JP7135588B2 - 上部スプレッダ取付装置 - Google Patents
上部スプレッダ取付装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7135588B2 JP7135588B2 JP2018156534A JP2018156534A JP7135588B2 JP 7135588 B2 JP7135588 B2 JP 7135588B2 JP 2018156534 A JP2018156534 A JP 2018156534A JP 2018156534 A JP2018156534 A JP 2018156534A JP 7135588 B2 JP7135588 B2 JP 7135588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper spreader
- spreader
- guided
- mounting
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Description
図1~図9を参照して、図1に示す第1実施形態の上部スプレッダ取付装置50を備えるクレーン1について説明する。
ブーム中心軸20aが延びる方向を、ブーム軸方向Xbとする。ブーム軸方向Xbにおいて、ブーム20の基端部(上部旋回体13に取り付けられる側の部分)から先端部(上部旋回体13に取り付けられる側とは反対側の部分)に向かう側をブーム先端側Xb1とし、その逆側をブーム基端側Xb2とする。上部旋回体13に対するブーム20の回転軸が延びる方向(横方向Y)を、ブーム横方向Ybともいう。ブーム軸方向Xbおよびブーム横方向Ybのそれぞれに直交する方向を、ブーム上下方向Zbとする。ブーム上下方向Zbにおいて、ブーム腹面20cからブーム背面20bに向かう側をブーム上側Zb1(起伏部材上側)とし、その逆側をブーム下側Zb2(起伏部材下側)とする。
上部スプレッダ60に関する方向には、スプレッダ前後方向Xsと、スプレッダ横方向Ysと、スプレッダ上下方向Zsと、がある。図1において二点鎖線で示すように、起伏ロープ47およびガイライン43が上部スプレッダ60に接続され、起伏ロープ47およびガイライン43が略直線状に配置された状態(以下、この状態を上部スプレッダ60の「使用状態」という)になる場合がある。スプレッダ前後方向Xs(図2参照)は、上部スプレッダ60が使用状態のときの、起伏ロープ47およびガイライン43が延びる方向である。図2に示すスプレッダ前後方向Xsにおいて、起伏ロープ47からガイライン43に向かう側をスプレッダ前側Xs1とし、その逆側をスプレッダ後側Xs2とする。スプレッダ横方向Ysは、上部スプレッダ60が使用状態のときに、横方向Yと一致(または略一致)する方向である。図5に示すスプレッダ横方向Ysにおいて、上部スプレッダ60の中央部(スプレッダ横方向Ysにおける中央部)に向かう側をスプレッダ横方向Ys内側とし、上部スプレッダ60の中央部から遠ざかる側をスプレッダ横方向Ys外側とする。図2に示すスプレッダ上下方向Zsは、スプレッダ前後方向Xsおよびスプレッダ横方向Ysのそれぞれに直交する方向である。なお、図2などでは、スプレッダ前後方向Xsと前後方向Xとが一致した状態を示したが、スプレッダ前後方向Xsと前後方向Xとは一致する必要はない。
取付部側取付孔89は、次のように配置される。取付部側取付孔89は、ガイド部83および規制部85に被ガイド部70が接触し、かつ、回転止め部87に上部スプレッダ60が接触したときに、上部スプレッダ側取付孔65と合う位置に配置される。取付部側取付孔89がこのような位置に配置されるように、規制部85および回転止め部87の位置が設定される。このとき、ブーム横方向Ybから見て、取付部側取付孔89は、上部スプレッダ側取付孔65と重なる位置に配置される。円弧状部分85cなどに対する取付部側取付孔89の位置は、次のように設定される。図2に示すように、円弧状部分85cの円弧の中心を、円弧中心O1とする。上部スプレッダフレーム61に対する被ガイド部70の回転軸(被ガイド部中心軸70a)から、上部スプレッダ側取付孔65の中心までの距離を中心間距離L1とする。ブーム横方向Ybから見たとき、円弧中心O1を中心、中心間距離L1を半径とする円弧を、円弧C1とする。このとき、取付部側取付孔89は、円弧C1上に配置される。例えば、ブーム横方向Ybから見たとき、取付部側取付孔89の中心は、円弧C1上に配置される。
図1に示すクレーン1(特に上部スプレッダ取付装置50)は、以下のように作動するように構成される。クレーン1の輸送時には、クレーン1が分解された状態になる。これは、クレーン1の部品を輸送車(トレーラなど)に搭載するため、また、輸送時の質量および寸法を規制値以内に収めるためである。例えば、輸送時には、下部ブーム21と、下部ブーム21よりも先端側のブーム20(中間ブーム23および上部ブーム25)と、が分離された状態になる。例えば、輸送時には、下部ブーム21は、上部旋回体13に取り付けられた状態でもよく、上部旋回体13から分離された状態でもよい。
