JP2021148958A - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

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秀文 坂田
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秀文 坂田
淳一 鈴木
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淳一 鈴木
慎悟 小宮山
Shingo Komiyama
慎悟 小宮山
裕一朗 岩間
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裕一朗 岩間
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Abstract

【課題】被照明領域を効率良く照明できる、光源装置およびプロジェクターを提供する。【解決手段】本発明の光源装置は、光源部と、光源部から射出された光のうち、第1偏光成分を有する第1光を反射させ、第1偏光成分と異なる第2偏光成分を有する第2光を透過させる偏光分離素子と、第1光および第2光が入射し、第1光および第2光を被照明領域において重畳させるレンズと、偏光分離素子により反射された第1光をレンズに向けて反射させる第1反射部材と、偏光分離素子を透過した第2光をレンズに向けて反射させる第2反射部材と、偏光分離素子により反射された第1光の光路上、および偏光分離素子を透過した第2光の光路上、のいずれか一方に配置された位相差板と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
従来、プロジェクターに用いられる光源装置として、蛍光体を励起して生成した蛍光と青色レーザー光とを合成した照明光の偏光方向を偏光変換素子で揃え、照明光を光変調装置に効率良く入射させることが行われている(例えば、下記特許文献1参照)。偏光変換素子は複数の偏光変換セルを有し、各偏光変換セルに入射した光のうち、一方の偏光であるP偏光を透過させるとともに他方の偏光であるS偏光を反射して位相差板を透過させることでP偏光に変換し、照明光の偏光方向をP偏光に揃えている。そのため、偏光変換セルをそのまま透過したP偏光と、偏光変換セルにおいて位相差板を経由してP偏光に偏光変換されたS偏光とを比較すると、P偏光およびS偏光の光路長に差が生じてしまう。
特開2012−123179号公報
上述のように上記光源装置では、偏光変換素子を透過して偏光方向を揃える過程で光路長に差が生じるので、光変調装置上に形成される照明領域の大きさに差が生じ、光変調装置を効率良く照明できなかった。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様によれば、光源部と、前記光源部から射出された光のうち、第1偏光成分を有する第1光を反射させ、前記第1偏光成分と異なる第2偏光成分を有する第2光を透過させる偏光分離素子と、前記第1光および前記第2光が入射し、前記第1光および前記第2光を被照明領域において重畳させるレンズと、前記偏光分離素子により反射された前記第1光を前記レンズに向けて反射させる第1反射部材と、前記偏光分離素子を透過した前記第2光を前記レンズに向けて反射させる第2反射部材と、前記偏光分離素子により反射された前記第1光の光路上、および前記偏光分離素子を透過した前記第2光の光路上、のいずれか一方に配置された位相差板と、を備えることを特徴とする光源装置が提供される。
本発明の第2態様によれば、本発明の第1態様の光源装置と、前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投写する投写光学装置と、を備えることを特徴とするプロジェクターが提供される。
実施形態のプロジェクターの構成を示す図である。 第1光源装置20の概略構成図である。 変形例に係る第1光源装置11Aの構成を示す図である。 実施形態のプロジェクターの構成を示す図である。 光源装置120の概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として液晶パネルを用いたプロジェクターの一例である。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
図1は本実施形態のプロジェクターの構成を示す図である。
図1に示す本実施形態のプロジェクター1は、スクリーン(被投写面)SCR上にカラー画像を表示する投写型画像表示装置である。プロジェクター1は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置を用いている。
プロジェクター1は、第1光源装置(光源装置)20と、第2光源装置21と、色分離光学系3と、光変調装置4Rと、光変調装置4Gと、光変調装置4Bと、合成光学系5と、投写光学装置6と、を備えている。
第1光源装置20は、黄色の蛍光からなる第1照明光YL1を色分離光学系3に向けて射出する。第2光源装置21は、青色光LBを光変調装置4Bに向けて射出する。第1光源装置20および第2光源装置21の詳細な構成については後述する。
