JP7132177B2 - 加熱調理システム及び加熱調理システムの表示方法 - Google Patents

加熱調理システム及び加熱調理システムの表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、加熱調理システム、加熱調理システムの表示方法及び加熱調理器に関する。
近時、加熱調理器は、材料(食材)を加熱するという本来の機能に加え、周辺の情報機器と接続されることによって、外部にその運転状態等を出力するとともに外部から制御され得ることが一般的になっている。特許文献1の加熱調理システムは、加熱調理器及びそれに接続された電気機器(スマートフォン等)を備える。ユーザは、電気機器を介して、加熱調理器の操作手順を予め入力しておく。その後、ユーザは加熱調理器に対して加熱調理器側の操作部を介した操作を行うと、加熱調理器は、その操作に連動して、予め入力された操作手順を表示する。
特許文献2の加熱調理システムもまた、加熱調理器及びそれに接続された携帯端末装置を備える。加熱調理器は、自身の運転状態を携帯端末装置に送信する。携帯端末装置は、加熱調理器の運転状態に応じた支援情報を生成し、ユーザに対して表示する。
特許文献3の加熱調理装置もまた、情報表示装置(スマートフォン等)と接続されている。情報表示装置は、調理中のユーザに対して調理工程に対応する画像を表示する。ユーザが加熱調理装置に対して操作を行うと、情報表示装置は、次の調理工程の画像に表示を切り替える。
特開2017-188384号公報 特開2014-163537号公報 特開2016-27295号公報
一般的に加熱調理器のユーザは、加熱調理器の火力等の調整以外にも、材料の投入タイミング等の段取りを調理中に考えている。特許文献1~3の技術は、このようなユーザに対して十分な情報を与えるものではない。
すなわち、特許文献1の加熱調理システムは、遠隔からの誤操作を現場確認によって防ぐことを本来の目的としている。よって、表示される操作順序は、温度に関するものに限定される。特許文献2の加熱調理システムは、加熱物の温度が所定の値に達すると、次に行うべき調理の説明を支援情報として表示する。しかしながら、調理中に温度変化が発生しない調理例においては、支援情報は表示されない。特許文献3の加熱調理装置は、ユーザが調理中の汚れた手で情報表示装置に触れるのを防ぐことを本来の目的としている。よって、単に表示される画像が順序付けられているだけで、材料の投入タイミング等の具体的な調理方法については言及されていない。
そこで、本発明は、調理方法をユーザにわかりやすく示すことを目的とする。
本発明の加熱調理システムは、加熱程度及び調理方法を時系列の調理工程ごとに定めた調理情報に基づいて、各調理工程の加熱程度に従って加熱を行い、ある調理工程が終了した旨の操作をユーザから受け付けると、前記加熱程度を次の調理工程のものに変更して加熱を行う加熱調理器と、前記調理情報に基づいて、各調理工程の調理方法を表示し、前記操作を受け付けた旨を前記加熱調理器から受信すると、前記加熱調理器の調理工程と同期して、前記調理方法の表示を次の調理工程のものに変更する端末装置と、を備え、前記端末装置は、ある調理工程が終了する旨の終了信号を前記加熱調理器から受信した段階で、被加熱物の中身の画像を前記端末装置が有するカメラで撮像することを促すメッセージを表示し、前記カメラが撮像した画像を前記端末装置に接続されたサーバに送信し、前記カメラが撮像した画像に基づき、当該調理工程において新たに加えられるべき材料のうち実際には加えられていない材料を前記サーバが特定した場合、前記特定した材料に代替する材料、又は、当該調理工程以前のすべての調理工程における加熱程度及び調理方法が同じである別献立を前記サーバから受信したうえで表示すること、を特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、調理方法をユーザにわかりやすく示すことができる。
加熱調理器の外観等を説明する図である。 加熱調理器の構造等を説明する図である。 調理情報の一例である。 処理手順のシーケンス図である。 処理手順のシーケンス図(続き)である。 献立初期画面の一例である。 上面表示部の表示例である。 調理工程画面の一例である。 IH案内画面の一例である。 調理工程画面の一例である。 調理工程画面の一例である。
以降、本発明を実施するための形態(“本実施形態”という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、加熱調理器及び端末装置を備える加熱調理システムの例である。本実施形態の加熱調理器は、誘導電動調理器である。しかしながら、本発明は、ガス調理器、電気ヒータ等の加熱調理器にも適用可能である。
(加熱調理器の外観等)
図1は、加熱調理器の外観等を説明する図である。加熱調理器1は通常、システムキッチン6に組み込まれている。加熱調理器1のうちシステムキッチン6の内部に隠れて見えない部分は、破線で示されている。なお、以降では、説明のわかりやすさのために、加熱調理器1の各部分に対してその他の部分を“本体”と呼ぶ場合がある。
