JP7132305B2 - 選曲システム、選曲方法及び選曲プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、車内で再生する楽曲を選択する選曲システム、選曲方法及び選曲プログラムに関する。
自動車等の車両にはオーディオシステムが搭載されていることがある。そして、車両の運転者は、好みの音楽をオーディオで流しながら車両を運転することで、運転をより楽しむことができる。
一方で、カーオーディオから出力される音により運転者の安全運転を支援するシステムも提案されている。例えば、特許文献1に記載の発明では、運転者の居眠り状態が検知された場合には、音楽のテンポを上げて出力することで、運転者の覚醒状態の維持を支援している。
特開2004-254750号公報
ところで、同じ運転者であっても、異なる車種の車両を運転する場合や、車両を運転している状況によっては、聴きたい音楽も変わることがある。しかしながら、従来では、車両と運転者の双方の情報を考慮して選曲していないため、状況に合っていない音楽を選曲してしまうことがある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両と運転者に応じてカスタマイズされた基準に従って音楽を選曲することができる選曲システム、選曲方法及び選曲プログラムを提供することにある。
前記課題は、本発明に係る選曲システムによれば、複数の楽曲データを記憶する記憶部と、車両の運転者のパーソナルデータを取得するパーソナルデータ取得部と、前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、前記パーソナルデータと前記車両の車両情報とに基づく楽曲の嗜好情報をもとに、前記記憶部から楽曲データを選択する選択部と、前記選択部により選択された楽曲データを再生制御する再生制御部と、を備え、前記選択部は、前記パーソナルデータ取得部によって取得した前記パーソナルデータをもとに特定される前記運転者に係る第1の属性に対応した第1嗜好情報である重みと、前記車両情報取得部によって取得した前記車両情報に含まれる前記車両の車種に対応する第2嗜好情報である重みとを足し合わせた重みからなる嗜好情報に従って前記記憶部で記憶している楽曲データを選択し、所定の楽曲データが再生されているときに入力部を通じてユーザからお気に入りの指定操作がなされた場合に、前記選択部は、前記記憶部で記憶されている複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報と、前記お気に入り指定された楽曲データの情報とに基づいて、前記お気に入り指定された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択し、前記再生制御部は、前記楽曲データを前記所定の楽曲データよりも後に再生制御し、前記お気に入り指定された楽曲データが再生されているときにユーザからお気に入りの指定解除操作がなされた場合に、前記選択部は、前記記憶部で記憶されている複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報に基づいて前記お気に入り指定解除された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択し、前記再生制御部は、選択された前記楽曲データを前記お気に入り指定された楽曲データよりも後に再生制御する、ことにより解決される。
また、前記課題は、本発明に係る選曲方法によれば、コンピュータが楽曲を選択する選曲方法であって、前記コンピュータが、車両の運転者のパーソナルデータを取得するパーソナルデータ取得ステップと、前記車両の車両情報を取得する車両情報取得ステップと、前記パーソナルデータと前記車両の車両情報とに基づく楽曲の嗜好情報をもとに、複数の楽曲データを記憶する記憶部から楽曲データを選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択された楽曲データを再生制御する再生制御ステップと、を備え、前記選択ステップは、前記パーソナルデータ取得ステップによって取得した前記パーソナルデータをもとに特定される前記運転者に係る第1の属性に対応した第1嗜好情報である重みと、前記車両情報取得ステップによって取得した前記車両情報に含まれる前記車両の車種に対応する第2嗜好情報である重みとを足し合わせた重みからなる嗜好情報に従って前記記憶部から楽曲データを選択し、所定の楽曲データが再生されているときに入力部を通じてユーザからお気に入りの指定操作がなされた場合に、前記選択ステップでは、前記記憶部から複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報と、前記お気に入り指定された楽曲データの情報とに基づいて、前記お気に入り指定された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択し、前記再生制御ステップでは、前記楽曲データを前記所定の楽曲データよりも後に再生制御し、前記お気に入り指定された楽曲データが再生されているときにユーザからお気に入りの指定解除操作がなされた場合に、前記選択ステップでは、前記記憶部から複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報に基づいて前記お気に入り指定解除された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択し、前記再生制御ステップでは、前記楽曲データを前記お気に入り指定された楽曲データよりも後に再生制御する、ことにより解決される。
また、前記課題は、本発明に係る選曲プログラムによれば、コンピュータに楽曲を選択させる選曲プログラムであって、前記コンピュータに、車両の運転者のパーソナルデータを取得するパーソナルデータ取得ステップと、前記車両の車両情報を取得する車両情報取得ステップと、前記パーソナルデータと前記車両の車両情報とに基づく楽曲の嗜好情報をもとに、複数の楽曲データを記憶している記憶部から楽曲データを選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選択された楽曲データを再生制御する再生制御ステップと、を実行させ、前記選択ステップは、前記パーソナルデータ取得ステップによって取得した前記パーソナルデータをもとに特定される前記運転者に係る第1の属性に対応した第1嗜好情報である重みと、前記車両情報取得ステップによって取得した前記車両情報に含まれる前記車両の車種に対応する第2嗜好情報である重みとを足し合わせた重みからなる嗜好情報に従って前記記憶部から楽曲データを選択させ、所定の楽曲データが再生されているときに入力部を通じてユーザからお気に入りの指定操作がなされた場合に、前記選択ステップでは、前記記憶部から複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報と、前記お気に入り指定された楽曲データの情報とに基づいて、前記お気に入り指定された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択させ、前記再生制御ステップでは、前記楽曲データを前記所定の楽曲データよりも後に再生制御させ、前記お気に入り指定された楽曲データが再生されているときにユーザからお気に入りの指定解除操作がなされた場合に、前記選択ステップでは、前記記憶部から複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報に基づいて前記お気に入り指定解除された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択させ、前記再生制御ステップでは、前記楽曲データを前記お気に入り指定された楽曲データよりも後に再生制御させることを実行させることにより解決される。