色分離光学系3は、黄色の第1照明光YL1を赤色光LRと緑色光LGに分離する。色分離光学系3は、ダイクロイックミラー7と、第1反射ミラー8aと、第2反射ミラー8bと、を備えている。
ダイクロイックミラー7は、第1光源装置20からの第1照明光YL1を赤色光LRと緑色光LGとに分離する。ダイクロイックミラー7は、分離された赤色光LRを透過するとともに、緑色光LGを反射する。第2反射ミラー8bは緑色光LGを光変調装置4Bに向けて反射する。第1反射ミラー8aは、赤色光LRの光路中に配置され、ダイクロイックミラー7を透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。
一方、第2光源装置21からの青色光LBは反射ミラー9で光変調装置4Bに向けて反射される。
ここで、第2光源装置21の構成について説明する。
第2光源装置21は、光源部81と、集光レンズ82と、拡散板83と、ロッドレンズ84と、リレーレンズ85と、を有する。光源部81は、少なくとも一つの半導体レーザーで構成され、レーザー光からなる青色光LBを射出する。すなわち、青色光LBは所定の直線偏光である。青色光LBは光変調装置4Bの入射側に設けられた偏光板(図示せず)を透過する直線偏光である。
集光レンズ82は凸レンズからなり、青色光LBを略集光した状態で拡散板83に入射させる。拡散板83は、光源部81からの青色光LBを所定の拡散度で拡散させて、第1光源装置20から射出される蛍光Yからなる第1照明光YL1に似た配光分布を有する青色光LBを生成する。拡散板83としては、例えば、光学ガラスからなる磨りガラスを用いることができる。
拡散板83で拡散された青色光LBはロッドレンズ84に入射する。ロッドレンズ84は第2光源装置21の光軸AX2方向に沿って延びる角柱状であり、一端に設けられた光入射端面84aと、他端に設けられた光射出端面84bと、を有する。拡散板83は、ロッドレンズ84の光入射端面84aに光学接着剤(図示略)を介して固定されている。拡散板83の屈折率とロッドレンズ84の屈折率とはできるだけ一致させることが望ましい。
青色光LBはロッドレンズ84内を全反射で伝播することで照度分布の均一性が向上した状態で光射出端面84bから射出される。ロッドレンズ84から射出された青色光LBはリレーレンズ85に入射する。リレーレンズ85はロッドレンズ84によって照度分布の均一性が向上した青色光LBを光変調装置4Bの画像形成領域上に結像する。青色光LBはリレーレンズ85および反射ミラー9を介して光変調装置4Bに入射する。
本実施形態の第2光源装置21において、ロッドレンズ84の光射出端面84bの形状は光変調装置4Bの画像形成領域の形状と略相似形の矩形状である。また、ロッドレンズ84の光射出端面84bと光変調装置4Bの画像形成領域とが光学的に共役となるように、リレーレンズ85が配置される。これにより、ロッドレンズ84から射出された青色光LBは光変調装置4Bの画像形成領域を均一な状態で照明する。
青色光LBの偏光が乱れると、光変調装置4Bの入射側に設けられた偏光板(図示せず)に吸収されて光損失が生じてしまう。そのため、本実施形態の第2光源装置21では、青色光LBの偏光乱れが少なくなるように、拡散板83の拡散角を小さくするとともにロッドレンズ84の長さを短くすることが望ましい。なお、ロッドレンズ84の光射出端面84bに反射型偏光板を配置し、光変調装置4Bの入射側に設けられた偏光板(図示せず)を透過できる所定方向の偏光のみを取り出すようにしてもよい。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色光LRに対応した画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色光LGに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色光LBに対応した画像光を形成する。
光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bには、例えば透過型の液晶パネルが用いられている。また、液晶パネルの入射側および射出側には、偏光板(図示せず)がそれぞれ配置され、特定の方向の直線偏光のみを通過させる構成となっている。
光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bの入射側には、それぞれフィールドレンズ10R、フィールドレンズ10G、フィールドレンズ10Bが配置されている。フィールドレンズ10R、フィールドレンズ10G、およびフィールドレンズ10Bは、それぞれの光変調装置4R、光変調装置4G、光変調装置4Bに入射する赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの主光線を平行化する。
合成光学系5は、光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bから射出された画像光が入射することにより、赤色光LR,緑色光LG,青色光LBに対応した画像光を合成し、合成された画像光を投写光学装置6に向けて射出する。合成光学系5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられる。
