JP7118236B2 - 熱交換器及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、扁平管とヘッダとを備えた熱交換器及び冷凍サイクル装置に関するものである。
冷凍サイクル装置の高性能化と軽量化のため、冷凍機器及び空調機器等の熱交換器には扁平管熱交換器が導入されている。例えば、特許文献1においては、熱交換器は、並列した複数本の扁平管と、各扁平管の端に接続されたヘッダと、を有している。ヘッダは、断面をほぼ半円形に形成した一対のヘッダ部材を組み合わせて円筒状に形成され、円筒状にした一対のヘッダ部材の端部の近くに端面板を装着して構成される。そのため、特許文献1のような扁平管熱交換器は、従来の円管伝熱管を用いた場合と比べて伝熱管本数が増える。一対のヘッダ部材は、それぞれに複数の切込溝が形成されており、それぞれに扁平管が挿し込まれる。切込溝は、一対のヘッダ部材を組み合わせたときに、扁平管の周囲を完全に取り囲むような寸法に形成されている。
特開平6-159981号公報
特許文献1の熱交換器は冷媒が流入する。ヘッダを円筒状に構成した場合、ヘッダ内部の空間が大きくなる。そのため、冷媒の圧力によりヘッダが受ける力が大きくなり、ヘッダは、強度確保のため肉厚等を増加させる必要がある。従って、ヘッダは、重量及びコストが増大するという課題があった。また、ヘッダの容積の大きさに従い熱交換器及び冷凍サイクル回路内に使用される冷媒量も大きくなってしまうという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、扁平管に冷媒を分配する熱交換器において、ヘッダ内部の容積を低減させ、重量、コスト、及び冷凍サイクルに使用される冷媒量を抑制できる熱交換器及び冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本発明に係る熱交換器は、冷媒を流通させる複数の扁平管と、前記複数の扁平管のそれぞれの端部に接続されたヘッダと、を備え、前記ヘッダは、第1ヘッダ部材及び第2ヘッダ部材と、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と接合され、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と共に前記複数の扁平管から冷媒が流入又は流出するヘッダ空間を形成する第3ヘッダ部材と、を備え、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材は、板状部を備え、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材の少なくとも一方は、前記板状部の周縁部に複数の切り欠き部が配置され、前記第1ヘッダ部材と前記第2ヘッダ部材とは、前記周縁部同士を突き合わせて接合され、前記複数の切り欠き部のそれぞれは、前記複数の扁平管のそれぞれの端部と接合され、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材の前記周縁部は、突き合わされる端面の幅が異なるものである。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、上記熱交換器を備えたものである。
本発明によれば、ヘッダは、第1ヘッダ部材及び第2ヘッダ部材の板状部に複数の切り欠き部が形成されており、扁平管をヘッダに挿し込む量及びヘッダの幅を小さくすることができる。従って、ヘッダの容積を抑えることができ、冷媒の圧力によりヘッダに加わる力を低減出来るため、ヘッダの重量及びコストを低減できる。また、ヘッダ容積を抑えることにより、冷凍サイクル装置全体の冷媒量を低減させることができる。
実施の形態1に係る熱交換器100の正面図である。 実施の形態1に係る熱交換器100のヘッダ60Aの構成を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器100のヘッダ60Aの断面図である。 実施の形態1に係る熱交換器100において、複数の扁平管70と第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62との組み立ての説明図である。 実施の形態1に係る熱交換器100のヘッダ60Aの変形例であるヘッダ160Aの分解斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器100のヘッダ60Aの変形例であるヘッダ160Aの断面図である。 実施の形態2に係る熱交換器200のヘッダ260Aの構成を示す分解斜視図である。 実施の形態2に係る熱交換器200のヘッダ260Aの断面図である。 図8のB-B部の断面図である。 実施の形態2に係る熱交換器200のヘッダ260Aの変形例であるヘッダ260Aaの構成を示す分解斜視図である。 実施の形態3に係る熱交換器300のヘッダ360Aの断面図である。 実施の形態3に係る熱交換器300のヘッダ360Aの変形例であるヘッダ360Aaの断面図である。 実施の形態3に係る熱交換器300のヘッダ360Aの変形例であるヘッダ360Abの断面図である。 実施の形態4に係る熱交換器400のヘッダ460Aの断面図である。 実施の形態5に係る熱交換器500のヘッダ560Aの断面図である。 実施の形態6に係る熱交換器600のヘッダ660Aの断面図である。 実施の形態7に係る熱交換器700のヘッダ760Aの断面図である。 実施の形態8に係る熱交換器800において、複数の扁平管70と第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62とを複数の扁平管70の端面72側から見た状態の図である。 実施の形態9に係る熱交換器900において、複数の扁平管970と第1ヘッダ部材961及び第2ヘッダ部材962とを複数の扁平管70の端面72側から見た状態の図である。 実施の形態9に係る熱交換器900において、複数の扁平管970と第1ヘッダ部材961及び第2ヘッダ部材962とを複数の扁平管70の端面72側から見た状態の図である。 実施の形態10に係る冷凍サイクル装置の構成を示す冷媒回路図である。 実施の形態10の変形例に係る冷凍サイクル装置の構成を示す冷媒回路図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る熱交換器100について説明する。図1は、実施の形態1に係る熱交換器100の正面図である。実施の形態1に係る熱交換器100は、空気と冷媒との熱交換を行う空気熱交換器であり、少なくとも冷凍サイクル装置の蒸発器として機能する。明細書中において、各構成部材同士の位置関係、各構成部材の延伸方向、及び各構成部材の並列方向は、原則として、熱交換器が使用可能な状態に設置されたときのものである。
