理を実行する。その送信処理では、現行の仮想装置に設定された設定情報が利用されてもよい。例えば、現行の仮想装置に対して送信シートが設定されていれば(図3(B)参照)、設定された送信シートに対応した送信ヘッダを付け加えた送信が実行されてもよい。
また、図1の画像処理装置100が備えるデータ記憶部30内に複数の親展ボックスが設けられてもよい。各親展ボックスは例えば1つ以上の画像データ等を格納するフォルダとしての機能を備えている。データ記憶部30内に複数の親展ボックスが設けられている場合に、画像処理装置100は、例えば仮想装置ごとに利用可能な1以上の親展ボックスを対応付けて管理してもよい。
そして、親展ボックスへ画像データ等を蓄積(記憶)する場合に、例えば、蓄積される画像データ等に仮想装置を割り当てておき、画像データ等に割り当てられた仮想装置が利用可能な親展ボックスにその画像データ等が蓄積されてもよい。また、蓄積の対象となる仮想装置が予め選択され、選択された仮想装置が利用可能な親展ボックスに画像データ等が蓄積されてもよい。
一方、親展ボックスに蓄積(記憶)された画像データ等を転送する場合には、例えば、転送の対象となる仮想装置が予め選択され、選択された仮想装置が利用可能な親展ボックスに蓄積された画像データ等が転送の対象とされてもよい。また、蓄積された画像データ等に仮想装置を割り当てておき、画像データ等に割り当てられた仮想装置が転送の対象として選択されている場合に、その画像データ等が転送の対象とされてもよい。
次に、図1に例示する画像処理装置100を利用したリモート指示の具体例について説明する。画像処理装置100は、外部の情報処理装置やサーバ装置などからリモート指示を受け付ける機能を備えている。リモート指示の具体例には、例えば、文書転送(文書データや画像データの転送)などの指示が含まれる。
図8は、リモート指示に従った処理の具体例を示す図(フローチャート)である。例えば、外部の装置などからリモート指示を受け付けると、図8に例示するフローチャートに従った処理が開始される。
図8に例示する具体例では、まず、リモート指示された通信インターフェースが確認される(S801)。例えば、画像処理装置100は、受け付けたリモート指示に含まれる転送元(リモート指示の要求元)の通信インターフェースを確認する。
次に、受け付けたリモート指示が管理者からのものか否かが確認される(S802)。例えば、画像処理装置100は、受け付けたリモート指示に含まれるユーザ識別子が、その画像処理装置100の管理者のユーザ識別子であれば、そのリモート指示が管理者からのものであると判定し、受け付けたリモート指示に含まれるユーザ識別子が、その画像処理装置100の管理者のユーザ識別子でなければ、そのリモート指示が管理者からのものではないと判定する。
受け付けたリモート指示が管理者からのものであれば、画像処理装置100が備える全ての仮想装置がリモート指示の対象として選択される(S803)。そして、管理者は、例えばリモート指示により管理ツール等を利用して文書等のバックアップを行う場合に、画像処理装置100が備える全ての仮想装置に対する処理をまとめて実行するようにしてもよい。
一方、受け付けたリモート指示が管理者からのものでなければ、受け付けたリモート指示に仮想装置の指定があるか否かが確認される(S804)。例えば、画像処理装置100の仮想装置の機能を知っているユーザまたは仮想装置の機能に対応した外部装置から受け付けたリモート指示であれば、例外的な場合を除いて、そのリモート指示に仮想装置の指定が含まれている。受け付けたリモート指示に仮想装置の指定が含まれていれば、その仮想装置でリモート指示の通信インターフェースを利用できるか否かが確認される(S805)。
例えば、リモート指示で指定された仮想装置が、S801で確認した通信インターフェースを利用可能であれば、リモート指示で指定された仮想装置がリモート指示の対象として選択される(S806)。一方、例えば、リモート指示で指定された仮想装置が、S801で確認した通信インターフェースを利用可能でなければ、リモート指示が禁止され(S811)、図8に例示するフローチャートが終了する。
S804に戻り、例えば、画像処理装置100の仮想装置の機能を知らないユーザまたは仮想装置の機能に対応していない外部装置から受け付けたリモート指示であれば、例外的な場合を除いて、そのリモート指示に仮想装置の指定が含まれていない。受け付けたリモート指示に仮想装置の指定が含まれていなければ、リモート指示された通信インターフェースに割り当てられた優先仮想装置が選択される(S807)。例えば、S801で確認した通信インターフェースに対して割り当てられた優先仮想装置(図3(C)参照)がリモート指示の対象として選択される。
S803,S806,S807のいずれかでリモート指示の対象となる仮想装置が選択されると、受け付けたリモート指示に文書転送の指示が含まれているか否かが確認される(S808)。受け付けたリモート指示に文書転送の指示が含まれていなければ、リモート指示が許可されて(S810)、図8に例示するフローチャートが終了する。
一方、受け付けたリモート指示に文書転送の指示が含まれていれば、リモート指示の対象として選択された仮想装置で転送指示に従った転送が可能か否かが確認される(S809)。例えば、リモート指示の対象として選択された仮想装置が、そのリモート指示の転送指示に含まれる転送先(宛先)に対応した通信インターフェースを利用可能か否かが確認される。
