JP7127299B2 - プロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクターに関するものである。
近年、プロジェクター用の光源装置において、光源としてLEDを用いることが知られている。例えば、下記特許文献1に開示されたプロジェクターでは、LEDから射出した青色光を液晶パネルで変調することで青色画像光を生成している。このプロジェクターでは、偏光変換素子に青色光を透過させることで、液晶パネルに入射する青色光の偏光方向を揃えている。
特開2007-199538号公報
しかしながら、偏光変換素子を用いると、液晶パネルに入射する偏光方向は一方向に揃うが、見かけ上の光源面積(発光面積)が2倍の大きさとなる。見かけ上の発光面積が大きくなると後段の光学系に光を効率良く取り込めず、光損失を生じるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決することを目的としたものであり、光損失を低減できる、プロジェクターを提供することを目的の1つとする。
本発明の第1態様に従えば、第1の偏光を有する第1の波長帯の光と、第2の偏光を有する第1の波長帯の光とを射出する第1の発光素子と、前記光を前記第1の偏光を有する第1の波長帯の光と、前記第2の偏光を有する第1の波長帯の光とに分離する偏光分離素子と、前記第1の偏光を有する第1の波長帯の光および前記第2の偏光を有する第1の波長帯の光のいずれか一方が入射され、前記第1の波長帯の光を第2の波長帯の光に変換する波長変換素子と、前記第1の偏光を有する第1の波長帯の光および前記第2の偏光を有する第1の波長帯の光のいずれか他方が入射され、入射された光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する第1の光変調装置と、前記第2の波長帯の光を第3の波長帯の光と第4の波長帯の光とに分離する光学素子と、前記第3の波長帯の光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する第2の光変調装置と、前記第4の波長帯の光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する第3の光変調装置と、前記画像光を投写する投写光学系と、を備え、前記波長変換素子は、前記第1の波長帯の光が入射する第1の面と、前記第2の波長帯の光を射出し、前記第1の面とは異なる第2の面を有するプロジェクタープロジェクターが提供される。
上記第1態様において、前記波長変換素子は、前記第1の面および前記第2の面と異なる第3の面を有し、前記第3の面に対向して設けられ、前記第1の波長帯の光を射出する第2の発光素子を備え、前記第2の発光素子から射出された前記第1の波長帯の光は、前記第3の面から前記波長変換素子に入射するのが好ましい。
上記第1態様において、前記波長変換素子は、前記第1の面及び前記第3の面の少なくとも一方に設けられ、前記第1の波長帯の光を透過し、前記第2の波長帯の光を反射させる反射層をさらに有するのが好ましい。
上記第1態様において、前記第1の発光素子と前記第1の光変調装置とは、光学的に互いに共役となっているのが好ましい。
上記第1態様において、前記第2の面の面積は、前記第1の面の面積よりも小さいのが好ましい。
一実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図である。 照明装置の概略構成を示す図である。 波長変換部の要部構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーンSCR上にカラー映像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター1は、照明装置2と、色分離光学系3と、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bと、光合成光学系5と、投写光学系6とを備えている。
照明装置2は、後述するように青色光BLsと黄色蛍光光Yを照射する。照明装置2の具体的な構成については後述する。色分離光学系3は、照明装置2からの黄色蛍光光Yを赤色光LR及び緑色光LGに分離する。