図1に示される様に、熱交換器100は、冷媒を流通させる複数の扁平管70と、複数の扁平管70のそれぞれの延伸方向の一方の端部に接続されたヘッダ60Aと、他方の端部に接続されたヘッダ60Bと、ヘッダ60Aの下部に設けられた冷媒流入口15と、ヘッダ60Bの上部に設けられた冷媒流出口16を有している。複数の扁平管70のそれぞれは、水平方向に延伸している。複数の扁平管70は、互いに上下方向に並列している。ヘッダ60は、複数の扁平管70の並列方向に沿って上下方向に延伸している。ただし、複数の扁平管70及びヘッダ60の延伸方向は、この形態のみに限定されるものではない。例えば、複数の扁平管70の延伸方向を上下方向に向け、ヘッダ60の延伸方向を水平方向としても良い。また熱交換器100は、複数の扁平管70及びヘッダ60の少なくとも一方の延伸方向を傾斜させて配置しても良い。
複数の扁平管70のうち隣り合う2つの扁平管70の間には、空気の流路となる隙間73が形成されている。隣り合う2つの扁平管70の間には、伝熱フィンが設けられていてもよい。また、複数の扁平管70は、それぞれに断面の長軸方向の端部から延設されたフィンを備えても良い。図示されていないが、複数の扁平管70のそれぞれの延伸方向の他端には、例えば円筒形状を有するヘッダ集合管が接続されていてもよい。つまり、例えばヘッダ60Bは、円筒形状を有するヘッダ集合管であっても良い。実施の形態1において熱交換器100が冷凍サイクル装置の蒸発器として機能する場合、複数の扁平管70のそれぞれでは、ヘッダ60Aからヘッダ60Bに向かって冷媒が流れる。熱交換器100が冷凍サイクル装置の凝縮器として機能する場合、複数の扁平管70のそれぞれでは、ヘッダ60Bからヘッダ60Aに向かって冷媒が流れる。そのとき、ヘッダ60Aには気液二相冷媒又は液冷媒が存在し、ヘッダ60Bには、ガス冷媒が存在することになる。
図2は、実施の形態1に係る熱交換器100のヘッダ60Aの構成を示す分解斜視図である。図2の上下方向は、鉛直上下方向を表している。図2を含む以下の図面では、空気の流れ方向を白抜き矢印で示している。ヘッダ60Aは、第1ヘッダ部材61、第2ヘッダ部材62、及び第3ヘッダ部材63を接合して形成される。第1ヘッダ部材61は、板状部61cの縁部61bに複数の切り欠き部61aが形成されている。また、第2ヘッダ部材62は、板状部62cの縁部62bに複数の切り欠き部62aが形成されている。縁部61bは、板状部61cの外周を構成する周縁部61pの一部であり、具体的には第2ヘッダ部材62側に位置し、第2ヘッダ部材62の縁部62bと突き合わされる。また、縁部62bは、板状部62cの外周を構成する周縁部62pの一部であり、具体的には第1ヘッダ部材61側に位置し、第1ヘッダ部材61の縁部61bと突き合わされる。第3ヘッダ部材63は、複数の扁平管70側の面に溝63aが設けられており、箱形に形成されており、箱形の底部に開口69が形成されている。溝63aは、複数の扁平管70が並列されている方向に延設されている。熱交換器100が蒸発器として作動する場合、開口69から気液二相冷媒がヘッダ60A内に流入し、冷媒が複数の扁平管70のそれぞれに分配される。
図3は、実施の形態1に係る熱交換器100のヘッダ60Aの断面図である。図3は、図1のA-A部の断面を模式的に表したものである。第1ヘッダ部材61と第2ヘッダ部材62とは、縁部61bと縁部62bとを突き合わせて接合される。縁部61bと縁部62bとを突き合わせることにより、複数の切り欠き部61aのそれぞれが複数の切り欠き部62aのそれぞれに対応して組み合わさり、開口部68が形成される。実施の形態1においては、複数の切り欠き部61aのそれぞれと複数の切り欠き部62aのそれぞれとは、同じ形状になっている。縁部61bと縁部62bとを突き合わせると、複数の切り欠き部61aのそれぞれと複数の切り欠き部62aのそれぞれとが複数の扁平管70のそれぞれの全周を取り囲む様な寸法になっている。
第3ヘッダ部材63は、複数の扁平管70側から見ると箱形に形成されており、第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62と接合されて、ヘッダ空間67を形成する。ヘッダ空間67は、小さい方が望ましい。熱交換器100は、冷凍サイクル回路において蒸発器又は凝縮器として用いられるが、熱交換器100の容積が大きくなると容積が多くなった分だけ冷凍サイクル回路に流れる冷媒を多くする必要がある。特に、熱交換器100のヘッダ60Aに気液二相冷媒又は液冷媒が流れ込む構成である場合は、多くなった容積の分だけ冷凍サイクル回路中の液冷媒の量が増える。よって、気液二相冷媒又は液冷媒が流れ込むヘッダ60Aのヘッダ空間67の容積を削減すると、冷凍サイクル回路の冷媒削減効果が高い。また、ヘッダ空間67の容積を削減することにより、冷媒の圧力によりヘッダ60Aに掛かる力を抑えることになるため、ヘッダ60Aの肉厚及び接合強度を抑えることができ、ヘッダ60Aの重量及びコストを抑えることができる。