本体の上面には、トッププレート11が載置されている。トッププレート11の素材は、例えば、耐熱性の高い結晶化ガラスである。トッププレート11の周囲の端部は、トッププレート枠12で覆われている。トッププレート11とトッププレート枠12の間には、シール材(図示せず)が充填されており、これによりトッププレート枠12は、トッププレート11に固着されている。したがって、トッププレート11の上に液体がこぼれても、液体が本体の内部に入り込むことはない。また、トッププレート枠12は、本体に対して固定されており、加熱調理器1をシステムキッチン6に組み込むときには、トッププレート枠12で本体を吊り下げる。
トッププレート11の上面には、鍋等の被加熱物の載置場所を表示する鍋位置表示部13a、13b及び13cが設けられている。鍋位置表示部13a、13b及び13cの下に、加熱コイル14a、14b及び14c(図2参照)が配置されている。加熱コイル14a等の下方かつ本体の前面にグリル加熱手段15が設けられている。グリル加熱手段15は、矩形状の箱体で構成されており、内部にシーズヒータ16(図2参照)を備える。トッププレート枠12の後枠側には、開口した吸気部17が設けられている。吸気部17は、加熱コイル14a等を冷却する空気を吸気する。また、トッププレート枠12の後枠側には、開口した排気部18が設けられている。排気部18は、加熱コイル14a等を冷却した空気、及び、グリル加熱手段15からの排煙を排気する。
吸気部17及び排気部18は、トッププレート11上にこぼした液体が吸気部17又は排気部18に落下しても、その液体が本体内部のインバータ回路19a、19b及び19c(図2参照)等に浸入しない構成となっている。本体の前面には、開閉収納式の前面操作部20が設けられている。前面操作部20は、主としてグリル加熱手段15を操作するためのものであり、グリル加熱手段15の隣に位置する。図1の前面操作部20は、開いている状態である。この状態で前面操作部20の上部を本体側に押し込むと、前面操作部20は本体内に収納され、ロックがかかる。前面操作部20が閉じている状態で前面操作部20の上部を本体側に押すと、ロックが解除され、前面操作部20の上部がばねにより前面側にゆっくり回転して飛び出す。
前面操作部20は、前面操作キー21及び前面表示部22を有する。前面操作キー21は、グリル加熱手段15のシーズヒータ16への電力の入切等の操作をするためのものである。前面表示部22は、前面操作キー21に対する操作の内容をわかりやすく表示する。前面操作部20の上方には、加熱調理器1の主電源のON/OFFを行う電源スイッチ23、及び、通信手段24(図2参照)が設けられている。
トッププレート11の手前側には、上面操作部25が設けられている。上面操作部25は、加熱コイル14a等の出力等を調整するための上面操作キー26を有する。また、トッププレート11の手前側には、上面表示部27が設けられている。上面表示部27は、上面操作キー26に対する操作の内容を表示する。
システムキッチン6の近辺の壁面等に無線ルータ5が設けられている。無線ルータ5は、ネットワーク4を介して、サーバ3と接続されている。加熱調理器1及び端末装置2は、無線で無線ルータ5と接続されている。結局、加熱調理器1、端末装置2及びサーバ3は、相互に接続されていることになる。
(加熱調理器の構造等)
図2は、加熱調理器の構造等を説明する図である。加熱調理器1には、商用電源31が入力される。加熱調理器1は、制御手段(制御装置)32、フィルタ手段33、報知部34、通信手段24及び記憶手段35を有する。フィルタ手段33は、インバータ回路14a等から生じるノイズを抑制し、ノイズが商用電源31に漏洩することを防ぐ。
制御手段32は、マイクロコンピュータであり、前面操作部20及び上面操作部25から操作信号を入力し、前面表示部22及び上面表示部27に表示信号を出力する。制御手段32は、ヒータ制御回路28に制御信号を出力しシーズヒータ16の通電を制御する。制御手段32は、インバータ回路19a、19b及び19cに制御信号を出力し加熱コイル14a、14b及び14cに供給する電力を制御する。制御手段32には、通信手段24及び報知部34が接続されている。通信手段24は、無線ルータ5を介して、端末装置2及びサーバ3と接続されている。報知部34は、加熱調理器1の使い方及び調理工程の終了を音声又は音楽でユーザに知らせる。記憶手段35は、アプリケーションソフトウエア54及び調理情報55(詳細後記)を記憶する。なお、以降“アプリケーションソフトウエア”を単に“アプリケーション”と呼ぶ。
端末装置2は、制御手段41、記憶手段42、報知部43、操作・表示部44及び通信手段45を有する。記憶手段42は、アプリケーション54及び調理情報55を記憶する。報知部43は、加熱調理器1の使い方及び調理工程の終了を音声又は音楽でユーザに知らせる。操作・表示部44は、ユーザからの操作を入力し、画像、文字列等をユーザに表示する。通信手段45は、無線ルータ5を介して、加熱調理器1及びサーバ3と接続されている。