クレーン1は、次のように分解される。クレーン1が作業可能な状態のとき、ブーム20は、上部旋回体13に対して上側Z1に起こされた状態になる(図示なし)。この状態で、起伏ロープ47が、起伏ウインチ45により繰り出される(緩められる)。すると、ブーム20の先端部(上部ブーム25)が着地する。そして、起伏ロープ47が、起伏ウインチ45により、さらに繰り出される。すると、上部スプレッダ60は、取付部80(ここではブーム側取付部80B)に向かって、下側Z2に移動する。このとき、上部スプレッダ60は、起伏ロープ47の張力の影響、ガイライン43の張力の影響、ならびに、上部スプレッダ60、起伏ロープ47、およびガイライン43のそれぞれの重心位置の影響を受ける。そのため、上部スプレッダ60は、様々な方向に傾きながら(前後方向X、上下方向Z、および横方向Yを回転軸として回転しながら)、取付部80に向かって移動する。
図1に示すクレーン1の組立は、上記のクレーン1の分解とは逆の手順、またはほぼ逆の手順により行われる。ただし、クレーン1の組立時に、図3に示す被ガイド部70がガイド部83にガイドされる作動は、クレーン1の分解時には、規制部85から被ガイド部70が上げられる作動となる。また、クレーン1の組立時に、規制部85から被ガイド部70が上げられる作動は、クレーン1の分解時には、被ガイド部70がガイド部83にガイドされる作動となる。
図8に示す上部スプレッダシーブ63が縦シーブである場合は、次の利点がある。上部スプレッダシーブ63が横シーブの場合は、複数の上部スプレッダ60の全体のスプレッダ横方向Ysの寸法(全幅)は、上部スプレッダシーブ63の直径と、スプレッダ横方向Ysに並ぶ上部スプレッダシーブ63の個数で決定される。その結果、上部スプレッダ60のスプレッダ横方向Ysの寸法は、例えばガントリ30の横方向Yの寸法を超えるほど大きくなる場合がある。この場合、上部スプレッダ60がガントリ30に取り付けられた状態では、上部スプレッダ60の一部が、ガントリ30から横方向Y外側に突出する。すると、ガントリ30から横方向Y外側に突出した上部スプレッダ60が、周囲の物(例えば図1に示す上部旋回体13のキャブやガードなど)に干渉する場合がある。一方、図8に示すように、上部スプレッダシーブ63が縦シーブである場合は、上部スプレッダシーブ63が横シーブである場合に比べ、上部スプレッダ60のスプレッダ横方向Ysの寸法を小さくできる。よって、上部スプレッダ60がガントリ30に取り付けられた状態のときに、上部スプレッダ60が周囲の物に干渉することを抑制できる。なお、上部スプレッダシーブ63は、横シーブでもよい。
図1に示す上部スプレッダ取付装置50による効果は次の通りである。なお、以下の効果の説明では、取付部80がブーム側取付部80Bである場合について説明するが、取付部80はガントリ側取付部80Gでもよい。取付部80がガントリ側取付部80Gである場合は、例えば、以下の説明におけるブーム20をガントリ30に代えればよい。
上部スプレッダ取付装置50は、クレーン1のブーム20(起伏部材)に設けられる。上部スプレッダ取付装置50は、上部スプレッダ60と、取付部80と、を備える。取付部80は、ブーム20に取り付けられる。取付部80には、上部スプレッダ60が取り付けられる。図2に示すように、上部スプレッダ60は、上部スプレッダフレーム61と、上部スプレッダシーブ63と、被ガイド部70と、上部スプレッダ側取付孔65と、を備える。上部スプレッダシーブ63は、上部スプレッダフレーム61に回転可能に取り付けられる。被ガイド部70は、上部スプレッダフレーム61に設けられる。上部スプレッダ側取付孔65は、上部スプレッダフレーム61に形成され、取付ピン90(図3参照)を差し込み可能である。
[構成2]図4に示すように、規制部85(具体的には離間方向規制部85b)は、被ガイド部70が規制部85に接触したときに、ガイド部83から被ガイド部70が離れる向き(離間方向D2)への被ガイド部70の移動を規制する。
[構成3]取付部80から上部スプレッダ60が取り外されるときの姿勢をブーム20がとり、かつ、ガイド部83および規制部85に被ガイド部70が接触した状態を状態αとする。状態αのとき、図4に示すように、規制部85は、被ガイド部70の真上の領域(真上領域A70)の外側のみに配置される。
[構成4]被ガイド部70は、スプレッダ横方向Ysの回転軸を中心に回転可能に上部スプレッダフレーム61に取り付けられるローラである。
上部スプレッダ60は、上部スプレッダ軸部62を備える。上部スプレッダ軸部62は、上部スプレッダフレーム61に固定され、スプレッダ横方向Ysの回転軸を中心に上部スプレッダシーブ63を回転可能に支持する。