また、図3において、扁平管70のヘッダ空間67への挿し込み量kは、所定の距離だけ確保する必要がある。扁平管70とヘッダ60との接合は、ろう付けにより行われる。例えば、扁平管70及びヘッダ60の接合部にはろう材が塗布されている。熱交換器100は、ヘッダ60及び扁平管70が組み合わされた状態で炉中に入れて加熱される。熱交換器100が加熱されたときに、ヘッダ60及び扁平管70に塗布されたろう材が溶け、接合部の周辺に保持され、その後ろう材が冷却固化することによりヘッダ60及び扁平管70が接合される。このとき、扁平管70のヘッダ空間67への挿し込み量kが小さいと、接合箇所となる開口部68から溶けたろう材が扁平管70の端面72に流れ、冷媒流通部71の開口を塞いでしまう場合がある。従って、扁平管70のヘッダ空間67への挿し込み量kは、第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62と複数の扁平管70のそれぞれの端面72との距離が適切に確保できるように設定される。
図4は、実施の形態1に係る熱交換器100において、複数の扁平管70と第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62との組み立ての説明図である。図4は、扁平管70の端面72を管軸に沿った方向に見たときの図である。複数の扁平管70のそれぞれは、第1ヘッダ部材61に対し縁部61b側から複数の切り欠き部61aのそれぞれに挿入して組み立てられる。同様に、複数の扁平管70のそれぞれは、第2ヘッダ部材62に対し縁部62b側から複数の切り欠き部62aのそれぞれに挿入して組み立てられる。複数の切り欠き部61a、62aの縁部61b、62b側は、それぞれ開放部61d、62dと称し、複数の扁平管70のそれぞれを挿入する入口となる。複数の切り欠き部61a、62aの底側は、それぞれ端部61e、62eと称する。複数の切り欠き部61a、62aは、開放部61d、62d側の幅aが端部61e、62e側の幅bよりも大きく設定されていると良い。又は、複数の切り欠き部61a、62aは、開放部61d、62dの幅方向の両端にある角部61f、62fに面取り形状を有するか又は角部61f、62fが丸められていてもよい。このように構成されることにより、複数の扁平管70は、開放部61d、62d側から複数の切り欠き部61a、62a内に挿入され易くなるという利点がある。
図5は、実施の形態1に係る熱交換器100のヘッダ60Aの変形例であるヘッダ160Aの分解斜視図である。図6は、実施の形態1に係る熱交換器100のヘッダ60Aの変形例であるヘッダ160Aの断面図である。変形例のヘッダ160Aの第3ヘッダ部材163は、2つの部材から構成されていても良い。つまり、第3ヘッダ部材163は、板状体であり、第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62と接合される第4ヘッダ部材64と、板状体であり、第4ヘッダ部材64と接合される第5ヘッダ部材65と、を備えている。そして、第4ヘッダ部材64は、板状体の中央部が除去されており、枠体となっている。第4ヘッダ部材64と第5ヘッダ部材65とは、接合されることにより、ヘッダ60Aの箱形状の第3ヘッダ部材63と同じ箱形状となるように構成されている。このように構成されることにより、ヘッダ160Aを構成する第1ヘッダ部材61、第2ヘッダ部材62、第4ヘッダ部材64、及び第5ヘッダ部材65は、全て平板状の材料を加工した部材から構成されるため、製造が容易である。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る熱交換器200について説明する。熱交換器200は、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aの構造の一部を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7は、実施の形態2に係る熱交換器200のヘッダ260Aの構成を示す分解斜視図である。図8は、実施の形態2に係る熱交換器200のヘッダ260Aの断面図である。図8は、図1のA-A部の断面を示している。ヘッダ260Aは、図2に示される実施の形態1に係るヘッダ60Aの第3ヘッダ部材63に相当する部分を、第3ヘッダ部材263に置き換えたものである。ヘッダ260Aの第3ヘッダ部材263は、第5ヘッダ部材265と第6ヘッダ部材66とから構成されている。第6ヘッダ部材66は、第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62と接合される。第5ヘッダ部材265は、第6ヘッダ部材66の面のうち複数の扁平管70が位置する側と反対側の面に接合される。言い換えると、第5ヘッダ部材265は、第6ヘッダ部材66の面のうち、第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62が接合される面とは反対側の面に接合される。
第6ヘッダ部材66は、複数の扁平管70のそれぞれ及び複数の切り欠き部61a、62aのそれぞれに対応する穴66aが設けられている。穴66aは、例えば、複数の扁平管70の長軸方向及び短軸方向と同じ方向に長軸及び短軸を向けた長穴である。穴66aの大きさは、複数の扁平管70のそれぞれの断面形状よりも大きく、また、複数の切り欠き部61aの1つと複数の切り欠き部62aの1つとを組み合わせて形成される開口部68よりも大きい。
第5ヘッダ部材265は、概ね実施の形態1に係るヘッダ60Aの第3ヘッダ部材63と同様な構成になっている。第5ヘッダ部材265は、ヘッダ260Aの複数の扁平管70が接合される側とは反対側の面を構成している。そして、第5ヘッダ部材265は、複数の扁平管70側の面に溝65aを有し、箱形に形成されている。溝65aは、複数の扁平管70が並列されている方向に延設され、第6ヘッダ部材66に形成された複数の穴66aを連通するように形成されている。第5ヘッダ部材265は、実施の形態1に係る第3ヘッダ部材63と同様な構造となっているが、実施の形態1に係る第3ヘッダ部材63に設けられた溝63aの深さhに対し、第5ヘッダ部材265に設けられた溝65aの深さh1は、小さくなるように形成されている。このように構成することにより、熱交換器200は、ヘッダ260Aのヘッダ空間67の容積を抑えることができる。
