JP7114337B2 - ケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置 - Google Patents

ケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7114337B2
JP7114337B2 JP2018101372A JP2018101372A JP7114337B2 JP 7114337 B2 JP7114337 B2 JP 7114337B2 JP 2018101372 A JP2018101372 A JP 2018101372A JP 2018101372 A JP2018101372 A JP 2018101372A JP 7114337 B2 JP7114337 B2 JP 7114337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
flat
width
flat cable
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018101372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019208296A (ja
Inventor
洵一 原下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuflare Technology Inc
Original Assignee
Nuflare Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuflare Technology Inc filed Critical Nuflare Technology Inc
Priority to JP2018101372A priority Critical patent/JP7114337B2/ja
Publication of JP2019208296A publication Critical patent/JP2019208296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7114337B2 publication Critical patent/JP7114337B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の実施形態は、ケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置に関する。
一般に、移動ステージ装置は、1方向に移動する直動ステージ装置及び、直行する2方向に移動するXYステージ装置等がある。移動ステージ装置の移動ステージには、処理対象部材だけではなく、アクチュエータやセンサ等の電子機器が搭載されるため、駆動電源の供給及び、電気信号の送受を行うための種々のケーブルが設けられている。通常、ケーブルは、固定ステージと移動ステージ間で移動する際の曲げ伸ばしを考慮したケーブル長に調整し、樹脂製の結束バンドで束ねたり又は、金属線で束ねたりしている。
他にも例えば、特許文献1には、フラットケーブルを利用し、複数のインクチューブを合成樹脂で形成される結束バンドで束ねる構造の技術が提案されている。この技術は、フラットケーブル上に、板状のスポンジを置き、スポンジ上に同一径のインクチューブを並べて、周囲からケーブル固定具である結束バンドで一纏めに束ねる構造である。
特開2006-205741号公報
移動ステージ装置におけるケーブルは、単に金属線や結束バンドを用いてケーブルを束ねた場合、それぞれのケーブルは一体的に動くが、ステージの移動に伴う曲げ伸ばしを考慮しているため、長いケーブルがフリー状態になっている。このため、結束したケーブルが移動ステージの移動を阻害したりアクチュエータに接触して咬み込まれることを防止しなければならない。
また、特許文献1の技術において、インクチューブをケーブルに置き換えて適用すると、径が大小に異なる複数のケーブルをフラットケーブルの幅方向に一列に並べて、一纏めに束ねた場合、ケーブルの径の違いによる隙間が生じ、密な配置にならない可能性が高い。各ケーブルは、それぞれに剛性が異なるため、稼動によりフラットケーブルの曲げ伸ばしが繰り返されると、フラットケーブル上でケーブルが並び方向に隙間内を移動し、偏りが生じる。このため、フラットケーブルには、部分的にケーブルの偏りやねじれが生じる。この偏りや捻れは、フラットケーブルの湾曲性を不均一にさせてフラットケーブル自体に負荷を掛けるだけではなく、ステージへの接触や咬み込みの障害が懸念される。また、ケーブル固定具は、フラットケーブルと共に湾曲するため軽量小型でなければならない。
さらに、移動ステージ装置が設置される環境も大きく影響する。例えば、真空状態のチャンバー内に設置される場合、樹脂製の結束バンドは、ガス放出により真空排気を阻害したり、プラズマや真空圧力に耐性がなく損傷する場合には利用できない。また金属線でケーブルを結束した場合には、擦れによる断線やパーティクルの発生を解決しなくてはならない。他にも、熱変形や処理時に発生させる磁場に影響を与える可能性も考慮しなくてはならない。