そして、S809の確認で転送が可能であれば、つまり転送指示に含まれる転送先に対応した通信インターフェースが利用できれば、リモート指示が許可されて(S810)、図8に例示するフローチャートが終了する。なお、リモート指示が許可された場合には、画像処理装置100がそのリモート指示に従ったサービスを実行する。
これに対し、S809の確認で転送が可能でなければ、つまり転送指示に含まれる転送先に対応した通信インターフェースが利用できなければ、リモート指示が禁止されて(S811)、図8に例示するフローチャートが終了する。例えば、S807の処理でリモート指示された通信インターフェースに割り当てられた優先仮想装置が選択された場合に、選択された優先仮想装置がそのリモート指示の転送指示に含まれる転送先(宛先)に対応した通信インターフェースを利用できなければ、そのリモート指示が禁止される。例えばそのリモート指示の転送指示に従った転送処理が実行されない。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は、その本質を逸脱しない範囲で各種の変形形態を包含する。
10 通信部、20 通信管理部、30 データ記憶部、40 制御部、50 仮想装置管理部、60 表示画像形成部、70 表示部、80 宛先表管理部、90 操作受付部、100 画像処理装置。

Claims (7)

  1. 複数の仮想装置としての機能と複数の通信インターフェースを備える画像処理装置であって、
    前記仮想装置ごとに利用可能な1以上の通信インターフェースを対応付けて管理する手段と、
    前記複数の仮想装置の中から現行の仮想装置として選択されている仮想装置による通信を当該仮想装置に対応付けられた通信インターフェースによる通信に制限する手段と、
    前記通信インターフェースごとに、他の仮想装置よりも優先して当該通信インターフェースに割り当てる1つの優先仮想装置を対応付けて管理する手段と、
    を有し、
    当該画像処理装置の外部から前記通信インターフェースを介して得られた指示情報の中に仮想装置を指定する情報が無い場合に、当該指示情報によって指定された仮想装置として、当該通信インターフェースに割り当てられた優先仮想装置を選択する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記仮想装置ごとに当該仮想装置を識別する表示態様を対応付けて管理する手段と、
    前記現行の仮想装置として選択されている仮想装置に対応付けられた表示態様を含む表示画像を表示する手段と、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記仮想装置ごとに当該仮想装置を識別する表示態様を対応付けて管理する手段と、
    前記現行の仮想装置の選択候補となる1以上の仮想装置を当該仮想装置に対応付けられた表示態様で示した選択画像を表示する手段と、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記現行の仮想装置の選択候補が1つの仮想装置である場合に、当該仮想装置を前記現行の仮想装置として選択する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    複数の宛先と各宛先の通信インターフェースを対応付けた宛先表の中から、前記現行の仮想装置として選択された仮想装置で利用可能な通信インターフェースに対応付けられた宛先を選択する手段と、
    前記選択された1つ以上の宛先を前記現行の仮想装置として選択された仮想装置で利用可能な宛先一覧として表示する手段と、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項に記載の画像処理装置において、
    前記指示情報によって指定された仮想装置として選択された前記優先仮想装置が、当該指示情報によって指示される転送先に対応した通信インターフェースを利用できない場合に、当該指示情報に従った転送処理を実行しない、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 複数の通信インターフェースを備えるコンピュータに、
    複数の仮想装置としての機能と、
    前記仮想装置ごとに利用可能な1以上の通信インターフェースを対応付けて管理する機能と、
    前記複数の仮想装置の中から現行の仮想装置として選択されている仮想装置による通信を当該仮想装置に対応付けられた通信インターフェースによる通信に制限する機能と、
    前記通信インターフェースごとに、他の仮想装置よりも優先して当該通信インターフェースに割り当てる1つの優先仮想装置を対応付けて管理する機能と、
    を実現させるプログラムであって、
    当該コンピュータの外部から前記通信インターフェースを介して得られた指示情報の中に仮想装置を指定する情報が無い場合に、当該指示情報によって指定された仮想装置として、当該通信インターフェースに割り当てられた優先仮想装置を選択するよう前記コンピュータを機能させるためのプログラム
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