図9は、図8のB-B部の断面図である。上記のように第6ヘッダ部材66に穴66aを設け、穴66aを複数の扁平管70の断面形状に沿った形状にすることにより、ヘッダ空間67の容積が更に抑えられる。例えば、実施の形態1においては、ヘッダ空間67に複数の扁平管70の端部が挿し込まれているが、複数の扁平管70の端部の周囲は空間となっている。一方、実施の形態2に係るヘッダ260Aにおいては、ヘッダ空間67に挿し込まれた複数の扁平管70の端部は、穴66aに囲まれている。これにより、ヘッダ空間67に挿し込まれた複数の扁平管70の端部同士の間にある領域66bの分だけヘッダ空間67が削減されている。
また、穴66aの長軸方向の幅w1及び短軸方向の幅w2は、複数の扁平管70のそれぞれの断面形状の長軸方向の幅及び短軸方向の幅に近づけることにより、ヘッダ空間67の容積の削減効果が高くなる。つまり、第6ヘッダ部材66の領域66bが増加する分だけヘッダ空間67の容積が減少する。また、第6ヘッダ部材66の厚さは、複数の扁平管70のヘッダ空間67への挿し込み量kよりも大きく設定するのが良い。また、第5ヘッダ部材265の溝65aは、複数の扁平管70のそれぞれに冷媒が適正に分配できる範囲内で幅w3及び深さh1を小さく設定することにより、ヘッダ空間67の容積を小さくすることができる。
図10は、実施の形態2に係る熱交換器200のヘッダ260Aの変形例であるヘッダ260Aaの構成を示す分解斜視図である。変形例であるヘッダ260Aaは、ヘッダ260Aの箱形に形成された第5ヘッダ部材265を、枠体である第4ヘッダ部材64と板状体の第5ヘッダ部材65との2つの部材から構成したものである。第4ヘッダ部材64、第5ヘッダ部材65、及び第6ヘッダ部材66を組み合わせることにより、変形例の第3ヘッダ部材263aが構成され、変形例の第3ヘッダ部材263aは、実施の形態2に係る第3ヘッダ部材263と実質的に同じ形状になる。変形例の第3ヘッダ部材263aを構成する第4ヘッダ部材64、第5ヘッダ部材65、及び第6ヘッダ部材66は、全て平板状の材料を加工した部材であるため、製造が容易である。なお、変形例であるヘッダ260Aaの構成は、実施の形態1の変形例のヘッダ160Aの第4ヘッダ部材64の複数の扁平管70側に第6ヘッダ部材66を追加した構成に相当する。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る熱交換器300について説明する。熱交換器300は、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aの構造の一部を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図11は、実施の形態3に係る熱交換器300のヘッダ360Aの断面図である。図11は、図1のA-A部の断面を示している。実施の形態3に係るヘッダ360Aは、実施の形態1に係るヘッダ60Aの第3ヘッダ部材63に対し、複数の扁平管70側と反対側に向かって膨出する膨出部63cが追加で形成された第3ヘッダ部材363を有する。膨出部63cの外形は、断面形状が円弧形状に形成されている。ヘッダ空間67側に膨出部63cに沿って設けられた溝63bは、溝63aと共にヘッダ空間67を形成する。溝63bは、ヘッダ空間67を形成する溝63aの底部から複数の扁平管70側と反対側に向かって凹んでおり、断面形状が膨出部63cの外形との間に所定の肉厚を持つ様に半円形状となっている。つまり、膨出部63c及び溝63bは、複数の扁平管70が並列する方向に沿って延びる半円筒形状となっている。なお、断面における膨出部63c及び溝63bの外形は、半円形状に限定されず、円弧形状、楕円孤形状、長円弧形状であっても良い。
図12は、実施の形態3に係る熱交換器300のヘッダ360Aの変形例であるヘッダ360Aaの断面図である。変形例であるヘッダ360Aaの第3ヘッダ部材363aは、枠体である第4ヘッダ部材64と、板状体に膨出部63c及び溝63bを追加した第5ヘッダ部材365と、を組み合わせて構成したものである。つまり、ヘッダ360Aの第3ヘッダ部材363Aを2つの部材に分割して構成したものである。
ヘッダ360A及び変形例であるヘッダ360Aaは、図9及び図10に示されている深さhを小さく設定することによりヘッダ空間67の容積を低減させることができる。つまり、複数の扁平管70の挿し込み量kを最小限に設定しつつ、冷媒を複数の扁平管70に分配できる程度に端面72を溝63aの底面63dに近づけることにより、ヘッダ空間67の容積を低減させることができる。このとき、膨出部63c及び溝63bは、複数の扁平管70の並列方向に延びており、冷媒をヘッダ360A及び360Aaの長手方向に流動させることができる。よって、ヘッダ360A及び360Aaは適切に冷媒を複数の扁平管70に分配することができる。
図13は、実施の形態3に係る熱交換器300のヘッダ360Aの変形例であるヘッダ360Abの断面図である。変形例であるヘッダ360Aaは、第4ヘッダ部材64を第6ヘッダ部材66に置換してヘッダ360Abとしても良い。つまり、枠体である第4ヘッダ部材64を、板状体に複数の扁平管70のそれぞれに対応する穴66aを設けた第6ヘッダ部材66に置換することにより、ヘッダ360Aaは、更にヘッダ空間67の容積を削減することができる。第6ヘッダ部材66は、実施の形態2に示されているように、複数の扁平管70のそれぞれの端部が内部に配置される複数の穴66aのそれぞれがつながっていない構造である。ヘッダ360Abとして組み立てられた状態において、複数の穴66aのそれぞれは、膨出部63cに沿って形成された溝63bにより連通されている。従って、ヘッダ360Abに流れ込んだ冷媒は、溝63bを通じて複数の穴66aに分配される。この構成により更にヘッダ空間67の容積を削減することができる。