上記の選曲システム、選曲方法及び選曲プログラムによれば、車両と運転者の双方の情報に基づいてカスタマイズされた基準に従って楽曲を選択できる。これにより、状況に合った音楽を流すことができ、運転者の運転を好適に支援できる。
また、上記の選曲システムにおいて、車両が急加速や高速走行をしている場合には、鎮静作用のある音楽を車内で流すようにすることで、運転者の気分を落ち着かせることができる。これにより、運転者の安全運転を支援することができる。
また、上記の選曲システムにおいて、車両の運転状況に適した特性の音楽ジャンルの楽曲を、車内に流すことができる。
また、上記の選曲システムにおいて、車両の走行の安全性を優先しつつ、車両の運転状況に適した特性の音楽ジャンルの楽曲を車内に流すことができる。
また、上記の選曲システムにおいて、運転者が運転を楽しみたい場合には、運転者が好む気分が盛り上がる音楽を流して、運転の楽しみをサポートできる。
また、上記の選曲システムにおいて、所定の運転モードが設定されておらず、且つ車両が急加速や高速走行をしているときには、鎮静作用のある音楽を流すようにすることで、運転者の気分を落ち着かせて、安全運転をサポートできる。
また、上記の選曲システムにおいて、走行中の車両に急停止、急ハンドル又はふらつきが発生している場合には、運転者の覚醒状態が低いと考えられるため、覚醒作用のある音楽を流すようにすることで、運転者を覚醒させ易くなる。これにより、運転者の安全運転を支援することができる。
また、上記の選曲システムにおいて、運転者のデモグラフィック情報に基づいて、運転者の嗜好に合致する可能性が高い音楽を選択することができる。
また、上記の選曲システムにおいて、運転者が運転する車両の車種に基づいて、運転者の嗜好に合致する可能性が高い音楽を選択することができる。
また、上記の選曲システムにおいて、運転者の楽曲ごとの嗜好を考慮して車内で流す楽曲を選択できる。
本発明によれば、車両と運転者に応じてカスタマイズされた基準に従って音楽を選曲することができる。
本実施の形態に係る選曲システムと、選曲システムにより選択された楽曲を再生する車両を含むシステムの全体を示す図である。 選曲システムのハードウェア構成を示す図である。 選曲システムに備えられる機能を示す図である。 楽曲データテーブルの一例を示す図である。 音楽ジャンルテーブルの一例を示す図である。 デモグラフィック情報テーブルの一例を示す図である。 車種情報テーブルの一例を示す図である。 ユーザー楽曲情報テーブルの一例を示す図である。 楽曲再生処理の全体の流れを示すシーケンス図である。 選曲処理の流れを示すフロー図である。
以下、図1乃至図10を参照しながら、本発明の一実施形態(本実施形態)に係る選曲システム1について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例であり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
[1.全体システム]
図1には、選曲システム1と、選曲システム1により選択された楽曲を再生する車両Cを含むシステムの全体を示す。なお、選曲システム1は、運転者Dが運転する車両Cで再生する楽曲を選択するシステムである。
図1に示されるように、車両Cには、オンボードコンピュータ3とスピーカー5が搭載される。
オンボードコンピュータ3は、車両Cに関する各種情報を取得するコンピュータである。例えば、オンボードコンピュータ3は、時刻、日付、外気温、車両Cの加速度、速度、平均燃費、走行距離、車種等の情報を取得する。
また、オンボードコンピュータ3は、音楽再生機能も有しており、オンボードコンピュータ3に接続されたスピーカー5を介して音の出力が可能となっている。
また、図1に示されるように、選曲システム1は、ネットワークNを介して通信可能に接続された楽曲管理サーバ10とユーザー端末20を備える。
ユーザー端末20は、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末等の携帯型のコンピュータ、もしくはカーナビゲーション端末である。ユーザー端末20は、例えば車両Cのダッシュボードに設置されたホルダーに保持されることとしてよい。
ユーザー端末20は、有線又は無線によりオンボードコンピュータ3と通信可能である。また、ユーザー端末20は、ネットワークNを介して楽曲管理サーバ10とも通信可能である。
そして、本実施形態では、ユーザー端末20は、運転者Dの情報と車両Cに関する車両情報(車種情報や車両Cの走行情報等)を取得し、取得した情報に基づいて楽曲管理サーバ10に選曲を要求する。
楽曲管理サーバ10は、複数の楽曲データを管理し、管理する楽曲データをユーザー端末20に配信するミュージックサーバである。ここで、楽曲データとは、楽曲を再生するための所定形式のデータファイルである。
本実施形態では、楽曲管理サーバ10は、ネットワークNを介してユーザー端末20と通信し、ユーザー端末20から運転者Dの情報と、車両Cの車両情報を受信する。そして、楽曲管理サーバ10は、運転者Dの情報と、車両Cの車両情報に基づいて、管理する楽曲データの中から楽曲データを選択し、選択した楽曲データをユーザー端末20に配信する。
そして、ユーザー端末20は、楽曲管理サーバ10から配信された楽曲データを受信し、受信した楽曲データを再生する。本実施形態では、ユーザー端末20は、オンボードコンピュータ3を介してスピーカー5から楽曲データに基づく音楽を出力させる。
以下、上記の処理を実現するために選曲システム1に備えられる構成について詳細に説明する。
[2.選曲システム1のハードウェア構成]
次に、図2を参照しながら、選曲システム1の楽曲管理サーバ10及びユーザー端末20のそれぞれのハードウェア構成例について説明する。
[2.1.楽曲管理サーバ10の構成]
まず、楽曲管理サーバ10の構成について説明する。
図2に示されるように、楽曲管理サーバ10は、ハードウェア構成として、制御部11、記憶部12及び通信部13を備える。
制御部11は、例えば中央処理装置(Central Processing Unit)を含み構成され、記憶部12に記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、楽曲管理サーバ10の各部を制御する。
記憶部12は、例えばメモリ、磁気ディスク装置を含み構成され、各種のプログラムやデータを記憶するほか、制御部11のワークメモリとしても機能する。