投写光学装置6は、複数の投写レンズから構成されている。投写光学装置6は、合成光学系5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投写する。これにより、スクリーンSCR上に画像が表示される。
続いて、第1光源装置20の構成について説明する。
図2は、第1光源装置20の概略構成図である。
図2に示すように、第1光源装置20は、発光装置100と、偏光分離素子101と、位相差板102と、重畳レンズ(レンズ)103と、第1ミラー(第1反射部材)104と、第2ミラー(第2反射部材)105と、を備える。発光装置100は、波長変換部50と、励起光源51と、角度変換部52と、ミラー53と、リレーレンズ54と、を有している。
波長変換部50は四角柱状の形状を有し、互いに対向する第1端面50aおよび第2端面50bと、第1端面50aおよび第2端面50bに交差する4つの側面50cと、を有する。波長変換部50は、蛍光体を少なくとも含み、励起波長帯の励起光Eを、励起波長である第1波長帯とは異なる第2波長帯の蛍光(第2光)Yに変換する。波長変換部50において、励起光Eは側面50cから入射し、蛍光Yは第1端面50aから射出される。
なお、波長変換部50は、必ずしも四角柱状の形状を有していなくてもよく、三角柱などの他の多角形状であってもよい。もしくは、波長変換部50は、円柱状であってもよい。
波長変換部50は、励起光Eを蛍光Yに波長変換するセラミック蛍光体(多結晶蛍光体)を含んでいる。蛍光Yの波長帯は、例えば490〜750nmの黄色の波長域である。すなわち、蛍光Yは、赤色光成分および緑色光成分を含む黄色の蛍光である。
波長変換部50は、多結晶蛍光体に代えて、単結晶蛍光体を含んでいてもよい。もしくは、波長変換部50は、蛍光ガラスから構成されていてもよい。もしくは、波長変換部50は、ガラスや樹脂からなるバインダー中に多数の蛍光体粒子が分散された材料から構成されていてもよい。このような材料からなる波長変換部50は、励起光Eを第1波長帯の蛍光Yに変換する。
具体的には、波長変換部50の材料は、例えばイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系蛍光体を含んでいる。賦活剤としてのセリウム(Ce)を含有するYAG:Ceを例に挙げると、波長変換部50の材料として、Y、Al、CeO等の構成元素を含む原料粉末を混合して固相反応させた材料、共沈法、ゾルゲル法等の湿式法により得られるY−Al−Oアモルファス粒子、噴霧乾燥法、火炎熱分解法、熱プラズマ法等の気相法により得られるYAG粒子等を用いることができる。
励起光源51は、青色の励起光Eを射出するLEDを有する。励起光源51は、波長変換部50の側面50cに対向して設けられ、側面50cに向けて励起光Eを射出する。第1波長帯である励起波長帯は、例えば400nm〜480nmの紫色から青色の波長域であり、ピーク波長は例えば445nmである。励起光源51は、波長変換部50の4つの側面50cのうち、一部の側面50cに対向して設けられていてもよいし、全ての側面50cに対向して設けられていてもよい。
励起光源51は、青色の励起光Eを射出するLEDを有しているが、LEDの他、導光板、拡散板、レンズ等の他の光学部材を備えていてもよい。LEDの個数は、特に限定されない。
ミラー53は、波長変換部50の第2端面50bに設けられている。ミラー53は、波長変換部50の内部を導光し、第2端面50bに到達した蛍光Yを反射させる。ミラー53は、波長変換部50の第2端面50bに形成された金属膜や誘電体多層膜から構成されている。
上記構成の第1光源装置20において、励起光源51から射出された励起光Eが波長変換部50に入射すると、波長変換部50に含まれる蛍光体が励起され、任意の発光点から蛍光Yが発せられる。蛍光Yは任意の発光点から全ての方向に向かって進むが、側面50cに向かった蛍光Yは、側面50cで全反射し、全反射を繰り返しつつ第1端面50aもしくは第2端面50bに向かって進む。第1端面50aに向かった蛍光Yは角度変換部52に入射する。一方、第2端面50bに向かった蛍光Yは、ミラー55で反射され、第1端面50aに向かって進む。
波長変換部50に入射した励起光Eのうち、蛍光体の励起に使われなかった励起光Eの一部は波長変換部50の周囲の部材や、第2端面50bに設けられたミラー55で反射され再利用される。
角度変換部52は、波長変換部50の第1端面50aの光射出側に設けられている。角度変換部52は、波長変換部50から射出された蛍光Yが入射する光入射部52aと、蛍光Yを射出する光射出部52bと、蛍光Yを光射出部52bに向けて反射させる側面52cと、を有する。