[構成6]図4に示すように、規制部85は、円弧状部分85cを備える。円弧状部分85cは、ブーム横方向Ybから見たときに円弧状であり、被ガイド部70の外周面に沿うように形成される。
[構成7]図2に示すように、円弧状部分85cの円弧状の中心を円弧中心O1とする。上部スプレッダフレーム61に対する被ガイド部70の回転軸(被ガイド部中心軸70a)から、上部スプレッダ側取付孔65の中心までの距離を中心間距離L1とする。取付部側取付孔89は、横方向Yから見たとき、円弧中心O1を中心として中心間距離L1を半径とする円弧C1上に配置される。
[構成8]上部スプレッダシーブ63は、上部スプレッダフレーム61に対してスプレッダ横方向Ysの回転軸を中心に回転可能である。被ガイド部70は、上部スプレッダシーブ63よりも径方向外側に配置される。
[構成9]図5に示すように、被ガイド部70は、上部スプレッダフレーム61とスプレッダ横方向Ysに対向する位置、かつ、上部スプレッダフレーム61よりもスプレッダ横方向Ys内側に配置される。
図10を参照して、第2実施形態の上部スプレッダ取付装置250について、第1実施形態との相違点を説明する。なお、第2実施形態の上部スプレッダ取付装置250のうち、第1実施形態との共通点については、第1実施形態と同一の符号を付すなどして、説明を省略した。共通点の説明を省略する点については、後述する他の実施形態の説明も同様である。図6に示す上部スプレッダ取付装置50の、被ガイド部70、およびガイド部83(図3参照)に対して、図10に示す上部スプレッダ取付装置250の、被ガイド部270、およびガイド部283が、それぞれ相違する。
[構成10]被ガイド部270およびガイド部283の一方は、横方向Yに直交する方向(対向方向D3)に突出する形状を有する突出部270cを備える。被ガイド部270およびガイド部283のうち突出部270cを備える方とは異なる方は、溝部283cを備える。溝部283cは、横方向Yに直交する方向(対向方向D3)に凹んだ形状を有し、突出部270cを差し込み可能である。
[構成11]図10に示す溝部283cの底部283c1と突出部270cの先端部270c1とが対向する方向(対向方向D3)において、溝部283cの内壁の高さH1は、突出部270cの高さH2よりも高い。
図11を参照して、第3実施形態の上部スプレッダ取付装置350について、第1実施形態との相違点を説明する。第3実施形態の上部スプレッダ取付装置350は、取付部フレーム381を備える。
上記実施形態は様々に変形されてもよい。例えば、各構成要素の配置や形状が変更されてもよい。例えば、図1に示すクレーン1の組立および分解の手順は変更されてもよく、手順の一部が行われなくてもよい。例えば、構成要素の数が変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、構成要素どうしの固定や連結などは、直接的でも間接的でもよい。例えば、互いに異なる複数の構成要素として説明したものが、一つの部材や部分とされてもよい。例えば、一つの部材や部分として説明したものが、互いに異なる複数の部材や部分に分けて設けられてもよい。
20 ブーム(起伏部材)
30 ガントリ(起伏部材)
50、250、350 上部スプレッダ取付装置
60 上部スプレッダ
61 上部スプレッダフレーム
62 上部スプレッダ軸部
63 上部スプレッダシーブ
65 上部スプレッダ側取付孔
70、270 被ガイド部
80 取付部
83、283 ガイド部
85、285 規制部
85a 傾斜方向規制部
85c 円弧状部分
87 回転止め部
89 取付部側取付孔
90 取付ピン
270c 突出部
283c 溝部
381 取付部フレーム(一体的に構成された部品)
C1 円弧
D1 傾斜方向
H1 高さ(溝部283cの内壁の高さ)
H2 高さ(突出部270cの高さ)
L1 中心間距離
O1 円弧中心
Claims (7)
- クレーンの起伏部材に設けられる上部スプレッダ取付装置であって、
上部スプレッダと、
前記起伏部材に取り付けられ、前記上部スプレッダが取り付けられる取付部と、
を備え、
前記上部スプレッダは、
上部スプレッダフレームと、
前記上部スプレッダフレームに回転可能に取り付けられる上部スプレッダシーブと、
前記上部スプレッダフレームに設けられる被ガイド部と、
前記上部スプレッダフレームに形成され、取付ピンを差し込み可能である上部スプレッダ側取付孔と、
を備え、
前記取付部は、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記起伏部材の軸方向に対して傾斜する方向である傾斜方向に沿って前記被ガイド部をガイドするガイド部と、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記被ガイド部の前記傾斜方向への移動を規制する規制部と、
前記上部スプレッダに接触可能であり、横方向を回転軸とする前記上部スプレッダの回転を規制する回転止め部と、