通信部13は、ネットワークインターフェースカード(NIC)等の通信インターフェースを有し、通信インターフェースを介してネットワークNに接続する。そして、通信部13は、ネットワークNを介してユーザー端末20等のデバイスと通信する。
[2.2.ユーザー端末20の構成]
次に、ユーザー端末20の構成について説明する。
図2に示されるように、ユーザー端末20は、制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、表示部25、加速度センサ26及びGPSセンサ27を備える。
制御部21は、例えば中央処理装置(Central Processing Unit)を含み構成され、記憶部22に記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、ユーザー端末20の各部を制御する。
記憶部22は、例えばメモリ、磁気ディスク装置を含み構成され、各種のプログラムやデータを記憶するほか、制御部21のワークメモリとしても機能する。
通信部23は、ネットワークインターフェースカード(NIC)等の通信インターフェースを有し、通信インターフェースを介してネットワークNに接続する。そして、通信部23は、ネットワークNを介して楽曲管理サーバ10等のデバイスと通信する。
また、通信部23は、通信インターフェースを介してオンボードコンピュータ3と通信する。
入力部24は、例えばタッチパネル、マイク等の入力デバイスを含み構成され、運転者Dからの操作情報の入力を受け付ける。
なお、運転者Dからの操作情報の入力は、タッチパネルへのタッチ操作で行われてもよいし、マイクを介した音声入力により行われてもよい。
表示部25は、例えば液晶ディスプレイ装置等の表示デバイスを含み構成され、制御部21により生成されるグラフィックデータに基づく画面を表示させる。
加速度センサ26は、XYZの3軸の加速度を測定するデバイスである。ユーザー端末20が車両Cに固定されている間には、加速度センサ26で測定した加速度により、車両Cの前後方向、左右方向、上下方向の加速度が計測可能となっている。
GPSセンサ27は、GPSの信号を受信し、受信した信号に基づいて車両Cの位置情報を測定するデバイスである。
[3.選曲システム1に備えられる機能]
次に、図3に基づいて、選曲システム1に備えられる機能について説明する。
図3に示されるように、選曲システム1は、機能として、データ記憶部100、パーソナルデータ取得部110、車両情報取得部120、運転モード設定部130、算出部140、選択部150、再生制御部160及び受付部170を備える。
選曲システム1に備えられる上記の各部の機能は、楽曲管理サーバ10の制御部11が記憶部12に記憶されるプログラムに従って楽曲管理サーバ10の各部を動作させるとともに、ユーザー端末20の制御部21が記憶部22に記憶されるプログラムに従ってユーザー端末20の各部を動作させることにより実行される。
なお、記憶部12に記憶されるプログラムは、通信部13によりネットワークN等の通信網を介して楽曲管理サーバ10が取得してもよいし、プログラムを記憶した記憶媒体から楽曲管理サーバ10が読み込んで取得することとしてもよい。
また、記憶部22に記憶されるプログラムは、通信部23によりネットワークN等の通信網を介してユーザー端末20が取得してもよいし、プログラムを記憶した記憶媒体からユーザー端末20が読み込んで取得することとしてもよい。
以下、上記の各部の機能の詳細について説明する。
[3.1.データ記憶部100]
データ記憶部100は、主に楽曲管理サーバ10の記憶部12により実現される。
データ記憶部100は、ユーザー端末20に配信可能な複数の楽曲データを記憶するとともに、楽曲データや運転者Dに関する各種の情報を記憶する。以下、データ記憶部100に記憶されるデータの一例について説明する。
データ記憶部100には、楽曲データテーブルT1、音楽ジャンルテーブルT2、デモグラフィック情報テーブルT3、車種情報テーブルT4及びユーザー楽曲情報テーブルT5が記憶される。以下、各テーブルの詳細について説明する。
図4には、楽曲データテーブルT1の一例を示した。図4に示されるように、楽曲データテーブルT1は、楽曲データを一意に識別する楽曲ID、楽曲名、楽曲のジャンル(音楽ジャンル)、データファイル(ファイル名)が関連付けて記憶される。
図5には、音楽ジャンルテーブルT2の一例を示した。音楽ジャンルテーブルT2は、音楽ジャンルに定められた特性の情報を記憶するテーブルである。
図5に示されるように、音楽ジャンルテーブルT2には、(音楽)ジャンルに関連付けて、高揚作用の有無を示すフラグ、鎮静作用の有無を示すフラグ、覚醒作用の有無を示すフラグが記憶される。
高揚作用とは、楽曲を聴く者に高揚感をもたらす、すなわち楽曲を聴く者の気分を盛り上げる作用である。本実施形態では、音楽ジャンルに対して、高揚作用のフラグが真(T)である場合には、その音楽ジャンルの楽曲には聴者に高揚感をもたらす作用があることを示し、上記フラグが偽(F)の場合には、聴者に高揚感をもたらす作用が特段認められないことを示す。
鎮静作用とは、楽曲を聴く者を鎮静化させる、すなわち楽曲を聴く者の気分を落ち着かせる作用である。本実施形態では、音楽ジャンルに対して、鎮静作用のフラグが真(T)である場合には、その音楽ジャンルの楽曲には聴者の気分を落ち着かせる作用があることを示し、上記フラグが偽(F)の場合には聴者の気分を落ち着かせる作用が特段認められないことを示す。
覚醒作用とは、楽曲を聴く者を覚醒化させる、すなわち楽曲を聴く者の目を覚まさせる作用である。本実施形態では、音楽ジャンルに対して、覚醒作用のフラグが真(T)である場合には、その音楽ジャンルの楽曲には聴者の目を覚まさせる作用があることを示し、上記フラグが偽(F)の場合には聴者の目を覚まさせる作用が特段認められないことを示す。
なお、本実施形態では、音楽ジャンルに高揚作用、鎮静作用、覚醒作用の有無を定めることとしたが、各楽曲について上記の各作用の有無を定めるようにしてもよい。また、音楽ジャンルの作用は上記の例に限られず他の作用を定めてもよい。
図6には、デモグラフィック情報テーブルT3の一例を示した。デモグラフィック情報テーブルT3は、デモグラフィック属性(人口統計学的属性)に関連付けて、そのデモグラフィック属性に属する者が嗜好する音楽ジャンルを定めたテーブルである。なお、デモグラフィック情報テーブルT3の情報は、統計情報に基づいて生成することとしてよい。
図6に示されるように、デモグラフィック情報テーブルT3は、年代(年令)及び性別に関連付けて、嗜好する音楽ジャンルが記憶される。なお、デモグラフィック情報テーブルT3においては、各音楽ジャンルに重みが定められている。
例えば、図6に示された例において、「ロック」は「20代男性」と「30代男性」の両方に含まれているが、各々の重みは各年代について異なる値に設定することで、よりデモグラフィック属性の嗜好を柔軟に設定可能となっている。
図7には、車種情報テーブルT4の一例を示した。車種情報テーブルT4は、車種に関連付けて、その車種の購入者が嗜好する音楽ジャンルを定めたテーブルである。なお、車種情報テーブルT4の情報は、統計情報に基づいて生成することとしてよい。
