JP7125711B2 - 鉄ガリウム合金の単結晶育成用種結晶の製造方法および鉄ガリウム合金の単結晶育成方法 - Google Patents
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(FeGa合金単結晶について)
超磁歪特性を有するFeGa合金単結晶は、例えばFeとGaの融解物を坩堝中で固化させて育成することができる。具体的には、VB法やVGF法に代表される、一方向凝固結晶成長法により育成することができる。ここで、FeGa合金単結晶は、体心立方格子構造を有しており、ミラー指数における方向指数のうち第1~第3の<100>軸が等価であり、ミラー指数における面指数のうち第1~第3の{100}面が等価(すなわち、(100)、(010)および(001)は等価)であることを基本とするものである。
本発明の一実施形態にかかるFeGa合金単結晶の育成方法をより具体的に説明するべく、当該方法に用いる育成装置の一例として、まずは図1に示す単結晶育成装置について説明する。
次に、単結晶育成装置100を用いたFeGa合金のVB法による単結晶育成方法について、図1を参照しつつ説明する。まず、単結晶育成用坩堝10の下部に主面方位が<100>方位のFeGa合金種結晶16を配置する。そして、FeGa合金種結晶16の上には、原料であるFeとGaの混合物17を必要量配置する。
(単結晶育成工程)
上記の単結晶育成装置100において、育成軸の方向を鉛直方向と平行であるZ方向とし、Z方向と直交する2方向をX方向およびY方向とする。なお、X方向はY方向と直交する。棒状の種結晶16を用い、その長手方向(第1の<100>軸)をZ方向に合わせ、上記のように結晶成長させ(図3(A))、単結晶20Aを得る(図3(B))。種結晶16は、第1の{100}である面S1と、第2の{100}である面S2と、第3の{100}である面S3と、を有する。このとき、種結晶16に存在する粒界が、単結晶20Aにおいて第2の{100}面(面S2)と平行に伝播されることで、単結晶20Aには、第2の{100}面(面S2)と平行な面に沿って粒界AXが形成されることがある。同様に、種結晶16に存在する粒界が、単結晶20Aにおいて第3の{100}面(面S3)と平行な方向に伝播されることで、単結晶20Aには、第3の{100}面(面S3)と平行な面に沿って粒界AYが形成されることがある。尚、第2の<100>軸がY方向に一致し、第3の<100>軸がX方向に一致しているものとする。
次に、第2の{100}面に沿って単結晶20Aを2箇所で切断し、切断面21、22を形成する(図3(C))。一方の切断面21に、Z方向に沿ったけがき線23を形成することが好ましい。即ち、けがき線23は、形成された面が第2の{100}面と平行な面であることを示すとともに、単結晶20Aの育成軸の方向を示す。けがき線23が形成された切断面21は、後述する第1種結晶40を単結晶育成用坩堝10にセットした際の下面となる。
上記の単結晶育成工程の項目で説明したように、育成軸の方向をZ方向とし、Z方向と直交する2方向をX方向およびY方向とする。なお、X方向はY方向と直交する。棒状の第1種結晶40を用い、その長手方向(第2の<100>軸)をZ方向に合わせ、上記のように結晶成長させ(図4(A))、第1単結晶20Bを得る(図4(B))。このとき、第1種結晶40に存在する粒界AYが、第1単結晶20Bにおいて第3の{100}面(面S31)と平行に伝播されることで、第1単結晶20Bには、第3の{100}面(面S31)と平行な面に沿って粒界AYが形成されることがある。
次に、第3の{100}面に沿って第1単結晶20Bを2箇所で切断し、切断面24、25を形成する(図4(C))。一方の切断面24に、Z方向に沿ったけがき線26を形成することが好ましい。即ち、けがき線26は、形成された面が第3の{100}面と平行な面であることを示すとともに、第1単結晶20Bの育成軸の方向を示す。けがき線26が形成された切断面24は、後述する第2種結晶50を単結晶育成用坩堝10にセットした際の下面となる。
上記の単結晶育成工程および第1単結晶育成工程の項目で説明したように、育成軸の方向をZ方向とし、Z方向と直交する2方向をX方向およびY方向とする。なお、X方向はY方向と直交する。棒状の第2種結晶50を用い、その長手方向(第3の<100>軸)をZ方向に合わせ、上記のように結晶成長させ(図5(A))、第2単結晶20Cを得る(図5(B))。このとき、第3の{100}面(面S32)と平行な面に存在する粒界AYは、第3の{100}面が育成軸と垂直であることから、第2単結晶20Cへの伝播が抑制される。
次に、第1の{100}面に沿って第2単結晶20Cを2箇所で切断し、切断面27、28を形成する(図5(C))。一方の切断面27に、Z方向に沿ったけがき線29を形成することが好ましい。即ち、けがき線29は、形成された面が第1の{100}面と平行な面であることを示すとともに、第2単結晶20Cの育成軸の方向を示す。けがき線29が形成された切断面27は、後述する第3種結晶60を単結晶育成用坩堝10にセットした際の下面となる。