そこで本発明は、真空環境下を含む種々の設置環境に適用し、フラットケーブルに複数のケーブルを拘束する軽量で簡易な構造のケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に従う実施形態のケーブル固定具は、真空雰囲気下において、真空を維持可能なガス放出量の特性を有する材料により形成され、少なくとも1つのケーブルが嵌め込まれ、前記ケーブルの径に合わせた凸形状を成す少なくとも1つの拘束部と、前記拘束部の両端から直線に延伸し、両方の先端にそれぞれ設けられる鉤形状のフック部と、拘束部に連なって設けられる幅調整機構と、を備え、湾曲可能で平坦な板状部材に前記フック部を掛けて、前記拘束部により前記ケーブルの移動を拘束し、幅調整機構の幅を狭めて、板状部材であるフラットケーブルの幅に長さを合わせる
さらに、本発明に従う実施形態のケーブル固定具を備える移動ステージ装置は、固定ステージと、前記固定ステージ上に移動可能に搭載される、少なくとも1つの移動ステージと、前記移動ステージを移動するアクチュエータと、前記移動ステージに搭載される機器における通信及び前記アクチュエータへの電源供給を行うフラットケーブル及び、少なくとも1つのケーブルと、前記ケーブルを嵌め込む少なくとも1つの凸形状の拘束部と、前記拘束部の両端から直線に延伸し、両方の先端にそれぞれ設けられる鉤形状のフック部とで形成されるケーブル固定具と、を備え、前記ケーブル固定具は、前記フラットケーブルの幅方向の両端に前記フック部を掛けて、前記ケーブルを前記フラットケーブル上で拘束する。
本発明によれば、真空環境下を含む種々の設置環境に適用し、フラットケーブルに複数のケーブルを拘束する軽量で簡易な構造のケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る直動型の移動ステージ装置の外観構造例を概念的に示す図である。 図2Aは、第1の実施形態の第1のケーブル固定具の形状例を示す図である。 図2Bは、図2Aに示す第1のケーブル固定具に幅調整機構を追加した構成例を示す図である。 図3Aは、第2のケーブル固定具の形状例を示す図である。 図3Bは、図3Aに示す第2のケーブル固定具に幅調整機構を追加した構成例を示す図である。 図4Aは、第3のケーブル固定具の形状例を示す図である。 図4Bは、第3のケーブル固定具を用いて、フラットケーブルにケーブルを固定する装着状態を示す図である。 図4Cは、第3のケーブル固定具の変形例を示す図である。 図5Aは、第4のケーブル固定具の形状例を示す図である。 図5Bは、図5AのA-Aの断面で、第4のケーブル固定具がケーブルを拘束する状態を示す断面図である。 図6Aは、第5のケーブル固定具の形状例を示す図である。 図6Bは、湾曲しているフラットケーブルに装着する第5のケーブル固定具の固定状態を概念的に示す図である。 図7は、第2の実施形態に係る3方向に移動するXYZ移動ステージ装置の外観構造例を概念的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照して、第1の実施形態に係るケーブル固定具及び移動ステージ装置について説明する。図1は、ケーブル固定具及び直動型の移動ステージ装置1の外観構造例を概念的に示す図である。
移動ステージ装置1は、少なくとも固定ステージ2と、移動ステージ3と、アクチュエータ(図示せず)と、フラットケーブル5とを備える。
アクチュエータは、クロスローラガイド4に沿って移動ステージ3を一方向に往復移動する。アクチュエータは、例えば、リニア型の超音波モータにより移動ステージ3を移動する。又は、ステッピングモータとスクリュー軸とボールねじを組み合わた駆動機構で移動させてもよい。他にも、直線リニアモータを用いた構成や、回転モータとラックアンドピニオンを組み合わせた構成であってもよい。アクチュエータは、がたつきや振動無く精密な精度で一方向に移動ステージ3を摺動する。
移動ステージ3には、処理対象部材だけではなく、センサ等の電子機器やアクチュエータが搭載されるため、電気信号の送受や駆動電源を供給を行うための種々のケーブルが配置されている。本実施形態の固定ステージ2と移動ステージ3には、フラットケーブル5と、同軸ケーブル等の独立したケーブル6を組み合わせて配線される。
フラットケーブル5は、湾曲可能で平坦な板状部材であり、複数の配線を平坦に並べて一体化したケーブルである。フラットケーブル5の別の形態として、湾曲可能な平坦な基板、例えば、厚みを有するポリイミド樹脂基板上に配線を形成し、配線の表面に絶縁被膜を形成した構成であっても利用可能である。フラットケーブル5の一端は、他の外部機器と接続するためのコネクタ2aが設けられている。フラットケーブル5の他端は、例えば、移動ステージ3の側面に設けられたコネクタに緩やかに略直角に折り曲げて接続する。または、フラットケーブル5の他端にはコネクタが設けられて、移動ステージ3上に設けられたリニアエンコーダヘッド等の電子機器や各種センサに対して、信号ケーブル又は駆動電源供給のための電源ケーブルが纏められたコネクタに接続する。ケーブル6の一方は、他の外部機器と接続するためのコネクタ6aが設けられている。ケーブル6の他端は、移動ステージ3の側面又は移動ステージ3上に設けられたコネクタに接続する。
本実施形態において、ケーブル固定具であるケーブルクリップ7は、湾曲可能で平坦な板状部材であるフラットケーブル5の幅方向を横切るように装着され、フラットケーブル5上に任意の間隔を空けて設けられる。ケーブル6は、ケーブルクリップ7の拘束部7により、フラットケーブル5上の複数の箇所で拘束されている。また、フラットケーブル5は、装着するケーブルクリップ7が固定ステージ2及び移動ステージ3に接触しないように、固定ステージ2及び移動ステージ3とは一定の間隔を空けて設けられている。よって、フラットケーブル5が湾曲した時であっても、ケーブルクリップ7が固定ステージ2及び移動ステージ3に接触することはない。