光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bはそれぞれ、赤色光LR、緑色光LG、青色光BLsを画像情報に応じて変調し、各色の画像光を形成する。光合成光学系5は、各光変調装置4R,4G,4Bからの各色の画像光を合成する。投写光学系6は、光合成光学系5からの合成された画像光をスクリーンSCRに向かって投射する。
色分離光学系3は、ダイクロイックミラー7と、第1の反射ミラー8aと、第2の反射ミラー8bと、リレーレンズ9と、を備えている。
ダイクロイックミラー7は、照明装置2から射出された黄色蛍光光Yを、赤色光LRと、緑色光LGとにそれぞれ分離する。すなわち、ダイクロイックミラー7は、赤色光LRを透過するとともに、緑色光LGを反射する特性を有する。本実施形態において、赤色光LRは特許請求の範囲に記載の「第3の波長帯の光」に相当し、緑色光LGは特許請求の範囲に記載の「第4の波長帯の光」に相当し、ダイクロイックミラー7は特許請求の範囲に記載の「光学素子」に相当する。
第1の反射ミラー8a及び第2の反射ミラー8bは、赤色光LRの光路中に配置され、ダイクロイックミラー7を透過した赤色光LRを光変調装置4Rに導く。リレーレンズ9は、赤色光LRの光路中の第1の反射ミラー8aの後段に配置されている。
光変調装置4R、光変調装置4G、及び光変調装置4Bの各々は、液晶パネルから構成されている。光変調装置4R、光変調装置4G、及び光変調装置4Bの各々は、赤色光LR、緑色光LG、及び青色光BLsの各々を通過させる間に、赤色光LR、緑色光LG、及び青色光BLsの各々を画像情報に応じて変調し、各色に対応した画像光を形成する。
本実施形態において、光変調装置4Bは特許請求の範囲に記載の「第1の光変調装置」に相当し、光変調装置4Rは特許請求の範囲に記載の「第2の光変調装置」に相当し、光変調装置4Gは特許請求の範囲に記載の「第3の光変調装置」に相当する。
本実施形態において、光変調装置4R、光変調装置4G、及び光変調装置4Bの各々の光入射側及び光射出側には、入射側偏光板及び射出側偏光板がそれぞれ配置されている。具体的に、光変調装置4Rの光入射側及び光射出側には、入射側偏光板11R及び射出側偏光板12Rが配置されている。これら入射側偏光板11R及び射出側偏光板12Rは、例えば、透過軸が互いに直交する構成(クロスニコル配置)となっている。
また、光変調装置4Gの光入射側及び光射出側には、入射側偏光板11G及び射出側偏光板12Gが配置されている。これら入射側偏光板11G及び射出側偏光板12Gは、例えば、透過軸が互いに直交する構成(クロスニコル配置)となっている。
また、光変調装置4Bの光入射側及び光射出側には、入射側偏光板11B及び射出側偏光板12Bが配置されている。これら入射側偏光板11B及び射出側偏光板12Bは、例えば、透過軸が互いに直交する構成(クロスニコル配置)となっている。
光変調装置4R、光変調装置4G、及び光変調装置4Bの各々の光入射側には、光変調装置4R、光変調装置4G、及び光変調装置4Bの各々に入射する赤色光LR、緑色光LG、及び青色光BLsの各々を平行化するフィールドレンズ10R,フィールドレンズ10G,及びフィールドレンズ10Bがそれぞれ設けられている。
光合成光学系5は、クロスダイクロイックプリズムから構成されている。光合成光学系5は、光変調装置4R、光変調装置4G、及び光変調装置4Bの各々からの各色の画像光を合成し、合成された画像光を投写光学系6に向かって射出する。
投写光学系6は、投射レンズ群から構成されている。投写光学系6は、光合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向かって拡大投射する。すなわち、投写光学系6は、光変調装置4R,光変調装置4G,光変調装置4Bの各々により変調された光をスクリーンSCRに投射する。これにより、スクリーンSCR上には、拡大されたカラー映像(画像)が表示される。
(照明装置)
次に、照明装置2の構成について説明する。図2は、照明装置の概略構成を示す図である。図2に示すように、照明装置2は、第1光源部11、第2光源部12、偏光分離素子13、第1集光レンズ14a、第2集光レンズ14b、ピックアップレンズ15、及び均一照明光学系20を備えている。