本実施形態において、角度変換部52は、光の進行方向に沿って断面積が大きく変化するテーパーロッドで構成されている。角度変換部52は、中心を通る光軸Jに垂直な断面積が光の進行方向に沿って拡がっており、光射出部52bの段面積は光入射部52aの段面積よりも大きい。具体的に、光射出部52bにおける端面52b1の面積は、光入射部52aにおける端面52a1の面積よりも大きい。なお、角度変換部52の光軸Jは発光装置100の光軸AX3と一致しており、第1光源装置11の照明光軸AX1と所定角度で交差する。
なお、角度変換部52はテーパーロッドに限定されず、光の進行方向に沿って断面積が大きく変化する複合放物面型集光器(Compound Parabolic Concentrator, CPC)で構成されていてもよい。
上記構成の角度変換部52に入射した蛍光Yは、角度変換部52の内部を進行する間に、側面52cで全反射する毎に光軸Jに平行な方向に向きを変える。このようにして、角度変換部52は、光射出部52bにおける蛍光Yの最大射出角度を光入射部52aにおける蛍光Yの最大入射角度よりも小さくする。蛍光Yを射出する角度変換部52の光射出部52bは、発光装置100において光を発光する発光領域に相当する。
本実施形態において、角度変換部52の光射出部(発光領域)52bの形状は、蛍光Yを分離した赤色光LRおよび緑色光LGが入射する光変調装置4R,4Gの被照明領域である画像形成領域と相似関係を有している。
一般的に光射出領域の面積と光の立体角(最大射出角)との積で規定される光のエテンデューは保存されるため、角度変換部52の透過前後においても蛍光Yのエテンデューは保存される。本実施形態の角度変換部52は、上述のように光射出部52bの端面52b1の面積を光入射部52aの端面52a1の面積よりも大きくした構成を有する。そのため、エテンデュー保存の観点から鑑みても、本実施形態の角度変換部52は、光射出部52bにおける蛍光Yの最大射出角度を光入射部52aに入射する蛍光Yの最大入射角よりも小さい角度とすることが可能である。
角度変換部52の光射出部52bから射出された蛍光Yはリレーレンズ54に入射する。リレーレンズ54は蛍光Yの平行度を高めることで蛍光Yの光束の拡がりを抑える。
上記の構成を有する発光装置100は略平行化した黄色の蛍光Yを偏光分離素子101に向けて射出する。なお、図2では発光装置100から射出される蛍光Yについて主光線のみを示している。
偏光分離素子101は偏光ビームスプリッターで構成される。偏光分離素子101は非偏光である蛍光Yを、偏光分離素子101に対するS偏光成分(第1偏光成分)を有する第1光Y1とP偏光成分(第2偏光成分)を有する第2光Y2とに分離する偏光分離機能を有する。偏光分離素子101は、S偏光成分の第1光Y1を反射させ、P偏光成分の第2光Y2を透過させることで蛍光Yを2つの光に分離する。
本実施形態において、偏光分離素子101は発光装置100の光軸AX3と所定角度で交差するように配置されている。具体的に、偏光分離素子101は、発光装置100から射出された蛍光Yの入射角が、例えば50度〜60度の範囲となるように、発光装置100に対して配置される。
偏光分離素子101により反射された第1光Y1は第1ミラー104に入射する。第1ミラー104は、偏光分離素子101により反射された第1光Y1を重畳レンズ103に入射させる。重畳レンズ103は第1光源装置11の照明光軸AX1上に配置された凸レンズで構成される。重畳レンズ103の中心軸103Cは照明光軸AX1と一致している。
一方、偏光分離素子101を透過した第2光Y2は位相差板102に入射する。位相差板102は、偏光分離素子101を透過した第2光Y2の光路上、例えば、偏光分離素子101における発光装置100と反対側の面に対向して配置されている。位相差板102は1/2波長板である。位相差板102を透過した第2光Y2は、S偏光成分の光に変換される。位相差板102を透過した第2光Y2は第1光Y1と同じS偏光成分の光に変換される。
偏光分離素子101を透過するとともに位相差板102を経由した第2光Y2は、第2ミラー105に入射する。第2ミラー105は、偏光分離素子101を透過した第2光Y2を重畳レンズ103に入射させる。
重畳レンズ103は、発光装置100のリレーレンズ54とともに、角度変換部52から射出した蛍光Yを光変調装置4R,4Gの画像形成領域上に結像する。すなわち、本実施形態において、角度変換部52の光射出部52bと光変調装置4R,4Gの画像形成領域とは光学的に共役となっている。
上記構成を有する本実施形態の第1光源装置11は、第1光Y1および第2光Y2を含む黄色の第1照明光YL1を色分離光学系3に向けて射出する。第1光Y1および第2光Y2は上述のようにいずれもS偏光成分であるため、第1光Y1および第2光Y2を含む第1照明光YL1の偏光方向は揃っている。なお、第1照明光YL1は光変調装置4R,4Gおよび光変調装置4R,4Gの入射側に設けられた偏光板(図示せず)を透過する直線偏光である。
色分離光学系3に入射した第1照明光YL1は上述のように色分離光学系3のダイクロイックミラー7により赤色光LRと緑色光LGとに分離される。赤色光LRは第1光Y1および第2光Y2の赤色成分で構成されるため、光変調装置4Rの画像形成領域(被照明領域)上で重畳される。また、緑色光LGは第1光Y1および第2光Y2の緑色成分で構成されるため、光変調装置4Gの画像形成領域(被照明領域)上で重畳される。このように、第1光源装置11から射出された第1照明光YL1は、赤色光LRと緑色光LGとに分離されて光変調装置4R,4Gの画像形成領域を照明する。