[第1のケーブル固定具]
図2Aは、第1のケーブル固定具であるケーブルクリップ7の外観形状を示している。このケーブルクリップ7は、ケーブル6を拘束する拘束部8と、フラットケーブル5の幅方向の両端に引っかけるフック部9と、フラットケーブル5の平坦面と接触する平坦部10とで構成される。
拘束部8は、凸形状を成し、内側にケーブル6を嵌め込んで拘束する。拘束部8は、拘束するケーブル6の断面が円形状であれば、凸形状の頂部(円弧部分)がケーブル6の外形と同じ形状であり、図2に示す例では円弧形状である。即ち、拘束部8は、ケーブルの断面が楕円形状であれば、その楕円側面に沿った円弧形状となる。尚、拘束部8は、工具を用いて拘束部8の幅を適宜、かしめて、拘束するケーブルの径に合わせる調整も可能である。
また、拘束部8は、フラットケーブル5に装着された状態において、嵌め込まれたケーブル6の被覆面と円弧部分とは周囲全てが密着するものではなく、ケーブル6の径よりも円弧部分を大きくして、僅かな隙間できるように形成する。これはフラットケーブル5が湾曲した際に、ケーブル6が長手方向に僅かに移動するため、ケーブル6に負荷を掛けず、且つケーブル周囲の被覆面に傷を与えないことが好ましいからである。
図2Aに示す形状は、1本のケーブル6を拘束する1つの凸状の拘束部8を形成する例であって、特に限定されるものではない。後述するように、拘束するケーブルの径や数量に応じて、拘束部8の凸形の大きさや数が設定される。
ケーブルクリップ7は、細長い板状の金属板を曲げて形成している。ケーブルクリップ7のフック部9の端部は、丸めて、装着先のフラットケーブル5に損傷を与えないように、切削加工及び研磨処理されている。また、ケーブルクリップ7は、後述する樹脂材料により削り出し又は射出成形により形成してもよい。
ケーブルクリップ7は、金属材料を用いて形成する。金属材料としては、銅合金、例えば、ベリリウム銅合金が好適し、他にも鉄、鋼、ステンレス鋼、ステンレス合金、金、アルミニウム、アルミニウム合金及び、チタン等を用いることができる。また、非磁性材料であることが好ましい。金属以外の材料としては、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン樹脂)、PTFE(四フッ化エチレン樹脂)等の樹脂材料又は、セラミック材料を用いてもよい。本実施形態において、ケーブルクリップ7は、内部にガスをため込まずに、ガス放出量が少ない材料を用いている。具体的には、ケーブルクリップ7は、ターボモリキュラポンプ等の排気ポンプにより排気された容器内の真空雰囲気下において、真空状態を維持可能なガス放出量の材料で形成される。即ち、真空チャンバー内に設置が可能である。
ケーブルクリップ7は、拘束部8にケーブル6が嵌め込まれた状態で、フラットケーブル5の幅方向の両端にフック部9を引っかけることで、フラットケーブル5の一方の平坦面に密着するように装着する。ケーブルクリップ7は、図1に示すように、フラットケーブル5に対して、任意の間隔で装着する。
ケーブル6は、フラットケーブル5の長手方向に沿って直線状、即ち、同一経路上に固定される。フラットケーブル5は、図1に示すように、固定ステージ2及び移動ステージ3の一側面に配置され、移動ステージ3の移動に従って湾曲する箇所が移動する。よって、ケーブル6は、フラットケーブル5の曲がり具合に従動して曲げ伸ばしする。
本実施形態の移動ステージ装置は、ケーブル6がケーブルクリップ7によりフラットケーブル5に拘束されているため、湾曲しても移動ステージ3の移動を阻害せず、アクチュエータにも接触しないため、咬み込まれることはない。また、ケーブルクリップ7は、減圧環境下、即ち、真空雰囲気内でもガス放出の少ない金属材料を選択して形成することで、真空状態のチャンバー内に設置して使用することもできる。同様に、非磁性材料を用いて、ケーブルクリップ7を作製することにより、磁場の中で使用しても影響を与えない。本実施形態の移動ステージ装置は、磁場を用いてビームの照射方向を制御する装置、例えば、電子ビーム描画装置の真空チャンバー内の移動ステージ装置に好適する。
また、ケーブルクリップ7は、作製が容易であるため、製作途中で設計変更や製作後の改造時などでケーブル数の増減に応じて容易に交換することができる。また、フラットケーブル5の長手方向にケーブル6を拘束させ、幅方向にケーブルクリップ7を掛け止めることで梁のように作用して、フラットケーブル5に張りを持たせることができ、捩れが生じることなく曲げ伸ばしをスムーズに行うことができる。
フラットケーブル5は、装着するケーブルクリップ7を固定ステージ2及び移動ステージ3に接触させていないため、擦れによるパーティクルの発生を防止している。
前述した従来に用いられた金属線でケーブルを結束した構成においては、ケーブルがフリー状態で周囲の部位に擦れると、金属線も周囲の部位にすれてパーティクルを発生する。特に、半導体製造装置における真空状態のチャンバー内でパーティクルが発生した場合、パーティクルはチャンバー内に拡散し、処理対象物に付着して悪影響を及ぼす。また、真空雰囲気下で分析を行う分析装置においては、発生したパーティクルが飛散して、パーティクルの成分が分析結果に紛れ込み、悪影響を与える。他にも電子ビーム描画装置であれば、作製するマスク上にパーティクルが付着して、回路パターンを形成する際に欠陥を生じさせる。本実施形態の移動ステージ装置は、パーティクルを発生させないため、これらの真空雰囲気下で作製又は分析を行う半導体製造装置、電子ビーム描画装置及び分析装置に適用できる。