サーバ3は、制御手段51、記憶手段52及び通信手段53を有する。記憶手段52は、アプリケーション54及び調理情報55を記憶する。なお、加熱調理器1の記憶手段35及び端末装置2の記憶手段41が記憶するアプリケーション54及び調理情報55は、サーバ3の記憶手段52からダウンロードされたものである。
(調理情報)
図3は、調理情報55の一例である。調理情報55においては、献立ID欄101に記憶された献立IDに関連付けて、献立名欄102には献立名が、材料欄103には材料が、調理工程欄104には調理工程が、目安時間欄105には目安時間が、加熱程度欄106には加熱程度が、調理画像欄107には調理画像が、調理方法欄108には調理方法が記憶されている。
献立ID欄101の献立IDは、献立を一意に特定する識別子である。献立とは料理の種類(メニュー)である。
献立名欄102の献立名は、献立の名称である。
材料欄103の材料は、1又は複数の食材の名称及び量(2人分)である。
調理工程欄104の調理工程は、調理の手順(段取り)であり、ここでは、“工程1”、“工程2”、“工程3”、・・・である。調理工程は、複数存在し、その数字が大きいほうが、時間的に後である。
目安時間欄105の目安時間は、その調理工程が継続する時間である。
加熱程度欄106の加熱程度は、その調理工程において加熱調理器1の加熱コイル14a等が発熱する熱の程度である。説明の単純化のために、ここでの加熱程度は、“強”、“中”及び“弱”となっているが、加熱程度は、加熱コイル14a等の電力出力値又は温度であってもよい。また、出力が%で表示されてもよい。また、加熱程度は、“停止”(材料を冷ます)であってもよい。
調理画像欄107の調理画像は、その調理工程における献立の画像である。ここでは、調理画像として、画像の名称及び拡張子が記憶されているが、画像そのもの、又は、画像のインターネット上の位置情報(リンク情報)が記憶されていてもよい。調理画像は、その調理工程以前のすべての調理工程において鍋等に加えられたすべての材料を撮像したものである。例えば、献立名“照り焼きチキン”の工程2についての調理画像は、にんにく、たまねぎ、鶏肉及びソースがフライパン上で炒められている画像である。
調理方法欄108の調理方法は、その献立をその調理工程において調理する具体的な方法(ユーザの動作)を示す文字列である。
図3から明らかなように、1つの献立IDに対して、複数の調理工程が対応している。1つの調理工程に対して、1つの目安時間、1つの加熱程度、1つの調理画像及び1つの調理方法が対応している。調理工程ごとのレコード(行)112a、112b、112c等は、“工程レコード”と呼ばれる。複数の工程レコードを含む献立ごとのレコード111等は、“献立レコード”と呼ばれる。
(処理手順)
図4及び図5は、処理手順のシーケンス図である。図5は図4の続きである。図4及び図5の説明の途中で適宜図6~図11を参照する。
ステップS201において、端末装置2は、アプリケーション54の起動を受け付ける。具体的には、端末装置2の操作・表示部44は、ユーザがアプリケーション54の起動を指示する操作を入力するのを受け付ける。
ステップS202において、サーバ3は、アプリケーション54を送信する。具体的には、サーバ3の記憶手段52(図2)は、アプリケーション54を端末装置2に送信する。以降、端末装置2の処理主体は、当該アプリケーション54を読み込んだ制御手段41となる。
ステップS203において、端末装置2は、献立選択画面(図示せず)を表示する。具体的には、端末装置2は、サーバ3が記憶している調理情報55(図3)を参照し、すべての献立レコードの献立名及び各献立レコードの最終の調理工程の調理画像の組み合わせを取得し、その組み合わせを選択肢として操作・表示部44に表示する。このとき、端末装置2は、選択肢を例えば“肉の調理”、“魚介類の調理”及び“野菜の調理”のようにグループ分けして表示してもよい。
ステップS204において、端末装置2は、献立の選択を受け付ける。具体的には、端末装置2は、ユーザが操作・表示部44に表示されている選択肢のうちの1つを選択するのを受け付ける。説明の便宜上、ここでは、“照り焼きチキン”が選択されたとする。端末装置2は、選択結果“照り焼きチキン”をサーバに送信する。
ステップS205において、加熱調理器1は、電源ON操作を受け付ける。具体的には、加熱調理器1は、ユーザが電源スイッチ23をONにするのを受け付ける。
ステップS206において、端末装置2、サーバ3及び加熱調理器1の相互間に接続が確立される。
なお、ステップS206までの処理手順の順序は、前記の順序に限定されない。例えば、ステップS201の前に、ステップS205及びS206がその順序で実行されてもよい。