図7に示されるように、車種情報テーブルT4は、車種に関連付けて、嗜好する音楽ジャンルが記憶される。なお、車種情報テーブルT4においては、各音楽ジャンルに重みが定められている。このように、車種ごとに定められた音楽ジャンルに重みを設定可能とすることにより、車種の購入者の音楽ジャンルの嗜好を柔軟に設定可能となっている。
図8には、ユーザー楽曲情報テーブルT5の一例を示した。ユーザー楽曲情報テーブルT5は、ユーザー(運転者D)ごとの楽曲の再生情報、評価等の情報を記憶したテーブルである。
図8に示されるように、ユーザー楽曲情報テーブルT5は、楽曲ID、楽曲の再生回数、楽曲に対するお気に入り指定の有無を示すフラグ、楽曲再生中に車両の急加速・高速走行の発生の有無を示すフラグ、楽曲再生中に車両の急停止・ふらつき・急ハンドルの発生の有無を示すフラグ、楽曲の評価値が関連付けて記憶される。
ここで、楽曲に対するお気に入り指定は、後述する受付部170により受け付けた情報に基づいて設定される。
また、車両の急加速・高速走行と、急停止・ふらつき・急ハンドルの発生の有無は、加速度センサ26、GPSセンサ27により測定される情報に基づいて判定される。
また、楽曲の評価値は、ユーザーの嗜好する音楽ジャンル、楽曲の再生回数、お気に入りの指定の有無の情報に基づいて算出部140により算出されるものであり、詳細については後述する。
[3.2.パーソナルデータ取得部110]
パーソナルデータ取得部110は、主にユーザー端末20の制御部21、記憶部22、通信部23及び入力部24と、楽曲管理サーバ10の制御部11、記憶部12及び通信部13により実現される。
パーソナルデータ取得部110は、車両Cの運転者Dのパーソナルデータを取得する。例えば、パーソナルデータには、運転者Dの識別情報(ユーザーID等)、年令、性別の情報を含むこととしてよい。
また、パーソナルデータには、運転者Dの音楽の嗜好情報(例えば嗜好する音楽ジャンルの情報)が含まれることとしてもよい。
具体的には、パーソナルデータ取得部110の機能は以下の処理により実現される。
まず、ユーザー端末20の記憶部22に運転者Dのパーソナルデータが既に記憶されている場合には、ユーザー端末20の制御部21は、記憶部22に記憶されるパーソナルデータを、通信部23を介して楽曲管理サーバ10に送信する。楽曲管理サーバ10は、通信部13を介してユーザー端末20から送信されるパーソナルデータを受信して取得する。
また、ユーザー端末20の記憶部22に運転者Dのパーソナルデータが記憶されていない場合には、入力部24を介して運転者Dからパーソナルデータの入力を受け付け、受け付けたパーソナルデータを、通信部23を介して楽曲管理サーバ10に送信することとしてよい。
[3.3.車両情報取得部120]
車両情報取得部120は、主にユーザー端末20の制御部21、記憶部22、通信部23、入力部24、加速度センサ26及びGPSセンサ27と、楽曲管理サーバ10の制御部11、記憶部12及び通信部13により実現される。
車両情報取得部120は、車両Cの車両情報を取得する。例えば、車両情報には、車両Cの車種情報、位置情報、走行状態を示す走行情報等を含むこととしてよい。
走行情報は、車両Cの加速度情報、速度情報としてもよいし、車両Cの加速度情報、速度情報に基づいて判定された急加速、高速走行、急停止、急ハンドル、ふらつきの発生を示す情報としてもよい。
具体的には、車両情報取得部120の機能は以下の処理により実現される。
まず、オンボードコンピュータ3から車両Cの車種情報が得られる場合には、ユーザー端末20は通信部23を介してオンボードコンピュータ3と通信して、車両Cの車種情報を受信する。そして、ユーザー端末20は、通信部23を介して車両Cの車種情報を楽曲管理サーバ10に送信する。楽曲管理サーバ10は、通信部13を介してユーザー端末20から送信された車両Cの車種情報を受信して取得する。
また、オンボードコンピュータ3から車両Cの車種情報が得られない場合には、入力部24を介して運転者Dから車両Cの車種情報の入力を受け付け、受け付けた車種情報を、通信部23を介して楽曲管理サーバ10に送信することとしてよい。
また、ユーザー端末20は、GPSセンサ27により測定した位置情報を、定期的に楽曲管理サーバ10に送信することとしてよい。
また、ユーザー端末20は、加速度センサ26により測定した加速度情報に基づいて、車両Cの急加速、急停止、ふらつき、急ハンドルの発生を判定し、急加速、急停止、ふらつき、急ハンドルが発生した場合に、発生した事象とその時間とを楽曲管理サーバ10に送信することとしてよい。
また、ユーザー端末20は、GPSセンサ27により測定した位置情報に基づいて算出した速度が閾値以上となっている場合に、高速走行状態と判定し、その旨と発生時間とを楽曲管理サーバ10に送信することとしてよい。
なお、車両Cの加速度情報や速度情報については、オンボードコンピュータ3から得られる場合には、オンボードコンピュータ3から得た情報を用いてもよい。
[3.4.運転モード設定部130]
運転モード設定部130は、主にユーザー端末20の制御部21、記憶部22、通信部23及び入力部24と、楽曲管理サーバ10の制御部11、記憶部12及び通信部13により実現される。
運転モード設定部130は、運転者Dからの入力、車両Cの位置情報、又は日時情報に基づいて、所定の運転モードを設定する。本実施形態では、運転モードには、安全運転の支援を重視したノーマルモード(通常運転モード、第2の運転モード)と、安全運転を支援しつつ運転の楽しみを許容したファンドライブモード(第1の運転モード)の2つがあることとする。そして、初期状態では、ノーマルモードが設定され、運転者Dからの入力、車両Cの位置情報、又は日時情報に基づいて、ファンドライブモードが設定される。
具体的には、運転モード設定部130は、運転者Dからファンドライブモードの設定操作が入力された場合には、運転モードをファンドライブモードに設定する。また、運転モード設定部130は、車両Cの位置情報が所定のエリア(例えば高速道路やサーキット場等)内にある場合には、運転モードをファンドライブモードに設定することとしてもよい。また、運転モード設定部130は、日時情報が例えば土日祝日の所定時間帯にある場合には、運転モードをファンドライブモードに設定することとしてもよい。
本実施形態では、ユーザー端末20が上記の運転モードを設定し、設定した運転モードを楽曲管理サーバ10に通知することとする。
[3.5.算出部140]
算出部140は、主に楽曲管理サーバ10の制御部11及び記憶部12により実現される。
算出部140は、運転者Dの嗜好する音楽ジャンルと、楽曲管理サーバ10で配信可能な複数の楽曲データごとの再生回数及び運転者Dからのお気に入りの指定の情報に基づいて、複数の楽曲データのそれぞれの評価値を算出する。
以下、算出部140による楽曲データの評価値の算出処理を具体的に説明する。
算出部140は、パーソナルデータ取得部110により取得した運転者Dのパーソナルデータに基づいて、運転者Dのデモグラフィック属性を特定する。そして、算出部140は、上記特定したデモグラフィック属性に基づいて、デモグラフィック情報テーブルT3から対応する嗜好ジャンル情報(以下、第1嗜好情報)を読み出す。なお、嗜好ジャンル情報は、音楽ジャンルとその重みの情報からなる。