前記取付ピンを差し込み可能である取付部側取付孔と、
を備え、
前記取付部側取付孔は、前記ガイド部および前記規制部に前記被ガイド部が接触し、前記回転止め部に前記上部スプレッダが接触したときに、前記上部スプレッダ側取付孔と合う位置に配置され、
前記規制部は、前記被ガイド部が前記規制部に接触したときに、前記ガイド部から前記被ガイド部が離れる向きへの前記被ガイド部の移動を規制し、
前記取付部から前記上部スプレッダが取り外されるときの姿勢を前記起伏部材がとり、かつ、前記ガイド部および前記規制部に前記被ガイド部が接触したとき、前記規制部は、前記被ガイド部の真上の領域の外側のみに配置される、
上部スプレッダ取付装置。 - クレーンの起伏部材に設けられる上部スプレッダ取付装置であって、
上部スプレッダと、
前記起伏部材に取り付けられ、前記上部スプレッダが取り付けられる取付部と、
を備え、
前記上部スプレッダは、
上部スプレッダフレームと、
前記上部スプレッダフレームに回転可能に取り付けられる上部スプレッダシーブと、
前記上部スプレッダフレームに設けられる被ガイド部と、
前記上部スプレッダフレームに形成され、取付ピンを差し込み可能である上部スプレッダ側取付孔と、
を備え、
前記取付部は、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記起伏部材の軸方向に対して傾斜する方向である傾斜方向に沿って前記被ガイド部をガイドするガイド部と、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記被ガイド部の前記傾斜方向への移動を規制する規制部と、
前記上部スプレッダに接触可能であり、横方向を回転軸とする前記上部スプレッダの回転を規制する回転止め部と、
前記取付ピンを差し込み可能である取付部側取付孔と、
を備え、
前記取付部側取付孔は、前記ガイド部および前記規制部に前記被ガイド部が接触し、前記回転止め部に前記上部スプレッダが接触したときに、前記上部スプレッダ側取付孔と合う位置に配置され、
前記上部スプレッダは、前記上部スプレッダフレームに固定され、横方向の回転軸を中心に前記上部スプレッダシーブを回転可能に支持する上部スプレッダ軸部を備え、
前記被ガイド部は、前記上部スプレッダシーブと同心に配置され、横方向の回転軸を中心に回転可能となるように前記上部スプレッダ軸部に回転可能に取り付けられるローラである、
上部スプレッダ取付装置。 - 請求項2に記載の上部スプレッダ取付装置であって、
前記規制部は、前記被ガイド部に接触可能な円弧状部分を備え、
前記円弧状部分は、横方向から見たときに円弧状であり、前記被ガイド部の外周面に沿うように形成され、
前記円弧状部分の円弧状の中心を円弧中心とし、
前記上部スプレッダフレームに対する前記被ガイド部の回転軸から、前記上部スプレッダ側取付孔の中心までの距離を中心間距離としたとき、
前記取付部側取付孔は、横方向から見たとき、前記円弧中心を中心として前記中心間距離を半径とする円弧上に配置される、
上部スプレッダ取付装置。 - クレーンの起伏部材に設けられる上部スプレッダ取付装置であって、
上部スプレッダと、
前記起伏部材に取り付けられ、前記上部スプレッダが取り付けられる取付部と、
を備え、
前記上部スプレッダは、
上部スプレッダフレームと、
前記上部スプレッダフレームに回転可能に取り付けられる上部スプレッダシーブと、
前記上部スプレッダフレームに設けられる被ガイド部と、
前記上部スプレッダフレームに形成され、取付ピンを差し込み可能である上部スプレッダ側取付孔と、
を備え、
前記取付部は、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記起伏部材の軸方向に対して傾斜する方向である傾斜方向に沿って前記被ガイド部をガイドするガイド部と、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記被ガイド部の前記傾斜方向への移動を規制する規制部と、
前記上部スプレッダに接触可能であり、横方向を回転軸とする前記上部スプレッダの回転を規制する回転止め部と、
前記取付ピンを差し込み可能である取付部側取付孔と、
を備え、
前記取付部側取付孔は、前記ガイド部および前記規制部に前記被ガイド部が接触し、前記回転止め部に前記上部スプレッダが接触したときに、前記上部スプレッダ側取付孔と合う位置に配置され、
前記上部スプレッダシーブは、前記上部スプレッダフレームに対して横方向の回転軸を中心に回転可能であり、
前記被ガイド部は、前記上部スプレッダシーブよりも径方向外側に配置される、
上部スプレッダ取付装置。 - クレーンの起伏部材に設けられる上部スプレッダ取付装置であって、
上部スプレッダと、
前記起伏部材に取り付けられ、前記上部スプレッダが取り付けられる取付部と、
を備え、
前記上部スプレッダは、
上部スプレッダフレームと、