[第1のケーブル固定具の変形例]
次に、第1のケーブル固定具の変形例は、第1のケーブル固定具のケーブルクリップ7にクリップの幅調整機構を追加した構成である。 図2Bは、図2Aに示す第1のケーブル固定具に幅調整機構を追加した構成例を示している。
このケーブルクリップ7の拘束部8と連なるように並び、U形又は矩形の幅調整機構12を設けている。このケーブルクリップ7は、装着するフラットケーブル5の幅よりもフック部9の間の長さが長く形成される。但し、この長さは、フラットケーブル5の幅と幅調整機構12による最大調整幅とを加算した長さ以下とする。
図2Bに示すケーブルクリップ7は、フラットケーブル5の幅方向の両側にフック部9を掛ける。この時、フック部9は、フラットケーブル5の両側に接することはなく、隙間が生じた状態となっている。その後、幅調整機構12の両片の箇所12aをペンチ等の工具で狭める又は可締めて、幅調整機構12の幅を狭める。ケーブルクリップ7は、この可締め処理によりケーブルクリップ7の長さが短くなり、両端のフック部9がフラットケーブル5の両側に適正に接して、フラットケーブル5に負荷を掛けないように固定された状態となる。
本変形例のケーブルクリップ7は、幅調整機構12による調整によってフラットケーブル5に対して最適な長さに調整することで、ステージ移動によりフラットケーブル5が湾曲変形しても、フック部9がフラットケーブル5から外れないように適正に装着することができる。また、本変形例のケーブルクリップ7は、幅調整機構12の調整幅以内であれば、各種のフラットケーブルに装着することができ、汎用性を持たせることができる。
[第2のケーブル固定具]
次に、第2のケーブル固定具のケーブルクリップについて説明する。図3Aは、第2のケーブル固定具であるケーブルクリップ11の形状例を示す図である。ケーブルクリップ11によるケーブル6をフラットケーブル5に拘束する状態は図1を参照する。
このケーブルクリップ11は、前述した金属材料のいずれかにより形成される鋼線を曲げて前述したケーブルクリップ7と同じ形状に形成している。この鋼線の断面は、円形に限らず、矩形であっても楕円であってもよい。ケーブルクリップ11は、凸形状の拘束部によりケーブル6を拘束して、図1に示したように、フラットケーブル5に固定することができる。ケーブルクリップ11は、鋼線の径(断面積)を変えることで、ケーブル6及びフラットケーブル5に対する拘束力を容易に調整することができる。
この第2のケーブル固定具であるケーブルクリップ11は、前述したケーブルクリップ7と同じ作用効果を奏する。さらに、ケーブルクリップ11は、ケーブルクリップ7に比べて、軽量で簡易な構造であり、作製が容易である。また、小型のケーブルクリップに好適する。
[第2のケーブル固定具の変形例]
次に、第2のケーブル固定具の変形例について説明する。この第2のケーブル固定具は、前述した第2のケーブル固定具のケーブルクリップ7と同等の幅調整機構を追加した構成である。図3Bは、図3Aに示す第1のケーブル固定具に幅調整機構を追加した構成例を示している。
このケーブルクリップ11には、前述した幅調整機構12と同等な作用効果を奏する幅調整機構11bを設けている。このケーブルクリップ11は、フラットケーブル5に装着した後に、幅調整機構11bの両辺の箇所11cを狭める又は可締めることにより長さを調整して、フック部9をフラットケーブル5の幅方向の両側に掛ける。
よって、両端のフック部9がフラットケーブル5の両側に適正に接して、フラットケーブル5に負荷を掛けないように適正に装着し、且つ固定された状態となる。また、本変形例のケーブルクリップ11は、簡易で軽量だけではなく、幅調整機構11bの調整幅以内であれば、各種のフラットケーブルに装着することができ、汎用性を持たせることができる。
[第3のケーブル固定具]
次に、第3のケーブル固定具であるケーブルクリップについて説明する。図4Aは、ケーブルクリップの形状例を示す図、図4Bは、ケーブルクリップを用いて、フラットケーブルに複数の径が異なるケーブルを拘束する状態を示す図である。
ケーブルクリップ13は、径が異なる複数のケーブル21,22,23を拘束するためにそれぞれのケーブル21,22,23の外径に従った複数の拘束部8,14(14a,14b)が設けられている。尚、径が異なる複数のケーブルに限定されるものではなく、同じ径の複数のケーブルであってもよい。
ケーブルクリップ13の例では、拘束部8と拘束部14の大きく2つの凸部に分離して形成する。拘束部14は、径が異なる2つのケーブル22,23をフラットケーブル5の幅方向に横並びに配置して一体的に拘束する。また、拘束部14aと拘束部14bの間は、それぞれのケーブルの外径に沿った突起部分14cを設けている。この突起部分14cは、拘束部14aと拘束部14bとの間で、ケーブル22,23が並び方向に動かないように規制する規制部位である。尚、この例では、異なる経のケーブル22,23であったため、2つの拘束部14aと拘束部14bを形成したが、同じ径のケーブルを拘束する場合に、1つの拘束部に並べてケーブルを収容してもよい。この場合、ケーブルにおいて、並び方向には動かないため、突起部分14cを設けてもよいし、設けなくてもよい。