ステップS207において、サーバ3は、選択された献立を送信する。具体的には、サーバ3は、調理情報55(図3)のうち、“照り焼きチキン”の献立レコードを加熱調理器1に送信する。すると、加熱調理器1は、この献立レコードを受信する。
ステップS208において、加熱調理器1は献立を設定する。具体的には、加熱調理器1は、ステップS207において受信した献立レコードを記憶手段35に記憶する。ここで記憶された献立レコードには、“照り焼きチキン”の各調理工程の目安時間及び加熱程度が含まれている。加熱調理器1が献立を設定するとは、その献立の調理工程ごとに目安時間及び加熱程度を認識することである。
ステップS209において、端末装置2は、献立初期画面61(図6)を表示する。具体的には、端末装置2は、操作・表示部44に献立初期画面61を表示する。処理手順の説明の途中であるが、一旦、図6を参照する。
図6は、献立初期画面61の一例である。献立初期画面61は、調理画像欄62、材料欄63、調理方法欄64及びレシピ送信ボタン65を有する。調理画像欄62は、献立レコード111(図3)の最終の調理工程の工程レコード112cの調理画像“xxx3.jpg”を表示している。材料欄63は、献立レコード111のすべての材料を表示している(紙面の制約のため、図6にはすべての材料が表示されていない)。調理方法欄64は、献立レコード111のすべての工程レコードの調理方法を、調理工程を示す番号とともに表示している。説明を図4に戻す。
ステップS210において、端末装置2は、レシピ送信ボタン65の押下を受け付ける。具体的には、端末装置2は、ユーザがレシピ送信ボタン65を押下するのを受け付ける。
ステップS211において、加熱調理器1は、スタンバイ信号を送信する。具体的には、加熱調理器1は、以下のメッセージとともにスタンバイ信号を端末装置2に送信する。ここでのメッセージは、例えば、“加熱調理器は、照り焼きチキンを調理する準備を完了しました。お手元に材料がそろっておれば、加熱調理器のスタートボタンを押下してください。”である。
ステップS212において、加熱調理器1は、スタートボタンの押下を受け付ける。具体的には、加熱調理器1は、上面操作部25のスタートボタン(図示せず)をユーザが押下するのを受け付ける。
ステップS213において、加熱調理器1は、調理工程1を開始する。具体的には、第1に、加熱調理器1は、ステップS207において受信した献立レコードの、調理工程1についての工程レコードに含まれる目安時間“4分”及び加熱程度“強”を取得する。
第2に、加熱調理器1は、フライパンが置かれるべき鍋位置表示部13の直下の加熱コイル14に、加熱程度“強”に相当する電力が流れるように、インバータ回路19を制御する。
第3に、加熱調理器1は、自身が有するタイマ(図示せず)を起動する。
第4に、加熱調理器1は、上面表示部27(図7)に調理工程及び残り時間を表示する。処理手順の説明の途中であるが、一旦、図7を参照する。
図7は、上面表示部27の表示例である。加熱調理器1がタイマを起動した直後、上面表示部27の表示内容は、符号71aの通りである。表示されている“工程1”は、現在の調理工程の番号である。表示されている“4分”は、現在の調理工程の目安時間の残り時間である。説明を図5のステップS213に戻す。
第5に、加熱調理器1は、調理工程1が開始される旨の開始信号をサーバ3及び端末装置2に送信する。
ステップS214において、端末装置2は、調理工程画面81(図8)を表示する。具体的には、端末装置2は、操作・表示部44に調理工程画面81を表示する。処理手順の説明の途中であるが、一旦、図8を参照する。
図8は、調理工程画面81の一例である。調理工程画面81は、調理画像欄82及び調理工程欄83を有する。調理画像欄82は、献立レコード111の最初の調理工程の工程レコード112aの調理画像“xxx1.jpg”を表示している。この調理画像は、にんにく及びたまねぎが炒められている画像を含む。調理工程欄83は、工程レコード112aの、調理工程の番号“1”、目安時間“4分”及び調理方法を表示している。
調理方法の一部に“フライパンを右IHに置き”という文言が含まれている。“IH”は、誘導加熱器を示す略号である。端末装置2は、当該文言と同時に、IH案内画面91(図9)を操作・表示部44に表示してもよい。IH案内画面91は、鍋、フライパン等を置くべき鍋位置表示部(13a、13b又は13cのいずれか)を強調表示している。
なお、図8の文言“報知が鳴ったらタイマボタンを押す”は、ユーザに対する案内文言である(詳細後記)。
ステップS215において、加熱調理器1は、調理工程1を終了する。具体的には、第1に、加熱調理器1は、ステップS213の“第3”において起動したタイマのタイマ値が、調理工程1の目安時間“4分”に達したことを検知する。このとき、上面表示部27の表示内容は、符号71b(図7)の通りである。表示されている“工程1”は、現在の調理工程の番号である。表示されている“0分”は、現在の調理工程の目安時間の残り時間である。ここでの検知は、“ある調理工程の目安時間が経過したことを検知する”ことに相当する(ステップS219においても同様)。