実施の形態3に係る熱交換器300のヘッダ360A、360Aa、360Abは、円筒状の冷媒流通路を備えるため、冷媒を複数の扁平管70のそれぞれに分配しつつ、耐圧強度が向上するため、部材の肉厚を低減させ、軽量化が可能となる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る熱交換器400について説明する。熱交換器400は、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aの構造の一部を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14は、実施の形態4に係る熱交換器400のヘッダ460Aの断面図である。ヘッダ460Aは、実施の形態1に係るヘッダ60Aの第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62に、カシメ部61k、62kを追加したものである。カシメ部61k、62kは、実施の形態1に係るヘッダ60Aの第1ヘッダ部材61の板状部61cの周縁部61p及び第2ヘッダ部材62の板状部62cの周縁部62pから複数の扁平管70側とは反対方向に延び、第3ヘッダ部材63を抱え込み、互いに離れないように固定する。カシメ部61k、62kは、ヘッダ460Aの延伸方向の全域に亘って形成されていても良いし、ヘッダ460Aの延伸方向において部分的に設けられていても良い。このように構成されることにより、ヘッダ460Aは、ろう付け前において第1ヘッダ部材61、第2ヘッダ部材62、及び第3ヘッダ部材63が強く固定されるため、ろう付け前又はろう付け中に各部材が離れることが無く、ろう付け不良が減少する。
なお、実施の形態4に係るヘッダ460Aのカシメ部61k、62kは、実施の形態2及び実施の形態3に係るヘッダ260A、260Aa、360A、360Aa、360Ab、に適用しても良い。カシメ部61k、62kは、複数の部材で構成されたヘッダ260A、260Aa、360A、360Aa、360Abをろう付け前に一体にすることができるため、製造が容易になる。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5に係る熱交換器500について説明する。熱交換器500は、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aの構造の一部を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図15は、実施の形態5に係る熱交換器500のヘッダ560Aの断面図である。実施の形態5に係るヘッダ560Aは、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aに対し、第1ヘッダ部材61の縁部61b及び第2ヘッダ部材62の縁部62bの形状を変更している。実施の形態5に係る第1ヘッダ部材561の縁部61bは、第1ヘッダ部材561の板状部61cの厚み方向の一部を第2ヘッダ部材562側に突出させている。第1ヘッダ部材561の縁部61bに設けられた突出部61jは、ヘッダ560Aの外周面から板状部61cの板厚方向の一部の領域に形成されている。実施の形態5に係る第2ヘッダ部材562の縁部62bは、第2ヘッダ部材562の板状部62cの厚み方向の一部を第1ヘッダ部材561側に突出させている。第2ヘッダ部材562の縁部62bに設けられた突出部62jは、ヘッダ560Aの内側から板状部61cの板厚方向に向かう一部の領域に形成されている。突出部61jと突出部62jとは、互いに板状部61c、62cの板厚方向、つまり複数の扁平管70の管軸方向に重なり合うように形成されている。
以上の様に構成されることにより、第1ヘッダ部材561と第2ヘッダ部材562とは、縁部61b、62bの接合面積が増加するため、ろう付け後の接合強度が向上する。また、突出部61jと突出部62jとが重なって組み合わさり、第1ヘッダ部材561の縁部61bと第2ヘッダ部材562の縁部62bとの互いの位置決めも容易になるため、製造も容易になる。なお、縁部61b、62b及び突出部61j、62jの角を斜めに削除した面取61g、62gを設けても良い。面取61g、62gを設けることにより、溶けたろう材が面取61g、62gにより形成される凹みに集まり、接合力が高まる。
なお、実施の形態5に係るヘッダ560Aの面取61g、62gは、実施の形態2及び実施の形態3に係るヘッダ260A、260Aa、360A、360Aa、360Ab、に適用しても良い。
実施の形態6.
本発明の実施の形態6に係る熱交換器600について説明する。熱交換器600は、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aの構造の一部を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図16は、実施の形態6に係る熱交換器600のヘッダ660Aの断面図である。実施の形態6に係るヘッダ660Aは、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aに対し、第1ヘッダ部材61の縁部61bと第2ヘッダ部材62の縁部62bとの板厚の関係を変更している。実施の形態6に係る第1ヘッダ部材661の縁部61bは、第2ヘッダ部材662よりも板厚が大きい。第1ヘッダ部材661の表面61hは、第2ヘッダ部材662の表面62hよりも複数の扁平管70が位置する側に位置している。ヘッダ660Aは、第1ヘッダ部材661の縁部61bと第2ヘッダ部材662の縁部62bとが突き合わされて接触している部分に段差が生じるように構成されている。
以上の様に構成されることにより、第1ヘッダ部材661の縁部61bと第2ヘッダ部材662の縁部62bとが突き合わされて接触している部分に生じた段差に溶けたろう材が集まるため、接合力が高まる。図16においては、ヘッダ660Aの外周面に段差が生じた状態が示されているが、ヘッダ660Aは、段差をヘッダ空間67側に生じるように構成されていても良い。
実施の形態7.