ここで、本実施形態の第1光源装置11において、第1光Y1における偏光分離素子101から重畳レンズ103までの光路長(第1光路長)L1と、第2光Y2における偏光分離素子101から重畳レンズ103までの光路長(第2光路長)L2と、は等しい。
図2に示したように、本実施形態の第1光源装置11において、重畳レンズ103に入射した第1光Y1および第2光Y2は、重畳レンズ103の中心を通る中心軸103Cに対して対称となる位置に入射する。これにより、重畳レンズ103を透過して被照明領域で重畳される第1光Y1および第2光Y2に生じる光路長差を低減することができる。
したがって、本実施形態のプロジェクター1では、例えば、第1照明光YL1のうちの赤色光LRに着目した場合、図2に示すように、第1光Y1における偏光分離素子101から光変調装置4Rまでの光路長(第3光路長)L3と、第2光Y2における偏光分離素子101から光変調装置4Rまでの光路長(第4光路長)L4と、が等しくなっている。また、緑色光LGについても同様、第1光Y1および第2光Y2における偏光分離素子101から光変調装置4Gまでの光路長が等しくなる。
(実施形態の効果)
本実施形態の第1光源装置11およびプロジェクター1によれば以下の効果を奏する。
本実施形態の第1光源装置11は、発光装置100と、発光装置100から射出された第1照明光YL1のうち、S偏光成分を有する第1光Y1を反射させ、P偏光成分を有する第2光Y2を透過させる偏光分離素子101と、第1光Y1および第2光Y2が入射し、第1光Y1および第2光Y2を被照明領域において重畳させる重畳レンズ103と、偏光分離素子101により反射された第1光Y1を重畳レンズ103に向けて反射させる第1ミラー104と、偏光分離素子101を透過した第2光Y2を重畳レンズ103に向けて反射させる第2ミラー105と、偏光分離素子101を透過した第2光Y2の光路上に配置された位相差板102と、を備える。
本実施形態の第1光源装置11では、第1照明光YL1を偏光分離した第1光Y1および第2光Y2の偏光方向を揃えるとともに、偏光分離素子101の両側に配置された第1ミラー104および第2ミラー105によって第1光Y1および第2光Y2が重畳レンズ103に入射するようになる。これにより、偏光分離素子101から重畳レンズ103までの第1光Y1および第2光Y2の光路長差が小さくなるので、第1照明光YL1を構成する第1光Y1および第2光Y2が被照明領域上に形成する照明領域の大きさを揃えることができる。
したがって、本実施形態の第1光源装置11によれば、第1照明光YL1により被照明領域を効率良く照明できるので、光利用効率の高い光源装置が提供される。また、本実施形態の第1光源装置11によれば、偏光変換素子のような複雑な構造の部材を用いることなく、偏光分離素子101および位相差板102によって偏光方向を揃えた第1照明光YL1を生成することができる。
また、本実施形態の第1光源装置11において、発光装置100は、励起光源51と、励起光源51からの励起光Eで励起されて蛍光Yを発する波長変換部50と、を有する。
この構成によれば、発光装置100において蛍光Yを生成することができる。よって、第1光源装置11は、蛍光Yからなる黄色の第1照明光YL1を射出することができる。
また、本実施形態の第1光源装置11において、第1光Y1における偏光分離素子101から重畳レンズ103までの第1光路長L1と、第2光Y2における偏光分離素子101から重畳レンズ103までの第2光路長L2と、が等しい。
この構成によれば、偏光分離素子101から重畳レンズ103までの第1光Y1および第2光Y2の光路長が等しくなるので、第1光Y1および第2光Y2を含む第1照明光YL1によって被照明領域である光変調装置4R,4Gの画像形成領域を効率良く照明することができる。
また、本実施形態の第1光源装置11において、第1光Y1および第2光Y2は、重畳レンズ103において、重畳レンズ103の中心を通る中心軸103Cに対して対称となる位置に入射する。
この構成によれば、重畳レンズ103から被照明領域までの第1光Y1および第2光Y2の光路長が等しくなる。これにより、第1光Y1および第2光Y2を含む第1照明光YL1は被照明領域をより効率良く照明することができる。
本実施形態のプロジェクター1は、上記の第1光源装置11と、第1光源装置11からの第1照明光YL1を画像情報に応じて変調する光変調装置4R,4Gと、光変調装置4R,4Bにより変調された光を投写する投写光学装置6と、を備える。
本実施形態のプロジェクター1によれば、上記の第1光源装置11を備えるため、光利用効率が高く、明るい画像を表示することができる。また、第1光源装置11から射出される第1照明光YL1は直線偏光であるため、第1照明光YL1を分離した赤色光LRおよび緑色光LGは光変調装置4R,4Gの入射側に設けられた偏光板(図示せず)を透過する。よって、光変調装置4R,4Gによる第1照明光YL1の光損失が低減される。