第2に、加熱調理器1は、フライパンが置かれている鍋位置表示部13の直下の加熱コイル14に供給されていた電力が停止するように、インバータ回路19を制御する。
第3に、加熱調理器1は、調理工程1が終了する旨の終了信号をサーバ3及び端末装置2に送信する。端末装置2に送信される終了信号は、報知(アラーム)発生指示を含む。この報知を聞いたユーザは、調理工程1が終了したことを知る。
ステップS216において、加熱調理器1は、タイマボタンの押下を受け付ける。具体的には、加熱調理器1は、ユーザが上面操作部25のタイマボタン(図示せず)を押下するのを受け付ける。ユーザの当該操作は、“ある調理工程が終了した旨の操作”に相当する(ステップS220においても同様)。すると、加熱調理器1は、タイマ値を“0分”に戻す。
ステップS217において、加熱調理器1は、調理工程2を開始する。具体的には、第1に、加熱調理器1は、ステップS207において受信した献立レコードの、調理工程2についての工程レコードに含まれる目安時間“8分”及び加熱程度“中”を取得する。
第2に、加熱調理器1は、フライパンが置かれている鍋位置表示部13の直下の加熱コイル14に、加熱程度“中”に相当する電力が流れるように、インバータ回路19を制御する。
第3に、加熱調理器1は、タイマを起動する。
第4に、加熱調理器1は、上面表示部27(図7)に調理工程及び残り時間を表示する。処理手順の説明の途中であるが、再度、図7を参照する。
いま、上面表示部27の表示内容は、符号72aの通りである。表示されている“工程2”は、現在の調理工程の番号である。表示されている“8分”は、現在の調理工程の目安時間の残り時間である。説明を図5のステップS217に戻す。
第5に、加熱調理器1は、調理工程2が開始される旨の開始信号をサーバ3及び端末装置2に送信する。
ステップS218において、端末装置2は、調理工程画面81(図10)を表示する。具体的には、端末装置2は、操作・表示部44に調理工程画面81を表示する。処理手順の説明の途中であるが、一旦、図10を参照する。
図10もまた、調理工程画面81の一例である。調理画像欄82は、献立レコード111の2番目の調理工程の工程レコード112bの調理画像“xxx2.jpg”を表示している。この調理画像は、にんにく及びたまねぎに加えて、鶏肉及びソースが煮込まれている画像を含む。調理工程欄83は、工程レコード112bの、調理工程の番号“2”、目安時間“8分”及び調理方法を表示している。
ステップS219において、加熱調理器1は、調理工程2を終了する。具体的には、第1に、加熱調理器1は、ステップS217の“第3”において起動したタイマのタイマ値が、調理工程2の目安時間“8分”に達したことを検知する。このとき、上面表示部27の表示内容は、符号72b(図7)の通りである。表示されている“工程2”は、現在の調理工程の番号である。表示されている“0分”は、現在の調理工程の目安時間の残り時間である。
第2に、加熱調理器1は、フライパンが置かれている鍋位置表示部13の直下の加熱コイル14に供給されていた電力が停止するように、インバータ回路19を制御する。
第3に、加熱調理器1は、調理工程2が終了する旨の終了信号をサーバ3及び端末装置2に送信する。端末装置2に送信される終了信号は、報知(アラーム)発生指示を含む。この報知を聞いたユーザは、調理工程2が終了したことを知る。
ステップS220において、加熱調理器1は、タイマボタンの押下を受け付ける。具体的には、加熱調理器1は、ユーザが上面操作部25のタイマボタンを押下するのを受け付ける。すると、加熱調理器1は、タイマ値を“0分”に戻す。
ステップS221において、加熱調理器1は、調理工程3を開始する。具体的には、第1に、加熱調理器1は、ステップS207において受信した献立レコードの、調理工程3についての工程レコードに含まれる目安時間“1分”及び加熱程度“弱”を取得する。
第2に、加熱調理器1は、フライパンが置かれている鍋位置表示部13の直下の加熱コイル14に、加熱程度“弱”に相当する電力が流れるように、インバータ回路19を制御する。
第3に、加熱調理器1は、タイマを起動する。
第4に、加熱調理器1は、上面表示部27(図7)に調理工程及び残り時間を表示する。処理手順の説明の途中であるが、再度、図7を参照する。
いま、上面表示部27の表示内容は、符号73aの通りである。表示されている“工程3”は、現在の調理工程の番号である。表示されている“1分”は、現在の調理工程の目安時間の残り時間である。説明を図5のステップS221に戻す。
第5に、加熱調理器1は、調理工程3が開始される旨の開始信号をサーバ3及び端末装置2に送信する。
ステップS222において、端末装置2は、調理工程画面81(図11)を表示する。具体的には、端末装置2は、操作・表示部44に調理工程画面81を表示する。処理手順の説明の途中であるが、一旦、図11を参照する。