本発明の実施の形態7に係る熱交換器700について説明する。熱交換器700は、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aの構造の一部を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図17は、実施の形態7に係る熱交換器700のヘッダ760Aの断面図である。実施の形態7に係るヘッダ760Aは、第1ヘッダ部材761の板状部61cの表面761hと第2ヘッダ部材762の板状部62cの表面762hとが傾斜するように構成されている。実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aは、複数の扁平管70の管軸に対し第1ヘッダ部材61の板状部61cの表面61hと第2ヘッダ部材62の板状部62cの表面61hとが直交するように配置されている。一方、実施の形態7に係る第1ヘッダ部材761の表面761h及び第2ヘッダ部材762の表面762hは、複数の扁平管70の管軸に対し傾斜している。図17においては、熱交換器700の管軸が重力方向に沿うように配置されており、第1ヘッダ部材761の表面761h及び第2ヘッダ部材762の表面762hは、複数の扁平管70の中央部から離れるに従い重力方向へ傾斜するように構成されている。なお、熱交換器700の管軸は、必ず重力方向に沿って配置されていなくても良く、概ね上下方向に向けられていれば傾斜させて配置されていても良い。
以上のように構成されることにより、熱交換器700は、複数の扁平管70に結露が生じた場合又は着霜が生じ除霜運転により水が付着した場合に、第1ヘッダ部材761の表面761h及び第2ヘッダ部材762の表面762hに水が滞留するのを抑制することができる。水の滞留が抑制されることにより、熱交換器700は、ヘッダ760の表面に氷が付着し成長するのを抑制することが出来る。
実施の形態8.
本発明の実施の形態8に係る熱交換器800について説明する。熱交換器800は、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aの構造の一部を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図18は、実施の形態8に係る熱交換器800において、複数の扁平管70と第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62とを複数の扁平管70の端面72側から見た状態の図である。実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aは、第1ヘッダ部材61及び第2ヘッダ部材62の両方に複数の切り欠き部61a、62aが設けられている。一方、実施の形態8に係るヘッダ860Aは、第1ヘッダ部材861には複数の切り欠き部61aが設けられておらず、第2ヘッダ部材862にのみ複数の切り欠き部862aが設けられている。第1ヘッダ部材861は、第2ヘッダ部材862の縁部62bに設けられている複数の切り欠き部862aに対応した位置に突起61qが設けられている。第1ヘッダ部材861の縁部61bと第2ヘッダ部材862の縁部62bを突き合わせたときに、突起61qは、第2ヘッダ部材862に設けられた複数の切り欠き部862aの1つに挿入される。突起61qの先端は、複数の扁平管70のそれぞれの長軸方向の端部に接触し、複数の切り欠き部862aのそれぞれの内部に挿入された複数の扁平管70のうちの1つの位置決めを行う。
突起61qは、複数の切り欠き部62aのそれぞれの開放部62dに挿入自在に形成されている。図18においては突起62qは、円弧形状となっているが、その他の形状であっても良い。
実施の形態8に係るヘッダ860Aは、複数の切り欠き部862aが第2ヘッダ部材862にのみ形成されており、第1ヘッダ部材861の縁部61bに突起61qを設けただけの簡易な構造であるため、製造が容易で加工時間も抑えることができる。また、突起61qは、複数の扁平管70を複数の切り欠き部862aの奥に確実に押し込める構造になっているため、熱交換器800の生産性が向上する。
なお、ヘッダ860Aは、複数の切り欠き部862aが第1ヘッダ部材861側に設けられ、突起61qが第2ヘッダ部材862側に設けられていても良い。
実施の形態9.
本発明の実施の形態9に係る熱交換器900について説明する。熱交換器900は、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aの構造の一部を変更したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図19及び図20は、実施の形態9に係る熱交換器900において、複数の扁平管970と第1ヘッダ部材961及び第2ヘッダ部材962とを複数の扁平管970の端面72側から見た状態の図である。図19は、複数の扁平管970と第1ヘッダ部材961及び第2ヘッダ部材962とを組み合わせる前の状態を示している。実施の形態9に係る複数の扁平管970は、管軸に垂直な断面において中央部で折れ曲がった形状になっており、2つの直線状に伸びる2つの部分を所定の角度を持って繋げた形状になっている。第1ヘッダ部材961に設けられた複数の切り欠き部961a及び第2ヘッダ部材962に設けられた複数の切り欠き部962bは、複数の扁平管970の形状に合わせて形成されており、縁部61b、62bに対し垂直な方向に対し傾斜させて形成されている。
以上の様に、熱交換器900は、複数の扁平管970の様に断面の長手方向において折れ曲がった形状であっても実施の形態1と同様にヘッダ960Aに組み立てることができる。第1ヘッダ部材961及び第2ヘッダ部材962の並列した複数の切り欠き部961a、962aに対し、複数の扁平管970を縁部61b、62b側から挿入して組み立てられることにより、実施の形態1に係るヘッダ60A、160Aと同様に製造が容易である。
実施の形態10.