本実施形態において、第1光源部11は、第1発光素子11aと、コリメートレンズ11bとを含む。第1発光素子11aはLEDから構成され、P偏光(第1の偏光)を有する第1の波長帯の光とS偏光(第2の偏光)を有する第1の波長帯の光とを含む青色光BLを射出する。ここで、第1の波長帯の光とは、例えば、430nm~480nmに発光強度のピークを有する光に相当する。本実施形態において、第1発光素子11aは特許請求の範囲に記載の「第1の発光素子」に相当する。
コリメートレンズ11bは、第1発光素子11aから射出された青色光BLを平行光に変換する。コリメートレンズ11bにより平行光に変換された青色光BLは、偏光分離素子13に入射する。
偏光分離素子13は、青色光BLに含まれる成分から、偏光分離素子13に対するS偏光成分の光BLsとP偏光成分の光BLpとを選択的に分離する。具体的に、偏光分離素子13は、S偏光成分の光BLsを反射させるとともにP偏光成分の光BLpを透過させることで2つの光の進行方向を分離する偏光分離機能を有する。
本実施形態において、光BLsは特許請求の範囲に記載の「第1の偏光を有する第1の波長帯の光」に相当し、光BLpは特許請求の範囲に記載の「第2の偏光を有する第1の波長帯の光」に相当する。
本実施形態の照明装置2では、光BLsを青色の画像光を生成する用途に用い、光BLpを後述のように蛍光光の励起に用いる。以下の説明において、光BLsを青色光BLsと称し、光BLpを励起光BLpと称すことにする。
偏光分離素子13で反射されることで分離されたS偏光成分の青色光BLsは、例えば、凸レンズからなる第1集光レンズ14aに入射する。青色光BLsは、集光レンズ14及びフィールドレンズ10Bを介して光変調装置4Bへと導かれる。
光変調装置4Bの光入射側に配置された入射側偏光板11Bの透過軸はS偏光に対応している。そのため、S偏光成分の青色光BLsは、入射側偏光板11Bで遮光されることなく、光変調装置4Bに良好に導かれる。光変調装置4Bは、青色光BLsを画像情報に応じて変調し、青色光BLsに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bにより生成された画像光は射出側偏光板12Bを介して光合成光学系5に入射する。
本実施形態において、第1発光素子11a(第1の発光素子)と光変調装置4Bとは、光学的に互いに共役となっている。具体的に、第1発光素子11aの光射出面と光変調装置4Bの光入射領域(画素形成領域)とが光学的に互いに共役となっている。これにより、第1発光素子11aは、該第1発光素子11aの光射出面と同じ輝度分布を有する照明領域を、光学的に共役となる光変調装置4Bの光入射領域上に形成することができる。
なお、第1発光素子11aの光射出面と光変調装置4Bの光入射領域とが相似関係となるように形成するのが望ましい。このようにすれば、第1集光レンズ14a及びフィールドレンズ10Bの倍率を適切に調整することで、第1発光素子11aの光射出面から射出された光を光変調装置4B上に効率良く入射させることができる。
一方、偏光分離素子13を透過することで分離されたP偏光成分の励起光BLpは、第2集光レンズ14bに入射する。第2集光レンズ14bは、例えば、シリンダレンズから構成される。シリンダレンズからなる第2集光レンズ14bは、励起光BLpを集光させて後述の波長変換部22に入射させる。
第2光源部12は、複数の第2発光素子21と波長変換部22とを備える。各第2発光素子21は、例えば、LEDから構成される。すなわち、第2発光素子21は第1の波長帯を有する励起光BL2を射出する。本実施形態では、例えば、励起光BL2として発光強度のピークが約445nmの光を用いた。本実施形態において、第2発光素子21は特許請求の範囲に記載の「第2の発光素子」に相当する。
第2発光素子21から射出された励起光BL2は波長変換部22に入射する。本実施形態において、偏光分離素子13で分離された励起光BLpが波長変換部22に入射する。
