JP7114168B2 - キャビネット - Google Patents

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本発明は、電気電子機器が収納されるキャビネットに関するものである。
特許文献1に記載されているように、キャビネット本体に取り付けたファンの排気方向を変更するために排気フードを取り付けることが知られている。
特開2009-094151号公報
ところで従来の排気フードは、キャビネット本体の内部に配置された電気電子機器に接続される配線が通過する配線孔を避けるように配置されていた。つまりは、配線孔は外部にむき出しになるように配置されていた。この配線孔には配線孔より一回り大きなシートが被せられるように配置されていたが、配線が太い場合や、配線の本数が多い場合は、配線と配線孔との間をシートが十分に覆えなくなり、キャビネット内部に配置される電気電子機器の騒音が外部に漏れ出やすくなる虞があった。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、キャビネット内部に配置される電気電子機器の騒音が外部に漏れることを抑制することである。
上記課題を解決するため、電気電子機器が収納されるキャビネット本体と、前記キャビネット本体に設けられた第一の配線孔と、前記第一の配線孔を塞ぐ防音部材と、前記第一の配線孔を覆うように配置された排気フードと、前記排気フードに備えられた第二の配線孔とを備え、前記電気電子機器に接続される配線を、第一の配線孔と排気フードと第二の配線孔を通るように配索可能なキャビネットとする。
また、第二の配線孔を塞ぐ防音部材を備えた構成とすることが好ましい。
また、第一の配線孔の貫通方向と第二の配線孔の貫通方向が直交するように位置する構成とすることが好ましい。
また、排気フード内を排気空間と配線空間とに分けた構成とすることが好ましい。
本発明では、キャビネット内部に配置される電気電子機器の騒音が外部に漏れることを抑制することが可能となる。
実施形態におけるキャビネットの分解斜視図である。 キャビネットから側板を取り外した状態を斜め上から見た斜視図である。 キャビネットから側板を取り外した状態を斜め下から見た斜視図である。 ファンと防音部材が取り付けられた背板を内側から見た斜視図である。 ファンと防音部材が取り付けられていない背板を外側から見た斜視図である。 排気フードの斜視図である。 キャビネットの断面図である。 第一の配線孔周りの部分断面図である。 第二の配線孔を塞ぐ防音部材に第一の配線孔の貫通方向と交差するように延びる切れ込みを設けた場合の配索例を示した図である。 図9とは異なる配索例である。 第二の配線孔を塞ぐ防音部材に第一の配線孔の貫通方向と平行に延びる切れ込みを設けた場合の配索例を示した図である。 図11とは異なる配索例である。 底板に防音部材の一部を取り付けるとともに、背板に防音部材の一部を取り付けた例を示す内側から見た斜視図である 底板に防音部材の一部を取り付けるとともに、背板に防音部材の一部を取り付けた例を示す外側から見た斜視図である
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態のキャビネット10は、電気電子機器が収納されるキャビネット本体1と、前記キャビネット本体1に設けられた第一の配線孔19と、前記第一の配線孔19を塞ぐことでキャビネット本体1の外へ音が漏れることを抑制する防音部材91と、前記第一の配線孔19を覆うように配置された排気フード2と、前記排気フード2に備えられた第二の配線孔23とを備えている。また、前記電気電子機器に接続される配線7を、第一の配線孔19と排気フード2と第二の配線孔23を通るように配索可能な構造とされている。このため、キャビネット10の内部に配置される電気電子機器の騒音が外部に漏れることを抑制することが可能となる。
図1乃至図3に示すことから理解されるように、実施形態のキャビネット10は、キャビネット本体1に排気フード2が取り付けられている。直方体状のキャビネット本体1は、骨格を形成するフレーム11を備えている。上下前後の4本のフレーム11を組み合わせて構成したフレーム枠体を左右両側に配置し、このフレーム枠体に対して側板12、天板13、底板14、背板15、扉16を取り付けることで、キャビネット本体1が構成される。なお、キャビネット本体1は、フレーム11が必ずしも必要なわけではなく、フレーム11を用いずに板部材を組み合わせることで構成するモノコック構造であっても良い。背板15には、キャビネット本体1内の空気を入れ替えるために用いられるファン31を備えている。実施形態では、ファン31が、キャビネット本体1の外側で排気フード2により覆われており、キャビネット本体1の内部から排出される空気の排出方向などが調整されている。なお、実施形態では、底板14に吸気孔24を備えている。なお、底板14に設けられた吸気孔24は、側面が開放された保護板98により覆われており、床面の埃などがキャビネット本体1の内部に吸い込まれることを抑制している。
図4及び図5に示すことから理解されるように、実施形態では高さ方向に3つのファン31が並んでいる。また、図6乃至図8に示すことから理解されるように、排気フード2には、各々のファン31から出た空気を排気孔21に向けて導くようにガイド22が備えられている。実施形態では各々のファン31に対して、ガイド22などで区画された3つの空間が対になっており、各々のファン31から排気された空気が排気孔21に導かれやすくなっている。