図21は、実施の形態10に係る冷凍サイクル装置の構成を示す冷媒回路図である。本発明の実施の形態10に係る冷凍サイクル装置について説明する。実施の形態10では、冷凍サイクル装置として空気調和装置を例示しているが、実施の形態10の冷凍サイクル装置は、給湯装置などにも適用できる。図21に示されるように、冷凍サイクル装置は、圧縮機101、四方弁102、室内熱交換器103、減圧装置104及び室外熱交換器105が冷媒配管を介して環状に接続された冷媒回路1000を有している。また、冷凍サイクル装置は、室外機106及び室内機107を有している。室外機106には、圧縮機101、四方弁102、室外熱交換器105及び減圧装置104と、室外熱交換器105に室外空気を供給する室外送風機108と、が収容されている。室内機107には、室内熱交換器103と、室内熱交換器103に空気を供給する室内送風機109と、が収容されている。室外機106と室内機107との間は、冷媒配管の一部である2本の延長配管110、111を介して接続されている。
圧縮機101は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する流体機械である。四方弁102は、不図示の制御装置の制御により、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流路を切り替える装置である。室内熱交換器103は、内部を流通する冷媒と、室内送風機109により供給される室内空気と、の熱交換を行う熱交換器である。室内熱交換器103は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能する。減圧装置104は、冷媒を減圧させる装置である。減圧装置104としては、制御装置の制御により開度が調節される電子膨張弁を用いることができる。室外熱交換器105は、内部を流通する冷媒と、室外送風機108により供給される空気と、の熱交換を行う熱交換器である。室外熱交換器105は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。
室外熱交換器105及び室内熱交換器103の少なくとも一方には、実施の形態1~9のいずれかの熱交換器が用いられている。実施の形態1~9に係るヘッダ60A、160A、260、260A、260Aa、360A、360Aa、360Ab、460A、560A、660A、760A、860A、960A(以下、まとめてヘッダと総称する)は、熱交換器において液相冷媒がより多くなる位置に配置されるのが望ましい。具体的には、ヘッダは、冷媒回路1000での冷媒の流れにおいて、蒸発器として機能する熱交換器の入口側、すなわち凝縮器として機能する熱交換器の出口側に配置されるのが望ましい。
図22は、実施の形態10の変形例に係る冷凍サイクル装置の構成を示す冷媒回路図である。図22に示すように、本変形例では、室外熱交換器105は、熱交換部105aと熱交換部105bとに分割されている。熱交換部105a及び熱交換部105bは、冷媒の流れにおいて直列に接続されている。また、室内熱交換器103は、熱交換部103aと熱交換部103bとに分割されている。熱交換部103a及び熱交換部103bは、冷媒の流れにおいて直列に接続されている。
本変形例においても、ヘッダは、熱交換器において液相冷媒がより多くなる位置に配置されるのが望ましい。具体的には、ヘッダは、冷媒回路1000での冷媒の流れにおいて、熱交換部105a、105b、103a、103bのうち蒸発器として機能する熱交換部の入口側に配置されるのが望ましい。言い換えれば、ヘッダは、冷媒回路1000での冷媒の流れにおいて、熱交換部105a、105b、103a、103bのうち凝縮器として機能する熱交換部の出口側に配置されるのが望ましい。
以上説明したように、実施の形態10に係る冷凍サイクル装置は、実施の形態1~9のいずれかに係る熱交換器を備えたものである。ヘッダは、蒸発器として機能する熱交換器の入口側に配置されるのが望ましい。この構成によれば、冷凍サイクル装置において、実施の形態1~9のいずれかと同様の効果が得られる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成のみに限定されるものではない。さらに、本発明は各実施の形態を組み合わせて構成されていても良い。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
15 冷媒流入口、16 冷媒流出口、60 ヘッダ、60A ヘッダ、60B ヘッダ、61 第1ヘッダ部材、61a 切り欠き部、61b 縁部、61c 板状部、61d 開放部、61e 端部、61f 角部、61g 面取、61h 表面、61j 突出部、61k カシメ部、61p 周縁部、61q 突起、62 第2ヘッダ部材、62a 切り欠き部、62b 縁部、62c 板状部、62d 開放部、62e 端部、62g 面取、62h 表面、62j 突出部、62k カシメ部、62p 周縁部、62q 突起、63 第3ヘッダ部材、63a 溝、63b 溝、63c 膨出部、63d 底面、64 第4ヘッダ部材、65 第5ヘッダ部材、65a 溝、66 第6ヘッダ部材、66a 穴、66b 領域、67 ヘッダ空間、68 開口部、69 開口、70 扁平管、71 冷媒流通部、72 端面、73 隙間、100 熱交換器、101 圧縮機、102 四方弁、103 室内熱交換器、103a 熱交換部、103b 熱交換部、104 減圧装置、105 室外熱交換器、105a 熱交換部、105b 熱交換部、106 室外機、107 室内機、108 室外送風機、109 室内送風機、110 延長配管、111 延長配管、160A ヘッダ、200 熱交換器、260 ヘッダ、260A ヘッダ、260Aa ヘッダ、263 第3ヘッダ部材、263a 第3ヘッダ部材、265 第5ヘッダ部材、300 熱交換器、360A ヘッダ、360Aa ヘッダ、360Ab ヘッダ、363 第3ヘッダ部材、363A 第3ヘッダ部材、363a 第3ヘッダ部材、400 熱交換器、460A ヘッダ、500 熱交換器、560A ヘッダ、561 第1ヘッダ部材、562 第2ヘッダ部材、600 熱交換器、660A ヘッダ、661 第1ヘッダ部材、662 第2ヘッダ部材、700 熱交換器、760 ヘッダ、760A ヘッダ、761 第1ヘッダ部材、761h 表面、762 第2ヘッダ部材、762h 表面、800 熱交換器、860A ヘッダ、861 第1ヘッダ部材、862 第2ヘッダ部材、900 熱交換器、960A ヘッダ、961 第1ヘッダ部材、961a 切り欠き部、962 第2ヘッダ部材、962a 切り欠き部、962b 切り欠き部、970 扁平管、1000 冷媒回路、k 挿し込み量。

Claims (14)

  1. 冷媒を流通させる複数の扁平管と、
    前記複数の扁平管のそれぞれの端部に接続されたヘッダと、を備え、
    前記ヘッダは、
    第1ヘッダ部材及び第2ヘッダ部材と、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と接合され、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と共に前記複数の扁平管から冷媒が流入又は流出するヘッダ空間を形成する第3ヘッダ部材と、を備え、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材は、