波長変換部22は、励起光BL2及び励起光BLpを第1の波長帯とは異なる第2の波長帯の黄色蛍光光Yに変換する。ここで、第2の波長帯の光とは、例えば、520nm~580nmに発光強度のピークを有する黄色の光に相当する。
図3は波長変換部22の要部構成を示す斜視図である。
図2、3に示すように、波長変換部22は、蛍光体(波長変換素子)23と、ダイクロイックミラー24と、ダイクロイックミラー25と、ダイクロイックミラー26と、光学部材27と、反射層33と、反射層34と、反射層35とを備えている。本実施形態において、蛍光体23は、複数の面を有する平板形状からなり、第2発光素子21から入射する励起光BL2及び励起光BLpを、第1波長帯と異なる第2波長帯の黄色蛍光光Yに変換する。具体的に、蛍光体23は六面体からなる。
六面体からなる蛍光体23は、互いに対向する三組の面を有する。具体的に、蛍光体23は、互いに対向する第1の面23a及び第3の面23bと、互いに対向する第2の面23c及び第6の面23dと、互いに対向する第4の面23e及び第5の面23fとを有する。
本実施形態において、蛍光体23は、励起光BL2及び励起光BLpを黄色蛍光光Yに変換する蛍光体粒子(不図示)を含む。蛍光体粒子として、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体が用いられる。なお、蛍光体粒子の形成材料は、1種であってもよいし、2種以上の材料を用いて形成された粒子が混合されたものが用いられてもよい。蛍光体23として、アルミナ等の無機バインダー中に蛍光体粒子を分散させたもの、或いは、バインダーを用いずに蛍光体粒子を焼結したものが好適に用いられる。
本実施形態の蛍光体23としては、光散乱性の低いものを用いている。すなわち、蛍光体23として、光散乱部材として機能する気孔の量の少ないものを採用している。このようにすれば、蛍光体23内において黄色蛍光光Yが、ダイクロイックミラー24、ダイクロイックミラー25、ダイクロイックミラー26、反射層33、反射層34、または反射層35によって複数回反射されることによる光損失の発生を低減することができる。
本実施形態において、第1光源部11の第2集光レンズ14bは、蛍光体23の第1の面23aに対向して配置されている。また、第2光源部12の第2発光素子21は、蛍光体23の第3の面23bに対向して配置されている。
すなわち、第1の面23aには、第1光源部11から射出されて偏光分離素子13で分離された励起光BLpが入射する。また、第3の面23bには、第2発光素子21から射出された励起光BL2が入射する。また、第2の面23cからは、蛍光体23にて変換された黄色蛍光光Yが射出される。
本実施形態において、第1の面23aにはダイクロイックミラー24が設けられている。ダイクロイックミラー24は、第1の波長帯を有する励起光BLpを透過し、第2の波長帯を有する黄色蛍光光Yを反射する誘電体多層膜である。
また、第3の面23bにはダイクロイックミラー25が設けられている。ダイクロイックミラー25は、第1の波長帯を有する励起光BL2を透過し、第2の波長帯を有する黄色蛍光光Yを反射する誘電体多層膜である。
第4の面23eには反射層33が設けられている。反射層33は、蛍光体23内で生成された蛍光光(変換光)Yを反射する。より具体的には、反射層33は、黄色蛍光光Yを反射する金属膜からなる。例えば、反射層33は銀ミラーである。このような反射層33を設けることで蛍光体23内において黄色蛍光光Yを第2の面23cに向けて良好に伝播させることができる。
また、第5の面23fには反射層34が設けられている。反射層34は、蛍光体23内で生成された蛍光光(変換光)Yを反射する。より具体的には、反射層34は、黄色蛍光光Yを反射する金属膜からなる。例えば、反射層34は銀ミラーである。このような反射層34を設けることで蛍光体23内において黄色蛍光光Yを第2の面23cに向けて良好に伝播させることができる。
さらに、第6の面23dには反射層35が設けられている。反射層35は、蛍光体23内で生成された蛍光光(変換光)Yを反射する。より具体的には、反射層35は、黄色蛍光光Yを反射する金属膜からなる。例えば、反射層35は銀ミラーである。このような反射層35を設けることで蛍光体23内において黄色蛍光光Yを第2の面23cに向けて良好に伝播させることができる。