図11もまた、調理工程画面81の一例である。調理画像欄82は、献立レコード111の3番目の調理工程の工程レコード112cの調理画像“xxx3.jpg”を表示している。この調理画像は、にんにく、たまねぎ、鶏肉及びソースに加え、調味料が加熱された画像を含む。調理工程欄83は、工程レコード112cの、調理工程の番号“3”、目安時間“1分”及び調理方法を表示している。
ステップS223において、加熱調理器1は、調理工程3を終了する。具体的には、第1に、加熱調理器1は、ステップS221の“第3”において起動したタイマのタイマ値が、調理工程3の目安時間“1分”に達したことを確認する。このとき、上面表示部27の表示内容は、符号73b(図7)の通りである。表示されている“工程3”は、現在の調理工程の番号である。表示されている“0分”は、現在の調理工程の目安時間の残り時間である。
第2に、加熱調理器1は、フライパンが置かれている鍋位置表示部13の直下の加熱コイル14に供給されていた電力が停止するように、インバータ回路19を制御する。
第3に、加熱調理器1は、調理工程3が終了する旨の終了信号をサーバ3及び端末装置2に送信する。端末装置2に送信される終了信号は、報知(アラーム)発生指示を含む。この報知を聞いたユーザは、調理工程3が終了したことを知る。
ステップS224において、端末装置2は、終了操作を受け付ける。具体的には、端末装置2は、調理工程画面81(図11)の終了ボタン84をユーザが押下するのを受け付ける。
ステップS225において、端末装置2は、電源OFF操作を受け付ける。具体的には、加熱調理器1は、ユーザが電源スイッチ23をOFFにするのを受け付ける。この段階で、1つの献立に対応する1通りの処理手順が終了したことになる。
なお、本実施形態では、各調理工程を終了する(タイマ経過)と、加熱調理器1は、フライパン等が置かれている鍋位置表示部13の直下の加熱コイル14に供給されていた電力が停止するように、インバータ回路19を制御しているが、これに限られない。例えば、加熱調理器1は、調理工程1においてタイマボタンの押下を受け付ける(ステップS216)ことで、加熱コイル14に供給されていた電力が停止するようにインバータ回路19を制御してもよい。
つまり、上面表示部27には“0分”が表示され続けているが、タイマボタンが押下されるまでは、調理工程1の電力が停止しない。そして、タイマボタンが押下されることで、調理工程2の電力が供給される。よって、ユーザは、焼き具合を目視で確認して各調理工程での焼きが足りないと判断した場合、調理工程1の焼きを継続することができる。
そして、本実施形態では、新たな調理工程が開始する度に新たな調理工程画面81が表示されているが、これに限られない。例えば、ステップS215において調理工程1の目安時間の残り時間が“0秒”となった場合に、端末装置2は、調理工程1の終了時に得られる望ましい焼き加減の調理画像を調理画像欄82に表示してもよい。ユーザは、調理工程1の終了時に調理画像欄82の調理画像と、フライパン上の材料とを見比べて、調理画像通りの焼き加減と判断した場合に、タイマボタンを押下して次の調理工程2を開始する。これにより、ユーザは、次の調理工程を開始するか否かを適切に判断することができる。
(初期表示及び前後表示)
図10において、調理工程画面81は、調理工程2についての調理画像及び調理方法を表示している(初期表示)。このとき、ユーザが戻るボタン85を押下するのを受け付けると、端末装置2は、調理工程画面81を、調理工程1についてのものに切り替える。また、このとき、ユーザが進むボタン86を押下するのを受け付けると、端末装置2は、調理工程画面81を、調理工程3についてのものに切り替える。端末装置2は、画面の“切り替え”に代替して、ユーザが全体画面の部分をスクロールして視認するのを受け付けてもよい。全体画面とは、すべての調理工程についての調理工程画面81(図8、図10及び図11)を同一画面上に並べたものであり、端末装置2は、現在の調理工程についての部分を初期表示するものとする。
(ステップS204、S207及びS208の省略について)
献立選択画面(図示せず)と献立初期画面61(図6)とが同じ画面であってもよい。この場合、ステップS204、S207及びS208は、省略可能である。
(ステップS216及びS220の省略について)
加熱調理器1は、ステップS215の後、ステップS216を省略し、ステップS217に進んでもよい。同様に、加熱調理器1は、ステップS219の後、ステップS220を省略し、ステップS221に進んでもよい。つまり、加熱調理器1は、ある調理工程が終了した旨の操作をユーザから受け付けることを以て、加熱程度を次の調理工程のものに変更する契機としてもよい。加熱調理器1は、ある調理工程の目安時間が経過したことを検知することを以て、加熱程度及び目安時間を次の調理工程のものに変更する契機としてもよい。そして、加熱調理器1は、前記操作を受け付けた旨、又は、前記検知がなされた旨を端末装置2に送信する。いずれにしても、端末装置2が表示する調理方法の調理工程は、加熱調理器1の調理工程と同期する。