実施形態の排気孔21は排気フード2から水平方向に空気を排出するように設けられており、ガイド22は水平方向に延びるように設けられている。なお、排気フード2の下部には第二の配線孔23が設けられているが、第二の配線孔23より上方に仕切板26が設けられているため、第二の配線孔23から空気が排出されることが回避される。なお、排気フード2をキャビネット本体1に取り付けた際、仕切り板は最も下側に取り付けられたファン31よりも下側に位置することになる。このように、排気フード2の内部を排気空間81と配線空間82とに分けた構成とすれば、各空間の役割を適切なものとし易くなる。
実施形態のキャビネット10は、キャビネット本体1に電気電子機器が収納されるが、この電気電子機器に用いられる配線7が第一の配線孔19を通る。なお、実施形態における電気電子機器は、サーバ等の機器であるが、電源を供給するためのコンセントバーなどであっても良い。実施形態においては、第一の配線孔19を設けるために、背板15の端部が切り欠かれている。第一の配線孔19は弾性のあるスポンジ状の防音部材91で塞がれているが、この防音部材91は配線7が通過できるように設けられる。実施形態においては、二つの直方体状のスポンジが接して並ぶように配置されており、第一の配線孔19を塞ぐとともに、スポンジとスポンジの間に配線7を通すことができる。
第一の配線孔19は、排気フード2で覆われているため、第一の配線孔19を通った配線7は排気フード2を通ることになる。配線7を排気フード2の外にもたらすため、排気フード2には第二の配線孔23を設けている。第一の配線孔19が、防音部材91で塞がれているため、第二の配線孔23から電気電子機器の音が漏れることは抑制されているが、実施形態では、第二の配線孔23を塞ぐことで、第二の配線孔23から排気フード2の外へ音が漏れることを抑制する防音部材92を備えているため、より一層、音漏れを抑制することができる。なお、実施形態では、第二の配線孔23を塞ぐ防音部材92も弾性のスポンジ状のものを使用している。
実施形態では、第二の配線孔23を塞ぐ防音部材92に切れ込みを設けている。図9及び図10に示すように、第一の配線孔19の貫通方向と交差するように延びる切れ込みを設けても良い。この場合、キャビネット10の左右方向を気にせずに、配索することが可能となるため、配索の自由度を確保することができる。また、図11及び図12に示すように、防音部材92の端部から第一の配線孔19の貫通方向と平行となるように延びる切れ込みを設けても良い。この場合、配線7を緩やかに屈曲させる必要がある場合でも、対応しやすいものとなる。なお、第二の配線孔23を塞ぐ防音部材92に切れ込みを設けるのは、図9、図11に示すように配線7を切れ込みに通すことを意図しているからであるが、図10、図12に示すように、防音部材92の端部に沿って配線7を配索するようにしても良い。図に示す例においては、第一の配線孔19を塞ぐ防音部材91と、第二の配線孔23を塞ぐ防音部材92とで配線7を挟むように通している。配線7の量が少ない場合、図10、図12に示すように、切れ込みを通さずに防音部材92の端部に沿って配線7を配索することで配索がより容易に行える。
なお、図13及び図14に示すように、底板14に防音部材91の一部91aを取り付けるとともに、背板15に防音部材91の一部91bを取り付け、底板14と背板15を組み合わせた際に、第一の配線孔19が防音部材91により塞がる構成とすることも可能である。このように、防音部材91の一部を異なる板に取り付け、板を組み合わせた際に第一の配線孔19が防音部材91で塞がる構成とすると、各々の板を脱着する際に、配線7の存在を気にしなくても良くなる。なお、底板14に防音部材91の一部を取り付けるとともに、側板12に防音部材91の一部を取り付けるような構成としても良い。
実施形態では、排気フード2の内側には、ファン31と対向する位置に防音部材93が取り付けられている。排気フード2の内側に防音部材93を設けることにより、ファン31の騒音が排気孔21から漏れることを抑制できる。また、仕切板26の上面側にも防音部材94が取り付けられている。更には、排気フード2の上端にも防音部材95が取り付けられている。ガイド22にも防音部材(図示せず)を設けることにより、ファン31の騒音を低減することができる。なお、キャビネット本体1の内面にも防音部材を設けることが好ましい
以上、実施形態を用いて本発明を説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、排気フードは背側ではなく側面側に取り付けることも可能である。この場合、側板に取り付けることが好ましい。
1 キャビネット本体
2 排気フード
7 配線
10 キャビネット
19 第一の配線孔
23 第二の配線孔
81 排気空間
82 配線空間
91 防音部材(第一の配線孔用)
92 防音部材(第二の配線孔用)

Claims (3)

  1. 電気電子機器が収納されるキャビネット本体と、前記キャビネット本体に設けられた第一の配線孔と、前記第一の配線孔を塞ぐ防音部材と、前記第一の配線孔を覆うように配置された排気フードと、前記排気フードに備えられた第二の配線孔とを備え、前記電気電子機器に接続される配線を、第一の配線孔と排気フード第二の配線孔を通るように配索可能なキャビネットであって、
    前記排気フードはキャビネット本体の空気を入れ替え可能なように筐体本体に備えられたファンも覆い、
    前記排気フードに仕切板を設けて排気フード内を、ファンから出た空気を排気フードから排出する排気孔に導く経路となる排気空間と、前記第一の配線孔と第二の配線孔を通る配線が配策可能な配線空間とに分け、
    前記排気フードの排気空間側の内側に防音部材を設けたキャビネット
  2. 第二の配線孔を塞ぐ防音部材を備えた請求項1に記載のキャビネット。
  3. 第一の配線孔の貫通方向と第二の配線孔の貫通方向が直交するように位置する請求項1又は2に記載のキャビネット。
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