本実施形態において、光学部材27は、蛍光体23の第2の面23cに設けられている。光学部材27は、接着層28を介して第2の面23cに貼り付けられている。光学部材27は、第2の面23cから蛍光光(変換光)Yを取り出す機能を有する。
接着層28としては、蛍光体23の屈折率と同等の屈折率、或いは蛍光体23よりも高い屈折率を有する材料を用いるのが好ましい。また、接着層28の屈折率は、光学部材27の屈折率よりも低いことが望ましい。
このようにすれば、蛍光体23と接着層28との界面及び接着層28と光学部材27との界面における黄色蛍光光Yの全反射を防止することができる。よって、黄色蛍光光Yを効率良く蛍光体23の外部に取り出すことができる。
本実施形態において、光学部材27から射出された黄色蛍光光Yは、ピックアップレンズ15に入射する。ピックアップレンズ15は黄色蛍光光Yを平行光に変換する。ピックアップレンズ15により平行化された黄色蛍光光Yは均一照明光学系20に入射する。
均一照明光学系20は、第1レンズアレイ120と、第2レンズアレイ130と、偏光変換素子140と、重畳レンズ150とを備える。
第1レンズアレイ120は、黄色蛍光光Yを複数の部分光束に分割するための複数の第1レンズ120aを有する。複数の第1レンズ120aは、光軸と直交する面内においてマトリクス状に配列されている。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120の複数の第1レンズ120aに対応する複数の第2レンズ130aを有する。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1レンズ120aの像を光変調装置4G及び光変調装置4Rの画像形成領域の近傍に結像させる。
偏光変換素子140は、第2レンズアレイ130から射出された黄色蛍光光Yを直線偏光に変換する。偏光変換素子140は、例えば、偏光分離膜と位相差板と(ともに図示略)を備えている。
偏光変換素子140は、黄色蛍光光Yの偏光方向を光変調装置4R,4Gの光入射側に配置された入射側偏光板11R,11Gの透過軸の方向に対応させる。これにより、上述のように黄色蛍光光Yを分離して得られる赤色光LR及び緑色光LGの偏光方向は、入射側偏光板11R,11Gの透過軸の方向に対応する。よって、赤色光LR及び緑色光LGは入射側偏光板11R,11Gでそれぞれ遮光されることなく、光変調装置4R,4Gにそれぞれ良好に導かれる。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140から射出された各部分光束を集光して、図1に示した光変調装置4R及び光変調装置4Gの画像形成領域の近傍に重畳させる。
このようにして、照明装置2は、略均一な照度分布を有する黄色蛍光光Yを色分離光学系3に向けて射出する。
本実施形態の照明装置2によれば、偏光分離素子13で分離した光BLs,BLpをそれぞれ利用するので、第1光源部11から射出した光の利用効率が高い。また、偏光方向を一方向に揃える偏光変換素子を青色光BLsの光路上に配置しないため、青色光BLを射出する第1発光素子11aの見かけ上の光源面積(発光面積)が大きくならない。
ここで、光変調装置4Bに入射する光を射出する見かけ上の発光面積が大きくなると、光学系に光が取り込まれ難くなるので、光学系を介して光変調装置4Bに光を効率良く導けない。すなわち、光損失が発生してしまう。
これに対し、本実施形態の照明装置2によれば、偏光変換素子を用いないため、見かけ上の発光面積が大きくなることによる光損失の発生を低減できる。したがって、第1光源部11から射出した光を効率良く利用できる。
本実施形態の照明装置2によれば、コヒーレンス光を射出する半導体レーザーの光射出面における光強度分布に比べて、LEDから構成される第1発光素子11aの光入射面における光強度分布は、均一性が高い。そのため、第1発光素子11aと光変調装置4Bとの間に、例えば、マルチレンズアレイを用いた均一照明光学系を配置しない場合でも、均一性の高い青色光BLsで光変調装置4Bを照明することができる。