(変形例1:不足材料の特定)
ユーザが材料をフライパン等に加えることを失念することはよくある。そこで、端末装置2は、各調理工程において終了信号を受信した段階で、その調理工程において新たに加えるべき材料が実際に加えられたか否かを確認することを促すメッセージを操作・表示部44に表示してもよい。
また、端末装置2は、この段階で、フライパン等の中身の画像を端末装置2が有するカメラ(図示せず)で撮像することを促すメッセージを操作・表示部44に表示してもよい。端末装置2がこの画像をサーバ3に送信すると、サーバ3は、この画像を解析して、その調理工程において新たに加えられるべき材料のうち、実際には加えられていないものを特定する。
例えば、ある調理工程において新たに加えられるべき材料が、材料a、材料b及び材料cであったとする。サーバ3は、予め記憶手段52が記憶している各材料の形状情報、大きさ情報、色情報を使用して、解析対象の画像に含まれないもの(例えば、材料a)を特定する。このようにすれば、ユーザ自身の確認によって、又は、サーバ3の画像解析によって、本来加えられるべきであるにもかかわらず加えられていない材料を特定することができる。
(変形例2:代替材料の提案)
いま、例えば、献立“チャーハン”の調理工程1が終了した段階で、材料“にんじん”が加えられていないことが判明したとする。すると、サーバ3は、端末装置2の操作・表示部44に“別のフライパンを左IHに置き、にんじんを4分間炒めてください。その間、右IHは加熱されません。4分後、にんじんをもとのフライパンに移してください。”と表示する。
ここで、にんじんが準備されていない旨ユーザが端末装置2の操作・表示部44に入力したとする。この場合、サーバ3は、端末装置2の操作・表示部44に“別のフライパンを左IHに置き、大根又はピーマンを4分間炒めてください。その間、右IHは加熱されません。4分後、大根又はピーマンをもとのフライパンに移してください。”と表示する。なお、サーバ3の記憶手段52は、代替可能な材料群を記憶した“材料群情報”を記憶しているものとする。材料群情報の例は以下の通りである。
材料群1=(鶏肉、牛肉、豚肉、・・・)、
材料群2=(にんじん、大根、ピーマン、・・・)、
材料群3=(じゃがいも、さつまいも、さといも、・・・)、・・・
(変形例3:別献立の提案)
前記とは別の例として、いま、献立“チャーハン”の調理工程3が終了した段階で“白飯”が加えられておらず、かつ、白飯が準備されていないことが判明したとする。サーバ3は、以下の条件1及び条件2をすべて満たす別の献立を端末装置2の操作・表示部44に表示する。
〈条件1〉その献立レコードが、既に終了した調理工程の直前工程以前のすべての工程レコードと全く同じ工程レコードをその順に有すること。“全く同じ”とは、目安時間、加熱程度及び調理方法が同じであることを意味する。
〈条件2〉その献立レコードの材料が、準備されていない材料を含まないこと。
この例では、サーバ3は、「“チャーハン”に替えて“肉野菜炒め”を調理することをお勧めします。」を端末装置2の操作・表示部44に表示する。
(変形例4:端末装置の画面表示回復)
調理中、端末装置2が、節電を目的として画面表示をOFFにしている場合、ユーザは画面表示をОNに戻す操作をしなければならない。そこで、端末装置2は、次の調理工程に進むとき、画面表示がOFFになっている場合は、自動的にОNに戻す。
(本実施形態の効果)
本実施形態の加熱調理システムの効果は以下の通りである。
(1)加熱調理システムは、次の調理工程の調理方法をユーザが操作する端末装置に表示することができる。
(2)加熱調理システムは、次の調理工程の調理画像をユーザが操作する端末装置に表示することができる。
(3)加熱調理システムは、調理工程の番号を加熱調理器に表示することができる。
(4)加熱調理システムは、各調理工程において加えられる材料をユーザが操作する端末装置に表示することができる。
(5)加熱調理システムは、各調理工程以前において加えられていなければならない材料の画像をユーザが操作する端末装置に表示することができる。
(6)加熱調理システムは、前後の調理方法及び調理画像をユーザが操作する端末装置に表示することができる。
(7)加熱調理システムは、不足材料を特定し、代替材料及び別献立を提案することができる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 加熱調理器
2 端末装置
3 サーバ
4 ネットワーク
5 無線ルータ
55 調理情報
61 献立初期画面
81 調理工程画面
91 IH案内画面

Claims (8)

  1. 加熱程度及び調理方法を時系列の調理工程ごとに定めた調理情報に基づいて、各調理工程の加熱程度に従って加熱を行い、
    ある調理工程が終了した旨の操作をユーザから受け付けると、前記加熱程度を次の調理工程のものに変更して加熱を行う加熱調理器と、