このケーブルクリップ13は、フラットケーブル5に装着された際に、フラットケーブル5上でケーブル21とケーブル22,23との間に距離を空けて2群に分離する。この分離は、フラットケーブル5に掛かるケーブル21,22,23の剛性が均等になるように配置するものである。以下の説明において、複数の径が異なる又は径が同じ複数のケーブルにおいて、各ケーブルの剛性と各ケーブルを拘束する拘束力は、各ケーブルを対比したときに、比率的に相似となるものとして説明する。つまり、ケーブルの剛性が大きい場合には、ケーブルを拘束する拘束力も大きい力が必要となる。例えば、ケーブル21,22,23の剛性の比が、2:1:1であれば、必要な拘束力の比も、2:1:1とする。
径の異なるケーブル21,22,23は、それぞれに剛性が異なっている。基本的には、径が太いケーブルの方が細いケーブルよりも剛性が高いと想定する。この場合に、フラットケーブル5の幅方向でケーブルが偏って配置されると、長手方向にフラットケーブル5を湾曲させた際に、ケーブルの剛性により、ケーブルが配置されていない曲がり易い側と、ケーブルが配置されて曲がり難い側が生じる。このように、異なる剛性が掛かることで、湾曲するフラットケーブル5にねじれが発生することが想定される。このねじれが発生すると、フラットケーブル5の幅側の端部又は、ケーブルクリップ13のフック部9がアクチュエータや移動ステージ3と接触する可能性を生じさせる。
このようなねじれを防止する1つの対策として、複数のケーブルの湾曲時に生じる剛性が分散し、且つ均一化することが好ましい。そこで、本実施形態では、配置されるケーブル21,22,23の剛性値がフラットケーブル5に略均一に掛かるように分配する。
以上のように、ケーブルクリップ13の拘束部は、フラットケーブル5の幅方向において、任意の位置に形成することができる。よって、同じ径又は異なる径の複数のケーブル21,22,23をフラットケーブル5の幅方向に分散して拘束し、フラットケーブル5に掛かるケーブル21,22,23の剛性を均等化することができる。この剛性の均等化は、移動ステージ3の移動によりフラットケーブル5が曲げ伸ばしされる際に、フラットケーブル5の捻れや傾きを防止する。
また、フラットケーブル5の長手方向にケーブル21,22,23を拘束させ、幅方向にケーブルクリップ7を掛け止めることで梁のように作用して、フラットケーブル5に張りを持たせることができ、潰れることなく曲げ伸ばしをスムーズに行うことができる。
よって、第3のケーブル固定具は、複数のケーブル21,22,23をケーブルクリップ7によりフラットケーブル5に拘束されているため、フラットケーブル5を曲げ伸ばしても移動ステージの移動を阻害せず、アクチュエータにも接触しないため、咬み込まれることはない。
[第3のケーブル固定具の変形例]
次に、第3のケーブル固定具の変形例であるケーブルクリップについて説明する。図4Cは、第3のケーブル固定具の変形例の形状例を示す図である。
前述した第3のケーブル固定具のケーブルクリップ13の拘束部14がフラットケーブル5の幅方向に横並びするように、拘束部14aと拘束部14bを配置している。
これに対して、本変形例によるケーブルクリップ15の拘束部16は、拘束部16aと拘束部16bをフラットケーブル5の面に対して縦方向に積み上げる積み重ね構造に形成する。この積み重ね構造においては、基本的には、小径のケーブルを上側に拘束し、下側の同径又は大径のケーブルを拘束する。
以上のように、積み重ね構造によるケーブルクリップ15は、前述したケーブルクリップ13の作用効果を有し、さらに、フラットケーブル5の幅が狭い場合や拘束させるケーブル数が多い場合に有効である。
[第4のケーブル固定具]
次に、第4のケーブル固定具であるケーブルクリップについて説明する。図5Aは、第4のケーブル固定具の形状例を示す図、図5Bは、第4のケーブル固定具によりケーブルを拘束する状態を示す断面図である。
フラットケーブル5に拘束するケーブルの径が大きい場合には、ケーブルクリップ17が受けるケーブルの剛性も大きくなる。このため、拘束力を大きくするには、ケーブルクリップ17の幅(フラットケーブル5の長手方向)も長い方が有利であり、少なくともフック部9の幅を確保する必要がある。
図5A、図5Bに示すように、ケーブルクリップ17は、拘束部18の内面18aがケーブル21に対して凸面で対向する形状である。拘束部18の内面18aは、点線で示す中心18bから両側の開口端18cに向かい曲面状に反って拡がりを持つように形成する。従って、内面18aの中心18bは、ケーブル21の外周面に最も近接又は接触する。
第4のケーブル固定具のケーブルクリップ17は、移動ステージ3の移動に伴い、フラットケーブル5の曲がりに従い、ケーブル21も湾曲する。この時、ケーブルクリップ17の内面が直線で長さL1が長いと、ケーブル21の曲がり具合によっては、拘束部18の端部(開口の縁)にケーブル21が食い込む事態が想定される。
これに対して、ケーブルクリップ17の内面は、両方の開口側に向かって拡がっている凸面であるため、ケーブル21の曲がり具合に沿ってケーブルの外周面食い込むことなく接する。
以上のように、ケーブルクリップ17は、径が大きく剛性が大きいケーブルを拘束することに好適し、曲がったケーブルの外周面に沿う内面形状を有することで、ケーブルの外周面食い込むことなく接することができる。
[第5のケーブル固定具]
次に、第5のケーブル固定具であるケーブルクリップについて説明する。図6Aは、第5のケーブル固定具の形状例を示す図である。図6Bは、湾曲しているフラットケーブルに装着する第5のケーブル固定具の固定状態を概念的に示す図である。