このように本実施形態の照明装置2によれば、光変調装置4Bに入射する青色光BLsの光路上からマルチレンズアレイを省略できるので、青色光BLsにおける光学系の小型化、マルチレンズアレイによる光損失の低減できる。
また、本実施形態の波長変換部22において、蛍光体23内で発生した黄色蛍光光Yは、全球方向に均一な強度を持つため、黄色蛍光光Yは第1の面23a或いは第3の面23bに対して種々の角度で入射する。そのため、第1の面23a及び第3の面23bにダイクロイックミラー24及びダイクロイックミラー25がそれぞれ設けられていないと、黄色蛍光光Yのうち全反射角以下の光線は、第1の面23a及び第3の面23bを透過して外部に漏れ出てしまう。すなわち、この外部に漏れ出した光は、損失となり光利用効率を低下させる。
これに対し、本実施形態の波長変換部22によれば、励起光BLpの入射面である第1の面23a及び励起光BL2の入射面である第3の面23bに、ダイクロイックミラー24及びダイクロイックミラー25をそれぞれ設けるので、励起光BLp及び励起光BL2が蛍光体23の内部に効率良く取り込むことができる。
すなわち、黄色蛍光光Yは、全反射角以下の入射角で第1の面23a及び第3の面23bに入射した場合でも、ダイクロイックミラー24またはダイクロイックミラー25により反射されることで蛍光体23内を伝播するようになる。そのため、黄色蛍光光Yは、蛍光体23の外部に漏れ光として射出されることが無く、第2の面23c(光射出面)から効率良く射出される。
また、本実施形態の蛍光体23において、光射出面(第2の面23c)の面積は、光入射面(第1の面23a及び第3の面23b)の面積よりも小さい。このように、蛍光体23における励起光BLp,BL2の入射面積を大きくすることで、光入射面における励起光の光密度を抑えることができる。よって、蛍光体23において黄色蛍光光Yを効率良く生成することができる。また、黄色蛍光光Yの発光面積(光射出面の面積)を小さくすることで、後段の光学系、すなわち本実施形態では、ピックアップレンズ15及び均一照明光学系20を小型化できる。
偏光変換素子140を透過して偏光方向が揃った状態において、黄色蛍光光Yの見かけ上の発光面積は2倍となる。すなわち、偏光変換素子140の透過前における発光面積は蛍光体23の光射出面(第2の面23c)の大きさに相当するが、偏光変換素子140の透過後における発光面積は光射出面(第2の面23c)の2倍の大きさに相当する。
本実施形態では、光射出面(第2の面23c)の面積が光入射面(第1の面23a及び第3の面23b)の面積よりも小さい。すなわち、光射出面(第2の面23c)の面積を予め小さくしておくことで、偏光変換素子140の透過後に、見かけ上の発光面積が拡がることで生じる光損失を低減できる。
本実施形態の効果は、以下の通りである。
本実施形態に係るプロジェクターによれば、偏光変換素子を用いることなく、偏光分離素子によって分離した光を画像光の生成及び第2の波長帯の光の生成にそれぞれ利用するので、第1の発光素子から射出した光の利用効率が高い。また、偏光変換素子を用いないため、見かけ上の発光面積が大きくなることによる光損失の発生を低減できる。
すなわち、本実施形態に係るプロジェクター1によれば、偏光変換素子を用いることなく、照明装置2の偏光分離素子13によって、青色光BLsおよび励起光BLpに分離し、青色光BLsを光変調装置4Bにおける画像光の生成に用い、励起光BLpを波長変換部22における黄色蛍光光Yの生成に利用するので、第1発光素子11aから射出した光の利用効率が高い。また、偏光変換素子を用いないため、見かけ上の発光面積が大きくなることによる光損失の発生を低減できる。
また、本実施形態に係るプロジェクターによれば、波長変換素子内に入射する第1の波長帯の光の量を増やすことができる。これにより、波長変換素子内での第2の波長帯の光の生成量を増やすことができる。
すなわち、本実施形態に係るプロジェクター1によれば、第2発光素子21により、波長変換部22(蛍光体23)に入射する第1の波長帯の光(励起光BL2)の量を増やすことができる。これにより、波長変換部22(蛍光体23)内での黄色蛍光光Yの生成量を増やすことができる。