本実施形態では、全音楽ジャンルのそれぞれの重みを要素とするベクトルにより第1嗜好情報を表現する。なお、嗜好ジャンル情報に含まれていない音楽ジャンルについては重みを0とする。
また、算出部140は、車両情報取得部120により取得した車両Cの車両情報に基づいて、車両Cの車種を特定する。そして、算出部140は、上記特定した車種に基づいて、車種情報テーブルT4から対応する嗜好ジャンル情報(以下、第2嗜好情報)を読み出す。なお、第2嗜好情報についても、第1嗜好情報と同様のベクトルにより表現する。
次に、算出部140は、第1嗜好情報と第2嗜好情報に基づいて、嗜好情報を生成する。具体的には、第1嗜好情報と第2嗜好情報のそれぞれのベクトルを足し合わせることにより嗜好情報を生成する。
次に、算出部140は、楽曲データテーブルT1に格納される各楽曲IDについて、以下の式(1)により評価値Vを算出する。
式(1): V=a・W+b・P+c・Q
なお、a,b,cは予め定められた係数、Wは嗜好情報における楽曲の音楽ジャンルの重み、Pは楽曲の再生回数である。そして、Qには楽曲についてお気に入りの指定がある場合に1、ない場合に0を設定する。なお、上記のP及びQは、ユーザー楽曲情報テーブルT5の情報に基づいて設定される。
[3.6.選択部150]
選択部150は、主に楽曲管理サーバ10の制御部11及び記憶部12により実現される。
選択部150は、パーソナルデータと車両情報とに基づく運転者Dの楽曲の嗜好情報に従って、データ記憶部100から再生する楽曲データを選択する。
以下、選択部150による楽曲の選択処理について、場合を分けて説明する。
まず、運転モード設定部130により設定される運転モードがノーマルモードである場合であって、車両Cに、急加速、高速走行、急停止、急ハンドル又はふらつきが発生していない場合の、選択部150による楽曲の選択処理について説明する。
この場合には、選択部150は、ユーザー楽曲情報テーブルT5に格納される楽曲の中から、算出部140により算出された評価値に基づいて再生する楽曲を選択する。この際、楽曲の評価値が大きい程、選択されやすくなるようにする。具体的には、各楽曲に、評価値の数だけ固有の番号を付与し、選択部150は、全ての番号の中からランダムに選択した当選番号に基づいて、再生する楽曲を決定することとしてよい。
次に、運転モード設定部130により設定される運転モードがノーマルモードである場合において、車両Cに急加速、高速走行が発生している場合の、選択部150による楽曲の選択処理について説明する。
この場合には、選択部150は、運転者Dの嗜好情報に合致する楽曲データのうち、鎮静作用をもたらす特性の音楽ジャンルの楽曲データを選択する。
具体的には、選択部150は、ユーザー楽曲情報テーブルT5に格納される楽曲の中から、音楽ジャンルテーブルT2において鎮静作用が真(T)である音楽ジャンルの楽曲を抽出する。ここで、選択部150は、音楽ジャンルテーブルT2において鎮静作用が真(T)である楽曲であっても、音楽ジャンルテーブルT2又はユーザー楽曲情報テーブルT5において高揚作用が真(T)である楽曲については、上記の抽出結果から除外することとしてよい。
そして、選択部150は、上記抽出した楽曲の中から、算出部140により算出された評価値に基づいて再生する楽曲を選択する。なお、再生する楽曲の選択処理について上記と同様としてよい。
次に、運転モード設定部130により設定される運転モードがファンドライブモードである場合における、選択部150による楽曲の選択処理について説明する。
この場合には、選択部150は、運転者Dの嗜好情報に合致する楽曲データのうち、高揚作用をもたらす特性の音楽ジャンルの楽曲データを選択する。
具体的には、選択部150は、ユーザー楽曲情報テーブルT5に格納される楽曲の中から、音楽ジャンルテーブルT2において高揚作用が真(T)である音楽ジャンルの楽曲を抽出する。ここで、選択部150は、音楽ジャンルテーブルT2において高揚作用が真(T)である楽曲であっても、音楽ジャンルテーブルT2又はユーザー楽曲情報テーブルT5において鎮静作用が真(T)である楽曲については、上記の抽出結果から除外することとしてよい。
そして、選択部150は、上記抽出した楽曲の中から、算出部140により算出された評価値に基づいて再生する楽曲を選択する。なお、再生する楽曲の選択処理について上記と同様としてよい。
次に、車両Cに急停止、急ハンドル又はふらつきが発生している場合における、選択部150による楽曲の選択処理について説明する。
この場合には、選択部150は、運転者Dの嗜好情報に合致する楽曲データのうち、覚醒作用をもたらす特性の音楽ジャンルの楽曲データを選択する。
具体的には、選択部150は、ユーザー楽曲情報テーブルT5に格納される楽曲の中から、音楽ジャンルテーブルT2において覚醒作用が真(T)である音楽ジャンルの楽曲を抽出する。ここで、選択部150は、音楽ジャンルテーブルT2において覚醒作用が真(T)である楽曲であっても、音楽ジャンルテーブルT2又はユーザー楽曲情報テーブルT5において鎮静作用が真(T)である楽曲については、上記の抽出結果から除外することとしてよい。
そして、選択部150は、上記抽出した楽曲の中から、算出部140により算出された評価値に基づいて再生する楽曲を選択する。なお、再生する楽曲の選択処理については上記と同様としてよい。
[3.7.再生制御部160]
再生制御部160は、主にユーザー端末20の制御部21、記憶部22及び通信部23と、楽曲管理サーバ10の制御部11、記憶部12及び通信部13により実現される。 再生制御部160は、選択部150により選択された楽曲データの再生を制御する。
具体的には、再生制御部160の機能は以下の処理により実現される。
まず、楽曲管理サーバ10の制御部11は、楽曲データテーブルT1を参照して、選択部150により選択された楽曲データのデータファイルを記憶部12から取得する。そして、楽曲管理サーバ10の制御部11は、取得した楽曲データを、通信部13を介してユーザー端末20に送信する。
ユーザー端末20は、通信部23を介して楽曲管理サーバ10から送信される楽曲データを受信し、受信した楽曲データを再生する。なお、楽曲データの再生は、オンボードコンピュータ3に楽曲データ、又は楽曲データから生成した音の波形データを送信することによりスピーカー5から楽曲データの再生音を出力するようにする。
また、再生制御部160は、楽曲が再生された場合に、ユーザー楽曲情報テーブルT5の楽曲の再生回数に1を加算して記録する。
[3.8.受付部170]
受付部170は、主にユーザー端末20の制御部21、記憶部22、通信部23及び入力部24と、楽曲管理サーバ10の制御部11、記憶部12及び通信部13により実現される。
受付部170は、選択部150により選択された楽曲データが再生されている間に、運転者Dからのお気に入りの指定を受け付ける。
具体的には、受付部170の機能は以下の処理により実現される。
ユーザー端末20の制御部21は、楽曲再生中に入力部24を介して運転者Dからお気に入りの指定操作を受け付けると、楽曲管理サーバ10に再生中の楽曲についてお気に入りの指定を要求する。