第5のケーブル固定具は、前述した第2のケーブル固定具の変形例である。具体的には、ケーブルクリップ31は、前述した鋼線材料から成るクリップ本体34に、フラットケーブル5を両面から挟持するフット部33(33a、33b)を設けた形状である。複数のケーブルクリップ31は、両側をワイヤ36により固定されて、一定間隔を空けて連なるように配置される。
フック部35に繋がる支持部分34aは、フラットケーブル5の側面に掛かる。支持部分34aは、中程でワイヤ36の径の長さだけ凹むように括れており、バネの作用を有し、且つワイヤ36が外側に張り出さないように形成されている。
フック部35は、クリップ本体34側に設けられたフット部33aと、フック部35に設けられたフット部33bとで対を成しており、図6Bに示すように、フラットケーブル5の表裏面を挟み持つように装着される。
鋼線により形成されるケーブルクリップ31は、フット部33aとフット部33bの面でフラットケーブル5と接するため、フラットケーブル5へ掛かる拘束力による圧力負荷を分散する。従って、複数の太いケーブルを拘束する構成の場合に、フラットケーブル5へケーブルの拘束力により掛かる圧力負荷を分散する。
また、移動ステージを高速移動させる場合には、ケーブル21がフラットケーブルに弛みなく且つ、張りすぎずに拘束されていることが好ましい。図6Bに示すように、ケーブル21は、フラットケーブル5の湾曲に従動して曲げられる。
ケーブル21は、フラットケーブル5側に押し付けられると共に、移動ステージの動きに従い、ケーブルの曲がり箇所が移動する。この曲がり箇所の移動により、ケーブル21が長手方向に押されて、前後の移動が生じる場合がある。この時、フラットケーブル5に曲がりよって、フット部33aとフット部33bを間隔mまで広げるように働き、支持部分34aが弾性的に延びる。
前述した第4のケーブル固定具のケーブルクリップ17のように、フック部9の幅を大きくすると、フック部9が接するフラットケーブル5の部分は湾曲しない。従って、湾曲の曲率が大きくなると、フラットケーブル5における湾曲する部分とフック部9の境で角が生じる。
第5のケーブル固定具では、フット部33aとフット部33bの間が広がることで、フット部33a,33bで挟まれた部分であっても、フラットケーブル5が円弧状に湾曲する。即ち、フラットケーブル5に負担がなく湾曲させることができる。
さらに、フット部33aとフット部33bの広がりにより、ケーブルクリップ31の拘束部32が伸び上がり、ケーブル21の外周面から離間して隙間を生じさせ、ケーブル21に対する拘束を僅かに緩める。尚、ケーブルクリップ31は、フット部33aとフット部33bが広がった際に、フラットケーブル5に保持する力が弱まる。その際に、ワイヤ36は、ケーブルクリップ31が装着される位置から移動しないようするために設けられている。但し、ワイヤ36は、必須ではない。
以上説明したように、第5のケーブル固定具のケーブルクリップ31は、フット部33a,33bにより、鋼線材料から成るクリップ本体34であっても、面でフラットケーブル5と接する。この面で接するため、ケーブルへの拘束力によって掛かるフラットケーブル5への圧力負荷を分散する。複数の太いケーブルを拘束する構成の場合に、フラットケーブル5へケーブルの剛性により掛かる拘束力を分散することで、フラットケーブル5を保護できる。また、フラットケーブル5の湾曲によりフット部33aとフット部33bが広がり、ケーブルクリップ31の拘束部32によるケーブル21に対する拘束力を僅かに緩める。フラットケーブル5が平坦な状態の時に、ケーブル21に接触して拘束している状態であっても、フラットケーブル5が湾曲した際に、ケーブル21に対する拘束力を緩めることにより、ケーブル21が移動しても、ケーブルクリップ31の拘束部32と擦れを軽減できる。
また、フット部33aとフット部33bの間が広がることで、間に挟まれているフット部33a,33bで挟まれた部分であっても、フラットケーブル5が円弧状に湾曲する。即ち、フラットケーブル5に負担がなく湾曲させることができる。
[第2の実施形態]
図7を参照して、第2の実施形態に係るケーブル固定具及びXYZ型の移動ステージ装置について説明する。 図7は、ケーブル固定具を備えるXYZ型の移動ステージ装置41の外観構造例を概念的に示す図である。尚、本実施形態において、前述した第1の実施形態の構成部位と同等な部位には、同じ参照符号を付して、詳細な説明は省略する。
移動ステージ装置41は、互いに直交する方向、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に移動する。移動ステージ装置41は、4つのステージとして、固定ステージ42と、Y軸方向移動ステージ(以下、Yステージと称する)43と、X軸方向移動ステージ(以下、Xステージと称する)45と、Z軸方向移動ステージ(以下、Zステージと称する)48を備えている。
さらに、Yステージ43は、図示しないアクチュエータによりクロスローラーガイド44に沿ってY軸方向に水平移動する。Xステージ45は、図示しないアクチュエータによりクロスローラーガイド46に沿ってX軸方向に水平移動する。Zステージ48は、図示しないアクチュエータによりZ軸方向に昇降移動する。各アクチュエータは、前述した図1に示したアクチュエータと同等のものが使用される。