    前記調理情報に基づいて、各調理工程の調理方法を表示し、
    前記操作を受け付けた旨を前記加熱調理器から受信すると、前記加熱調理器の調理工程と同期して、前記調理方法の表示を次の調理工程のものに変更する端末装置と、
    を備え
    前記端末装置は、
    ある調理工程が終了する旨の終了信号を前記加熱調理器から受信した段階で、被加熱物の中身の画像を前記端末装置が有するカメラで撮像することを促すメッセージを表示し、
    前記カメラが撮像した画像を前記端末装置に接続されたサーバに送信し、
    前記カメラが撮像した画像に基づき、当該調理工程において新たに加えられるべき材料のうち実際には加えられていない材料を前記サーバが特定した場合、前記特定した材料に代替する材料、又は、当該調理工程以前のすべての調理工程における加熱程度及び調理方法が同じである別献立を前記サーバから受信したうえで表示すること、
    を特徴とする加熱調理システム。
  2. 前記調理情報は、
    調理画像を時系列の前記調理工程ごとに定めており、
    前記端末装置は、
    前記調理方法とともに前記調理画像を表示すること、
    を特徴とする請求項1に記載の加熱調理システム。
  3. 前記加熱調理器は、
    前記調理工程を表示し、
    ある調理工程が終了した旨の操作をユーザから受け付けると、前記調理工程の表示を、次の調理工程のものに変更すること、
    を特徴とする請求項2に記載の加熱調理システム。
  4. 前記調理方法は、
    各調理工程において加えられる材料を示す情報を含むこと、
    を特徴とする請求項3に記載の加熱調理システム。
  5. 前記調理画像は、
    各調理工程以前に加えられるすべての材料の画像を含むこと、
    を特徴とする請求項4に記載の加熱調理システム。
  6. 前記端末装置は、
    前記調理工程のうち現在の調理工程に対応する調理方法及び調理画像を初期表示し、
    前記ユーザが現在の調理工程の前後の調理工程に対応する調理方法及び調理画像を見るための操作を受け付けること、
    を特徴とする請求項5に記載の加熱調理システム。
  7. 加熱程度、調理方法及び目安時間を時系列の調理工程ごとに定めた調理情報に基づいて、各調理工程の加熱程度及び目安時間に従って加熱を行い、
    ある調理工程の目安時間が経過したことを検知すると、前記加熱程度及び前記目安時間を次の調理工程のものに変更して加熱を行う加熱調理器と、
    前記調理情報に基づいて、各調理工程の調理方法を表示し、
    前記検知がなされた旨を前記加熱調理器から受信すると、前記加熱調理器の調理工程と同期して、前記調理方法の表示を次の調理工程のものに変更する端末装置と、
    を備え
    前記端末装置は、
    ある調理工程が終了する旨の終了信号を前記加熱調理器から受信した段階で、被加熱物の中身の画像を前記端末装置が有するカメラで撮像することを促すメッセージを表示し、
    前記カメラが撮像した画像を前記端末装置に接続されたサーバに送信し、
    前記カメラが撮像した画像に基づき、当該調理工程において新たに加えられるべき材料のうち実際には加えられていない材料を前記サーバが特定した場合、前記特定した材料に代替する材料、又は、当該調理工程以前のすべての調理工程における加熱程度、調理方法及び目安時間が同じである別献立を前記サーバから受信したうえで表示すること、
    を特徴とする加熱調理システム。
  8. 加熱調理システムの加熱調理器は、
    加熱程度及び調理方法を時系列の調理工程ごとに定めた調理情報に基づいて、各調理工程の加熱程度に従って加熱を行い、
    ある調理工程が終了した旨の操作をユーザから受け付けると、前記加熱程度を次の調理工程のものに変更して加熱を行い、
    前記加熱調理システムの端末装置は、
    前記調理情報に基づいて、各調理工程の調理方法を表示し、
    前記操作を受け付けた旨を前記加熱調理器から受信すると、前記加熱調理器の調理工程と同期して、前記調理方法の表示を次の調理工程のものに変更
    ある調理工程が終了する旨の終了信号を前記加熱調理器から受信した段階で、被加熱物の中身の画像を前記端末装置が有するカメラで撮像することを促すメッセージを表示し、
    前記カメラが撮像した画像を前記端末装置に接続されたサーバに送信し、
    前記カメラが撮像した画像に基づき、当該調理工程において新たに加えられるべき材料のうち実際には加えられていない材料を前記サーバが特定した場合、前記特定した材料に代替する材料、又は、当該調理工程以前のすべての調理工程における加熱程度及び調理方法が同じである別献立を前記サーバから受信したうえで表示すること、
    を特徴とする加熱調理システムの表示方法。
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