楽曲管理サーバ10は、通信部13を介してユーザー端末20から楽曲のお気に入りの指定要求を受け付けると、ユーザー楽曲情報テーブルT5において、要求に係る楽曲のお気に入り指定フラグを真(T)に更新する。
受付部170は、楽曲のお気に入りの指定解除を受け付けることとしてもよい。この場合においても、ユーザー端末20は、楽曲のお気に入りの指定解除を楽曲管理サーバ10に要求する。楽曲管理サーバ10は、お気に入りの指定解除に係る楽曲についてユーザー楽曲情報テーブルT5のお気に入り指定フラグを偽(F)に更新する。
[4.選曲システム1で実行される処理]
次に、図9及び図10に基づいて、選曲システム1において実行される処理の流れを具体的に説明する。
図9は、選曲システム1において実行される処理の全体の流れを示し、図10は楽曲管理サーバ10により実行される選曲処理の流れを示す。
まず、運転者Dは、車両Cが停車している状態でユーザー端末20の操作を開始することとする。
図9に示されるように、ユーザー端末20の制御部21は、通信部23を介して車両Cに搭載されるオンボードコンピュータ3と通信を確立する(S200)。
次に、ユーザー端末20の制御部21は、オンボードコンピュータ3から通信部23を介して取得した情報、又は入力部24を介して運転者Dから入力された情報に基づいて、車両Cの車種情報を取得する(S202)。
また、ユーザー端末20の制御部21は、記憶部22に記憶される運転者Dのパーソナルデータ(一例として、ユーザーID、年令、性別)を読みだして取得する(S204)。なお、記憶部22に運転者Dのパーソナルデータが記憶されていない場合には、入力部24を介して運転者Dからパーソナルデータの入力を受け付けてもよい。
次に、ユーザー端末20の制御部21は、入力部24を介して運転者Dから受け付けた運転モードの設定操作に基づいて、運転モードを設定する(S206)。デフォルトでは運転モードが「ノーマルモード」であることとし、運転者Dから「ファンドライブモード」の設定操作を受け付けた場合に、運転モードを「ファンドライブモード」に設定することとする。
なお、運転モードの設定は、運転者Dからの設定操作に基づく場合以外にも、車両Cの位置、日時情報に基づいて行ってもよい。
ここで、運転者Dは車両Cの運転を開始することして、それ以後に実行される処理について以下説明する。
ユーザー端末20の制御部21は、加速度センサ26及びGPSセンサ27による測定情報に基づいて、車両Cの加速度情報と車速情報を取得する。そして、ユーザー端末20の制御部21は、上記取得した車両Cの加速度情報と車速情報に基づいて、車両Cの走行状態を判定する(S208)。
具体的には、ユーザー端末20の制御部21は、車両Cの加速度情報と車速情報に基づいて、車両Cに急加速、高速走行、急停止、ふらつき、急ハンドルが発生していないかを判定する。
例えば、車両Cが急加速しているか否かは、車両Cの進行方向への加速度が第1の閾値以上であるか否かにより判定することとしてよい。
また、車両Cが高速走行しているか否かは、車両Cの進行方向への速度が第2の閾値以上であるか否かにより判定することとしてよい。
また、車両Cが急停止しているか否かは、車両Cの後退方向への加速度が第3の閾値以上であるか否かにより判定することとしてよい。
また、車両Cがふらついているか否かは、車両Cの左方向及び右方向への加速度がそれぞれ第4の閾値以上であり、且つその発生が所定回数連続するか否かにより判定することとしてよい。
また、車両Cに急ハンドルが発生しているか否かは、車両Cの左右方向への加速度が第5の閾値以上であるか否かにより判定することとしてよい。
次に、ユーザー端末20の制御部21は、通信部23を介して、車両Cの車種情報、運転者Dの個人情報、S208による走行状態の判定結果を楽曲管理サーバ10に対して送信して、これらの情報に基づく選曲を楽曲管理サーバ10に要求する(S210)。
楽曲管理サーバ10の制御部11は、通信部13を介してユーザー端末20からの選曲要求を受け付ける(S100)。
そして、ユーザー端末20の制御部11は、上記受け付けた情報に基づいて選曲処理を実行する(S102)。なお、選曲処理の詳細については、図10を参照しながら説明する。
図10に示されるように、楽曲管理サーバ10の制御部11は、運転者Dのパーソナルデータに基づいて特定されるデモグラフィック情報テーブルT3及びユーザー楽曲情報テーブルT5と、車両Cの車種情報に基づいて特定される車種情報テーブルT4に従って、各楽曲の評価値を算出する(S120)。
なお、上記の楽曲の評価値の算出処理は、算出部140により実行されるものである。
次に、車両Cに急停止、ふらつき、急ハンドルが発生している場合には(S122:Y)、楽曲管理サーバ10の制御部11は、運転者Dの嗜好する音楽ジャンルのうち、覚醒作用がある音楽ジャンルを選択する(S124)。ここで、運転者Dの嗜好する音楽ジャンルは、運転者Dのパーソナルデータに基づいて特定される音楽ジャンルと、車両Cの車種情報に基づいて特定される音楽ジャンルの集合の論理和として得られる。
そして、楽曲管理サーバ10の制御部11は、S124で選択した音楽ジャンルの楽曲のうちから、S120で算出した評価値に基づいて楽曲を選択する(S126)。
なお、S126における楽曲の選択処理は、選択部150により実行されるものである。
また、S122において、車両Cに急停止、ふらつき、急ハンドルが発生していない場合には(S122:N)、楽曲管理サーバ10の制御部11は、S128に進む。
S128において、運転モードが「ファンドライブモード(第1の運転モード)」である場合には(S128:ファンドライブ)、楽曲管理サーバ10の制御部11は、運転者Dの嗜好する音楽ジャンルのうち、高揚作用がある音楽ジャンルを選択する(S130)。
そして、楽曲管理サーバ10の制御部11は、S130で選択した音楽ジャンルの楽曲のうちから、S120で算出した評価値に基づいて楽曲を選択する(S132)。
なお、S132における楽曲の選択処理は、選択部150により実行されるものである。
また、S128において、運転モードが「ノーマルモード(第2の運転モード)」である場合には(S128:ノーマル)、楽曲管理サーバ10の制御部11は、S134に進む。
S134において、車両Cに急加速や高速走行が発生している場合には(S134:Y)、楽曲管理サーバ10の制御部11は、運転者Dの嗜好する音楽ジャンルのうち、鎮静作用がある音楽ジャンルを選択する(S136)。
そして、楽曲管理サーバ10の制御部11は、S136で選択した音楽ジャンルの楽曲のうちから、S120で算出した評価値に基づいて楽曲を選択する(S138)。
なお、S138における楽曲の選択処理は、選択部150により実行されるものである。
また、S134において、車両Cに急加速や高速走行が発生していない場合には(S134:N)、楽曲管理サーバ10の制御部11は、全ての音楽ジャンルの楽曲のうちから、S120で算出した評価値に基づいて楽曲を選択する(S140)。
そして、S126、S132、S138又はS140の後に、楽曲管理サーバ10の制御部11は、選択された楽曲のデータ(楽曲データ)をデータ記憶部100から取得して(S142)、リターンする。
ここで、図9のシーケンス図に戻り説明を続ける。