また、本実施形態のプロジェクター1において、第1光源装置11から射出された第1光Y1および第2光Y2を含む第1照明光YL1は、光変調装置4R,4Gの画像形成領域上で重畳される。
この構成によれば、第1照明光YL1によって光変調装置4R,4Gの画像形成領域を効率良く照明できる。
また、本実施形態のプロジェクター1において、光変調装置4R,4Gの画像形成領域の形状は、第1光源装置11の発光装置100における発光領域である光射出部52bの形状と相似関係を有する。
この構成によれば、蛍光Yの発光領域の形状と蛍光Yが結像する光変調装置4R,4Gの画像形成領域の形状とが相似であるため、蛍光Yによって光変調装置4R,4Gの画像形成領域を効率良く照明することができる。
また、本実施形態のプロジェクター1において、第1光Y1における偏光分離素子101から光変調装置4R,4Gまでの第3光路長L3と、第2光Y2における偏光分離素子101から光変調装置4R,4Gまでの第4光路長L4と、が等しい。
この構成によれば、偏光分離素子101から光変調装置4R,4Gまでの第1光Y1および第2光Y2の光路長が等しくなるので、第1光Y1および第2光Y2を含む第1照明光YL1によって光変調装置4R,4Gの画像形成領域を効率良く照明することができる。これにより、明るい画像を表示することができる。
(変形例)
図3は変形例に係る第1光源装置11Aの構成を示す図である。
図3に示すように、本実施形態の第1光源装置11Aは、角度変換部52の光射出部52bにロッドレンズ56を設けている。ロッドレンズ56は角度変換部52の光軸J方向に沿って延びる角柱状であり、一端に設けられた光入射端面56aと、他端に設けられた光射出端面56bと、を有する。
本変形例の第1光源装置11Aによれば、角度変換部52の光射出部52bに設けられたロッドレンズ56を備えるので、光射出部52bから射出された蛍光Yはロッドレンズ56内部を全反射されることで伝播し、光射出端面56bからより均一な光強度分布を有した状態で射出される。すなわち、本変形例の第1光源装置11Aにおいて、ロッドレンズ56の光射出端面56bは蛍光Yの発光領域となる。
本変形例において、光変調装置4R,4Gの画像形成領域の形状は、第1光源装置11における第1照明光YL1の発光領域、すなわち蛍光Yの発光領域であるロッドレンズ56の光射出端面56bの形状と、相似関係を有する。これにより、蛍光Yの発光領域の形状と蛍光Yが結像する光変調装置4R,4Gの画像形成領域の形状とが相似であるため、蛍光Yによって光変調装置4R,4Gの画像形成領域を効率良く照明することができる。
本変形例の第1光源装置11Aによれば、ロッドレンズ56を備えることで、より均一な強度分布を有する赤色光LRおよび緑色光LGによって光変調装置4R,4Gの画像形成領域を効率良く照明できる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態のプロジェクターについて説明する。なお、上記実施形態と同一の構成および部材については同じ符号を付し、詳細については説明を省略する。
図4は本実施形態のプロジェクターの構成を示す図である。
図4に示すように、本実施形態のプロジェクター1Aは、光源装置120と、色分離光学系2と、光変調装置4Rと、光変調装置4Gと、光変調装置4Bと、合成光学系5と、投写光学装置6と、を備えている。
光源装置120は、白色の照明光WLを色分離光学系2に向けて射出する。光源装置120の詳細な構成については後述する。
色分離光学系2は、照明光WLを赤色光LRと緑色光LGと青色光LBに分離する。色分離光学系2は、第1のダイクロイックミラー17a及び第2のダイクロイックミラー17bと、第1の反射ミラー18a、第2の反射ミラー18b及び第3の反射ミラー18cと、第1のリレーレンズ19a及び第2のリレーレンズ19bとを備えている。
第1のダイクロイックミラー17aは、光源装置120からの照明光WLを赤色光LRと、その他の光である緑色光LG及び青色光LBとに分離する。第1のダイクロイックミラー17aは、分離された赤色光LRを透過すると共に、その他の光である緑色光LG及び青色光LBを反射する。一方、第2のダイクロイックミラー17bは、緑色光LGを反射すると共に青色光LBを透過することによって、その他の光を緑色光LGと青色光LBとに分離する。
第1の反射ミラー18aは、赤色光LRの光路中に配置されて、第1のダイクロイックミラー17aを透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。一方、第2の反射ミラー18b及び第3の反射ミラー18cは、青色光LBの光路中に配置されて、青色光LBを光変調装置4Bに導く。緑色光LGは、第2のダイクロイックミラー17bから光変調装置4Gに向けて反射される。
第1のリレーレンズ19aは青色光LBの光路中における第2のダイクロイックミラー17bと第2の反射ミラー18bとの間に配置されている。第2のリレーレンズ19bは青色光LBの光路中における第2の反射ミラー18bと第3の反射ミラー18cとの間に配置されている。