    板状部を備え、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材の少なくとも一方は、
    前記板状部の周縁部に複数の切り欠き部が配置され、
    前記第1ヘッダ部材と前記第2ヘッダ部材とは、
    前記周縁部同士を突き合わせて接合され、
    前記複数の切り欠き部のそれぞれは、
    前記複数の扁平管のそれぞれの端部と接合され、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材の前記周縁部は、
    突き合わされる端面の幅が異なる、熱交換器。
  2. 前記第3ヘッダ部材は、
    板状体である第4ヘッダ部材と、
    前記第4ヘッダ部材が前記複数の扁平管側に接合される第5ヘッダ部材と、を備え、
    前記第4ヘッダ部材は、
    板状体の中央部が除去された枠体である、請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第3ヘッダ部材は、
    板状体であり、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と接合される第6ヘッダ部材を更に備え、
    前記第6ヘッダ部材は、
    前記複数の切り欠き部のそれぞれの位置に対応した穴が形成され、
    前記穴は、
    前記複数の切り欠き部のそれぞれよりも大きい、請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記第3ヘッダ部材は、
    板状体であり、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と接合される第6ヘッダ部材と、前記第6ヘッダ部材が前記複数の扁平管側に接合される第5ヘッダ部材と、を備え、
    前記第6ヘッダ部材は、
    前記複数の切り欠き部のそれぞれの位置に対応した穴が形成され、
    前記穴は、
    前記複数の切り欠き部のそれぞれよりも大きい、請求項1に記載の熱交換器。
  5. 前記第5ヘッダ部材は、
    前記複数の扁平管が位置する方向とは反対側に向かって凹んだ溝を備え、
    前記溝は、
    前記複数の扁平管が並列される方向に延設されている、請求項2~4の何れか1項に記載の熱交換器。
  6. 前記第3ヘッダ部材は、
    前記複数の扁平管が位置する方向とは反対側に向かって凹んだ溝を備え、
    前記溝は、
    前記複数の扁平管が並列される方向に延設されている、請求項1に記載の熱交換器。
  7. 前記溝は、
    前記複数の扁平管が並列される方向に対し垂直な断面において半円形状である、請求項5又は6に記載の熱交換器。
  8. 冷媒を流通させる複数の扁平管と、
    前記複数の扁平管のそれぞれの端部に接続されたヘッダと、を備え、
    前記ヘッダは、
    第1ヘッダ部材及び第2ヘッダ部材と、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と接合され、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と共に前記複数の扁平管から冷媒が流入又は流出するヘッダ空間を形成する第3ヘッダ部材と、を備え、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材は、
    板状部を備え、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材の少なくとも一方は、
    前記板状部の周縁部に複数の切り欠き部が配置され、
    前記第1ヘッダ部材と前記第2ヘッダ部材とは、
    前記周縁部同士を突き合わせて接合され、
    前記複数の切り欠き部のそれぞれは、
    前記複数の扁平管のそれぞれの端部と接合され、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材の前記周縁部は、
    先端部に厚み方向の一部に突出部が形成され、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材のそれぞれの前記突出部は、
    前記複数の扁平管の管軸方向において前記先端部に対称的に配置され、
    前記複数の扁平管の管軸方向に重なり合うように組み合わされて接合され、
    前記突出部の先端は、
    前記複数の扁平管が並列される方向に垂直な断面において、角部に面取りが形成されている、熱交換器。
  9. 前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材の少なくとも一方の前記板状部の表面は、
    前記周縁部の前記複数の切り欠き部が設けられている縁部から、前記周縁部のうち前記縁部に対向する部位に向かって重力方向に傾斜している、請求項1~の何れか1項に記載の熱交換器。
  10. 前記第1ヘッダ部材の前記周縁部は、
    前記複数の切り欠き部を備え、
    前記第2ヘッダ部材の前記周縁部は、
    前記第1ヘッダ部材の前記複数の切り欠き部に対応する位置に突起を備え、
    前記突起は、
    前記複数の切り欠き部の開放された端に挿入自在に形成され、前記複数の扁平管の管軸に垂直な断面の長手方向の端部に接する、請求項1~の何れか1項に記載の熱交換器。
  11. 冷媒を流通させる複数の扁平管と、
    前記複数の扁平管のそれぞれの端部に接続されたヘッダと、を備え、
    前記ヘッダは、
    第1ヘッダ部材及び第2ヘッダ部材と、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と接合され、前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材と共に前記複数の扁平管から冷媒が流入又は流出するヘッダ空間を形成する第3ヘッダ部材と、を備え、
    前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材は、
    板状部を備え、
    前記第1ヘッダ部材の周縁部は、
    複数の切り欠き部を備え、
    前記第2ヘッダ部材の周縁部は、
    前記第1ヘッダ部材の前記複数の切り欠き部に対応する位置に突起を備え、
    前記第1ヘッダ部材の前記周縁部と前記第2ヘッダ部材の前記周縁部とは、
    突き合わせて接合され、
    前記突起は、
    前記複数の切り欠き部の開放された端に挿入自在に形成され、前記複数の扁平管の管軸に垂直な断面の長手方向の端部に接する、熱交換器。
  12. 前記複数の扁平管のそれぞれは、中央部で折れ曲がった断面形状を有する、請求項1~の何れか1項に記載の熱交換器。
  13. 前記第1ヘッダ部材及び前記第2ヘッダ部材は、
    前記複数の切り欠き部が形成されていない前記周縁部から複数の扁平管側とは反対方向に延び、前記第3ヘッダ部材を抱え込むカシメ部を備える、請求項1~12の何れか1項に記載の熱交換器。
  14. 請求項1~請求項13の何れか1項に記載の熱交換器を備えた冷凍サイクル装置。
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