楽曲管理サーバ10の制御部11は、S102の結果得られた楽曲データを、通信部13を介してユーザー端末20に送信する(S104)。そして、楽曲管理サーバ10の制御部11は、運転者Dのユーザー楽曲情報テーブルT5について、送信した楽曲データの再生回数に1を加算して更新する(S106)。
ユーザー端末20の制御部21は、通信部23を介して楽曲管理サーバ10から送信された楽曲データを受信する(S212)。
そして、ユーザー端末20の制御部21は、受信した楽曲データの再生制御を実行し、オンボードコンピュータ3を介してスピーカー5から楽曲データの再生音を出力させる(S214)。
ここで、ユーザー端末20の制御部21は、入力部24を介して再生中の楽曲についてお気に入りの指定を受け付けた場合には(S216:Y)、通信部23を介して楽曲管理サーバ10に楽曲のお気に入りの設定を要求する(S218)。
楽曲管理サーバ10の制御部11は、通信部13を介してユーザー端末20から楽曲のお気に入りの設定要求を受け付けると(S108)、運転者Dのユーザー楽曲情報テーブルT5について、要求に係る楽曲データのお気に入りのフラグを真(T)に更新する(S110)。
また、ユーザー端末20の制御部21は、処理を終了しない場合には(S220:N)、S208に戻り、処理を終了する場合には(S220:Y)、楽曲管理サーバ10との間で終了処理を実行して(S222,S112)、処理を終える。
なお、上記のシーケンスにおいて、楽曲を再生中に、車両Cに急加速、高速走行、急停止、ふらつき、急ハンドルが発生した場合には、ユーザー端末20はその旨を楽曲管理サーバ10に通知することとしてもよい。この場合、楽曲管理サーバ10は、ユーザー端末20から通知を受けた内容に基づいて、ユーザー楽曲情報テーブルT5を更新することとする。
以上説明した選曲システム1によれば、車両Cの車両情報と、運転者Dのパーソナルデータの双方の情報に基づいて特定した運転者Dの音楽の嗜好情報に基づいて、車両Cで再生する楽曲を選択できる。これにより、車両Cで運転者Dに合った音楽を流すことができ、運転者Dの運転を好適に支援できる。
また、選曲システム1によれば、車両Cが急加速や高速走行をしている場合には、鎮静作用のある音楽を車両で流すようにすることで、運転者Dの気分を落ち着かせることができる。これにより、運転者Dの安全運転を支援することができる。
また、選曲システム1によれば、車両Cの運転状況に適した特性の音楽ジャンルの楽曲を選曲できる。
また、選曲システム1によれば、運転者Dが車両Cの運転を楽しみたい場合には、運転者Dが好む気分が盛り上がる音楽をかけて、運転の楽しみを支援できる。一方、通常運転時において、車両Cが急加速や高速走行をしている場合には、鎮静作用のある音楽をかけるようにすることで、運転者Dの気分を落ち着かせて、安全運転を支援できる。
また、選曲システム1によれば、走行中の車両Cに急停止、ふらつき、急ハンドルが発生している場合には、運転者Dの覚醒状態が低いと判定し、覚醒作用のある音楽を流すようにすることで、運転者Dの覚醒状態を維持しやすくなる。これにより、運転者Dの安全運転を支援できる。
また、選曲システム1によれば、運転者Dのデモグラフィック情報に基づいて特定した音楽ジャンルに基づいて、運転者Dが嗜好する可能性が高い楽曲を選択することができる。
また、選曲システム1によれば、車両Cの車種に基づいて特定した音楽ジャンルに基づいて、運転者が嗜好する可能性が高い楽曲を選択することができる。
また、選曲システム1によれば、運転者Dの楽曲ごとの嗜好に基づいて車両Cで流す楽曲を選択できる。
[5.その他の実施形態]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
〔1〕例えば、上記の実施形態では、楽曲データが楽曲管理サーバ10に保存されている例について説明したが、楽曲データは、ユーザー端末20、オンボードコンピュータ3等に保存されていてもよい。
〔2〕また、選曲システム1を楽曲管理サーバ10とユーザー端末20によるサーバークライアント型のシステムとして構成したが、ユーザー端末20と楽曲管理サーバ10を一体化したスタンドアロン型のシステムとして選曲システム1を構成してもよい。
〔3〕また、オンボードコンピュータ3が選曲システム1の機能を有するようにしてもよい。この場合において、オンボードコンピュータ3は、車両Cのハンドル操作、エンジン回転数等の情報をモニターし、これらの情報を利用して車両Cの走行状態を判定してもよい。
また、選曲システム1は、車両Cに搭載されるカーナビゲーションシステム、オーディオシステム等に適用してもよい。
〔4〕また、選曲システム1に記憶される楽曲データは、ユーザー端末20からアップロードされた楽曲データを含んでいてもよい。ここで、ユーザー端末20からアップロードされた楽曲データは、例えば運転者Dが音源を組み合わせて作成したオリジナルの楽曲データであってもよい。
また、選曲システム1がユーザー端末20に配信可能な楽曲データは、運転者Dが購入した楽曲データに限定してもよい。
〔5〕また、選曲システム1において、楽曲管理サーバ10が選曲した楽曲データをユーザー端末20又はオンボードコンピュータ3が保持していない場合にのみ、楽曲管理サーバ10からの楽曲データの送信を行うようにしてもよい。そして、楽曲管理サーバ10が選曲した楽曲データをユーザー端末20又はオンボードコンピュータ3が保持している場合には、保持される楽曲データに基づいて再生処理を実行することとしてよい。
〔6〕また、選曲システム1では、運転者Dから音楽ジャンルの嗜好度の入力を受け付けて、受け付けた入力に基づいて各音楽ジャンルの重みを設定するようにしてもよい。
〔7〕また、車両Cの走行中においては、運転者Dからの入力は音声でのみ受け付けることとしてもよい。
1 選曲システム
3 オンボードコンピュータ
5 スピーカー
10 楽曲管理サーバ
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
20 ユーザー端末
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 入力部
25 表示部
26 加速度センサ
27 GPSセンサ
100 データ記憶部
110 パーソナルデータ取得部
120 車両情報取得部
130 運転モード設定部
140 算出部
150 選択部
160 再生制御部
170 受付部
C 車両
D 運転者
N ネットワーク
T1 楽曲データテーブル
T2 音楽ジャンルテーブル
T3 デモグラフィック情報テーブル
T4 車種情報テーブル
T5 ユーザー楽曲情報テーブル

Claims (5)

  1. 楽曲を選択する選曲システムであって、
    複数の楽曲データを記憶する記憶部と、
    車両の運転者のパーソナルデータを取得するパーソナルデータ取得部と、
    前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記パーソナルデータと前記車両の車両情報とに基づく楽曲の嗜好情報をもとに、前記記憶部から楽曲データを選択する選択部と、
    前記選択部により選択された楽曲データを再生制御する再生制御部と、を備え、