次に、図2を参照しつつ、従来のFeGa合金単結晶の育成用種結晶の製造方法について説明する。
(第1単結晶加工工程に用いる単結晶の育成)
まず、室温20℃の環境下で、化学量論比でFeとGaの比率が80:20になるように、すなわちGa含有量が原子量%で20%となるように、メディアン径が約1mmの粒子状Fe原料(純度:99.9%)とGa原料(純度:99.99%)を秤量した。秤量したGa原料をテフロン(登録商標)容器に投入し、湯煎により融解した。さらに、融解したGa原料へFe原料を投入し、容器内で攪拌を行った後、室温まで冷却し、混合原料であるFeとGaの混合物17を作製した。
X線回折装置を用いて、得られた単結晶20Aの側面の{100}面を特定し、Z方向に沿ったマーキング線L1を形成し(図3(B))、外周刃にて{100}面に沿って切断して切断面21、22を得た(図3(C))。切断面21から22の長さは30mmとした。切断面21に、後に第2の{100}面となる面の中央部をZ方向に沿って横切る位置に、引き上げ軸と平行にダイヤペンでけがき線23を入れた(図3(C))。切断面21、22と垂直方向に単結晶20Aを切断して板材30A、そして板材30Bへと加工し(図3(D)、(E))、切断面21に種結晶切り出し位置となる部分(切断線C1)を油性ペンで書き込み、切断線C1に沿って内周刃で切断して第1種結晶40を得た。その後、第1種結晶40のそれぞれは、角を単結晶育成用坩堝10に入るように適宜、研削加工した。なお、育成時には第1種結晶40端面を一部融解させてシーディングを行うので、単結晶育成用坩堝10の内部形状に合わせることが重要であり、鏡面研磨やエッチングによる表面の追加工は不要である。
けがき線23が付された第1種結晶40を20本用いて、上記と同様の育成方法でFeGa合金単結晶(第1単結晶20B)の育成を20回行った。育成されたFeGa合金単結晶を切断し、結晶内部を観察したところ、目視で確認できるような粒界が確認されたのは20本中1本であった。
実施例1の初回の育成に使用した種結晶16と同等の同じ結晶から加工した種結晶16を用いて、図2に示す手順に従い、FeGa合金単結晶(単結晶20)を育成し、単結晶20の育成方向(第1の<100>方向)が長手方向となる種結晶70を製造した。
上記の実施例1および比較例1の手順によりFeGa合金単結晶を育成した結果、粒界は第1~第3の{100}面に沿って入りやすいことが分かった。これはFeGa合金単結晶に特有の性質であり、例えばGaAsやGaP単結晶では、{100}面で薄板状に加工した場合には<110>方向に劈開しやすく、<110>方向に転移も集中しやすい。ただし、FeGa合金単結晶では、{100}面で薄板状に加工した場合には<100>方向に劈開しやすいため、<100>方向に転移も集中しやすいと考えられる。
以上の実施例の結果より、育成方向を1回変更して単結晶を育成しただけでも(実施例1)、従来例1と比べて粒界の伝播を低減できたことがわかる。この結果から、育成方向を2回変更、さらに3回変更すれば、種結晶起因の粒界の伝播をより抑制できることは明らかであり、比較例1の従来方法と比べて、FeGa合金の単結晶を廉価かつ大量に製造できることは、明確である。
11 断熱材
12 抵抗加熱ヒーター
12a 上段ヒーター
12b 中段ヒーター
12c 下段ヒーター
13 可動用ロッド
14 坩堝受け
15 熱電対
16 FeGa合金種結晶
17 FeとGaの混合物
18 真空ポンプ
19 チャンバー
20A 単結晶
20B 第1単結晶
20C 第2単結晶
40 第1種結晶
50 第2種結晶
60 第3種結晶
100 単結晶育成装置
Claims (4)
- 体心立方格子構造を有し、第1~第3の<100>方向について方向指数が等価である鉄ガリウム合金単結晶の育成用種結晶の製造方法であって、
第1の<100>方向に育成した単結晶を加工し、前記第1の<100>方向と垂直な第2の<100>方向を育成方向とする前記単結晶の育成に用いる第1種結晶を得る第1単結晶加工工程
を含む、種結晶の製造方法。 - 請求項1に記載の前記第1種結晶を用いて前記第2の<100>方向に鉄ガリウム合金単結晶を育成して第1単結晶を得る第1単結晶育成工程と、
前記第1単結晶を加工し、前記第2の<100>方向および前記第1の<100>方向と垂直な第3の<100>方向を育成方向とする前記単結晶の育成に用いる第2種結晶を得る第2単結晶加工工程と、
を含む、種結晶の製造方法。 - 請求項2に記載の前記第2種結晶を用いて前記第3の<100>方向に鉄ガリウム合金単結晶を育成して第2単結晶を得る第2単結晶育成工程と、
前記第2単結晶を加工し、前記第3の<100>方向および前記第2の<100>方向と垂直な第1の<100>方向を育成方向とする前記単結晶の育成に用いる第3種結晶を得る第3単結晶加工工程と、
を含む、種結晶の製造方法。 - 請求項1に記載の前記第1種結晶、請求項2に記載の前記第2種結晶または請求項3に記載の前記第3種結晶を用いて鉄ガリウム合金単結晶を育成する育成工程
を含む、鉄ガリウム合金単結晶の育成方法。
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