本実施形態の色分離光学系2において、第1のダイクロイックミラー17aにおいて分離された赤色光LRの第1のダイクロイックミラー17aから光変調装置4Rまでの光路長と、第1のダイクロイックミラー17aにおいて分離された緑色光LGの第1のダイクロイックミラー17aから光変調装置4Gまでの光路長と、は等しい。なお、青色光LBの光路長が赤色光LRおよび緑色光LGの光路長よりも長いが、第1のリレーレンズ19aおよび第2のリレーレンズ19bによって青色光LBの光路長が赤色光LRおよび緑色光LGの光路長よりも長いことに起因した青色光LBの光損失を補償することができる。
続いて、光源装置120の構成について説明する。
図5は、光源装置120の概略構成図である。
図5に示すように、光源装置120は、発光装置200と、偏光分離素子101と、位相差板102と、重畳レンズ103と、第1ミラー104と、第2ミラー105と、を備える。本実施形態の発光装置200は、第1の発光部200Aと、第2の発光部200Bと、ダイクロイックミラー201と、リレーレンズ202と、を含む。
本実施形態の発光装置200は、第1の発光部200Aから射出される黄色の蛍光Yと、第2の発光部200Bから射出される青色光LBと、をダイクロイックミラー201で合成し、白色光Wを射出する。
第1の発光部200Aは、波長変換部50と、励起光源51と、角度変換部52と、ミラー53と、を有している。上記の構成を有する第1の発光部200Aは、波長変換部50で生成した蛍光Yをダイクロイックミラー201に向けて射出するようになっている。
本実施形態において、第1の発光部200Aの角度変換部52の光射出部52bの形状は、光変調装置4R,4Gの画像形成領域の形状と略相似形の矩形状である。また、角度変換部52の光射出部52bと光変調装置4R,4Gの画像形成領域とが光学的に共役となるように、リレーレンズ202および重畳レンズ103が配置される。これにより、第1の発光部200Aから射出された蛍光Yは光変調装置4R,4Gの画像形成領域を均一な状態で照明する。
第2の発光部200Bは、光源部81と、集光レンズ82と、拡散板83と、ロッドレンズ84と、を有している。上記の構成を有する第2の発光部200Bは、光源部81から射出した青色光LBを拡散板83で拡散してダイクロイックミラー201に向けて射出するようになっている。第2の発光部200Bの光軸AX5は、第1の発光部200Aの光軸AX4と直交している。
本実施形態の光源装置120では、青色光LBについても位相差板102により所定の直線偏光に変換されるため、拡散板83およびロッドレンズ84における偏光の乱れを考慮する必要がない。そのため、本実施形態の光源装置120では、必要に応じて、拡散板83における拡散角を大きくしたり、ロッドレンズ84の長さを延ばすことができる。このように拡散角が大きい拡散板83を用いるともに、長いロッドレンズ84を用いることで、青色光LBの光強度の均一性をより向上できる。
本実施形態において、第2の発光部200Bのロッドレンズ84の光射出端面84bの形状は、光変調装置4Bの画像形成領域の形状と略相似形の矩形状である。また、ロッドレンズ84の光射出端面84bと光変調装置4Bの画像形成領域とが光学的に共役となるように、リレーレンズ202および重畳レンズ103が配置される。これにより、第2の発光部200Bから射出された青色光LBは光変調装置4Bの画像形成領域を均一な状態で照明する。
ダイクロイックミラー201は、第1の発光部200Aの光軸AX4および第2の発光部200Bの光軸AX5と90度の角度をなすように配置されている。
ダイクロイックミラー201は、第1の発光部200Aから射出された蛍光Yを透過させ、第2の発光部200Bから射出された青色光LBを反射することで白色光Wを合成して生成する。ダイクロイックミラー201から射出された白色光Wはリレーレンズ202に入射する。リレーレンズ202は、白色光Wの平行度を高めることで白色光Wの光束の拡がりを抑える。
上記の構成を有する発光装置200は略平行化した白色光Wを偏光分離素子101に向けて射出する。なお、図5では発光装置200から射出される白色光Wについて主光線のみを示している。
発光装置200から射出された白色光Wは、偏光分離素子101において第1光W1、第2光W2に分離され、第1ミラー104および第2ミラー105により反射されて、第1光W1および第2光W2は重畳レンズ103にそれぞれ入射する。また、位相差板102を透過することで、第1光W1および第2光W2の偏光方向を揃えることができる。重畳レンズ103は、発光装置200のリレーレンズ202とともに白色光Wを光変調装置4R,4G,4Bの画像形成領域上に結像する。
本実施形態の光源装置120において、第1光W1における偏光分離素子101から重畳レンズ103までの光路長(第1光路長)L1と、第2光W2における偏光分離素子101から重畳レンズ103までの光路長(第2光路長)L2と、は等しい。
したがって、本実施形態のプロジェクター1Aでは、例えば、照明光WLのうちの赤色光LRに着目した場合、第1光W1における偏光分離素子101から光変調装置4Rまでの光路長(第3光路長)L3と、第2光W2における偏光分離素子101から光変調装置4Rまでの光路長(第4光路長)L4と、が等しくなっている。また、緑色光LGおよび青色光LBについても同様、第1光Y1および第2光Y2における偏光分離素子101から各光変調装置4G,4Bまでの光路長がそれぞれ等しい。