    前記選択部は、前記パーソナルデータ取得部によって取得した前記パーソナルデータをもとに特定される前記運転者に係る第1の属性に対応した第1嗜好情報である重みと、前記車両情報取得部によって取得した前記車両情報に含まれる前記車両の車種に対応する第2嗜好情報である重みとを足し合わせた重みからなる嗜好情報に従って前記記憶部で記憶している楽曲データを選択し、
    所定の楽曲データが再生されているときに入力部を通じてユーザからお気に入りの指定操作がなされた場合に、
    前記選択部は、前記記憶部で記憶されている複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報と、前記お気に入り指定された楽曲データの情報とに基づいて、前記お気に入り指定された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択し、
    前記再生制御部は、前記楽曲データを前記所定の楽曲データよりも後に再生制御し、
    前記お気に入り指定された楽曲データが再生されているときにユーザからお気に入りの指定解除操作がなされた場合に、
    前記選択部は、前記記憶部で記憶されている複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報に基づいて前記お気に入り指定解除された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択し、
    前記再生制御部は、選択された前記楽曲データを前記お気に入り指定された楽曲データよりも後に再生制御することを特徴とする選曲システム。
  2. 前記楽曲データに対する評価値を算出する算出部をさらに具備し、
    前記算出部は、
    前記楽曲について前記お気に入りの指定がない場合、前記嗜好情報の重みと前記楽曲の再生回数に基づいて前記評価値を算出し、
    前記楽曲について前記お気に入りの指定がある場合に、前記お気に入りの指定の情報を考慮して前記評価値を更新し、
    前記選択部は、前記評価値が大きい前記楽曲データが、前記評価値が小さい楽曲データに比べて選択されやすい状態で前記楽曲データを選択することを特徴とする請求項1に記載の選曲システム。
  3. 前記車両情報は、前記車両が走行しているときの走行状態を示す走行情報を含み、
    前記選択部は、前記嗜好情報とともに前記走行情報を考慮して前記楽曲データを選択することを特徴とする請求項1に記載の選曲システム。
  4. コンピュータが楽曲を選択する選曲方法であって、
    前記コンピュータが、
    車両の運転者のパーソナルデータを取得するパーソナルデータ取得ステップと、
    前記車両の車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
    前記パーソナルデータと前記車両の車両情報とに基づく楽曲の嗜好情報をもとに、複数の楽曲データを記憶する記憶部から楽曲データを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された楽曲データを再生制御する再生制御ステップと、を備え、
    前記選択ステップは、前記パーソナルデータ取得ステップによって取得した前記パーソナルデータをもとに特定される前記運転者に係る第1の属性に対応した第1嗜好情報である重みと、前記車両情報取得ステップによって取得した前記車両情報に含まれる前記車両の車種に対応する第2嗜好情報である重みとを足し合わせた重みからなる嗜好情報に従って前記記憶部から楽曲データを選択し、
    所定の楽曲データが再生されているときに入力部を通じてユーザからお気に入りの指定操作がなされた場合に、
    前記選択ステップでは、前記記憶部から複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報と、前記お気に入り指定された楽曲データの情報とに基づいて、前記お気に入り指定された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択し、
    前記再生制御ステップでは、前記楽曲データを前記所定の楽曲データよりも後に再生制御し、
    前記お気に入り指定された楽曲データが再生されているときにユーザからお気に入りの指定解除操作がなされた場合に、
    前記選択ステップでは、前記記憶部から複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報に基づいて前記お気に入り指定解除された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択し、
    前記再生制御ステップでは、前記楽曲データを前記お気に入り指定された楽曲データよりも後に再生制御することを特徴とする選曲方法。
  5. コンピュータに楽曲を選択させる選曲プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    車両の運転者のパーソナルデータを取得するパーソナルデータ取得ステップと、
    前記車両の車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
    前記パーソナルデータと前記車両の車両情報とに基づく楽曲の嗜好情報をもとに、複数の楽曲データを記憶している記憶部から楽曲データを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された楽曲データを再生制御する再生制御ステップと、を実行させ、
    前記選択ステップは、前記パーソナルデータ取得ステップによって取得した前記パーソナルデータをもとに特定される前記運転者に係る第1の属性に対応した第1嗜好情報である重みと、前記車両情報取得ステップによって取得した前記車両情報に含まれる前記車両の車種に対応する第2嗜好情報である重みとを足し合わせた重みからなる嗜好情報に従って前記記憶部から楽曲データを選択させ、
    所定の楽曲データが再生されているときに入力部を通じてユーザからお気に入りの指定操作がなされた場合に、
    前記選択ステップでは、前記記憶部から複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報と、前記お気に入り指定された楽曲データの情報とに基づいて、前記お気に入り指定された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択させ、
    前記再生制御ステップでは、前記楽曲データを前記所定の楽曲データよりも後に再生制御させ
    前記お気に入り指定された楽曲データが再生されているときにユーザからお気に入りの指定解除操作がなされた場合に、
    前記選択ステップでは、前記記憶部から複数の楽曲データのうち、前記嗜好情報に基づいて前記お気に入り指定解除された楽曲データを含む複数の楽曲データの中から楽曲データを選択させ、
    前記再生制御ステップでは、前記楽曲データを前記お気に入り指定された楽曲データよりも後に再生制御させることを実行させるための選曲プログラム。
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