前記上部スプレッダフレームに回転可能に取り付けられる上部スプレッダシーブと、
前記上部スプレッダフレームに設けられる被ガイド部と、
前記上部スプレッダフレームに形成され、取付ピンを差し込み可能である上部スプレッダ側取付孔と、
を備え、
前記取付部は、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記起伏部材の軸方向に対して傾斜する方向である傾斜方向に沿って前記被ガイド部をガイドするガイド部と、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記被ガイド部の前記傾斜方向への移動を規制する規制部と、
前記上部スプレッダに接触可能であり、横方向を回転軸とする前記上部スプレッダの回転を規制する回転止め部と、
前記取付ピンを差し込み可能である取付部側取付孔と、
を備え、
前記取付部側取付孔は、前記ガイド部および前記規制部に前記被ガイド部が接触し、前記回転止め部に前記上部スプレッダが接触したときに、前記上部スプレッダ側取付孔と合う位置に配置され、
前記被ガイド部は、前記上部スプレッダフレームと横方向に対向する位置、かつ、前記上部スプレッダフレームよりも横方向内側に配置される、
上部スプレッダ取付装置。 - クレーンの起伏部材に設けられる上部スプレッダ取付装置であって、
上部スプレッダと、
前記起伏部材に取り付けられ、前記上部スプレッダが取り付けられる取付部と、
を備え、
前記上部スプレッダは、
上部スプレッダフレームと、
前記上部スプレッダフレームに回転可能に取り付けられる上部スプレッダシーブと、
前記上部スプレッダフレームに設けられる被ガイド部と、
前記上部スプレッダフレームに形成され、取付ピンを差し込み可能である上部スプレッダ側取付孔と、
を備え、
前記取付部は、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記起伏部材の軸方向に対して傾斜する方向である傾斜方向に沿って前記被ガイド部をガイドするガイド部と、
前記被ガイド部に接触可能であり、前記被ガイド部の前記傾斜方向への移動を規制する規制部と、
前記上部スプレッダに接触可能であり、横方向を回転軸とする前記上部スプレッダの回転を規制する回転止め部と、
前記取付ピンを差し込み可能である取付部側取付孔と、
を備え、
前記取付部側取付孔は、前記ガイド部および前記規制部に前記被ガイド部が接触し、前記回転止め部に前記上部スプレッダが接触したときに、前記上部スプレッダ側取付孔と合う位置に配置され、
前記被ガイド部および前記ガイド部の一方は、横方向に直交する方向に突出する形状を有する突出部を備え、
前記被ガイド部および前記ガイド部のうち前記突出部を備える方とは異なる方は、溝部を備え、
前記溝部は、横方向に直交する方向に凹んだ形状を有し、前記突出部を差し込み可能である、
上部スプレッダ取付装置。 - 請求項6に記載の上部スプレッダ取付装置であって、
前記溝部の底部と前記突出部の先端部とが対向する方向において、前記溝部の内壁の高さは、前記突出部の高さよりも高い、
上部スプレッダ取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018156534A JP7135588B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 上部スプレッダ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018156534A JP7135588B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 上部スプレッダ取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020029349A JP2020029349A (ja) | 2020-02-27 |
JP7135588B2 true JP7135588B2 (ja) | 2022-09-13 |
Family
ID=69623715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018156534A Active JP7135588B2 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 上部スプレッダ取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7135588B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001010781A (ja) | 1999-06-28 | 2001-01-16 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | クレーンのミドルシーブ取付装置 |