Zステージ48を昇降移動するアクチュエータは、例えば、円盤形状のホイールと、斜面を有する傾斜部材とを組み合わせた昇降機構であってもよい。この昇降機構は、ホイールをZステージ48の下面に回転可能に配置する。ホイールの周面が傾斜部材の斜面に当接するように配置する。傾斜部材を水平に押し引きすることでホイールが斜面上を転がり移動し、Zステージ48が昇降移動する。他にも、ステッピングモータとスクリュー軸とボールねじを組み合わた駆動機構で昇降移動させてもよい。このホイールの昇降移動に従って、Zステージ48も昇降移動する。
Zステージ48上には、スペーサ49を介して、試料台50が設けられている。スペーサ49は、試料台50の試料載置面(最上面)の高さ調整や水平調整を行うために設けられている。但し、スペーサ49は必須ではない。
また、固定ステージ42とYステージ43とは、前述した第1の実施形態と同様に、フラットケーブル5に複数のケーブルクリップ7を用いて、ケーブル6が拘束される。同様にYステージ43とXステージ45とは、フラットケーブル5に複数のケーブルクリップ7を用いて、ケーブル6が拘束される。
さらに、固定ステージ42とYステージ43の側面で、フラットケーブル5を上下に挟むように、それぞれケーブルカバー51,52が取り付けられている。同様に、Yステージ43とXステージ45の側面で、フラットケーブル5を上下に挟むように、それぞれケーブルカバー53,54が取り付けられている。
これらのケーブルカバー51,52,53,54は、Yステージ43とXステージ45が移動した際に、ステージ間でフラットケーブル5が巻き込まれないように分離させるために設けられている。尚、ケーブルカバー51,52は、任意で設けてもよい。ケーブルカバー53,54は、設けることが必須である。尚、フラットケーブル5は、両端にコネクタが設けられており、移動ステージ上又は移動ステージ側面に配置される、センサや駆動系等の電子機器のコネクタや外部機器に接続する。
以上のように、本実施形態体のXYZ型の移動ステージ装置は、フラットケーブル5に複数のケーブルクリップ7を用いて、ケーブル6を拘束する。よって、Yステージ43,Xステージ45を移動させた際に、ケーブル6が移動ステージの移動を阻害したりアクチュエータにを含む機器に接触や咬み込まれることが防止できる。本実施形態体のXYZ型の移動ステージ装置は、例えば、電子ビーム描画装置の真空チャンバー内の移動ステージ装置に好適する。
なお、本発明は、前記実施形態及び前記変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態及び変形例は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。
1…移動ステージ装置、2…固定ステージ、2a,3a…コネクタ、3…移動ステージ、4…クロスローラーガイド、5…フラットケーブル、5a…ケーブルコネクタ、6…ケーブル、7…ケーブルクリップ、8…拘束部、9…フック部、10…平坦部、11…ケーブルクリップ、11b,12…幅調整機構、13…ケーブルクリップ、14,14a,14b…拘束部、14c…突起部分。

Claims (6)

  1. 真空雰囲気下において、真空を維持可能なガス放出量の特性を有する材料により形成され、
    少なくとも1つのケーブルが嵌め込まれ、前記ケーブルの径に合わせた凸形状を成す少なくとも1つの拘束部と、
    前記拘束部の両端から直線に延伸し、両方の先端にそれぞれ設けられる鉤形状のフック部と、
    前記拘束部に連なって設けられる幅調整機構と、を備え、
    湾曲可能で平坦な板状部材に前記フック部を掛けて、前記拘束部により前記ケーブルの移動を拘束し、
    前記幅調整機構の幅を狭めて、前記板状部材であるフラットケーブルの幅に長さを合わせる、ケーブル固定具。
  2. 前記ケーブル固定具は、拘束する複数の前記ケーブルの剛性が前記板状部材である前記フラットケーブル上で均等になる位置に前記拘束部を形成する請求項1に記載のケーブル固定具。
  3. 記幅調整機構は、U形または矩形である、請求項1に記載のケーブル固定具。
  4. 固定ステージと、
    前記固定ステージ上に移動可能に搭載される、少なくとも1つの移動ステージと、
    前記移動ステージを移動するアクチュエータと、
    前記移動ステージに搭載される機器における通信及び前記アクチュエータへの電源供給を行うフラットケーブル及び、少なくとも1つのケーブルと、
    前記ケーブルを嵌め込む少なくとも1つの凸形状の拘束部と、前記拘束部の両端から直線に延伸し、両方の先端にそれぞれ設けられる鉤形状のフック部と、前記拘束部に連なって設けられる幅調整機構とで形成されるケーブル固定具と、
    を備え、
    前記ケーブル固定具は、前記フラットケーブルの幅方向の両端に前記フック部を掛けて、前記ケーブルを前記フラットケーブル上で拘束し、前記幅調整機構の幅を狭めて、前記フラットケーブルの幅に前記ケーブル固定具の長さを合わせる、ケーブル固定具を備える移動ステージ装置。
  5. 前記ケーブル固定具は、真空雰囲気下において、真空を維持可能なガス放出量の特性を有する材料により形成される、請求項4に記載のケーブル固定具を備える移動ステージ装置。
  6. 前記幅調整機構は、U形または矩形である、請求項4に記載のケーブル固定具を備える移動ステージ装置。