また、本実施形態に係るプロジェクターによれば、波長変換素子内に第1の波長帯の光を効率良く取り込むことができる。また、第2の波長帯の光が全反射角以下の入射角で第1の面或いは第3の面に入射した場合でも、第2の波長帯の光を反射して波長変換素子内を伝播させることができる。
すなわち、本実施形態に係るプロジェクター1によれば、ダイクロイックミラー24およびダイクロイックミラー25により、波長変換部22(蛍光体23)内に、励起光BLpおよび励起光BL2を効率良く取り込むことができる。また、黄色蛍光光Yが全反射角以下の入射角で第1の面23a或いは第3の面23bに入射した場合でも、黄色蛍光光Yを反射して蛍光体23内を伝播させることができる。
また、本実施形態に係るプロジェクターによれば、第1の発光素子の光射出面と同じ輝度分布を有する照明領域を、光学的に共役となる第1の光変調装置上に形成することができる。よって、第1の発光素子と光変調装置との間に、マルチレンズアレイを用いた均一照明光学系を配置しない場合でも、均一性の高い光で光変調装置を照明することができる。
すなわち、本実施形態に係るプロジェクター1によれば、第1発光素子11aの光射出面と同じ輝度分布を有する照明領域を、光学的に共役となる光変調装置4B上に形成することができる。よって、第1発光素子11aと光変調装置4Bとの間に、マルチレンズアレイを用いた均一照明光学系を配置しない場合でも、均一性の高い光で光変調装置を照明することができる。
また、本実施形態に係るプロジェクターによれば、波長変換素子における励起光の入射面よりも光射出面を小さくすることで、第2の波長帯の光の発光面積が小さくなる。これにより、波長変換素子の後段に位置する光学系を小型化することができる。
すなわち、本実施形態に係るプロジェクター1によれば、蛍光体23の第1の面23aおよび第3の面23bよりも、蛍光体23の第2の面23cを小さくすることで、黄色蛍光光Yの発光面積が小さくなる。これにより、蛍光体23の後段に位置する光学系を小型化することができる。
以上述べたように、本実施形態のプロジェクター1によれば、照明装置2の第1光源部11において、偏光分離素子13を用いることで、第1発光素子11aから射出した光を効率良く利用するため、光損失を低減できる。よって、本実施形態のプロジェクター1によれば、明るい青色光BLsと黄色蛍光光Yを生成することで良質な画像を表示できる。
本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、第1光源部11の第1発光素子11aとしてLEDを用いたが、半導体レーザーを用いてもよい。この際、半導体レーザー(第1発光素子11a)と偏光分離素子13との間に透過型拡散部材を配置する。レーザー光はLEDに比べると、照度分布の均一性が低い。そのため、透過型拡散部材によって光を拡散させることで、光変調装置4Bに照度分布の均一性を向上させた状態で青色光BLsを入射させることができる。
また、同様に、励起光BL2を射出する第2光源部12の第2発光素子21として、LEDに代えて半導体レーザーを用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、偏光分離素子13は、S偏光成分の光BLsを反射させるとともにP偏光成分の光BLpを透過させることで2つの光の進行方向を分離する偏光分離機能を有するものを例に挙げたが、S偏光成分の光BLsを透過させるとともにP偏光成分の光BLpを反射することで2つの光の進行方向を分離する偏光分離機能を有する素子に置き換えてもよい。この場合、光BLpが青色光として光変調装置4Bに入射し、光BLsが励起光として蛍光体23に入射する。
また、上記実施形態において、第2光源部12が第2発光素子21を2つ備える場合を例に挙げたが、第2発光素子21の数は2つに限られない。すなわち、第2発光素子21の数は1つでも良いし、3つ以上であってもよい。
また、上記実施形態において、蛍光体23が六面体(平板形状)から構成される場合を例に挙げたが、蛍光体23の形状はこれに限られない。例えば、蛍光体23は、第1の面23a及び第2の面23cが第3の面23b側に向かうに従って、第3の面23bに垂直な中心軸から遠ざかる或いは近づくように傾いたテーパー形状を有していてもよい。あるいは、蛍光体23は、四面体(三角錐)や五面体や七面以上を有する多面体から構成されていてもよい。