JP2010018355A (ja) | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Kobelco Cranes Co Ltd | ブーム起伏装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5791782U (ja) * | 1980-11-25 | 1982-06-05 | ||
JPS5995083U (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-28 | 日立建機株式会社 | クレ−ン用ブ−ムのブライドル移動装置 |
JPS59179882U (ja) * | 1983-05-18 | 1984-12-01 | 日立建機株式会社 | クレ−ン用ブ−ムのブライドル移動装置 |
JP3466375B2 (ja) * | 1996-04-09 | 2003-11-10 | 日立建機株式会社 | クレーンのブライドル案内装置 |
-
2018
- 2018-08-23 JP JP2018156534A patent/JP7135588B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001010781A (ja) | 1999-06-28 | 2001-01-16 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | クレーンのミドルシーブ取付装置 |
JP2010018355A (ja) | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Kobelco Cranes Co Ltd | ブーム起伏装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020029349A (ja) | 2020-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010208855A (ja) | クレーンフックブロック | |
JP7275625B2 (ja) | ストラットバックストップ装置 | |
US20180282136A1 (en) | Method for raising raisable and lowerable member, and crane | |
JP7135588B2 (ja) | 上部スプレッダ取付装置 | |
JP6874747B2 (ja) | 上部スプレッダ取付装置 | |
JP2016222392A (ja) | 移動式クレーン及び移動式クレーンのブーム起立方法 | |
US10407284B2 (en) | Derricking apparatus | |
JP2017137171A (ja) | クレーン、およびクレーンのブーム取付方法 | |
JP6202080B2 (ja) | クレーン | |
JP6607224B2 (ja) | 起伏装置 | |
JP2022177670A (ja) | 上部スプレッダ取付装置、および上部スプレッダの取付方法 | |
US20220250880A1 (en) | Crane | |
JP7099170B2 (ja) | 起伏装置 | |
JP7293921B2 (ja) | ピン回り止め構造 | |
JP7447613B2 (ja) | 作業機械 | |
JP7528992B2 (ja) | 下部走行体及び建設機械 | |
JP7102861B2 (ja) | クレーン | |
JP3949766B2 (ja) | ラフィングジブ付きブームクレーンにおけるラフィングジブ支持装置 | |
JP2024068976A (ja) | 作業機械 | |
WO2022163500A1 (ja) | 上部スプレッダ案内装置 | |
JP7452399B2 (ja) | クレーン | |
JP7230895B2 (ja) | クレーンの連結ビーム | |
JP7188424B2 (ja) | 足場装置 | |
JP7163607B2 (ja) | クレーンおよびクレーンの組立方法 | |
JP7146597B2 (ja) | ガイドローラ機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220412 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220608 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220815 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7135588 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |