JP7129259B2 - 検査方法、インプリント装置、および物品製造方法 - Google Patents
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Description
まず、実施形態に係るインプリント装置の概要について説明する。インプリント装置は、基板上に供給されたインプリント材を型と接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギーを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。
インプリント装置を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (15)
- 型を用いて基板の上のインプリント材のパターンを形成するインプリント処理が正常に行われたかどうかを検査する検査方法であって、
予備的なインプリント処理を行う第1工程と、
前記第1工程の後、検査対象のインプリント処理を行う第2工程と、
前記第2工程の実行中に前記検査対象のインプリント処理によって発生するアコースティックエミッション波を検出し、該検出されたアコースティックエミッション波に基づいて、前記検査対象のインプリント処理が正常に行われたかどうかを判定する第3工程と、
を有し、
前記第1工程では、前記第2工程における前記検査対象のインプリント処理のときよりも前記型に強い負荷がかかるように前記予備的なインプリント処理を行い、
前記第3工程では、前記予備的なインプリント処理において前記強い負荷がかかった前記型を用いて前記検査対象のインプリント処理を行ったときに検出されたアコースティックエミッション波に基づいて、前記検査対象のインプリント処理が正常に行われたかどうかを判定する
ことを特徴とする検査方法。 - 前記第1工程では、前記第3工程において前記アコースティックエミッション波に関するカイザー効果が得られるように、前記第2工程における前記検査対象のインプリント処理のときよりも前記型に強い負荷をかけて前記予備的なインプリント処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の検査方法。
- 前記インプリント処理は、
押圧部材を用いて前記型の側面を押圧して前記型の形状を補正する補正工程と、
前記型と前記基板の上の前記インプリント材とを接触させる接触工程と、
前記インプリント材と前記型とを接触させた状態で前記インプリント材を硬化させる硬化工程と、
前記硬化したインプリント材から前記型を引き離す離型工程と、
を含み、
前記第1工程は、前記検査対象のインプリント処理のときよりも前記押圧部材による前記型の側面への押圧力を高めた状態で前記予備的なインプリント処理を実行する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の検査方法。 - 前記予備的なインプリント処理の前記離型工程においては、前記インプリント材から前記型を引き離す速度を、前記検査対象のインプリント処理のときよりも増加させることを特徴とする請求項3に記載の検査方法。
- 前記予備的なインプリント処理においては、前記検査対象のインプリント処理のときよりも、前記硬化したインプリント材から前記型を引き離すのに大きな力を要するインプリント材を使用することを特徴とする請求項3に記載の検査方法。
- 前記第1工程は、
前記予備的なインプリント処理の後、前記予備的なインプリント処理のときよりも前記型にかかる負荷が弱くなる条件でリファレンス生成用のインプリント処理を実行する工程と、
前記リファレンス生成用のインプリント処理によって発生するアコースティックエミッション波を検出する工程と、
前記検出されたアコースティックエミッション波に基づいてリファレンスを生成し記憶する工程と、
を更に有し、
前記第3工程は、前記第2工程で行われた前記検査対象のインプリント処理で検出されたアコースティックエミッション波のデータと前記リファレンスとの比較に基づいて、前記検査対象のインプリント処理が正常に行われたかを判定する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検査方法。 - 前記第3工程は、前記第2工程で行われた前記検査対象のインプリント処理で検出されたアコースティックエミッション波のデータと前記リファレンスとの差分が許容値を超えた場合に、前記検査対象のインプリント処理を異常と判定することを特徴とする請求項6に記載の検査方法。
- 前記第3工程は、前記第2工程で行われた前記検査対象のインプリント処理で検出されたアコースティックエミッション波のデータと前記リファレンスとの差分が許容値を超えた場合に、前記型の破損に伴う前記検査対象のインプリント処理の異常と判定することを特徴とする請求項7に記載の検査方法。
- 前記比較は、前記検出されたアコースティックエミッション波の代表値により行われることを特徴とする請求項6に記載の検査方法。
- 前記比較は、前記検出されたアコースティックエミッション波の所定時間ごとの代表値の平均値により行われることを特徴とする請求項9に記載の検査方法。
- 前記比較は、前記検出されたアコースティックエミッション波をフィルタリングして得たデータにより行われることを特徴とする請求項6に記載の検査方法。
- 前記比較は、前記検出されたアコースティックエミッション波の周波数領域表現のデータにより行われることを特徴とする請求項6に記載の検査方法。
- 前記型の破損に伴う前記検査対象のインプリント処理の異常と判定した後、前記型を交換することを特徴とする請求項8に記載の検査方法。
- 型を用いて基板の上のインプリント材のパターンを形成するインプリント処理を行うインプリント装置であって、
前記型を保持する型保持部と、
アコースティックエミッション波を検出する検出部と、
を有し、
前記パターンを形成するためのインプリント処理の前に、該インプリント処理のときよりも前記型に強い負荷がかかるように予備的なインプリント処理を実行し、
前記予備的なインプリント処理の後、前記パターンを形成するためのインプリント処理を実行し、
前記予備的なインプリント処理において前記強い負荷がかかった前記型を用いた前記パターンを形成するためのインプリント処理の実行中に前記検出部により検出されたアコースティックエミッション波に基づいて、該インプリント処理が正常に行われたかを判定する、
ことを特徴とするインプリント装置。 - 請求項14に記載のインプリント装置を用いて基板の上にパターンを形成する工程と、
前記工程において前記パターンが形成された前記基板を処理する工程と、
を含み、前記処理が行われた前記基板から物品を製造することを特徴とする物品製造方法。
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