以上のように本実施形態の光源装置120によれば、白色の照明光WLによって被照明領域である各光変調装置4R,4G,4Bの画像形成領域を効率良く照明できる。また、本実施形態のプロジェクター1Aによれば、上記の光源装置120を備えるため、より明るい画像を表示することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態において、位相差板102は偏光分離素子101を透過した第2光の光路上に設けられたが、位相差板102を配置する位置はこれに限定されない。例えば、位相差板102は偏光分離素子101により反射された第1光の光路上に設けられていてもよい。この場合、位相差板102を透過した第1光の偏光方向を第2光に揃えることができる。
また、上記実施形態においては、透過型のプロジェクターに本発明の光源装置を適用した場合の例について説明したが、本発明の光源装置は反射型のプロジェクターにも適用することも可能である。ここで、「透過型」とは、液晶パネル等を含む液晶ライトバルブが光を透過する形態であることを意味する。「反射型」とは、液晶ライトバルブが光を反射する形態であることを意味する。なお、光変調装置は、液晶ライトバルブに限られず、例えばデジタルマイクロミラーデバイスが用いられてもよい。
また、上記実施形態において、3つの液晶パネルを用いたプロジェクターの例を挙げたが、本発明は、1つの液晶ライトバルブのみを用いたプロジェクター、4つ以上の液晶ライトバルブを用いたプロジェクターにも適用可能である。
また、上記実施形態では、本発明の光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限定されない。本発明の光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1,1A…プロジェクター、4B,4G,4R…光変調装置、6…投写光学装置、20…第1光源装置(光源装置)、50…波長変換部、51…励起光源、52b…光射出部(発光領域)、100,200…発光装置、101…偏光分離素子、102…位相差板、103…重畳レンズ(レンズ)、103C…中心軸、104…第1ミラー(第1反射部材)、105…第2ミラー(第2反射部材)、120…光源装置、E…励起光、L1…第1光路長、L2…第2光路長、L3…第3光路長、L4…第4光路長、W1,Y1…第1光、W2,Y2…第2光、Y…蛍光(第2光)。

Claims (8)

  1. 発光装置と、
    前記発光装置から射出された光のうち、第1偏光成分を有する第1光を反射させ、前記第1偏光成分と異なる第2偏光成分を有する第2光を透過させる偏光分離素子と、
    前記第1光および前記第2光が入射し、前記第1光および前記第2光を被照明領域において重畳させるレンズと、
    前記偏光分離素子により反射された前記第1光を前記レンズに向けて反射させる第1反射部材と、
    前記偏光分離素子を透過した前記第2光を前記レンズに向けて反射させる第2反射部材と、
    前記偏光分離素子により反射された前記第1光の光路上、および前記偏光分離素子を透過した前記第2光の光路上、のいずれか一方に配置された位相差板と、を備える
    ことを特徴とする光源装置。
  2. 前記発光装置は、励起光源と、前記励起光源からの光で励起されて蛍光を発する波長変換部と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第1光における前記偏光分離素子から前記レンズまでの第1光路長と、前記第2光における前記偏光分離素子から前記レンズまでの第2光路長と、が等しい
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記第1光および前記第2光は、前記レンズにおいて、前記レンズの中心を通る中心軸に対して対称となる位置に入射する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置により変調された光を投写する投写光学装置と、を備える
    ことを特徴とするプロジェクター。
  6. 前記光源装置から射出された前記第1光および前記第2光は、前記光変調装置の画像形成領域上で重畳される
    ことを特徴とする請求項5に記載のプロジェクター。
  7. 前記光変調装置の前記画像形成領域の形状は、前記光源装置の前記発光装置における発光領域の形状と相似関係を有する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のプロジェクター。
  8. 前記第1光における前記偏光分離素子から前記光変調装置までの第3光路長と、前記第2光における前記偏光分離素子から前記光変調装置までの第4光路長と、が等しい
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載のプロジェクター。
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