1…プロジェクター、4B,4G,4R…光変調装置(第1~第3の光変調装置)、6…投写光学系、11a…第1発光素子(第1の発光素子)、13…偏光分離素子、21…第2発光素子(第2の発光素子)、23…蛍光体(波長変換素子)、23a…第1の面、23b…第3の面、23c…第2の面、24,25…反射層、BLs…青色光(第1の偏光を有する第1の波長帯の光)、BLp…励起光(第2の偏光を有する第1の波長帯の光)。

Claims (5)

  1. 第1の偏光を有する第1の波長帯の光と、第2の偏光を有する第1の波長帯の光と含む光を射出する第1の発光素子と、
    前記第1の発光素子から射出される光を前記第1の偏光を有する第1の波長帯の光と、前記第2の偏光を有する第1の波長帯の光とに分離する偏光分離素子と、
    前記第1の偏光を有する第1の波長帯の光および前記第2の偏光を有する第1の波長帯の光のいずれか一方が入射され、前記第1の波長帯の光を第2の波長帯の光に変換する波長変換素子と、
    前記偏光分離素子と前記波長変換素子との間に設けられ、前記偏光分離素子で分離された、前記第1の偏光を有する第1の波長帯の光および前記第2の偏光を有する第1の波長帯の光のいずれか一方を、集光させて前記波長変換素子に入射させる、集光レンズと、
    前記第1の偏光を有する第1の波長帯の光および前記第2の偏光を有する第1の波長帯の光のいずれか他方が入射され、入射された光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する第1の光変調装置と、
    前記第2の波長帯の光を第3の波長帯の光と第4の波長帯の光とに分離する光学素子と、
    前記第3の波長帯の光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する第2の光変調装置と、
    前記第4の波長帯の光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する第3の光変調装置と、
    前記画像光を投写する投写光学系と、を備え、
    前記波長変換素子は、前記第1の波長帯の光が入射し、長手および短手を有する第1の面と、前記第2の波長帯の光を射出し、前記第1の面とは異なる第2の面と、を有し、
    前記第2の面の面積は、前記第1の面の面積よりも小さく、
    前記集光レンズは、前記第1の面の長手方向に延びるシリンダレンズで構成され、前記第1面の前記長手方向において光を集光させず、前記第1面の短手方向において光を集光させる
    プロジェクター。
  2. 前記波長変換素子は、前記第1の面および前記第2の面と異なる第3の面を有し、
    前記第3の面に対向して設けられ、前記第1の波長帯の光を射出する第2の発光素子を備え、
    前記第2の発光素子から射出された前記第1の波長帯の光は、前記第3の面から前記波長変換素子に入射する
    請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記波長変換素子は、前記第1の面及び前記第3の面の少なくとも一方に設けられ、前記第1の波長帯の光を透過し、前記第2の波長帯の光を反射させる誘電体多層膜をさらに有する
    請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 前記第1の発光素子と前記第1の光変調装置とは、光学的に互いに共役となっている
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  5. 前記波長変換素子は、接着層を介して前記第2の面に貼り付けられた光学部材をさらに有し、
    前記光学部材は、前記第2の面から前記第2の波長帯の光を取り出して射出する、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のプロジェクター。
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