JP2018101372A 2018-05-28 2018-05-28 ケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置 Active JP7114337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018101372A JP7114337B2 (ja) 2018-05-28 2018-05-28 ケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018101372A JP7114337B2 (ja) 2018-05-28 2018-05-28 ケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019208296A JP2019208296A (ja) 2019-12-05
JP7114337B2 true JP7114337B2 (ja) 2022-08-08

Family

ID=68767052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018101372A Active JP7114337B2 (ja) 2018-05-28 2018-05-28 ケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7114337B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022109550A1 (de) 2022-03-16 2023-09-21 Hebotec Gmbh Elastischer Clip

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018733A (ja) 2001-06-28 2003-01-17 Tsuuden:Kk ケーブルガイドの設置用具及び設置方法
JP2004138095A (ja) 2002-10-15 2004-05-13 Koganei Corp 導電性チューブホルダ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757220Y2 (ja) * 1976-11-17 1982-12-08
JPS6440232U (ja) * 1987-09-01 1989-03-10
JPH10226084A (ja) * 1997-02-17 1998-08-25 Seiko Epson Corp インク供給チューブの振れ止め機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018733A (ja) 2001-06-28 2003-01-17 Tsuuden:Kk ケーブルガイドの設置用具及び設置方法
JP2004138095A (ja) 2002-10-15 2004-05-13 Koganei Corp 導電性チューブホルダ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019208296A (ja) 2019-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7114337B2 (ja) ケーブル固定具及びケーブル固定具を備える移動ステージ装置
TW201622282A (zh) 長形體及纜線等支持裝置
TWI385113B (zh) 玻璃片導引系統及導引玻璃片之方法
JP5791089B2 (ja) 固有周波数を増大させた複合静電レンズ
CN101522356B (zh) 适于向焊线施加可变张力的焊线机送线系统及其操作方法
TW201838485A (zh) 反應腔室的磁場產生機構和反應腔室
JP5358048B2 (ja) 自立型ケーブル
US9618141B2 (en) Assembly of cable and cable support device
JP5603340B2 (ja) 化学気相成長法を用いて基板をコーティングするデバイス及び方法
US10192713B2 (en) Charged particle beam device
KR102370614B1 (ko) 플레이트의 평탄도 조절 장치
JP2018018597A (ja) ダイスユニット及びエナメル線の製造方法
JP2015220829A (ja) バンドクリップ
JP2006288188A (ja) 直動案内装置
JP2002057192A (ja) テープガイド装置
US11862917B2 (en) Crimp connector
WO2016088399A1 (ja) 長尺体及びケーブル等支持装置
KR102408507B1 (ko) 와이어 하네스 고정용 밴드케이블
CN109154738B (zh) 用于光源的柔性保持设备
CN114451075B (zh) 电子装置用盖体、封装件、电子装置以及电子模块
JP4494030B2 (ja) ワイヤーハーネス製造用支持具
JP2022157859A (ja) 直動案内装置
US7229044B2 (en) Compensating disk tension controller
JP6946134B2 (ja) 基板保持部材および基板保持方法
JPWO2016139744A1 (ja) 半導体製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7114337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150